【SideM】伊瀬谷四季「バンド名決めるっす!」 (42)


315プロ事務所


隼人「えー、今までバンド名も決めずに俺たちやってきたわけだけど」

夏来「……うん」

隼人「こうして事務所に所属してデビューが決まった以上、正式なバンd」

四季「バンド名決めるっす!」

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隼人「シキ―、人の台詞を横取りするなよ~」

春名「そういや決めてなかったっけかあー?あれ?あの高校生バント大会に参加した時って
   オレらバンド名登録どうしてたんだっけ?ん~思い出せない。昨日のメシも思い出せない」

旬 「春名さん。しっかりしてください!その歳で痴呆とか冗談にもなりませんよ。どうせドーナツかなにか食べたんでしょう」

春名「おっそうか。そうかも!そうだ思い出してきた~。フレンチクルーラーとポン・デry」

隼人「早速話が逸れてるから!戻すよ」

旬 「そうですね。どうぞ続けてください」

隼人「大会の時は〇〇高校軽音部で登録しただろ。あの時はまさかスカウトされるなんて思ってなかったから……というわけで、バンd

四季「バンド名決めるっすー!」

隼人「だから俺の台詞横取りするなってばー!……まあいいや。この前みんなにバンド名考えてきてって頼んだよね」

夏来「うん……一応、考えてきた」

四季「ない頭フルスロットル絞って考えてきたっすよ!」

旬 「無記名でよかったんですよね?」

春名「先入観ない方がみんなの案を平等に比べられるしな~」

隼人「で、考えて貰った候補がここにある」つメモ束どっさ~

春名「……5人分にしては候補多くない?これ」

隼人「実は昨日プロデューサーとバンド名をまだ決めかねてるって話をここでしてたら
   それを聞きつけた事務所の人達が面白がって候補いろいろ考えてくれてさ、そしたらこんなに集まった」

旬 「外野の意見を取り入れるのも悪くないかもしれませんが。あくまで最終決定は僕たち5人の案からですよね?」

四季「それはあたり前田のクラッカーっすよ!」

夏来「まえだ……なに?シキ、もう一回」

四季「ナツキっち。もう一度はちょっと勘弁してほしいっす……」

春名「まあまあ。オレたちのバンド名なんだしオレら自身が決めるのは当たり前だろー。な?ハヤト」

隼人「うん、もちろん。参考になったり面白いのあるかもと思って一応貰ってきたんだ。
   とりあえず俺達のも含めたみんなの案をここにあるホワイトボードに」
   

ガラガラガラガラつ『ホワイトボード』


隼人「ここに貼ってくから、この中にピンと来るものがあったら言ってよ」

四季「ハヤトっち!そこはティンときたらって言わないとっす!」

隼人「ええ!?それなにかの決まり事?よく、わかんないけど……ティ、ティンときたやつあったら言って」

春名「らじゃー」

夏来「……うん」

隼人「じゃあまずはこれからだ」ペタ


『High School Boys』
『ハイスクールボーイズ』2票


四季「あれっ!?2人同じアイデアブッキングすっか~」

春名「まあ無難ちゃ無難だし、ありがちなネーミングだよなー。
   けど男子高校生たちってまんますぎね?オレらが高校卒業してもこれ使えるかあ?」

旬 「春名さんはまず高校を卒業できるかどうかの心配をするべきです」

春名(……あからさまにご機嫌ナナメになったぞ)

夏来「少○隊……とか、いるから。……末永く使おうと思えば行けると、思う」

隼人「片方のには手紙がついてるよ。えーとなになに……」


『デビュー決定おめでとう。
 お祝いの手紙に水を差すようで悪いが、まずはじめに忠告しておきたい。
 君達はアイドルである前に学生だ。
 アイドル業にかまけて本分である学生業が疎かになるのは本末転倒もっての他だ
 気を引き締めて芸能活動に取り組んでほしいと思う。

 学生業とアイドル業、二足のわらじでの生活は想像以上に大変なものになるだろう。
 だが達成した時に得られるものは何よりも代えがたい経験となり、
 これから歩むであろう君達の長い人生において必ずや糧となってくれるはずだ。
 このグループ名は貴重な青春時代をバンド活動に捧げると決めた君達へ
 常に初心を忘れず邁進していってほしいという願いを込めて付けさせてもらった。
 よかったら使ってもらえると嬉しい。

 今後何かに躓いたり、壁にぶつかり立ち止まる時が来たら
 遠慮せず私のところに相談に来てくれ。
 迷う人間を教え導くのが教師の務めであり与えられた役割だからだ。
 喜んで君達の力になろう。もちろん勉強の相談にも乗る。

 君達の今後の活躍と発展を陰ながら応援している。            
                                硲道夫 』

春名「しょっぱなから長いし重いよ!」

四季「どシンプルなこの単語にどんだけの想い込めてんすか!」

旬 「は、硲先生らしいですね(僕と硲先生の発想丸かぶりですか……)」

隼人「……俺、ちょっと感動した」

夏来「ハヤト……これ、ティッシュ。つかって」

隼人「グスッ、ナツキありがとな」

四季「(ハヤトっち!いくらなんでもチョロすぎっす!)え、えーと……しんみりしたとこで次!行くっすよ?」ペタ


『ハイテンションコード』


旬 「ハイテンションと五和音を掛けているんですね。これはなかなかいいかもしれません」

隼人「でも俺達の中で常にハイテンションなのシキだけだしなー」

春名「あー確かにそうだな~」

夏来「うん。……シキは、いつもにぎやかだね。」

旬 「少しは高校生らしく落ち着きを持った行動を心がけてほしいものですね」

四季「ちょっと。なんすかこの流れ!」

春名「でもシキみたいのが一人はいると場が明るくなっていいと思うぜ~。」

四季「ハルナっち……!」

春名「じゃ、次貼るぞ~」ペタ


『ビハインドフック    

 ↑↑↑てのはどうかな~?結構かっこいいと思うんだ。
 あ!そうそう。今度オフの日に俺らとフットサルやらない?
 ぜったい楽しいよ!         (・∀・)VV(・∀・)』


春名「やりたい!」

隼人「面白そうだな」

四季「オレは……パスっす。観戦してます」

旬 「無記名の意味あるんですかこれ。だいたい誰が書いたかわかるんですけど」

四季「事務所の人ら、尖ってる人ばっかっすからね~続けて候補ガンガン貼ってちゃいますよ~」ペタペタペタペタ


『HIGH SCORE BOYS』
『ζ*'ヮ')ζ<ハイターッチ!イェイ!』
『ハイリスクノーリターン』
『ハイカラDK』
『背徳の宴~漆黒のNext Stage~』
『ハイウェイ仏血義理M@STERS』

『Hi Fidelity Quintet     
 どう?COOLでかっこいいでしょ?It’s a deal! 
 
                  Rui Maita』


『ハイセイコー    
 おじさんハイの付く名前これしか思い浮かばないわ
 ごめんね~                       
                    山下』


春名「うーーーーんんんんんん?」

隼人「ハイがつく名前ばっかだな」

旬 「同一人物かと思いきやみんな筆跡違うんですよね」

四季「先生たちが当たり前のように名前とコメント付きで返してくれるのはなんなんっすかねー」

旬 「職業病というか、癖なんでしょうきっと」

春名「いつのまにか『ハイ』入れなきゃいけないみたいなルールになってんのな」

隼人「どうしてこうなった」

旬 「どこかで伝言ゲームみたいに間違って伝わったのではないでしょうか」

春名「ハハハ大喜利みたいになってるしなあ~誰だよ犯人」

隼人「残りをザッと見た限りもうハイがつくものはないっぽいけど……次、行くよ」ペタ


『冬美旬と315ボーイズ』


旬 「!」

春名「……ここにきて唐突なジュン推し」

隼人「なにこの昭和のグループサウンズ感」

夏来「……」

旬 「リーダーはハヤトだし、ここは本来秋山隼人と315ボーイズであるべきでしょう」

隼人「ええっ!?嫌だよ俺の名前フルネームとか!すっげー恥ずかしい」

夏来「……ジュン」ションボリ

四季(ああっ、ナツキっちがあきらかにしょんぼりしてるっす!)

春名「ま、まあ……これはとりあえず置いといて!次な、次~」ペタッ


『MercuryもしくはVenusもしくはSaturn。Earthでも可☆』


隼人「~でも可☆じゃないだろ!完全にJupiterのパクリ!」

夏来「弟分……的な?」

春名「バンドっぽいの選ぶならサターンか?」

旬 「なんかそれだとアスランさんぽくないですか。悪魔バンドって言うんですか?そういうの」

春名「悪魔バンドwwみんな袖ギザギザにするか?」

四季「ちょっと何のんきに笑ってんすかハルナっち!みんなも気付かないんすか!このメモから感じるチャオ的な圧力を……!」
   ここでシカトしたらオレらチャオられますよ。やばいっす」

春名「チャオられるw」

隼人「はは、そんなまさか」
  
四季「ハヤトっち!芸能界の上下関係を甘く見ちゃだめっす。せ、先輩の言うことは絶対なんです!絶対!」プルプル ヤキソバパンカッテクルッス…ヤキソバパry

夏来「シキ……大丈夫?」

隼人「おーい。シキー?なんだか様子がおかしいぞ」ノシ

旬 「……どうやら四季くんの触れてはいけない何かを刺激してしまったみたいですね」

四季「ヤキソバパンカッテクルッスヤキソバンカッテクルッス……」

隼人「おーいシキ。戻ってこーい」

夏来「思い切り叩けば、元のシキに、戻る……かも」スッ

隼人「わー!ストップストップ!やめて!古い家電じゃないんだからさ!叩いて直そうみたいのやめよ!?」

旬 「そもそも焼きそばとパンって……炭水化物同士ですけど、その組み合わせは本当に美味しいんですか?」

春名「あれ?ジュンは食べたことないのか?焼きそばパン」

旬 「あるわけないですよ。ナツキだって……」

夏来「……ごめん。食べた事、ある」

旬 「えっ……そうなの」

夏来「うん……、結構、美味しいよ?」

春名「焼きそばパン食べた事ないとかさ~ジュンは人生の0.5%くらい損してるぜ~?」

旬 「その程度の損なら一向に構いませんが」

春名「いやいや。一回食べてみろって!世界変わるから!昼飯のレパートリーひとつ増えるから!
   なんならシキに美味しい焼きそばパンの店教えてもらう?」

隼人「みんなの焼きそばパン談義はいいから!今はシキをどうにかしようって。ハルナどうにかできないの?」

春名「うーーーん……そうだなあ。なあなあ、シキ~」

四季「ナ、ナンデスカ……ハルナっち。ハルナっちは何個欲しいっすか?は、早く焼きそばパンを買ってこないといけないんすオレ!」ソワソワ

春名「焼きそばパンもいいけど、とりあえずお前はこれを食え」つドーナツ

四季「ん、ンッガグッグ!?ハッ!くそメガ甘い!あ、あれ?……オレは一体なにを!?なんすか、この口いっぱいのドーナッツ!」

隼人「あ、いつものシキに戻った!」

夏来「……よかった」

旬 「……いくらなんでも雑すぎません?」

春名「そして北斗さんのこれはこうしよう。必殺!見なかったことにして次へ行く!」ペタ!


『セブンティーンアイス


春名「セブンティーン?セブンティーンこの中に2人しかいないけど」

四季「アイスって発想はどこからっすか」

隼人「俺たちがアイス大好きだからじゃないの?」

四季「……どこ情報っすかそれ」

旬 「?……待ってください。この紙めくれてますね。下に何か書いてある」
                    

『セブンティーンアイス


    食べたいから冬馬くん買ってきて~よろしく♪ 翔太』


旬「ただの伝言メモじゃないですか。なぜ混ざってるんですか。買いに行きませんよ!次!」ペタ



『ボクコナモノ! ピエル』


春名「おれドーナツ!」(裏声)

四季「おれはアメちゃんでー」(裏声)

隼人「これってピエールだよね?」

旬 「なっ……なんで、メモの内容が続いてるんですか!意味が…っ!わからない!」

夏来「ジュン……落ち着いて。ドードー」

旬 「僕は落ち着いてるだろ!ふーっ、ふー…。すみません取り乱しました。次、行きましょう」ペタ


『メガネとチビとヘアバンとムッツリとこんちゅう』


春夏秋冬四季「…………」

旬 「チビってまさか僕の事じゃないですよね」ワナワナ

四季(ジュ、ジュンっちの目がハイパー据わってるっす。こええええ)

隼人「なんか照れるな」

四季(これたぶん褒めてないやつっすよ!)

夏来「ムッ、ツリ……?」

春名「……あんまり深く考えない方がいいぞ」

四季「あれ?裏にクリップで何か止まってません?」

隼人「ラーメンのクーポン券かな、これ」

四季「えーと『漣に悪気はないから許してやってほしい。こんど店に遊びに来てくれたらラーメンごちそうするッス!』だそうです」

春名「フォロー乙……だな」

隼人「らーめん食べたくなってきたなあ。これ終わったら行く?」

春名「いいなあ~」

四季「行きたいっす!」

夏来「にんにくラーメン、麺硬め、チャーシュー抜き……で」

旬 「では早いとこ終わらせてしまいましょう」ペタ


『THEイセヤーズ』

夏来(……シキ)

春名(シキか)

隼人(シキだな)

旬 (四季くん…)

四季「みんなして白い目でこっちを見ないでほしいっす!」



『THEアゲアゲ×ボンバーズ!』

隼人「ダサ!」

春名「野球チームか」

旬 「工夫のかけらもありませんね」

四季(泣いてもいいっすか!)

夏来「揚げ玉……ボンバー、かな?」

四季「それは断じて違うっす!」



『THE FIVE×SEASONS』

旬 「四季くん。なんでもTHEつければ許されると思うなよ」

四季「ええ!ジュンっち。なんでオレって!
   てか、これかっこいいっしょー?先輩たちの名前の春夏秋冬とオレを加えて五人の季節をあらわしてるっすよ?」

隼人「シキにしては結構まともかも」

春名「ん~まあなあ~」

四季「ぐっ、ハヤトっちって何気に辛辣っすよねー」

隼人「へ!?」

四季「もういいっす……」

隼人「なんで涙目!?……次行くよ?」ペタ


『Heavens diner』  

        ……とかはどうだろう?


そう、あれは遥か遠い異国の地
どこまでも続くメキシコの青い空の下でのこと

あの時の俺は誇張や例えではなく、文字通り人生の終わりを迎えようとしていた。
そんな危機的状況だというのに、何故か俺は日本にいる世話焼きなとある友人の事を思い出していた。
そいつはきっと今の俺を見たら心配するよりもまず呆れた顔をしてこう言うだろう。

「なにしてはるんですか、あなたはまったく……しょうのない人ですね」

彼とは古くからの付き合いで、そうだな……いわゆる腐れ縁ってやつだ。
思えばその友人――東雲とお互いの将来について語り合った高校時代のあの教室。
あの場所が今のこの状況に至るまでの発端、すべてのはじまりだったのかもしれない。



四季「……なんかはじまったんすけど」

春名「ねえ長いの?これ長い?」

隼人「えーと、原稿用紙600枚分くらい」

四季「はあ!?」

夏来「大作……だね」

隼人「大丈夫大丈夫」

春名「なにが?なにが大丈夫?」

隼人「面白いからこれ。みんなもきっと夢中になる」

四季「ハヤトっち読んだんすか!?この分厚い紙束を!?」

隼人「読み始めたら止まらなくてさ、気づいたら朝になってた(笑)」

春名「これを徹夜で読破したお前に(笑)だよ」

旬 「一晩で読んだんですか?」

隼人「涙あり笑いありの冒険譚で一気に引き込まれるよ。最後に五人が揃った時は感動のあまり震えたなあ。
   これはハルナとシキにもぜひ読んでほしい」

春名「推薦図書みたいに勧めるなよ……ほれシキ、パース」

四季「ぎゃああああ、その分厚い紙束をこっちに寄越すのやめてくれません!?」

春名「原稿用紙にびっしり文字埋まってるのみると目がシパシパしてくんだよなあ~」

旬 「ではその束、僕がいただいても構いませんか?」

四季「ジュンっち、読むんすか?これ」

旬 「普段本を読まないハヤトが夢中になるくらいですから。どんな内容か興味はあります」

夏来「この束……読んだ後は、どうするの?」

四季「こっちには回さなくていいっすからね!」

旬 「回しませんよ。そうですね……どこかノンフィクション作品を募集してる出版社に送るとか」

隼人「え、送っちゃうのこれ」

旬 「だって勿体ないじゃないですか。こうして作品としてまとまっているものを僕達の手元で燻らせておくの」

四季「送った原稿用紙の束を巡って後々315プロで一騒動が巻き起こるとは!」

春名「この時のオレたちは知る由もなかった……!的な?」

旬 「それはまた別の話です。さあ次行きましょう」ペタ


『くまくま☆アステリズム がいいです。
 それで可愛いお家やお洋服でいっぱいのかのん王国のウサギさんと仲良くしてほしいなーって♪
  
 かのんへ
 くまくまアステリ…えーっとなんだっけそのアルテロなんとかって弱そうじゃん!
 敵から攻撃されたらすぐ負けるぞ
 オレならクマクマカイザーてい国にするね。前より強そうになっただろ?これで決まり!
 
 toしろうくん
 アルテロなんとかじゃなくてアステリズムだよ~!

 志狼くんへ
 カイザーはドイツ語で皇帝・帝王を意味する言葉です。
 それだと「くまくま皇帝帝国」と語呂がおかしいのでもう一度考え直した方がいいと思います。
 ここは志狼くんとかのんくんの両方の案を採用し簡潔に「くまくま☆アステリズム帝国」とかどうでしょうか。
 
 かのん&直央へ
 じゃあさークマクマアルテマ☆マークⅡとかどうだ!パワーアップ!

 toしろうくん
 ぜんぜんかわいくない!きゃっか!                            』


旬  (く…くま)

隼人「クマクマアルテマ☆マークⅡは一体何と戦ってるんだ?」

春名「そりゃ昨今競争の激しいゆるキャラ業界の面々とじゃね。あそこも生き残り競争激しそうだしなあ」

四季「このくまって、もしかしてオレお気に入りのクマッちのことを言ってくれてんすかね///」ソワソワ

夏来「……仮にそうだとして、シキはこの名前で、嬉しい?」

春名「最後の方の空気が不穏だな」

隼人「喧嘩になってないといいけどな」

旬 「小学生ですから一晩経てばケロっと仲直りしてるんじゃないですか」

隼人「だといいけど……次」ペタ


『ゴーゴーFive!~出動指令だ現場へ急行!~』

隼人「日曜朝の番組にありそうだな」

旬 「現場に急行してどうしろと?」

夏来「困ってる人を助ける……とか。次のこれ……」ペタ


『GO・Five!~仲間の危機だ!現場に急げ!~』

隼人「なんか続いとる」

春名「さっきより緊迫感増したな」

夏来「……」ペタ


『GO☆GO☆Five!~友の命を救うため!勇気を出していざ飛び込まん!~』

隼人「現場についた」

春名「手に汗握るな」

四季「ていうかグループ名はゴーゴーFiveとGO・Fiveどっちなんすか」

夏来「……」ペタ


『レッツゴーFive!~悪戦苦闘!クマクマアルテマ☆MkⅡへ応援要請!さあトランスフォーム合体だ!~」

隼人「身内だったんかい」

春名「まさかのw」

四季「だからグループめry」

夏来「……」ペタ


『奇跡の生還!これぞPower of Smile!ありがとうLet's&GO・Five!ありがとうK・A☆MkⅡ』

隼人「あ、揃って還ってきた」

春名「ハッピーエンドか。よかったなあ」

四季「で、結局グループ名はどれが正しいんっすか~!!」

夏来「もう続き、ない……」

四季「えええええええええ」

旬 「はいはい。仲間も戻ってきて無事完結です。次行きますよ」ペタ


『サイコー5』


四季「今度は戦隊ものっすかあ?オレはピンクで決まりっすね~」

春名「じゃあオレは黄緑かなー」

輝 「俺は赤な!」

夏来「俺は……ブルーが、いい」

旬 (僕は何色でしょうか……ハッ!?つい釣られて馬鹿げたことを…っ!)

隼人「シキ~ピンクは女子枠だろーそれに黄緑の隊員なんて見たことないし……。ていうか輝さん?なにしれっと混ざってるんですか!」

輝 「フハハハ!高校生諸君!元気にしてるか?」

春名「あんたが一番元気だな」

四季「輝っち!赤はリーダーのハヤトっちが使うから渡せないっすよ!」

輝 「まじかよ。隼人!悪いけど赤だけは譲れねえ。それが俺のポリシーだ」

隼人「はあ……。別にいいですけど」

輝 「おっいいのか?サンキューな!今度メシおごる!」

春名「い~な~。オレもおごっておごって」

四季「モチのロン、オレも連れてってくれるっすよねー?」

輝 「おお!お前ら全員食べさせてやるよ!どんと来い!」

春名「育ち盛り5人なめてたら痛い目見るよ?大丈夫?主に財布が」

輝 「大丈夫大丈夫!問題ない!翼と桜庭も呼ぶからガンガン食べて大きくなれ若人たち!」

隼人「ははは…。勝手に財布あてにされちゃったよ翼さんと桜庭先生」

四季「つーか翼っち呼んだらそれこそ逆にヤバイんじゃないっすか?」

輝 「あああーそうか!盲点だった!あいつが一番よく食べるんだった!身内の中に思わぬ伏兵が潜んでたわ。やべー他に誰かいねーかな」

旬 「誰かの財布を頼るのはすでに決定事項なんですね……」

輝 「ライスだけじゃ辛いっス!てか?」

隼人「………はは」

春名「ライス定食はいやだー」

旬 「内容はともかく、即座にこういう言葉が出せるのは素直にすごいと思います……よ?」

夏来「うん……すごい」

四季(あのジュンっちに気を使わせている……!?)

輝 「ところでお前ら、テーブル散らかして何やってるんだ?」

四季「オレらのバンド名を決めてるっすよ!輝っちも何かいい案ないっすか?」

輝 「ああ昨日プロデューサーと言ってたやつな。それならまさにこれこれ。この「サイコー5」。俺が考えたやつだぜ」ドヤア

四季「え?……そうなんすか」

隼人「ここは布団がふっとんだー的なのじゃないんだ」

春名「どうしたんだよ輝さん!いつもの寒いダジャレはどうしたんだよ!そこはアイデンティティー押し通せよ!」

輝 「うっせーよ!お前ら好き勝手言い過ぎ。泣くぞコラ」

春名「泣くなw」

輝 「あ!もうこんな時間か!」

隼人「なにかあるんですか?」

輝 「これからダンスレッスンなんだよ~遅れたらトレーナーにどやされる!怖いんだよな~あの人。じゃーな!お前ら」バタバタバタバタ!

夏来「いっちゃったね……」

旬 「賑やかな人ですね」

隼人「うん。でもなんかいいよな。いると場が和むというか」

春名「それわかるわ。いいよなあ輝さん。喋りやすいし、安心感?みたいのあるよな」

四季「そうそう。輝っちはTHEリーダーって感じっすよね!」 

隼人(……安心感のあるリーダーかあ)

旬 「あのー、とりあえず先に進みませんか?まだまだこんなに候補ありますし、このままだと今日中に終わらないですよ」

隼人「そ、そうだね!先進もう」

四季「はい!じゃあ、ここでちょっといいっすか?」

旬 「なんです?」

四季「実は同じ人からの投稿が大量にあるんで、ここからじゃんじゃんまとめて紹介してきたいっす~」

隼人「……!」

春名「おおっすげー量だな。こんなに沢山投稿ありがとな~」

旬 (いつから投稿形式に…!?)

隼人 ソワソワドキドキ

四季「一発目はこれっす!」ペタ

『放課後のジョーカー』

旬 「なんですかこれ。厨2ですか」

四季「まだまだあるっすよー!」ペタ

『鮮血の切り札(ブラッディ・ジョーカー)』

春名「血まみれになったw」

四季「まだまだあry」ペタ

『ジョーカー・カオス』

四季「これはなかなか、かっこいいんと思うんすけど、先輩方どうっすか~?」

春名「タバコの銘柄でこういうのあるしなあ~。きらきら男子高校生バンドの名前がこれって色々まずいんじゃねーの」

旬 「あまり印象は良くないでしょうね」

四季「カオスって部分が俺たちに合ってると思ったんすけどねー。次行くっす!」ペタ


『夢幻の錬金術師(Fantasy Jokar)』

春名「こいつ、ジョーカーだいぶ推してくるけどなんなの」

夏来「ジョーカーに憧れる、年頃……とか?」

旬 「ジョーカーのスペル間違ってますけど」

隼人(……!)

『流星の灯火(Starlight Joker)』

春名「おっ、スペル直ってる」

隼人「……へへっ」

夏来「なんか通り名……ぽいね」

四季「流星の灯火(スターライトジョーカー)!!伊瀬谷四季!」シャキーン

旬 「四季くん。それ外ではやらないでくださいね」


『疾風の運び屋(fresh breeze Joker)』

春名「もはやジョーカーまったく関係ねーなw」

夏来「ファブ……リーズ?」

旬 「頭が痛くなってきました」

旬 「はあ……。キリがないですし、もうジョーカーさんのターンは強制終了しませんか。四季くん、次行ってください次」

隼人(まだあるんだ!まだまだ必死に考えた力作たちが!)

四季「ええ~。まだまだ意欲的な作品、沢山投稿してきてくれてるんすけどねえー」

隼人(そうだがんばれシキ!もうちょい粘れ!)

旬 「えーじゃないですよ。時間もないですし他の人の投稿分もありますから!次いきましょう」

夏来(ジュンも釣られて投稿って言ってる……フフッ)

四季「はーい……じゃあちょっち残念っすけど、次いっちゃうっすよ~。ジョーカーさんごめんねー」

隼人「(´・ω・`)」

四季「続きまして―……あっこれは!」ペタ



『お前ら人をパシリに使うとかいい度胸してるじゃねーか
 
 しょうがねーから買ってきてやったぜ

 勘違いすんじゃねーぞ!俺も外に用があったからそのついでだ!ついで!

 アイスは冷凍庫に入れておいた。味がちがうとか後で文句言うなよ翔太

 あとコナモノって……なんだかよくわかんねーがたこ焼きでよかったのか?
 
 テーブルに置いとくぜ。冷めてたらチンして食べろよな!

                         
                                冬馬』   


四季「完全にパートに出てるお母さんのメモっすね」

隼人「文句を言いつつ結局買ってきてくれるあたり、めっちゃいい人だよ」

夏来「冬馬、やさしいね」

旬 「売れっ子アイドルに何させてるんですか……もう。ていうか春名さん」

春名「うん?」(´~`)モグモグ

旬 「さっきから何を食べてるんです?気が散るんでおやつなら後にしてくれませんか?」

隼人「あ!」

旬 「なんですかハヤト!耳元で叫ばないでください。びっくりするじゃないですか」

四季「あああああああっ!!」

旬 「四季くんまで!立ち上がってなんですか。騒々しい!」

夏来「ハルナ……それ、冬馬が……買ってきた、やつ」

春名「ああ、これな。このたこ焼き。そこに置いてあったから食っていいのかと思って……って」

春名「ぬわあああああああああああああっ!!」

四季「ちょっとーハルナっちー!食いしん坊キャラもたいがいにしてくださいよ!」

夏来「ハルナ……消される…」

春名「け、消されるって。なにに?業界の闇にってこと?怖いこと言うのやめてくんない?」

夏来「カエル王国に……け、消さ、れる…!」

春名「そっちかよ!」

四季「でもピエールっちのたこ焼き食べたのバレたら、あのいかついSPたちに確実に消されるっすよ。ハルナっち逃げて!」

春名「まじかよ!」

四季「本気と書いてメガマジヤバいっす」

夏来「ハルナ……どうするの?」

春名「落ち着け!落ち着けお前ら!落ち着いてタイムマシンの入り口探そう」

旬 「落ち着くのはあなたですよ!それナツキの鞄ですから!入れるわけないでしょう!」

春名「や、やべーどうするオレ。とりあえず空港向かった方がいいか?」

旬 「たこ焼きごときで高飛びしないでくださいよ」

隼人「なあハルナ、みんなも一旦落ち着こうか!ね?」

四季「そんなこと言ったってハヤトっち~食べてしまったものはもう戻せないっすよー」

夏来「覆水……盆に、返らず」

隼人「大丈夫!まだ3個残ってるから!まだ間に合う!」

春名「そう思うか?まだ間に合うと思うか?オレの青春」

夏来「うん。まだ間に合う……から。ハルナ、俺たちと一緒に青春……取り戻そう?」

春名「ナツキーありがとなー」

旬 「なんですかこの茶番」

春名「わかった。じゃあひとまず最初から3個しか入ってなかったかのような体にしよう。そうしよう。こう、こっちを片側に寄せて……ほら!どうだ?」

四季「……どうみても食べかけっすね」

春名「シキ~お前、オレが消されてもいいのか。自然だろ?ごく自然ですって言ってくれ。頼むっ100円あげるから!」

四季「100円ぽっちで共犯にされるわけにはいかねーっす!」

春名「じゅんー何かいい案はないかー食べかけに見えない良い案は。やっぱ空港行くべきか?」

旬 「とりあえず空港向かう前に新しいたこ焼きを買ってきたらどうです?」

春名「それだそれ!」

四季「至極まっとうな解決案っすね……さすがジュンっち」

旬 「いたって普通の提案しただけですけど」

春名「よし。じゃあちょっと今からひとっ走り買ってくるから、もしピエールが来たら足止めよろしくな!」ダダダダダダッ

四季「了解―ッス」

隼人「ハルナ―車に気をつけろよー!」

旬 「こういう時の行動はほんと早いですよね」



??『やふー!』


隼人&四季「ぬわあああああああああああああっっ!!」

旬 「二人共いきなり叫ばないでください。うるさいですよ!」

四季「へ?」キョロキョロ

隼人「あ、あれ?いまたしかにやふーって」

四季「オレもハッキリ聞こえたっす!てっきりピエールっちもう来たのかと」

夏来「みんな…これ」スッ

四季「ナツキっちのスマホがどうしたんすか」

夏来「今のは……これの音。ごめん」

隼人「なんでまたそんな紛らわしいものを」

夏来「先週、Beitの着ボイスプレゼントキャンペーンやってるからって、みのり……さんが俺の携帯に、設定してくれた。頼んでないのに」

四季「なんすかそのヤクザ営業」

夏来「こういうのも……ある」ポチッ

??『らっしゃーせー……お弁当あたためますか?』

四季「恭二っちの声……!用途が謎すぎるっす」

夏来「これ……とか」ポチッ

??『笑顔がひまわりのようだね!見ていると癒やされるよ、ははっ』

隼人「みのりさんノリノリだなあ」

旬 「……僕達もいずれこういうお仕事するんでしょうか?」

ピエール「やふー!恭二とみのりの声、今ここから聞こえた!すごい。なあにこれ?」

隼人「それにしても、随分リアルに声が聞こえるもんだなあ」

四季「そうそう、まるで今ここにいるみたいに鮮明に聞こえるっす」

夏来「2人とも。今のは……本物」

旬 「志村ーうしろうしろーってやつです」

隼人&四季「!?」クルッ

ピエ「?」


隼人「ぴ……ぴ、ピピピピピピピ、ピエッ」

ピエ「ふたりとも顔あおい!どうした?具合、わるい?ばふぁりんのむ?」

四季(隼人っちが壊れかけの目覚ましみたいになってるっす……!ここは俺がなんとかしないと)

  「ピ、ピエールっち。コンニチワ。本日はお日柄もよくアゲアゲでヨイお天気デスネー」

旬 「なんでそんな片言なんですか」

ピエ「こんにちは!……アゲアゲ?」

隼人「あ、あっと。えーっと……マイネームイズハヤトアキヤマ。アイムファインセンキュー。シーユーネクストウィーク!」

ピエ「???……You look tired. Are you OK?」

旬 「二人ともピエールくんを混乱させてどうするんです」

夏来「大丈夫……ハヤトもシキも、疲れてない」

ピエ「よかった!シキもハヤトも元気?」

四季「元気!元気!ちょーハイパー元気メガモリMAXっすよ。ねーハヤトっち?」

隼人「う、うん。そうそう!いたって健康。ところでピエールは今日は何か事務所に用事?」

四季(ちょw……ハヤトっち!自ら火に飛び込んでくスタイルっすか!怖いもの知らずっすか!)

ピエ「さっき翔太がでんわくれた。冬馬がここにいいもの置いてきたから探してみてって」キョロキョロ

隼人「どうしよう、シキ。なんてごまかす?」ヒソヒソ

四季「……ちょ!?えええええっハヤトっち!自分で話振っといて俺に丸投げっすか!?悪いけどなんも思いつかないっすよー。
   もう正直に謝るしか。こうなったら一緒にスライディング土下座しましょう!」ヒソヒソ

隼人「いや……さすがにそこまでしなくても」

ピエ「あ!」

隼人&四季「!?」

ピエ「いいもの!もしかしてこれのこと?」

隼人「え?」

四季「へ?」

ピエ「コナモノ!冬馬これくれた!うれしい」

夏来「……?」


旬 「あのう……ピエールくん。そのドーナツはどこにあったんです?」

ピエ「ここの椅子に置いてあった」

夏来「ハルナが……座ってた、席」

四季「あれハルナっちがいつもどこからともなく取り出して食べてる謎の四次元ドーナツじゃないっすか」ヒソヒソ

隼人「ぽいよなあ。ハルナのポケットからこぼれ落ちたのかな。一応ドーナツも元はコナモノ?だし……もしかして結果オーライ?」ヒソヒソ

旬 「もしかしなくても結果オーライですよ。よかったですね」

ピエ「なあに?」

夏来「ううん……こっちの話。気にしなくて、大丈夫」

ピエ「お礼しないと!ボク行く」

隼人「え、あ、あれ。もう行っちゃうの?いつものSPの人たちは?ひとりで大丈夫?」

ピエ「下で待ってる。大丈夫!隼人、四季、旬、夏来!バイバーイ!」ノシ

四季「バイバイシュー!」ノシ

夏来「……バイバイ」ノシ

旬 「お疲れ様です」ノシ

隼人「ばいばい!気をつけて」ノシ

夏秋冬四季「…………………ホッ」

旬 「ひとまず解決したようでよかったですね」

隼人「なにこの解決方法」

四季「ほんとっすよ!ハルナっちがドーナッツ持ってるなら最初からそれでよかったじゃないっすかー」

夏来「それにしてもハルナ……戻って来るの、遅いね」

旬 「どこまで行ったんでしょう」


 ダダダダダダダダダダダダダダッ


四季「帰ってきたみたいっすよ」

旬 「噂をすればなんとやらですね」


春名「たでーま!どーだ間に合ったか?人すごくてさ。ちょっと時間かかったわ~」

隼人「おかえり」

夏来「……おかえり。ハルナ」

旬 「おかえりなさい。アウトですけどセーフでした」

春名「へ!?どういうこと」

隼人「~カクカクシカジカ~ってわけで。だから結果的に大丈夫だった」

春名「えええええええええ……まじかあー。俺たこ焼き買いに行かなくてよかった?」

旬 「結果オーライでしたけど、元はと言えば出所不明のたこ焼き食べた春名さんが悪いんですよ」

四季「そうすっよ!ドーナツあるなら言ってほしかったっす」

春名「ハハハそこまで頭回らなかった」

隼人「みんなテンパってたからなあ~」

春名「まあなあ……。はーしばらく休憩させて……全力で走ってきたからキツい」

夏来「水……、飲む?」

春名「お、サンキュー。あ~あっぢぃー。ちょっとそこの窓開けてもいい?」

旬 「どーぞ」

春名「ふぃーあっついあっつい……ん?かったいなこの窓」ガ、ガパッ



ピューーーーーーーーーーーーーブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!


春名「うお!予想以上の風がっ!』

旬 「!」

隼人「うわ!なんだこの風」

四季「ぎゃーーーーーヤバいッす!ホワイトボードに張ってたメモたちが!」

旬 「飛ばされますね!ナツキ!僕らも抑えるの手伝おう!」

夏来「……うん。でも、ちょっときれい……かも」

旬 「ナツキー!」

春名「あ!もしかしてこれが疾風の運び屋ってやつか?今『疾風の運び屋(fresh breeze Joker)』になれてるのか!?オレ!」

旬 「春名さん!バカなこと言ってないで早く窓閉めてください!」

四季「無駄に発音いいのがちょっと腹立つっすよー!」

隼人「ハルナ―!窓閉めてっ窓!」

春名「おお!すまんすまん~」パタン

旬 「ハア…………これは」

隼人「すごい散らかりっぷりだなあ」

四季「オレの部屋より散らかってるっす」

春名「ごめんな~。すぐ片付けるからさーみんなは座ってていいぞ」

隼人「いや5人でやった方が早いし」

旬 「そうですよ」

夏来「……手伝う」

四季「みんなでやればすぐっす!」


パタパタパタパタッ

山村「今すごい音しましたけど。なにかありました?大丈夫です?……って!うわあ~すごいことになってますね~」

隼人「窓開けたら強風が入り込んできて……すみません」

山村「ああ~ここって立地的にビル風すごいんですよ。僕も片付けお手伝いしますね!待っててください。今掃除用具持ってきますから」

春名「ありがとな~」

山村「ところでみなさんユニット名の方は決定しましたか?プロデューサーさんも気にされてましたよ」

旬 「それがまだ……」

山村「あ!もしかしてそこに貼ってある名前でユニット名決定って事でいいんでしょうか?」

四季「え……?賢っち何を言ってるっすかー?」

山村「だってほらそこに貼ってあるじゃないですか」

春夏秋冬四季「!?」


 『High』
  
『×』

  『Joker』


春名「おっ!?なんだこれ。いつの間に」

旬 「風に飛ばされなかったメモが残ったようですね」

夏来「ハイ……ジョーカー?」

隼人「偶然とはいえ、なんかすごいな。それにこれ、なかなかいいかも」

四季「ジュンっちの「High」とオレの「×」とハヤトっちの「Joker」入ってますしね!」

隼人「ええ!?もしかしてジョーカー出したの俺ってわかってた!?」

春名「バレバレだったぞ~。ジョーカーさん」

隼人「うああああああああっ!今すっごい恥ずかしいんだけど!恥ずかしくて死にそう」

春名「ハハハ死ぬな~生きろ!」

旬 「フフッ……(僕のも普通にバレてたわけですね)」

夏来「ジュンは……これで、いい?」

旬 「ハヤトがこれにするっていうなら僕はそれに従うよ。リーダーどうします?」

隼人「……ハイジョーカー。……ハイジョーカー。うん!俺達らしくていいかも!」

四季「おお!じゃあこれに決まりっすね!」

旬 「じゃあ3つをこうして合わせて……」キュッキュ



『High×Joker』


旬 「これでどうでしょうか」

夏来「うん……いいと、思う」

春名「上出来」

山村「ハイジョーカー!かっこいいですね~」パチパチパチパチ

隼人「えー。では改めまして」

春夏冬四山「………」

隼人「俺たちはこれから『High×Joker』で活動してくって事で!けっry」


四季「決定っす~!!」
春名「けってーー!」
旬 「決定です」
夏来「……決定。」
山村「決定……ですね!」


隼人「おいーーー!!みんなして人の台詞とるなってのーーー!!」

おしまい m(_ _)m

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