花陽「お、おはようございます……ぱな」 (68)



ことり「えっ?」

花陽「………」

ことり「あっ、おはよう花陽ちゃん」

花陽「おはよう、ことりちゃん………ぱな」

ことり「………」

ことり「えっ?」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1443169938



ことり「は、花陽ちゃん?」

花陽「………」

ことり「えーっとぉ」

花陽「何も聞かないでくださいぱな」

ことり「う、うん」

花陽「………」

ことり「………」

花陽「うっ、ううっ」ジワッ

ことり「ひっ!?」

花陽「ううっ……聞いてよぉ…ことりちゃん…ぱな」

ことり「ええぇ!? あ、聞く! 聞くから! 泣かないで花陽ちゃーん!」

花陽「ぐすっ…」

ことり「花陽ちゃん、何があったの?」

花陽「実は…」



登校中



凛「それでね、もう凛びっくりしちゃって! あんな体験はなかなかできないにゃー」

花陽「ふふ。そうだね、ラッキーだったね」

凛「えー!? 全然アンラッキーにゃ。まあ一周回ってラッキーかもだけど」

花陽「一周回っちゃったらまたアンラッキーだよ? 凛ちゃん」

凛「にゃっ… た、たしかに… かよちんするどいにゃ〜」

花陽「えへへ」


「クスクス」
「あれが噂の人型ネコ? かわいい〜↑」
「そう? 流行ると思ってんのかしら」
「ないない〜!」
「「アハハハハハ…」」


凛「………」

花陽「凛ちゃん?」

凛「ねえ、かよちん」

花陽「うん?」

凛「凛、最近ちょっと気づいたかもしれない」

花陽「? なにを?」

凛「その……」



凛「もしかして、凛の喋り方って……ヘン?」

花陽「えっ?」

凛「………」

花陽「えっ…あ…」



花陽(いつか遠まわしに言おうと思ってたのに… なんでキヅイチャッタノォ!?)

花陽「え、えーっと」

凛「…かよちん?」

花陽「変なんかじゃ? ないよ? 全然ないよ?」

凛「………」

凛「やっぱり変だと思ってるんだ」

花陽「!? ぜ全然、ぜ全然! ぜ全然ぜんぜ全然ヘンじゃないよっ」

凛「動揺しすぎて武勇伝武勇伝みたいになってるにゃ」

花陽「そ、そんな! ほんとに変だなんて思ってないよ! すごくかわいいと思うよ」

凛「…ほんとに?」

花陽「うんっ!」

凛「凛の喋り方、変じゃない?」

花陽「うん、うんっ!」コクコク

凛「凛、かわいいにゃ?」

花陽「セカイイチカワイイヨ!!」

凛「……!!」パアッ



凛「えへへ、よかったにゃー」

花陽「うんうん」

凛「ごめんねかよちんを疑ったりして。親友なのに」

花陽「気にしないで、凛ちゃん」

凛「うん。ありがとにゃ! かよちんだーいすき!」ダキッ

花陽「ふふっ。凛ちゃんとはもう2人で1つみたいなものだから」

凛「あ、凛知ってるよ! そういうの『ニコイチ』って言うんだよね」

花陽「うんっ。花陽と凛ちゃんはニコイチですっ」

凛「ニコイチ、ニコイチにゃ〜」スリスリ

花陽「あは、くすぐったいよぉ凛ちゃん〜」

花陽(ふぅ、なんとか乗り切れました…)


凛「あ、いいこと思いついたにゃ」


凛「かよちんも語尾になんか付けよう!」

花陽「ほあっ」



花陽「凛ちゃん…今なんて?」

凛「かよちんも凛みたいに、なんか語尾につけるにゃ!」

花陽「い、いやいや、花陽はべつにね」

凛「何がいいかな? 凛が『にゃー』だから、かよちんは『わん』?」

花陽「ちょちょちょっと待って凛ちゃん!」

凛「にゃ?」

花陽「その、無理してつけなくていいんじゃないかな?」

凛「え、なんで? かわいいんでしょ?」

花陽「そ、そうだけど。 花陽がつけるのは、ほら、なんか違うっていうか……恥ずかしいし…」


凛「………恥ずかしいんだ?」

花陽「はっ!」

凛「やっぱり、変なんだ」

凛「かわいいだなんて嘘で、凛のこと高校生にもなって普段から猫のマネしちゃう痛い子だって思ってるんだ」



花陽「ち、違うよ! そういう意味じゃ」

凛「じゃあどーいう意味!?」

花陽「だから、あの…その…」

凛「早く言ってよ」

花陽「えっと……」

花陽(まずい。まずいよぉ。挽回方法が全く思いつかない)

凛「……」

花陽(このままだと凛ちゃんが今まで貫いてきた猫口調を冷静に振り返って絶望するルートまっしぐらだよ!)

花陽(しかもとどめをさしたのが花陽ってことになって仲直り出来ないどころか下手したら一生エンガチョになって…)


凛「もういい」

花陽「!!」




凛「かよちんはずっと凛の味方だと思ってたのに。違ったんだね」

花陽「えっ? ちょ、ちょっと…」

凛「隣にいてずっと、凛のこと心の中で笑ってたんだ」

花陽「り、凛ちゃん、違うよ」

凛「何が違うのさ!」

花陽「ひっ」

凛「かよちんのばかぁー!!」ダッ

花陽「あっ…!」

花陽(まずい、このまま離れたらきっと凛ちゃんはしばらく口聞いてくれなくなっちゃう)

花陽(なんとかして呼び止めないと! でも、どうやって?)

花陽(花陽はあまり大きい声出せないし、声が届いたとしても普通に待ってって言ったところで待ってくれる感じじゃないし)

花陽(なお、この間0.1秒)



花陽(どうしようどうしよう)

花陽(! そうだ、これならきっと…!)


花陽「凛ちゃん!」


凛「……」ダダダダ…


花陽「凛ちゃん待って…… 待ってぱな!!」


凛「!!」ピタッ


花陽「凛ちゃん、ごめんぱな。話を聞いてほしいぱな」


凛「かよ…ちん…!」



花陽「……ということが今朝ありましてぱな」

ことり「引っ込みがつかなくなっちゃったんだね…」

花陽「うんぱな」

ことり「ぶっ」

花陽「………」

ことり「っそうな世の中だよねぇ、最近」

花陽「ことりちゃん、今笑ったぱな」

ことり「ぎくっ!」

ことり「え、ええ〜? 笑ってなんかないよぉ」

花陽「笑ったぱな」

ことり「ごめんね。つい…」

花陽「うぅ…」



ことり「で、でもほら! 花陽ちゃんとーってもかわいいから!」

花陽「ふぇ!?」

ことり「だから、ね? 大丈夫! 大丈夫だよ!」

花陽「そ、そうかな? ぱな」

花陽(大丈夫とか大丈夫じゃないとかの時点で普通じゃないと思うけど…)

ことり「うんっ! ほんとにかわいいよ、私もマネしちゃいたい気分♪」

花陽「えっ」

ことり「えっ」

花陽「………」

ことり「あっ…」


花陽「ことりちゃん! 本当に!? ぱな!」パァッ

ことり(あーん、口がすべったぁ〜!)



花陽「マネしたいってことは、一緒にやってくれるってことだよね!?」

ことり「え、あ、う〜ん」

花陽「ことりちゃん……!!」キラキラ

ことり「あ、あははー」

ことり(花陽ちゃん… そんな期待に満ちた眼差しで見つめないで!)

花陽「ことりちゃん!」

ことり(助けてあげたいけど、ことりが一緒にやるとただの痛い子になっちゃうし… ここは心を鬼にします! ごめんね、花陽ちゃん!)

ことり「あ、あのね… やっぱり、私がやるのはちょっと…」


花陽「えっ……………」


ことり「ご、ごめんね?」

花陽「………」


花陽「………ぐすっ」

ことり「うそ! 花陽ちゃん、うそちゅん! 喜んでやらせていただきますちゅん!」バサバサ

花陽「……!!」パアッ

花陽「ありがとう! ありがとうことりちゃん! ぱな!」

ことり「ちゅん!」

ことり(もうどうにでもな〜れちゅん…)



ガララッ


希「やっほー」


ことり「あ、希ちゃん」

花陽「……」ジー

ことり「…ちゅん」

希「?」

希「2人とも、朝練休みなのに部室きたん?」

花陽「うんぱな」

ことり「ちゅん」

希「おっ?」



ことり「私はちょっと衣装でやりたいことがあって〜…ちゅん」

花陽「私はなんとなく寄っただけぱな。希ちゃんはどうしてぱな?」

希「……」

希「ウチは……」


希「オモシロ探しかな?」ニヤ

ことり(絶対いま思いついた)

花陽(絶対いま思いついた)

ことり(大事なことだから)

花陽(2回言いました)



花陽「実はね、りんりんぱなぱなで……」


希「……ことことぱなぱな、っちゅうわけか」


希「なるほど、それで語尾がえらいことになっとるんやね」

ことり「えらいことって言わないでぇ…ちゅん」

花陽「そうぱな。ことりちゃんはこの話し方に誇りを持ってるぱな」

ことり「!?!?」

希「いいやん。ウチもやろうかな?」

ことり「!?!?!?」

花陽「希ちゃん! 本当ぱな?」

希「なんか面白いことになりそうやしね。カードもほらこのとおり」ピッ

ことり「…JOKERちゅん」

希「えっ!? あ、ほんまや」


希「ま、いいやん。カードはカード。ウチはウチ」

ことり「それでいいんだ…ちゅん」




花陽「希ちゃんは何をつけるぱな?」

希「んー、ウチの特徴とか口癖とかあるかな?」

ことり「特徴かぁ〜。うーん、いっぱいあって迷っちゃうなぁ」

花陽「ことりちゃんぱな」ジト

ことり「迷っちゃうちゅん!」

希「けっこう厳格なんやね」

花陽「希ちゃんと言えば、関西弁を活かせるんじゃないぱな?」

希「まあ特徴っちゃ特徴やけど、なにで語尾固定するん?」

花陽「うーん…」

花陽「あ、『なんでやねん』とかぱな」

希「なんでやねん」



希「不自然すぎやん」

花陽「そ、そうかな…ぱな」

希「うーん」


希「でもま、試しにやってみよかなんでやねん」

ことり「わあっ」

花陽「希ちゃんっぽいぱな!」

希「そう? まぁ、ウチのアイデンティティやしねなんでやねん」

ことり「ぶっ」

花陽「うん、すごくいいと思うぱな」

希「ほんまに? ありがとうなんでやねん」


希「で、ことりちゃん? さらっと笑ったやろなんでやねん」

ことり「ご、ごめん! おもしろくって…ちゅん」

希「いちいち長いし、毎回ノリツッコミしてるみたいやし…やっぱやめとこうかな」

花陽「ダメ! 一度決めたら変えちゃだめぱな!」

希「なんでやねんなんでやねん!」


希「あ、でもなんか気に入ってきたわなんでやねん」

ことり「なんでやちゅん」



その後 3年生廊下



希(なんやかんやでみんなを巻き込んで凛ちゃんを勇気づける作戦になったんよ)

希「あ」

絵里「あら、希じゃない。おはよう」

希「えりち、おはよーさんなんでやねん」

絵里「えっ? なんのこと?」

希「なんのことってなにがなんでやねん?」

絵里「だからその…… えっ? なんでやねん?」

希「えりち、どうしたん? ロシア人みたいな顔しとるでなんでやねん」

絵里「それは生まれつきよ!」


絵里「っていうか、え? おかしいのは希のほうじゃない?」

希「ヒドいなぁ、ウチはおかしくなんかないんよなんでやねん」

絵里「それ! それよ!」ビシッ

希「……?」クルッ

絵里「後ろじゃなくて、希! あなたよ! あなたというかあなたの言動! 『なんでやねん』ってなに?」



希「『なんでやねん』は『なんでやねん』やんなんでやねん」

絵里「そうじゃなくて、おかしいじゃない。私には希が意味もなく語尾になんでやねんって付けてるように聞こえるわ」

希「えりち、知らんの? なんでやねんの使い方は関西じゃもともとこんなもんやでなんでやねん」

絵里「そんなわけないでしょ…」

希「はあ〜? なんでやねんなんでやねん!」クワッ

絵里「!?」ビクッ

希「なんでえりちにそんなん分かるんなんでやねん? 関西行ったこと何回あるんなんでやねん? 生で関西人と関わったことあるんなんでやねん?」

絵里「そ、それは…」タジッ


絵里「……そうね、希の言う通りだわ。実際私は関西に行ったことはないし、関西出身の知り合いもいない」

希「そうやろなんでやねん」



絵里「でもでも! 今までそんな喋り方じゃなかったじゃない」

希「あ〜んなんでやねん?」

絵里「!?」ビクッ

希「ま、たしかにそうかもねなんでやねん。なんか朝起きて占いしたらカードが言ってたんよ、『以前の自分に戻れ』ってなんでやねん」

絵里「そ、そう」

希「それで、昔自分が話してたようなコテコテの関西弁に戻したんよなんでやねん」

絵里「なるほどね…」

絵里(なんか今日の希…こわい)




希「んで、カードはこうも言ってたんよ、ウチの最も親しい友人も『以前の自分に戻れ』となんでやねん」

絵里「へっ? そ、そうなの?」

希「ちなみに会ったその時に戻れなければ、その友人とは因果の鎖が切れて二度と交流がなくなってしまうんやなんでやねん」

絵里「ええっ!? えっと、まずその最も親しい友人って…」

希「…? 決まってるやん、えりちでしょなんでやねん」

絵里「っ! い、いきなりそんなこと言われても……以前の私ってなんなのか…」

希「ほら、子供時代を思い出してみて? 例えば自分がなんて呼ばれていたかとかなんでやねん」

絵里「……かしこい、かわいい、エリーチカ……」

希「それやなんでやねん。一人称をエリーチカにして、ついでに語尾もそんな感じで統一すればいいんやなんでやねん」

絵里「いやよ! なんで私がそんな意味の分からないことを!」



希「えっ………」

絵里「えっ」

希「……えりちはええの? ウチと縁が切れてしまってもなんでやねん」

絵里「なっ!?」

希「そか、分かったえりち。親友やと思ってたんはウチだけだったんやねなんでやねん」ズーン

絵里「そ、そんなことない! 私だって」

希「はぁ〜、そうか〜、えりちはウチのこと都合の良いサポーターくらいにしか思ってなかったんやな〜なんでやねん」

絵里「だからっ…… ああもう! 分かったわよ! やるわよ! エリーチカはやるチカ! はいこれでいいんでしょ!?」

希「完璧やんなんでやねん」

絵里(なんでこんなことに……チカ)



スタスタ


にこ(やーっぱあそこは2人の位置が違うと思うのよね。放課後に話持ちかけて…… あら? 丁度いいところに)

にこ「おはよ、希に絵里」

希「あ、にこっち。丁度いいところになんでやねん」

にこ「…は?」

絵里「お、おはよう、にこ」

にこ「あ、うん。2人とも何か話してたの?」

絵里「えっ? あ、話というか…」

希「……」ジー

絵里「……チカ」

希「……」ニッコリ

にこ「……地下? この学校、地下なんてあったわけ?」



絵里「あ、いまのはその地下じゃなくて…チカ」

にこ「どの地下よ。っていうか希さっき、丁度いいところにーって言わなかった?」

希「あー、言ったかもなんでやねん」

にこ「な、なによそのよく分からないツッコミみたいなやつ」

希「それなんやけど、実はな、花陽ちゃんがりんりんぱなぱなで……」コソ


にこ「……今はのぞのぞえりえり、ってことね」フム

希「そ。だから、にこっちもやってくれへんなんでやねん?」

絵里「えっ? にこもやるチカ?」

にこ「ふーん、まあ私はいいけど」

絵里「チカッ!? に、にこ…? 正気チカ!?」

にこ(うわなにコイツ……)

希(ノッてきたやん)

にこ「あんたよりはね。じゃーあー、試しにやってやってみるけどにこ。どう? できてるにこ?」ニコッ

希・絵里「「……」」



にこ「……なんか反応しなさいよにこ」

希「そういわれてもなあなんでやねん」

絵里「違和感があまりなくて、それはそれで反応に困るチカ」

にこ「あっそにこ」

希「この調子で他のメンバーも巻き込… 矯正しよかなんでやねん」

絵里「えっ? それもカードが?」

希「まあ、そんなとこやなんでやねん。それよりえりち、忘れてるやんなんでやねん」

絵里「はっ!エリーチカ、うっかりしてたチカ!」シュビッ

にこ(なんだかんだノリノリじゃない…)


にこ「ま、残りの1年生<トマト>はこのにこにーに任せるにこ。希たちは穂乃果あたりから攻めるといいにこ」

希「そうやねなんでやねん」

絵里「任せろチカ」




休み時間 二年生教室



希「おーい! 穂乃…」

穂乃果「あーっ! ぅ希ちゃんにぅ絵里ちゃん! た、大変だよ〜!」タタタタ!

希「へっ?」

絵里「チカ?」

希「どうかしたんなんでやねん?」

穂乃果「えっ…? あ、えっと! ことりちゃんが! ことりちゃんがぁー!」


ことり「(・8・)」


穂乃果「朝から一言も喋らないんだよ! それどころか目も合わせてくれないし… なんか悟り開いてるみたいで。ね、ことりちゃんってば!」

ことり「(・8・)」

穂乃果「ほらっ」

希「あー……なんでやねん」

穂乃果「ほんとなんでか分かんなくて… ぅ絵里ちゃんはどう思う?」

絵里「……重症チカ」

穂乃果「ぅえっ?」

絵里「これは……重症チカ!」

穂乃果「ぅえっ??」



穂乃果「の、希ちゃん? ぅ絵里ちゃんなんか変じゃない?」ヒソ

希「あーそれはな、りんりんぱなぱなで………」ボソ


穂乃果「………エリエリチカチカってことなんだ?」ボソ

希「そうなんよなんでやねん」

穂乃果「えっ?」

希「あ、ウチも同じなんよなんでやねん」

穂乃果「……あ、ああ! そういうこと!」

絵里「そうチカ。穂乃果もカードに従うチカ」

穂乃果「ぅ絵里ちゃん? カードって?」

希「このえりちは賢くないから妄言を吐くんよなんでやねん」ボソ

穂乃果「ああ、そういうこと!」ボソ

絵里「そこ、さっきからヒソヒソ話してるチカ。エリーチカそういうの感心しないチカ! もっとエリーチカの近くで話すチカ!」

希(チカチカうるせぇ…)



希「それで、ことりちゃんもそうなんやけど、多分それを穂乃果ちゃんに聞かれたくなくて黙ってると思うんよなんでやねん」

穂乃果「えっ!? なんで? 穂乃果はそんなことでことりちゃんを笑ったりしないよ?」

ことり「(・8・)」ピクッ

希「それでも本人は不安なんちゃうかななんでやねん。だから、解決策として穂乃果ちゃんも一緒になればことりちゃんも悟りから帰ってきてくれると思うんよなんでやねん」

穂乃果「そ、そっか。それでことりちゃんがいつものことりちゃんが帰ってくるなら… やる! やるよ! やるったらやる!」

穂乃果「けど…… 喋り方かぁ。穂乃果に口癖なんてないし」

希「せーのっ」

穂乃果「ファイトだよっ! ……あっ」

希「あるやんなんでやねん」

絵里「それーチカ!」

穂乃果「ぅええ!? こ、これを毎回喋るの!?」




希「物は試し、それでことりちゃんに話しかけてみなんでやねん」

穂乃果「う、うんっ!」

希「早速忘れてるでなんでやねん」

穂乃果「はっ! ごめ……んファイトだよっ!」

絵里「完璧チカ」

希(えりち極めすぎやろ)


ことり「(・8・)」

穂乃果「ことりちゃん!」

ことり「(・8・)」

穂乃果「……ことりちゃんファイトだよっ!」

ことり「(・8・)」ピクッ

穂乃果「ほら、穂乃果も同じになったよファイトだよっ!」

ことり「(・8 」ピクピクッ

穂乃果「ことりちゃん……穂乃果はどんなことりちゃんだって嫌ったりしないよファイトだよっ!」

ことり「( 」ピクピクピクッ


穂乃果「お願い…帰ってきてことりちゃんファイトだよっ!」



ことり「 」パリーン!




ことり「ちゅーーーーん!!」


穂乃果「こ、ことりちゃーーんファイトだよっ!!」


ことり「穂乃果ちゃんちゅん! こわかった、こわかったちゅん! ことり、ヘンじゃないちゅん?」

穂乃果「おーよしよしファイトだよっ! ぜんぜん気にならないよファイトだよっ!」

ことり「よかったぁ… よかったちゅーん!」

希(違和感MAXやな)

絵里「ぐすっチカ… 感動的チカ……」

希「なんでやねんなんでやねん」

穂乃果「おかえりことりちゃんファイトだよっ!」

ことり「えへへ、ただいまちゅん!」

絵里「帰ってきたチカ……いえ、まさに孵ってきたチカ」ドヤァ

希「……」



海未「………なんの騒ぎですか、これは」

穂乃果「ファッ!? イトだよっ! ぅ海未ちゃんいつの間にファイトだよっ!?」



穂乃果「ぅ海未ちゃんが遅刻だなんて珍しいねファイトだよっ!」

海未「今朝メールしたではありませんか。少し頭痛があったので受診してから登校すると」

ことり「えっ? 休まなくって良いちゅん?」

絵里「そうチカ。頭大丈夫チカ?」

海未「……そっくりそのままお返ししましょうか?」

絵里「ちょっとそれどういう意味チカ? 怒るチカよ?」

海未(うぜぇ…)

穂乃果「あのねぅ海未ちゃんファイトだよっ! 実はりんりんぱなぱなで………」


海未「………ほのほのうみうみというわけですか」

ことり「!? ちがうちゅん! ことことほのほのっていうわけちゅん!」

海未「ことり? 今のはどう聞いてもほのほのうみうみでしたよ」

ことり「こ、ことことほのほのだったちゅん!」

穂乃果「あ、あはは…… ならことことうみうみってことでいいん」

うみんちゅん「穂乃果(ちゃん)は黙ってて(ください / ちゅん)!!」

穂乃果「ファイッ!」

絵里「どうでもいいことでケンカしないチカ」



希「ともかく、海未ちゃんにもやってほしいってゆーかなんでやねん?」

海未「お断りします」

希「なんでやねんなんでやねん!」

海未「この参考人達を見てやりたいと思うとでも?」

絵里「やりたいかやりたくないか、じゃないチカ。やるかやりますか、なんだチカ」

穂乃果「おおっ! ぅ絵里ちゃんそれかしこい誘導ファイトだよっ!」

海未「やらないですしやりません。そもそもそんなことして凛にも花陽にも何のメリットがあ」

希「なんでやねん皮下注☆ はーいぷしゅっなんでやねん!」

海未「ぅみゅっ」


バタッ


穂乃果「ぅ海未ちゃあああんファイトだよっ! だ、大丈夫なのファイトだよっ!?」

希「だいじょぶやなんでやねん。はーいよく揉んで〜なんでやねん」


1分後


海未「……」ピクピクピクッ

絵里「うわ、振戦し始めたチカ」

希「そろそろやななんでやねん」



海未「うみゅぅうううう!!!」うみゅーん


穂乃果「ぅ海未ちゃあああああんファイトだよっ!!」




海未「……」シュコー シュコー

穂乃果「わっ、湯気吐いてるファイトだよっ!? だ、大丈夫ぅ海未ちゃんファイトだよっ?」

海未「私は生まれ変わったうみゅ」

穂乃果「!?!?」

希「……成功やなんでやねん…!」ホロリ

絵里「の、希? 何をしたチカ?」

希「なんでやねんビーームを打たれた者は、心で思っていることになんでやねん!とツッコミを自ら入れ続けるんよなんでやねん」

絵里「なるほどつまり……どういうことだってばよチカ?」

穂乃果「つまりぅ海未ちゃんは、みんなと同じようにしたくないって気持ちになんでやねんし続けて、みんなと同じようにしよう!って気持ちになったってことだよねファイトだよっ?」

絵里「なるほどチカ!」

希(穂乃果ちゃんのほうが賢いやん…)




海未「何をしているうみゅ」

穂乃果「へっ?」

海未「早く凛のもとへ向かううみゅ。一刻も早く凛を勇気付ける必要があるうみゅ」

ことり「すごい、あんなに嫌がってた海未ちゃんがやる気に満ち溢れてるちゅん!」

希「効果は絶大やんなんでやねん」

海未「善は急げうみゅ。休み時間が終わる前に早く…」


キーンコーン


絵里「はっ! しまった、予鈴チカ!」

希「セイトカイズが授業遅れちゃ示しつかへんななんでやねん。はよ戻らんと」

海未「授業なんてさぼればいいうみゅ。さぼるしかないうみゅ」

ことほの「!?!?」




海未「授業はさぼって早く行くうみゅ」

ことり「い、いつもの海未ちゃんならそんなことぜったい…… これもなんでやねん効果のチカラちゅん!?」

希「ちぃっと効きすぎかもなんでやねん? ま、今はほっといて行こなんでやねん。真姫ちゃんのほうもまだやしななんでやねん」

絵里「にこならうまいことやってるはずチカ。よくわからないけど集まるなら昼休みに部室集合にするチカ。エリーチカは花陽と凛にメールしておくチカ」

ことり「えっ」


のぞえり「「さらばっ(なんでやねん / チカ)!」」


ことり「あっ……」



海未「さぼるうみゅさぼるうみゅさぼるうみゅさぼるうみゅさぼるうみゅさぼるうみゅさぼるうみゅさぼるうみゅさぼるうみゅ!!!!」

ことり「ひぇええ!? ヘンなの置いて逃げられたぁ〜!!」


穂乃果「あ、忘れてた……ファイトだよっ!」

ことり「えっ!? 今ごろ!?」

ことり「……ちゅん」

海未「うみゅぅうううう!!」



そして昼休み 部室



希「よし、みんな揃ったやんなんでやねん?」

絵里「エリーチカの報連相は完璧チカ」

海未「連しかしてないうみゅ」

絵里「チカ? てめ文句でもあるのかチカ」

海未「うみゅ? 自分が何言ってるか分かってるうみゅ?」

穂乃果「ぅ海未ちゃん! ぅ絵里ちゃん! そんな争っちゃだめだよファイトだよっ!」

ことり「どっちちゅん…」

にこ「くっだらないにこ。ね、真姫?」

真姫「……」

にこ「真姫? どーしたにこ?」

真姫「……」

希「にこっち、さっきから真姫ちゃん一言も喋らんけど、ほんまに大丈夫なんなんでやねん?」

にこ「おっかしいにこねー」



にこ「真姫にこ?」

真姫「……」

にこ「まーきー? まーきーちゃーんにこ?」

真姫「……」

にこ「おっかしいにこ。休み時間はちゃんと喋ってくれたにこ」

穂乃果「朝のことりちゃんと同じ感じなのかなファイトだよっ?」

ことり「ううんちゅん。それならみんながやってればきっと一緒にやってくれるちゅん」

海未「きっと絶対的に恥ずかしくてやりたくないんだうみゅ。生前の園田海未もそれに近かったうみゅ」

希「えっ? 生前って、海未ちゃんいっぺん死んだんなんでやねん?」

穂乃果「ぅええ!? じゃあここにいるぅ海未ちゃんは!? …あ、ファイトだよっ!」

ことり(案外、穂乃果ちゃんが一番ぶれぶれだなぁ…ちゅん)



海未「言ったはずうみゅ。私は生まれ変わったうみゅとうみゅ」

穂乃果「た、たしかにファイトだよっ!」

にこ「そんなの聞いてないにこ」

海未「それより真姫を早くどうにかするうみゅ」

希「せやなぁなんでやねん。なんかいい方法あるかななんでやねん?」

海未「うみゅううみゅ…」

ことり「うーんちゅん…」


絵里「チカチカチカ…! お困りチカね。ここはエリーチカに任せるチカ!」

希(えっ? 今のまさか笑い声なん?)

穂乃果「ぅ絵里ちゃんファイトだよっ! さすがやっぱ頼れるファイトだよっ!」

にこ「どーするにこ?」

絵里「チッカチカチカ…… 慌てるでないチカ。今すぐ真姫を封印から解き放ってみせるチカ」


パチンッ!



真姫「……」



絵里「……」チラ

希「……?」

にこ「絵里にこ? 指ぱっちんしてどうしたにこ」

絵里「……」


パチンッ


絵里「……」チラ チラ

希(…なんかこっち見とるんやけど。なんやねん)

穂乃果「……ぅ絵里ちゃんファイトだよっ?」

真姫「……」

ことり「真姫ちゃんも特に変わってないちゅん…」

海未「何がしたいうみゅ」



絵里「っもうチカ! 希チカ!」

希「な、なんよ…なんでやねん」

絵里「決まってるチカ! さっき海未にやったほにゃららアタックをやるに決まってるチカ!」

希「はぁ…? ほにゃららアタックってなんやねんなんでやねん」

穂乃果「もしかして、なんでやねんビーームのことファイトだよっ?」

絵里「それチカ!」

希「一文字も合ってへんし…てか、あれMP使うから1日1回きりなんよなんでやねん」

絵里「チカッ!?」

海未「当然うみゅ。私を滅した技をそうぽんぽんすぽぽん打てても困るうみゅ」

にこ「そんなのどうでもいいにこ。で、絵里、何か策があるのよにこね?」

絵里「………」

絵里「万策尽きたチカ……」

みんな(使えねぇえええ!)



海未「してやんよ風ふかしといて人任せとか、KKEが聞いて呆れるうみゅ」

絵里「チッカチカにしてやるつもりだったチカ……」

希「そもそも、にこっちは本当に真姫ちゃん矯正できたんなんでやねん?」

にこ「な、なによ、にこを疑うって言うにこ?」

希「別に疑うわけや…… なら真姫ちゃんにしたこともっかいやってみたらいいんとちゃうなんでやねん?」

真姫「……!」ガタッ

にこ「えー、あれめんどくさいにこ。まあやれってんなら別にいいけどにこ」

真姫「……!!」ガタガタン!

ことり「な、なんか真姫ちゃんが明らかに動揺してるちゅん」



にこ「しょーがないにこねー、こっちきて真姫にこ」

真姫「……!」フルフル

にこ「にこ? ならにこから行くにこ」ガタッ

真姫「!!?」ガタッ!

穂乃果「真姫ちゃんすっごいビビってるけどファイトだよっ…」

希「これは期待できそうやねなんでやねん」

にこ「うししーにこ。まーきー…」クワッ

真姫「やめてっ!! こ、こないでぇえええ!!!」ガタガタッ

みんな「!?!?」

にこ「ちょっとー、そんな逃げなくてもいいじゃないにこ」

真姫「だ、だって! また……」

希(クールで冷静沈着でAB型の真姫ちゃんがあのビビりよう……にこっちナニしたんや)

にこ「ってゆーか、あれ? 約束はどうしたにこ?」

真姫「!!!」

穂乃果「や、約束…? あ、ファイトだよっ!」



真姫「そ、それは……」

にこ「もしかして真姫、にことの約束を反故にするつもりにこ?」

ことり「やくそく…ちゅん?」

海未「なんだうみゅ。気になるうみゅ」

真姫「うぅ………」

にこ「さっきから何回も約束守れてないにこ? このまま破りきるつもりにこ?」

絵里「チッカチカチカ。あの真姫が涙目チカ」

希「えりちはちょっと喋らんとこうかなんでやねん」

真姫「………」

にこ「このままだんまり決め込むにこ? …そう、そんなにイヤなら仕方ないにこ」ハァ

真姫「………にこちゃん!」パァッ

にこ「もういちど教育する必要があるにこね」ワキワキ

真姫「いやああああ!!! ごめんなさいニシキ! ちゃんとやるから、もうやめてニシキィィ!!」

みんな「!?!?!?!?」




真姫「約束守るニシキ……だからもうあれはやめてニシキ……」

希「ぷっ……くくくっ」

真姫「………」

にこ「なんだ、ちゃんとできるじゃないにこ」ナデナデ

真姫「にこちゃん…!」

にこ「あ?」

真姫「……ニシキ」

希「ふすふすふすふすなんでやねん」

ことり「の、希ちゃん! 笑っちゃ……ぷふっ…ちゅん」

絵里「チーッカチカチカチカ!! ニシキ! ニシキはやばいチカ!」

真姫「だからイヤだったのにニシキ……」

絵里「マキニシキ! お相撲さんみたいチカ!! チッカチカチカチカ!!」カタカタカタ

海未「絵里も負けず劣らずやばいうみゅ。というか圧勝うみゅ」

穂乃果(冷静に見るとみんなやばいなぁ)



希「まあなんとか、これで全員準備完了やんななんでやねん」

にこ「そうにこ。あとは花陽が凛を…」

絵里「チカ? ちょっと待つチカ。花陽と凛がまだチカ」

ことり「えっ? だってこれはそのために準備したんだちゅん?」

絵里「はぁチカ? エリーチカは全員に報連相したチカ」

希(ウチが訂正メール送ったから、2人は遅れてくるけどな)

海未「何を言ってるうみゅ? ボンクラも大概にしろうみゅ」

絵里「あーんチカ? 海未、さっきからエリーチカに舐めたクチききすぎチカ。エリーチカは上級生チカ。やんのかチカ」

海未「うみゅ? 上級生だからって威張るのはお門違いうみゅ。ぅみゅーずに先輩後輩ないのを忘れたかこのポンコツうみゅ」

絵里「チッカチカチカ。笑止チカ。ぶちころチカ」

海未「うっみゅっみゅ。かかってこいうみゅ」

穂乃果「ちょ、なんかぅ絵里ちゃんとぅ海未ちゃん今日仲悪いよファイトだよっ!? ちょっと落ち着こうよファイトだよっ!」

真姫(どっちよ…)




そのころのふたり



花陽(ほ、ほんとに大丈夫かなぁ… 希ちゃんは任せてって言ってくれたけど)

凛「かーよちーん? まだー? 部室でミーティングやるんだから早くしないと怒られちゃうよ」

花陽「もう一粒! もう一粒だけ待ってぱな!」

凛「そう言ってさっきから50粒くらい食べてるにゃ」

花陽「こ、こうしないとお米の味わいが……」

花陽(もういいのかな…? 20分くらい遅れてって話だったけど…)

凛「そんな一粒一粒食べても味しなくないかにゃ? 凛はもっとガツガツ食べるかよちんのほうが好きにゃー」

花陽「そんな、ガツガツだなんていつもしてない…ぱな。それに急いで食べるのは体に」

凛「もう、じゃあ部室でゆっくり食べればいいにゃー! ほーらかよちん行くよっ!」グイッ

花陽「ふぇええ! り、凛ちゃん!? 引っ張らないでぇええ!! ぱな!」

凛「それ、いっくにゃー!!」



凛「にゃにゃにゃにゃにゃにゃー!」ダダダダ

花陽「凛…ちゃ…! ちょ…ストッ」

凛「うにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃーー!!」ダダダダ

花陽(ひぇぇ、止められないよぉ! もう行っても大丈夫なのかな…)

花陽(そう簡単にみんながこんな話し方をやってくれるとは…… 特に絵里ちゃんとか海未ちゃんとか、真姫ちゃんとか……)

花陽(でも……)


ーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー


希『ウチにまかしときなんでやねん!』グッb


やねん やねん やねん…(エコー)


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ーーーーー



花陽(希ちゃんが言ってた。きっと、なんとかしてくれてる!)


凛「ギア・セカンド!! いっくにゃー!!」


花陽(それに、凛ちゃんの笑顔を守るためだもん…! みんな協力してくれる!!)



希「そろそろ20分…… 頃合いやななんでやねん」

にこ「さて、その前にまずはあのバカどもを鎮めなきゃにこね」スタスタ

真姫(にこちゃん、かっこいい…!)

絵里「ルールはそうでも最低限のマナーってもんがあるチカ。そんなことも分からないチカ?」

海未「マナー云々の話ではなく年齢と立場を並列してるのがルール違反だと指摘してるうみゅ。やはりポンコツかうみゅ」

絵里「はっ、ポンコツって言うほうがポンコツなんですぅチカ!」

海未「小学生かうみゅ。ポンコツどころかガラクタうみゅ」

絵里「んだとチカ。この貧乳なでしこチカ」

海未「はぁ? でかけりゃ良いと思ってんのかこのロシアンボンバーヒップ、正露丸食らわすぞうみゅ」

にこ「にっこにっこにー。はいそこまでにこ。そんな生産性の無いケンカは放課後にゆっく」

うみえり「ぶりっこクワガタ乳幼児は黙ってろ(うみゅ / チカ)」


にこ「……あ?」ピキニコ



凛「とうちゃーっく!」

花陽(着いちゃった。やっぱりちょっと不安だなぁ)

花陽(でもうまく行ったら…… 凛ちゃんが口調を今より気にしなくてよくなったら、凛ちゃんの高校での生活はもっと明るくなる)

花陽(凛ちゃんが幸せなら花陽も幸せだし、いいことづくめだもん。これが幸せスパイラルなんだね、小毬ちゃん!)

凛「…かよちん? 入らないの?」

花陽「あ、ううん。今行くぱな!」

花陽(大丈夫。みんななら、ちゃんと凛ちゃんを勇気づけてあげられる!)

凛「早く早くー!」


花陽(行こう凛ちゃん! いざ、誰もが独特の口調を持つ世界<エキセントリック・オーラルコミュニケーション・ワールド> へっ!)




ガララッ!




凛「遅れてごめんなさいにゃー!」



真姫「にこちゃんダメニシキ! 抑えてニシキ!!」

にこ「離して真姫、そいつら殺せないにこ!!」

絵里「ガキが軽々しく殺すとか口にするなチカ。そういうのはエリーチカくらい偉い大人になってからチカ」

海未「同学年のくせに偉そううみゅ」

絵里「チッカチッカチー! 年齢なんて関係ないチカ。生物学的に目上なんだチカ」

希「えりち、その辺にせんと花陽ちゃんと凛ちゃん……あっ」

海未「生物学的の意味分かってんのかうみゅ? てかさっき年齢がどうたら言ってたのはどこのポンコツだっけかうみゅ」

絵里「まな板がほざくなチカ」

海未「あ? ぶちころすぞうみゅ」

ことり「う、海未ちゃん! ちょっと落ち着くちゅん!」

海未「ぶりっこメイドビッチは引っ込んでろうみゅ」

ことり「ピィッちゅん!?」

にこ「ちょっ、にこにーを無視するなにこ!!」ブンブン

真姫「にこちゃんやめてニシキィィ!」



ことり「びえぇえええぇほのがぢゃあああん!!」

穂乃果「わっ、よ、よしよしファイトだよっ!」

絵里「チカチカチカチカ!!」チカーン

海未「うみゅうみゅうみゅうみゅ!!」うみゅーん

希「……こりゃあかんなんでやねん」なんでやねーん

にこ「むきーーーにこ!! ぶっ潰すにこ!!」にこーん

真姫「やめニシキィィィィ!!」ニシキーン

穂乃果「だめだよみんなファイトだよっ! ぅ絵里もぅ海未ちゃんもぅにこちゃんももうファイトだよっ!!」ファイーン

ことり「ほのがぢゅぅぅぅん!!!」ちゅーん






凛「……………」

花陽「……………」






花陽(や、やった! 大成功だっ)


凛「………あ、間違えました」


ガララッ ピシャッ


花陽「………ぱなっ?」





かくして、りんちゃんはにゃーにゃーいわなくなりました。
また、みゅーずとがっこうをやめました。

めでたしめでたし。







花陽「お、おはようございます……ぱな」

fin.



以上です。
感動した。

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