男「ある日突然唐突に女になった俺が出現した」 (12)


男「…………」

女「…………」

男「誰だお前」

女「いや、そっちこそ誰だよ、俺に双子の兄弟は居ないんだけど」

男「は?ふたご?何をいってんのか分からんけど勝手に人の部屋上がり込むな、通報すんぞ」

女「いやいやいや、勝手に上がり込んでんのはそっちだろうが!!なんだよアンタ!?でてけよ!!」

男「ああ!?出ていけってなんだ!?ここは俺の部屋だろ馬鹿にしてんのかアンタは!!」

女「はぁーー!?いつからここ同居人居ることになってんだよ俺は独り暮らしだぞ!?つーか見れば見るほど俺そっくりで気持ち悪いんだけど!?」

男「それはこっちの台詞だ、俺をそのまんま女にしましたって感じで激しく気持ち悪いんだけど!?」

女「は?女?」キョトン

男「ああ?」

女「えっ?女?どこに?」キョロキョロ

男「お前以外に誰がいる」

女「は?いや何を言って………なんだこれは……」ムニムニ

男「………………」

女「えっ、ちょ!?」グイッ

男「お、おい脱ぐな脱がないで出てけっていってんだよ!?」

女「」

男「………お、おい?」

女「…………な、なんぞこれ……」ワナワナ

男「おーい?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1441718105


女「ちょっとすまん、状況を整理しようか?」

男「状況を整理しようって言われても、ただ単に頭のおかしい女が部屋に押し入ってるだけなんだけども」

女「だから俺はここのホントの住人だってしつこく言って…ああもうそれはとりあえず置いとけ、確認するけどアンタは間違いなく俺なんだな?住所氏名年齢!!言ってみろ」

男「個人情報なんでちょっと」ポチポチ

女「て、てめぇ…」イラッ

男「あっ、もしもし警察ですか?ちょっと自宅に面識の無いだいぶ頭がおかしい女が居座ってて困ってるんですが……はい、場所は○○区■■町×番地のアパートで……」

女「おぃぃぃぃ!?110番してんじゃねえよマジでやめろ!!」ワタワタ

男「すいません早めに来てくださいホントに怖いんで、はいどうも、ええ」

女「」

男「さて、俺は逃げる」ダッ

女「ふざけんなぁぁぁぁぁぁ!!!!ちょっとは自力でなんとかしようとしろやぁぁ!!サクッと警察のお世話になろうとしてんじゃねえよバカ野郎!!」ガシッ!!

男「ぐっ!?は、はなせストーカーならせめてもうちょい可愛い女にストーキングされたいんだ俺は!!こんな微妙な女俺は嫌だ!!」ジタバタ

女「うるせぇ元がいまいちなのに美女になんぞなるかバーーーカ!!」

とある大統領のスタンド能力による可能性が…


男「どう言われようがこのあとアンタは警察のお世話になるの確定ですし?観念してとなしくしてもらえまませんかねぇ?」

女「く、くっ……!!い、嫌だ!!なんにも悪いことなんてしてないのに警察のお世話になるのは……というかこの状態じゃ俺身分証明すら出来なくね!?や、やばいやばいやばいやばい……!?」オロオロ

男「…………」ダッ

女「逃がすかぁぁぁぁぁ!!!!てめぇなんとかしろ!!マジでなんとかしろよマジでぇ!!」ガシッ

男「は、はなせ!!イヤーー汚されるーーー!!!!」ジタバタ

女「何処の世界に自分と同じ顔の野郎を組み敷こうとする奴が居るんだよ!!下らない事ほざいてないでマジでなんとかしろってばぁ!!」ガシッ

男「ひ、ひぃ……ちょ……マジで離れて!?ち、近っ!?」ピクッ

女「………………お前…」

男「…………」ドキドキ

女「………頬を染めるなぁぁぁぁぁ!!!!」バチーン

男「痛ぇ!?な……暴力反対!!」

女「…………情けなくなるほど気持ち悪ぃ……そりゃモテねぇよな俺……はぁ……」ウルウル

男「……も、モテないのは事実だけどいきなりなんだよぉ!?えっ、そんなにキモいの!?」ガーン

ほう

期待

かわいくねぇのかよ

お前うどんやの新刊読んだろ

うどんやでみた

こんなSSが昔あったな

うどんやでみた

>>10
Kore

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom