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少佐「諸君 私は戦争が好きだ
諸君 私は戦争が好きだ
諸君 私は戦争が大好きだ
殲滅戦が好きだ
電撃戦が好きだ
打撃戦が好きだ
防衛戦が好きだ
包囲戦が好きだ
突破戦が好きだ
退却戦が好きだ
掃討戦が好きだ
撤退戦が好きだ
平原で 街道で
塹壕で 草原で
凍土で 砂漠で
海上で 空中で
泥中で 湿原で
この地上で行われるありとあらゆる戦争行動が大好きだ
<中略>
諸君 私は戦争を地獄の様な戦争を望んでいる
諸君 私に付き従う大隊戦友諸君
君達は一体何を望んでいる?
更なる戦争を望むか?
情け容赦のない糞の様な戦争を望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の鴉を殺す嵐の様な闘争を望むか?」
艦娘たち『戦争(クリーク)! 戦争(クリーク)! 戦争(クリーク)!』
少佐「よろしい ならば戦争だ
我々は渾身の力をこめて今まさに振り降ろさんとする握り拳だ
だがこの暗い闇の底で半世紀もの間堪え続けてきた我々にただの戦争ではもはや足りない!!
大戦争を!!
一心不乱の大戦争を!!」
長門「何なんだ?この鎮守府は…。」
個人的にすごくやりたいからやる。エロなし、グロ未定、狂気たっぷり
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なにか、私が来た鎮守府は少しヤバイ気がする。何と言ったらいいかは分からんが、とにかくヤバイ。
鎮守府に来てから怖くて誰にも話しかけていない。今日も一人で食事だ。
???「長門さん、隣、いいかな?」
声をかけてきたのは、重巡洋艦の高雄。正直、あまり見かけたことはない。
長門「いいですが…。」
高雄「それじゃ、失礼するわね。」
長門「…で、どうして私のところに?」
高雄「実はあなたに、大事な話があってきました。」
長門「大事な話?」
高雄「そう…とても大事な話よ。…ねえ、長門さん、あなたも感じているんでしょう?この鎮守府の異常さを。」
長門「え?…まさか、私だけではなかったのか?この気持ち悪さを感じているのは。」
高雄「ええ、少なくとも私は感じているわ。」
長門「……詳しく話を聞かせてくれ。」
高雄「そうね…。ここでは少し危険だわ。私の部屋へ行きましょう。」
高雄の部屋。
長門「それで、どうして私たちだけに違和感があるんだ?ほかの艦娘たちはそろって『少佐』を盲信しているし…。」
高雄「…それはおそらく、鎮守府に来た時期が問題ね。」
長門「?」
高雄「実は私、この鎮守府に来たの、あなたのほんの少し前なんです。」
長門「なに!?じゃ、じゃあ、まさか…。」
高雄「ええ。恐らく鎮守府に来て一定期間経つと洗脳か何かをされ、晴れて彼らの仲間入りをするって考えるのが妥当でしょうね。」
高雄「…でなければこんな鎮守府、誰もいなくなりますわ。」
長門「…なるほどな。だがどうする?たった二人でこんなことを確認しあっても、そのうち洗脳されるのがオチだぞ?」
高雄「そうね。…じゃあ、まずは仲間を集めましょう。」
長門「仲間?我々以外にも誰かいるのか!?」
高雄「落ち着いて長門さん。…確証はないわ。でも、可能性は十分あると思っているわ。」
高雄「だいたい私と同じ時期にこの鎮守府に来た艦娘は、私たちを入れて6人。」
長門「!そうか、その艦娘はまだ洗脳されている可能性が低い!!」
高雄「そう。彼女らを探し出して味方につけられれば、何とかなるかもしれない。」
そう言って高雄が長門を見ると、なんと彼女の目じりが潤んでいた。
高雄「え?長門さん?ちょっと、どうしたの一体!?」
長門「……すまない、なんだか嬉しくてな。」
長門「この鎮守府に来て以来、私はずっと一人だった。周囲が少佐に泥酔している中、私だけが、異常さを感じているんだと思ってい た。むしろ、異常なのは自分なんじゃないかと、何度正気を疑ったか。そんな中、お前みたいなやつに…自分と同じ考えを持つ 奴に会って、心底安心しているんだ。」
高雄「…そう。大丈夫、これからは私も一緒に戦うわ。がんばりましょう、長門さん!」
長門「ああ、よろしく頼むよ、高雄。私のことも『長門』でいい。」
高雄は、私が涙を拭き終わると、そっと手を差し伸べ、握手を求めた。そして、私がそれに応じると、
高雄「さあ、『善は急げ』よ!例の娘たちを探しに行きましょう!」
そう言って、私を引き連れて外へと出ていった――。
なんかノリで6人とか言っちゃったけど、ぶっちゃけ那珂と電しか決まってない。残り二人は希望があれば早い順で使う。大型艦以外でよろしく。
一方そのころの司令室
赤城「失礼します、少佐。」
少佐「やあ、どうした?」
赤城「青葉からの情報ですが、高雄、長門が動き出したようです。ほかの艦と接触するのも時間の問題かと。」
少佐「それで、目的は?」
赤城「…やはり、レジスタンスを組織すると思われます。」
少佐「レジスタンス…。良いぞ!そうでなくては『ミレニアムに加えなかった』意味がない!」
爛々と目を輝かせる少佐。ミレニアムとは、この鎮守府での本当の意味での少佐の兵力のことであり、実際ほとんどがミレニアムの一員だ。
少佐「赤城君、ミレニアム各員に伝達、『レジスタンスとの楽しい抗争』だ。」
赤城「了解しました。」
楽しそうに笑う少佐。それを見ながら、やはり赤城も笑顔を隠さずにはいられなかった。
残り2枠は不知火さんと祥鳳さんで。
あと、誤字と意味違いはごめんなさいします
長門サイド
長門「で、その艦娘の名前は分かっているのか?」
高雄「ええ、駆逐艦の電、不知火。軽空母の祥鳳、そして軽巡洋艦の那珂よ。」
長門「そうか、名前が分かっているだけでもありがたいな。だが、どこを探せばいいのやら…。あまり派手に動くとバレてしまうしな。」
高雄「それもそうね…。キャッ‼」
曲がり角を曲がったとき、突然、高雄は何かとぶつかった。
???「いたた…。ごめんなさい、大丈夫ですか?」
そこで転んでいたのは、小さな女の子。そして高雄はその顔に見覚えがあった。
高雄「あなた…。電さんじゃないかしら?」
長門「?そうなのか、君?」
電「え…。はい、そうです。えっと、あなたたちは?」
長門「ああ、すまなかったね。私は長門、そしてこっちは高雄だ。」
高雄「よろしくね。」
そこで高雄は周囲に誰もいないことを確認し、長門に見張りを頼むと、
高雄「少し…話があるの。」
と、静かに語りだした。
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高雄「……というわけなんだけれど、協力してくれないかしら?」
電「…わかり…ました。」
高雄「本当!?」
電「なんとなく、思ってたんです。ここの人は、死ぬことを何とも思ってないんじゃないかって。…やっぱりそれは、おかしいです。」
高雄「そう…そうね。おかしいわよね。じゃあ、これから一緒に頑張りましょう?」
電「はい!よろしくお願いするのです。」
話がまとまりふと見ると、長門が駆け足で戻ってきていた。
長門「おい、高雄。ヤバイ人が来てるぞ、話はすんだのか?」
高雄「ええ、ちょうど済んだわ。で、誰が来てるの?」
長門「ああ、少佐の秘書艦の…」
赤城「ここにいましたか。しかも3人そろっているとは驚きです。」
秘書艦のわざわざの来訪に呆気にとられ動けない中、最初に声を上げたのは稲妻だった。
電「け…敬礼!」
言われて気付くと、長門たちもそれに倣う。赤城はそれに答礼すると、手元の資料を読み始めた。
赤城「突然ですが、明日、あなた達新人6名で演習に行ってもらいます。」
長門「演習…ですか?遠征ではなく?」
赤城「ええ、これは少佐による決定事項です。反論は認められません。そして、明日の旗艦は…電さん、あなたにやってもらいます。」
電「えっ?ど、どうしてなのですか?」
赤城「あなたはさっき号令をかけていたでしょう?それとも、私の判断に何か問題が?」
電「いえ…。やらせていただきます。」
赤城「それでは明日、演習場へ集合してください。…ああ、それから、少佐からの伝言があるのでそのまま伝えます。」
赤城「『私は諸君らに非常に期待している。明日の演習で精一杯力をつけてくれたまえ』だそうです。ほかのメンバーにも伝えておきますので、今日はもう休みなさい。それでは。」
赤城が去った後3人は、ひどい緊張と不安から、重い足取りでそれぞれの部屋に帰るのだった。
俺まだ若いんで早く寝なきゃいけないから今回はここまで。次の予定時刻はAM10:30から11:00頃。
なんか要望があったら書いといてくれれば使うかも。アリーヴェデルチ!
少佐サイド
少佐「おぉ、赤城君。お帰り。で、どうだった?彼女らは。」
赤城「どうやら、電を仲間に加えたようです。…とはいっても、明日の演習で全員レジスタンスに加わるとは思いますが。」
少佐「なるほど、順調だな。…どうやら、随分我慢をさせてしまったようだね、赤城君?」
少佐「顔に書いてあるぞ、『あの場で彼女らの肉を裂き骨を断ち、地獄のような悲鳴を聞きたかった』とね。」
赤城「そ、そのようなことは…。」
少佐「なに、隠さなくてもいい。私も似たようなものだ。」
少佐「…だが、今はまだ我慢だ赤城君。彼女らは今倒すにはあまりにもちっぽけで脆弱だ。やはり獲物には手ごたえがなければ…。そのためにこれから彼女らを育て上げるんだ。我慢だぞ?赤城君。」
赤城「はい、了解しました。」
少佐「ああ、楽しみだ。これからのことを思うと、心が躍る!」
司令室に、少佐の愉快そうな笑い声が、響いた――。
翌日、長門、高雄、電の三人が一緒に食事を済ませ演習場に向かうと、すでに二人、艦娘がそこにいた。
???「あっ、来た来た。おはよー!」
???「おはようございます。」
長門「ああ、おはよう。私は長門。そしてこっちが高雄と電だ。…君たちは?」
那珂「那珂ちゃんでーす、よっろしくぅ~。」
不知火「不知火です。よろしくです。」
高雄「あれ?と言うことは、祥鳳さんは?」
不知火「まだ来ていないようですね。…って、噂をすれば。」
祥鳳「すいません、少し遅れてしまったみたいで…。」
長門「いや、我々が少し早かっただけさ。…君が祥鳳か?」
祥鳳「はい。祥鳳型一番艦、祥鳳です。よろしくお願いしますね。」
高雄「それじゃあ、揃ったし行きましょうか。電さん、お願いしますね。」
電「あわわ、がんばるのです。…そ、それじゃ、出発するのです。」
那珂「おー!」
少し後
不知火「電、夜戦突入はどうしますか?」
電「…やめておくのです。おそらくこっちが勝っていますし、必要以上に傷つけることはないと思います。」
長門「電がそれでいいなら良いぞ。」
那珂「じゃあ今日は終わり?おつかれー!」
不知火「お疲れ様です。」
祥鳳「お疲れ様。」
長門「…那珂、祥鳳、不知火。少し聞いてくれるか?」
三人「「「?」」」
~~~~せつめいちう~~~~
長門「と、言うわけなんだが、協力してくれるか?」
不知火「……」
那珂「……」
祥鳳「……」
不知火「少し、考えさせてほしい。…正直、危険を冒してまで抵抗するとなると、すぐにイエスとは言えない。」
長門「…こちらも強要はしない。たっぷりと考えてきてくれ。」
不知火「そうします。それでは。」
不知火に続いて、祥鳳、那珂も帰投していく。それを眺めた後、長門たちもゆっくりと帰路についた。
ちょっと親知らず抜いてくるから落ちる。体調にもよるが22:00から23:00頃に再開する予定。
そのころ司令室
青葉「少佐、入っていいですか?」
少佐「ああ、入りたまえ。」
青葉「失礼します。あ、赤城さんもいましたか。」
赤城「居ないと思ったの?それとも、何か居ちゃまずいことでもあるのかしら。」
青葉「いえいえ、むしろその逆ですよ。新人たちの今日の情報を持ってきましたよ。」
少佐「ほう。早速聞かせてもらえるかな?」
青葉「分かりました…。演習では夜戦を行わないものの勝利。その後長門、高雄、電の三名が残りの三名を説得にかかるも三名ともあまり乗り気ではないらしく、少々考えたいとのことです。」
少佐「あまり乗り気でないか…。それは少し困るね。このまま彼女らがレジスタンスに加わらなければ、こちらとしても面白くない…。」
赤城「いかがなさいますか?少佐。」
少佐「…ここはひとつ、賭けに出ようじゃないか。」
赤城「賭け…ですか。」
少佐「人は命の危機に瀕したときにとる行動は限られている。諦めひれ伏すか、徒党を組み、最後まで戦うか……。」
少佐「諦められてしまっては元も子もないが…まあ、そんなものはそもそも我々の敵ではない…。」
青葉「晴れて私たちの敵になるかどうかの賭けですね?」
少佐「そうだ。では赤城君、電君をここに呼んでくれ。」
赤城「了解しました。」
少佐「ああ、楽しみだ。良い結果になるよう、乾杯でもしようじゃないか。」
三人分のグラスにワインを注ぐと、少佐は二人に手渡した。
少佐「乾杯!」
赤城、青葉「「乾杯。」」
三人は、一気にワインを飲みほした――。
頭ガンガンする。親知らずマジでいてえ。これは死ぬる。
長門サイド
長門「彼女ら…協力してくれるかな…。」
高雄「…厳しいでしょうね、あの様子だと。」
電「…。」
長門「そうか…。」
高雄「でも、彼女らを責めてはいけないわ。危険なのは誰だっていやですもの。」
長門「確かにそうだな。…だが、完全にダメと決まったわけじゃない。良い返事を待とうじゃないか。」
高雄「それもそうね。」
???「今帰投ですか?」
不意に後ろから声を掛けられた。振り向くとそこには、
高雄「あ、赤城さん…。」
赤城「お疲れ様です。電さん、少佐がお呼びですので司令室まで行ってください。」
電「え?あ、はい、わかりました。」
赤城「それでは、各自補給をしておいてください。それでは。」
去っていく赤城をしばらく眺めた後、電はハッとした様子で後を追いかけていった。
意識が朦朧として書き込み速度が遅くなってる。悪しからず。
少佐サイド
赤城「少佐、電を連れてきました。」
少佐「そうか、ご苦労。」
赤城に促され、電はおずおずと部屋に入ってきた。
電「こ、こんにちは、少佐。」
少佐「やあ、電君。はは、そんなに緊張しなくていい、楽にしたまえ。…さて、今日の演習ではきちんと力をつけられたかね?」
電「は、ハイ。良い経験ができました。」
少佐「そうかそうか。それはよかった。…ところで、夜戦に突入せずに帰ってきたそうだが、どうしてかね?」
電「それは…。」
赤城「電さん、はっきり言いなさい。」
電「は、はい。えっと、相手を…必要以上に傷つけたくなかったから…なのです。」
少佐「…ふむ…そうか。」
突如、バァンと言う銃声とともに後ろの花瓶がはじけた。そして銃は、少佐の手に握られていた。
電「…え?」
少佐「やはり当たらんな。肩を撃ち抜くつもりだったが…。」
赤城「少佐は銃が下手すぎます。」
少佐「ははは、苦手なものはしょうがないさ。…で、電君。」
電「…(茫然)」
赤城「返事。」
電「は、はい!」
電「そ、それは…。」
赤城「電さん、質問にははっきり答えなさい。」
電「す、すみません。えっと、相手を必要以上に傷つけたくなかったから…なのです。」
少佐「…ふむ。なるほど、そうか。」
突如、電の後ろの花瓶が、銃声とともに砕け散った。銃は、少佐の手に握られている。
電「…え?」
ごめん、>>34ミス。朦朧として似たようなこと二回書いてしまった。さすがにつらくなってきたから寝る。と言うか一日寝させてくれ。痛すぎるんだ。次の書き込みは22:30予定でござる。
このSSまとめへのコメント
他のHELLSINGのキャラも登場するのかな?
少佐、深海側の方が良くないかな?レ級と話が合いそうだ。艦娘だったら那智だろう。