提督「夕立がそんなことを？」


時雨「よほどショックだったんだね」


提督「春雨の轟沈が受け入れられないんだろうな」


提督「時雨こそ、あまり抱え込むなよ」


時雨「僕は大丈夫」


提督「夕立の出撃は控える」


提督「だから時雨が支えてやってくれ」


時雨「うん」

時雨「夕立、食堂に行こうよ」


夕立「描けたっぽい！」


時雨「お絵かきかい？」


夕立「時雨にも見てほしいっぽ～い」


時雨「いい絵だね。僕と夕立と」


時雨「これ、は・・・春雨？」


夕立「みんなずっと仲良しっぽい！」

時雨「夕立、よく聞いてほしい」


時雨「春雨はもうここにはいないんだ」


夕立「いるよ」


時雨「夕立？」


夕立「春雨は今も、ここにいるっぽい」

提督「夕立がそんなことを？」


時雨「よほどショックだったんだね」


提督「春雨の轟沈が受け入れられないんだろうな」


提督「時雨こそ、あまり抱え込むなよ」


時雨「僕は大丈夫」


提督「夕立の出撃は控えよう」


提督「だから時雨が支えてやってくれ」


時雨「うん」

時雨「夕立、食堂に行こうよ」


夕立「描けたっぽい！」


時雨「お絵かきかい？」


夕立「時雨にも見てほしいっぽ～い」


時雨「いい絵だね。僕と夕立と」


時雨「これ、は・・・春雨？」


夕立「みんなずっと仲良しっぽい！」


時雨「夕立、よく聞いてほしい」


時雨「春雨はもうここにはいないんだ」


夕立「いるよ」


時雨「夕立？」


夕立「春雨は今も、ここにいるっぽい」

時雨「僕はまだ、ここにいても大丈夫なのかな・・・」


提督「そういうな」


提督「夕立だってそのうち落ち着くさ」


時雨「そのうちって、いつなのさ」


時雨「僕はもう疲れたよ」

提督「夕立の調子が戻ったら、旅行に行こう」


提督「南国の青い海に、抜けるような青空」


時雨「焼けつく白い砂浜も欲しいな」


提督「ディナーは大和ホテルのフルコースだ」


時雨「ありがとう。提督は優しいね」


時雨「僕、もう少し頑張るよ」

夕立「時雨、戻ってきたっぽい？」


時雨「夕立！部屋が荒らされてるじゃないか！」


時雨「窓ガラスは割れてるし」


時雨「お皿も粉々じゃないか」


夕立「春雨が怒ってるぽい」


時雨「なんだって？」


夕立「春雨は恥ずかしがり屋っぽい」


夕立「夕立が、時雨に春雨のこと話したからそれで・・・」


ﾊﾟｧﾝ


夕立「」ﾋﾘﾋﾘ


時雨「君には失望したよ」

提督「ふぅ」


提督「書類仕事のせいでこんな時間だ」


提督「ん？夕立はまだ起きてるのか」


夕立「ぽい～・・・最近の・・・は怖いっぽい」


夕立「・・・またかくれんぼ・・・最後に・・・」


提督「また独り言か」


提督「ふぁぁ、俺も寝ようかな」

ぽぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいいい！？

提督「夕立！？」


提督「どうした、夕立！」


夕立「」ｸﾞｯﾀﾘ


提督「夕立、俺だ！返事をしろ！」


提督「くそっ、出血量が多すぎる」


提督「衛生兵―！誰か衛生兵を！」

・・・・・・・・・・。
・・・・・・。
・・・。

夕立「もう春雨とは遊ばないっぽい」


時雨「夕立？今なんて」


夕立「夕立には、時雨と提督さんがいてくれるっぽい！」


時雨「春雨のこと、嫌いなのですか？」ｷﾞﾛｯ


夕立「ぽい～・・・最近の春雨は怖いっぽい」


時雨「春雨のことを他人に話したようだったから」


時雨さあ、今夜もかくれんぼ始めます」


夕立「またかくれんぼ？」


夕立「春雨はいつも時雨の中で隠れてるっぽい」

時雨（春雨人格）「かくれんぼ、始めます」


時雨（春雨人格）「見つかったら、罰ゲームですね！」ｷﾞﾗｯ


夕立「な、ナイフは反則っぽい～！？」


時雨（春雨人格）「いーち、にーい・・・」



夕立「（どこかに隠れなきゃやられるっぽい）」


夕立「（とりあえず、机の下に隠れるっぽい）」


時雨（春雨人格）「かくれんぼ、スタートさせていただきます」」


夕立「（これが終わったら、提督さんに全て話すっぽい）」


夕立「（絶対に時雨を助けるっぽい！）」


夕立「（平気なふりっぽいけど、ホントは時雨が一番傷ついて・・・）」


時雨（春雨人格）「はい、見つけました」ﾆﾀｧ

艦