【艦これ】提督「艦娘と食事をする」 (256)


提督「最近は戦況も大分落ち着いてきた感がある。ここらで改めて、艦娘のみんなと親睦を深めたい」

大淀「艦娘との仲を良好に保つのは、艦隊の円滑な運営のためにも重要なことですしね」

提督「ということで、艦娘の皆とサシで食事をしようと思う。1対1で接することで、これまで知らなかった一面が見えてくるかもしれない」

大淀「なるほど。それはいい考えですね」

○ルール説明○
・安価で一緒に食事をする艦娘を決定します。基本は1人ずつですが、場合によっては複数になるかも。一度食事をした艦娘は再取得不可
・安価の際のコンマ下一桁で、親密度を0~9の範囲で決定します。親密度に応じて食事や会話の内容が変化します

最初にサンプルとして大淀(親密度5)から


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1436386645


提督「ということで、最初は大淀からだ」

大淀「えっ、私ですか?」

提督「もちろん大淀とて艦娘だからな。艦隊ができて以来の付き合いだ、一緒にどこかに食べに行かないか?」

大淀「お言葉はありがたいのですが、私は上との通信などの任務もあるので、鎮守府をあまり長時間離れるわけには…」

提督「む、そうだったな。うーん、じゃあ食堂に行くか」

大淀「そうですね、それなら大丈夫です」

~食堂~

提督「すいません、A定食一つ」

大淀「日替わり定食お願いします」


提督「昼の時間を過ぎてるからか、人もまばらだな」

大淀「そうですね。あ、ここにしましょう」

提督「よっこらせ。それじゃ、いただきます」

大淀「いただきます」カチャカチャ

提督「うーん、いつもの味って感じだな」

大淀「良くも悪くもシンプルですね。いつも食べるものですし、これ位が丁度いいのでしょうけど」


提督「しかしあれだな、大淀はいつも仕事をしてるイメージがあるな」

大淀「そういう仕事ですからね。いつ緊急の電文が入るか分かりませんから」

提督「仕事なのはわかるが、あまり根を詰めすぎるなよ?いざという時に倒れられたら困る。これでも心配してるんだからな」

大淀「……ありがとうございます。そう言って頂けると、助かります」

提督「中間管理職ってのは、どこの世界でもキツいもんだ。上との連絡は任せっきりだし……そういえば、上からいつも任務受けるけどさ」

大淀「はい。達成したら資源などが配給されますね」

提督「あの中に、『2人解体』っていう任務が毎日あるのは何でなんだ?」

大淀「……知りたいですか?」メガネクイッ

提督「知ってるのか?」

大淀「後悔しませんか?」ハイライトOFF

提督「……」

大淀「世の中には、知らない方がいいこともありますよ?」メガネキラーン

提督「そ、そこまで言うのならやめておこうかな……何か怖いし」

大淀「そうですか。……懸命な判断です」ハイライトON

提督「」



提督「……ところでさ、大淀の制服についてなんだけど」

大淀「……何か?」メガネクイッ

提督「イエ、ナンデモアリマセン」


提督「あまり切り込んだ話は出来なかったな……まあまたの機会にということで」

提督「さて、ここからは公平にくじ引きで決めることにしよう。くじ引きのシステムは>>1を読んでくれ」

提督「最初の艦娘は誰になるかなー」ガサゴソ

提督「ふん!」ピッ


↓1 艦娘指定+コンマで親密度判定


提督「如月か……如月は遠征部隊に入ってもらっている。明日はオフだったはずだ。昼ご飯にでも誘おう」


~翌日~

提督「お~い如月。唐突だが、今から一緒にご飯でもどうだ」

如月「あら、司令官。また急な誘いなのね」

提督「まあ、たまにはそういうこともあるさ」

如月「ふうん……いいわ、ご一緒するわね。場所はどうするのかしら?」

提督「いちおう決めてある。それじゃ、行こうか」

~~~~~~

提督「すいません、ハヤシライス一つ」

如月「和風パスタとシーザーサラダ、お願いします」

店員「かしこまりました。少々お待ちください」

提督「……というわけで、鎮守府近くのレストランに来たわけだが」

如月「近くて来やすいから、睦月や弥生と来ることもあるわ。雰囲気も良くて、いいお店よね」

提督「(まあとりあえずここに誘っとけばよい感はある。今後もお世話になりそうだ)」

如月「そういえば、この間は如月の改装をして下さって、ありがとうございます」

提督「どういたしまして。これからも期待しているからな」

如月「ますます強く、美しく……これからも、頑張るわね?」

提督「(遠征しまくってたら改装練度にいつの間にか到達してた、とはさすがに言えないな……)」

店員「お待たせしました。ごゆっくりどうぞ」

提督「お、来たか。それじゃ、いただきます」

如月「いただきます。……うん、おいしい」


提督「そういえば、アニメではその……少し残念な役回りだったな」

如月「あの時は大変だったわ。轟沈の演出のために、実際に海に沈んだんですもの。せっかくセットした髪が台無しだわ」

提督「まあ脚本の方向性上、きっと仕方なかったんだろう。お疲れ様だったな」

如月「そうね……でも見てる人の印象には強く残ったでしょうから、ある意味結果オーライって所かしら?」

提督「はは、そうかもな」

~~~~~~~~~~~~~~~~


提督「そのあとはまあ普通に世間話をした。まああまり話す機会もなかったから、誘ってよかったんじゃないかな」

提督「さて、次に食事にいく相手を決めよう」ガサゴソ

提督「そりゃ!」ピッ

↓1 艦娘指定+コンマで親密度判定


提督「大鳳か。遅れての加入だったが今や主戦力の一人だ。晩飯にでも誘おう」

提督「というわけで、今晩一緒にカレーでもどうだ?」

大鳳「何が『というわけ』なんですか……まあいいわ。準備してきますね」

~~~~~~~~~~~~~~

店員「ゴチュウモンワ、オキマリデスカ?」

提督「グリーンカレー2つで」

店員「カシコマリマシタ」

提督「インドカレーの店といえば、ほぼ必ずといっていいほど外国人の店員さんがいるよな……」

大鳳「やっぱり働きやすいのかしら」

提督「実はインド人とは限らないって話だけどな。ネパールとかの人も多いらしい」


店員「オマタセシマシタ、グリーンカレーデス」


大鳳「グリーンカレーって、食べるの初めてかもしれません。いただきます」

提督「いただきます」

大鳳「(パクッ)……あれ、意外と辛く……あっ、辛い!辛いです!」

提督「後から辛さが効いてくるよな。慣れてくるとやみつきになる」

大鳳「いつも食べているカレーとは、また違った美味しさね。ナンも美味しいわ」


提督「そういえば、大鳳の私服って初めて見たかも」

大鳳「そう……そうね。鎮守府の中ではずっと制服だし」

提督「そういえば、あの服の脇って開口部になってるんだっけ?」

大鳳「そうよ。他にも機能的な要素が数多く盛り込まれた、素晴らしい設計だわ」

提督「確かに、あの格好はデザイン性も機能性もあってすごいよな。設計した人は尊敬するよ」

大鳳「ふふっ、何だか嬉しくなってきちゃった。私が褒められているわけじゃないけど」

提督「(フェティシズムをくすぐる格好だとも思うけどな)」


大鳳「……この際だから、お聞きしたい事があるのだけど」

提督「ん、何だ?」

大鳳「私が艦隊に加入するために、かなりの犠牲が払われたと聞いたのだけれど……本当?」

提督「……」ガタガタ

大鳳「て、提督!?」

提督「……ハッ、いやすまん。その話はまったく事実無根だ。気にしなくていい」

大鳳「そ、そう……」

提督(余計な心配をかけさせるわけにはいかないしな……このことはいつか話そうと思うが、今ではないな)


~~~~~~~~~~~~~~~~

提督「飯もうまかったし、艦娘といろんな話もできたし、いい一日だった」

提督「仕事も終わったし、とりあえず明日以降食事に行く艦娘を2人ほど決めて今日は寝ることにしよう」ガサゴソ

提督「せいっ!」ピッ

↓1,2 艦娘指定+コンマで親密度判定(連取禁止)

次回:武蔵(親密度7)、卯月(親密度1)


一旦ここまでにします。早朝からお付き合い頂き感謝です

こんばんわ。再開します


~~~翌日 某ステーキハウスにて~~~

提督「いやーやっぱり肉はウマい!本能が求める味って感じだ!」

武蔵「うむ。時折無性に食べたくなってしまうな」

提督「ガッツリいきたくなる時ってあるよなー。それに、食べると活力が湧いてくる感じがする」

武蔵「この店は内装も派手で、食事と相まって何となく気分が昂ぶってくるな」

提督「武蔵のいつもの服も雰囲気に溶け込んでるように感じられるな!」

武蔵「はっはっは。それは馬鹿にしてるのか?」

提督「冗談だって冗談」

武蔵「分かってるよ」


提督「……しかし、改めて見るとやっぱすごい格好してるよな」

武蔵「まあ、私は生まれた時からこの姿だったからな。私にとってはこれは普通なのだ」

提督「ふーん、そういうもんか」

武蔵「そういうものだ」

提督「サラシを巻くのも普通なのか?」

武蔵「まあそうだな。そういえば、最近加古が『うまい巻き方を教えてくれ』って尋ねてきたな」

提督「実際あいつも際どい巻き方してるよな……」


提督「そういえば、46cm砲を使いこなすのってメチャクチャ難しいって聞いたけど」

武蔵「射程が非常に長いからな。遠距離の敵に当てるには、さまざまな条件を考慮して、緻密な計算をしなければならない。弾着観測ができる様になってからは大分楽になったが、それでも経験による慣れと、射撃を支える強靱なフィジカルが必要だ」

提督「前に金剛が46cm砲を使いたいと言ってきたことがあったんだけど、まともに扱えなかったみたいだ。やっぱ武蔵ってスゲーことしてるんだなって思ったよ。皆に慕われるだけのことはあるな」

武蔵「はは、面と向かって言われると少し恥ずかしいな」

提督「これからも頼りにしてるぞ」

武蔵「ああ、任せておけ」

~~~~~~~~~~~~~

提督「武蔵との絆を深められたのではないだろうか。よい時間だった」

提督「さて、晩飯は卯月とだったな。最近着任したばかりだし、この機会に親しくなろう」


提督「おーい、卯月」

卯月「むむ、司令官!なんだっぴょん?」

提督「ぴ、ぴょん……?いや、こ、今晩一緒に食事でもどうかなと思って」

卯月「おりょりょ!それはもしかして、司令官のオゴリぴょん?」

提督「ま、まあそうだな」

卯月「弥生~!司令官がご飯に連れていってくれるって~!」

弥生「えっ……ご飯……?」

提督「あっコラ!話を広げるな!」

卯月「うーちゃんはぁ~、お寿司とかがいいなぁ~」ウワメヅカイ-

弥生「お寿司……!行きたい……です」キラキラ

提督「」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

提督(結局押し切られて、少し高めの回転寿司に来てしまった)

提督(ほぼ初対面だというのに、なんだこのテンションの高さ、馴れ馴れしさは……一応上官だぞ)

卯月「河童巻き、おいしいぴょん!」

提督(そしてこの兎キャラ……)

卯月「あっ司令官、あそこの中トロ取って欲しいぴょん!」

提督「……」スッ

卯月「ありがとぴょん!」

提督(元気があるのはいいことだが……いや、これはもしかしてナメられてるのか?うーむ)

卯月「弥生、そこのイクラお願いするぴょん!」

弥生「……」スッ

提督(もうすこし毅然とした態度をとった方がいいのか……いや、怒って変にギスギスするのもアレだし、ある程度は大目に見てやろう)

卯月「そこの穴子が欲しいっぴょん!」

提督「どさくさに紛れて高いのばっか食うんじゃねえ!」

弥生「すみません……後で言っておきますので」

~~~~~~~~~~~~~~~~

提督「結局2人でx000円も食べやがった……卯月が弥生の倍くらい食ってたけど。まあ当初の目的は果たせただろう、多分」

提督「あまり考えてなかったが、外食ばかりだと食費もかさむな……交際費として経費に計上するか」

大淀「ある程度は出せますが、節度は守ってくださいね」

提督「ウイッス」

~~~翌日~~~

提督「さて、今日も艦娘と食事をしよう」

提督「誰が出るかな~」ガサゴソ

提督「はっ!」ピッ

↓1  艦娘指定+コンマで親密度判定

~~~~~~~~~~~~~

清霜「昨日武蔵さんとここに来たんだってね!連れてきてくれてありがとう!」

提督(正直2日連続でステーキはきついんだが、まあいいか)

清霜「いっぱい食べて大きくなったら、きっと戦艦にもなれるよね!」

提督「そうだな、応援してるぞ」ナデナデ

清霜「えへへ……」

提督(いつになったら真実に気づくのだろう……願わくば、ずっと純真なままで居てほしいな)

提督「ところで霞と一緒に居るのをよく見る気がするけど、どういう関係なんだっけ?」

清霜「霞はね、礼号作戦で一緒に戦ったの。私はもうダメだったんだけど、霞が乗員を助けに来てくれて……嬉しかったなあ。最近は、一緒に居ることも多いの」

提督「そうかー。霞はちょっとキツい性格してるけど、そういう一面もあるんだな」

清霜「他の人への当たりはキツいかもしれないけど、ああ見えて人情に厚いところもあるの。私、知ってるんだから!こないだもご飯を食べ損ねた時に、おにぎりを作ってくれたし」

提督「へえ、ちょっと見直したかも。機会があれば霞もご飯に誘ってみよう」


清霜「ふう、美味しかった。ご馳走さま」

提督「ご馳走さま。……そういえば最近は、夕雲型の駆逐艦も少しずつ増えてきたよな」

清霜「そうね。お姉さんたち皆と一緒に居られて、清霜嬉しいっ」

提督「とはいえ、まだまだ沢山居るんだよな。全部で19人だっけ?」

清霜「うん、私が末っ子ね」

提督「大家族だなあ……長女も大変だ」

清霜「夕雲姉さんは、皆をまとめ上げていて尊敬します。でも私だって、砲雷撃戦なら負けませんから!」

提督「そうだな。それに、末っ子は末っ子なりの役割があるさ。清霜も元気があって素晴らしいと思うぞ」

清霜「……なんかバカにされてない?」

提督「ギクッ」

~~~~~~~~~~~~~~~

提督「うーん、胃がもたれてきたな……しかし、清霜はいい子だった」

提督「さて、晩飯の時間だ。誰とご飯に行こうかなー」ガサゴソ

提督「ていっ」ピッ

↓1 艦娘指定+コンマで親密度判定


提督「秋月か。粗食のイメージがあるが、胃もたれしてるし丁度いいな。とりあえず誘いに行ってみよう」

~~~~~~~~~~~~

提督「お、いたいた。秋月ー」

秋月「あ、司令」

提督「もう晩御飯食べたか?」

秋月「いえ、丁度食べようと思っていたところです」

提督「よかったら、俺も一緒していいか?」

秋月「いいですよ。今日はちょっと奮発して、牛缶を開けようと思っていたんです!一緒に食べましょう!」

提督「……」

秋月「司令?どうしました?」

提督「あ、いや、頂こう。せっかくの牛缶なのに、一緒させてもらって悪いな」

秋月「いえいえ。ご飯は一人より、皆で食べた方が楽しいですもんね!早速頂きましょう!」

提督「そうだな。食べようか(ヤバイ、いい子過ぎて泣けてきた)」


秋月「牛缶、やっぱり美味しいですね!クセになっちゃわないよう注意しないと」

提督「……ところで、秋月はいつも対空見張りとして頑張ってくれてるよな」

秋月「長10cm砲と高射装置のおかげです。艦隊の守りの要として、頑張っていきたい所存です」

提督「そうだな。でも、ずっと頑張りっぱなしだと大変だぞ?たまにはハメを外してもいいんだからな」

秋月「ハイ!ですから、今日は牛缶を開けてみました!前から2ヶ月しか経ってないですけど……ちょっとハメを外しすぎですかね?」

提督「ま、まあいいんじゃないかな」

提督(多分もうこれはそういう性格なんだろうなあ。これ以上は野暮か)


提督「沢庵もうまいな。なんだか安心する味だ」ポリポリ

秋月「沢山あるのでどんどん食べて下さいね」

提督「そういえば、秋月に関する資料を読んでたんだけど……秋月の服って、船の形をモチーフにしてるんだってな」

秋月「そうなんですか?確かに言われてみればそんな風にも見えますね」

提督「その、あんまり言いにくいんだけど……下着は、船底がモチーフらしいぞ」

秋月「へえ、そうなんですね。納得です」

提督「納得するんかい!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

提督「秋月はなんか悪い人に騙されたりしそうだな……少し心配だ」

提督「さて、明日食事をする相手を決めよう」ガサゴソ

提督「そいや」ピッ

↓1 艦娘指定+コンマで親密度判定

次回:春雨(親密度2)

寝ます 本日もお付き合い頂きありがとうございます

2日空きましたが、再開します


春雨「司令官とご一緒にお昼なんて……恐れ多いです」

提督「そんなにかしこまらなくていいよ。場所も鎮守府近くのレストランだし」

春雨「そ、そうですね」

提督「何かウラがあるわけじゃないし、純粋に春雨とご飯が食べたいなと思っただけだから」

春雨「わ、私と一緒に……う、嬉しいです」ボソッ

提督「ん、何か言ったか?」

春雨「い、いえ!何でもありません!」///

提督(急に食事に誘ったから、疑心暗鬼にさせちゃったかもな。誘うのもなかなか難しいな)


店員「ご注文お伺いします」

提督「ハンバーグとライスで」

春雨「オムライスで、お願いします」


提督「春雨って、料理とかする?」

春雨「料理は、時々しますね。姉さん達の分の食事を一緒に作ったりすることもあります」

提督「得意料理とかってある?」

春雨「得意料理ですか……あ、あの……ま、麻婆春雨……とか」

提督「……それはやっぱり、名前つながりで?」

春雨「はい……何だかちょっと恥ずかしいです」

提督「あはは。なんか悪いこと聞いちゃったかな」

春雨「い、いえ!その、最初は村雨姉さんに冗談半分で作ってみたらって言われたんですけど。何だか気に入っちゃって。それ以来、時々作ってます」

提督「へえ。良かったらさ、今度俺にも作ってよ」

春雨「し、司令官にですか?……は、はい、今度でよければ」

提督「やった!ありがとう、楽しみにしてるよ」

春雨「はい……」///


店員「お待たせしました。ごゆっくりどうぞ」

提督「それじゃ、食べようか」

春雨「はい。いただきます」

カチャカチャ

提督「春雨は、いつもは輸送任務や護衛任務で頑張ってもらってるよな」

春雨「はい。皆さんの戦闘を支えるための大事な任務です、はい」

提督「前線で戦いたいと思ったりは、しないのか?」

春雨「本当は、前線でも頑張らなきゃと思ってはいるのですけど……あの、本当は少し怖くて……」

提督「そっか。まあ、無理することはないよ。人には向き不向きってものもあるし。輸送任務が得意なんだったらさ、そっちで頑張ってくれればいいから」

春雨「そう……ですね。輸送や護衛はちょっと得意ですから、はい。頑張ります」


~~~~~~~~~~~~~

提督「春雨の麻婆春雨か……楽しみだな。まあまたの機会ということで」

提督「さて、晩飯は誰と行こうか。くじ引きを引こう」ガサゴソ

提督「よっと」ピッ

↓2  艦娘指定+コンマで親密度判定

瑞鳳と食事

提督「瑞鳳か。瑞鳳なら飲みたいって言いそうだな。鳳翔さんのお店に行くか」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

鳳翔「あら、いらっしゃい」

提督「こんにちは。今日は瑞鳳となんだ。適当に食べるもの用意してくれ」

瑞鳳「よろしくお願いします」

鳳翔「わかりました」

>>217の1行目はミスです 気にしないでください



提督「それじゃ、乾杯」

瑞鳳「かんぱーい。今日もお疲れ様」

提督「お疲れ様。……しかし、瑞鳳が酒飲むのはやっぱり何か見ててアレだな」

瑞鳳「えぇー、それどういう意味?」

提督「言っちゃ悪いけど、瑞鳳は空母の中でも結構幼く見えるから」

瑞鳳「ひどーい!私だってちゃんと大人なんだから!」

提督「はは、すまんすまん」

瑞鳳「そんなこと言ったら、龍驤ちゃんだってあまり変わらないじゃない」

提督「まああれもな……いろいろ小さいしな」

瑞鳳「いろいろって、何?」

提督「いや、気にしなくていい」


鳳翔「はい、だし巻き玉子です」

瑞鳳「あーっ!鳳翔さん、私のキャラ取らないでよう」

提督「キャラって……」

鳳翔「料理のことなら、私だってプライドがありますから。提督、どうぞ召し上がって下さい」

提督「頂きます……うん、熱々でだしが効いてて、おいしいな」

瑞鳳「……」

提督「ん、どうした瑞鳳?」

瑞鳳「提督!私の玉子焼きと鳳翔さんの玉子焼き、どっちが美味しい!?」バンッ

提督「えっ、どっちも美味しいけど」

瑞鳳「駄目!どっちが美味しいかちゃんと言って!」

鳳翔「そうですよ提督。男の人なんですからはっきりなさらないと」

提督「えぇ……(どうしてこうなった)」

瑞鳳「私の玉子焼きの方が美味しいよね?」ズイッ

提督「ちょ、近い近い!お前だいぶ酔ってるだろ!」

瑞鳳「ごまかさないで!どっちなの?」

提督「そ、そうだな……瑞鳳ののほうが美味しいよ」

瑞鳳「えへへぇ……」

鳳翔「あら、そうですか……頑張って作ったのに……残念です」

提督「鳳翔さんも悪ノリやめて!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~

チュンチュン

提督「うーん、朝か……昨日はよく飲んだな。 あのあと瑞鳳がメッチャ絡んできて大変だった」

提督「気を取り直して今日も誰かと食事をしよう」ガサゴソ

提督「どっせい」ピッ

↓1  艦娘指定+コンマで親密度判定

~~~~~~~~~~~~~~~

提督「今日はちょっと奮発して、ホテルのバイキングに来てみました」

五月雨「わあ……これ、全部食べ放題なんですか!?すごいです!」

提督「オードブルからデザートまで、全部食べ放題だ」

五月雨「さっそく取ってきますね!」

提督「ちょっと待った。ゆっくり一緒に行こうな」

五月雨「あ、はい。楽しみだなあ」

提督(来てから気づいたけど……絶対皿ひっくり返すぞこれ……)


提督「バイキングって色々置いてあるからめっちゃテンション上がるけど、実際思ったほど食べれないんだよなあ……」

五月雨「そうですね……もうお腹いっぱいです」

提督「デザート取ってきてあるから、食べようか」

五月雨「はい。ありがとうございます」

提督「そういえば、五月雨と涼風って他の白露型と制服違うよな」

五月雨「はい。私的には今のもけっこう気に入ってますけど、向こうの服もカワイイですよね」

提督「艤装もだいぶ違うから、その辺で困ることもあるんじゃない?」

五月雨「困ることは……そんなにないかな?あ、お姉さんたちから『軽そうでいいな』って言われることはありますね」

提督「服も白くて軽やかそうだしな。なるほど」


五月雨「あ、コーヒーのおかわり取ってきましょうか」

提督「いや、俺が取ってくるよ」

五月雨「私も欲しいと思ってたところですから、全然気にしなくていいですよ。待っててくださいね」タッタッ

提督「あっ……」

ドンガラガッシャーン!!オ、オキャクサマー!?

提督「あっ……(察し)」


五月雨「うう……服がビシャビシャです」

提督(最後、気を抜いた瞬間に……)


~~~~~~~~~~~~~~~~~

提督「慢心は禁物だとおもいました」

提督「さ、晩飯だ。誰になるかなー」ガサゴソ

提督「ほい」ピッ

↓2  艦娘指定+コンマで親密度判定


提督「朝潮か。朝潮……」

提督「……」

~~~~~~~~~~~~~~

朝潮「わあ……夜景がキレイですね」

提督「こういう所、来るのは初めてか?」

朝潮「はい……鎮守府からこんなに離れたのも初めてだと思います」

提督「山のほうまで来てるからな。料理はコースを頼んでるから、少し待っててくれ」

朝潮「はい」



提督「どの料理も美味しいな。量は多くないけど」

朝潮「はい、でも私にはちょうどいい量です」

提督「旬の野菜とかを使ってて、こだわりが感じられるよ」

朝潮「そういえば、今日はお酒は飲まれないのですか?いつもだったら『お酒に合うな』などと言っているかと思うのですが」

提督「ああ、ちょっとな」

朝潮「それに、なぜ今日はこんな所に連れてきてくれたのでしょう」

提督「そうだな……」

朝潮「司令官と私の二人だけでこんな遠くのレストランにだなんて……あっ、分かりました!作戦会議ですね!それでお酒を飲まれてなかったのですね!」

提督「うーん、なるほど」

朝潮「極秘任務か何かなのでしょうか?」

提督「はは、残念ながら作戦会議じゃないよ」

朝潮「え、違うのですか!では、一体?」


提督「……朝潮はさ。そういう風に、任務に対してとても実直で、真面目だよな」

朝潮「お褒めいただいて、ありがとうございます」

提督「お前の真面目さに、俺や、俺たち艦隊はずっと助けられてきた。そんな朝潮に、今日はご褒美をあげようと思うんだ」

朝潮「ご褒美……」


提督「これを……受け取ってほしい」スッ


朝潮「これは……ケッコンカッコカリの指輪……」

提督「知っての通り、この指輪は一定練度に到達した者には全員に渡すようにしている。朝潮だけに、ってわけじゃない。それでも……それでも。この指輪は、朝潮のためのものだ。……受け取ってくれるか」

朝潮「……はいっ。ありがとうございます。朝潮のために……嬉しいです」グスッ

提督「これからも、皆を支えてくれ。よろしくな、朝潮」

朝潮「……はいっ!」


ケ・ッ・コ・ン・カ・ッ・コ・カ・リ
 -艦娘と強い絆を結びました-


もう少し長くやる予定だったんですが、キリが良いので終わりにします。

お付き合い頂きありがとうございました。またどこかでお会いしましょう。

艦これだし遅かれ早かれ荒れるだろうとは思ってたので荒らしとかは別に気にしてないんですけどね
読みづらくなってしまったのは申し訳ないです

親密度0を書けなかったのだけ個人的にすこし残念

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年07月11日 (土) 20:50:13   ID: c9nSiVTq

よくスレタイに安価付けろってゆうのを見かけるけど、実際のルールはどうなんだろ。そもそも、細かいルール何てあるのだろうか。

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