ザザァー、ザザァー

？（俺の名前は神谷駿。現在高校３年生で受験生だ）

駿（疲れたりしたら家の近くの砂浜を歩くのがくせになってるんだけど）


謎の女の子「」

俊「ちくしょう！！こんな光景は初めてだ！！」

いきなりミス…ごめんなさい

ザザァー、ザザァー

？（俺の名前は神谷駿。現在高校３年生で受験生だ）

駿（疲れたりしたら家の近くの砂浜を歩くのがくせになってるんだけど）


謎の女の子「」

駿「ちくしょう！！こんな光景は初めてだ！！」

駿（え、ほんとになにこれ？マジで倒れてんの？それとも寝てる？）

謎の女の子「」

駿（でもどっちにしようがこのままはダメだよな…）

駿（運ぶか…にしてもどうやって運べばいいんだ？）

駿（なんか武器？みたいのついてるんだけどおもちゃかな？）

駿（はーなんか変な一日だな…）

ザザァァァァ…

駿（ん、なんの音だ？波の音にしてはでかいような）

駿（海の向こうになんか見えるな。え、なんだあれ…）

黒い生き物「」ザザァァァァアアア！！

駿（え、嘘だ…近づいてくる！？なんだよあれ！！）

黒い生き物「ぐぎゃあああおああおおお！！」

駿「あ、あ、うわわわわあああああ！！」

駿（なんだ！？咆哮！？や、やばい、まじでやばいぞ！！）

駿「にげねーと、ってこの娘重っ！？」

駿「頼む起きてくれよ！！死ぬぞ！！」

黒い生き物「」ｼﾞｬｷﾝ

駿「ああ、死んだわ…




？「きみはまだ死なないよ」

？「僕が守ってあげる」

駿「へ？」

時雨「時雨行くよ！」

時雨「ふう、なんとかなったみたいだね」

駿（あ、あの黒い生き物を瞬殺…）

時雨「大丈夫かい、けがはない？」

駿（そしてこのやさしさ！なんだこの気持ち）

駿（そうか、これが。この気持ちをぶつけてしまいたい！）

時雨「？」

駿「あ、あの！」

時雨「なん…「はよおきろやあああああああああああ！！」

時雨「ひ！？」

駿「なにが僕が守ってあげるだよ！！あとすこし起きるの遅かったら死んでたわ！」

駿「そしてなにあの生き物！？そして君もなんで海の上滑ってんの！？！？」

駿「そしてあの生き物倒すし！！なんなの！？」

時雨「」

駿「はー…はー…ん？」

時雨「ｸﾞｽｯ…」

時雨「ﾋｸﾞｯ…ｸﾞｽｯ…ｳﾜﾜﾜﾜﾜﾝﾝ!!!｣

駿「ちょ、え、ああ、え！！なんで！？」

時雨「ﾋｸﾞｯ…!ごめん…男の人に怒鳴られたの初めてで怖くて…ｸﾞｽｯ」






駿（ああ女の子泣かしてしまった…）

駿（…………死のう！！！！！！！！！）白目

駿（まあ、死のうと海に飛び込もうとしたら止められちゃったぜ！）

駿「えっと麦茶でいい？」

時雨「だ、大丈夫だよ」

駿（そのあと、全力で土下座してなんとか許してもらった。女の子泣かすと罪悪感ハンパない！）

駿（そんで家に連れてきたわけだけど…）

駿「えっと記憶がないの？」

時雨「うん。自分の名前以外はなにも。なんであそこにいたのかも分からないんだ…」ｼｮﾎﾞﾝ

駿（あ、なんか可愛い。じゃなくて！）

駿「ほんとになにも？」

時雨「うん…」

駿「そっか…。ドーナツ食べる？」

時雨「いいのかい？」

駿「うん」

時雨「ありがとう！」ﾊﾟｱｧｧ

駿（あー可愛いな。和む）ﾎﾝﾜｶ