雪美「…………付き合う……?」 (169)

※複数P世界、安価スレ
エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意
オリジナル設定注意
ケモノ注意

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1434698122


輝子「トモダチ付き合い」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1433061149

レナ「この賭け、付き合う?」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1433244362

加蓮「その時までなら……付き合うよ……」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1433491597

凛「今日はちょっと……付き合えないかな」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1433734895

瑛梨華「よし、付き合っちゃう!」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1434350943


の続きです
いつもより猫要素多目な87作目
前回までのあらすじ
・・ゆきみがなかまになった

>>1はケモナーかな?

Pの家 居間



雪美「…………………………」ジー

美玲「むぅ……………………」

雪美「………………………」ジー

美玲「むむむ………………………」

雪美「………………………」ジー

美玲「い、言いたい事があるなら…ハッキリ言えッ!」

雪美「……………?」

美玲「さっきからどうしてジッとウチを見てるんだよッ?何だ、何が言いたいんだッ?!」

雪美「……………だけ……………」

美玲「何だッ?」

雪美「…………あなたを、見ていた…………だけ…………」

美玲「う、ウチを見ていた…だけッ?」

雪美「……………………」コク

美玲「な、何だよ…それッ?ウチを見て面白いのかッ?!」

雪美「……………………」コク

雪美「……………………………」

美玲「がるるるる………へ、変なヤツだなッ!こ、この際だから言っておくけど…ウチはまだオマエを認めたワケじゃないぞッ!」

雪美「…………………………」

美玲「ウチは群れを守らないといけないからなッ!オマエみたいな怪しいヤツは簡単に認めてやるワケにはいかないぞッ!」

雪美「…………………………」

美玲「……またダンマリか…………」

雪美「…………私………怪しい、の…………?」

美玲「ああッ!自分の種族すら話さないようなヤツなんか信用できないぞッ!オマエは一体どこの一族だッ?!」

雪美「……………………?」

美玲「と、トボけてもムダだぞッ!ウチにはちゃんとオマエが『獣』だって分かってるんだからなッ!」

雪美「………獣…………?」

美玲「>>9

獣…の雰囲気が……ない……?(妖精猫なので)

>>3
ぎんぎつねとか好きです



美玲「『獣』…の雰囲気が……ない……?」

雪美「………………………………」

美玲「いやッ……でも確かに『獣』のニオイがするし……何なんだッ、オマエはッ?」

雪美「………………………?」

美玲「がるるるる………ウチの知らない一族のモノかッ?だったらそれを…言えッ!」

雪美「…………………………」

美玲「がるる…………ニオイは『山猫』とかと似てるけど……もっと違う……『獣』にあるはずの何かがない…………」

雪美「…………………………」

美玲「と、とにかくッ!オマエが自分の種族を言うまではウチはオマエを信用しないからなッ!それが一族の掟だッ!」

雪美「…………一族…………」

美玲「オマエだって『獣』なら、誰かから教わっただろッ!」

雪美「………………………………」

美玲「がるる……………………………」

亜季「美玲ちゃん、雪美ちゃん、本日の朝食は焼き魚であります!」
ゴトッ ゴトッ ゴトッ

美玲「…………亜季ッ!」

亜季「まあまあ、まずは朝食にしましょう。焼き魚が冷めてしまいます。」

美玲「がるるるる…………亜季が言うなら…………」

雪美「………………………………」

雪美「………P………どこ……行った、の……?」

亜季「P殿たちならば早朝からのミッションに参加されております!」

雪美「……ミッション…………?」

亜季「はい、テレビ番組の収録のミッションであります!……P殿たちはお仕事です。」

雪美「……………………………」

亜季「>>16

↑ロンメルが雪美に懐く

亜季「心配しなくても今日中に帰ってきますよ……お土産もつけてね。」

雪美「…………………………」

亜季「『期待して待ってろ!』との事です。」ナデナデ

雪美「………………うん…………」

美玲「むぅ…………………」

亜季「よしよし。」ナデナデ

雪美「…………………………」

美玲(何だか面白くないぞ………)

ロンメル「ニャー。(芳しき香りかな。)」ストン トコトコトコトコ…

雪美「…………ペロ………」

美玲「ペロじゃなくてロンメルだぞッ!」

雪美「……………ペロ………」

美玲「がるる…だからロンメルだって言ってるだろッ!」

亜季「あっはっはっは、まあ良いではありませんか。」

亜季「焼き魚の香りに釣られましたかな?」

ロンメル「ニャー。(然り。分け与えては貰えぬか。)」

亜季「残念ながらそれは出来ません。猫に焼き魚は塩分濃度が高すぎますので。缶詰めで我慢してください。」

ロンメル「ニャウ………(そうか………)」

雪美「…………ペロ………おいで………」

ロンメル「ニャー。(何事か?)」トコトコトコトコ

美玲「あッ、オイッ!!」

雪美「………人間のご飯………取ったら怒られちゃう…………私のなら………分けてあげる……から………」

ロンメル「ナーオ(かたじけなし。)」

美玲「コラッ!ロンメルに焼き魚はあげたらダメだって亜季が言っただろッ!」

雪美「……ペロ…………家族…………Pが……言ってた…………」

美玲「そ、それはそうだけど…………」

ロンメル「ニャオン(げに親切なる同胞かな。)」

雪美「>>22

美玲も…魚…食べる…?

雪美「……美玲も…魚………食べる…?」

美玲「オマエに言われなくても食べるぞッ!」

雪美「……………?」

亜季「美玲ちゃんの分は美玲ちゃんの分で、雪美ちゃんの分は雪美ちゃんの分でありますから大丈夫ですよ?」

雪美「………私の………分………一匹……………?」

亜季「ええ、七海ちゃんから頂いた新鮮な鯵であります!どうぞ遠慮せずに召し上がれ、であります。」

雪美「……………………………」

雪美「………………いい、の………?」

亜季「はい。」

雪美「………………………」

亜季「ロンメルにはこれをあげましょう。」っ鰹節の欠片

ロンメル「ニャオ!(そ、それは…!!)」

亜季「来いよ、ロンメル!焼き魚なんか見捨ててかかって来いよ、であります!」

ロンメル「ナーオ!」シュバッ!

〜〜〜



ロンメル「……♪」ガリガリガリガリ

美玲「……………………………」

亜季「さっ、我々も頂くとしましょう。醤油は手前の方ですからソースと間違えないように注意してください。」

雪美「………うん………分かった…………」

ロンメル「ニャゴニャゴ♪」
ガリガリガリガリ

美玲「…………………………」

美玲「……亜季やPたちは簡単に相手を信用しすぎだぞ…」

亜季「P殿の人物を見る目は確かであります。私はそれを信じます。」

美玲「……………………………」

亜季「……美玲ちゃんに納得して頂けないのも分かりますが、私は雪美ちゃんが悪い子には見えません。」

雪美「………………にゃー……」

美玲「>>29

なら…まあ…亜季と…ついでにPを信じることにする…ウチだけ吠えてるのもバカバカしいし…

……フンッ……

美玲「…………フンッ……」

亜季「………………………」

美玲「……いただきます。」
ムシャムシャ

亜季(…参りましたな…………)

雪美「………………?」

美玲「………………………」ムシャムシャ

ロンメル「ニャウ……(ふむ……)」

食後 美玲の部屋



美玲「むぅ…………」バタッ

美玲「……面白くない……面白くない…………面白くないぞッ!」

美玲「……皆してアイツをすっかり信用して………ウチはアイツがちゃんと話すまでは信用しないからなッ!」

子狼のぬいぐるみ「………………」

美玲「……オマエはどう思う?」

子狼のぬいぐるみ「………………」

美玲「………ぬいぐるみに聞いても仕方ないか。」

ひまわりが産まれた頃のしんのすけ思い出したw

美玲「どうして皆アイツを………それは……悪いヤツじゃないってのは何となくは分かるけど………どこの誰かもハッキリしないし…………」

美玲「自分の種族が分からないなんてあるわけがないぞッ!猫族のどれかなんだろうが…………」

子狼のぬいぐるみ「………………」

美玲「……拓海はアイツをサイドカーに乗っけてツーリングに行くし、瑛梨華はアイツに漫才を仕込んでるし、櫂はアイツと泳いでるし…………」

子狼のぬいぐるみ「………………」

美玲「…………………………」

美玲「………Pの膝の上を占領してるし………………あそこはウチの場所なのに……………Pは雪美の相手ばっかりしてるし………………」

美玲「……………亜季も………ウチに構ってくれる時間が短くなったし…………がぅ…………………」

美玲「…………ウチの方が………亜季たちとずっと一緒に居たのに…………」

子狼のぬいぐるみ「………………」

美玲「…………ウチの方が……………………」

子狼のぬいぐるみ「……………」

美玲「>>37

安価把握

一時中断します

今までのリストってどこで見れますか?

美玲に対して「お姉ちゃんだから我慢しろ」ってのも残酷な話だしなあ…どうなるやら

>>39
亜季 お付き合いシリーズ wiki
で検索していただくと、まとめていただいた記事があります


再開します

美玲「何が家族だ……結局みんな、自分より小さくて人と違ってるヤツに優しくしたいだけじゃないかッ!もうこんな家族ごっこなんかやってられないぞッ!! 」バシィッ!!

子狼のぬいぐるみ「………………」

美玲「亜季たちは…ずっとウチと居てくれないくせに何でッ!!何で…………ウチとの時間を……………」

美玲「ウチじゃなくて、雪美を可愛がってればいいんだッ!!可愛がれれば誰でもいいんだろッ!!」

子狼のぬいぐるみ「………………」

美玲「ハァ………ハァ……………ウチと居てくれるって………言ったのに…………嘘つき…………」

美玲「こんなぬいぐるみなんかッ……!!」グググ……

子狼のぬいぐるみ「………………」

美玲「…………………………」

子狼のぬいぐるみ「………………」

美玲「………ッ!!がぅぅ………うう…………こんな……ぬいぐるみなんか………………」

子狼のぬいぐるみ「………………」

美玲「……………………………」

美玲「……ウチは………誇り高き一匹オオカミだから……元々群れるなんてッ…………群れるなんてッ……………!!」

美玲「………ウチ………要らないのかな…………ウチじゃなくても……いいなら…………………」

子狼のぬいぐるみ「………………」

美玲「………………亜季………」

美玲「がぅぅ………胸がモヤモヤして………気持ちが悪い……こんな気持ちになったのも………全部ッ………!!」

美玲「…………ぐるるるるる……」

居間



亜季(………猛省しなければなりません……………)ナデナデ

雪美「………………?」

亜季(……最近美玲ちゃんの相手を疎かにしてしまっていました…………分かっていたのに………美玲ちゃんは………寂しがり屋さんですから……………)ナデナデ

雪美「…………………………」

亜季(……美玲ちゃんは……ずっと甘える相手が居なかったからのですから……無理もありません………)ナデナデ

雪美「>>48

私が悪いの……?

雪美「……私が悪い………の………?」

亜季「えっ………?!」

雪美「…………私は……やっぱり…………居たら………いけない、の…………?」

亜季「…そんな事は……!」

雪美「………亜季………悲しいの………伝わる…………」

亜季「…………………………」

雪美「…………………………」

雪美「………私……居るの……嫌…………?」

亜季「………嫌ではありませんよ。」ギュッ……

雪美「…………だったら………どうして…………?」

亜季「…………………………」

雪美「…………………………」

亜季「………少し、考え事をしていただけです。」

雪美「…………………………」

雪美「………心………寒いと………悲しい……………」

亜季「…………………………」

雪美「……………美玲…………寒そう………………」

亜季「…………雪美ちゃん……少し此処にいてください。」

雪美「…………………………」

亜季「……美玲ちゃんに謝らなくてはなりません……」

美玲の部屋


コンコン

亜季「……美玲ちゃん。」コンコン

亜季「………美玲ちゃん、返事をしてください、美玲ちゃん。」コンコン

亜季「………美玲ちゃん………?」
コンコン

亜季「………………………」

バギィィィィッ!!

亜季「……美玲ちゃん!!………………しまっ……た………………窓が………空いている…………」

ヒュゥゥゥゥ……

亜季「>>55

↑美玲の闇につけこんだ何者かが美玲を操る(力が普段の10倍)

亜季「……いや、まだ部屋に居ますね………」

ヒュゥゥゥゥ……

亜季「………………………」

美玲「うがぁぁぁぁぁ!!」
シュバッ!!ザシュッ!!

亜季「チィッ……!!」ババッ!

美玲「がるるるる………!!」

亜季(……っ……!少し掠りましたか
………)

美玲「がるるるるるる………!!」

亜季「……落ち着いてください、美玲ちゃん!!………いや……様子がおかしい………!」

美玲「ぐるるるるる……がぅぅ…………うがぁぁぁぁぁ!!」

亜季「………美玲……ちゃん………?」

美玲「フゥ………フゥ……がぁぁぁぁぁッッッ!!」シュバッ!!ガシッ!!

亜季「………っ!!」ドゴォォォン!!

美玲「がるるるるるる………」
ギリギリギリギリ

亜季「(…っ!いつもより遥かに力が強い………)……んの!!」
バキィィィィ!!

美玲「キャウン!!」ガシャァァァン!!

亜季「ハァ………ハァ………」

美玲「フゥ………フゥ…………ぎゃう!!」シュバッ!!シュバッ!!

亜季「ま、待ってください美玲ちゃん!!」

亜季「……………………」

ヒュゥゥゥゥ……

亜季「………美玲ちゃん………一体………………どうして…………」

亜季「………………………」

亜季「………そんな事より、今は一刻も早く………美玲ちゃんを見つけ出さねば………!」

亜季「…………っ……P殿にもお知らせせねば…………私はなんと情けないのでしょう……………」

亜季「…………美玲ちゃん………」

解体途中で鉄骨が剥き出しのビル



美玲「…………………………」

ヒュゥゥゥゥ……

美玲「………ウチ………何で……………………何で…………亜季に………あんな事を…………?」

美玲「……亜季の………血が………ツメに…………ああ………そんな………嘘だ…………ウチは………亜季…………に……………」

美玲「………ああ…………あああ………………亜季に…………亜季……に…………亜季……に……………………」

美玲「>>65

うがあああー!

美玲「うがあああー!!」

美玲「…ハァ………ハァ………がぁぁぁぁぁッッッ!うがぁぁぁぁぁッッッ!!」

美玲「ウチは………本当は分かってたのに………亜季やPが……ウチの事………ちゃんと………大事にしてれてるの………なのに………ウチ……………」

美玲「……胸に……モヤモヤが広がって………怖くて……不安で………悲しくなって……………ウチは………ウチは……………」

美玲「がぅぅぅぅ……うがぁぁぁぁぁ!!ウチは………最低だ………こんな………自分勝手な気持ちで…………ウチの………一番大切な………人を………………亜季を…………………ううう………」

美玲「……うああああ………亜季…………ごめんなさい…………亜季……………亜季……………ウチ…………亜季を………………」

美玲「……ウチは……ウチと……亜季たちとの時間が減るのが嫌で…………ただ………一緒に居られるだけで………幸せだったのに……………………」

美玲「………亜季は…………初めて…………ウチに……………ウチに………………好きってどんな気持か…………教えてくれた………人だったのに…………………亜季…………」

雪美「…………見つけた………」

美玲「?!」

雪美「………………やっぱり…………」

美玲「………!うう………がるるるる!!(ま、また……モヤモヤしたのが…………?!)」

雪美「…………………………」

雪美「………………!」
スッ……シャキン……!

???「ギ……?!」スゥゥゥ…………

美玲「あ……れ………?」ガクッ……

雪美「………良くないもの…………居た…………もう………大丈夫…………」

美玲「…………………………」

雪美「………心………寒いと…………良くないもの…………来る…………」

美玲「………今何を………?」

雪美「良くないもの…………消した………………」

美玲「…………………………」

雪美「………ごめんなさい…………私……………ちゃんと…………居なくなるから…………………」

美玲「…………………………」

雪美「………あなたの居場所………取ってた…………私のじゃ………なかったのに……………」

美玲「………お、オイ………」

雪美「……温かい……ご飯…………安心できる………寝床…………優しい………人…………みんな…………初めて…だったから……………」

美玲「……………!」

雪美「>>72

さよなら……
(何も残さず風のように消える)

雪美「さよなら………」サーッ……

美玲「ま、待てッ…………!」

美玲「……雪美……雪美ッ?!」

美玲「……オイ………どこに行ったんだ………雪美ッ……?!」

ヒュゥゥゥゥ……

美玲「…………雪美も…………寂しかったんだ……………ウチより…………ずっと…………………」

美玲「…………ウチは……寂しいって思たけど…………アイツは………寂しいが分からないぐらい……………………ずっと………一人………だったんだ……………」

美玲「……………………………」

過去 路地裏




黒猫「………………」ヨロヨロ……

黒猫(………お腹………空いた………………)キュー……

ゴミ箱「………………」

黒猫(………あっ…………何か…………食べるもの…………)
ヨロヨロ……

黒猫(………もうずっと………何も食べてない………………寒い…………)
ヨロヨロ……

黒猫(…………寒い…………寒い………………寒い……………)
ヨロヨロ……

黒猫(…………食べられる………物を………………)ヨロヨロ……

料理人「An bhfuil t・, agus bh・ roughened an bruscar! ! (ゴミ箱を荒らしていたのはお前か)!!」

黒猫「…………?!」

料理人「Beat ・! Is mian s・ seo cat dingy agus stray!失せろ!(この薄汚い野良猫がっ!)」シュッ ガツン!

黒猫(………!痛い…………!)

料理人「T・ an OCT ・ cumhdach i sorc・ir cloch! M・ mar gheall unbearable Nuair a bh・ ar athra・odh a ionad freisin i ...... galar aisteach go d・reach!(石コロでも食らってろ!全く……変な病気でもうつされたらたまらねえからな!)」シュッ ガツン!

黒猫(………痛い………痛い…………)

〜〜〜



黒猫(………痛い…………痛い…………………私…………何も………してないのに……………)

黒猫(………お腹…………空いた…………寒い……………とっても…………寒い………………)

黒猫(……………痛い………寒い……………………心……………寒い……………………)

黒猫(………私………どうして…………生きてるんだろう………………)

黒猫(>>80)

……
(息絶える)

安価把握

お休みなさい

再開します

黒猫(………………………)パタ……

黒猫(……………………………)

ポゥ…………

黒猫(…………………………)
トクン……トクン……

黒猫(………………また、だ………)
パチッ

黒猫(………寒く………なくなれない……………いつも………こうなっちゃう……………)

黒猫(……もう少しで………寒く………なくなれるのに……………)

黒猫(…………生きる…………苦しい………冷たい………暗い…………怖い………………)

黒猫(…………いつまで………こうして………いないと………いけないの……………)

黒猫(…………寒い…………もう……ずっと…………寒い……………)

黒猫(………どこかに………寒くない場所…………ある、のかな………?)

黒猫(………………………………)

黒猫(…………わからない…………)

黒猫(………『ヒト』じゃないのは………分かる………………『ヒト』は………私………嫌い…………)

黒猫(………猫……なのかな………でも…………私………猫でも、ない……………)

黒猫(………私は、何…………?)

黒猫(…………私と………同じ…………いない………………寒い……………………)

黒猫(……私の周り…………気が付いたら………誰もいなかった…………)

黒猫(………痛い…………体も、だけど………………心…………痛い…………)

黒猫(……………今日の寝床探さなきゃ……………痛い………ヒトに………見つからないところ………)

黒猫(………ヒト…………怖い…………………)

黒猫(…………私…………どこにいても…………いけない………邪魔……………居ていい場所…………ない…………………)

黒猫(>>88)

あの走ってる車にぶつかったら……寒くなれるかな……

黒猫(あの走ってる車にぶつかったら……寒くなくなれるかな……)
ヨロヨロッ……

黒猫(………もう…………疲れた…………)ヨロヨロッ……

黒猫(………………………)

ブロロロロロロ…!

黒猫(…………これなら………きっと………………)

社長「危ない!」バッ ガシッ!

黒猫「?!」

〜〜〜


社長「ほら、お腹が空いているだろう。飲みなさい。ミルクは本当はあまり良くないんだが………まずは栄養を摂るのが大切だからね。」

黒猫「…………………………?」

社長「これは君の分だ。君が飲んでいいんだよ。」

黒猫「…………………………」

社長「ミルクより魚などの方が良かったかな?消化機能が弱ってるだろうから、それは我慢してくれたまえ。」

黒猫「…………………………」

黒猫(………いい匂い…………ご飯…………久しぶり…………でも………………)

社長「…………………………」

黒猫(……本当に………いいの………温かい………ご飯…………ヒト…………くれないのに…………)

社長(……この子は………………)

黒猫(………………………………)

社長「………大丈夫……僕は君に危害を加えたりしない。」

黒猫(………………………)

黒猫「…………どうして………?」

社長「……!(そんな気はしていたが…………)」

黒猫「…………どうして………私を…………助けた、の………?」

社長「困っている子が居たら助けるのは当たり前じゃないか。」

黒猫「………………………?」

社長「君は……とても悲しい……そして寂しそうな目をしていた。」

黒猫「………悲しい………寂しい……………?」

社長「>>94

私は、この世からあらゆる悲しみをなくしたいんだ。一生かけても不可能なことかもしれないが……

社長「僕は、この世からあらゆる悲しみをなくしたいんだ。一生かけても不可能なことかもしれないが……」

黒猫「……………………………」

社長「だが、僕は本気でそれに取り組んでいる。協力してくれる子たちも居るんだ。……皆面白い子たちだよ。」

黒猫「…………面白い…………?」

社長「愉快で楽しくて、わくわくするって事さ。」

黒猫「…………………………」

社長「僕は面白い事が大好きなんだ。」

社長「余計なお世話だとは思うが、君を助けさせてくれないかね?もちろんタダではなくては条件はあるが。」

黒猫「…………私………何をすれば…………いい、の………?」

社長「……アイドルになって欲しい。」

黒猫「…………アイドル…………?」

社長「君からは才能を感じる。」

黒猫「……………………………」

社長「……人間の姿にはなれるかな?」

黒猫「……………分からない……」

社長「……じゃあ、少し試してみて欲しい。」

黒猫「……………やってみる……」
ポゥゥ……

社長「………………………」

雪美「…………………」ポゥゥ……

雪美「…………………………」

社長「………ありがとう。」バサッ

社長「………自分の名前は分かるかね?」

雪美「……………雪美……………佐城………雪美…………分かるの………それだけ…………」

社長「…………仲間は………?」

雪美「………いない………私…………ずっと…………私だけ………」

社長「……………………………」

雪美「>>100

お父さんもいない……お母さんは……私が最初に目を開けたら……もう……寒くなってた……

雪美「…お父さんも……いない……お母さんは……私が最初に目を開けたら……もう……寒くなってた………」

社長「………………………」

雪美「……だから………よく分からない…………お父さんも…………お母さんも…………………」

社長「……………………………」

雪美「………分からない…………分かるの………寒い………暗い……痛い………怖い………お腹が空いた…………」

社長「……………………………」

雪美「………ごみを………あさったり………食べ物を………とったりして………生きてきた………でも、それ…………悪い事…………」

社長「………………………」

雪美「………私のせいで………誰か………悲しいと…………」

社長「…………………」ギュッ

雪美「…………?!」

社長「…………温かい場所に……必ず君を連れて行くからね……」

雪美「…………………………」

雪美「……私………触ると……汚い、から…………」

社長「……………………」ギュッ

雪美「…………………………」

社長「…………誰からも……抱きしめて………もらえなかったんだな………君は………………」ギュッ

雪美「…………………………」

社長「……………………………」

雪美「…………………温かい……」

〜〜〜


P「今日からここがお前の家だ。」

雪美「……私の………家…………?」

P「………ああ、雪美は俺たちの家族になるんだ。俺の事は父親だと思ってくれていいからな……」

雪美「……………お父………さん…………」

P「………もう、誰にもお前に悪さなんかさせない。必ず俺たちがお前を守る。」

雪美「…………………………」

P「>>106

P「…腹減ったろ、待ってな、ウチの嫁さんの飯は天下一品だからな。」

雪美「……………………」

P「今の内にハードルを上げられるだけ上げておいてもいいぞ。亜季の料理はそれを楽々超えるからな!」

雪美「…………………」キュー……

P「あっはっはっは、腹は正直だな!随分と可愛いお腹の虫さんじゃないか。」

雪美「……………………………」

居間



亜季「はい、お口に合うかは分かりませんが、どうぞ召し上がってください!」ドンッ

雪美「………………!」

P「おお、美味そうだな!」

亜季「今日は良い鮭が手に入りましたので、ムニエルにしました!」

P「よし、でかしたぞ軍曹!」

亜季「はっ!ありがとうございます!」

雪美「……………………………」

雪美「……………美味しそう…………」

P「そして実際美味いんだ、これが。亜季の料理は世界一だからな!」

亜季「い、いえ……そんな事は………!」///

P「少なくとも俺にとっては世界一だよ。愛する嫁さんの手料理以上の物がある訳ないだろ。」

亜季「………はう………」//////

雪美「…………………………」

P「どうした、遠慮しなくてもいいんだぞ?」

雪美「…………残り……出るまで、待たないと……………」

P「……待つ必要は無いぞ。それは亜季がお前の為に作った料理なんだからな。」

雪美「…………………?」

P「……この料理は全部お前の分だ。お前の好きなだけ食べていいんだ……お代わりもあるからな。」

雪美「…………………………」

亜季「>>112

どれ…食べやすいようにほぐしてあげますからね…

亜季「どれ…食べやすいようにほぐしてあげますからね…」
スッ……サクッサクッ

亜季「はい、あーんをしてください!」

雪美「………?あーん………」

亜季「それ。」ヒョイ

雪美「…………!!」パクッ モグモグ

亜季「…………………」

雪美「…………………」モグモグ

亜季「………ふふっ…お味は如何ですか?」

雪美「…………美味しい………!………こんなに…美味しいの…………初めて………………」

亜季「ありがとうございます!」

P「……俺の嫁さんの料理は天下一品だって言っただろ?」

雪美「…………………………」

亜季「いやはや……喜んで頂けて何よりであります…」///

雪美「……温かい………ご飯………………美味しい……………」

P「…………………………」

雪美「………あなた…………名前、は…………?」

亜季「あっ!申し遅れてしまいました、自分は大和亜季、職業はアイドル、所属は事務所であります!」

P「そして俺の世界一の嫁さんだ!」

亜季「もう…………」///

雪美「………………………」

P「つまりはお前にとってはお母さんになる人だな。」

雪美「…………お母さん…………」

亜季「……これからよろしくお願いします、雪美ちゃん。」

雪美「………………………………」

P「……好きな時に好きなだけ甘えていいんだからな。」

亜季「………………」ニコ

雪美「>>118

……温かい……好き……(抱きつく)

安価把握

一時中断します

再開します

雪美「……温かい……好き………」
ダキッ

亜季「おおっ?!」

雪美「……………………」ギュッ……

亜季「…………よしよし…」ナデナデ

雪美「…………………………」

P(雪美も美玲と同じだ………愛情に飢えている………………)

亜季「…………………」ナデナデ

雪美「…………………………」

雪美「…………好き………分かった…………好き…………温かい………………」ギュッ……

亜季「……………………」ナデナデ

P(雪美が此処に安心して居られるようになるまでは……美玲たちには悪いが雪美に専念しよう…………でないとこの子は………………)

雪美「………お父さん…………お母さん…………初めて…………………こんな気持ち…………知らなかった……………」ギュッ……

P(……この子は………自分が居ていいのか………分からない…………)

亜季「……………………」ナデナデ

P(……美玲と同じ目をしたこの子を…………放ってなんて置ける訳がない………………)ナデナデ

雪美「…………………………」

P「………大丈夫だからな………大丈夫……だからな……………」ナデナデ

雪美「…………にゃー……………」

P「………お前は……ここに居ていいんだ…………」ナデナデ

雪美「………………………………」

現在 解体前のビル



雪美「…………居ていいって、言われたの…………初めてだった……………」

雪美「………………勘違い、しちゃった…………あそこは………私じゃなくて…………美玲の場所…………………」

雪美「………私………居たら………美玲…………悲しい……………Pたち………家族が悲しいの………悲しい………………」

雪美「…………だから……………私は…………………………」

雪美「……………………………」

雪美「…………今までに………戻るだけなのに…………どうしてこんなに…………心………痛いんだろう………………」

雪美「………これが………寂しい…………?………そっか…………私…………ずっと…………寂しかったんだ………………当たり前だから…………分からなかった…………」

雪美「………………お父さん………………お母さん……………」

美玲「雪美ッッッ!!」

雪美「………美玲…………?」

美玲「やっと………やっと………やっと見つけた………ごめん………ごめん………ウチ…………雪美に……………雪美も…………ずっと………寂しかったのに…………」

雪美「………………………………」

美玲「>>127

あれ……じゃあなんでウチは……?

美玲「あれ……じゃあなんでウチは……?……雪美に……………」

雪美「…………………………」

美玲「………ウチ………雪美が来てから…………亜季が………構ってくれなくなって…………そうか…………ウチ…………怖かったんだ…………ウチの居場所………無くなりそうで………………」

雪美「……………居場所…………」

美玲「………亜季や………Pが………………ウチの事…………嫌いになったら………どうしようって………………」

雪美「…………………………」

美玲「…………もう………好きって言ってもらえなくなったら………って………考えたら………すごく…………すごく……………怖くなって…………………」

雪美「……………………………」

美玲「………家族を………とられたら…………どうしようって………………………」

雪美(……美玲の目…………同じ…………………)

美玲「そしたら………ウチ………また…………一人になっちゃうから…………そしたら………………………ううう……………」

美玲「………ごめん………ごめん…………ウチの……お父さんと………お母さん………ウチがうんと小さい時…………狩りに出たまま…………ずっと………帰って来なくて…………………」

雪美「………………!」

美玲「ウチ…………ウチ………亜季に…………ギュってしてもらった時……………顔も覚えてないはずの…………お母さんを……思い出して…………………………」

雪美(………おんなじ………美玲と…………私……………………)

美玲「………雪美………家に………帰ってやってくれ………P……家族に何かあったら…………すごく………悲しむ……………」

雪美「…………………………」

美玲「………ウチ………家族を………傷付けちゃったから…………もう………………ウチは……………………」

雪美「……………………」トコトコトコトコ

美玲「………ウチ…………亜季を…………………」

雪美「……………………」ギュッ……

美玲「…………雪美…………?」

雪美「………私…………温かくする 方法…………分からない…………でも…………亜季…………こうして…くれたから…………………」

美玲「…………………………」

雪美「>>133

↑お姉ちゃん……

雪美「……大丈夫……さぁ、家に帰ろう……お姉ちゃん……」

美玲「………………!」

雪美「………亜季………心配してる……………美玲…………帰るなら…………一緒……………」

美玲「………ウチを………許してくれるのか…………?」

雪美「………気持ち………分かる……………私が美玲でも………同じ事…………した…………」

美玲「…………………………」

雪美「………私も………美玲と………同じ…………………」

美玲「…………………………」

雪美「………謝まるなら………一緒………………美玲居ない………困る………………」

美玲「…………雪美………………」

雪美「…………美玲も…………温かい………………」

美玲「………………………………」

雪美「……………………………」

美玲「……………………………」

雪美「……………………………」

美玲「……………そうだな………まずは…………謝らないと…………」

雪美「………うん………帰ろ……………」

ギギッ……バキバキバキ……

美玲「………?!」

バガン!!

美玲「………足場がッ!!」

雪美「…………!!」

〜〜〜



美玲「あ、亜季ッ!」//////

亜季「………?」

美玲「う、ウチ………あ、亜季の事が………す……す……す…………がぅ………」//////ギュッ……

亜季「……………ふふっ…」ナデナデ

美玲「……がぅぅ…………」//////

亜季「>>139

亜季「こんなに心配させて、お家に帰ったらまずお仕置きであります……」ギュッ……

美玲「……ごめん………亜季………………」

亜季「……………………」ギュッ……

美玲「………ウチ………ウチ…………………」

亜季「………もう良いのです………美玲ちゃんが無事で居てくれさえすれば…………」

美玲「………がぅぅ……………」

亜季「………美玲ちゃん………私の可愛い娘…………」

美玲「………亜季…………」//////

亜季「………………………」

美玲「…………ウチ………これからはちゃんと雪美の事も…………あれ………雪美は…………」

美玲「………そう言えば………ウチ………いつの間に家に…………急に足場が崩れて………それで……………」

〜〜〜

ビュオオオオオオ……!!

美玲(………そうか………ウチ………今落ちてる最中で……………)

雪美「………………」ギュッ……

美玲(…………………………)

雪美「……怖い……!」ギュッ……

美玲(………この高さからなら………いくら『狼』でも…………ならッ………!)
ギュッ……

雪美「………………………」

美玲(雪美だけでも………守るッ!!)

美玲(ウチがクッションの代わりになれば……雪美は大丈夫だッ……!)

雪美「………………みぃ………」

美玲(………ウチは………お姉ちゃんだから………雪美を……家族を守らないとッ………!)

雪美「…………………………」

美玲「………雪美…………大丈夫…だからな………」

ビュオオオオオオ……!!

美玲(………最期に………亜季に………会いたかったな………)

美玲「>>145

(なんだ…? この感じ… ) (白翼狼に)

美玲(なんだ…? この感じ… )
ポゥ……

雪美「……………………!(強い……力………!)

美玲「…………………」バサッ!バサッ!

雪美「…………温かい…………」

美玲「………がおおおおーッッッ!!」

雪美「…………………………」

パァァァァァ……

ビル 屋上



美玲「………ハァ………ハァ……………」

雪美「……………………はぁ…………はぁ……………」

美玲「…………助かった……のか…………?」

雪美「………そう…………みたい…………」

美玲「……………………………」

雪美「……………………………」

美玲「………今の力は………一体……………」

亜季「見つけたっ!!」シュタッ!

美玲・雪美「!!」

亜季「はぁ……はぁ…………はぁ…………はぁ…………」

美玲「あ、あのッ…………!」

亜季「二人ともそこに直れっ!!」

美玲・雪美「!!」ビクッ!!

亜季「早くしろ、このウジムシどもが!!」

美玲・雪美「さ、Sir,Yes Sir!!」
シュタッ!

亜季「……………………」

雪美「あ、亜季…………」

亜季「「話しかけられたとき以外は口を開くな 口でクソたれる前と後に“サー”と言え!!」

雪美「さ、Sir,Yes Sir………!」
ビクッ!!

亜季「…………………………」

美玲・雪美「……………………」
カタカタカタカタ……

亜季「………全く………二人とも…………揃いも揃って………!!」

美玲・雪美「…………………」
カタカタカタカタ……

亜季「貴様らは厳しい私を嫌う。
だが憎めば、それだけ学ぶ。私は厳しいが公平だ!差別は許さん……
親に黙って出て行こうとも、死ぬほど心配をかけようとも、気が付けば二人とも居なくなっていたとしても私は見下さん、すべて平等に価値がない!私の使命は馬鹿娘共にお説教をすることだ 愛する娘たちが二度とこんな事をしないように!!」

美玲・雪美「……あ、亜季……………」

亜季「”サー”をつけろ!!」

美玲・雪美「Sir,Yes Sir!!」

亜季「………………………」

美玲・雪美「……………………」

亜季「>>153

↑涙

亜季「まずお前達にはじっくりと温かい湯に浸かってもらう。 」
ジワッ……

美玲・雪美「………………!」

亜季「……話は以上だ………この………クソガキ共が………ぐすっ………ぐすっ……………」

美玲・雪美「………亜季………」ジワッ……

亜季「………二人が無事で良かった………………」

美玲・雪美「………………………」

亜季「………黙って私に負ぶわれろ!私の許す返事はSir,Yes Sirだけだ!」

美玲・雪美「……ぐすっ……Sir,Yes Sir………!」

夜 Pの家 居間



亜季「いいですか!これに懲りたら今後一切こんな事はしないように!!また同じような事をしたらその時は………!!」

P「あ、亜季………そのぐらいで……………」

亜季「何でありますか?!」

P「ひゃ、ひゃいっ!!な、何でもないです……………(こ、怖え……………)

亜季「…………全く以って……許し難い………………」

美玲・雪美「………………」

亜季「貴様ら二人とも営倉送りだっ!!」

美玲・雪美「………!!」ビクッ!!

亜季「………と、言いたいところだが……今回に限り一週間の風呂場掃除の処罰にて本件は不問とする、以上!」

美玲・雪美「さ、Sir,Yes Sir……!」

亜季「………行きますよ、P殿。」

P「さ、さ、さ……Sir,Yes Sir!!」

美玲・雪美「……………………」

〜〜〜


美玲・雪美「…………………………………………」

雪美「……………亜季………怒ると………すごく………怖い…………」

美玲「あ、ああ………い、いいか……雪美…………何があっても亜季を怒らせるのだけはダメだからな…………」

雪美「…………う、うん…………」

美玲・雪美「………………………」

雪美「………………ふふっ……」

美玲「何が可笑しいッ!」

雪美「>>159

美玲が……

雪美「……美玲が…………」

美玲「……ウチがッ……?」

雪美「……………ふふっ………」

美玲「な、何だよッ、ハッキリ言えッ!……ひ、ひっかくぞッ……!」

雪美「…………ふふっ…………美玲…………顔………ひどい…………ふふふ……………」

美玲「なっ?!こ、これは………そんな事を言うなら……オマエもだろッ!!」

雪美「………………!……確かに………………」

美玲・雪美「………………………」

美玲「………ぷふっ………あははははははは!何だその顔?」

雪美「ふふっ………美玲も………ふふふ………………」

美玲「あーはっはっは!ハァ……ハァ………メチャクチャ怒られたなッ!」

雪美「……うん………メチャクチャ………怒られた…………!ふふっ………………」

美玲「……あははは………ハァ……………ウチら……同じだな………………」

雪美「………………うん………」

美玲・雪美「………………………」

翌朝



TV<デハツヅイテノニュースデス……

美玲「雪美………もうちょい左に寄れ。」

雪美「…………美玲が………もうちょっと……左………」

P「………………………」

美玲「………ハァ………ま、今日は大目に見てやるか。」

雪美「………ありがとう………」

P「………なぁ、お前ら…………」

美玲・雪美「?」

P「……俺の膝は2人掛け用に出来てないんだが……」

美玲・雪美「……………?」

P「?じゃなくて……いや、可愛いんだが………………」

訂正

翌朝



TV<デハツヅイテノニュースデス……

美玲「雪美………もうちょい左に寄れ。」

雪美「…………美玲が………もうちょっと……右………」

P「………………………」

美玲「………ハァ………ま、今日は大目に見てやるか。」

雪美「………ありがとう………」

P「………なぁ、お前ら…………」

美玲・雪美「?」

P「……俺の膝は2人掛け用に出来てないんだが……」

美玲・雪美「……………?」

P「?じゃなくて……いや、可愛いんだが………………」

雪美「……P………大きいから……大丈夫………」

美玲「いいだろ、別にッ!我慢しろッ!」

P「…………お前ら急に仲良くなってないか?」

美玲「フンッ、Pには関係ないぞッ!」

雪美「……女同士の………秘密………………」

P「…………なら仕方がないな……………全く…………ふふっ……………」




雨降って地固まる

犬と猫を同時に飼うと………意外と上手くいきます(体験談)
遊べビームVS来んなバリア
ダックスフンドと書いてコマンドウルフと読みます

雪美を改めてよろしくお願いします
まさかまだ増えるとは思わなかったよ…………

ロンメルはPの家の描写がされている時には必ず背景に写っています
ただ、台詞が無いだけなのです

……美玲ちゃんが進化しちゃったよ……………

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