穂乃果「希ちゃんの抱き枕の中に入ってみた」 (29)

穂乃果「絵里ちゃん、にこちゃん協力の下、見事希ちゃんの抱き枕の中に入ることに成功しました」


穂乃果「酸欠にならない程度だけど綿とか詰めてもらったから余程のことが無い限りばれないと思います」


ガチャ

タダイマー


穂乃果「おっと、どうやら希ちゃんが帰ってきたようです」


希「ふう…今日も疲れたー」


穂乃果「(希ちゃんが自室に入ってきました。ちなみに小さいですが空気穴兼覗き穴をつけてるので、外の様子も見えます)」


希「んー?この抱き枕、ちょっとおっきくなってる…?」


穂乃果「!!」

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希「…まぁそんなわけないか。ぱっぱと着替えて晩御飯作らなきゃ」ヌギヌギ


穂乃果「(さすが希ちゃん、すごく鋭いです…それはさておき、希ちゃんが着替え始めました)」


希「~♪」


穂乃果「(希ちゃんの今日の下着は黒のフリフリのフリルがついた奴です。下着も中々せくしーです)」


希「よ…っと」パチッ


タユン


穂乃果「!?///(の、希ちゃんがブラジャーをはずしました!家ではノーブラ派!?)」

希「んー♪家では流石にノンワイヤーやなぁ」


穂乃果「(ブラジャー変えただけでした。でも生ののぞっぱいはやはり迫力が違います)」


希「さーて、晩御飯晩御飯」


穂乃果「(希ちゃんは晩御飯を作りに自室を出て行きました。ちなみに私はもう食べ終わってます)」ケプ


穂乃果「(希ちゃんが戻ってくるまで暇なので、抱き枕にもぐるまでの経緯をご説明します)」

絵里「希が家で一人だとどんな感じなのか、知りたくない?」


穂乃果「なんか急だね」


絵里「最近ね、希が冷たいのよ」


穂乃果「心当たりはあるの?」


絵里「これといってないのよ…毎日あんなに電話で愛を囁いてるのに…」


穂乃果「どんな感じで囁いてるの?」


絵里「吐息混じりに「希…愛してるわ…希…」って」


穂乃果「多分それ吐息じゃなくて「ハァハァ」って感じの荒い息だと思うよ」

絵里「ともかく、希が家に帰ってからどんな感じですごしているか知りたいの!」


穂乃果「付き合ってもいないのに…直接聞けばいいんじゃないの?」


絵里「これが終わったら告白するつもりよ。それに言ったでしょ、最近希が冷たいって」


穂乃果「口すら利いてくれないの?」


絵里「ええ…なんかそっぽ向いてどっか行っちゃうの」


穂乃果「それもう手遅れなんじゃ…まぁいいや、どうやって知るの?」


絵里「私にいい考えがある」


穂乃果「それダメなフラグじゃ…」

絵里「まずはこれを使います!」


穂乃果「鍵…?」


絵里「希の家の鍵です」


穂乃果「ソレを何で絵里ちゃんが…?」


絵里「ソレは大人の事情で言えません(希からもらったんだけど内緒ねって言われたし)」


穂乃果「そ、そっか…」

絵里「あとはこれ!」


穂乃果「それは…綿?」


絵里「希のベットにある抱き枕に入れる用の綿よ、身長的に穂乃果がぴったりなのでその中に入っていただきたい」


穂乃果「それ、抱きつかれたらばれない…?」


絵里「大丈夫よ、希は最近その抱き枕使ってないから」


穂乃果「そ、そう…まぁ別にいいけど…(なんでそのこと知ってるかわ聞かないでおこう)」


絵里「よし!それならもう一人協力者が欲しいわね…」


穂乃果「うーん…誰か協力してくれるかな?」


バァン!

ほのえり「!?」ビクゥ


にこ「話は聞かせてもらったわ!あなた達二人は死ぬ!」


ほのえり「ナ、ナンダッテー!」


にこ「コホン、なかなか面白そうな話してるじゃない」


絵里「にこ、あなたまさか…!」


にこ「ええ、協力してあげるわ!」


絵里「ハラショー!これで必要な人数は集まったわ!決行は明日!休日だけど希は用事で学校に行くからその間に!」


ほのにこ「おー!」


にこ「(ふっふっふ…これで希の弱みを握れれば、あのワシワシをもう喰らわずにすむかも…!)」

穂乃果「(となり、今に至ります)」


穂乃果「(ちなみに今、希ちゃんはお風呂に入っております)」


穂乃果「(今日のご飯はどうやら麻婆豆腐だったようです。いい匂いだったのでちょっと小腹がすいてきました。)」


ガチャ


穂乃果「(あ、どうやら希ちゃんがお風呂から上がってきたようです)」


希「ふぃー、いいお湯だったー」フキフキ


穂乃果「///(の、希ちゃんはどうやらお風呂上りはパンツ一丁のようです…///)」


希「ん…しょっと」


穂乃果「(と、思ったら流石にキャミソールとショートパンツを着ました)」

希「んぐ…んぐ…んぐ…」


穂乃果「(アレは…牛乳?)」


希「プハー!んまい!」


穂乃果「(なるほど、あのおっぱいはあの牛乳から支えられてるようです)」


希「やっぱ風呂上りは牛乳やな!」


穂乃果「(希ちゃん、一人だと結構おじさん臭いようです)」

希「よっと…」ギシッ


穂乃果「(おっと希ちゃん、ベットに腰掛けて携帯を見ています)」


希「そろそろやな」


穂乃果「(…?そろそろってなんだろ…あ、希ちゃんの携帯が鳴りました)」


希「はい、もしもし」


???「ハァ…ハァ…の、希…大好き…」ブツッ


穂乃果「(え…ス、ストーカー…?いやでも微かに聞こえたあの声は絵里ちゃん…?)」

希「うーん、えりちとわかっていてもちょっと怖いなぁ」


穂乃果「(あ、どうやら絵里ちゃんのようです。完全にストーカーのアレにしか聞こえませんでしたが、絵里ちゃんです)」


希「でもごめんなぁ、えりち。ウチにはもう好きな人がおるんよ」


穂乃果「(!!ここに来て衝撃事実発覚!希ちゃんは絵里ちゃんより好きな人がいるらしいです!)」


穂乃果「(だ、誰だろう…やっぱりド安定は同じ学年のにこちゃん?次点で真姫ちゃんあたり!?大穴で花陽ちゃんかも!)」


希「そ・れ・は…」ギシッ


穂乃果「(あれ…なんか希ちゃんこっち向いてない?それどころかなんか近いような…)」

希「よっと!」ワシィ


穂乃果「わひゃああ!!?!?」


希「おお!?抱き枕がしゃべった!?」


穂乃果「(やばっ!)」


希「……」ジー


穂乃果「」


希「そんなわけないっか」ニヤリ


穂乃果「(セ、セーフ…?)」

希「それにしてもこの抱きまくら、こんなに重かったっけ?」ワシワシ


穂乃果「(んっ…希ちゃんの手が…ちょうど胸に…)」


希「(ふーむ…この感触、穂乃果ちゃんと見て間違いなさそうやね…)」ワシワシ


穂乃果「(どどどどうしよう…下手に動いたらばれちゃうし…)」


希「んんー?これはなんやろ?」クリクリ


穂乃果「っふぅ、ん…!///(う、薄着だからち、乳首が…!)」


希「(んっふっふ、鴨がネギ背負ってきた感じやな…このチャンス、逃しはしない!)」

希「んー、妙に抱き心地がいいなぁー」ワシワシ


穂乃果「(ひゃん!…希ちゃんが抱きついてきてさらに身動きが…!絵里ちゃんのうそつきー!)」


希「(えりちに渡した鍵…分の悪い賭けだったけど、こうもうまくいくとは思わんかったなぁ)」


穂乃果「(うぅ…なんか…酸欠でちょっとボーっとしてきた…)///」


希「(ん、抵抗が弱まった…頃合やな)」ゴソゴソ


穂乃果「ぷはっ!…あ…///」


希「ハァーイ、穂乃果ちゃん♪」

穂乃果「あの…これは…ちが…///」


希「大方、えりちに誘われたんやろ?」


穂乃果「え、なんでそれを…///」


希「まぁえりちに鍵渡したのはウチやし、部室での出来事はある程度聞いてたしね」


穂乃果「あぅ…ご、ごめんなさい…///」シュン


希「ええよええよ…ウチにとってはまたとないチャンスやからね」


穂乃果「え?」

希「ねぇ、穂乃果ちゃん…ウチの着替え、見てたんやろ?」ギシッ


穂乃果「そ、それは…その…///」


希「どやった?ウチの胸」ヨセテアゲル


穂乃果「…す、すごかった…です…///」


希「うふふ、ありがと…」ギシッ


穂乃果「の、希…ちゃん?なんか近寄ってきてない?」

希「穂乃果ちゃん、さっきウチが言ったこと覚えてる?」


穂乃果「え?えーっと…絵里ちゃんとわかってても怖い?」


希「んー、その次やな」


穂乃果「えーっと確か…他に好き、な、人…が、い、る…」


希「うん、えりち以外に好きな人がおるんよ」ギシリ


穂乃果「……そ、そーなんだー」ダラダラ

希「…気にならない?」


穂乃果「き、気にならない…かな?」


希「そう…じゃあ教えてあげる」ガバッ


穂乃果「は、話聞いてた!?気にならないtふぐむ!?」


希「はむ…ん、ちゅる…れぉ…」


穂乃果「んん!?!?んぐ…ぷぁ、の、のぞみひゃ…んんっ///(し、舌が!希ちゃんの舌が!)」

穂乃果「ぷは…はぅ…///」ビクンビクン


希「ウチは穂乃果ちゃんを好きでも、穂乃果ちゃんはウチを「そういう風」には見れないやろ?」


穂乃果「う、うん…///べ、別に嫌いってわけじゃないよ!」


希「わかってるよ…だから」


穂乃果「だ、だから…?」


希「今日で、ウチが穂乃果ちゃんを虜にしてあげる」ニヤリ


穂乃果「ダ、ダレカタスケテー!」




この後、滅茶苦茶虜にされた

~次の日~


希「じゃあウチは行ってくるから、留守番お願いね♪」チュッ


穂乃果「はぁい♪いってらっしゃい、希ちゃん!」チュッ


希「ふふっ、いってきます♪」


バタン


穂乃果「ふーふふーん♪」


ピーンポーン


穂乃果「はーい!」


ガチャリ

絵里「おはよう穂乃果、首尾はどう?」


にこ「なんか弱みは握れた!?」


穂乃果「え、えーっとぉ…そのことなんだけど…」


絵里「…あれ?そういえばその服、希のじゃ…」


にこ「それに何でエプロンなんかしてるの?」


希「ソレはウチが説明したげよう」


えりにこ「!!!?!?!?!??!?!?!?」

絵里「の、希!どうしてここに!」


希「ここはウチの家や、えりち達こそ、どうしてウチの家に?」


にこ「うっ、ちょ、ちょーっと遊びに来たらーなんでか穂乃果がでてきてね!びっくりしてたところなの!」


希「ふーん…まぁいいけど。ちょうど二人にも…特にえりちに聞いて欲しいことがあるし」


絵里「ほ、ほんと!?(ま、まさか告白!?こ、こんなにこと穂乃果がいる前で!?なるほど、この二人は証人というわけね!なかなかやるわね、希!ハラショー!)」


希「コホン…うち、穂乃果ちゃんと付き合うことにしたから^^」


絵里「」


穂乃果「えへへ…///付き合うことになりました」

にこ「ちょっと!ミイラ取りがミイラになってんじゃないわよ!」


絵里「」


にこ「絵里からもなんか言ってやんなさいよ!」


絵里「Я даю поддающееся убеждению объяснение и!」


にこ「絵里がロシア語を喋り始めたぁー!?」


希「ま、そういうわけやから、ウチのことは諦めてな、えりち♪」


絵里「No!No!Nozomi!I love you!Nozomiiiiiiiiiiiiii!!!!!!!!」


にこ「こ、今度は英語!?本格的に絵里の脳がヤバイわ!」

希「さぁ穂乃果ちゃん、第10ラウンドといこか」


穂乃果「えぇー、まだヤるのぉ♪」


希「穂乃果ちゃんもノリノリのくせぃ♪」ワシワシ


穂乃果「やぁん♪」


バタン


絵里「$*∴◎∀θ≒★√%$л>>0・☆!!?!?!??!?!?」


にこ「え、えりぃぃぃぃぃぃ!!!!!」




おわり

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