榛名「ずっとあなたが好きだった」 (103)

提督「みんなお疲れ様!無事に帰ってきてくれてうれしいよ!」

霧島「霧島にかかればこれくらい余裕です」

金剛「テイトクー!ヤッタネー!」

提督「比叡も良く頑張ったね」

比叡「ハイ!お姉さまと一緒なら頑張れます!」

提督「ハハハ…ところで榛名は?」

金剛「榛名ならあそこに隠れてるネ…」

榛名「…」ジー


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1432986012

あのドラマと少し織り交ぜながらの内容となる予定です。
なお、流血はありません。

初SSということで、表現に不備があるかもしれませんがご容赦を...

金剛「テイトクとケッコンしてからあの調子ネー…」

提督「ああ…」

霧島&比叡「ド、ドック入りしてきますねー」アセアセ

金剛「アタシも行くネー」ダッ

提督「あっ…」

榛名「提督は優しいのですね。榛名以外の人にも気を使っていて」

提督「…」

榛名「さあ、早くおうちに帰りましょう!」

家にて
提督「榛名、今日の晩御飯は何だい」

榛名「え?提督、今日は何の日か忘れてしまわれたのですか…」ジワッ

提督「え?あっ!今日は榛名の誕生日だったかな?」

榛名「…」グズッ

提督「えっ、あ!」ピーン

提督「榛名と初めて食事に行った日だね!」

榛名「そうです!なんで忘れちゃったんですか・・・」

提督「最近忙しくて大変なんだよ~」

榛名「は、榛名はだ、大丈夫です…」

提督(うわあ…榛名の目から光が消えたよ…)

提督「じゃ、じゃあ今日は初めて食事をしたお店に行こうよ!」

榛名「はい!榛名、感激です!すぐに着替えてきますね!」パァァ

レストランへ向かう途中

榛名「提督と外でご飯を食べるの、久しぶりですね」///

提督「最近は行ってなかったよな。ごめんね、榛名」

榛名「ええ、榛名は大丈夫ですよ!でも…」

榛名「翔鶴さんとは一昨日の夜行ってるんですよね…どうしてですか?」

提督「!?」

提督「そ、その時、賭けで負けて奢らされたんだよ…」アセアセ

提督「も、もうやらないし、今日はそんなことより、夜を楽しもうよ」

榛名「それもそうですね!榛名、楽しみです」ニコッ

??「あっ!司令官!お疲れ様!」

提督「お!長良じゃん!こんなとこで何してるの?」

長良「名取とデートしてるの!」

名取「お姉ちゃん、恥ずかしいよぉ///」

長良「司令官も?今日は榛名さんとなんだね!じゃあ。また鎮守府でね!」

名取「し、失礼します…」

榛名「…早くいきましょう」

提督「ああ…」


レストランにて

提督「空いててよかったな!この雰囲気、懐かしいよ」

榛名「はい!榛名もいろいろ思い出します。初めて会った時のこと、その時にお食事にお誘いしたこと…」

榛名「私から告白して、ケッコンカッコカリできたこと…榛名、とっても幸せです!」

提督「俺も幸せだよ。ワインも来たし乾杯しよう」

榛名「はい!」

提督「あとこれ、プレゼント」

榛名「!」

榛名「な、何をくれるのですか!?」

提督「開けて見てよ」

ガサゴソ

榛名「こ、これって、蹄鉄のネックレス?」

提督「蹄鉄は幸運のアイテムと言われているし、榛名には幸せになって欲しいから」

榛名「提督ぅ….」ジワッ

周りの客「お二人さんアツいね~!」ヒューヒュー

提督&榛名「///」

提督「ところでさ、榛名。明後日、昔の友達と会うんだけど言ってきて良い?休み貰えそうだし…」

榛名「…お泊りですか?」

提督「仙台だし、そうなりそうだね。ダメかな…」

榛名「…榛名は大丈夫です!なかなか会えないですし、行ってきてください!」

提督「榛名、ありがとう。出来るだけ早く帰って来るから!」

榛名「鎮守府は榛名に任せてください!」

提督「頼むよ。そろそろ帰ろうか」

提督「じゃあこれで、お釣りはいらないよ」
オーナー「いつもありがとうございます。またいらして下さい」

榛名「…いきましょう!」ギュッ

提督「榛名は温かいなあ」

榛名「///」

翌朝

提督「ん・・・ああ、朝か・・・」

榛名「んぁぁ・・・てい・・・とくぅ」ZZZ

提督(昨日は凄かった。家に戻ると、二人は重なり合い、互いを求め合った)

提督(でも、俺は・・・。忘れられないんだ・・・)

提督(一つになる時も、一緒に食事をする時も、あの娘のことを・・・)

提督「はあ・・・」

榛名「・・・」

提督「榛名、行ってくるよ。鎮守府を頼む」

榛名「はい!任せてください!あなたとの大切な地、必ず守ります!」ニコッ

ワイワイ

雷「しれーかんちゃんと帰ってきてね!」

電「お土産楽しみにしているのです」

提督「わかったよ~」

長門「久々に楽しんでくるといい。土産を忘れるなよ」

陸奥「昨日から寂しそうにしてる長門のために早く帰ってこないとダメよ?」

長門「なっ!」

比叡「帰ってきたら美味しいカレーを持っていきますね!」

一同「・・・」

比叡「えっ?」

ちなみに見てくださっている方はどれぐらいいますかね・・・

ありがとうございます。世代じゃないけど知っているとは。このドラマの威力を感じさせられます。

仙台駅にて

提督「んー久しぶりだな。この雰囲気。やっぱりここはいいねえ~」

ドンッ

??「あら、ごめんなさい」

提督「すみませんでした・・・。あ、加賀さん?久しぶりだね!」

加賀「!」

加賀「あら、あなたは…。そう、提督になったのね」

加賀「本当に久しぶりね。」

提督「そうだね。いろんなことがあって、別れてから7年は経つね」

加賀「そのことは提督は悪くないわ」

提督「ああ・・・」

加賀「ところで、女の子が大きい荷物を持っているのだから、助けてくれても良いんじゃない?」

提督「ああ!ごめんね。持つよ!」

加賀「昔から変わってないのね」フフ

提督「///」

??「・・・」ジーッ

??「あれはテイトク?」

吹雪「金剛さーん!早く行きましょうー!」

金剛「ブッキー!分かったネー!」

夕立「楽しみっぽーい!」

睦月「吹雪ちゃん、あんなに張り切って・・・。かわいい!///」

夕立「いつもの始まったっぽい・・・」

金剛(テイトクの横にいた女性は誰なのネ・・・?)

提督「予定より早く加賀さんに会えるなんて思わなかったよ。時間大丈夫?」

加賀「ええ、大丈夫よ。持ってくれてありがとう。一緒にお茶でもどうかしら」

提督「行こうよ。加賀さんとお茶なんて、いろいろ思い出すよ」

加賀「『加賀さん』と呼ぶの止めてくれないかしら。昔みたいに加賀って呼んでほしいわ」

提督「そうか。じゃあ…。か、加賀!///」

加賀「何かしら?」

提督「加賀も今は艦娘として戦ってるんだろ?」

加賀「そうよ」

提督「昔から加賀は優秀だったし、MVPによく表彰されるだろ?」

加賀「そうね。よく出撃するわね」

提督「じゃあケッコンも…」ボソ

加賀「ケッコンはしてないわ」

提督「そ、そうか・・・」

加賀「あなたはしたのね・・・。大方、上層部の勧めでしょうけど・・・」

提督「そうだ。断るわけにもいかず・・・」

加賀「こんな暗い話はやめましょう。そうね、あの砂浜に行きましょう」

提督「!」

砂浜にて

提督「ここで長い時を一緒に過ごしたな。朝の光が眩しくなるまでいたこともあったな」

加賀「あの時は毎日幸せだったわ。あなたもいて皆もいて」

提督「でも・・・ずっと一緒に居られなかったな」

加賀「・・・」

加賀「今は一緒じゃないの。嬉しいわ」

提督「加賀・・・」

加賀「叶うなら、あなたともう一度やり直したいわ」ウルッ

加賀「あの時の続きを過ごしたいの・・・」ポロポロ

提督「加賀・・・」

金剛(ヘー、こういうことだったんデスネー)

金剛(榛名を不幸にさせるなんて、許さないネー)

金剛(妹の旦那を誑かすあの女。調査が必要ネー)

吹雪「睦月ちゃん、このやどかりすごいよ!」

睦月「吹雪ちゃん、それただのゴミだよ・・・」

夕立「吹雪ちゃんバカっぽい・・・」

いったん休憩いたします。
明日の午前中に再開予定です。それまでしばらくお待ちいただけると嬉しいです。


明日の夜には完結する予定です。

初SSですが見てくださっている方々、感激です!

お待ちくださっている皆様、おはようございます。

これより再開いたします。もうしばらくお待ちいただけると嬉しいです。

スレ建て時に忘れていましたが、一応トリップつけますね。

提督「加賀、泣くのはやめてくれ。俺だってつらいんだよ・・・」

提督「このまま、お前と・・・なんて考えることもある・・・」

提督「でも、これで前みたいな幸せでいられるかどうか不安なんだ・・・」

提督「追手が来るかもしれない・・・そんな生活に俺らは耐えられるのか・・・」

加賀「私たちなら・・・幸せになれるわ・・・」

提督「!」

加賀「守って見せるわ・・・でも、」

提督「でも?」

加賀「今のままじゃダメね。あなたには家族もいるわ」

提督「・・・」

加賀「だからさっきのことは忘れて頂戴」

提督「ごめんな・・・俺は中途半端な奴だな」グズッ

加賀「そうね。あなたの指揮する艦隊が心配になるわ」

提督「ちょ!そ、それは言い過ぎでしょ~」

加賀「フフフ」ニコッ

提督「今日は泊まり?」

加賀「そうよ。あそこのホテルに泊まるの。そこならこの砂浜も見えるわ」

提督「奇遇だな。俺も泊まるんだ」

加賀「あら、かつての恋仲が同じホテルに泊まるなんて///」

提督「お、おい!そんな言い方やめてくれよ///」

加賀「冗談よ。さあ早くチェックインしましょう」

提督「そうだな・・・」

提督(さっきから誰かに見られている気がする・・・気のせいだよな・・・)

金剛(アレはホテル!?)

金剛(こ、これは、う、浮気デスネー!?)

金剛(撮っておかなければデスネー)カシャッ

吹雪「睦月ちゃん!クラゲだよ。クラゲ!今日のおかずになるかな~?」

睦月「吹雪ちゃん、それビニールだよ・・・」

夕立「砂に書いた名前消して~♪」

ホテルにて

提督「部屋、隣同士なんだな・・・」

加賀「そうね///」

提督「そうだ、ゆ、夕食を一緒にどうかな?」

加賀「何をいただくのかしら?」

提督「昔一緒に言った食堂に行こう!覚えてる?」

提督「いつも俺はごはん大盛りだったが、加賀は大盛りを何杯もおかわりしてたな~」

提督「店主もびっくりしてたよな」

加賀「///」

加賀「す、少し恥ずかしくなりました///」

提督「思い出したか~行こうな!」

加賀「気分が少し高翌揚してきました///」グー

食堂にて

提督「この店も全然変わってないな」

加賀「そうね。この食器も机も何もかも・・・」モグモグ

提督「変わったのは俺たちだよな・・・」

加賀「そうね・・・」モグモグ

提督「加賀、昔より食うようになったな・・・」

加賀「そうかしら?まだ9杯目よ」モグモグ

提督「・・・」

加賀「提督はあまり食べなくなったわね」モグモグ

提督「昔は若かったしな・・・あ!」

加賀「どうしたの?」

提督「あの子たち見てよ。昔の俺らのようだな」

加賀「え?」

少女A「ほら、○○~ご飯ほっぺについてるよ~///」

少年A「取ってよ」モグモグ

少女A「んも~///」ヒョイ パク

少年A「おい恥ずかしいなあ///」

少女A「///」

加賀「あら、若いわね・・・」

提督「幸せそうだな」

加賀「私たちもそうだったのよ」

提督「・・・」

提督「もうそろそろ行こうか」

提督「加賀、さすがに食べすぎだよ・・・」

加賀「そうかしら?」

加賀「あなたがそう言うなら、行きましょう・・・」

提督「ごちそうさま。会計をお願いいします」

店主「2万円」

提督「へ?」

店主「2万円だよ」

提督「はい・・・」

提督(あれだけ食べればそうなるよな・・・)

提督(お土産買えるかな・・・)

ホテルにて

加賀「今日は楽しかったわ」

提督「俺もだよ。この町はやっぱり良いよ」

提督「じゃあまた明日。おやすみ」

加賀「あら?これから私の部屋で一緒に居ても良いのよ?」ニヤニヤ

提督「え?なっ何を言ってるんだよ!!」アセアセ

加賀「冗談よ///」

提督「じ、じゃあ、お、俺は行くから」

加賀「待って!」チュッ

提督「!」

加賀「お、おやすみなさい///」

提督「・・・」

金剛(榛名に言えないネー・・・)

仙台駅にて

提督「じゃあ、加賀。お前も頑張れよ。また連絡するから」

加賀「ええ、あなたも奥様と仲良くね・・・」

提督「ああ・・・」

提督「加賀!また一緒に来ような!」

加賀「嬉しいわ。じゃあ・・・」

提督「ただいま~」

榛名「提督!おかえりなさい!さ、寂しかったです・・・」ギュッ

提督「一日家を空けただけじゃないか」

榛名「榛名は心配でした。このまま戻って来ないかもしれないと・・・」

提督「少しは俺の事信じてくれても、いいんじゃない?」

榛名「提督の事は誰よりも信じています。でも、こないだ他の鎮守府の提督が駆け落ちをした話を聞いてから不安で・・・」ウルッ

提督「・・・だ、大丈夫だよ。俺は・・・」

榛名「それも、そうですね。だって・・・」

金剛「Hey! テイトクー!おかえりなのネー!」

金剛「いつものように、テイトクの実家に融資したネー!」

金剛「相変わらず、鳳翔サンは元気だったネー!」

提督「そ、そうか。いつもありがとうな」


榛名(提督の実家に融資をしているのは金剛家ですから・・・)ニヤッ

金剛「あと榛名、ちょっと来て欲しいネー」

榛名「はい!今行きますね」

榛名「提督、今日までお休みですから、家でゆっくりしていてくださいね」

提督「うむ。そうするよ」

榛名「では失礼しますね」

バタン

提督「加賀・・・」


金剛「榛名、落ち着いて聞いてほしいネ・・・」

金剛「榛名の予想は当たってたネ・・・」

金剛「調べたら、提督の昔の恋人だったネ・・・」

榛名「・・・」

榛名「お姉さま・・・」グズッ

榛名「榛名はこんなにも提督の事を愛しているのに・・・すべてを捧げているのに・・・どうして・・・どうして・・・」ポロポロ

榛名「榛名の接し方は不器用かもしれません・・・でも、頑張ってきたつもりです・・・」ポロポロ

榛名「榛名はもう辛いです・・・すべて知っているんです。提督が翔鶴さんや飛龍さんとかとご飯によく行くことも…」ポロポロ

榛名「榛名の方に心は向いていないということも・・・」ポロポロ

金剛「・・・辛かったのネ・・・」

金剛「大丈夫デス!榛名はワタシが守りマース!」

金剛「絶対にネ!」

榛名「お姉さま・・・」ギュッ

金剛「テイトクと会って来るネ!」

榛名「・・・」グズッ

金剛「大丈夫ネー!榛名の気持ちを伝えるだけネー」

榛名「お姉さま・・・ありがとうございます・・・」

金剛「榛名、泣いちゃダメデース!榛名はスマイルが一番似合ってるデース!」

榛名「は、はい!」ニコッ

金剛「そう!それネ!」ナデナデ

榛名「///」

金剛「テイトクの喜ぶご飯を考えてあげると良いネー!」

榛名「はい!榛名、頑張ります!」ニコッ

金剛「・・・」

金剛(榛名のバーニングラヴはワタシが守るデス・・・ゼッタイ・・・)

提督家

ピンポーン

提督「はーい。こ、金剛か…」

金剛「テイトクにお話があるデース」

提督「…上がってくれ」

金剛「お邪魔するデース」

提督「それで、話とは何だ?」

金剛「加賀さんのことデス」

提督「!?」

金剛「榛名もワタシも全て知っているデース」

金剛「提督が今こうしていられるのは誰のおかげか忘れないで欲しいデース」

金剛「北方に飛ばされそうなところを助けたのも、テイトクの実家が資金ぶりに困っていたのを助けたのも、誰なのかを思い出してほしいデス」

提督「・・・」

金剛「このままだと『あの事』も元帥殿に報告せねばならないデース」

提督「!?」

金剛「同じ学校時代、テイトクと加賀さんは付き合っていた」

金剛「でも、テイトクに付きまとうある一人の女の子がいた」

金剛「テイトクはその娘を拒絶し、その後・・・」

金剛「その娘は・・・」

提督「やめてくれ!!!」バンッ

金剛「紅茶がこぼれてしまったデス・・・布巾はどこデスネー」

提督「そ、その事は・・・だ、誰にも・・・」

金剛「なら、約束してほしいことがあるデス」

金剛「榛名にもう少し構ってあげて欲しいデス。いつも寂しそうにしてるデス」

提督「それは反省しないといけないな・・・。約束するよ」

金剛「それともう一つあるデス」

金剛「加賀さんとは二度と会わないと、ここに書いてほしいデス」

提督「!?」

金剛「書きますよネ?」

提督「・・・」

金剛「出来ないなら、霧島に言って融資を止めてもらうデース」

提督「…わかった」カキカキ

金剛「絶対に約束を破らないで欲しいネー」

提督「はい…ハンコはこれから・・・」

金剛「待つネ!霧島に立会人として来てもらうネ!」

提督「・・・」

ピンポーン

金剛「開けてくるネ」

提督「・・・」

霧島「提督、お姉さま。霧島参りました」

金剛「立ち会ってもらうネー!」

金剛「ハイ!テイトク!押すネー」

提督「・・・」

霧島「よくできました!」

金剛「これで安心ネー!」

金剛「テイトク、約束を破ったらノーなんだからネ!」ニコッ

提督「・・・」

提督(俺には榛名が居るんだ・・・)

提督(でも・・・)

ガチャッ

榛名「提督!ただいま戻りました!」

提督「お、おかえり。今指揮は誰がしてるの?」

榛名「長門さんと陸奥さんです。お二人から、今夜は提督と二人でゆっくり過ごせと言われちゃいました///」

提督「そ、そうか。」

榛名「今日は提督の大好きなビーフシチューにしましょう!ワインもありますし、それに・・・」

提督「それに?」

榛名「今夜は二人だけでいっぱいお話ししたいです!」ニコッ

提督「・・・そ、そうだな」

榛名「榛名、頑張っちゃいます!」

提督「・・・」

夕食時

榛名「提督!夕ご飯が出来ましたよ!」

提督「ZZZ」

榛名「んもー提督―」ユサユサ

提督「か・・・が・・・」

榛名「・・・」

榛名「提督」チュッ

提督「ん?は、榛名か・・・おはよう」チュッ

榛名「!?」

榛名「///」

榛名「夕ご飯ですよ///」

提督「おお、そうか・・・すぐに行くよ・・・」

榛名「提督ったらあ///」

提督「いただきまーす」パクッ

提督「おお、これは美味しい!榛名は料理が上手だね」

榛名「何回も同じこと言って褒めても何も出ませんよ///」

提督「榛名は可愛いし、料理も上手。自慢の嫁だよ」

榛名「は、榛名、か、感激でしゅ」カァーッ

提督「ワイン開ける前から顔真っ赤だよ」ニヤニヤ

榛名「もう!提督!からかわないでください!」プンプン

提督「ごめんね。榛名。許してよー」

榛名「キ、キスしてくれたら許してあげます!///」

提督「ん」チュッ

榛名「!?」

提督「榛名のほっぺは柔らかいな」

榛名「///」カアーッ

榛名「提督―!!!」

提督「榛名!鼻血出てる!鼻血!」

榛名「あら、やだ!」

ワイワイ

皆様へ質問です。
これから、このSSの結末を書くのですが、どのルートが良いでしょうか。

①:このまま榛名とハッピーエンド

②:加賀VS金剛一家(ドラマルート)

③:①も②も両方書けよ

>>47-57の方にお伺いしたいと思います。なお投票時間は本日15時までと致します。

3で

皆様ありがとうございます。

では両方書きますね。

ジュウコンカッコカリに関してですが、「カッコガチ」の方も存在しているつもりです。
元帥や金融にまで通じている金剛ファミリーですが「カッコガチ」までには漕ぎつけられなれなかったのは、
色々とあるわけです。その辺も内容に含めようかと思います。

ジュウコンハッピーエンドも考えましたが、それは余裕がありましたら・・・

②【加賀VS金剛一家(ドラマルート)】

食後

ブッーブッー

提督(さっきから着信あるけどこんな時間に誰だろ)

榛名「提督?着信があるみたいですよ。出ないんですか?」

提督「ああ、出るよ」

提督「もしもし?」

??「あなたなのね。今時間あるかしら」

提督「!?」

提督「ああ、今どこにいるんだ?」

??「鎮守府の近くの喫茶店よ」

提督「す、すぐ行くよ!」ピッ

提督「すまん、榛名。急な来客が来たようだ。少し出てくるから」

榛名「・・・はい!榛名は大丈夫です。お早いお戻りを!」

提督「すまん。行ってくるよ」

バタン

榛名「・・・」

榛名「・・・」ポチポチポチ

榛名「お姉さま・・・提督が・・・」グズッ

榛名「何処に行ったかはわかりません・・・」ポロポロ

榛名「は、榛名はもう、大丈夫じゃありません・・・」ポロポロ

榛名「ウッ・・・ウッ・・・」ポロポロ

榛名「わ、わかりました。榛名は・・・待ってます・・・」グズッ

喫茶店にて

カランカラン イラッシャイマセー

提督「加賀!」

加賀「!」

加賀「ごめんなさい。急に押しかけて」

提督「いいんだ。ここだとアレだから他の店に変えよう」

加賀「そう・・」

レストランにて

提督「何かあったの?」

加賀「私、艦娘を辞めるわ」

提督「!?」

提督「ど、どうしてそんなことを言うんだ!」

提督「あんなに一生懸命になって、なれた艦娘じゃないか!」

提督「考え直すんだ!加賀!」

加賀「・・・たいの」ボソッ

提督「え?」

加賀「私はあなたと居たいの」

提督「!?」

提督「か、加賀・・・お、俺は・・・」

金剛「Hey!テイトクゥー。その前にいる方は加賀さんだよネー?」

金剛「話が違うネー」

提督&加賀「!?」

加賀「あなた、一緒に逃げましょう!」

提督「!」

提督「・・・ああ!」

金剛「アッ!待つデース!霧島!」

霧島「はい!お姉さま!」

金剛「すぐに比叡に連絡をして、伝えて欲しいデス。提督が逃げたと」

金剛「榛名の幸せは・・・ワタシが守るデース!」

少し離れたところにて

加賀「・・・」ハアハア

提督「こ、これから、ど、どうするんだ・・・?」セエ゙ゼエ

加賀「最近、ここに越してきたの」

加賀「だ、だから、一緒に住みましょう・・・」

提督「そ、そうするしかないよな・・・」

加賀「それなりの蓄えもあるわ」

加賀「それに、この辺りは密集した住宅地だし、なかなか見つかりずらいわ」

加賀「攻撃するにしても、近隣の目があるから手は出しにくいわ」

提督「・・・そうだな」

加賀「さあ、入って」ガチャン キィー

提督「お邪魔します」

加賀「・・・これからはただいまと言って欲しいわ」

提督「次からはな・・・」

加賀「・・・」ギロッ

??「・・・」ジーッ

??「!」ササッ

提督「加賀?どうしたんだ?」

加賀「いいえ、何もないわ」

加賀宅にて

提督「加賀、このままじゃまずいな。どうするか。一緒に仙台に戻るか?」

加賀「今はそんなことよりも・・・」スルッ

提督「!!」ドキッ

提督「加賀、何をやってるんだ!!」

加賀「何って・・・汗をかいたからお風呂に入るだけよ。」

加賀「昔と変わってないのね。勘違いするところとか」フフッ

提督「・・・///」

加賀「まあいいわ。今後の事は明日話しましょう。今日は疲れを癒してちょうだい」

提督「そ、そうだな・・・」

加賀「ところで、どうして一緒に逃げてくれたの?」

提督「・・・」

加賀「話したくないのならいいわ・・・」

提督「もう・・・」

提督「今の生活に疲れたんだ・・・」

加賀「どうして?」

提督「榛名と俺はケッコンカッコカリを済まし、近いうちに籍を入れる、すなわちケッコンカッコガチを行うはずだった」

提督「俺はとても幸せだった。家の事業を榛名の家族は救ってくれたし、良い席も設けてくれた。何不自由のない生活を送っていたんだ」

提督「でも、他の鎮守府の提督が駆け落ちをしてから事態は一転。大本営は艦娘と籍を入れることを禁止した」

加賀「その提督の結婚相手の束縛が強すぎて、駆け落ちした話ね。私も聞いたわ」

提督「榛名はそこからおかしくなりはじめた。鎮守府内でも、家でも、どこでも・・・俺から離れなくなった・・・」

提督「帰りが遅くなれば泣きつかれ、他の艦娘と話せば怒るようになった。あんなに榛名はいつも笑っていて、優しかったのに・・・」

提督「それからというもの、姉の金剛も口を出すようになってきた。その際に、家の融資の事を絡めて俺を操るようになったんだ」

提督「毎日が辛く悲しいものになったよ。そんな時、加賀、お前から連絡をもらったんだ」

提督「もしかしたら、もっと昔に感じた幸せを分かち合えると思えた」

加賀「そうだったのね・・・」

提督「でも、それさえも奪われそうになったんだ」

提督「それは耐えられなかった。耐えなければいけなかったけど」

加賀「大丈夫よ。私が居るわ。少し横になって・・・」

提督「ああ・・・」グズッ

加賀「何泣いてるの。昔とは違うじゃない・・・」

加賀「泣くのは私の役割だったじゃない・・・」

提督「ごめんな、いつも泣かせちゃって・・・」

加賀「いいのよ」

提督「ところでさ、」

加賀「なにかしら?」

提督「いつまで裸でいるの?」

加賀「!///」

提督宅

榛名「榛名が悪かったのです・・・あんなに束縛してしまって・・・」ブワッ

榛名「もう提督は私のところに帰ってきてくれないですね・・・」ポロポロ

榛名「榛名が悪かったのです・・・もう提督は榛名のものじゃなくなってしまいました・・・」ポロポロ

金剛「違うネー!テイトクは、かどわかされているのネー!」

金剛「ホントは榛名が好きなのに、素直になれていないだけネ!」

金剛「榛名は何も悪くないのネ!すぐに提督は気付くはずデース!」

榛名「でも、どうしたら気付いてくれるのでしょう・・・」

金剛「お姉さまに任せるデース!絶対にテイトクにはこの家に戻ってもらいマース」

金剛「だから、榛名も普通に過ごすネ!」ギュッ

榛名「金剛お姉さま…ありがとうございます。榛名の為に、こんなに頑張ってくれて」

金剛「妹のシアワセを願うのは当たり前のことデース!」

金剛(ゼッタイに戻って貰うネ…)

少し経って

比叡「金剛お姉さま!司令とあの女の居場所がわかりました!○○の△△の2-1-14の201号室です!」

金剛「分かったネー!比叡はいつも働いてくれて嬉しいデース!」

比叡「そんなぁ///お姉さまの為なら頑張れます!///」

金剛「少し出かけてくるデース!」

比叡「はい!わかりました!気を付けて!」

比叡「・・・」

金剛じゃないけど榛名が不憫すぎるからちゃんと幸せになるルートもみたかったわ

再び加賀宅にて

ピンポーン

加賀&提督「!?」

金剛「居留守を使ってもダメネー!」ドンドンドン

加賀&提督「…」

加賀「仕方がないわね」ガチャッ

金剛「テイトクはどこデスカー」キョロキョロ

金剛「あ、居たデース!ちょうど三人で話したかったデース」

提督「三人で?」

金剛「そうデース!」

加賀「なら、上がってちょうだい」

金剛「お邪魔するデース!」

バタン

>>73
このルートが書き終わり次第、榛名ちゃん幸せルートも書く予定です。もうしばらくお待ちください。

加賀「話とは何かしら」

金剛「テイトク、榛名の所に戻ってくださいデス」

提督「・・・」

金剛「確かに榛名は、提督を縛りすぎたかもしれないデス。テイトクのことが嫌い大好きなんデース」

金剛「テイトクが外へ出かけていた時も、榛名は愛しさのあまり泣いていたデース」

金剛「昔から誰かと居ないと、何も出来なくなっちゃう娘なんデス」

金剛「テイトクが必要なんデス。ワタシからもお願いするデース・・・」

提督「金剛・・・」

加賀「ダメよ。そんなの。融資の事をチラつかせて、この人を脅すなんて・・・愛なんて感じられないわ」

金剛「・・・融資の事は置いといて、では元帥殿に『あの事』を伝えてもよいデスネ?」

提督「その話はしないって約束じゃないか!!」バンッ

金剛「今度はお茶をこぼしたデース・・・布巾はどこですか・・・」

加賀「『あの事』とは?」

加賀「まさか!?」

金剛「Yes!そのことデース!」

金剛「テイトクがあなたを選んだために・・・」

提督「やめろ!!!」バンッ

提督「わかったよ。金剛。俺は帰るよ」

加賀「だめよ、それは!」

提督「いいんだ。こうすればいいんだよ」

金剛「テイトクは話が分かるネー!さあ、早く榛名の所に行くネ!」

加賀「・・・」

提督「じゃあ・・・」

加賀「・・・」

金剛「これは警告ね。テイトクに近づかないでネ」

バタン

提督宅

提督「た、ただいま・・・」

榛名「!?」パァァ

榛名「お、おかえりなさい・・・提督・・・」

榛名「榛名、提督の事、束縛しすぎたかもしれません・・・」

榛名「で、でも・・・提督の事が心配で心配で・・・」

榛名「榛名、反省してます。だから・・・許してください・・・」ウルッ

提督「は、榛名・・・。わかったよ・・・。俺もごめんな。配慮が足りなかったよ・・・」

提督「・・・」

榛名「榛名、許してくれてとても嬉しいです」ダキッ

榛名「これからもう一度やり直しましょう!」

提督「ああ・・・」

金剛「これで一件落着ですネー!榛名、良かったデース!」

榛名「お姉さま!ありがとうございます!」

金剛「テイトクはしばらく家に居てください」

提督「おい、指揮は誰がとるんだ?」

榛名「榛名にお任せ下さい!提督は家にてお休みください。すべて榛名が面倒を見ますから!」

金剛「家から出てはダメデース!出れば融資の件もパアになるネ」

提督「・・・わかったよ。家に居るよ」

金剛「約束デース!」

金剛「じゃあ、おやすみネ!」

榛名「はい!お姉さま。おやすみなさい!」

提督「ああ、おやすみ・・・」

バタン

数日が経って

提督(あれから榛名は、前の様にどこにでも付きまとう事は無くなった。普通の会話、接し方、そして夜の営み・・・)

提督(ただ、外出もできないし、他の艦娘との会話もほとんど出来ない。いわば軟禁だ)

提督(時折、金剛も来る。何の変哲もない会話をするだけだが、怖いな)

提督(でも…加賀が心配だ・・・)

ブーッブーッ

提督「電話だ。公衆電話?誰からだろう?」

提督「はい、もしもし」

加賀「私よ。加賀よ。どうしてるの?」

提督「加賀か!家からは出られないよ。でも、もうすぐ外に行く用事がある。その時に、また会おう」

加賀「それはいつなの?」

提督「明日だ。明日、元帥殿がこの鎮守府においでになる。その時に会えるよ」

加賀「そうね。私もなんとか潜るわ・・・」

提督「待ってるよ・・・」

次の日
提督「榛名、元帥殿はもうすぐ着く頃だよな」

榛名「はい!もうすぐお着きなります」

提督「この格好で大丈夫だよな?」

榛名「はい!とてもお似合いです!さすが提督です」ニコッ

比叡「司令!元帥殿ですが、急なご病気により来れないとの連絡です」

提督「そうか。明日にでも見舞いに行こう。なあ榛名」

榛名「はい!そうすることにしましょう!それでは家に戻りましょう!」

提督「!」

提督「少し外を歩きたい。なかなか外に出られないからな。ダメかな?」

榛名「仕方ありません。少しだけですよ」

提督「ありがとう。榛名」ナデナデ

榛名「///」

小屋にて

加賀「あなた、よく無事でいてくれたわ・・・」

提督「加賀も無事だったか・・・。本当に心配かけてごめんな。やっぱり俺、加賀が好きだ」

加賀「私もよ。どう?一緒に遠くへ行かない?」

??「それはさせません!!」

提督&加賀「!?」

榛名「提督、どうして裏切るようなことをするのですか?榛名のどこが気に入らないのですか?」

榛名「今日はどうして元帥殿がいらっしゃる予定だったか知っていますか?」

榛名「提督と榛名の入籍の許可が下りたからです」

提督「!!」

榛名「大変でした。いろんな人を説得して、手をまわして・・・」

榛名「やっと、家族になれるところだったのに!」

榛名「それなのに・・・こんなことをして・・・榛名は、大丈夫じゃないです・・・」ポロポロ



金剛「テイトク・・・鳳翔さんが来たネー」

提督&加賀「!?」

鳳翔「提督・・・」

提督「鳳翔さん・・・」

鳳翔「お店、守れませんでした・・・」

提督「そうか・・・でも良いんです。鳳翔さん、今までありがとうございました」

金剛「警告した通りデス!ま、守らなかったテイトクが悪いデース・・・」

榛名「・・・もう榛名達は終わりですか?」

提督「そうだな・・・。もう潮時だな・・・」

榛名「そうですか・・・榛名、今でも提督の事・・・愛しています・・・」グズッ

榛名「もう一度だけ、一度だけでいいから笑って頭を撫でてくれませんか?」ウルウル

提督「・・・」

榛名「してくれないのですね・・・」グズッ

榛名「さよなら・・・」ポロポロ

金剛「・・・」

金剛「テイトクに最後に言っておきたいことがあるデス」

提督「なんだ?」

金剛「提督が小学生の頃、家の隣に姉妹がいたのを覚えているデスカ?」

提督「ああ、榛名と同じ名前のだった・・・あ!」

提督「まさか、あのコが榛名なのか!?」

金剛「そうデース。榛名がイジメられた時、助けてくれたとテイトクの名前ばかり話していたデス」

金剛「そして、提督に恋をしたのデス。それから提督は何処かへ引っ越してしまいまったデス」

金剛「榛名はそれから、恋もせずひたむきに毎日を過ごしたネ。そんな時、提督と再会したデス」

金剛「あの時の榛名の喜び様は・・・久しぶりにあんな笑顔を見れたネ・・・」

金剛「でも、もうそんな笑顔も見れないのネ・・・」

金剛「ずっと榛名は提督の事を好きだったデス」

金剛「そんな榛名を・・・テイトクはまた何処かに行くことによって傷付けるのネ」

金剛「榛名は一生この事を背負って生きていくんデス」

金剛「テイトク、もう榛名に二度と近づかないで欲しいネ・・・」

金剛「どこにでも行ってしまえばいいのネ・・・」

提督「・・・」

数年後

加賀「あなた、今日の晩御飯はビーフシュチューよ」

提督「お、俺の好物だな!」

加賀「今日は飛び切り美味しいわ」

子ども1「パパーだっこー」

子ども2「パパー絵本読んでよ~」

提督「一度には出来ないよー」ハハハ

加賀「一緒にお風呂入ってきてー」

提督「一緒にお風呂入ろうな!」

子ども2人「ワーイ!」キャッキャッ

提督(俺らは鎮守府を出て、普通に暮らしている)

提督(加賀や子供たちと喜びも悲しみも分かち合えている人生だ)

提督(これが俺の望んだ幸せなんだろう)

ピンポーン

加賀「あなたー、出てくださるー?」

提督「わかったよー」

提督『どちら様ですか~?』ガチャ

??『今日隣に越してきたものです。ご挨拶をと思いまして』

提督(どこかで聞いたことがあるな?気のせいだろう)

提督『少しお待ちください。今、開けますから』

??『はい!大丈夫です!』



皆様、長い間お付き合いくださりありがとうございました。

ひとまず完結は致しましたが、次に榛名とハッピーエンドVerも書きたいと思います。
少し休憩をしますので、その間に感想やご意見をいただけると幸いです。

よろしくお願いいたします。

これ原作通りなのか……おつ

>>88

>>2の通り、多少織り交ぜております。これが原作通りではないんですね・・・

乙ー!
読解力のない馬鹿ですまない
>>39ってどういうこと?元帥と何があったの?

>>90
>>39では加賀さんと提督の持つ秘密を元帥にばらすぞ、というシーンのつもりでした。

その秘密が詳しく明かされていないので、ここは薄くなってしまいましたね・・・

>>45の続き

提督「榛名、どう止まった?」

榛名「はい!榛名は大丈夫です!」

提督「榛名、前より痩せたんじゃないか?疲れてないか?大丈夫?」ギュッ

榛名「///」

提督(俺の行動が榛名を苦しめてるのかもしれない・・・)

提督(そうなら、これ以上榛名を苦しめられないな。このままだと榛名が壊れてしまう)

提督「榛名、良いにおいがするな。安心するような、なんだか懐かしいにおいだな」

榛名「・・・」

榛名「提督とは鎮守府で会う前にも会ったことがあるんですよ」

提督「え?」

榛名「榛名が小学生の時です。いつも男の子にイジメられて泣いている所に助けに来てくれた男の子がいました」

榛名「その男の子こそ、提督、アナタなんです!」

提督「!」

提督「隣に住んでいたあの女の子なのか!?」

榛名「ええ!それが榛名と金剛お姉さまです!」

榛名「榛名はその時から提督に恋をしてしまいました。」

榛名「でも、提督はどこかに行ってしまいました。榛名はとても悲しくて、しばらく家から出れませんでした」

榛名「それからはひたむきに頑張りました。艦娘になれば、提督と会えるかもしれない。そう思いました」

榛名「それは正解でした。ここで提督に会えたのですから!」

榛名「提督、お願いです。今度は榛名から離れないでください。榛名はもう提督を失いたくないのです・・・ずっとあなたの事が好きでした」

提督「あの時の女の子が榛名だったのか・・・」

提督(榛名を守ってやれるのは俺しかいない・・・)

提督(・・・)

提督(加賀の事は忘れよう・・・)

提督「わかったよ。俺はずっと榛名の横に居るよ。約束する」

榛名「提督///榛名、感激です!」チュッ

提督「!?」

榛名「私たちの結晶、作りましょ」

提督「榛名、愛しているぞ」

榛名「ええ!榛名もです」ニコッ



>>93は①の榛名とハッピーエンドでございます。


長い時間お付き合いいただきありがとうございました。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年06月01日 (月) 11:48:58   ID: AWRGbYY_

つまねー、設定ばら撒くだけばら撒いて回収しないで終わりとかないわー

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