男「魑魅魍魎の住まう山」【安価&コンマ】 (89)



――――御免下され、一晩宿を貸してもらってもよろしいでやしょうか?



ああ、有り難うございやす



いやぁ、麓の村で聞いた噂話に怯えながら歩いていたらすっかり日が暮れてしまいやしてね





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なんでもこの山には化け物がうじゃうじゃしてるとか、其処の所どうなんです旦那?





……はー、本当に出やがるんですかい





なら何故旦那はそんなおっかない山に?





はあ、修行ですかい、旦那はもしや御侍様か何かで?







鍛冶師でございやすか、てことはもしかすると其処らにある刀は全部旦那が?





そいつぁ凄い、こんな数金持ちの蔵でも見やせんぜ




……て事で旦那、少し相談がありやして……




あっし、実は東の都と西の都を往き来する商人でやして……







其処にある刀を何本かいただければ都で売り払って銭に換えられるんでやすが……





どうです、悪い話じゃないで御座いやしょう?




…………全部!? いいんでやすか?



……なら御言葉に甘えていただきやす






へへ、お近づきの印としてコイツをお受け取りくだせえ




そいつぁ『緋緋色金』と言いやして、なんでもえらい貴重な金属なんだとか




あっしにゃ変わった色の石っころにしか見えやせんが人によっちゃあ金よりも価値のある物だと聞いてやす




>緋緋色金x1入手




――っと、夜も更けてきた頃ですし今日はここいらで床に就きましょうや




――卯月 一ノ日 終――

導入部ということで今日は此処等で終いに

スレの要旨は刀打ったり刀売ったり魑魅魍魎と戦ったり魑魅魍魎(化け物とは言ってない)と仲良くなったりする感じです

明日からぼちぼちとやっていきます

もうちょいで始めますがちょいと質問を

昼と夜、どちらが好きですか?

昼ですね

ふぁいふぉー



――卯月 二の日 始――


……起床



――――いいか、暖かな陽光が照って涼しいそよ風が吹く、そんな日はな



暑っ苦しい工房なんかに閉じ籠ってんな!



て事で今日は一日中散歩! ――――



…………師匠の言葉を思い出した



少し、外を歩こう




………随分と奥まできた




風が気持ち良い




こんな所に寂れた社があったのか……




…………!




―――なんじゃ、何かと思ぅたら人間かえ




献上物も無いのなら立ち去れ、この社はワシの根城じゃ




ぬ? おかしな事を言う、ワシが稲荷神だとしたらこんな瓦解した社に棲むわけがなかろう




この六尾が見えんのか? まあ昔は九本あったんじゃがの






まあそんな事はよい、肴にもならん下らぬ噺よ




何にせよ其処らの獣に喰われとぅなかったら今直ぐに立ち去れ




…………いや、気が変わった





御主はワシが喰らう




いいや待たん、喰われとぅないのなら其の包みの中を差し出せたもぅ




ほほう、塩結びか……




はむ……んぐ……んぐ………




ん~♪ わかっておるではないか、そうじゃ塩結びというのは少し塩っ辛くなくては




なんじゃ不服か? 握り飯の一つや二つ寛容せえ、御主は帰って食えばよかろう




…んぐ……んぐ……くふぅ………




人間、ワシは御主が気に入った、寝床へ案内せぇ



なに、住人が一人二人増えた処で何ら問題はなかろうて





つべこべ言わずに案内せえ



それともこんな眉目秀麗可憐な少女を有象無象で溢れる地に放る気か?




なに、夜伽の相手でもしてやろう



これから世話になるぞ、人間




> 妖狐が家に住み着いた




―― 夜 ――




……はぐ…はぐ……♪



んん、やはり御主とは食の好みが合うようじゃの



ほれ、褒美にワシの尾を触らせてやろう



……ん…くふ………



なに、尾を触れられるのは久々での、少々擽ったい



……ん………ふあ♪




御主中々に撫で上手じゃの、もっと撫でるがいい



……ふあ………っ…~~♪



……もう終いじゃ



そんな名残惜しい顔するでない、また幾らでも触らせてやるゆえ



ワシは湯浴みをしてくるでな、喰われとぅないのなら覗くことは勧めん



ちょいと風呂ってきやす

尻のほうが好きですがね


再開します




ふう……久々にいい湯じゃった



なんじゃ頓狂な声を上げて



…………? 可笑しな事を言う、風呂上がりなのじゃから裸なのは当然じゃろうて



あの衣は拾い物じゃ、代えなど有るわけなかろう



初しい奴じゃの、そう可愛らしい反応をしてくれるな、もっとからかいたくなる



ほれ、秘処は尻尾で隠す、此れで十分じゃろう







……注文の多い奴じゃの、これ何処へ行く?




………ふふ、可愛い奴め



わぷ! ……なんじゃいきなり、此れは御主の浴衣であろう



此れを着ろと? ……御主、特殊な癖じゃのう……



ふふふ……冗談じゃからそうムキになるなて







ほれ、そろそろ床に就くでな



布団? 一つでよかろう




なに、ワシとて人肌恋しくなる時もある




ほれ、ワシは先に布団で待っておるからゆっくりと湯に浸かってくるとよい



――卯月 二ノ日 終――



――卯月 三ノ日 始――



――――鳥が囀ずる早朝



そろそろ鉱石を採りに出掛けよう



※チュートリアル
>採掘
採草
鍛錬





さて、此処等でいいだろう




亀裂の入った断崖に鶴嘴を振るう






01~10:石ころx1
12~80:下質鉱石x1
81~90:下質鉱石x2
91~98:中質鉱石x1
揃目:???

↓1




何も出てこない



此処は外れだったようだ




…………石でも拾って帰ろう



石ころx1 入手


※石ころ

投擲物、10ダメージ

※チュートリアル
採掘
>採草
鍛錬




日当たりも良く風通しも良い



此処等辺がいいだろう




>薬草x1 入手

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