ちひろ「今回が」武内P「最後ですか」 (58)

『長らく続いていたこの番組、実は後4回で終わりなのです!』

ちひろ「あら、この番組終わってしまうんですねえ」

武内P「後任番組はまだ決まっていないようで、ドラマやバラエティなどの再放送が検討されているようです」

ちひろ「でしたら、何かシンデレラガールズのみんなでやる番組なんて企画の持ち込み、してみませんか?あの765プロさんもやってたように!」

武内P「…現在、検討中です」

ちひろ「でも、あんまり慎重な決断は後で困る事にもなりかねませんよ?」

武内P「…そ、そうですね…なるべく、早くに…」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1432042941

『長らく続いていたこの番組、実は後4回で終わりなのです!』

ちひろ「あら、この番組終わってしまうんですねえ」

武内P「後任番組はまだ決まっていないようで、ドラマやバラエティなどの再放送が検討されているようです」

ちひろ「でしたら、何かシンデレラガールズのみんなでやる番組なんて企画の持ち込み、してみませんか?あの765プロさんもやってたように!」

武内P「…現在、検討中です」

ちひろ「でも、あんまり慎重な決断は後で困る事にもなりかねませんよ?」

武内P「…そ、そうですね…なるべく、早くに…」

『毎回二組のゲスト達を呼び、会わせるという至極単純な番組。しかしその実その二組は会うまでどちらも相手が誰だか分からない!…生放送でお送りする為何が起きてもおかしくない!そんな番組です…』

ちひろ「始まりは同じなんですね」

武内P「やる事は同じでしょうから」

ちひろ「…あ、そういえばそうですね。てへへ…」

武内P「…しかし、今回も346プロダクションのアイドルを起用していただいたようですね」

ちひろ「はい!…まあ、それでいつものように気になって…サボりなんかじゃないですよ!」

武内P「ええ。………ええ」

『今回のゲスト達は誰と誰なのか!はたまた複数なのか!?…運命の瞬間です!』

10…9…

ちひろ「…しかし、毎度の事ながらヒヤヒヤしますね」

8…7…6…

武内P「…アイドルの皆さんなら、きっと…大丈夫かと」

5…4…3…

ちひろ「何て事ない発言で、なんて事があったらと考えると…」

2…1…

武内P「…」


『0』シャッ

http://moba-mas.com/wp-content/uploads/2013/11/1f750bf1abbc39aa6fef137dc0e075b4.jpg


ちひろ「」

武内P「」

忍「…」

泰葉「はじめまして。岡崎泰葉と申します」

忍「はいはじめまして。坂上忍です」

泰葉「…凄い緊張します」

忍「そう?…その割には堂々としてんじゃん」

泰葉「失礼があってはいけないので」

忍「別に面接じゃないんだからさぁ…かしこまらなくても…いいんじゃない?」

泰葉「いえ。目上の方に対する礼儀だと思ってますので」

忍「ふーん。…いや立派だと思うよ。立派立派」

泰葉「ありがとうございます」

ちひろ「…何でしょうね。順調に進んでるような…」

武内P「………」

ちひろ「プロデューサーさん?」

武内P「……」

ちひろ「…何かありましたか?」

武内P「…いえ」

忍「若い内からそういう事が出来るってのは素晴らしいんだよ」

泰葉「…そんな、当然の事ですから」

忍「いや俺さ、なーんかおっとり喋る女の人ってのが…嫌いなんだよね」

泰葉「?」

忍「そういう女の人って、遅刻した時も「すいませ~ん」って言うんでしょ?…ムカつくんだよね」

泰葉「…それは、…そうなんでしょうか?」

忍「でもさ、表面だけ取り繕ってるのもやなんだよね」

泰葉「…え?」

忍「仕事はね、それでいいじゃん?」

泰葉「あの、おっしゃってる事が…」

忍「礼儀だー何だーってやる事は、仕事では大事なんだけどさ、つまんない人間になると思うんだよな」

泰葉「…あの、私の事を?」

忍「だってつまんなさそうな目してるもん。笑ってないじゃん」

泰葉「そ、そんな事は…」

忍「とりあえず可もなく不可もない言葉でって感じなのが伝わってくるんだよね」

泰葉「…」

忍「いや貴方全然悪くないよ?むしろ良い子なんだよ」

泰葉「…」

忍「前は子役やってたんでしょ?俺も昔子役やってたんだよ」

泰葉「あ、はい。それは有名ですよね」

忍「あの時結構大変でさ、クサってた時期があったんだけど、岡崎さんは割と順調だよね?」

泰葉「…そうですね」

忍「ほら、今嘘ついた」

泰葉「…え?」

忍「とりあえず合わせとけって顔したもん」

泰葉「え、えっと…」

忍「それじゃ話してる相手つまんないよ。…いやそれが良いって奴もいるんだろうけどさあ」

泰葉「…」

忍「俺はヤダなあ。それ。だって何か台本読んでるみたいで」

泰葉「…」

忍「それじゃ、「人形」じゃん」

泰葉「!」

忍「…違う?」

泰葉「…」

忍「別に良いんだよ。他人だし、一緒にどっか飲みにいくような関係でもないし、…あ、未成年だった」

泰葉「…その前に、アイドルです」

忍「そうだった。あはは!」

泰葉「…何で、そんなに笑えるんですか?」

忍「何で?」

泰葉「…し、失礼じゃ、ないんですか?」

忍「…」

泰葉「私、今の仕事、楽しいって、思ってます」

忍「アイドルの仕事?」

泰葉「はい。凄く楽しいです」

忍「例えば、どんな時?」

泰葉「歌ったり、踊ったり。お客さんが応援してくれてる姿を見ると、嬉しくなります」

忍「…」

泰葉「…だ、だから、その…」

忍「…」

泰葉「わ、私の事、人形みたいだなんて言わないで下さい」

忍「だろうねえ」

泰葉「えっ?」

忍「さっきから言ってるじゃん。顔に出てるって」

泰葉「…?」

忍「さっきなんてこの糞親父何言ってんだって顔だったよ?」

泰葉「え、あ、いや、あの…」

忍「否定してよお!!」

泰葉「あ…す、すいません…」

忍「あっははははは!それ追い討ちかけてるだけじゃん!!」

泰葉「…楽しそうですね」

忍「楽しいよ。本心で話してくれると」

泰葉「傷ついたりしないんですか?」

忍「全然?…だって別にそれで嫌われたならそれでいいじゃん」

泰葉「…でも、仕事とプライベートは分けなきゃ…」

忍「仰る通り(笑)」

泰葉「…えへへ」

忍「あっ!可愛い!」

CM中

ちひろ「こ、これ大丈夫なんですよね!?」

武内P「だ、大丈夫でしょう」

ちひろ「完全に営業妨害ですよ!」

武内P「…そうでしょうか?」

ちひろ「え?」

武内P「…少なくとも、岡崎さんは…笑っていました」

ちひろ「…」

武内P「…それで、いいのかもしれません」

ちひろ「終わり良ければすべて良し…ですか」

武内P「…はい」

ちひろ「…後半分ありますけど?」

武内P「…」

泰葉「あの…あれ」

忍「…え、歌うの?俺が?」

泰葉「は、はい…」

忍「…俺カラオケも行かないんだけど」

泰葉「でも、仕事ですよ?」

忍「あ~…」

泰葉「えへへ…」

コラボ

http://youtu.be/57C8DUVm-94

ちひろ「…無事に、終わってくれたらいいですね」

武内P「お会いした事はないので分かりませんが、坂上さんは言いたい事はその場で言う方なのでしょう」

ちひろ「…そう、でしょうね」

武内P「それに、岡崎さんの新たな一面も見る事が出来ました」

ちひろ「…ああいう子は、扱い慣れてるのかもしれませんね。普段が普段でしょうから」

武内P「…」

ちひろ「プロデューサーさんも、もっと目を鍛えなきゃいけませんね!」

武内P「そう、ですね…」


瑞樹「…」

美嘉「あっははは!面白ーい!」

茜「これ凄く楽しい番組なんですね!」

美嘉「だってさ、さっきのなんか…」

茜「あはははは!」

瑞樹「…」

まゆ「…」

瑞樹「…」

美嘉「w」

茜「ww!!」

瑞樹「ねえまゆちゃん?」

まゆ「はぁい。何ですかぁ?」

瑞樹「まゆちゃんは、新聞とか読まないのかしら?」

まゆ「新聞、ですかぁ……番組表くらいしか…後はニュースとか、ですかねぇ」

瑞樹「そう……」

まゆ「どうかされましたかぁ?」

瑞樹「…いえ、若者の活字離れというのは本当だったのね…」

まゆ「あ、本は読みますよぉ」

瑞樹「あら、それは大切な事よ。ええ、分かるわ」

まゆ「最近は、恋愛小説ばかり見てますねぇ」

瑞樹「そう。……美嘉ちゃんも茜ちゃんも、テレビばかり観てないでもっとこう、ねえ?」

美嘉「えー?アタシも小説とか見てるよ?」

瑞樹「あら、そうなの?」

美嘉「うん!えっとねー…最近見たのは…」スマホ出し

瑞樹「あっ…」

まゆ「あっ…」

美嘉「えっ」

茜「?」

まゆ「…あ、もうすぐ時間ですよぉ」

瑞樹「あら、そうね…。楓ちゃん、上手くやってくれるかしら?」

茜「そうですね!きっと楓さんなら大丈夫だと思います!」

美嘉「あれ、何か一瞬めちゃくちゃ哀れんだ目で見られたんだけど何?」

瑞樹「始まったみたいね」

美嘉「あ、あの…」

『毎回二組のゲスト達を呼び、会わせるという至極単純な番組。しかしその実その二組は会うまでどちらも相手が誰だか分からない!…生放送でお送りする為何が起きてもおかしくない!そんな番組です…』

まゆ「でも私達は、もう知ってしまってますからねぇ」

瑞樹「サプライズは半減ね。分かるわ」

美嘉「…茜ちゃん、アタシ悪い事しちゃった?」

茜「してませんよ!美嘉さんは良い人です!」

美嘉「優しいなあ…」

『今回のゲスト達は誰と誰なのか!はたまた複数なのか!?…運命の瞬間です!』

10…9…8…

美嘉「そういえばこの番組、これ含めて後三回だけなんだってね」

まゆ「泰葉ちゃんが出てましたねぇ」

瑞樹「あの時は正直心配だったわね…」

美嘉「でも最後は楽しそうだったじゃん!」

瑞樹「分からないわよ?裏の顔とか…」

美嘉「えー?でも坂上忍さんって結構言いたい事は言っちゃうんでしょ?」

瑞樹「どうなのかしらね…実際は会ってないから…」

美嘉「んー…ほらほら!何かネットだとそう書いてあるよ!」

瑞樹「あ、始まったわよ」

美嘉「あれ?」

『0』シャッ

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/25/67e024b0a7aa75881f6a7cf28e3be7f7.jpg

http://blog-imgs-74.fc2.com/7/t/o/7toriaezu/1b961de171c55574e471134ad28f883f.jpg

まゆ「!?」

瑞樹「!?」

美嘉「…!!?」

茜「二人とも頑張って下さい!」

高田「…」

楓「…」

高田「ど~も。ジョニーデップです。ンフフフ」

楓「!」

高田「どうかした?」

楓「(……瞼に目、そしてカツラ……この人……出来る!)」

高田「そんな見つめられたらおじさん興奮しちゃうよ。目閉じてるから分かんないんだけど。ンッフフフ」

楓「た、高垣楓、です…」

高田「アイドルの人なんだよねえ」

楓「はい。楽しくやらせてもらってます」

高田「どうりで美人さんな筈だよ。まあ見えないんだけど」

楓「(ま、まさか…私にツッコマせようと…!!!)」

高田「ンフフフ」

楓「(い、いけない…笑ったら、笑ったら…負け!!)」

高田「そういえば君、松嶋菜々子に似てるって言われない?」

楓「…い、いえ、特に言われた事は…」

高田「そうなの?じゃあ似てないんだ」

楓「ブフッッ」

高田「ンフフフ」

瑞樹「な、何て事…」

まゆ「か、楓さんが…」

美嘉「押されている…!?」

茜「高田純次さんって面白いですね!」

瑞樹「楓ちゃんが人の話であんなになるなんて…」

美嘉「流石に開幕一番あんな小学生のイタズラみたいなのやられたらねぇ」

瑞樹「一番緊張してる時にだものね。見事な先制パンチだわ」

高田「楓ちゃん二十歳越えてるらしいけどお酒とか飲むの?」

楓「ええ。この間も…ビールを浴「ビール」程飲みました」

高田「おじさんもビール好きだよ。焼酎のが好きなんだけどンッフッフッフ」

楓「(な、流した……!!?)」

高田「ぶっちゃけ可愛い女の子がいれば水でもいいんだ。酔わなくても全裸になれるから」

楓「…は、はい……!」プルプル

高田「話変わるけどおじさんの養子になってくれない?」

楓「ゴフッッ」

高田「ンッフッフッフッフ」

瑞樹「ふ、普通の人なら一瞬固まる程の楓ちゃんのダジャレを華麗に受け流すなんて…」

まゆ「…気付いてなかった…では?」

瑞樹「いえ、楓ちゃんはあえて分かり易く言ったのよ。気づきやすいように。あれで分からない人なんて…」

茜「楓さんダジャレ言ったんですか!?どこでしたか!?」

美嘉「気付いてないのいるよ?」

瑞樹「…分からないわ」

高田「僕ね、最近流行りに乗っかってブログなんて始めちゃったんだ。どうせ飽きるのに」

楓「あ、私も日記…ブログはネット「にっ記」入してますよ」

高田「僕の趣味はヒヤシンスの日記を書くことだよ。書いたことはないけど」

楓「はい!?」

高田「ンフフフ。あ、ダジャレがお好きなの?僕は裸の女の子が好きだよ」

楓「あの…一応、私アイドル…」

高田「ンッフッフッフ。つい興奮しちゃった」

楓「(こ、この人……絶対分かっててやってる…!!)」チラ

高田「僕からスケベを取ったら加齢臭しか残らないから」

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/25/67e024b0a7aa75881f6a7cf28e3be7f7.jpg

楓「ンブフフフフ(笑っちゃダメだ笑っちゃダメだ笑っちゃダメだ笑っちゃダメだ…)」

高田「あ、君そういう顔してたんだ。今まで目閉じてたから分かんなかったよ」

楓「で、でしょうね…」

高田「あれ?何時の間にカンペ出てたの?」

楓「結構前から出てましたよ」

高田「あれ?そういえば僕歌ったことあったね。いやアルバムは出した事ないんだけど。写真のアルバムならいくらでもあるのにンッフッフッフ」

楓「そうでしょうねンブフゥ」

CM中

美嘉「楓さんのキャラが…消えた…?」

瑞樹「むしろよくもった方じゃないかしら」

美嘉「まあ、変に怖い人に当たるよりは100倍マシだけどさ」

まゆ「これが笑美ちゃんだったらどうなっていたのでしょうねぇ」

瑞樹「そうねえ…」

美嘉「…想像もしたくないね」

瑞樹「あら?意外と良いコンビになるかもしれないわよ?」

美嘉「…微妙な空気になりそうじゃない?」

瑞樹「ああ…うん」

コラボ
http://youtu.be/rNvoqJeaEsQ

美嘉「あれ?高田さんあれ取ったんだ」

あれ↓
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/25/67e024b0a7aa75881f6a7cf28e3be7f7.jpg

瑞樹「流石にアイドルの本業邪魔するような真似はしないって事ね。分かるわ」

まゆ「…もう遅い気がしますねぇ」

瑞樹「まゆちゃん。それ言っちゃダメよ」

茜「あの!どうして高田純次さんは顔に落書きしてたんでしょうか!?」

美嘉「…とりあえず茜が出なくて良かった」

瑞樹「ええ」

まゆ「はい」

茜「?」


卯月母「卯月ー。ご飯よー」

卯月「はーい、ママー。今行くねー!」

卯月母「あ、そうそう。卯月が出てた番組、今からやるみたいよー?」

卯月「えっ!?あ!もうそんな時間!?」

卯月母「あ、後二回しかやらないみたいね」

卯月「えー?そうなんだ…ちょっと楽しみだったんだけどなあ」

卯月母「そうねえ…あなたのあのびっくりした顔、お父さんも笑ってたわあ…」

卯月「も、もー!ママ!」

卯月母「ウフフ」

『毎回二組のゲスト達を呼び、会わせるという至極単純な番組。しかしその実その二組は会うまでどちらも相手が誰だか分からない!…生放送でお送りする為何が起きてもおかしくない!そんな番組です…』

卯月母「卯月、こういう時って何を考えてたの?」

卯月「んー…どんな人が来るか分からなかったから、もう開きなおっちゃえって!」

卯月母「あら、頼もしいじゃない」

卯月「でも結局驚いちゃったんだけどね…」

『今回のゲスト達は誰と誰なのか!はたまた複数なのか!?…運命の瞬間です!』

http://news-entame.com/wp-content/uploads/2013/07/20120203_izutarina_16.jpg

http://i.imgur.com/6sfWqc1.jpg


卯月「ブー!!」

卯月母「あらあら…」

卯月「わ、わあ…本物なんだあ…」

卯月母「福山さんの相手の女の子はどなたかしら?」

卯月「鷺沢文香さんだよ!大人しくて、優しい人…って会社の人から…」

文香「あ、あの…はじめまして…」

ましゃ「こんにちはー…あ、はじめまして」

文香「鷺沢文香と申します…」

ましゃ「福山雅治です」

文香「…あ、あの…」

ましゃ「ん?」

文香「魂ラジ、聴いてました…」

ましゃ「えっ?本当に?」

文香「は、はい…」

ましゃ「嬉しいなあ…そっかあ」

文香「リクエストも、沢山送りました…」

ましゃ「え!?じゃあ鷺沢…さんの魂リク読まれた事ある?」

文香「………はい」

ましゃ「あー…奇跡だよねぇ…リスナーとまさかの共演なんだ…」

文香「う、嬉しいです…」

ましゃ「あ、何か他にも送ってくれた?」

文香「……」

ましゃ「あ、それは…秘密?」

文香「す、すいません…」

ましゃ「いやそんな事は無いですよぉ…もうアイドルの子がリスナーでいてくれるなんて事が僕にとってはもうお腹いっぱいなくらい幸せなんですから」

卯月「魂ラジって…魂のラジオ?」

卯月母「お父さんも聴いてたやつねぇ…昔から」

卯月「うう…こんな事なら私も聴くだけじゃなくてたくさん送っておけば良かったぁ…」

卯月母「あんまり下ネタばっかり言うもんだから禁止されたのよねぇ…懐かしいわねぇ」

卯月「ドキッ」

卯月母「聴いてたでしょー」

卯月「い、いいじゃない!好きなんだもん!」

卯月母「下ネタが?」

卯月「福山さんが!」

ましゃ「ちなみにさ、魂リクはなんだった?」

文香「…さ、最愛、です…」

ましゃ「あー…あ、あれ鷺沢さんだったんだ…」

文香「は、はい!」

ましゃ「ペンネームなんだったかなあ…覚えてない…」

文香「お、思い出さなくていいです…」

ましゃ「もう終わっちゃったしなぁ」

文香「どうして、終わっちゃったんですか?」

ましゃ「第一に体力の限界」

文香「そ、そんな…ましゃ…福山さんはすっごく若々しいのに」

ましゃ「いやもう初老ですよ…たまに飲みに誘われてもすぐに眠くなるんだよね」

文香「そ、そうなんですか?」

ましゃ「例えば…ほら、伊藤英明」

文香「は、はい。知ってます…」

ましゃ「後織田裕二君がいたんだけどさ、結構前だけど、映画の撮影で。…撮影が終わったら飲みに行きましょう行きましょうって、英明が…」

文香「でも、お酒お好きなんですよね?」

ましゃ「好き…ですねぇ…いやでもいざ飲み会が終わってもあの海の猿が帰さない帰らないで…」

文香「…海猿ですよね?」

ましゃ「孤独な海の猿」

文香「ふ、ふふ…」

ましゃ「あ、これラジオでも言ってたかなあ…」

文香「はい。リアルタイムで聴いてました…」

ましゃ「記憶力良いんだねぇ…こちとら年々記憶の容量が削れていくのに」

文香「そ、そんな事はありません…」

CM中

卯月母「いつ聞いても良い声よねぇ」

卯月「うん!」

卯月母「抱かれたい男ランキング1位だものねぇ」

卯月「だ、抱かれたいって…もう、ママ!」

卯月母「ウフフ…本当ウブなんだから」

卯月「お父さんに言っちゃうよ!もう!」

卯月母「冗談よ、冗談」

ましゃ「あ、凄い気になるんだけど…やっぱり教えてくれない?」

文香「…な、何をですか?」

ましゃ「…んー…他に何かメール送ったとか。もしかしたら鷺沢さんの事思い出せそう…」

文香「え、えっと……〜……です」

ましゃ「?」

文香「ろ、ろく…」

ましゃ「ろく…」

文香「6は英語で何ですか!?」

ましゃ「ん…SEX!…あ」

文香「そ、そそそれ、でです……」

ましゃ「思い出したー…あれ鷺沢さんだったかあ…」

文香「……」

ましゃ「結構面白い名前だったから…確か…んー…ペンネームが…ビブリアヴィーn」

文香「い、言わないで下さい!!」

ましゃ「あ、ごめんなさい」

コラボ

http://youtu.be/YCrhlxXbWjE

卯月母「あら、この子夢が叶ったみたいな顔してるわねぇ」

卯月「ラジオで聴くくらいしかできなかった憧れの人だもん。嬉しいと思うなぁ」

卯月母「でも、人は見た目によらないのねぇ」

卯月「む、昔の事じゃない…」

卯月母「…ね、卯月」

卯月「…なあに、ママ」

卯月母「あなたのペンネームは何だった?」

卯月「…」

卯月母「あら、別に私達だけなんだから良いじゃない♪」

卯月「…」

卯月母「†UZUk」

卯月「やめて!!!!」

卯月母「今の御時世…残っちゃうから、大変よねえ…」


貴音「ああ…心配です…心配です…」

真美「お姫ちん、どったの?」

貴音「響へのおふぁあが来て、そして…今日がその日なのです!」

亜美「知ってるよー!だから今から観るんじゃん!」

真美「さっきからお姫ちんうろちょろしてて気が散るよー!」

貴音「ああ…響、どうかご無事で…」

真美「そういえば、今日が最後なんだってね。この番組」

亜美「へー…後番組なんだろ!」

真美「んー…分かんないから、兄Cにお仕事頼んじゃおっか!」

亜美「そうしよそうしよ→!」

貴音「ひ、響…」オロオロ

『毎回二組のゲスト達を呼び、会わせるという至極単純な番組。しかしその実その二組は会うまでどちらも相手が誰だか分からない!…生放送でお送りする為何が起きてもおかしくない!そんな番組です…』

真美「…ねえ亜美」

亜美「…何?」

貴音「ああ…泣いて帰ってきたりしたらどうしましょう…」

真美「…ああは言ってるけどお姫ちん、つい昨日までハイドさんの話しかしてなかったよね?」

亜美「もしかしたら上から下まで全部サイン入りでコーディネートしてくるんじゃないかって思ってましたよー」

真美「それは無いっしょ…カホーにするって言ってたんだし」

亜美「カホーって何だろね?」

真美「んー…きっと大事にするって事だよ!」

貴音「真美」

真美「ん?」

貴音「Hyde殿です」

真美「あ、はい…」

『今回のゲスト達は誰と誰なのか!はたまた複数なのか!?…運命の瞬間です!』

10…9…8…

貴音「ああ…せめて優しい方でありますように…」

7…6…5…

真美「ひびきんなら大丈夫っしょー」

亜美「わかんないよー?本当に泣きじゃくって帰ってくるかも…」

4…3…2…

貴音「それは一大事です!!」

真美「うええっ!?ジョーダンだよー!!」

亜美「本気にしないでよー!」

真美「そ、そんな怖い人なんてそうそう…」

『0』シャッ


http://issyoukenmei555.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_913/issyoukenmei555/E784A1E9A18CE383ADE382AAE383A9.jpeg

貴音「!」

真美「ほ?」

亜美「へ?」

響「あ」

ローラ「フフフ☆」

響「あ…えっとー…自分、我那覇響だぞー!はじめまして!」

ローラ「はじめましてー☆ローラだよー☆」

響「おー!本当にすっごく明るい人なんだな!」

ローラ「響ちゃん肌黒ーい!」

響「うがっ!!?」

ローラ「可愛い!フフフ☆」

響「そ、そんなに日焼けしてないぞ!ローラもそんなに変わんないぞ!」

ローラ「私も日焼けしちゃったー☆」

響「…え、えっと…あ、そういえばローラって、犬が好きなんだよな!」

ローラ「大好き大好きー!モカっていう子飼ってるんだけどー、この子が、…すっごい可愛いの☆」

響「犬なら自分も負けないぞ!いぬ美っていってな、でっかくて、頭も良くて!」

ローラ「見た見たー!響ちゃん色んな動物飼ってるんだよねー?」

響「そうだぞ!でもペットじゃなくて、家族なんだ!」

ローラ「モカも家族だよー☆フフフ☆」

真美「な、なんだか楽しそう…だね?」

亜美「ひびきんが押されてるだけにも見えますがねぇ」

真美「流石にひびきんにあそこまでのキャラは出来ないようですなぁ」

貴音「ああ…響が困っております…」

真美「そういえば何でお姫ちんそんなに心配してんの?」

貴音「響は、とても心の弱い子なのです。とても泣き虫なのです…」

亜美「あー…嘘が通じないタイプだもんねぇ」

真美「こないだなんて、10秒後に爆発するぞー!ってダンボール箱渡したらパニックになって泣きじゃくってたね」

亜美「ありましたなぁ」

貴音「亜美に真美」

亜美真美「んー?」

貴音「正座」

亜美真美「ひっ…」

ローラ「私ねー、この間も沖縄の人とこんな感じで話したんだよー☆」

響「そうなのか?誰誰?」

ローラ「んーとね…具志堅さん!」

響「おー!会った事ないけど、知ってるぞ!」

ローラ「フフフ☆響ちゃんおかしー☆」

響「何で!?」

ローラ「ワニとかって、怖くないー?」

響「そんな事ないぞ!ワニだって、蛇だって、みんな優しいんだ!自分、動物の言葉が分かるから、動物の気持ちも分かるんだぞ!」

ローラ「すごーい☆」

響「何だか気持ちが伝わってこないぞ…」

ローラ「そんな事ないよー☆あ、でもでもー、ローラもモカの気持ち分かるよー☆」

響「家族だからな!」

ローラ「んーとね、モカがプンプン!ってしてる時とかー、グワーってなりそうな時とかー、シクシク…ってなってる時とかー、お腹ペコペコだよーってなってる時とか!」

響「グワーってなんなんだ…」

響「でもローラだって凄いぞ!色んな国の言葉話せるんだよな!」

ローラ「ちょっとだけだよー☆あ、モカ語も話せるよ!」

響「…モカ語?」

ローラ「ウー…ワンワン!」

響「それが犬に通じるなら誰でも話せるぞ…」

ローラ「ちなみに今のは、『ローラ!今日もいい天気だね!お散歩行こう!』だよ☆」

響「唸ってたよね!!?」

ローラ「フフフ☆」

響「フフフじゃないぞ!!」

ローラ「響ちゃんって、んー、何だろ?すっごく可愛い!フフフ☆」

響「うがっ!?そ、そんないきなり言われると照れるぞ…」

ローラ「何かねー、具志堅さんにそっくり!」

響「じゃあ可愛くないじゃないか!!!」

ローラ「フフフ☆」

響「フフフってなんなんだー!!」

ローラ「…ね、響ちゃん!」

響「な、何だ?」

ローラ「もっともっと沖縄の事教えて!」

響「一回も沖縄の事教えてないぞ!!」

ローラ「今から今からー!」

響「えぇ…?いきなり言われても困るぞ?」

ローラ「んーとね!じゃあね、んー、何だろ!フフフ☆」

響「」

ローラ「ウソウソー☆そんな驚かないでよー!」

CM中

貴音「」

真美「何でお姫ちんまで固まってるの?」

亜美「メーターが振り切れたんじゃないの?」

真美「心配度メーター?」

亜美「…ねえねえお姫ちん」

貴音「はっ!?ど、どうされましたか?亜美」

亜美「お姫ちんは、ハイドさんとh」

貴音「Hyde殿です」

亜美「発音なんていいっしょー!」

貴音「よくありません!」

亜美「じゃあ、ひびきんとどっちが大事!?」

貴音「」

真美「…」

亜美「…」

貴音「」

亜美「…固まるならいいよ。もうすぐCM明けるよ?」

貴音「はっ!?わ、悪い夢を見ていたようです…」

響「あ!ローラって歌出してたんだよな!」

ローラ「そうだよー☆恥ずかしい!フフフ☆」

響「そんな事ないぞ!自分もCD買ったんだぞ!」

ローラ「ホントー!?嬉しー!私も響ちゃんの歌買うー!」

響「買ってないんだな…」

ローラ「これから買うよー!」

響「あ、後あれ…」

ローラ「うん!見てた見てたー!」

響「あ、うん…」

ローラ「ね、響ちゃん!」

響「こ、今度は何だぁ?」

ローラ「響ちゃんって、優しいね!」

響「うええ!?油断した頃に来るぞ!」

ローラ「…みんな、響ちゃんみたいな人ならいいのに」

響「え?」

ローラ「何でもなーい☆フフフ☆」

コラボ

http://youtu.be/9_mYEErLgHA

真美「おー…何かイメージ変わるねー」

亜美「いつものローラじゃないよねー。何かクールだもん!」

貴音「…歌い方で、その人間の個性が現れると聞きます」

真美「そうなの?」

貴音「ええ。表現の仕方、歌。…この方は本当は…」

亜美「パッと舞って」

真美「ガッとやって」

亜美「チュッと吸って」

亜美真美「はぁぁああああん・」

http://youtu.be/Hjoz91yoWV4

貴音「それはそういう風に歌っただけです!断じて私は破廉恥な人間ではありません!!」

翌日


真美「お!ひびきん昨日はお疲れちゃーん!」

亜美「おっつー!」

貴音「響!傷つけられたりしませんでしたか!?」

真美「だからお姫ちん大げさだってばー!」

亜美「ひびきんだって昨日は結構楽しかったんじゃないの~?」

真美「そーだよー!ね?ひびきん?」

響「んー?分かんないぞ☆」

真美「ひびきん?」

響「どーしたんだ?フフフ☆」

亜美「…ひびきん」

響「あれー?二人ともおっかしーぞー☆そうだよなー?貴音?」

貴音「」

響「あれー?貴音ー?」

貴音「」サァァァァ……

響「貴音が粉になったー☆おっかしー☆」

真美「…どうする?」

亜美「…とりあえず、まこちん呼ぼっか」

響「やっほー☆我那覇響だぞー☆」

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