遊馬「女神アナルはどんな事をしてたんだ」

カイト「主に肛門の管理らしい」

小鳥「じゃあ私の肛門を見てもらうかな」ペロン

璃緒「小鳥さんの肛門は中々、綺麗ですわ」

小鳥「毎日掃除してるからね！」

シャーク「どうなんだ」

璃緒「どうと言われてもね・・・いい肛門としか」

シャーク「本当に女神かよ」

璃緒「仕方ないでしょ！意味がわからないんだから！」

カイト「とりあえず汚い肛門を浄化してやればいい」

遊馬「俺の肛門は汚いぜ！ほら」ペロン

璃緒「汚・・・浄化は？」

カイト「手を肛門に翳してみろ」

璃緒「こ、こう」

シャーク「綺麗になって行くぞ！これが女神アナルの力なのか！？」

カイト「しかしこいつがどうして女神アナルなんだ」

シャーク「何か問題あんのかよ？」

カイト「女神アナルとは肛門と共に天に輝く星座の戦士達の女神でもある」

小鳥「星座？」

カイト「そうだ。星座と肛門には密接な関係があってな」

遊馬「難しい話はいいって！とにかくいもシャークはアナルなんだろ？それでいいじゃねえか」

カイト「凌牙」

シャーク「何だよ」

カイト「どうにも俺は嫌な予感がしてらない。妹の件はお前に任せるぞ」

シャーク「ど、どうしちまったんだマジなツラして」

カイト「考えすぎかもしれんが女神アナルとは代々セイクリッドの地で誕生する」

シャーク「だから何だ」

カイト「もし璃緒が女神アナルと似通った肛門力を持ったとしたら確実に狙われる」

シャーク「狙われる？誰に！？」

カイト「神話の時代から女神アナルを守護する12星座のセイクリッドにな。奴らは同じ力を持つ偽物を許さない」

シャーク「気をつけりゃいいんだろ。ったくいつから心配性なったんだお前は」

カイト「念のためだ。本物のアナルなら問題は無い」

璃緒「どうしたの？何か変よ」

シャーク「何だっていいだろ。どうだアナルになった気分は」

璃緒「って言われてもね」

シャーク「カイトの野郎珍しくマジだったな・・・何考えて」

パシュッ

シャーク「璃緒！危ねえ！！」

璃緒「な、何！？壁に穴が」

アンタレス「外したか」

シャーク「何だてめえは、モンスターか！？」

アンタレス「俺の名は蠍座セイクリッド・アンタレス！偽のアナルを始末しにやって来た」

璃緒「偽物？どういう事なのそれは」

アンタレス「問答無用！アナルが人間の次元で生まれるわけがない！！」

アンタレス「だがせめて苦しまずに始末してやろう！スカーレットニードル！！！」

シャーク「カイトの言う通りマジでやって来たぜ！こうなりゃデュエルだ！！」

シャーク「うぐっ・・・な、何なんだこの激痛は・・・あり得ねえ・・・」

アンタレス「スカーレットニードルとは蠍座を描くように合計で15発叩き込む」

シャーク「何が15発だ・・・針が一本飛んできただけじゃねえか」

アンタレス「慈悲だ。俺とて無益な殺生は好まん」

シャーク「だからって璃緒を渡すわけにはいかねえ！」

アンタレス「たとえ一発でも喰らえば人間程度は立ってられんはず・・・なのにこの男は」

シャーク「もらった！」

アンタレス「勝てると思っているのか！」

シャーク「伊達に修羅場をくぐって来たわけじゃねえ！」シュッ

アンタレス「右か」

ガシッ

シャーク「チッ・・・」

アンタレス「全ては肛門のためだ。それを理解しろ！」

シャーク「こいつ・・・今までの敵とは違う。ハンパじゃねえぞ・・・！」

シャーク「オラァ！」

アンタレス「フッ」

シャーク「次から次に・・・この野郎！」

アンタレス「そんなに妹が大切か？」

シャーク「当たり前だ！」

アンタレス「スカーレットニードル！」

シャーク「くっ・・・こうなりゃ正面から受けてやるぜ！来い！」

ブスッブスッブスッブスッブスッ

アンタレス「その根性だけは褒めてやる！しかし根性だけではどうにもならんのだ！」

アンタレス「お前に肛門の加護は来ない！」

シャーク「うるせえ！」

アンタレス「・・・」ピッ

璃緒「凌牙！！！」

数日後

遊馬「大丈夫かシャーク？」

シャーク「ああ・・・」

カイト「・・・」

シャーク「気が変わったとか抜かしやがって・・・あの野郎！」

カイト「お前をやった奴と同等の連中があと11人も居るんだぞ」

遊馬「シャークをここまで追い込むなんてな」

カイト「ならばやる事はたった一つしかあるまい」

遊馬「特訓だな！」

カイト「そうだ。アナルだろうが何だろうが凌牙の妹を俺達で守る」

シャーク「あの蠍野郎！今度あったらタダじゃおかねえ！」

今回も失敗っぽいな

終