提督「何でも言うこと聞いたげる券?」叢雲「そうよ」 (61)



ゆるーく安価スレ
基本的に安価は踏まれるのを待つけど踏まれなければ自分で取る
何書いても自由だけど意にそぐわない解釈されても泣かないで
あと、安価の頻度はたぶん低いから張り付かなくても大丈夫だと思う



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提督「いやいやお前これ・・・、なんでもって」

叢雲「ほんとになんでもいいのよ?」

提督「なんでも・・・」

叢雲「ええ」


提督(しかし、・・・女の子にこういうことを言わせるというのは男冥利に尽きるな)

提督(・・・)

提督(・・・待て待て、ダメだろこれは、倫理的にも道徳的にも)


叢雲「どうしたの?」

提督「あーむらっちよ。…気持ちはありがたいがどうしてこんなものを急に?」

叢雲「あんたには借りを作っちゃったからね、小さな恩を笠に一生ちまちまとタカられたら鬱陶しいじゃないの」

提督「待て、俺をどれだけ器の小さい人間だと思っているんだ。返答によっては折檻だぞ」

叢雲「軽い冗談でしょ? 感謝してるんだって、そんなに怒らないでよ。背が低いわね」

提督「違う、背が低いことは器の大きさとは関係ない」


叢雲「そう?」

提督「そうだ。陳腐な言葉にはなるが人間中身だからな。外見だけで判断するのは愚か極まりないと言っていいな」

叢雲「そうね。背は小さくても立派な人間はいるわ。龍驤さんとか」

提督「そうだろうそうだろう」

叢雲「で、小さいあんたは私に何をさせるつもりなの?」

提督「それは外見の話だな? そうなんだな?」

叢雲「え、あ、うん。そうそう」

提督「微妙な返事だ……」


叢雲「それで何をさせるつもりなのってば。黙ってちゃわからないでしょ?」

提督「う、うむ、嗜虐的なものが心を支配しつつあるな…、具体的にはお前の尻をペンペンしてやりたい気分だ」

叢雲「なによ、つまらないわね。もっと他に無いの? おっぱいが見たいとか。パンツが見てみたいとか」

提督「な、なに!? お前それ本気で言ってるのか!?」

叢雲「当然でしょ? そんなお願いされたら一生軽蔑するけど」

提督「意味ねー!!」


叢雲「そこはじゃあ手篭めにしてやろうとか一瞬も思わないから小さいって言ってるのに」

提督「それで大きくなるのは俺の犯罪係数だ」

叢雲「それに近いことはやるんでしょ? 監禁とか、ネタはあがってるのよ」

提督「なにもしていないのに余罪が発覚しただと・・・?」


叢雲「しないの?」

提督「しない。俺はいつだって品行方正を地で行くんだ」

叢雲「ひんそーほうけー?」

提督「女の子がそんな言葉を口にするな。そして俺は貧相でも包茎でもない」

叢雲「証拠は?」

提督「見たいのか?」

叢雲「うわっ・・・」

提督「ああ、そこは恥ずかしがるとかじゃないんだ・・・」


叢雲「ふーん、まぁ剥いたら剥けるとして、貧相の方は証言でもあるの?」

提督「いい年したオッサンがこういうことを言うのは正直屈辱以外の何物でもないが、ズル剥けだ!」

叢雲「そういうことを言ってるからあんたは一生童貞なのよ」

提督「一生!? お前は未来から来た人なのか!?」

叢雲「唾を飛ばさないでくれる? 童貞がうつるわ」

提督「女に童貞がうつるか!」


提督「ていうかちょっと待て、さっきから俺が童貞であることを前提に話が進んでるぞ」

叢雲「だってそうじゃない。あんたを相手にする小学生なんていないはず」

提督「その発言に対する異議は二つ。俺はロリコンじゃないというのが一つ、そして探せばきっと俺を相手にしてくれる小学生だっているはずというのが二つだ!」

叢雲「一つ目があれば二つ目はいらないんじゃないの」

提督「・・・・・・」


叢雲「まぁいいわ。確かに偏見で物を言ったわね。訂正する」

提督「わかってくれたらいい。謝ってくれれば尚良だけどな」

叢雲「唾を飛ばさないでくれる? 素人童貞がうつるわ」

提督「認めましょう! 俺は童貞野郎です!!」

叢雲「・・・」スッ

提督(・・・俺は屈辱的なカミングアウトをさせられた挙句引かれてしまったのか?)


叢雲「で、茶番はいいとして私になにをさせたいのよこの変態!」

提督「ピーキー過ぎるわ! どういうキレ方だそれは!!」

叢雲「流行りのツンデレよ」

提督「これまでの会話にツンデレ要素どこにあったんだよ・・・」

叢雲「む。外したみたいね。内角にギリギリいっぱい入ったと思ったけど」

提督「狙うならド真ん中にしてくれよ、何故ギリギリを狙うんだ。ピッチャーかお前は」

叢雲「私は軟投派なのよ。「ドカベン」で言うと里中くんね」


提督「いや、確かに変化球ではあったが、見た目小学生のお前がドカベンを引き合いに出していいのか?」

叢雲「水島先生フリークなの。それに里中くん可愛いじゃない。スカイフォークが出た時は興奮したわ」

提督「お前のはただ落としただけのビーンボールだったがな・・・。好きなのか? ドカベン」

叢雲「ええ、部屋に全巻揃っているわ」

提督「同室の相手がいないからってやりたい放題するな!」


叢雲「東雲と白雲はいつ来るのかしら」

提督「それは、・・・いつだろうな、白雲は近い将来になりそうだが」

叢雲「教本のスペースの確保はどうしようかしらね」

提督「本棚がドカベンで埋まっているのか!? どんな女子だお前は!!」

叢雲「部屋を広げて欲しいわね。こち亀とゴルゴ13も揃えたいの」

提督「また長編ばかり・・・、「アブさん」とか「野球狂の詩」とかもあるのか?」

叢雲「なにそれ」

提督「アブさんや岩田鉄五郎も知らないような奴がフリークなんて言葉を使うな」

提督(・・・少なくとも岩田鉄五郎の方はドカベンに出てきただろうに・・・)


叢雲「ねぇ、ドカベンはもういいでしょう? いいからして欲しいこと言いなさいよ」

提督「・・・わかった」

叢雲「あら、腹をくくったのね?」

提督「いや、こんなあからさまなハニートラップは使わん」

叢雲「・・・」チッ


提督「・・・あのな、お礼がしたいってんならなんでもいいなんて言わずにお前が自分で考えてくれ、お前のしてくれることならなんだって嬉しいから」

叢雲「そう? まぁ、・・・そういうことなら」

提督「じゃあ俺は仕事があるから失礼する。じゃあな、楽しみにしてるぞ」

叢雲「わかったわ」




叢雲「・・・失敗かしら? せっかく↓2~5に相談したのに」


安価
叢雲は誰に相談していた?
↓2~5のうちの誰か
キャラが被ったらずらすけど
踏まれなければキャラは秋月


叢雲「――と、言うわけなのよ。何がいけなかったのかしら」

吹雪「・・・」パクパク

叢雲「どうしたの?」

吹雪「どうしたの? じゃないよ!! 何やってるの叢雲ちゃん!」

叢雲「どうしたの? って、あんたが言った通りにしたわよ」

吹雪「い、言った通り・・・?」


叢雲「そうよ。「なんでも言うこと聞いたげる券」だなんて、あんた私の人間としての尊厳をなんだと思ってるのよ」

吹雪「い、いや、確かに迂闊なことを言ったけど真に受けるとは思わないし・・・」

叢雲「は? あんたこの私に適当なこと言ったの?」

吹雪「だってだって! あの叢雲ちゃんだよ? グイグイいかないとと思ったの!」

叢雲「ええ、グイグイ言ったわ。顔から火が出るかと思った。司令官が童貞で助かったわ」

吹雪「・・・叢雲ちゃんはまず自分を捨てるところから始めないとダメだね・・・」


叢雲「で、これからどうすればいいと思う?」

吹雪「え、まだやるの?」

叢雲「当然でしょ」

吹雪「えっと、じゃあ、↓2~5でもしてあげればいいんじゃないかな・・・?」



安価
↓2~5のどれか
無ければ肩たたき


叢雲「はぁ? 頭皮マッサージ? いやよ、どうしてそんなことしなくちゃいけないの」

吹雪「叢雲ちゃんがなんでもするって言ったんだよ!? 頭皮マッサージで拒否するって叢雲ちゃんには一体何ができるの・・・?」

叢雲「なんでもするはあんたが言ったんじゃないの。あんたがやりなさいよ」

吹雪「そんな馬鹿な・・・」

叢雲「・・・で、どうやってやるの?」

吹雪「・・・なにを・・・?」

叢雲「頭皮マッサージよ」

吹雪「あ、ああやってくれるんだね」


叢雲「とりあえずワカメ料理を作ってあげればいいのかしら」

吹雪「わ、ワカメ料理? なんで?」

叢雲「マッサージは体質改善からって言うじゃない?」

吹雪「・・・ねえ、まさかとは思うけど叢雲ちゃん。頭皮マッサージをハゲ治療かなにかだと思ってない?」

叢雲「違うの?」

吹雪「違わないけど、それだけの理由で頭皮マッサージなんて言うわけないよ!! 悪意しかないし!!」

叢雲「あんたには前科があるわ」

吹雪「あぁ、そうだったね・・・。ほんと、迂闊なことを言ったね私・・・」


吹雪「で、でも、頭皮マッサージって気持ちいいんだよ?」

叢雲「そうなの?」

吹雪「うん。やってあげようか?」ゴソゴソ

吹雪「・・・じゃーん!」

叢雲「なにそれ」

吹雪「ヘッドトリップだよ」

叢雲「へっどとりっぷ?」

吹雪「うん」


叢雲「その針金? で何するの?」

吹雪「ほら、叢雲ちゃんこっちに来て」

叢雲「ん」

吹雪「・・・」ユアーンユヨーン

叢雲「ほ、ほぁあああああああああ」

吹雪「・・・」ユヤユヨーン

叢雲「ちょ、も、もういひぃいいいいいいいいいン」

吹雪「・・・どう?」

叢雲「な、なによこれ!! すっごく気持ちいいじゃない!!!」

吹雪「でしょ? お礼って言うにはちょっとアレだけど、少なくとも悦んでくれるよ」

叢雲「いいわねコレ。気に入ったわ! 早速行ってくる!」

吹雪「うん、頑張ってね叢雲ちゃん」


吹雪(まぁ、これなら間違いないよね)

提督「・・・さて、叢雲はなにをしてくれるのやら」

提督「無難に肩たたきとかだと嬉しいな。・・・後腐れがないのが何よりだ」

叢雲「あんた!!」バン

提督「お、おう早いな。で、何をしてくれるんだ?」

叢雲「ハゲ治療よ!!」

提督「帰れ!!」


叢雲「どうして? すごく気持ちいいわよ?」

提督「ああ、確かにお前は気持ちいいだろうな・・・」

叢雲「ワカメも必要ないわ」

提督「必要としていない!」

叢雲「どうして? ワカメ嫌い?」

提督「ワカメは好きだが、お前は嫌いだよ・・・。めちゃくちゃ楽しみにしてたんだぞ俺は」

叢雲「大丈夫大丈夫、ちゃんと気持ちいいから」

提督「・・・まさか、風呂か? シャンプーしてくれるとかか?」

叢雲「そんなことするはずないじゃない」

提督「・・・」

提督「・・・正直期待はしとらんが、なにをするつもりだ?」

叢雲「なんとかとりっぷとか言う、針治療よ」

提督「待て待て、恩返しだよな? 尋問とかじゃないよな?」

叢雲「ええ、恩返しよ」

提督「じゃあどうして薬を使う必要がある」

叢雲「は? 違うわ、コレよ」

ヘッドトリップ「」

提督「お、おお? ああ、なんだヘッドトリップ、とりっぷってそういうことか」

叢雲「なにを勘違いしていたのかは知らないけど、そうよ」

提督「ふむ、確かにそりゃあいいな。俺も一度やってもらったことがあるが、めちゃくちゃ気持ちよかった」

叢雲「でしょう? じゃあさっさと頭を出しなさいな」

提督「うむ。・・・いや待て待て、それは俺がやってやる」

叢雲「は?」

提督「確かにそれは気持ちが良いが、俺個人としてはお前がそれを使われた顔のほうが気になる」

叢雲「い、いやよ! アレ使われると私、私・・・!」

提督「なんでもするんだろう? 早くよこせ」パシッ

叢雲「待って、本当に待って・・・」

提督「・・・」ユアーン

叢雲「ひぅ」

提督「・・・」ユヨーン

叢雲「ほ、ぉぉぉ・・・」

提督(お、おぉ・・・)

提督(これは、・・・すごいな!)

叢雲「ね、ねえもういいでしょ?」

提督「・・・」ユヤユヨーン

叢雲「はっああああああああああああン」

提督「・・・」ゾクゾク

提督「叢雲、気持いいか?」

叢雲「え、えぇ気持ち・・・」

提督「・・・」ギュー

叢雲「いひぃいい・・・」

提督「そうか、気持いいか」

叢雲「えぇ・・・だから、だからもうやめ・・・」

提督「・・・」ギュッ

叢雲「てへぇえええええ・・・」


提督「どう気持いいか言ってみろ」

叢雲「ハァ、ハッ・・・」グッタリ

提督「言ってくれんとわからん。言ったら止めてやる」

叢雲「ハッ、ハッ、はり、はりが・・・」

提督「針がなんだ」

叢雲「んぁ・・・こしゅっ、こしゅれて・・・」

提督「擦れて? こうか?」ギュッギュッ

叢雲「ぁああああぁあ!」

提督「そうか、こすれるのがいいんだな?」

叢雲「だ、め・・・! ・・・もう、やめ・・・!」

提督(針を叢雲の頭に擦れさせる度に)

叢雲「ふっ、くぅぅ・・・」

提督(だらしなく顔を歪ませる)

叢雲「・・・こしゅれて・・・こす、こ・・・」

提督(行為を止めさせようとなんとか言葉を発しようとする叢雲だが、大きすぎる快感で意識が飛ぶ度に中断させられる)

提督(そこにいつもの精悍な顔は無く、ボタボタと涎を垂らしながら舌を突き出していることにも気付いている様子はない)

叢雲「はっ、・・・う、くっ」ギュッ

提督(針が広がらない程度に頭へ押し付けると、快感に備えようと叢雲はぎゅっと体を強ばらせる、が)

叢雲「ぅぅぅぅううううう・・・!」ビクッ

提督(一度快感が押し寄せるとぴんと背筋を反らせてビクビクと体を痙攣させる)


叢雲「――美しい少女の痴態に俺は・・・」

吹雪「ちょちょちょストップ!! ストップ叢雲ちゃん!」

叢雲「なに? これからがいいとこなのに」

吹雪「いや、いやいや!! さっきから何を言ってるの!?」

叢雲「何って、あんたがどうだったか聞くから」

吹雪「そのエロ漫画みたいなモノローグはなに!?」

叢雲「ええ、童貞っぽさが良く出てたでしょ?」

吹雪「う、うん。正直、ドン引いたよ。本当にそんな感じだったの?」

叢雲「そんなわけないでしょ? 演出よ演出」

吹雪「それを聞いて安心したよ・・・心配にもなったけどね・・・」

叢雲「だって悔しいわ。この私が良いように弄ばれるなんて」

吹雪「それでそんなこと言ったの? いや、別にいいんだけど、・・・良くないけど」


吹雪「ねえ、基本に立ち返ろうよ叢雲ちゃん。恩返しだよね?」

叢雲「そうよ」

吹雪「じゃあどうしてそんな自爆テロみたいなことするの?」

叢雲「だって私が恩返ししたいって言ってるのに、私ばっかり気持ちよくなっちゃったし・・・」

吹雪「チョイスがいちいちエロ漫画なのは欲求不満?」

叢雲「「何でも言うこと聞いたげる」よ? 私がどれほどの覚悟を持って司令官の元に行ったと思ってるの」

吹雪「そうだね、ごめんね」


吹雪「・・・それじゃあいっそ、自分から、その、えっと・・・」

叢雲「なに?」

吹雪「だ、だ、だか、・・・抱かれにいけばいいんじゃない?」

叢雲「うわっ・・・」

吹雪「ああ、そこは恥ずかしがるとかじゃないんだ・・・」


吹雪「・・・ねぇ、叢雲ちゃん。なんだろう、自分を捨てろとは言ったけど、自棄になれとは言ってないよ私」

叢雲「ふむ、それもそうね。じゃあどうすればいいと思う?」

吹雪「・・・叢雲ちゃんはどうしたいの?」

叢雲「私? ・・・そうね、↓2~5したいわ」


安価
↓2~5のうち面白そうなもののうちどれか
踏まれなければ適当に考える



眠いので寝る

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