黒井「トップアイドルは常に孤高でなくてはならない」 (40)


黒井「はーはっははは!」

黒井「このヴェスぺリアもジュピターの圧勝であったな!」

黒井「仲良しごっこのままではIA大賞は大丈夫かね?」

P「次こそは負けません!」

黒井「まぁ、精々頑張りたまえ!アデュー!」



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都内某所 BAR



小鳥「元気出してください!プロデューサーさん!」

小鳥「僅差だったじゃないですか!」

P「ジュピターには勝ったり負けたりで中々決着がつきませんね…」

小鳥「私も悔しいですけど、次は絶対勝てますよ!」

P「もちろんですよ!もう負ける気はないです!」

小鳥「その意気です!さぁ、飲みましょう!」

P「音無さんは飲みすぎですってば!」




???「おやおや、聞いたことがある声がすると思えば…」



P「この声は…黒井社長!」

黒井「ウィ」

P「どうしてここに?」

黒井「ここは私の馴染みの店だ」


小鳥「黒井社長じゃないですか!」

黒井「音無くんか」

小鳥「もう!次は負けませんからね!」

黒井「楽しみにしておこう」


黒井「マスター、ラフロイグのシングルをロックで」

黒井「キミもどうだね?」

P「ウイスキーはあまり飲んだことが…」

黒井「ソーダ割りなら飲めるだろう。彼に一つと」

黒井「音無君はどうするかね?」

小鳥「ラムコークを!」


P「結構クセがありますねコレ…」

黒井「だが美味いだろう?」

P「俺にはまだ早いかも…」

黒井「なら次はマッカラン辺りにしたら良い」

小鳥「黒井社長!おつまみ頼んでいいですか?」

P「音無さん!」

黒井「なに、かまわんよ」


小鳥「じゃあ牡蠣を!」

黒井「お!ではボウモアのシングルロックとマッカランのシングル水割りを貰おう」

マスター「はい」

黒井「あとはドライトマトも貰おう」

小鳥「ラムコークおかわり下さい!」


黒井「音無君?大丈夫かね?」

小鳥「大丈夫ですよ~!いざとなったらプロデューサーさんが送ってくれるんで!」

P「はははっ」

黒井「そ、そうか」


黒井「うむ!やはり牡蠣に合うな」

P「このトマト美味しいですね!」

黒井「トマトのオイル漬けだ」

小鳥「えへへ~」

P「ちょっと音無さん!」


P「本当に大丈夫ですか?」

小鳥「大丈夫ですってば!あっ…ちょっと席を外しますね!」

P「は、はい」

黒井「……」

P「大丈夫かなぁ…」


黒井「そういえば高木はいないのかね?」

P「なにか用事があるみたいで」

黒井「そうか」

P「……」

黒井「……」


P「……次は負けませんよ」

黒井「ふんっ、まだまだ貴様の様なひよっこに負けるつもりはない」




今、輝く一番星

ひとつ夢を願った…




P「音無さん?いつの間に!?」

黒井「……」



───



P「音無さん!起きて下さい!」

小鳥「ぴよぉ……」

黒井「そろそろお開きにしたほうが良いだろう」

P「そうですね…」

黒井「送ってあげるといい」

P「まずくないですかね?」

黒井「これだからコイツは…」


黒井「ただし送り狼になるんではないぞ」

P「なりませんよ!」

黒井「あとは仲良しごっこも止めた方だ良い」

P「言ってることが滅茶苦茶ですよ……」


P「あ!お金は置いておきますね」

黒井「ノンノン!貧乏人に払わせては私の品にかかわるのだよ!」

黒井「もう早く行きたまえ!しっしっ!」

P「じゃあお言葉に甘えまして…ご馳走様でした!」

黒井「送り狼に……」

P「なりませんってば!」



黒井「まったく……」



???「いやぁ…仕事で遅くなってしまったよ」



黒井「ふんっ」


???「響のシングルをロックで頼むよ」

???「……残念ながら、音無君のステージも間に合わなかったか」

黒井「貴様に見せるステージなど無い」

???「言ってくれるねぇ…」


黒井「今回のフェスでも我々の圧勝だったな」

???「次は彼と彼女たちが勝たせてもらうよ」

黒井「ふんっ!王者は常に孤高なのだよ」

???「とりあえず乾杯しようではないか」

黒井「誰が貴様なんぞと……」



カンッ



─────
───








高槻家




やよい「もやし祭りはっじめるよ~!」

長介「おー!」

浩太郎「お~!」

浩司「お~!」

浩三「きゃっ!」

かすみ「わーい!」

黒井「ウィ!」




黒井「うむ!相変わらず美味いな!」

やよい「えへへー!ありがとうございまーす!」

長介「早く食べないとなくなっちゃうよ!」

黒井「しまった!」


やよい「今日の合同ライブは楽しかったです!」

黒井「私が企画したのだぞ!」

やよい「はわっ!凄いです!」

黒井「ふふん!そうであろう!」


やよい「じゃあいつものやりましょう!」

やよい「いっきますよー!ハイ、タ~ッチ!!」

黒井&やよい『イェイッ!!』




おわり


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