黒咲「お前はランサーズをどう思う」 シャーク「何がだよ」 (9)

黒咲「俺達もバリアン七皇のように九皇とかのがいいと思うだろ」

シャーク「いいじゃねえか別に」

黒咲「ランサーズのメンバーは9人・・・何か思う事があるだろ」

シャーク「・・・は?」

璃緒「お砂糖は」

黒咲「俺は無糖派だ。どうだ」

シャーク「ランサーズは9人・・・ランサーズ・・・野球か?」

黒咲「草野球のチームみたいでダメだろ。何がランサーズだ」

シャーク「じゃあお前は何がいいんだよ?」

黒咲「それをお前達に考えてほしい」

シャーク「くだらねえな・・・いいじゃねえかランサーズで」

黒咲「ダメだ。もっと他にいい名前があるんだ」

シャーク「ったく遊んでんじゃねえぞ・・・」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428542551

シャーク「そもそもランサーズってのは何やってるんだ?」

黒咲「飯を食べに行く」

シャーク「他は?」

黒咲「ボーリングもするビリヤードだってするカラオケだってやる」

シャーク「遊びじゃねえか!」

黒咲「戦う相手が居ないと誰だってこうなるんだ」

シャーク「もうランサーズでいいだろ。凄いと思うぜランサーズ」

黒咲「お前はバリアン軍団のリーダーだったな」

シャーク「ああ」

黒咲「俺は何番だ」

シャーク「てめえのとこのリーダーは社長だろ?じゃあ2番でいいんじゃねえか?」

黒咲「それは違うな。ランサーズにリーダーは居ない」

シャーク「良かったな。もう帰ってランサーズと遊んで来いよ」

黒咲「普段みんな学校だの何だの言って遊ぶのは休日ぐらいだ。お前はどうせ暇だろ?」

黒咲「似た者同士仲良くすべきだ」

シャーク「連中と交流広めろよ」

黒咲「交流なら広めている」

シャーク「沢渡とかもか?」

黒咲「あれは話せば面白い奴だ。そう言えば知っているか?あの権現坂は遊矢と同い年らしい」

シャーク「・・・なわけねえだろ」

黒咲「俺も最初はそう思った・・・だがな」

シャーク「てっきり遊矢のおじさんかと思ってたぜ」

黒咲「俺達より歳下であの貫禄だ」

シャーク「たまに居るんだよ。見た目と年齢が合致してねえ奴がな。ゴーシュとドロワって知ってるか?」

黒咲「あのカイトの友か?」

シャーク「いくつだと思う」

黒咲「どう見ても三十代後半」

シャーク「19だってよ。ねえよな」

黒咲「・・・そんな訳あるか」

黒咲「それと遊矢の件だが」

シャーク「また何かしたのか?」

黒咲「ランサーズで居る時は瑠璃と日常生活では瑠璃と・・・どうだ」

シャーク「二股じゃねえか」

黒咲「ああ」

シャーク「世の中にはモテたくてもモテねえ奴だって居る。カイトがそうだったじゃねえか」

黒咲「カイト・・・そうだったな」

シャーク「それを柚子とセレナで二股だと?何やってんだあいつ」

黒咲「両手に瑠璃・・・遊馬はどうなんだ」

シャーク「遊馬はアストラル一筋だから問題ねえよ」

黒咲「そうか」

シャーク「可愛い顔してえげつねえ事しやがって」

黒咲「許せんだろ?」

シャーク「・・・ああ」

シャーク「殴りに行くか」

黒咲「その言葉を待っていた」

シャーク「俺が殴ったらお前も蹴っ飛ばしてやれよ。妹の前じゃ最初はやりにくいだろ」

黒咲「フッ」

シャーク「あくまでデュエルだ」

黒咲「そうだな」

シャーク「遊馬やカイトは気にいってるらしいけどな。俺はどうにも気に入らねえ」

黒咲「それに今度は両手に瑠璃だ。許せるわけがない」

シャーク「ギタギタにして根性を叩き直してやろうぜ」

黒咲「ああ!」

シャーク「やっぱり俺はカイトの代わりになれそうにねえよ」

黒咲「カイトも生きていればお前と同じ行動をしていただろうな」

シャーク「ああ・・・そうだな」

数日後

遊馬「ただの嫉妬じゃねえか」

小鳥「気の毒よね・・・」









このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom