提督、行きまーす! (14)

提督「赤石さーん、どうも。鎮守府のほとんどを使い果たして建造した例の10日間のやつ、どーなった?」

赤石「提督、それがスゴイのができちゃって……」

提督「長門でさえ1日で終わったというのにな……何ができたか知らんが、それなりのモノは欲しいな。」

赤石「格納庫にあります……入れば妖精が案内してくれるかと」

提督「どれどれ。」

(格納庫)

妖精さん「あ、提督じゃないっすか。ちーす」

提督「出たな。妙に流暢な妖精さん。」

妖精さん「このタイミング出来たってことは例のやつっすよね?」

提督「ああ。とんでもないものが出来たってきいたんだが……」

妖精さん「張り切っちゃいましたよ~」

妖精さん「ほら、アレっす」

妖精さんの指さした先には、全長20mほどか。
それは、人形で、白を基調とし、頭部の角のようなものに黄色、胴体に赤と青。

妖精さん「型式はRX78-2」

提督「ガ、ガンダーーーム!!」

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提督「どぅぇ!?ちょっ、おま、コレは……!」

妖精さん「装備は、ビームライフル、ビームサーベル、盾、全て揃えてあるっす」

提督「こ、こいつぁ……スゲェ……」

妖精さん「また資源が追加され次第、ナパーム弾、ガンダムハンマー、ハイパーバズーカ、とどんどん増える予定っす」

妖精さん「提督がニュータイプに目覚めたときように、マグネットコーティングも、資源があればできます。」

提督「でもお前、ガンダムってなんたら合金やら、なんとかルナチタニウムと必要だったんじゃ……」

妖精さん「それが、艦娘を作るときに使う、剛材、ボーキサイト、弾薬あたりで普通に作れたんすよね。強度も十分あるっす。」

提督「ビーム兵器ってのは?」

妖精さん「メガ粒子を装填し、エネルギーCAPで圧縮。それを打ち出すっす。ライフルの場合なら15発までなら撃てるっすよ。それ以降は再装填が必要っすね。」

提督「そ、そこまで忠実なのか……じゃなくて、俺が聞きたかったのは、その、どうやってビーム兵器を作ったのって話で……!」

妖精さん「さぁ?」

提督「さあって……」

明石でしたね。ごめんね。
あかいし、でも変換できるんだよね。ごめんね。
エイジャとか無駄な理解を強いさせてごめんね。

妖精さん「とりあえず運用してみないとなんとも言えないっすね」

提督「そうだな……で、コレは誰がのれるんだ?」

妖精さん「……ガンダムに女子が乗れると思ってんすか?」

提督「お前、セイラさんを馬鹿にしたな?」

妖精さん「提督が乗るんっすよ!」

提督「やっぱり!?俺乗っていい!?っしゃー!」

提督「よし!じゃあ出すぞ!準備してくれ!」

妖精さん「はい、コレ。取り扱い説明書」

提督「おけ!とりあえず乗る!」

妖精さん「気をつけてー」


提督「よーし、まずはこのスイッチをオンにして……」

提督「次に、このレバーを引っ張りーの……」

提督「こ、こいつ、動くぞ……!と言ってからの……」

提督「んで……海上での運用の場合はホバーモードを入れること……ふむふむ。」

提督「よし!出力異常なし!行きまーーす!」

少年の命を散らす事が決定した瞬間だった。

山城「どこ触ってんですか!?」バシッ!

上条「げぶっ!」

美琴「なにやっとんじゃ、ワレー!!」

インちゃん「ガルルルルル!」

上条「あああ!!山城さんごめん!不幸だーー!」

任務を放棄して逃げ出す上条!!

後を追う銀髪と茶髪!

山城「ううう……ポッケに入れてた財布がどこかへ飛んでいった。不幸だわ……」

吹雪「か、加賀さん……あまり美琴さんを煽らないで下さい……」

加賀「そうね。そうするわ。」

加賀「あなたの御坂さんを呼ぶときは美琴さん、なのね。」

吹雪「はい。美琴ちゃんはちょっと、馴れ馴れしいかなって……」

加賀「……私も当麻さんと呼ぶことにしようかしら」

夕立「だ、だから、加賀さん?美琴ちゃんをからかわないでほしいっぽいかも、……」

加賀「あら。それくらいかまわないとおもうけど。」

加賀「それより……このあとどうしようかしら?」

それから艦娘達は、近くのファミレスで女子トークとシャレこんだそうな。

ごめんなさい。ブックマークを間違えました……
>>1さん、ごめんなさい。

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