モバP「アイドルに慰めてもらえるCD」 (72)

卯月「おかえりなさい……大丈夫ですか?疲れてるようですけど……」

卯月「また怒られたんですか……?あんまり凹んじゃダメですよ?」

卯月「大事なことは次に活かすことですよ!しっかり反省したらおしまいでいいんですから」

卯月「とりあえずお風呂でも入ったらどうですか?きっとすっきりしますよ」

卯月「い、一緒に!?い、いやそれは流石に……」

卯月「あ、あはは……つ、次は頑張りますね……」

卯月「は、早く入ってきてください!」

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卯月「どうですか?さっぱりしましたね。顔見ればわかりますよ♪」

卯月「ご飯食べますか?あ、飲んで帰ってきたんですよね」

卯月「じゃあもう歯磨きして寝ちゃいましょうか!ぐっすり寝ることが一番大事なことなんですよ」

卯月「朝になったらきっとつらいことなんか綺麗になくなっちゃいます」

卯月「あ、歯ブラシ新しいのに替えたので!緑のやつ使ってください」

卯月「私はお布団敷いておきますね!」

卯月「歯磨きちゃんとしましたか?」

卯月「あ、お布団敷いておきましたから!今日ちゃんと洗ったおかげでふかふかですよー!」

卯月「あ、あれ?なんでこっち入ってきてるんですか?」

卯月「もう……意外と甘えん坊さんなんですね……」

卯月「よーしよし……お仕事つらいですよね……大丈夫ですよ……」

卯月「私がついてますから……私はプロデューサーさんの味方ですよ……」

卯月「……あれ?ふふ、けっこう可愛い寝息たてるんですね……」

卯月「おやすみなさい……プロデューサーさん……」

美嘉「やっほープロデューサー!お仕事終わったの?カラオケ行かない?すっごい安いとこ見つけてさー……」

美嘉「……あれ?なに暗い顔してんのー?お疲れモード?」

美嘉「らしくないよプロデューサー!元気出していかないとー!」

美嘉「……だ、大丈夫?そんなに疲れたの?タクシー呼ぶ?大丈夫?」

美嘉「今日はもうまっすぐ帰ろっか!カラオケとかいつでも行けるし!うん!」

美嘉「……背中、さすってあげる。安心するでしょ?」

美嘉「な、なんて!ほら!肩揉んであげちゃうから!サービスサービス!」

美嘉「遠慮なんかいらないから!ほらほら座って!」

美嘉「うっわー……硬いよ?肩こりほっといたら大変なことになるんだよ?」

美嘉「知らないの?一回整体とかいきなよー?行き過ぎも毒らしいけどね」

美嘉「……そりゃ心配するよ。アタシの……アタシ達のプロデューサーなんだから」

美嘉「倒れられたら……アタシ……」

美嘉「……ううん!なんでもない!ちょっとゴミ入っちゃっただけ」

美嘉「……疲れてるんでしょ?早く帰ろ?」

美嘉「ただいまー!」

美嘉「さっさとお風呂入っちゃって!ご飯作ってるからさー」

美嘉「んんー?なに?一緒に入る~?」

美嘉「ちょ、ちょっとした冗談だから!そんなに見ないでよ……」

美嘉「ほらもう!ちゃっちゃと入る!」

美嘉「ごちそうさま!ほら、口ついてるよ。もう……」

美嘉「お皿洗うの手伝ってくれるの?ありがとねー」

美嘉「……んー?眠い?じゃあもういいよ。布団敷いて待ってて」



美嘉「お待たせ~。歯磨きした?じゃあ寝よっか」

美嘉「あれ?アタシの布団は?」

美嘉「ちょ、ちょっと!そんな、恥ずかしすぎるって……」

美嘉「甘えたなのは知ってるけどさー……仕方ないなぁ、ほらこっちきて」

美嘉「……知ってる?男の人もなでなでは弱いらしいよ……」

美嘉「また明日も一緒に頑張ろうね、プロデューサー……」

幸子「プロデューサーさん!カワイイボクがお仕事から帰りましたよー!!!!」

幸子「……もう!返事くらいしてください!こんなカワイイボクが帰ってきたのに……」

幸子「……寝てるんですか?プロデューサーさーん?」

幸子「……仕方ないですね……プロデューサーさんは……」ファサッ

幸子「カワイイボクの上着を布団にして寝るなんて王様にも許されない特権ですよ?プロデューサーさん」

幸子「プロデューサーさーん……」プニプニ

幸子「寝顔……ボクよりカワイイですよね。」

幸子「プロデューサーのほうがアイドルよりカワイイなんて許されませんから」

幸子「これからボクは、今よりずっとカワイくなりますから。ずっと見ててくださいね……」

幸子「もちろんプロデューサーさんだって頑張るんですよ?」

幸子「だってそうじゃないと、ボクはいつまでもただのアイドルですから……」

幸子「ボクが一番カワイイってことを証明してくれるって約束は、まだ果たしてないんですからね」

幸子「……プロデューサーさんがいなくなったら、ボクはきっとカワイくないです」

幸子「ずっとカワイくないままなんです……」

幸子「……それはプロデューサーさんも同じことなんですよ」

幸子「きっとボクがいなくなったらお仕事なんか手につかないほど悲しくなっちゃいますよ」

幸子「だから、ボクがずっと隣にいてあげます……ずっと……」

幸子「……おやすみなさい、プロデューサーさん。」

麗奈「ちゃっちゃと歩きなさい!仕事はまだ終わってないんだから!」

麗奈「アタシのイタズラ計画はまだ完成してないのよ!さっさとうちに帰って仕掛け考えないと」

麗奈「休ませてほしい?……まぁ、いいわよ。アタシも疲れたし」

麗奈「どこに行こうかしら……」

麗奈「……こういうのエスコートするのは男でしょうが!どっか考えて!」

麗奈「そういうのは恋人じゃないか?か、関係ないでしょ!アンタとアタシの関係なのよ!?」

麗奈「はー……とりあえず座れる場所さがましょ」

麗奈「公園んん?子供っぽいわねー」

麗奈「まぁいいわ。アタシも疲れちゃった」

麗奈「はあぁーー……公園なんて久しぶりね。仕事で来てばっかで普通に来たのて数ヶ月ぶりかしら……」

麗奈「最近の公園ってすごいわね。あれなに?地球儀みたいね」

麗奈「え!?あれ昔からあるの!?……なにおっさんみたいな独り言こぼしてるのよ」

麗奈「……ちょっと遊んでかない?あ、あんたが遊びたそうにしてるからわざわざ気をかけてやったの!」

麗奈「いい?やった…ゴホッゴホン!なんでもない!ほら!さっさと行くわよ!」

麗奈「きゃー!もうそんなに回さないでー!」

麗奈「はー……なにこれ!?面白いじゃない。うちの近くにもあったら……」

麗奈「……なに見てんのよ。べ、別に近所にあったら遊んでるわけじゃないから!」

麗奈「ちょっとなにその顔?気にくわないわね。今度はアンタが中に入りなさい!いいから!」

麗奈「ほらほらー!どうよ!?あっははは!回れ回れーー!!」

麗奈「あっはははははは!!ゴッホ、ゴホッゴホッ」

麗奈「あー面白かった……アンタの顔見てると飽きないわ」

麗奈「……疲れた?の割には楽しそうな顔してるじゃない」

麗奈「……疲れ、とれたみたいね。ふふっ」

麗奈「疲れがとれたならさっさと帰るのよ!支度しなさい!」

麗奈「今日は寝るまで色んなイタズラの仕掛け考えるよていだったんだから!」

麗奈「さっさと行くわよー!アーッハッハ、ゲホッ、ゴホッ」

杏「かえりたぁ~い……帰りたいよぉぉ……」

杏「うるさいって?だーって帰りたいんだもぉぉん」

杏「なんで帰らないかって決まってるじゃん。おんぶしてくれないと帰れないから~」

杏「え?今日事務所に泊まる予定だったの!?」

杏「じゃあ杏帰れないじゃん!どうにかしてよー」

杏「……あ、そっか。杏も泊まればいいんだ!冴えてるぅ~」

杏「そういうことだから、ご飯作って~」

杏「仕事終わってから?わかったよぉ」

杏「杏もね、ほんとは寝たくないんだよ。ほんとほんと。」

杏「でもね、杏もハードスケジュールで疲れ切ってるから寝たくないのに寝ちゃうんだ~」

杏「……もう、なんか反応してってば~」

杏「シャワー浴びてくるって?わかりましたよーっと……」

杏「はぁ……」ゴロゴロ

杏「あ、杏は大丈夫だよ~。昨日入ったから」

杏「やーだー!入らないー!」

杏「やめろ!やめろぉぉ……」

杏「もう……めんどくさい……」

杏「お風呂なんて昨日入ったんだからいいじゃん……」

杏「仮眠室なんてあったんだ。へー……」

杏「じゃあ早く寝よー。早く早く!」

杏「元気に見える?元気じゃないってー。ほら運んで」

杏「プロデューサーも早く寝たいでしょ?ほらほらぁ」

杏「はぁ~ぬくぬくと」

杏「……ん?相談?なに?」

杏「……やめる?なに言ってんの?」

杏「……事務所を辞めるってこと?」

杏「杏、それはどうかと思うなー」

杏「いや、お世話してくれなくなるのはほんとだけどさー」

杏「……ちょっと寂しい、かも」

杏「杏はね、成し遂げるべきことは諦めないことに決めてるんだ。」

杏「印税生活もー、一生布団で生活することもー……トップアイドルになることも……」

杏「え?聞こえない?聞かなくていいよ。恥ずかしいし」

杏「とにかくダメ。杏が許さないから」

杏「うーん……疲れてるだけでしょ?寝たほうがいいよ~」

杏「杏は寝るの大好きなんだー。プロデューサーも好きでしょ?」

杏「……辞めるのやめる?ややこしいけど、よかったね」

杏「え?杏のおかげ?そうかなー」

杏「……また、辞めたくなったら杏が一緒に寝てあげるから」

杏「だから辞めるのはやめてよね」

杏「あ、あとこれからもお世話よろしく~。おやすみ~」

未央「やぁやぁやぁプロデューサーくぅん!元気にしてるかねー?」

未央「おっと、お仕事終わったところかなー?ちょうどよかった」

未央「すっごい美味しいカフェ風の蕎麦屋さんあってさー……」

未央「お?行っちゃいますか!一名様ごあんな~い、なんつって」

未央「……大丈夫?目くぼんじゃってるよ」

未央「まあまあ、詳しい話はまた後で!早く行こっ!」

未央「ここだよここ!いいとこでしょ?」

未央「はいメニュー。おすすめはやっぱりざるそばかなー?麺がツルツルっと入ってね……」

未央「なーにボーっとしてんの?決まった?」

未央「……疲れてるんだ。そっか」

未央「大丈夫!ここの蕎麦やさん美味しいからそんなの吹っ飛ぶって!」

未央「おばちゃん!ざるそばとー、月見そばね!ここの美味しいんだよ?」

未央「…お仕事お疲れ様って言ったら、もうお仕事は終わりなんだから。はい!お仕事今終わりました!」

未央「美少女とご飯食べてるんだからちょっとは元気になるでしょー?」

未央「……そ、そんな真顔でうなずかないでよ。恥ずかしいじゃん!」

未央「……ち、違う!おばちゃん違うから!彼氏なんかじゃなくて……もー!」

未央「あはは、や、やっぱりみんなからそう見えるんだろうねー?」

未央「お、きたきたー。ざるそばはプロデューサーね。おすすめだから食べてみて!」

未央「未央ちゃんはこの月見そばわ……いただきまーす。あー……あっつ!あっつい!」

未央「あ、あはは。ちゃんと冷ませばよかった……」

未央「……ちょっとー。笑うとかひどくない?」

未央「元気でた?あはっ!よかった!」

未央「ほら、麺伸びちゃうよ?早く早く!」

未央「元気になりたいときは頼りにしていいんだからねー?」

未央「もちろんいつでも頼りにしていいけどっ!」

未央「……あ。あわわ、あたしのも伸びちゃう!」

未央「いただきまーす!」

菜々「お疲れ様ですっ!プロデューサーさんっ♪」

菜々「今日はナナの家にお泊まりの予定でしたよね!帰りましょうか!」

菜々「本当のこと知ってるのは、プロデューサーさんだけですし……いいかなって」

菜々「あ、あはは!暑いですよねー!もう春ですね!」

菜々「お月見ライブ、またやりたいですよねー」

菜々「……元気ないみたいですけど、大丈夫ですか?車で送りましょうか?……ああ!」

菜々「あ、でもプロデューサーさんはナナのこと知ってたんですよね……忘れてました。あはは」

菜々「は、早く帰りましょうか!」

菜々「この時間になるともう人も少なくなってますよねー」

菜々「まぁ、いっつもこの時間帯に帰ってるんですけど」

菜々「朝とかきついですよー、満員電車。」

菜々「プロデューサーさんは何で通勤してるんですか?……え?!自転車なんですか!?」

菜々「これならプロデューサーさんの家に泊まったほうが近かった気が……あ……」

菜々「そそそそれはダメですよね!あはは!なに言ってるんだろう私……」

菜々「な、なんでもないですから、安心してください。えへへ」

菜々「ただいまー」

菜々「あ、いらっしゃいませ!どうぞどうぞー」

菜々「あはは、メイドカフェでバイトしてたときのこと思い出しちゃって……」

菜々「入ってください!ちょっと散らかってますけど……」

菜々「疲れましたねー。ちょっとお茶しましょうか!」

菜々「肩とか揉みますか?おばあちゃんの肩とかよく揉んでたんでうまいんですよー?」

菜々「あ、い、いいですか?じゃ、じゃあお茶だしますね!久しぶりのお客さんですから…」

菜々「これ、実家から送られてきたお茶です。ここの銘柄美味しいですから……」ジョボボ

菜々「はい!どうぞ!」

菜々「……ふふっ、よく冷まさないと熱いですよ?」

菜々「プロデューサーさん子供みたいですね!ふふっ」

菜々「……今日はまた一段と疲れてますね、どうかしたんですか?」

菜々「……嫌な人ですね、その人。よくいるんですよねー」

菜々「ううん、プロデューサーさんは悪くないですよ。ただなすりつけられちゃっただけですよ」

菜々「……」

菜々「違います!!プロデューサーさんはダメなんかじゃありません!」

菜々「あ、ご、ごめんなさい。大きな声だしちゃって」

菜々「でも本当のことですよ……プロデューサーはダメな人なんかじゃないです。ナナが保証します。」

菜々「……でもこれだけは覚えていてほしいんです」

菜々「ナナもアイドルやってて、色んな人に会いました。」

菜々「よく知りもしないで人のことをダメだとかなんだとか言う人だっていました」

菜々「でも知らないからそう言えるんですよ。そんなの。近くで努力する姿を見てる人はわかってますよ」

菜々「えへへ……これ、お母さんに言われたんです。ナナもダメだって思っちゃったことあるんです」

菜々「ナナはわかってますから。プロデューサーはすごい人なんですから。胸を張ってしゃんとしてください!」

菜々「……え?お母さんに怒られたみたい?や、やめてくださいよぉ!」

菜々「うふふ……お茶、入れ直しますね」

まゆ「おかえりなさい、プロデューサーさん」

まゆ「……え?帰ったんじゃないかって?」

まゆ「いやですねぇ、プロデューサーさん。先に帰ってるって言ったじゃないですか」

まゆ「まゆのお家はここなんですから、何もおかしくないですよぉ」

まゆ「早く入ってください、風邪ひきますよ?」

まゆ「お風呂わかしてますから、入ってくださいねぇ……」

まゆ「……お疲れのようですね?」

まゆ「まゆにはなんでもわかりますよぉ♪」

まゆ「お顔もこんなに疲れてる……えいっ♪」

まゆ「プロデューサーさんのお顔、けっこうぷにぷにして柔らかいんですね……」

まゆ「うふふ、可愛い……」

まゆ「……え?まゆのほうが可愛いって……もう、プロデューサーさんったら……」

まゆ「プロデューサーさんに言われると……まゆ、恥ずかしくなっちゃいます……」

まゆ「ご、ご飯つくりかけだったんです!早くしないと!」タッタッタ

まゆ「プロデューサーさんも、いじわるですよねぇ……?」

まゆ「いただきますぅ」

まゆ「今日はプロデューサーさんの好きなハンバーグですよぉ?まゆ頑張っちゃいましたぁ♪」

まゆ「……嫌なことがあったんですよね。わかってますよぉ。今日はいつもよりしょんぼりしてる感じでしたから……」

まゆ「お仕事を完璧にこなすのはいいですけど、それで体を壊したら……まゆは……」

まゆ「ご、ごめんなさい。勝手に涙がでちゃって……」

まゆ「ご飯食べてるのに、ごめんなさい……」

まゆ「もう、まゆに心配かけさせないでくださいよぉ……」

まゆ「あ、ほら、こぼしてますよ。口の横にも……」フキフキ

まゆ「……うふふ、本当にプロデューサーさんは手がかかって困っちゃいます」

まゆ「じゃーん♪見てください、ちょっとしたケーキ作ってみたんですよぉ?」

まゆ「プロデューサーさんは甘いもの好きですよねぇ。疲れもなくなっちゃいますよぉ?」

まゆ「うふふふ、そんなにがっつかなくても、ケーキはなくなりませんから。お行儀よくしてくださいねぇ?」

まゆ「食べたらちゃんと歯磨きしてくださいねぇ?甘いもの食べたら、ちゃんと歯磨きしてから寝ないといけませんからぁ…」

まゆ「……え?食べさせてくれるんですかぁ?」

まゆ「プロデューサーさん、そういうのはずるいですよぉ?……あーん……」

まゆ「まゆ……プロデューサーさんのこと、もっと好きになっちゃいましたぁ……うふふ」

まゆ「憧れてたんです……ちょっとだけ」

まゆ「もう……プロデューサーさんのせいで顔、熱くなっちゃいます……」

まゆ「プロデューサーさん、もうお布団敷きますから……」

まゆ「え?布団は一組で十分じゃないですかぁ♪」

まゆ「早く、入ってきてください……」

まゆ「あれ……まだ疲れてるみたいですねぇ……」

まゆ「ちょっとこっちにきてください、プロデューサーさぁん……」

まゆ「んっ♪ほーら、逃げられませんよぉ?」ギュッ

まゆ「うふふふ……どうですか?もっと抱きついてくれて、いいんですよぉ?」

まゆ「よーしよーし……うふふ、まゆ、お母さんみたいですよねぇ……」

まゆ「いつかはまゆも、お母さんですけど……うふふふふ……」

まゆ「これからはずっと、まゆがお母さんになってあげますからねぇ……うふふふふふふ……」

まゆ「おやすみなさい、プロデューサーさん……」

茜「んんんんんんんんんんんんん!!!!!!!ボンバーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!」

茜「お疲れ様ですプロデューサー!!お仕事終わりですね!!」

茜「今日の仕事の締めに一緒に走りませんか!?」

茜「疲れてるんですかー……残念ですね……」

茜「……あ!そうです!」

茜「私がプロデューサーを背負って走ればいいんじゃないでしょうか!!」

茜「我ながらいいアイディアです!!それでいきましょう!!」

茜「よーしきてください!さぁ!さぁ!!」

茜「行きますよーーーーーーー!!ううううおおおおおおおおおお!!」ドドドド

茜「はーっ……はーっ……」

茜「いい運動になりますね!!これからはプロデューサーを背負って朝走って来ようと思うんですが!!いいでしょうか!!」

茜「……悩み事ですか?プロデューサーが悩んでる……むむー……」

茜「そうだ!ジムに行きませんか!?」

茜「疲れにも色々あるんですよ!体動かせば悩みなんてーーー!!!」

茜「ぼかぁぁぁぁぁぁーーーーーーん!!っと!!!吹っ飛んでしまいます!!

茜「え?そんな物理的に吹っ飛ぶほど運動なんてしませんよ!!普通のレベルで運動しましょう!!」

茜「さぁさぁ!!ジムに行きますよ!!一緒に走っていきましょう!!」

茜「5キロなんて軽くいけますよ!!うおおおおおお!!ボンバーーーーーーーーーッッ!!」

茜「さぁつきました!!ここですよプロデューサー!」

茜「準備運動は終わりです!ここ、本格的な器具が揃ってて最高なんです!!」

茜「ダンベルはもちろん、プール、体育館、ヨガの場所もあるんです!!バドミントンとかもできるように各種器具は貸し出してるんです!!」

茜「プロデューサーには私が普段行ってるスペースに連れてってあげます!!さぁいきますよーーーーッ!」



茜「ここです!いいところでしょう!?」

茜「普段体を動かしてませんから走ってきました!!これで準備運動はバッチリです!!」

茜「乳酸がたまっているでしょうから、柔軟してから始めましょう!」

茜「今のうちに呼吸を整えておきましょうね!!」

茜「柔軟は大切です!!この間菜々さんもここにきたんですけど、すぐに肉離れになってしまいましたから!!」

茜「いきなり体を動かすのは危ないんです!!」

茜「さぁさぁ柔軟が終わったらこれです!!ここに寝て、起き上がってここにある棒にタッチする!」

茜「これで腹筋ばっきんばっきんですよーーーー!!歌も!!うまくなっちゃうアイドルにうってつけの運動です!!!」

茜「張り切っていきましょおおおおおおお!!んんん!!!ボンバーーーーーーーーッッ!!」

茜「おお!周りにいる人もボンバーに合わせて運動速度が速くなってます!!ライブのように!!」

茜「負けませんよおおおお!!うおおおおお!!!」

茜「ダメですよ!!プロデューサー!!もっともっと!!」

茜「気合です!やればできます!!筋肉の前では全て平等!!神の子でさえも!!!筋肉は!!必要!!」

茜「そう!!筋肉=神なんです!!!!筋肉さえあれば!!なんでもできちゃいますよーーーーーッ!!!」

茜「プロデューサーの元気がでるよう、私も頑張っちゃいますよーーーーッッ!」

茜「んんんんボンバーーーーーーーーーッッ!!!もっと!!!熱くなれよーーーーーーーーーーッッッッ!!!!!」

茜「いいですねプロデューサー!!ペースが上がってきました!!!ペースを維持することに集中しましょう!!!」

茜「私も負けてられないです!!!もっともっとだーーーーーーーーッッッッ!!!!」グオオオオオオオ

茜「ふぅ……いい汗かきました!プロデューサーも見違えるようです!!」

茜「いいジムですよね!!激しい運動の後にはゆるやかな運動をするのがいいんです!!」

茜「筋肉と!!日野は!!急に止まれませんよ!!」

茜「……?あれ?なんで笑ってるんですかプロデューサー?」

茜「……元気が出た?それはなによりです!!元気ならもっともっとハードな!!かつ!!素晴らしい運動が期待できますね!!」

茜「私のおすすめの場所があるんですよ!!時速80キロまで出るルームランナーがありまして!!」

茜「一度やってみたんですがハマっちゃいました!!!是非プロデューサーも!!!」

茜「あれ?元気なんじゃないんですか?もっともっと!!!!熱く!!!!なれよーーーーーーーッッッ!!」

茜「もう待ちきれません!!早くいきましょうプロデューサー!!ボンバーーーーーーーーーーーーーッッッッッ!!!!!!!」ドドドドド

輝子「………お、お疲れ……プロデューサー……」

輝子「す、ずっと……いたぞ……気づかなかったのかな……フヒヒ……」

輝子「プロデューサー……もう、帰るのか……?」

輝子「……辛そう、だな。プロデューサー……」

輝子「い、一緒に……入る、か?ジメジメしたとこは……いいぞ……フヒ……」

輝子「せ、狭い……けど……プロデューサーが一緒だと……狭いのも、いいなって……思える……なんでだろ……」

輝子「ちょっと……楽しい、な……フヒッ、フヒヒ」

輝子「……辛いこと、あったのか?は、話さなくても……いい……」

輝子「私も、その、気持ちはわかるからな……嫌なことは……無理に話さなくて、いいんだぞ……」

輝子「楽しいことも……無理にしなくていいんだ……余計、落ち込むこともあるから……」

輝子「……そうか……ずっと一人で仕事してて、辛かったのか……」

輝子「ず、ずっと、いたんだけどな……フヒヒ」

輝子「私は……机の下に咲く、一輪のキノコ……なんて……」

輝子「ずっと……気づかれないのも……辛いんだぞ……な、なんて……」

輝子「フフ……フヒヒ……ちっくしょォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!」

輝子「逆に何で気づかねぇんだよォォォォォォォ!!!椅子が!!!!入らないのなんて!!!わかるだろうがァァァァァァァ!!!!!

輝子「フヒ……ご、ごめんごめん……つい……」

輝子「プロデューサーは親友だから……相談なら……いつでもしていいんだぞ……」

輝子「ぼっちは……辛いの……わかるから……」

輝子「で、でも、私はもう、ぼっちでも、寂しくない……」

輝子「トモダチ……プロデューサーがいるから……寂しくない……」

輝子「……ちょ、ちょっと……恥ずかしいから、今の、なしにしてくれるか……?」

輝子「フヒヒ……フヒ……」

輝子「プロデューサーは……一人で仕事……寂しいのか?」

輝子「だ、だったら……仕事、してるときは……ずっと机の下に…いようかな……なんて……フヒ……」

輝子「……え……い、いいの?か?プロデューサーは……優しいな……」

輝子「フヒヒ……フヒヒヒヒヒ……」

輝子「……顔、隠させてくれないか……ちょっと……恥ずかしくなっちゃった……フヒヒ……」

輝子「あ、あんまりこっち、見ないで……」

輝子「も、もう、帰るのか?プロデューサー……」

輝子「……家、一人で、暮らしてるんだよね……」

輝子「プロデューサーが寂しくないよう……プロデューサーの机の下に……いようかな……」

輝子「い、行っていい、かな……」

輝子「大丈夫……プロデューサーが一人で寂しい気持ち……わかるから……」

輝子「わ、私が、一緒にいる……」

輝子「そ、それが。友情、だと思う……たぶん……」

輝子「フヒヒ……い、一緒に、帰ろう、親友……」

なんやこれェ!設定ガバガバやないか!

ありがとうございました。読んでくれた人たちに感謝したいです。
幸子Pとして互いに助け合い支え合う終生の伴侶な幸子を提案します

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