魔王「おういえ」(32)

魔王「魔王、それは俺のこと」

魔王「先代は世界に対して喧嘩を売って勇者に滅された」

魔王「魔王は生殖ができない、魔王は死ねば次が勝手に生まれてくる、そんな生き物だ」

魔王「魔王は魔力と他の生物、物質を組み合わせ、魔物を産み出すことがその仕事だ」

魔王「産み出される魔物はその魔王の性質を受け継ぐ」

魔王「先代の魔物は皆、荒々しく、恐ろしいものだったらしい」

魔王「俺は平和な魔王だ、親しみを込めて魔王さんと呼んで欲しいぐらいだ」

魔王「そんな俺が産み出す魔物だ、きっとかわいいだろう」

魔王「おういえ」


………

魔王「物資が無いからその辺に落ちてた鱗でやってみたんだけどさ」

バハムート「グルルル……」ゴゴゴゴゴゴ

魔王「かわいくなーい!」

バハムート「!?」ゴビーン

魔王「俺が求めてるのはかわいい魔物なんだってー!
それが一発目からかっこいいのって……あんまりやん……」

バハムート「グォ……」しょんぼり

魔王「あ、かっ、かっこいいのも好きよ、俺!
ほら、元気だして、ね!」

バハムート「グォー!」ぶんぶん

バサッ!バサッ!ドゴーン!

魔王「喜びの余り魔王城ぶち抜いて飛んでった……
ほっといたら直るからいいけどさ……
でもよく考えたら落ち込む姿とか結構かわいかったな」

魔王「さ、次は何を使うかな」

毛糸玉とか

もふもふしてそう

>>5 ありがとう、使わせてもらいます。

魔王「毛糸玉、なんでこんなものが魔王城に……?」

魔王「まあ、使うかな」


……


魔王「お、おおおおおおお!?」

魔王「もっふもふの毛、くりくりしたつぶらなおめめ!
これはかわいい!
おういえええええええ!!!」

魔王「鳴き声、そうだ鳴き声は?」

毛玉「ぷきゅ」もふもふ

魔王「~~~!」←声にならない雄叫び

毛玉「ぷきゅ~ん!」←遠吠え

魔王「ああ、最☆高
この調子で頑張ろう!」

広辞苑

白小熊(人形)

>>7-8 使用します。

魔王「広辞苑と白小熊の人形か、買いに行かないと魔王城には無いか」

……

魔王「はい、普通に買ってこれましたまあ、俺の見た目は人の良さそうな人間の男の姿だしな。では早速創るとしよう……」

……

魔王「革表紙の分厚い本、だな
かわいい装丁も無い……中身はどうなんだ?……開けんな……ああ、こりゃ魔導書の類だったか
魔力を流してっと……」

魔王は魔導書に魔力を流した!
名もない魔導書は『グリモア・オブ・ドールズ』だった!

魔王「人形の魔導書か、かわいい人形が載ってるかな」ワクワク

グリモア・オブ・ドールズは穏やかな光を放った!魔導書から人形たちが飛び出した!

人形たち「」わらわら

魔王「ほっほー!これはいい!魔力を流したヤツの望む人形たちを召喚してくれる魔導書か!
いいのができた!嬉しいな!」

人形たち「「「まおーさまがよろこんでる!まおーさまばんざーい!」」」

魔王「かわいいなあ……」ほっこり

野菜・くだもの・その他植物

>>10 さんくす、使います。

魔王「調子に乗ってすごい量で買い集めてしまった、これはすんごいヤツができる予感」

……

魔王「うわお」

ケイオス・ハーベスト「zzz...」どどーん

魔王「でけえ、そして厳つい
なにこれこいつ7、8mあるんじゃない?肌は木だな、そっから葉っぱとか草とかいろいろ生えてる」

ケイオス・ハーベスト「あんのぉー、魔王さまぁー」

魔王「うお!びっくりした!で、何?」

ケイオス・ハーベスト「いんやぁー、ここらの土がえれえ肥えてますんでぇー、魔王さまがよろすかったらぁー、オラの畑にしようと思ったんだぁー」

魔王「なる程、なんだったら畑じゃなくて森にしちゃってもいいよ、ここら辺土ばっかりで寂しいと思ってたからね」

ケイオス・ハーベスト「ありがとうごぜーますだぁー、魔王さまぁーそいじゃー今から始めますんでぇー、魔王さまはぁー、城に戻ってくだせぇー」

魔王「わかったよ、それじゃあね~」

……

魔王「結果から言おう、魔王城の周りが森になった……訂正、魔王城のある大陸は大きな島になってるんだが島の4分の1が森になった」

魔王「しかもこの森、季節とか気候とかいろいろ無視して野菜やら果物やらが取れるようになってる、さすが名前にケイオスが入ってるだけあるな……まあ、豊かな森だし、動物を入れてやれば繁殖してかわいい子どもたちも拝めるだろうしいっか」

ストレートにうさぎとか

島なら海の生き物も必要であろう。
つ ゴマフアザラシの赤ちゃん

>>12-13 謝々。使います。

魔王「今度はいろんな動物を島に連れて来たぞ
適当に2種類程……ウサギとアザラシの赤ちゃんか!期待しよう!」

……

アザラシ「……」ころころ

魔王「大人サイズのアザラシ、だな……普通と違うところはアルビノってところか
嫌、違うな、ホラ、早くアザラシの皮を脱ぎなさい!魔王さんの目はごまかせんよ!」

アザラシの背中に光の線が浮かび、中からウサ耳の生えたアルビノの少女が現れた!

セルキーラビット「およよ、まおしゃんすごい!」

魔王「お前を産んだのは俺だもの、それぐらい解る!」ドヤア……

セルキーラビット「おー!しゅごい!」ぴょんこぴょんこ

魔王「あー!かわいいなぁー!お前はー!」ぎゅー

セルキーラビット「まおしゃんー!」ぎゅー

とうとう人型が生まれたか。・・・魚を素材にすると人魚になるん?

アルビノ少女と魚じゃね

>>15-16 こうなります。

魔王「釣りをしてたらアルビノの少女を釣り上げてしまった」

アルビノ少女「う……あ……」

魔王「このままだと死んじゃうけど回復させる方法なんて知らないしなあ……せっかくだから魔物にしてしまうかな?あとは……釣竿も使っちゃおう」

……

魔王「やあ、おはよう」

ドロウン・フィッシャー「あれ?私は確か溺れて……?
あれ!鱗が生えてるッスー!?なななんでー!?」

魔王「おーい、魔王さん泣くよー?」

ドロウン・フィッシャー「へ?ま、魔王!?
魔王……さま
あ、あ、あー……ハイハイそッスか、なんかわかっちゃったッス」

魔王「ごめんね、助け方なんて知らなかったしさ
あと、かわいかったからかわいい魔物になってくれると思って」

ドロウン・フィッシャー「ええー……そんな理由で私魔物になったんスか……まあ、よろしくッス、魔王さま」

魔王「あー、うん、よろしく」

プリン

ウサギとアザラシの赤ちゃんをもう一度
アルビノ少女を復活させるのだ

>>18-19 使います、あとアルビノ少女は魔物から元の体には戻りません。


魔王「うさぎとアザラシ……はもうやったからプラスしてプリンでも入れてみるか」

……

魔王「oh……」

プリンウサアザラシ「ぷりーん」ごろごろ

魔王「耳がウサギのアザラシだ……カラーリングと匂いはプリンだな、あと鳴き声が『ぷりーん』って気が抜けるなあ……
ゆるキャラだあ……」ほんわか

プリンウサアザラシ「ぷるぷるぷりーん」ごーろごーろ



蜘蛛

>>21-22 ありがとうごぜーます、使います。

魔王「雲と蜘蛛、空に浮かぶ芸術とある種芸術的な巣を作る蟲、かわいさ云々は置いといて……いい魔物が産まれるか?」

……

魔王「」アゼーン

クラウド・ワーカー「あらん?どうしたのん、魔王様?」ムキムキ

魔王「蜘蛛の下半身にガチムチ兄貴の上半身だと……ある意味想像以上だよ……」ゴーン

クラウド・ワーカー「あらあ……魔王様が落ち込んでしまったわぁ……」くねくね

クラウド・ワーカー「魔王様、元気出して?アタシは雲を好きな形にできるのよー「かわいい動物さんの形でたのむ」すごい食いついたわね……そのぐらいお安いご用よ!」

その日から魔王城の上空にはファンシーな雲が浮かぶこととなったとさ。

ここら辺でちょいと魔物たちの簡単な設定をば。
蛇足であるのでイラネという方は読み飛ばしてください。


魔王
平和とかわいいものが好きな魔王。
見た目は気の良さそうな兄さんといった感じ。

バハムート
素材は魔王城に落ちてた先代の魔王が創ったドラゴンの鱗。
魔王の言うことをいちいち真に受けてしまう子。♀。

毛玉
素材は>>5さん提供の毛糸玉。
すばらしいもふもふした体毛の持ち主。
サイズは手のひらから3mほどまでさまざま。


グリモア・オブ・ドールズ
素材は>>7さん提供の広辞苑と>>8さん提供の白小熊の人形。
魔力を流した者が望む人形を産み出す魔導書。一応魔物なので勝手に動きます。

ケイオス・ハーベスト
素材は>>10さん提供の野菜、果物、その他植物類。
見上げんばかりの巨体とさまざまな植物を生やす能力を持つ。地属性とか木属性の魔法を使うんではないかな。

セルキーラビット
素材は>>12さん提供のウサギと>>13さん提供のゴマフアザラシの赤ちゃん。
普段の見た目はアザラシ、陸に上がればウサ耳少女、な魔物。最初に創られたのがアルビノ幼女なだけであって、他にいろいろいます。

ドロウン・フィッシャー
素材は>>15さん提供の魚と>>16さん提供のアルビノ少女と魚、それと魔王が使ってた釣竿。
腕とか脚に鱗の生えた少女の姿をした魔物。
陸上にいるものを水中に釣り上げる能力を持つ。
「ボートで海に漕ぎ出してやるッスー!」と勢いだけで漕ぎ出して潮に流され溺れてしまった結果、魔物に。

プリンウサアザラシ
素材は>>18さん提供のプリンと>>19さん提供のウサギとアザラシの赤ちゃん。
ウサ耳の生えたプリンカラーのアザラシ。
なんかものすごくゆるい。

クラウド・ワーカー
素材は>>21さん提供の雲と>>22さん提供の蜘蛛。
蜘蛛の下半身とガチムチ兄貴の上半身を持つ衝撃的な見た目の魔物。
雲を住処にしており、普通に空を飛べる。
雲を好きな形に変えることができるので魔王城の上空にファンシーな形の雲を浮かべるのが仕事。

魔王「魔王、それは俺のこと」

魔王「安価のおかげでこの島もちょっと賑やかになった」

魔王「だから今日はちょっと休憩だ」

魔王「浜辺で美しい夕日を見ながら可愛いものを撫でる」

魔王「これこそ贅沢というものだろう」

毛玉「ぷきゅ」

ザザーン

魔王「…おういえ」

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