男「煙草って美味いよね」幼馴染「えっ」 (22)

男「煙草の話をしようと思う」

幼「またまた唐突だなぁ」

男「いやぁ、何となく語りたくなった」

幼「※この話は喫煙者側の主観と偏見とにわか知識が多大に含まれます」

男「誰に言ってるんだお前」

幼「それは言わないお約束だぜ、だぜ」

男「まあ、良いか。煙草っておいしいよねって話だよ」

幼「えぇ……、ただの煙なんじゃないですかね」

男「煙草に味がないとでも?」


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幼「要はただの煙じゃん。味に違いなんてあるの?」

男「ところがぎっちょん、あるのだよ幼くん」

幼「なんとぉ!」

男「まあ葉っぱの種類や着香、フィルターや紙によってすら変わってくるからな」

幼「葉っぱの種類と着香は分からなくもないけど、フィルターと紙って?」

男「フィルター自体に着香する場合もあるけど、基本はフィルターの長さとチャコールかな。紙は厚さとか原料、紙だと燃焼剤とかかな」

幼「燃焼剤ってそりゃまた身体に悪そうな響きだこと」

男「まあ、市販の紙巻煙草のほとんどに含まれてるんだけどな、燃焼剤。コンビニで適当に買った煙草なんて灰皿に放って置くだけでもずっと燃えてるぞ」

幼「普通そうじゃないの?」

男「葉っぱに燃焼剤使ってないアメスピなんかは直ぐ消える。それに無添加煙草と燃焼剤入っていない巻紙で巻いた煙草なんかも、十数秒すわないだけで消える事もあるし」

幼「つまり……長いこと吸えるってこと?」

男「Exactly(そのとおりでございます)」

男「まあ、だからって燃焼剤が悪いわけじゃあないけどな。特別身体に悪い成分ってワケじゃないし、喫煙所でさっと吸うにしたって無添加煙草だと時間をとりすぎる。さっと吸うなら燃焼剤ある煙草はニーズに適っているってワケだ」

幼「はえ~……」

男「味に関しては気持ちケミカルな味がするって程度だな。正直あまり気にならないレベル」

幼「じゃあフィルターは?」

男「それはまずフィルターの役割から語らなきゃいけないんだよなぁ」

 幼「長くなりそう(小学生並の危機感)」

男「まず、フィルターは名前の通り、煙をろ過してタール数や煙の雑味を取り除いたりする役割。それに煙を冷やす役割や空気穴をフィルターに開ける事で吸い口を軽くしたり、チャコールでニコチンを抑えたり等々」

幼「ふーん……チャコールって何?」

男「まあ、木炭だな。セッターとかフィルター部分をちぎると白いフィルターと黒い粒粒入ってるもので二層になっている。それの黒いほうがチャコールだ」

幼「それがニコチン吸ってくれるわけね」

男「うむ。ちなみにチャコール自体が雑味も吸ってくれるとかいう眉唾な話も聞いた事がある」

男「まあ、そこら辺の話は置いておいて葉っぱの話に移ろう」

幼「まってましたー(棒読み)」

男「煙草の主役は煙草の葉。国内製品は国内で栽培している煙草をブレンドしている。洋モクも似たようなもんだ」

幼「えっ、国内でも栽培してんの」

男「割と日本全国で栽培してるぞ」

幼「はえ~すっごい……」

男「基本的に黄色種、バーレー種、それに日本特有の在来種の三つが栽培されていて、ここらをちょちょいとブレンドしたのが売ってる煙草」

男「まあ、ここら辺は結構ややこしくて、葉っぱの産地でブレンド名が決まったり着香で決まったりするから割愛」

幼「なんかもうよく分からん」

男「おっそうだな(便乗)」

幼「とりあえず煙草の美味さとかいう本題に入っておくれよ」

男「イエスマム。これだけ生産元だとか言っても、味を細かく気にする喫煙者なんてのは一握りだ。大体は思いっきりフィルター越しに吸って肺に入れて出して終わりって人たちが喫煙者の大多数を占めている」

幼「それが普通じゃないの?ニコチンとタール身体に取り込んでなんぼでしょ」

男「まあ、紙巻に関してはそれは否めない。けれどそんなんで良かったら煙草なんてタール数の違いくらいしか出ないことになってしまう。とりあえず、これ嗅いでどうぞ」

幼「アッハイ……ああ^~良いにおいっすねぇ^~……」

男「まあ、手っ取り早くザ・ピースを嗅いでもらったわけだが」

幼「ショートケーキ……みたいなデザート感がある良い匂いだった」

男「これが国内紙巻の最高グレードね。黄色種、バージニア系のほんっと良い葉っぱ使ってるらしい」

男「とりあえず、吸ってみるか」シュボッチリチリ

男「……」スー

男「゛あ゛あ^~うまいんじゃ^~」

幼「バニラっぽい良い匂いじゃねーか(半ギレ)」

男「なんでキレてるんですかねぇ(困惑)」

幼「非喫煙者の前で断りなく煙草吸いだすやつは死んで、どうぞ(正論)」

男「ポッチャマ……」

幼「それと煙を吐き出さなかったの気になった」

男「フゥーハハー!そこに目をつけるとは流石助手!」

幼「誰が助手じゃ。あごひげ引き千切るぞワレ」

男「スミマセンでした。許してください」

幼「ん?今何でもするって……」

男「言ってないんだよなぁ……」

男「まあ、これはクールスモーキングというやつですわ」

幼「クール(笑)」

男「格好いいって意味じゃないからね(焦り)。葉っぱを可燃焼させないようゆっくり吸う方法をクールスモーキングって言うんだよ」

幼「あっ、冷えてるって意味ね……それで何か変わるの?」

男「変わる変わる。煙草の旨みの成分は熱に弱いから、肺で一気に吸うと旨みがない煙ばっかりになる。だから頬っぺたを広げるように肺を使わず吸う事で美味い煙が楽しめるわけ」

幼「へー。それでどんな味になるの?」

男「バニラのようなふわっと広がる甘みに、煙草の味かなぁ」

幼「結局煙草の味じゃねーか(全ギレ)」

男「煙草の味としかいえない(諦め)」

幼「へぇー……。まあそれだったら別段近くで吸われても嫌な臭いとか思わないかも」

男「やったぜ。けど、これ一箱千円するんだよなぁ(悲しみ)」

幼「ファッ!?いつから煙草税増税されたんですかねぇ(困惑)」

男「ピースのハイエンドモデルだから(震え声)」

友「男ー、遊びに来たぞー」

男「おう、友か」

幼「うーっす」

友「あ、幼さんも居たのか」

幼「漫画借りにきたら煙草のうんちく語りだされた」

友「あっ……(察し)」

男「いやまあ、語りたかったから語った。後悔はしていない」

友「男は煙草が趣味(笑)だからなぁ……。自分、一服いいっすか」

男「吸って、どうぞ」

友「アリシャス!」カチッシュバッチリスゥーフー
 
 幼「だから私に断りいれろって言ってんだルルォ?」

男「吸って吐き出すまで二秒を要さない喫煙者の鏡」

友「そうだよ(便乗)」

幼「というか、友さんって喫煙者だっけ」

友「バイト先で喫煙者多いから俺もいつの間にか……」

男「ちなみにこいつは赤マル」

友「美味すぎィ……(ガンギマリ)」

幼「ニコチン中毒になる喫煙者の屑(小声)」

友「えっ……」

男「まあマルボロ美味いから仕方ないね」

友「いやぁ、本当美味い。手術後に病院抜け出して吸った煙草は衝天するほど美味かった(実話)」

幼「術後に吸うなよ(正論)」

友「シュバルゴ……」

男「散々言ったけど、結局は吸う人で味わい方なんて変わってくるからな。うん」

幼「勝手に締めてんじゃねーよ」

友「ホモはせっかち。つまり男はホモ(名推理)」

幼「はっきりわかんだね」

男「友はともかく俺はノンケなんだよなぁ(白目)」

 幼「あっ……(察し)」

友「ホモだァ?コノヤロウ!てめぇがホモだァ!」

男「あ?表でろオルルァ!」

 友「上等だゴルルァ!」ガンッ

男「馬鹿やろうお前俺は勝つぞお前」ドン

友「やってやるよ(イケボ)」

幼「†悔い改めて†(マジギレ)」

男・友「」

                終わり

淫夢ネタ使い過ぎやろか……初SSなんやごめんな
ヤニ臭いのは褒め言葉として受け取っておくで

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