【ミリマス】茶柱ドリル【漫才?】 (23)







デレデッデンデンデーン





――目指せ、大和撫子!


大和撫子を目指すエミリーと、その相方雪歩


一見大人しそうに見える二人だが相性は最高


動力全開、全速前進!


突き進め大和道!









エントリーナンバー764番





茶柱ドリル!!






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ドン!


ドン!


ドドドドドドドド!!


ドーン


エミリー「皆さま、よろしくお願いいたします」


雪歩「よろしくお願いしますぅ」


パチバチパチ


エミリー「それでは雪歩様、早速ですが私のお話を聞いていただいてもよろしいでしょうか?」


雪歩「駄目だよエミリーちゃん!」


エミリー「殺生な!」


雪歩「漫才って言うのはね、テンポが大事なんだよ!」


エミリー「会話の流れですか?」


雪歩「敬語なんて使ってたら、時代に取り残されちゃいますよ!」


エミリー「しかし、それでは大和撫子ではなくなってしまいます!」


雪歩「駄目だよエミリーちゃん!」


エミリー「なんと!」


雪歩「大和撫子なら、漫才を身に付けないと駄目だよ!日本の文化だよ!」


エミリー「……確かにその通りですね!」




エミリー「では、こういった趣向のものはどうでしょう?」


雪歩「『日本語質疑応答大会ですぅ><』」


雪歩「なんて、駄目だよエミリーちゃん!」


エミリー「雪歩様!?」


雪歩「ありきたりすぎるよ!」


雪歩「漫才って言うのはね、もっと、こう普通じゃないと!」


エミリー「それは『日本語質疑応答大会』に出るということですね!」


雪歩「しまったぁ!」




スタスタ


雪歩『始まりました、今回の日本語クイズ大会』


雪歩『今日のゲストはこちらの方々ですぅ』


雪歩『まずは一人目、西洋からきたエミリー…』


エミリー『皆さま、よろし――』


雪歩『エミリーパパですぅ!』


エミリーパパ『どうも』


エミリー「そこまでです!」


雪歩「ひぃぃん!」


エミリー「とぼけてはなりません!」


エミリー「そこで私の名前を呼ばなければならない筈です!」


雪歩「御用だ!」


エミリー「なんと!御用だ!御用だ!」


雪歩「御用だ!御用だ!」


エミリー「それ、わっしょい!」


バン!


エミリー「捕まってしまい…って違います!」


バッ


雪歩「縄脱け上手いね」


エミリー「くの一を志す身、この程度では止まりません!」


雪歩「変わってるよエミリーちゃん!」


エミリー「変わり身の術!」


雪歩「結局忍者だよ!?」


エミリー「それでは参りましょう、第二問!」


雪歩「まだ自己紹介!」




スッ


雪歩『次に二人目、エミリー…』


チラ


エミリー『次は騙されません!』


雪歩『エミリー…』


チラ


エミリー『騙されません!』


雪歩『エミリー…』


チラ


エミリー『エミリースチュアートです!』


雪歩『エミリースチュワーデスさん!』


スチュワーデス『アテンションプリーズ』


エミリー『飛行機添乗員!?』


スチュワーデス『Have a nice day』


ピューン


エミリー『帰ってしまいました』




エミリー『妖魔の類いでしょうか…』


雪歩『次は三人目』


エミリー『私はまだですか!?』


雪歩『エミリースチュアートさんですぅ』


エミリー『普通に呼ばれてしまいました…』


エミリー『皆さま、今日は張り切ってやらせていただきます!』


雪歩『そういうのはいらないですよー』


エミリー『はわっ、出すぎた真似を…』


雪歩『それは問題の答えですぅ』


エミリー『如何なる難題でしょうか!?』


雪歩『簡単ですよー』


雪歩『第一問、「次の英語を訳しなさい」はエミリーちゃんが正解しました!』


エミリーパパ『あと少しの差だったか…』


エミリー「お止めなさい雪歩さん!」


雪歩「降格した!?」




エミリー「問いがあって答えがあるのです!」


エミリー「そのように謎かけを無視してしまうとは浅はかな!」


エミリー「そもそも日本語の問題ではありません!」


雪歩「御用ですぅぅ!」


エミリー「御用です!御用です!」


雪歩「狼藉ものはここに!」


エミリー「磔です!」


バン!


エミリー「捕まってしまい…違います!」


バッ


雪歩「縄脱け上手いね」


エミリー「大怪盗を志す身、この程度では捕まりません!」


雪歩「また変わったよ、エミリーちゃん!?」


エミリー「盗んだ自動二輪で走り出す!」


雪歩「こそ泥に降格した!!」




エミリー「気をとり直して第二問!」


デデン!


雪歩『日本に古来より伝わる伝統的なスポーツと言えば?』


ピポン!


エミリー『相撲です!』


雪歩『ぶぶー、残念です』


エミリー『意義有り!』


雪歩『却下ですぅ』


ピポン!


エミリーパパ『蹴鞠』


ピポピポーン


エミリー『なるほど、蹴鞠でしたか…』


雪歩『却下ですぅ!』


エミリー『ご乱心ですか!?』


雪歩『顔が気に入りません!』


エミリー『あれは私の父上です!』


パパ『Have a nice day』


ピューン


雪歩『行ってしまいました…』


エミリー『父上も妖魔だったのですか…宙を飛んで去るとは…』


雪歩『正解は蹴鞠で大丈夫ですぅ』


エミリー「なんと!」







雪歩『それでは第三問』


デデン!


雪歩『竹取りの翁、かぐや姫、帝が出てくる…』


エミリー『はい!』


ピポン!


雪歩『ではエミリーちゃん』


エミリー『竹取物語です!』


雪歩『違いますぅ~』


雪歩『作者不明でした!』


エミリー『えいやっ!』ペチン


雪歩『ひぃん!』


エミリー『はらわたが煮えくりかえりそうです』


雪歩『英語で言うと?』


エミリー『I'm boiling with anger.』


雪歩『正解です!』


エミリー『ええいっ!不届き者め、そこになおれいっ!』




雪歩『御用だ!』


エミリー『御用だ!御用だ!』


雪歩『今回は…』


エミリー『御用だ!』


ガパ


雪歩『虫取網!? 前がちょっと見辛いよ』


エミリー『捕まえました!』


テーレッテレー!


雪歩『こ、こんな事しちゃ駄目だよエミリーちゃん!』


エミリー『雪歩には悪い虫が付いているに違いありません!』


雪歩『呼び捨て!? あと、その虫は交際相手の事だよ!』


エミリー『今から虫払いの儀を行います!』




雪歩『虫払いの儀!?』


エミリー『まずは拘束しますが、それは終わりました!』


雪歩『ガバガバだよ!頭以外何一つ抑えてないよ!』


エミリー『次は蝋燭に火を付けます!』


雪歩『ええっ!あ、危ないよ』


エミリー『しかし、蝋燭は無いので懐中電灯にします』


雪歩『雰囲気台無し!?』


雪歩『ううん、虫取網を頭から被って言っても説得力ないよね』


エミリー『次は三鼎を被り、懐中電灯を刺します!』


雪歩『あれ?もしかして、これって…』


エミリー『いよいよです!』


エミリー『丑三つ時、神社の裏の藪のなかで…』


雪歩『や、やっぱり呪いの儀式ですぅ!!』


エミリー『雪歩に向かってせいやぁ!』


雪歩『全然呪いじゃきゃぁぁああああ!』


エミリー『せいやぁ!』


雪歩『きゃぁぁああああ!』


エミリー『せいやぁぁああああ!』


雪歩『きゃぁぁああああ!』


エミリー『成敗ッ!』


雪歩『や、やられちゃった…』




エミリー『いいえ、萩原さん!』


雪歩『立場がどんどん悪くなってる!?』


エミリー『悪い虫は去りました!』


雪歩『ほ、本当ですか…?』


エミリー『おでこに蚊が止まってました』


雪歩『去るまで待たないで!』


エミリー『ああっ!私が刺されてしまいました!』


雪歩『はい、かゆみ止め』


エミリー『ありがとうございます』


雪歩『ああっ!とろろと間違えた!?』


エミリー『間違える訳…か、痒い!』


雪歩『ご、ごめんねエミリーちゃん』


雪歩『はい、ムヒ』


エミリー『た、たしゅかりました…』


雪歩『ああっ!』


エミリー『今度は何と間違えたのですか?』


雪歩『ムヒ渡しちゃった!』


エミリー『わざとだったのですか!』




雪歩『ち、違うよエミリーちゃん! 塩水が良いって聞いたからこれを…』


スッ


エミリー『これは生凝乳!』(生クリーム)


雪歩『塩と砂糖を…』シャカシャカ


エミリー『間違えるわけありません! 牛乳入れて泡立てているじゃないですか!』


雪歩『あ、つまみ食いは駄目だよ?』


エミリー『食べるわけありません!』


雪歩『その割りには手がクリームで…』


エミリー『これは痒み止めです!』


雪歩『まぁまぁ、お茶でも飲んで…』


エミリー『おや、頂きま…ブーッ!』


雪歩『エミリーちゃん!?』


エミリー『何ですかこれは!?』


雪歩『ああっ!スライムと間違えた!?』




エミリー『きゅー…』


バタン


雪歩『え、エミリーちゃん大丈夫!?』


雪歩『119、119…』


ガチャ


雪歩『もしもし、あの…』


バッ


エミリー『代わってください!』


雪歩『奪われた!』


エミリー『もしもし、頭のおかしい人が一人…』


雪歩『駄目だよエミリーちゃん!』


エミリー『なんと!』


雪歩『二人にしなきゃ!』


エミリー『了解しました!』


雪歩『もう限界ですっ!』


エミリー『いい加減にしましょう』


「「どうも、ありがとうございました」」






※二人はもっとまともです



P「いやー、いいもんみれたわ」


エミリー「は、はしたない…!」


雪歩「これでよかったのかなぁ…?」


小鳥「縛られたエミリーちゃんhshs」


奈緒「いやー、漫才って言うたら【安価下3】やろ!」


トリオでもええんやで?

ボケと突っ込みが分かりにくいと迷走します(断言)

AS勢は可?

かなしほ

昴と百合子

春香と桃子

ASでもよかったんやで

安価把握、これはすばるんボケですわ

↓書いたもの
P「あんぱん」
百合子「765事務所探偵倶楽部第一話!」美奈子「もっと食べたい」
【ミリマス】ぷっぷかにゃんにゃん
【ミリマス】ヌードルシホンヌ
【ミリマス】茶柱ドリル
【ミリマス】「横山奈緒と徳川まつり」

エミリーのツッコミが貴音のセリフっぽくて、
貴音にツッコミを指南してもらうエミリー想像したらほっこりする

乙です

しまった・・・・ドリル忘れてた
改めて乙

http://i.imgur.com/fgzrCwA.jpg
http://i.imgur.com/Hsk4lXl.jpg

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