【艦これ】提督「目が覚めたら女になってた」比叡「その4です、お姉様!」【安価】 (423)

・はじめに

艦これの二次創作です
提督がヒロイン。のはず
キャラ崩壊してる可能性があります
エロ要素含んでます
このスレは前スレの続きとなっております

前スレ
【艦これ】提督「目が覚めたら女になってた」大鳳「その3です♪」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420453425/)

以上の点をご留意ください

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1420646428

~十二日目終了~

提督への好感度

龍驤 495 ☆ 29
秋月 450 ☆ 83
瑞鶴 288 ☆ 40
雲龍 221 ☆ 35
まるゆ 214 ☆ 8
翔鶴 162 ☆ 9
金剛 105 ☆ 28
浜風 78
鳳翔 71
榛名 46
間宮 42
浦風 40
瑞鳳 33
夕張 22
利根 21
鈴谷 16
あきつ丸 10
長月 8
磯波 7
夕立 5
長門 3
明石 2

パーソナル値
-59

欲情度
37

病みポイント

榛名 1
長門 1

キリが良いので、今日はここまで

比叡にした理由は、ここで龍驤か秋月使っちゃうと、その艦娘でのエンディング以外認めてないみたいな風潮を避けるため

ただ、立ててから榛名にすりゃ良かったと思いました(掌クルー)

それでは、お付き合い有り難うございました
お疲れさまです

書き忘れ

~所持アイテム~
・精神安定剤
ヤンデレ状態の艦娘を通常状態に戻す(エンディング時にしか使えません)
※あくまで精神状態を戻すだけです

提督が使用すると欲情度を0にする

・明石の特製媚薬
艦娘に使用すると好感度を100上昇させる。その後、強制的に夜戦に突入する

提督が使用すると欲情度を100にする

明石の特典を思い付いたので置いておきますね
これらのアイテムは提督の部で使用可能です
簡単な話、エロゲによくありそうなやつ
一回しか使えないけど、終盤だから遠慮なく使おうね

昨日はアニメ見る為にやめた訳ではなかったんですが、今日はアニメかってコメントが目に入ったので見ました

榛名が可愛かったから、もっとメインに押し出してくだしあ!
お願いします!なんでもしますから!
あんなんじゃ満足出来ないよ!

前スレ>>1000については、全く意図してなかったので、特典はなしです。すまんな

十三日目
↓2 本日の秘書艦
↓4 朝の部の艦娘

提督「頭が痛い」

秋月「大丈夫ですか、司令」

提督「あー、うん。ただの二日酔いだから」

秋月「お身体をちゃんと労ってくださいね?」

提督「身体の影響かなあ。そんなに飲んだ覚えはないんだけど」

秋月「お酒、美味しくなかったんですか?」

提督「少なくとも、ロックはキツかったね……。殆んどを烏龍茶とかで割ってたよ」

秋月「……そうでしたか」

瑞鶴「おはようございますっ!」

提督(頭に響く)

秋月「司令は二日酔いなので、静かにしてください」

瑞鶴「……そんなのでお仕事大丈夫なの?」

提督「まあ、秋月が居るから」

瑞鶴「ふーん?」

秋月「ご用件はなんですか」

瑞鶴「↓3&秘書艦離脱判定」

乱入判定
↓1 龍驤、まるゆ
↓2 雲龍、翔鶴
↓3 金剛

瑞鶴「デートしようか、提督」

秋月「……は?」

瑞鶴「外の風に当たって、少し落ち着いてから仕事をした方が捗ると思うんだけど」

提督「……一理ある?」

秋月「却下です」

瑞鶴「アンタには聞いてないわよ。私は提督さんに聞いてるの」

秋月「……司令が許可したとして、私が許すとでも?」

瑞鶴「みっともない独占欲ね。ここで争ったら、提督の体調が更に悪くなるだけよ。頭痛に悩んでる隣で騒がしくされるとか、たまったもんじゃないでしょ」

提督「あー……せっかくの誘いだし、外に行きたいかなあ?」

秋月「司令……」

瑞鶴「せっかくだから、アンタも誘ってあげる」

秋月「……いえ。私は少しでも仕事を進めておきますので」

瑞鶴「そ。優等生ね。……溜め込んでばかりだと、アンタもいつか壊れるわよ」

提督「ん……?」

瑞鶴「なんでもなーい。じゃ、行きましょ、提督さん」ムギュッ

提督「ちょ、なんで引っ付くのさっ」

瑞鶴「そういう気分なのっ♪」バタン

秋月「……もう手遅れかもしれませんよ、瑞鶴さん」

↓1 好感度判定
↓2 パーソナル値判定

パーソナル値がやっと減ってきた感

好感度判定
24÷2=12

パーソナル値
-64

欲情度
37

昼の部
↓3 艦娘

乱入判定
↓1 龍驤、瑞鶴
↓2 雲龍、まるゆ
↓3 翔鶴、金剛

提督「ただいま」

龍驤「お帰りやで」

秋月「お帰りなさい」

まるゆ「お帰りですぅ」

提督「……えっ?」

龍驤「うちは単なる手伝いや。気にせんといてくれ」

秋月「とても助かってます」

まるゆ「隊長さんの為なら、このくらい! ですっ!」

秋月「たまにドジって散らかされますが、助かってます」

龍驤「何度か邪魔されて、沈めようとしてたけどな」

まるゆ「まるゆ、隊長さん以外に沈められるのは不本意なのです」

龍驤「こいつもこいつで、素で煽りよるからな」

提督「お願いだから、陸で争わないで……」

春雨「こんにちは、司令官!」

提督「およ。いらっしゃい」

龍驤「ほら、仕事はうちらに任せて、秘書艦の仕事をやりなはれ」

秋月「言われなくても」

春雨「お時間宜しいですか?」

提督「大丈夫だよ」

秋月「ご用件お伺いします」

春雨「↓2&秘書艦離脱判定」

春雨「あ、あの……仕事の手伝いに」

秋月「手伝い、ですか」

龍驤「要らんわ」

春雨「えっ……」

提督「ちょ、龍驤! 幾らなんでも酷すぎるよ」

龍驤「要らんもんわ要らん。足手まといや」

秋月「そうですね」

提督「秋月まで!」

春雨「う……。そ、そうです……か……」ウルウル

まるゆ「ここはまるゆだけで十分なのです!」

龍驤「それはないわ」

まるゆ「そんなあ~」

秋月「こほん。ですので、貴女は司令と遊びにでも行ってください」

春雨「え……?」

龍驤「適材適所って言葉があってな。どうも、そこの人は息抜きが足らんねん」

提督「……はい?」

まるゆ「隊長さん、まるゆとも遊びましょう」

龍驤「黙っとき」

まるゆ「はい」

秋月「まあ、そういう事です。私達を手伝いたいと言うなら、司令の面倒を見てください」

提督「扱いが酷くない?」

春雨「……は、はいっ! 春雨、任務了解しました!」

↓1 春雨好感度判定
↓2 龍驤好感度判定
↓3 まるゆ好感度判定
↓4 パーソナル値&春雨病み判定

なんだこの春雨の好感度の上がり方

好感度判定
春雨
90÷2=45

龍驤
7

まるゆ
1

パーソナル値
-66

欲情度
37

夜の部
↓3 艦娘
乱入判定は同じ

提督「……ただいま」

秋月「お疲れさまです、司令」

提督「駆逐艦って元気だよねえ」

秋月「それを駆逐艦の私に言いますか」ニガワライ

提督「春雨に連れられて、白露型の子達と遊んでたんだ」

秋月「……あそこはなんと言うか、極端な子ばかりですので」

提督「まあ、楽しかったんだけどね」

龍驤「んー、さっきより良い顔になっとるやん」

提督「心地の良い疲れってやつだにぃ」

龍驤「リフレッシュ出来たんなら、春雨に任せて正解やったな」

秋月「そうですね。子供は純真ですから」

龍驤「うちから見たら、秋月も子供に見えるけどな」

秋月「……そうですか? そうかもしれませんね」

龍驤「否定せーへんのか」

秋月「ええ。この独占欲や我が儘は、確かに子供が抱える気持ちに、似てますから」

龍驤「そうかい。ああ、ついでや。頼まれ事を聞いてくれへんか」

提督「なに?」

龍驤「↓2&秘書艦離脱判定」

龍驤「一緒に飯でも食べへんか?」

提督「さすがにそろそろ仕事をしないと」

秋月「終わりましたよ」

提督「えっ?」

秋月「終わりました。後は司令の承認待ちの書類が幾つかありますが、ご飯を食べながらでも出来るようなものです」

龍驤「まー、うちらの実力ならこんなもんや」

提督「……ほえー、凄いねぇ」

秋月「貴女に誉めて貰うために覚えた事ですから」

龍驤「これで背負ってる荷が軽くなるなら、幾らでもやったるわ」

提督「あはは……。いつか頭が上がらなくなりそうだにぃ」

龍驤「ま、そういう訳で、間宮にでも行こうや」

秋月「私もお供します」

提督「そだね。有り難う、二人とも」

龍驤「問題あらへんあらへん」

秋月「はい。これくらいなら、なんともないです」

↓1 好感度判定
↓2 パーソナル値判定

上位六人が出る時はヤンデレ乱入が起きない呪いでもあるんですかね

好感度判定
34÷2=17

パーソナル値
-75

欲情度
37

提督の部
↓3 艦娘
↓5 理由

提督「秋月」コンコン

秋月「どうぞっ」

提督「お邪魔します」

秋月「し、司令。本日はどの様なご用件でしょうか?」ソワソワ

提督「んー、今日はこれを使おうかと思って」チャキッ

秋月「薬……ですか?」

提督「そ。これを使って、秋月を沢山愛してあげるね」

秋月「はいっ。司令の愛、私に存分に注いでください」



秋月「ひゃぅんっ! やらっ、しれぇっ、これっ、これぇっ!」

提督「……明石特製はダテじゃないね、ホント」

秋月「はぅぅんっ、こわれ、こわれちゃ、んあぁぁぁっ!」

提督(ゾクゾクしてきた)

秋月「ひっ! やめっ、いまっ、イッた、ばかりっ、んあぁっ! しれぇっ、や、ほんと、だめぇっ!」



秋月「…………」

提督「あの……ごめん、ね?」

秋月「途中で止めてって言いましたよね?」

提督「秋月が可愛かったから、つい……」

秋月「……では、次はこちらの番ですね」ガバッ

提督「やんっ。優しくしてね?」

秋月「約束は出来ません」

↓1 好感度判定
↓2 一日終わりのパーソナル値判定
↓3 一日終わりの欲情度判定

提督日記 十三日目

二日酔いってキツい。
そう思った。

提督への好感度

秋月 581 ☆ 105
龍驤 519 ☆ 40
瑞鶴 300 ☆ 44
雲龍 221 ☆ 35
まるゆ 215 ☆ 9
翔鶴 162 ☆ 9
金剛 105 ☆ 28
浜風 78
鳳翔 71
榛名 46
春雨 45
間宮 42
浦風 40
瑞鳳 33
夕張 22
利根 21
鈴谷 16
あきつ丸 10
長月 8
磯波 7
夕立 5
長門 3
明石 2

パーソナル値
-84

欲情度
4

病みポイント

春雨 1
榛名 1
長門 1

秋月のヤンデレエンディングが開放されました。
秋月に精神安定剤を
1.使う
2.使わない

↓1 から先に三票入った方を

では、使わないエンドで
エンディングは後で纏めて

スレが勿体無いので、パーソナル値-100なるまで続けましょうかねー

秋月のヤンデレエンディングを経たので、秋月がヤンデレではなくなりました

十四日目

↓3 本日の秘書艦
↓5 朝の部の艦娘

秋月の扱い悩んだけど、こうなるなら秋月自体を終了まで出さない方針に変えます

今回は安価を下にずらしますね

大淀「提督、今日の秘書艦は私が務めさせていただきます」

提督「了解。宜しくね」

大淀「昨日は息抜きを存分にしたと聞きました」

提督「そだね。だから、今日は頑張るよ」

大淀「いえ。あまり張り切りすぎるのも良くないかと」

提督「……そうかな?」

大淀「ええ。幸い、秘書艦なら慣れてますし、自分のペースでやっていきましょう」

提督「……頼もしいや」

間宮「おはようございます」

提督「おはよ」

大淀「お仕事は宜しいので?」

間宮「朝はそこまで忙しくないので」

提督「なるほど」

大淀「では、ご用件をお伺いしますね」

間宮「↓3&秘書艦離脱判定」

乱入判定
↓1 龍驤、瑞鶴
↓2 雲龍、まるゆ
↓3 翔鶴、金剛

間宮「提督が疲れていると聞いたので、栄養がありそうな料理を作ってきました」

大淀「執務室での食事は……」

間宮「あ、すみません!」

提督「いや、良いよ。せっかくだから、大淀も一緒に食べよう」

大淀「ですが……」

雲龍「堅いわね。せっかく私達が運んできたんだから、ご相伴に預かりなさい」

提督「私達?」

翔鶴「私も居るんですよ、提督」

間宮「一人で運べそうにないなあって思ってたら、通りがかった二人が手伝ってくれるとの事でしたので」

大淀「……量が一人分には見えませんね」

提督「うん」

雲龍「だから、貴女も食べるのよ、大淀」

大淀「……仕方ありません」

提督「有り難う、間宮さん」

間宮「いえいえ」

↓1 間宮好感度判定
↓2 雲龍好感度判定
↓3 翔鶴好感度判定
↓4 パーソナル値&間宮病み判定

雲龍さんがやりますねえ

好感度判定
間宮
37÷2=19

雲龍
9

翔鶴
4

パーソナル値
-84

欲情度
4

昼の部
↓3 艦娘

大淀「お昼ですね、提督」

提督「そんな時間にいつのまにかなってたのね」

大淀「はい」

提督「朝、食べすぎたからねえ……」

大淀「そうですね……。昼御飯、私も少なくしよう」

まるゆ「隊長さんっ」

提督「ん、まるゆか」

まるゆ「はいっ。まるゆです!」

龍驤「……ん、さすが大淀やな。仕事の早さと的確さで右に出るもんはおらんな」

大淀「いえ、私もまだまだですので」

提督「そんな事ないよ。助かってる」

大淀「あ、有り難うございますっ!」

まるゆ「隊長さん、まるゆも誉めて欲しいです!」

龍驤「別に何もしとらんやろ」

提督「まあまあ……」ナデナデ

まるゆ「んふふー」

龍驤「ま、今日もうちから言いたい事あるんやで」

大淀「なんでしょうか?」

龍驤「↓2&秘書艦離脱判定」

龍驤「遊びに行こうや」

提督「最近、遊んでばっかで他の子に申し訳なく」

大淀「あら、私は大丈夫ですよ?」

提督「ぐぬぅ……」

まるゆ「まるゆも付いていって良いですかぁ?」

龍驤「かまへんかまへん」

大淀「それにお仕事の残り的に、後少しで終わりそうなので。提督が居なくても一時間程で全部終わりますよ」

提督「そう……? 大淀も、終わったらそのまま自由にして良いからね?」

大淀「了解しました。それでは、提督。お気をつけて」

龍驤「ま、そんな訳や。善は急げやで」

まるゆ「隊長さん、まるゆと思い出沢山作りましょうね」

提督「……仕方ない。とことん楽しむとしようかな」

↓1 龍驤好感度判定
↓2 まるゆ好感度判定
↓3 パーソナル値判定

豊胸豊胸言ってた龍驤さんが……

好感度判定
龍驤
86÷2=43

まるゆ
2

パーソナル値
-81

欲情度
4

夜の部
↓3 艦娘

提督「久しぶりの一人の執務室」

龍驤「と見せかけてうちもおる」

提督「最近気づいたんだけどさー」

龍驤「なんや?」

提督「まるゆも病んでる?」

龍驤「……せやな」

提督「そんな気がしてたんだよねー、何かと隊長さん隊長さんって寄ってくるし」

龍驤「まあ、実害ないならええんとちゃう?」

提督「……そうだね」

球磨「球磨だクマー」

提督「よく来たね」

球磨「提督が居ないから暇だったんだクマ」

提督「そうなの?」

球磨「そうクマ」

龍驤「それで、帰ってきたから突撃してきたんか」

球磨「クマ」

提督「語尾で返事しないの。それで、何か用事?」

球磨「↓2」

球磨「部屋に来て欲しいクマー」

提督「球磨型の部屋ねえ」

龍驤「姉妹達は?」

球磨「多摩達はお出掛けクマ」

提督「あっ……」

龍驤「……何も言うまい」

球磨「二人が考えている様な事は一切ないクマ」

提督「まあ、行くのは良いけど、部屋で何するの?」

龍驤「せやな。気になるわ」

球磨「↓2」

球磨「ゲームの相手をして欲しいクマ」

提督「なるほど」

龍驤「なるほどちゃうわ!」

球磨「もう妹達では満足出来なくなってしまったクマ」

提督「それで、頼みにきたと」

球磨「クマ。聞けば、提督。中々にヤれる方だと」

提督「昔の話だにぃ」

球磨「それでも、培った経験はきっとまだ残ってるクマ」

提督「まあ、久々にやるのも吝かではないね」

球磨「そうこなくっちゃクマ♪」

龍驤「話がどんどん進んでく」

提督「ちなみに何のゲーム?」

球磨「北斗の拳クマ」

提督「バスケか……」

龍驤「バスケやな……」

↓1 球磨好感度判定
↓2 龍驤好感度判定
↓3 パーソナル値判定

石狩鍋は鍋を自作するのか、料理を作るのかどっちなんだ……

好感度判定
球磨
12÷2=6

龍驤
8

パーソナル値
-86

欲情度
4

提督の部
↓2 艦娘
↓4 理由

媚薬はもうないです

提督「瑞鶴」コンコン

瑞鶴「あら、提督。いらっしゃい」ガチャ

提督「お邪魔します」

瑞鶴「何か用なの?」

提督「夜戦のお誘いに」

瑞鶴「ふぇっ!?」

提督「言われるのには弱いんだ。意外だにぃ」

瑞鶴「や、ややや夜戦って、即ちそういう」

提督「うん」

瑞鶴「そう……」

↓1コンマが0~4で夜戦開始。5~99で出来ず

瑞鶴「提督さんの事は好きだけど、ごめん」

提督「そっか」

瑞鶴「うん。もっと早く言ってくれたら、捧げても良かったんだけどね」

提督「うんにゃ。その気のない子を無理矢理襲う気はないよ」

瑞鶴「違うの。そうじゃない」

提督「うん?」

瑞鶴「私は、翔鶴姉を裏切りたくないだけなの」

提督「……あー」

瑞鶴「翔鶴姉の気持ちを知ってしまったから。知る機会があったから。だから、私はもうここで足止め」

提督「よしよし」ナデナデ

瑞鶴「今度はちゃんと翔鶴姉も誘いなさいよ。それなら、してあげない事もないんだから」ギュッ

提督「了解っと」

↓1 好感度判定
↓2 一日終わりのパーソナル値判定
↓3 一日終わりの欲情度判定

提督日記 十四日目

今日は平和だった。
明日も平和だったら、嬉しい。

提督への好感度

秋月 581 ☆ 105
龍驤 570 ☆ 54
瑞鶴 337 ☆ 48
雲龍 230 ☆ 44
まるゆ 217 ☆ 11
翔鶴 166 ☆ 13
金剛 105 ☆ 28
浜風 78
鳳翔 71
間宮 61
榛名 46
春雨 45
浦風 40
瑞鳳 33
大淀 27
夕張 22
利根 21
鈴谷 16
あきつ丸 10
長月 8
磯波 7
球磨 6
夕立 5
長門 3
明石 2

パーソナル値
-91

欲情度
14

病みポイント

春雨 1
榛名 1
長門 1

十五日目
↓3 本日の秘書艦
↓5 朝の部の艦娘

龍驤「おはよーさん」

提督「おはよ」

龍驤「快復したか?」

提督「ばっちりだね」

龍驤「そりゃ何よりや」

提督「このまま元気に元通り。ってなれば良いんだけどにぃ」

龍驤「なるやろ」

提督「……そうだね」

瑞鶴「おはよーございますっ」

龍驤「朝から元気溌剌やの」

瑞鶴「朝だからこそ元気なのよ」

龍驤「なんやそれ」

瑞鶴「それに提督さんを振り向かせるには、アピールも沢山しないといけないし。……あんまり胡座かいて余裕ぶってるとかっさらっちゃうからね?」

龍驤「……やれるもんならやってみぃや」

提督「瑞鶴は何の用なのかな?」

瑞鶴「↓3&秘書艦離脱判定」

乱入判定
↓1 雲龍、まるゆ
↓2 翔鶴、金剛

瑞鶴「お仕事の手伝いにきたの。早めに終わらせたら、自由時間も増えるでしょ?」

提督「そうだね」

瑞鶴「という訳で頑張ろう」

雲龍「そうね」

龍驤「相変わらず、神出鬼没やの」

雲龍「提督の居るところに私ありよ」

提督「それはそれで怖いけど」

雲龍「大丈夫よ。見てるだけで何もしないわ」

瑞鶴「よく我慢出来るわね」

雲龍「貴女と違って、視界に入れるだけで幸せなの。触れてもらえなきゃ愛を感じないのは、感性が子供と言ってるようなものよ」

瑞鶴「……えっ? なに、喧嘩売られたの?」

龍驤「落ち着きーや。仕事手伝うんちゃうんかい」

瑞鶴「くっ、仕方ないわね……」

雲龍「まあ、私も暇だしやるだけやるわ」

提督「ありがと」

↓1 瑞鶴好感度判定
↓2 雲龍好感度判定
↓3 パーソナル値判定

提督の部で、瑞鶴もしくは翔鶴選択時のみ、二人纏めて選んでも構いません

好感度判定
瑞鶴
46÷2=23

雲龍
4

パーソナル値
-94

欲情度
14

昼の部
↓3 艦娘

金剛「提督ぅー! 私に会いに来ないとは、どういう事デース!」バン

龍驤「仕事中やからな」

金剛「チンチクリンには聞いてないデース! 提督ぅ、仕事と私、どっちが大切なんデスカ!」

龍驤「ちんちく……やと……?」

提督「金剛に悪気はないだろうから、抑えて……」

龍驤「なお質悪いわ!」

金剛「提督ぅ、提督が望むなら、全てを捧げる覚悟はあるんダヨー? きっと、誰と居るよりも、私と居た方が幸せネ!」

龍驤「くっだらんわ。そんな押し付けがましい愛なんて、ありがた迷惑でしかないやろ」

金剛「自分の気持ち押し殺してまで、善人ぶる龍驤には言われたくないデース!」

龍驤「コイツ……」

提督「二人とも抑えて抑えて」

金剛「私は自分の気持ちには素直デス。最近は瑞鶴も積極的と聞きマシタ。それでも、youのお尻はfireしませんカ?」

龍驤「うっさいわボケ」

提督「そ、それより金剛さんは何か用事があったんじゃないんですかっ?」

金剛「↓2&秘書艦離脱判定」

金剛「セクハラさせてくだサーイ!」

龍驤「んなもんやらせる訳ないやろ」

金剛「なんで止めるんデスカ? 私は好意をぶつけてるだけデス」

龍驤「認められへんからや」

金剛「理由になってないデスネ。人の恋路を邪魔する存在は馬にキックされて、go to hell してしまうんデスヨ?」

龍驤「うっさい言うとるやろ」

提督「り、龍驤?」

龍驤「認められへんねん、それは」

金剛「……そうデスカ。最後まで素直にならないんデスネ、貴女は」

龍驤「……時が来れば、うちだって覚悟決めるわ」

金剛「なら、今の私は止められまセンネ」

龍驤「せやろな」

金剛「せめてもの情けデス。一撃でgoodnight」

提督「ちょっ!」

ドーン!

金剛「……セクハラの気分じゃなくなりマシタが、言ったからには触りマス」
 
提督「……龍驤」

金剛(本音を言えば、私を見て欲しいデス)

↓1 好感度判定
↓2 パーソナル値判定

榛名推しニキ頑張れ(小声)

好感度判定
78÷2=39

パーソナル値
-102

欲情度
14

夜の部
↓1 取り忘れた欲情度判定
↓2 艦娘
↓4 理由

まるゆ「隊長さん隊長さん」

提督「こんばんは」

まるゆ「こんばんはですっ!」

提督「どうかしたの?」

まるゆ「晩御飯はもう食べましたか?」

提督「まだだね」

まるゆ「じゃあ、一緒に食べましょう!」

提督「いいよー」

まるゆ「やった! 崇高な隊長さんの口に合うか分かりませんが、まるゆ一生懸命作ります!」

提督「……ん?」

雲龍「止めましょう。あの子に料理をさせてはいけないわ」

提督「いつの間にって聞くのも野暮かな」

雲龍「最初からよ」

提督(気配すらなかったけど)

雲龍「あの子の事だから、腕一本くらいなら入れかねないわ」

提督「怖すぎる」

雲龍「どうせ入渠すれば治るから」

提督「そういう問題!?」

雲龍「それに、潜水艦は痛みになれてる子が多いのよ」

提督「ま、まるゆー。今日は外で食べましょ」

まるゆ「えー……隊長さんの為に、頑張って覚えたんですよ?」

提督「お、お腹減っちゃって。すぐに食べたい気分なの!」

まるゆ「仕方ないですぅ……。ーー雲龍さんの入れ知恵ですかあ?」

雲龍「さあ。なんの事かしら」

提督「ほら、行こう! すぐ行こう!」

↓1 まるゆ好感度判定
↓2 雲龍好感度判定
↓3 パーソナル値判定

榛名がひたすらニアピンで、これもう逆に狙ってんじゃないかなって思いました

好感度判定
89÷2=45

パーソナル値
-102

欲情度
26

提督の部
↓2 艦娘
↓4 理由

夜戦判定を先にしておきます

↓2 コンマ0~26で夜戦

チッ……
鶴姉妹のエンディング時に書きます
なので、今はカットだ

↓1 瑞鶴好感度判定
↓2 翔鶴好感度判定
↓3 パーソナル値判定

提督日記 十五日目

これにて、この物語はおしまい。

提督への好感度

龍驤 647 ☆ 61
秋月 581 ☆ 105
瑞鶴 459 ☆ 63
まるゆ 262 ☆ 20
雲龍 234 ☆ 48
翔鶴 204 ☆ 21
金剛 144 ☆ 36
浜風 78
鳳翔 71
間宮 61
榛名 46
春雨 45
浦風 40
瑞鳳 33
大淀 27
夕張 22
利根 21
鈴谷 16
あきつ丸 10
長月 8
磯波 7
球磨 6
夕立 5
長門 3
明石 2

パーソナル値
-103

欲情度
0

病みポイント

春雨 1
榛名 1
長門 1

エンディングについてですが

レス数に余裕があるので、まるゆ以外は書きます
まるゆは……すまん……。なんと言うか、すまん……

精神安定剤を龍驤
1.使う
2.使わない

男に
3.戻す
4.戻さない

二つ選んでください
↓1から先に三票

精神安定剤については、全員分聞きます。在庫無限と思ってくださって構いません

龍驤に精神安定剤を使わないで男に戻すで決定しました

瑞鶴は後回し

雲龍に精神安定剤を
1.使う
2.使わない

男に
3.戻す
4.戻さない

↓1から三票でどうぞ

>>229
2が三票
3が一票
4が二票
で使わない戻さないじゃないの?

雲龍も使わないで男に戻すに決定しました

翔鶴も後回し

金剛に精神安定剤を
1.使う
2.使わない

男に
3.戻す
4.戻さない

↓1から先に三票お願いします

↓から三票ではなく、三票入った順に締め切りという意味でした。説明足らずですみません

とりあえず、続けます
>>237さんの取り方にしても、龍驤が使わない戻さないになるだけですかね

瑞鶴と翔鶴
1.分ける
2.分けない

精神安定剤
3.使う
4.使わない

男に
5.戻す
6.戻さない

↓1から三票入った順に締め切ります

助言に従って単発抜きました

結果
龍驤
使わない戻さない

雲龍
使わない戻さない

金剛
使わない戻さない

鶴姉妹
分けない使わない戻さない

になりました
お付き合い有り難うございます

秋月は申し訳ないですが、唯一のヤンデレ値オーバーなので、こっちで料理します

正直、3Pは男の方が書きやs……

一人くらい正気に戻るかなって思ったけど、そうか純愛は前二回で散々やったのか

そんな訳で、今日はここまでです
エンディングは書き溜めしてきます
暫くはひっそりゆったり更新になるかと思います。多分、このままsage進行で最後まで

それでは、お付き合いしてくださり、誠に有り難うございました

「こんな時間に呼び出して、何か用かいな」

「……今までの非礼を詫びようかと」

鎮守府の倉庫の影で、二人の少女が対面する。

「へえ? 丸くなったもんやなあ」

「そうですね。確かに前の私の視野狭窄でした。本当に迷惑を掛けたと思います」

時刻は深夜。空に月がなければ、外灯の明かりもそこには届かない。

「ええってええって。これから気を付けてくれれば、それで。ほな、仲直りの握手でもしようか」

「はい。でも、もう迷惑は掛けないと思いますっ♪」

「……? あ、うちだけでなく何人かの子にも、ちゃんと同じ事するんやで?」

「勿論ですっ!」

笑み浮かべながら近づいてくる少女。そして、何の疑いもなく差し出された手。
そんな彼女に笑顔返しつつ、その手を一瞬でーー跳ねた。

「……は?」

「ちゃんと、龍驤さんと同じ事を皆さんにもしますよ」

悲鳴はあげさせない。例え、手慣れてなくても艦娘としての力があれば、喉笛を掻き斬る事に手間取りはしない。

「ほら、これでもうーー迷惑は掛からないでしょう?」

血濡れた包丁片手に笑う。
返事はない。
そうさせた。
後はバラバラにして、用意したドラム缶に詰め込み、海に流すだけ。

「あっはっ♪簡単でした! 簡単でしたよっ!」

人殺しの禁忌に触れた事への嫌悪感はない。
あるのはひたすらの爽快感。

「これで、司令は身も心も私のものですね。貴女は海の底で、魚に啄まれながら見ていなさい」

何度身体を重ねても、決して許されなかった唇。
何度身体を重ねても、決して奪えなかった心。

とてもとても、目障りだった。

だが、もうその少女はこの鎮守府には存在しない。
その少女であったモノに凶器を振り下ろす事でバラバラにしていく。

砕いているのは少女ではなく、あの人の心かもしれない。
だが、自分に振り向かない心ならば、壊れてしまった方が良い。
そうして、壊れたあの人に自分がずっと寄り添うのだ。

元より、お互いに依存しきった関係。
今更溺れた所で、なんら変わりはない。
狭まった視野に映る世界で、自分とあの人が居れば、どうして広げる必要があるのか。

「ああ、中身がなくなると人ってこんな軽くなるんですね」

ドラム缶に少女だったものを詰め込み、海へと蹴り入れる。
中身の軽さから、海面漂うように浮いてはいるが、ある程度海水が内部に入れば、後は自重で沈むだろう。

「さて、このままでは潜水艦の子に見つかってしまいます。口封じ……いえ、口外しない様に約束して貰わないといけませんねっ」

紅に染まった少女は笑う。
疾うの昔に彼女は壊れていた。

~後日談~

「遠征任務が完了した」

「ご苦労様です」

「……」

「どうかしました?」

「い、いや、その……提督は、まだ?」

「……そうですね」

「……そうか。また何かあれば言ってくれ」

「はい」

執務室の扉を開けて、報告を済ませた長門が出ていく。
秋月はそれを見送った後、時計を見やる。

「今日の業務は終了で良いかな? あー、疲れたあ」

時刻にして二十二時。
凝り固まった筋を解すように伸びを一回。
椅子から離れ、執務室の鍵を閉めてから向かう先は提督の私室。

「秋月、ただいま戻りました」

返事はない。
だが、ベッドの上には人影があった。

「あ、司令。私が作った夜ご飯そのままじゃないですかっ。ちゃんと食べてくださいよ」

それは病院にあるような介護ベッド。リクライニング機能がついたそれは、負担のない姿勢で青年をベッドに座らせる。

「もう。司令は本当に私が居ないとダメなんですから」

光のない瞳で虚空を見つめる青年は答えない。
だがそれは、彼女にとって普段の日常と変わらない。

「んっ、しょ……」

だから、やることはいつもと全く変わらない。
足を伸ばす青年の太股の上に腰かけると、彼の為に用意したお握りを一口だけかじる。

「んぐんぐ……んんっ♪」

よく租借して唾液を絡めつつ、彼の口を指で軽く開き、口付けた。

「んむ、ちゅっ……んん、ぁんっ……」

流し込む。心が死んでも身体は生を求めるのか、離乳食に近いそれを彼は喉を鳴らして飲み込んでいく。

「あんっ♪ ふふっ、相変わらず元気一杯ですね。でも、まだダメですよ。お預けですっ」

繰り返す事、数度。秋月の献身的な奉仕に提督の身体が反応する。
彼女の臀部を下から押し上げる形で、それは存在を主張する。

「ぅん……ふっ、んんっ、んむっ」

だが、食事が終わっていない。
少女は自分の腰を擦り付けるように揺らしつつも、口移しでご飯を与えていく。

「んぁ、やっ……。ふふ、私が欲しいですか?」

挑発めいた光を瞳に宿しつつ、提督を上から見下ろす。
その虚ろな目に映るのは、蠱惑的な表情浮かべる秋月だけで。

「んふっ。良いですよ。そろそろ私も我慢出来なくなりました」

この瞬間だけは間違いなく、世界に二人だけしか存在しない。

「んっ、あ……んあぁぁぁぁっ!」

十分に慣らしたとは言えない。
だが、それでも一刻も早く彼を感じたかった。
全て収まってしまえば、ひりひりとした痛みすら心地よく、軽く仰け反ってしまう。

「あんっ、ん、ぅんっ、んっ……ぁんっ」

緩慢に腰を揺らす。
自分の中で異物が暴れまわる感覚。
奥を小突かれる度に堪えきれない声が漏れる。

「やぁっ、んん、んぁっ、あぁんっ!」

腰を振る速度が上がる。
心なしか彼に下から突き上げられてる錯覚。

「しれぇっ、なか、なかにっ、くだっ……くださいっ! しれぇ、しれぇっ!」

彼の首に腕を巻き付ける。
あれほど遠かった唇。
一度貪ってしまえば、なんと近いものか。

「んんっ、やぁっ、んむっ……んんんんぅぅぅっ!」

唇交わして絶頂する。
それと同時、お腹の辺りに温もりが流れ込んでくる。
その脈動は少しの間、続いた。

「あはっ、一杯出ましたね。赤ちゃん出来たら、どうしましょう」

抜かないまま、青年の身体に寄りかかる。
言葉とは裏腹に表情は満足感に満ちている。

「えっ? 何を言ってるんですか、司令!」

静かな部屋に少女の声だけが響く。

「でも、確かにそれも良いかもしれませんね」

穏やかに笑う少女は気付かない。

「司令と私の子供なら、きっとーー」

一度壊れてしまえば、二度と戻れない事に。

ーー誰よりも幸せになりますよ。

真面目な文章は考えるのがしんどいってそれいち

期待に添えられなければすみません。僕の力量不足です
秋月エンドはその4入るまえから構想だけは練ってました。多分、十日目かそこらの秋月と三回目の夜戦した直後のお話

直接的な描写をしてなければ、R15で通るってばっちゃが言ってた
龍驤達のエンドは誰かが死ぬとかそういうのはないです。多分。書いてみなきゃ分かんない

このエンドは少なくとも五人は死んでるんじゃないかな……
地の文なしでほのぼのエンドいけそうな子を次に書こう

前回、ヤンデレ値増えなさすぎたからシステム弄ったら増えすぎた不具合
夜戦しても100越えが病まない様にしたら良かったね(今更)

これなら多分、雲龍と龍驤とまるゆは最後まで病まなかった気がする

提督は壊したかったんでち

雲龍「ねえ、提督」

提督「どしたー?」イソイソ

雲龍「あら。今日はいつの間にとは聞かないのね」

提督「慣れた」

雲龍「そう。少し残念だわ……」

提督「聞かなくても近くに居るって知ってるから」

雲龍「……そ」

提督「それで、用件は?」

雲龍「私のモノにならないかしら、提督」

提督「…………」

雲龍「一蹴しないと言うことは、期待して良いのかしら?」

提督「それは……」

雲龍「ふふっ。ダメよ、提督。前も言ったでしょう? 病んでる子に付け入る隙を与えたら……」

提督「えっ?」

ガン!

雲龍「手遅れになってしまうって」

提督「雲……龍……?」ドサッ

雲龍「私も既に、染まってるんだから。あまりにも無防備な姿を晒すのも考えものよ?」

雲龍「って、もう聞こえてないわね。ふふっ、これからはずっと一緒よ、提督」

~後日談~

雲龍「提督」

提督「なに?」

雲龍「愛してるわ」

提督「……照れるんだにぃ」

雲龍「今まで言えなかったんだもの。言い足りないくらいよ」

提督「……そっか」

雲龍「周りに遠慮する必要がないって素敵ね」

提督「秋月と瑞鶴が最後まで食い下がってたけど、急に大人しくなったよねえ」

雲龍「提督の持ってた精神安定剤がとても役に立ったわ」

提督「いつの間に……」

雲龍「夜の間にこっそりと。ま、嫉妬の視線もあれはあれで心地良かったんだけどね」

提督「歪んでるね」

雲龍「それはお互い様でしょう。それに、私にそんな口の聞き方しても良いのかしら?」グイッ

提督「んぁっ、あん……あんまり強く、んっ、引っ張らないでよぉっ」

雲龍「我慢が出来なくなるからかしら?」

提督「……そうだよ」

雲龍「ふふ。はしたない子」

提督「どの口が言うの?」

雲龍「この口よ」

提督「相変わらず、掴み所がないよね」

雲龍「これでも丸くなった方よ。気を張らなくてよくなったから。それに……」

提督「それに?」

雲龍「欲望の捌け口を手に入れたから」

提督「身体が目当てとか最低だにぃ」

雲龍「そう言って期待してるんでしょう?」モミッ

提督「んっ、ふっ……そんな、事……」

雲龍「正直になりなさいな」

提督「ふぁっ! んん、やめっ、ひゃんっ!」

雲龍「あら。嫌なら無理にとは言わないわ」スッ

提督「……え?」

雲龍「何かしら? そんな物欲しそうな顔をして」

提督「…………ください」モジモジ

雲龍「もう一回」

提督「……ってください」

雲龍「聞こえない」

提督「触ってください!」

雲龍「よく出来ました。ご褒美に可愛がってあげる」

提督「はいっ」パァァ

雲龍「私の、私だけの提督。私が死ぬまで、ずっと飼ってあげるわ」

提督「ご主人様の望むままにっ♪」

龍驤エンドを書いていたら、秋月の量を越えた所で話の半分しか進まなかったので、雲龍に路線変更
もっとさくっと纏めたい

雲龍は病んだ方が書きやすい
地の文なくてもいけるやん!(なお、分かりにくい模様)
この提督、首輪つけられてるからね

次は金剛かな。病んでる金剛とかどう扱えば……

「テートクー……」

深夜の侵入者。
熱に浮かされた足は覚束なく、愛しの存在が眠るベッドに近づいていく。

「私、もう我慢出来ませんネー」

穏やかな寝息。
ベッドに乗り上げた際にスプリングが盛大に軋んだが、提督が目覚めた気配はない。
もっとも、そんな事に気を払える程、侵入者の頭は冷静でもないのだが。

「アッハ。テートクってば、美味しそうデース」

暗闇の中でも分かる陶器の様な白い肌。
おそらく、鈴谷や熊野にでも健康的に肌質を維持する方法でも聞いたのだろう。掛け布団の上に投げ出された腕はとても滑らかだった。

「んっ、これがテートクの味デスカ」

剥き出しの腕に舌を這わす。
眠る提督が一瞬だけ肩を揺らした。

「んむっ、ちゅる……んんっ……」

一心不乱に貪る。
舌が通った跡が闇の中で、妖しく浮かび上がった。

「テートク……テートク……」

侵入者の瞳は情欲に支配され潤む。
邪魔にならないように腕をそっと持ち上げると布団を腰の辺りまで剥がした。

「っ、んっ……」

ほんの一瞬、布団から追い出された事により肌寒さを感じたか、提督が息を漏らす。

「テートクも感じてくれてるのデスカ?」

それを勘違いした侵入者は、気を良くする。
視線の下では、浴衣姿で眠る少女。

「ちゅ、んん、あーん……」

首筋に吸い付く。
舌を這わした後、唇で軽く甘噛みする。

「んぁ……んん……?」

その違和感に漸く提督の意識が浮上した。

「あぁ、テートクー……」

「……え? こん……ごう……?」

「アハッ♪ Yes、正解ネ」

寝惚けた頭が徐々に覚醒する。
状況は理解出来ない。だが、このままでは不味いという事だけは理解した。

「ちょ……! んっ、やっ、金剛! だめっ!」

「何がダメなんデスカ? お互いに愛しているなら、問題ないのデース」

「んっ、そんな事、一言も……っあ゛!」

首筋に激痛が走る。
恐る恐る視線を下げると、ギラついた瞳の金剛と目が合った。

「一言も……なんデスカ?」

「ひぃっ!」

その迫力に息を飲む。
先程の痛みは、首に歯を突きつけられたのだろう。
生殺与奪を相手に握られている。今の金剛なら、返答次第では躊躇いなく、自分の首を噛みきる。
そんな確信があった。

「Oh、sorry。恐がらせる気はなかったんデス」

恐怖に支配され、震える身体。
それが伝わったのか、金剛は眉根を下げて謝った。

「ケド、今のはテートクが悪いネー。言って良い冗談と悪い冗談の見分けくらい、ちゃんと見極めて欲しいデス!」

提督の上で無邪気に憤る金剛。
それは、普段の金剛と全く同じで、先程までの気配は微塵も感じられない。

「ご、ごめん……。それで、金剛はこんな時間にどうしたの?」

「テートクと一つになりに来たのデース!」

「……どうして?」

「愛し合ってる者が、身体を重ねるのは当然の事デス」

話にならない。
調子は普段と変わらないのに、全くもって噛み合わない。

「なので、続きをしまショウ!」

金剛の手が胸に伸びる。
それを寸前の所で、止めた。

「あの……今日は遅いし、また今度にしても……」

金剛の暴走の理由は分からない。
それでも、明日になれば普段の金剛に戻っていると信じて、一縷の望みを賭けてみる。

「…………」

見上げた視線と見下ろす視線がかち合う。
金剛の瞳はーー冷えきっていた。

~後日談~

提督日記 〇〇日目

金剛と式を挙げた。
金剛は純白のウェディングドレスにご満悦のようだ。
比叡には妬まれた。
榛名は殺伐としていた。
霧島は補佐に走り回っていた。
幸せに、なれるのだろうか。
不安は沢山残る。
頑張るしかない。

タスケテ


もうヤンデレなんて二度と書かねーでち

後日談に榛名出そうか考えたけど、前半頑張りすぎたのと、雲龍との差をあまりつけたくなかったので、後日談をあっさり気味に

減ったSAN値の為に録画した艦これ一話の、榛名の所だけループしてこようそうしよう

次は鶴姉妹
ふぇぇ、夜戦描写があるよぉ。逃れられないよぉ
コンマめ……仕事しやがって……

提督「瑞鶴、居る?」コンコン

瑞鶴「開いてるわ」

提督「お邪魔します」ガチャ

翔鶴「いらっしゃい、提督」

提督「ん。翔鶴も居たんだ」

瑞鶴「何? 翔鶴姉が居たら不味いの?」

提督「んにゃ。寧ろ丁度良いよ」

翔鶴「……?」

提督「誘うなら翔鶴も一緒にって言われてたからね」

瑞鶴「ぶっ! ちょ、昨日の今日でまた同じ事言いに来たの?」

翔鶴「昨日、瑞鶴に何か言ったんですか、提督?」

提督「夜戦のお誘いを、瑞鶴に」

翔鶴「……へえ」

提督「でも、断られてね。自分だけでなく、翔鶴も一緒じゃないと嫌だって」

翔鶴「瑞鶴ったら……」

瑞鶴「ち、違うの! 別に翔鶴姉に申し訳なかったとかじゃなくて、気分が……そう! 単に気分が乗らなかっただけよ!」

提督「初めては三人が良いって、相当アブノーマルだにぃ」

瑞鶴「な、ななな何言ってんのよ! 変態!」

翔鶴「私達は確かに初めてですけども」

瑞鶴「そ、そうよ! 提督さんは初めてじゃないじゃない!」

提督「……まあ、ねえ」

翔鶴「だから、落ち着いているのかしら?」

提督「ふふふ。これでも結構緊張してるんだよ?」

瑞鶴「そうは見えないわ」

提督「そう? ……それで、瑞鶴の言う通り、翔鶴も誘った訳なんだけど。どうかな?」

翔鶴「……秋月さんの事は宜しいので?」

提督「忘れさせてくれる?」

瑞鶴「私達を選んでくれるのなら」

翔鶴「どこまでも一緒に溺れましょう」

提督「……こんな最低には勿体無い言葉だにぃ」ニコッ

「んっ、あぁっ……やっ、くすぐった……」

先程まで瑞鶴と翔鶴が座っていた布団に横になるや否や、二人の少女がその肢体にむしゃぶりつく。
既に衣服は剥かれ、一糸纏わずとなった提督の全身を、手で指で口で舌で、くまなく愛撫する。

「私達で上書きしないといけないので」

「そうよ。だから、提督さんは大人しくしててね?」

重力で垂れる髪を掻き上げる二人は、どこまでも妖艶に微笑むと、愛撫を再開する。

「んあっ、そこ、んんんっ、だめぇ……」

胸、臍、太股から手の指の先、足の指の間まで、二人の少女に陵辱される。
刺激によって肩が揺れるも、そんな些細な抵抗に少女達は意識を払いはしない。

「んん、んふぅ……ね、ねえ……」

だが、秋月との数回に及ぶ夜戦を経験した身体には、その刺激はやや物足りなかった。

「あら? どうかしましたか?」

「せ、切ないのぉ……も、もっと……」

内腿を擦り合わせる。
上気した頬。それに加えて物欲しげな瞳。

「だーめ♪ 私達を放っておいた責任、取って貰うんだから」

それが幾ら蠱惑的な表情でも、同性相手には効果が薄いか。

「や、やだっ。お願い、もっと激しくして欲しいのっ!」

撫でる様な愛撫再開する瑞鶴に懇願する。
緩すぎる刺激は理性を壊すには十分だった。

「じゃあ……唇貰って良い?」

それは心すら奪うという宣言。

「瑞鶴」

翔鶴が止める。

「別に良いじゃない。結局は、提督さんを私達なしじゃ生きられない身体にするんだし」

「それでも、まだよ。もっと念入りに壊さないと、戻ってくる可能性があるわ」

熱を帯びた思考では、彼女達の会話が理解出来ない。
一つだけ分かったのは、お預けを食らったという事くらいで。

「やぁ、やだやだぁ……。もっと、もっとしてぇっ」

自分で慰めようとして、二人に片手を押さえられる。

「おいたはダメですよ、提督」

「そうそう。どうしてもって言うなら、私達の大事な所、触らせてあげるから」

言いつつ器用に下着を脱ぐ二人。
押さえつけた腕にまたがると、腰を擦り付ける様に前後に動かし始めた。

「んっ、提督さんの腕細いねっ」

「そう、ですね。もっと、ゃんっ、食事を……んぁっ」

愛撫が止まった。
中途半端な所で終わりはしたものの、後は火照りが抜けるだけ。
胸を満たす不満は残るだろうが、いずれ身体は落ち着くだろう。

本来ならば。

「あんっ……でも、この細さが……丁度、いいかもっ……はぁんっ!」

「私達に、んんっ、ぴったりで……あはっ、悪くないっ……んふぅ、ですねっ」

それは拷問に近い。
二人の嬌声が耳を貫く度に、心の奥底で情念が燃え続ける。
秘部からはとめどなく分泌液が溢れている。

触りたいのに触れない。
達したいのに達する事が出来ない。
理性の次に壊れたのは、一体何だったのか。

「全部奪っても良いから、お願いっ。イカせて欲しいのぉっ!」

提督の言葉を聞いた二人が、悪魔の様な笑顔を浮かべた。

「んっ、ちゅ……ちゅる」

「んぁ、んんっ! ぁんっ、んんんっ!」

瑞鶴と唇を貪り合う。
提督の表情は既に蕩けきっていて、翔鶴が身体を撫でる度に喘いでしまう。

「こんなに先を硬くしちゃって……焦らしてごめんなさないね?」

「んんっ! ひゃあっ、あぁんっ! やぁ、らっ、らめぇっ!」

刺激に身体が跳ねる。
その際、瑞鶴と唇が離れ、思っていたよりも大きな声が室内に響いた。

「んっー! んっー! んんんっ! ぁんぅぅぅっ!」

しかし、それも再度すぐに蓋される。
瑞鶴の舌が侵入してきたかと思えば、口内を蹂躙される。

「あは♪ 提督さんの口の中、凄く熱いよ? そんなに翔鶴姉の口と手が気持ち良い?」

「うんっ、はぁんっ、きもち……んあぁっ、やぁんっ!」

「瑞鶴、交代しましょう。今度は私が提督の心を奪う番よ」

「オーケー、翔鶴姉。私が提督さんをイカせてやるんだからっ」

場所を代わる二人。
それをただ眺めるだけの提督。
絶頂に導いてくれるのなら、どちらにされても構わないのだろう。

「提督、失礼しますね? んんっ……」

「んっ、ちゅっ……んふっ! ふぅんっ!」

翔鶴と口づけを交わした瞬間、瑞鶴の指が自分の中に入ってくる感覚。

「んっ、提督っ……提督っ……」

瑞鶴が押し付ける様な熱烈なキスとするのなら、翔鶴のは優しく絡めとる様なキスだろうか。

「ふぁっ! んぁぁっ! んむっ、んむぅぅぅっ!」

半開きの口から堪えきれない声が漏れる。
瑞鶴の指の動きは加速し、だめ押しとばかりに胸に吸い付く。

「あっ、ああんっ! やぁ、も、もうっ……イキそっ……はぅんっ!」

「良いよ、提督さん。好きなだけ乱れちゃって」

「ふふっ。可愛いわ、提督……」

唇離した翔鶴は片手で軽く提督の顔を抑えると、そのまま耳に舌を這わす。

「んんっ、やんっ、ひゃあぁっ、イクっ……イッちゃっ! イッちゃうっ! んぁぁぁぁぁっ!」

耳元で跳ねる水音に、まるで脳髄犯されている錯覚。
翔鶴の空いた手が乳房弄び、先端軽く指で弾かれるのを引き金に、頭の中が白く染め上げられる。

「うわ、凄い締め付け……! 指が追い出されちゃった」

焦らしに焦らされた身体は尾を引く長さの絶頂を呼び起こした。
敷かれた布団を盛大に濡らし、瑞鶴の片手を水浸しにする。

「んっ、はぁーっ! はぁーっ……!」

荒い息。
酸素を求める様に、深い呼吸を繰り返す。

「では、続きをしましょう?」

「私達も満足させてよね?」

冷静さを取り戻しかけた思考が小悪魔な笑み浮かべた二人を前に瓦解する。
心も身体も奪った。
後は徹底的に壊すだけ。

頼りになるのは私達だけと、提督の頭に、身体に、心に刻み込む。
邪魔者を排除する手段は、何も物理的な物だけではないのだ。

「お慕いしております、提督」

「大好きだよ、提督さん」

なんて事はない。
不変の愛があれば、障害を越えるなんて容易い事である。

書き溜めせずの投下は無謀だった気がする

エロをひたすら書ける人って凄い
気が向けば続きから
向かなければ後日談から
語彙貧で辛い。地の文加えるだけで、一時間掛かるのもヤバい

我輩はもう疲れた。暫く寝る!でち

精神安定剤分岐は、ただの純愛エンドにしかならなさそうで、差分を上手く書ける気がしないデース!
悪堕ちって良いよね(表現出来たとは言ってない)

~後日談~

「司令」

「何かしら、秋月さん」

執務室の扉を開けて入ってきた秋月。
翔鶴が笑顔浮かべて対応する。

「司令。秘書艦はこのままずっと?」

「んっ……そう、だね……」

その翔鶴を無視し、秋月は提督に問い掛ける。

「翔鶴さんと瑞鶴さんの負担が大きすぎるのでは?」

秘書艦を五航戦姉妹に固定するという発表があったのが、数日前。
それに反対する数人が、提督を説得する為に執務室を訪れるのが日課となりつつあった。

「んぁ、や……どうだろ……」

「ええ。私達なら平気ですよ? それに二人なので、休憩は各自で取れますし」

「貴女には聞いてないです。それに、瑞鶴さんの姿が既に見えない様ですが」

「瑞鶴はお腹の調子が悪いから、遅れて来るそうよ。ね、提督?」

「あっ、んっ、らしい……よ?」

「……司令、顔が赤いです。無理をしてませんか?」

「ふぇっ!? んんっ、してない……してないよっ」

「そうですか……」

提督の様子が気掛かりではあるが、近づこうにもどうせ翔鶴に邪魔されるだけだろう。

「ご用件はそれだけですか?」

笑顔のままの翔鶴が問う。
雰囲気はいつもの穏和な翔鶴だが、その能面の様に薄い笑みでは、秋月の一挙手一投足を逃すまいと血走った瞳を隠しきれていない。

「……私は諦めませんから」

人手が足りない。
気分は乗らないが、提督に近づく為には誰かと協力しなければいけないか。
秋月はそれだけ言い残すと、執務室を立ち去った。

「……どうするの、翔鶴姉」

その声は提督の正面やや下、端的に言えば机の影から。

「どうするって?」

「このままじゃ、提督さんを奪われちゃうよ?」

「んんんっ、ふぁ、あぁんっ!」

立ち上がる瑞鶴が、その際に提督の秘裂を指でなぞる。
声が響いた。

「良いのよ、奪われても」

「へっ?」

「だって、提督は既に私達という籠の中なんだから」

「……翔鶴姉がそう言うなら」

「ふふっ。安心しなさい、瑞鶴。提督はもうどこにも行けないわ」

翔鶴の視線の先で、提督が動く。
執務机の上に、四つん這いの姿勢を取る。
下の衣服は元々身に付けさせてはいない為、瑞鶴からは物欲しげにひくつく蜜壷が丸見えとなる。

「さ、触って……イカせて、瑞鶴ぅ」

尻を突き上げ、誘惑する様に振る。
秋月の前で弄られ続けたからか、既に分泌液が太股まで滴り落ちている。
その淫靡な光景に瑞鶴は生唾を飲み込んだ。

「触ってあげなさい、瑞鶴。そして……」

翔鶴の許可と同時、指を三本捩じ込んだ。

「かっ、はっ! やぁんっ! ふ、太いっ、はぁんっ!」

「提督さん! 提督さんっ!」

瑞鶴自身、理性と本能の狭間をさ迷っていたのだろう。
翔鶴の言葉と同時、提督に背中から覆い被さり、その肢体を心行くまま貪り始める。

「皆で一緒にーー壊れましょう?」

それはとても、幸せな光景に見えた。

クソビッチ提督

斜めだけ抜粋されたコメント見て、自分で書いたのにゾクッてなりました

ヤンデレ派と純愛派の熱い戦い
今回ヤンデレエンド書きすぎて、もうこれ(ヤンデレか)わかんねえな状態
ヤンデレってなんだっけ……?
僕がこれはヤンデレです。って言い張ればヤンデレになるんだっけ……?

その光景を見たのは偶々に過ぎなかった。
偶々自分が風下に居て、偶々それが行われていたのが風上で、偶々風に乗って声が聞こえただけ。

「何を……やってるの……?」

猟奇的に笑う少女に問いかける。
暗闇なのが功を奏したか、その現場を見なくて済んだ。
もし、その現場を見ていたら、自分の心は壊れていただろう。

「誰ですか?」

笑い声が消えた。
立ち上がる少女の雰囲気に呑まれ、数歩後退る。

「まあ、関係ないですね。誰であろうと、見られたからには……」

身体が動かない。
恐怖に竦む足は、脳が飛ばす走れという命令を頑なに拒絶する。

「ーー殺すだけです」

艤装がなくとも、艦娘は普通の人間ではない。
空いていた距離が一瞬で埋まる。
その少女の手にあった赤色に染まった凶器が閃いた。

「や、やめて……秋月っ!」

その一撃を躱せたのは奇跡。
命の危機に直面した事で、本能が無意識に男だった時の記憶を呼び起こす。
無様にも転がりながら秋月の一撃を躱しつつ、直ぐ様立ち上がれたのは、その記憶のお陰だろうか。
自分が立ち上がったそこは外灯のすぐ近くだった。

「あはっ……」

闖入者の姿を確認した秋月が口角吊り上げる。
そも、何故声で気づけなかったのか。

「あはは……アハハハハッ!」

笑う笑う笑う。
聡明な彼女は理解してしまった。

「秋……月……?」

「よりにもよって……よりにもよって司令に見られた! 見られちゃった! アハハハハ、可笑しい! 可笑しいや!」

心の底から欲しかった。
何に代えても欲しかった。
だが、その目論見はこの瞬間に崩壊した。
もうどう足掻いても、目の前の愛しい人は手に入らない。

「ハハハ……。すみません、司令」

壊れた彼女は戻れない。
止まっていた歯車を動かしてしまったのだ。後は錆びるか動力がなくなるまで、止まる事は許されない。

「我が儘を言っても良いですか?」

「……何かな?」

秋月の様子が変わる。
決して冷静さを取り戻した訳ではない。
それは、どちらかと言うと、特攻直前の兵士の様な心構え。

「私と一緒にーー死んでください」

鮮血の華が咲き誇った。

「ぐっ! がはっ……!」

覚悟していたとは言え、到底耐えられるモノではない。
腹を抉る焼き付ける様な熱さ。突き刺さった凶器は内臓を確実に寸断しているだろうか。

「さようなら、しれーーっ!?」

だが、覚悟さえしていれば、何があっても動じる事はない。
凶器を持つ秋月の手首を掴む。
これで避けられる心配はない。

苦しまずに楽にしてくれるつもりだったのだろう。
一撃で昏倒しない提督の姿に、秋月の瞳が動揺で揺れる。

「……まだ死ねない。死んだら秋月を、救えない……! そんなの、自分を……許せないっーー!」

意志と根性だけで身体を動かす。
秋月を壊した責任は間違いなく自分にある。
ならば、手を差し伸べる責任も自分にはある。

少なくともこんな終わり方、認められない。
認める事が出来る筈がない。

使い道を見出だせなかった精神安定剤。既に瓶の蓋は開けて、ポケットの中に盛大にぶちまけている。

ありったけの錠剤を口の中に含むと、そのまま秋月に口付けた。

~後日談~

あるところに仲睦まじい青年と少女が居た。
そこは小さな村落で、彼らは二人で力を合わせて生活していた。
それはそんな二人の、蛇足的な物語。

「ーーおはようございますっ!」

真っ白なワンピースを身に纏った少女の声が道端に響く。

「おはよう。今日も秋月ちゃんは可愛いねえ」

「やだっ。お世辞が上手いんですから!」

「こんな別嬪を貰った提督君が羨ましいよ」

すれ違う人々と挨拶を交わす度に、秋月の無垢な笑顔が弾ける。
村落に来てから数ヶ月。秋月はすっかり馴染んでいた。

「秋月ちゃん、これを持っていきな!」

「そ、そんな! 受け取れませんよっ!」

「良いから良いから。提督君にはいつも助けられてるし、そのお礼によ」

「……お世話になります」

「かーっ! 器量の良い嫁さんは羨ましいのう!」

「そんな……嫁、だなんて……」

頬を朱に染める秋月。
満更ではないらしい。

「おっ、抜け駆けか? なら、うちも何か贈らせてもらおうかな?」

一人が秋月に物を渡した事を皮切りに、他の住民も次々と品物を渡していく。
瞬く間に秋月の両手は抱えきれないほどの荷物で埋めつくされてしまった。

「こ、こんなに持てませんよぉ~」

艦娘としての力はまだ残っている。
だが、秋月の細腕で抱えるには限度があった。
貰い物を落とす訳にはいかないとふらつく身体。バランスを崩しそうになった瞬間、その肩を支えられた。

「皆さん、お気持ちは嬉しいんですが。この量は二人では……」

「司令っ!」

見上げた秋月の視線の先には苦笑浮かべる青年。
同時、抱えている重みが半分以上なくなる。

「構わん構わん。天日干ししてたら日保ちするものを渡したつもりや」

住民達はどこまでも自由で。
打算のない笑顔を前に二人は何も言えなくなる。

「では、せめてお裾分けには行きますので……」

「おおっ! それは何よりも嬉しいなあ!」

「秋月ちゃんの料理は絶品じゃけえのう」

朗らかな雰囲気。
例え曰く付きの余所者であっても、村人達の気前は良かった。





「ただいま」

「おかえりなさい、司令っ」

家に帰ると、エプロンを身に付けた秋月に出迎えられた。

「今日のご飯は何かな?」

「貰った野菜と魚で煮物にしてみましたっ」

「それは良いね」

秋月の笑顔に釣られるように笑う。
秋月もここに移住した当初に比べて、感情表現も豊かになっている。

「もうご飯にしますか?」

「そうしようかな」

「はいっ♪」

だからこそ、慢心してしまったのだろう。

テーブルに並んだ食事を前に意識がそちらに向いてしまった。
秋月の対面に座ると胡座をかく。
裾が捲れた事に気づくこともなく。

秋月がご飯を盛って手渡す為に、テーブルに少し乗り上げる。
その際、視線を少し下ろせば、提督の足首が視界に映った。

「…………」

茶碗が落ちた。

「秋月? ……っ!」

怪訝そうに視線を下ろす。
そこには膝下から足首にかけて伝う一筋の紅い線があった。

「蛭に噛まれ……っ、クソッ! 秋月!」

原因は一瞬で思い当たる。
水田で作業を手伝った際に、取り付かれたのだろう。

「いや……いやぁ、しれぇが……しれぇが……死んじゃう……死んじゃうよぉ」

曰く付き。
精神安定剤を服用した副作用により、秋月は赤色に対して拒絶反応を起こす様になってしまった。

人の心を無理矢理正常に戻す薬自体が、そもそも異常なのだ。
あの場で正常に戻った秋月は、薬の効果で狂うに狂えなく、ただ壊れた様に叫んでいた。

「死なない! 秋月を残してどこにも行かない! 俺はここに居る!」

その耳許で、その時と同じように秋月を抱き締めながら言い続ける。

「やだぁ、しれぇっ……しれぇっ! 死なないで……死なないでぇっ!」

胸に顔を埋めて泣き叫ぶ秋月。
秋月がこうなってしまったのは、紛れもなく自分の責任。

救うと決めた。
秋月を選んだ時点で、鎮守府に居ることは出来なくなる。
それでも、彼女の傍で支え続けると誓った。

「大丈夫。俺はここに居るから。だから、今は安心しておやすみ」

壊れる事が出来なくなった彼女の代わりに、自分が壊れても構いやしない。
元々、一回失った命。大切な人の為に使うのに、なんの躊躇が必要だろう。

その思考が既に壊れていると、青年は露も気付かなかった。

作者のSS投稿スレと化しつつある

秋月、薬投与差分
薬投与で劇的に変化するのはこの子だけ
他は考えたけど、普通にイチャイチャして終わった

自分の文の癖が思い切り出ている
後味の悪さは仕様です
龍驤編で癒されていってね。まだ構想考えてないけれど……

「自分の気持ち押し殺してまで、善人ぶる貴女には言われたくないデース!」

声が聞こえる。

「あんまり胡座かいて余裕ぶってるとかっさらっちゃうからね?」

自分とは何もかもが違う声が。

「私は見ているだけで幸せ。でも、あの人はいつか私の傍に戻ってくるのよ」

彼女達の声は自信に満ち溢れている。

「瑞鶴と提督が一緒なら、どこまでも」

素直に好意をぶつける彼女達の声。

「隊長さん! まるゆは隊長さんが大好きです!」

そちらに一歩踏み出して、一人の少女に遮られた。

「貴女にだけは司令は渡せません。司令の善意に甘えるだけの貴女にーー勇気のない貴女だけには」

それは紛れもない侮蔑。踏み出した足が即座に止まる。

「……ごめんね、龍驤」

それを見ていたあの人が哀しく笑う。
だが、それも一瞬の事。六人の少女に囲まれたあの人は、微笑み浮かべてどこかへ歩いていく。

それを追いかけようとして、やめた。

自分は秋月の言う通り、隣に居させて貰っただけ。
精神的に支えていたと言えば聞こえは良いが、それはやがて誰かに取って変わる可能性があった場所。

端的に言えば、あの人にとっての自分の存在は、親と全く変わらない。
故に、ここであの人を追いかけるべきではない。

だが、それで良いと思った。

ーー本当に?

不満はない。頼れる姉貴分として、記憶に残るのだから。

ーー本当に?

これからは、のんびりとあの人の成長を見守っていよう。

ーー本当に?

自分の出番は、もうどこにもないのだから。

ーーならば何故、彼女達の好意が気に障る?

……五月蝿い。

ーーならば何故、人知れず姿を消さない?

五月蝿い五月蝿い五月蝿い。

ーーならば何故、まだみっともなく手を伸ばす?

五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い。

ーー期待しているのだろう? 向こうから手を差し出して貰えないかと。

ーー希望しているのだろう? あの人の一番に認めて貰えないかと。

ーー渇望しているのだろう? 身も心も全て奪って貰えないかと。

五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿いーーーー!





「おはよーさんやで」

執務室に入った瞬間、提督の表情が凍りついた。

「なんや、まるでお化けでも見た様な顔しよって」

「……大丈夫?」

「何がや」

「顔色ヤバイよ?」

一目で見抜かれるとは思っていなかった為に、一瞬言葉に詰まった。

「あー……。昨日寝不足でなあ。まあ、こんくらいやったら平気やで」

「でも……」

提督の顔が歪む。
そんな表情浮かべさせた事への罪悪感が胸を苛んだ。

「大丈夫や、問題ない。さて、仕事や仕事。久々の秘書艦やからな。ビシバシいくで」

その表情消し飛ばしたくて、敢えて明るく振る舞う。

「うー。龍驤ってば、鬼教官だにぃ」

目の前で唇尖らせる可憐な少女が、この鎮守府を取り締まる提督だと、誰が思うのだろうか。

「アホ言え。うちはまだ優しい方や」

「せやろか」

「せやで」

いつものやり取り。
心地の良い大好きな時間が始まる筈だった。

「じゃあ、頑張ったらご褒美頂戴?」

「かまへんで。間宮でもなんでもバッチこいや」

偶々、提督が書類整理の為に立ち上がっていたのと、自分がそれの近くで事務仕事をしていたのが、噛み合っただけ。

「やったー♪ 龍驤、大好きーっ!」

それは自分が心の底から求めていた言葉。
そして、一番軽々しく言って欲しくはなかった言葉だった。

「ーーえっ?」

抱き着いてきた提督を思わず突き飛ばす。
全くの無意識ではあったが、力だけは抑えたか。
提督は数歩たたらを踏んで尻餅をつく。
見上げる瞳を彩るのは大量の疑問符。

「や、ちゃうんや。うち、なんで……」

驚いたのは自分も同じ。
ただの女性同士のスキンシップではないか。
なのに何故、提督を拒絶してしまったのか。
混乱する頭を抱えた自分に提督が哀しげに笑った。

「……ごめんね、龍驤」

それは確かに夢で見たのと同じ笑顔。

「ち、ちが……これは……そんなんと……」

唇が震える。
意味を為す言葉を紡げない。
提督の次の言葉が手に取る様に分かるのに、それを言葉で遮れない。

「そんなにーーあっ! 龍驤っ!
待って!」

ならば、その場から離脱する以外の方法はない。
未だ尻餅をついたままでは、追い付かれる心配はないだろう。
秘書艦の任を放り投げる事になるが、自分も落ち着く時間が必要である。

「ーー狡いですね、貴女は。そうすれば、司令が空いた時間で部屋に来てくれると知って、動いている」

走ること数分。
一人の少女が眼前に立ち塞がった。

「そんな事……」

「あるでしょう? 親の心配を子がするのは当たり前なんですから」

「誰が親や」

「では、貴女は司令の隣に私達と同じように立っているとでも? 一人だけ立ち位置をあやふやにしている貴女が?」

「…………」

「まあ、良いですけどね。ただ、停戦協定はここまでですので」

「……は?」

「今日、貴女が司令の身体を奪えなかったら、私が司令の心を奪います」

「ちょ、そんな事……」

「皆、納得済みですよ? 司令に好意を示している皆は」

「……」

「これが勇気のない貴女に送る、最後のチャンスです。これ以降、貴女に司令争奪戦の参加権はありません」

「そうかい……」

「勿論、秘書艦のローテからも外れて貰います。司令もやがて貴女の事を忘れるでしょう」

「……っ」

「それが嫌なら、存分に足掻いてくださいね。応援はしませんけど、悪足掻きくらいは認めます。では、私はこれで」

「……ふぅ。キッツい事言いよるわ、ホンマ」

去り行く少女を見送る。
頭の中は先程からごちゃごちゃとしていて纏まらない。
これは一旦寝直すべきだろうか。
例え、それが結論を先伸ばしにしているだけと理解していても。
今は現実に目を向けたくはなかった





「……ん?」

身動ぎした際に手に違和感を覚えた。

「……はぁ。ダメダメやな、うち」

身体を起こす。
傍らにはベッドに半身預け、自分と手を握り眠る少女が居た。

「秘書艦投げた奴の事なんか、放っておけばええのに。キミも御人好しやで」

呟きながら、繋いだ手の指で頬を軽くつつく。

「んっ……」

一瞬、眉根よせて不機嫌そうな表情になるも、またすぐに穏やかな寝息をたてる。

『司令の善意に甘える貴女にーー』

その年相応な寝顔に胸が痛んだ。

「……無理やん。どうせ、うちにはあの子らの様な魅力はない。敵いっこないって……」

頼られるのは嬉しい。
だが、そこから先は踏み出せない。
関係を崩したくない。
これから先もこのままで居たい。

だがそれは叶わない。

「ははっ。うちは頼れる姉御ポジで良かったんや。遠くから皆を見守るだけで。なんで……なんでーー好きになってもうたんやろうなあ」

独白は続く。

「でも、キミも悪いんやで? 期待させる様な事ばっかして……そんなん、勘違いしてしまうやん?」

掛け布団の上に雫が落ちた。

「ただの善意だとしても、あんなんあかんやろ。恋愛初心者にはキツいって」

「ううん。それは違うよ、龍驤」

「っ! いつから……」

「ごめん。つつかれた辺りから、起きてはいたんだけど……タイミングがなくて……」

「じゃ……じゃあ、今のを」

「うん。全部聞いてた」

改めてベッドに腰かける提督。
繋いだ手は何故か離れなかった。

「……はは。意地が悪いで、ホンマに。うら若き乙女の独白聞いて楽しいか?」

涙を拭いつつ茶化す。
思いの外、口調に元気がないことに自分で驚いた。

「ごめん。でも、これだけは知っていて欲しかったの。龍驤に頼っていたのは、同情や善意なんかじゃない」

「……やめーや」

「相談したら的確な答えを貰えたから、頼りにはしていた。けど、本当はーー」

「やめて!」

言葉を遮り、手を離す。
繋がりを断つように。

「……龍驤」

「これ以上、期待させんのはあかんって。キミの周りには、もっとええ人が沢山おるやん」

「でも……」

「本気って言うなら、ここでうちを抱いてみぃや」

「……そんなの」

「出来へんなら、そこまで本気じゃないって事やで」

「今のは龍驤らしくない」

「うちらしいってなんや」

言葉に棘が宿った。

「うちが自分に素直になったらおかしいんか」

「そういう事じゃない」

「キミに何が分かるんや。うちの何が」

自分の冷静な部分が叫ぶ。それ以上は言ってはいけないと。
だが、喉元まで来た言葉を止める事は出来なかった。

「所詮ーー他人でしかないキミに」

言い切った瞬間、室内に乾いた音が響いた。

「バカ」

頬に鈍い痛みが走る。
それよりも小さく呟かれた言葉の方が胸に突き刺さった。

「龍驤のバカ!」

「あっ……」

提督が泣いていた。
自分の心無い言葉に傷ついて泣いていた。
提督は、こちらを一度睨み付けた後、部屋から脱兎の如く立ち去っていく。
それは、自分が執務室から逃げた時と酷似していた。

追い掛けろ。
でも、掛ける言葉が見つからない。
ぐずぐずするな。
でも、今行った所で会話出来るか分からない。

「提督さんを泣かしたなぁーっ!」

「ああ、お労しい。私達で慰めてあげることが出来れば良いんだけど」

開けっぱなしの部屋の扉から、新たな闖入者が現れる。

「な、なんの用や、五航戦!」

「何って、アンタの尻を叩きに来たのよ」

「腑抜けた提督は落とし甲斐がないので。龍驤さんはさっさと行って、フラれてきてください」

「ひ、ひど……」

「提督さんに酷い真似した龍驤には言われたくないわ」

「傷口に塩を塗り込むのも悪くはないんですけど、今はその時ではないですね」

「ほら、早く行きなよ。私、好きな人わ泣かされて、笑って許せる程人間出来てないんだから」

「……そうですね。このまま龍驤さんの顔を見てたら、攻撃隊を放ってしまいそう」

笑顔浮かべる二人だが、その目は全くもって笑っていなかった。

「ひぃっ! 分かった! すぐに後を追い掛ける!」

口調の端々から本気と感じとったか、直ぐ様起き上がる。
悠長に着替える暇はないだろう。髪を結ぶ事も許されまい。
結局は寝間着にしていた浴衣の上に軽く上着を羽織るだけ。
そして、二人の間を抜けて、走り出す。

「敵に塩を送っちゃったかな?」

「傷口に塗る予定だったんですけどね」

それを見送る二人の表情は、どこか清々しかった。

355の最後の読点がない
コピペミスった。すみません。途中の変な改行もコピペミスです。

IDに龍驤エンドを催促された気がしたんだ
まず、他の子と違ってスタート地点に立ってない龍驤を、如何にして違和感なくスタート地点に並べようかとした結果、こんなけ書いて後日談にすら入れない

無理矢理終わらせようとしたら、龍驤が提督フってしまって、ヤンデレが好きな人の告白断る訳ねーべって事で修正
提督のヒロイン力が凄い事になった

秋月の使い勝手の良さに甘えまくる僕を許して

うっへ、誤字ってるのと
前半と後半で文章違いすぎる

即興って難しい

ただ、髪下ろした龍驤はクッソ可愛いと思う
普段の龍驤も好きだけどね

雲龍だけ地の文を挿れなかったのは、首輪とリード、ペットという言葉を最後まで隠したかったから
その結果、説明出来なかったオチ
雲龍が椅子に座ってて、その横に裸でお座りしてる提督が居るってのをどうにかして描写したかったんだけどなあ……

「ああ、もうっ!」

走る。
私室に居なかった時点で居場所の検討はつかない。
それでも、このまま探しだす事が出来なければ、自分はいつまでも後悔する。

「式神を持ってきたら良かったな……」

慌ただしく出た為に目となる艦載機すら忘れる始末。
自分の要領の悪さがとことん嫌になる。
だがその時、廊下を駆け抜ける身体がーー厳密に言えばその耳が艦載機の駆動音を捉えた。

「彩雲……!? 雲龍のか!」

自身の頭上を通過した後、反転。
まるで着いてこいと言わんばかりに先導する艦載機に、ほんの一瞬の思考時間を経て、追い縋る。

雲龍も病んでいる。
もしかしたら、自分を蹴落とす為に違う場所に連れていかれるだけかもしれない。
だが、今の自分に頼れる物は他になかった。

「行くしかないやろっ!」

彩雲は迷いなく中空を駆ける。
それを見失わない様に全力で追い掛ける。

「ーー提督」

建物の外、幾つかの角を曲がった先で声が聞こえた。

「……どうしたの?」

足を止める。
彩雲はそのまま持ち主の飛行甲板に着陸し、式神へと姿を戻した。

「私なら、提督を悲しませる事なんてしないわ」

「私もデース! テートクには笑顔が一番似合ってマス!」

埠頭に腰かける少女に、背後から声を掛ける二人。

「はは、有り難う」

答える少女の表情は伺えない。

「……意思は変わらないの?」

「そうだね」

「テートクが傷つくだけデス」

「そうかもしれない。けど、どこかでまだ期待してる自分が居るんだ」

「そう。金剛、私達では敵わないみたいよ」

「グヌヌ……。私はまだ諦めたくないデース!」

「……はぁ。聞き分けのない子は嫌いなんだけど?」

「ヒッ……! Yes、ma'am!」

立ち去る二人。
どうやら、彼女達の出番は終了したらしい。

「……うちの番か」

暫く待ったが、誰かが現れる気配はない。
小さく呟き、意を決する。

もう嘘はつかない。
都合が良いとは理解している。

一度は手放そうとした席。
目が覚めたのは頬に食らった一撃ーー否、愛する人の泣き顔を見た時から。

弱音を吐いても泣くことだけはなかった。
自分の事をいつも後回しにするくらい、艦娘の事を気に掛けていた。

そんな優しい優しい存在。
いつも笑っていて欲しい存在。

その笑顔を隣で見る事が出来たら、どれ程幸せなのだろうか。

欲しい。
欲しい欲しい欲しい。

あの人の全てが。

身体も心も、何もかも。

遠慮はしない。
待ち人はそこに居る。

後は、伸ばした手を届かせるだけで良い。

~後日談~

「おはよーさんやで」

執務室に入って開口一番。

「おはよー」

「おはようございます」

「……おはよう」

「goodmorning!」

「……おはようございます」

……突っ込むまい。

「おはよ、龍驤」

「おう。今日も一日頑張ってこうか」

「ちょっと! 無視しないでよ!」

「そうデス!」

「うっさいわ! なんでおるんや!」

突っ込んでしまった。

「提督の居るところに、私は居るのよ」

「提督と龍驤さんの邪魔を……こほん。お手伝いに来ました」

「おい」

本音が駄々漏れやぞ、翔鶴。

「確かに司令は貴女を選びました。ですが、私はまだ諦めていませんので」

相変わらずの喧嘩腰。
いつもなら、受け流すか宥めるだけだった。

「上等。奪えるもんなら、奪ってみぃや」

不敵に笑う。
もう逃げないと誓ったのだから。

「モテモテね、提督さん」

「なんでだろう。嬉しい事なのに笑えない」

「サバイバルなら、負けまセンネ!」

「……私も参戦して良いかしら?」

話の雲行きが怪しい。

「だぁーらっしゃい! うちが一番で、所詮アンタらはオマケや!」

「あら? 提督に叩かれて、半泣きになっていたのは、どこの誰だったかしら?」

「私達がお尻叩いてなきゃ、一番どころか最下位だったと思うんだけどなー?」

「私の彩雲がなければ、どうなってたか分かる?」

「……ワタシ、もしかしてナニもしてない……?」

「な、何が言いたいんや……」

主に三人に詰め寄られ、軽く後退る。

「提督さんを」

「私達にも」

「分けて」

「くださいネ!」

頭の中で、聞こえてはいけない音がした。

「あの……龍驤? 落ち着いて? ね?」

「ふ……ふふ。うちは至って冷静やで……?」

「司令。避難しましょう。こちらへ」

秋月に腕を引っ張られていく提督。
なんで大人しく引っ張られてんねん。
拒めや。
これはお灸が必要か?

「よし。そこに並べや。うちの怖さを思い知らせたる」

言いつつ、艤装を展開する。

「やっば! 皆、逃げろーっ!」

その不味さにいち早く提督が気づく。

「待たんか、コラ! 練度一位ナメたらどうなるか、その身で味わえや!」

執務室から飛び出る少女達。
それを追い掛ける龍驤。
関係が変わっても、日常は変わらない。

彼女達の鎮守府はずっと騒がしいままだろう。

大団円にしたかった
ハッピーエンドって難しい
好感度一位だし、長さには目を瞑ってくだしあ

そんな訳で、エンディング書ききりました
お気に入りの奴があれば何よりです

もうヤンデレは二度と書かねーでち

二度とかかねーでち

次はどうしようかなー

エロは時折挟まるから良いのであって、そう頻繁に起きたら下世話で有り難みもなくな……すみません、それだけは勘弁してください

濡れ場の描写、我ながら下手くそすぎて
提督が受けばっかなのも、それが楽だからです。はい

とりあえず、考えてるのは一度にやってくる艦娘の人数を増量してみようかと
その代わり、秘書艦システムを廃止に

今回ので、多少の無理がなければ、四人まで扱える事が分かったので
直下コンマが1~32で一人、34から65で二人、67から98で三人。ゾロ目で四人とかにするんじゃないかなー

理由安価……うん、まあ、そうねえ……

艦娘欲情度は、多分反映出来ないんじゃないかな……

リクエストや質問あればどうぞー

男か女かをコンマで決める……。なるほど……
(TS解決した後を上手く書けるかどうかは、また別問題である)

提督が女性の身体に一人で四苦八苦してる描写を書ければ良いんですが、進行気にしちゃうとどうしても難しくて
提督の部を自由行動にしてみるのもありっちゃありなのかなあ。そこで艦娘に乱入させたら交流出来るし

次の提督の年齢やキャラも決めないとですね

お婆ちゃん提督なら、周りがヤンデレばっかになっても、あらあらうふふで躱していきそう

最初は異性の身体に戸惑うけど、後半は皆の纏め役や世話役になるオカン提督
あれ、普通の提督と変わら……

幼女……幼女……
第六駆逐隊よりも幼い感じの……
おねしょしそう(偏見)
最近の小学生はマセてる? 知らねーな

やろうと思えば、中身で差別化も出来ない事もない

ほっぽちゃん(ボソッ)

年そのまま反転は最初の一回だけでしたね

二回目三回目は10歳程度(二回目に限ってはそれ以上若返ってます)

>>390
提督「目が覚めたら女型の深海棲艦になってた」って事ですね、分かります
深海棲艦の秘密を知る為に、艦娘達にイロンナ事される提督
戻れなかったら大惨事な気がする

チーママが分からなくてググりました
簡単に言うと妖艶お姉さんって感じで良いんですかね?

読み直せば分かりますが、最初の200レスくらいまでは、どの提督もキャラが安定してないぞ☆
路線を最初に決めてないってはっきりわかんだね

潔癖提督。上手く表現出来るかはわかりませんが、それでいきましょうかねー
深海棲艦提督は……うん、まあ、次だな(先延ばし)

年齢は二回目と同じで良いや
自分の殻に閉じ籠る系提督

オドオドキャラも兼ね備えて無敵に見える

てんでバラバラである

次のスレ立てはいつになるか分からないとだけ
今週と来週は時間取れるかどうか怪しいので

また余裕が出来次第立てると思うので、その時はお付き合い宜しくお願いします
様々な提案有り難うございました

それでは、お疲れさまでした

次スレでござる
【艦これ】提督「目が覚めたら女になってた」Prinz「その5ですよ、Admiralさん!」
【艦これ】提督「目が覚めたら女になってた」Prinz「その5ですよ、Admiralさん!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421424517/)

いや、うん
来週、全然忙しくなかった……

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom