夜更新
直下から確認するまでにあった艦娘全員書きます
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1415171019
ストップ。
艦娘の名前を書いてないのは除外な。
名月だから書こうと思ったが頑張るか
提督「月が綺麗ですね」
菊月「…そうだな司令官」
提督(やっぱり意味は伝わらない)
菊月「司令官」
提督「どうしました?」
菊月が提督の振り返り際に唇を重ね、そっと離れる
菊月「私は死んでもいい」
提督「ああ…不束者ですがよろしくお願いします」
菊月「この菊月に任せておけ…幸せにしてみせる」
島風「おっそーい、提督!!」
提督「お前の全速力に俺が追いつける訳がないだろ!」
島風「提督が言ったじゃないですか!二人だけで月見をしようって!」
提督「それでも限度が…」
島風「オッ!提督、雲が晴れてきたよ!」
提督「そうみたいだな」
提督(言え、俺!いましかない!)
提督「つ、月が綺麗ですね」
島風「本当に綺麗。走ったら追いつけるかな?」
提督「それは無理だろ。地球をどれだけ走っても宇宙には出れない」
島風「残念…じゃあまた来ようね」
提督「そうだな、また来るか」
島風「うん、私が死ぬまでずっとだよ!」
提督「島風が死ぬまでか…あれ?」
島風「帰りもかけっこして帰りましょ!負けませんよ!」
提督「言いながら走るな!」
島風「今の島風はお嫁さんパワーで何時もより三倍速い!」
古鷹「あ、あの…本当に私とで良かったのですか?」
提督「月見をする権利を賭けて演習場を更地にする馬鹿達とは月見なんてするか」
古鷹「で、でも皆」
提督「古鷹は俺と月見をしたくないのか?」
古鷹「したいです!」
提督「ならいいだろ」
古鷹「で、でも」
提督「はぁ…用件を済ませよう」
古鷹「?」
提督「月が綺麗ですね」
古鷹「えっ…それって」
提督「……」
古鷹「わ、私よりも他に大勢の」
提督「古鷹」
古鷹「あぅ…」
古鷹「わ、私は…」
古鷹「死んでもいいです」
提督「よし帰るか」
古鷹「…えっ?」
提督「聞きたい事も聞けたから鎮守府に帰還する。他の奴らの事が気になるのだろ?」
古鷹「…からかったのですか?」
提督「いや、ケッコン指輪を鎮守府に忘れたから帰ろうかと…」
バシ!
古鷹「なんで大事な所でポカを…」
提督「イヤだって俺は古鷹が居ないと何もできないから」
古鷹「提督なんて、大っき……」
古鷹「大好きです、提督」
提督「叢雲を呼び出そうとしたら呼び出それた件について」
叢雲「漣みたいな事を言ってないで早く座りなさいよ」
提督「お、おう」
叢雲「全く…本当にノロい」
提督「はいはい、それでなんで執務室に呼んだ?」
叢雲「そ、外を見なさい」
提督「外?おお、満月だな」
叢雲「つ、月が綺麗ですね」」
提督「そうだな。月が……」
叢雲「……」
提督(もしかしてあれだったりするのか?)
提督「…死んでもいいわ」
叢雲「ば、馬鹿じゃないの!なに、女言葉で喋ってるのよ!」
提督「勘違いかすまん、忘れてくれ」
叢雲「嫌よ」
提督「言いふらすつもりか頼むから穏便に」
叢雲「結婚しなさいよね。応えたんだから」
提督「おーい、叢雲。もうお前とはケッコンしてるだろ」
叢雲「そっちのケッコンじゃない!本当の結婚!」
叢雲「貴方は私の旦那になるのよ!」
提督「月が綺麗ですね」
響「司令官、それはどっちの意味?」
提督「そのままだけど」
響「なら補足しておくけど、あれの元はロシア語って事を知ってたかい?」
提督「し、知ってたよ、それくらい」
響「ふーん…」
響「Ваша」
提督「なんて言った?」
響「秘密。それより間宮を食べに行こう。暁達が待っている」
提督「はいはい…ああ、次は直球で言うか」
一日五個書いていく。
今日はもうネタを考えるために終わる
鳳翔「あの提督、その外は冷えるのでそろそろ中に戻られては?」
提督「…そうだな。鳳翔、見てみろ」
鳳翔「良い名月ですね」
提督「ああ…月が綺麗だ」
鳳翔「えっ…?」
提督「どうした、鳳翔。私は月が綺麗だと言ったのだ」
鳳翔「……私も貴方となら死んでもいいです」
提督「…そうか」
鳳翔「はい」
提督「ならもう少しだけ月を見ていこう」
鳳翔「なぜですか?」
提督「火照りは冷まさないとな」
鳳翔「もう…仕方ないですね」
提督「月が綺麗ですね」
不知火「そうですか?今日は曇っていて月などは…」
提督「……」
不知火「なぜ頭を抑えてるのですか?」
提督「いや、なんでもない」
不知火「ならなぜそうしてるのですか?不知火に何か落ち度でも?」
提督「…不知火らしいと思ってな」
不知火「何がですか?教えてください」
提督「黒潮にでも聞いてこい。俺は今日はヤケ酒だ!」
由良「どうしたの提督?」
提督「いや、由良とこうやってゆっくりするのは久しぶりだと思ってな」
由良「そうだね。MI作戦とかで忙しくてゆっくりできなかった」
提督「そうだな…なあ由良」
由良「はい?」
提督「月が綺麗ですね」
由良「……私は…えっとなんでしたっけ?」
提督「貴方と一緒なら死んでもいい」
由良「…由良は貴方となら生きてもいい」
提督「そうか…なら生きてくれるか?」
由良「はい、よろしくお願いします」
瑞鳳「あー!また私の艦爆に触ってる!」
提督「艦爆がここまで来た」
瑞鳳「うそ、そんな事ないよ!」
提督「なら妖精さんに聞いてみろ」
瑞鳳「違うよね、妖精さん…ほら違うって言ってる」
提督「いやいや、ちゃんと見ていえよ」
瑞鳳「だいたいなんで鎮守府の屋上に居るの?」
提督「それはあれだ…今日がその名月だから」
瑞鳳「名月?ああ、月が綺麗ですね」
提督「……どっちだと思う?艦爆妖精さん」
瑞鳳「もー、なんで聞くんですか!」
提督「ならこう言えば良かったのか?」
提督「瑞鳳の為なら死んでもいい」
瑞鳳「…それでいい」
提督「急に抱きつくな」
瑞鳳「いいでしょ、私達はそうなんだから」
提督「…どうなんだ?」
瑞鳳「言わない、だってもう少しだけこのままでいたいから」
雷「雷がいるじゃない」
提督「だから、それとこれとは別だろ」
雷「一緒よ!なんで雷が旗艦じゃダメなのよ!」
提督「友人の結婚式に行くのにお前を連れてってどうする」
雷「だって司令官とケッコンしてるから…」
提督「あのなー」
雷「それに最近、ずっと初春に構って遊んでくれないし…ケッコンしてるのは雷なのに」
提督(あー、涙目の雷は可愛いな)
提督「雷」
雷「な、何よ!」
提督「二人で見る今日の月は綺麗ですね」
雷「えっ?…あっ、…司令官となら死んでも良いんだからね!」
雷「もーと頼ってくれてもいいのよ!」
今日は終わり
雷は私の母になってくれる存在だった!
陸奥「あら、提督。こんな所でどうしたのかしら?」
提督「陸奥の方こそ何をしてる」
陸奥「私は宴会から逃げてきただけよ…提督もそうなのね」
提督「空母勢に感謝されながらもみくちゃにされると男として色々と反応するからな」
陸奥「もう提督ったら火遊びはダメよ」
提督「…陸奥となら火遊びしてもいいと思うけどな」
陸奥「またまた、冗談が上手なんだから」
提督「なあ陸奥」
陸奥「何かしら?」
提督「お前と見る月は綺麗ですね」
陸奥「……本気?」
提督「…」
陸奥「私も貴方となら火遊びしてもいい…いえ、一緒に燃え尽きて」
陸奥「死んでもいい」
提督「なら火遊びしに行こうか」
陸奥「もう大胆なんだから」
陸奥「愛してる、提督」
提督「月が綺麗ですね」
天龍「そうだな、龍田が言ってたけど凄い名月らしいぜ」
提督「…天龍は夏目漱石を知っていますか?」
天龍「あ、当たり前だろ!世界水準を軽く超えた俺がそれ位知ってるに決まってる」
提督「なら私が言った意味、わかりますか?」
天龍「月が綺麗って意味だろ?」
提督「…一回しから言わないので聞いてくださいね」
天龍「お、おう」
提督「愛してます天龍」
天龍「…えっ?」
提督「もう言いません。絶対に言いませんから」
天龍「も、もう一回、もう一回だけ」
提督「お断りします」
天龍「…ケチ。それより俺はなんて言えば良いんだ?」
提督「浪漫も何もありませんね…貴方となら死んでも構わない」
天龍「それは当たり前だろ」
提督「えっ?」
天龍「俺は言っただろ、提督。あんたは俺が守るって」
天龍「世界水準なめんなよ」
残り三話は夜
比叡「なんですか提督、お姉様とお月見をする予定なんですけど」
提督「たまにはいいだろ、ほら座れ」
比叡「もう…なんなんですか」
提督「なあ比叡、お前が着任した時の事を覚えているか?」
比叡「震電改とつぎ込んだ資材が見あって無いって言いながら私を迎えた日の事ですか」
提督「いやいや、そんな事じゃなくてな」
比叡「わかってますよ。こんな満月の日でしたね」
提督「ああこんな満月だった…」
提督「比叡と見る月は綺麗…ですね」
比叡「………」
提督「あーやっぱなしにしてくれ。執務室に戻る」
比叡「提督と一緒なら死んでもいいですよ」
提督「えっ?」
比叡「それじゃあ私はお姉様と約束があるので」
提督「おい、ちょっと…あっ、行ってしまった」
提督「あれってオッケーって事だよな?」
比叡「ヒエーーーお姉様、ちょっとやめてください!惚気てなんかないんですから!」
三日月「司令官、冷えますよ?」
提督「三日月はもう休め。今日の執務は終わっているだろ」
三日月「それは司令官も同じです」
提督「俺は月を見ている」
三日月「月?今日は三日月ですよ?」
提督「綺麗だろ三日月」
三日月「私にはよく…」
提督「昔の文豪がなこんな事を書いたらしい。月が綺麗ですねって」
三日月「それ位なら私でも知ってます」
提督「俺はそれが正しいと思う。月が綺麗だ」
三日月「司令官、それは意味が違いますよ?あれはですね…」
提督「あっている。もう一度しか言わないからな。月が綺麗ですね」
三日月「…貴方となら私は死ねます。好きですよ、司令官」
提督「言い訳を聞こうか」
瑞鶴「…ごめんなさい」
提督「本当に執務室を爆撃する馬鹿がどこにいる」
瑞鶴「だから謝ってるでしょ!」
提督「開き直るのかお前は!夜中に呼び出された位で一々爆撃される身にもなれ!」
瑞鶴「だって加賀さんが提督がパンツ姿で待機してるって聞いたから…変態は爆撃でしょ」
提督「騙されたと…あーもう、指輪もどっかいったし」
瑞鶴「指輪?」
提督「まあいいや、空を見てみろ。百数十年ぶりの名月らしい」
瑞鶴「えっそうなの」
提督「ああそうだ。これをお前と見たかっただけだ」
瑞鶴「私と?なんで?」
提督「お前と見る月は綺麗だから」
瑞鶴「何いってるの?誰と見ても変わらないでしょ」
提督「……月が綺麗ですね」
瑞鶴「何回も同じ事を言わなくてもわかるわよ、それくらい」
提督「……」
瑞鶴「ちょ、倒れこまないでよ」
提督「俺は死ぬ」
瑞鶴「ダメ、そんな事!絶対にダメだから!」
提督「一人で死んでやるんだ!」
瑞鶴「なら私も死ぬからね!」
提督「はっ?」
瑞鶴「提督が死んだら私も死ぬ」
提督「それって本心」
瑞鶴「嘘なんて言わないわ」
提督「よっしゃあーーー!」
瑞鶴「あれなんでそんなに喜んでるの?」
提督「結婚式の日程を俺は決めるぞ、瑞鶴!」
瑞鶴「はっ、なんで?相手は誰?」
提督「瑞鶴と結婚する」
瑞鶴「嫌よ」
提督「な、なんだって!」
以下ループ
今日の分は終わり
追加リクエストは受け付けない…終わってから余裕があるなら書こう
やってしまった…
比叡「なんですか司令、お姉様とお月見をする予定なんですけど」
提督「たまにはいいだろ、ほら座れ」
比叡「もう…なんなんですか」
提督「なあ比叡、お前が着任した時の事を覚えているか?」
比叡「震電改とつぎ込んだ資材が見あって無いって言いながら私を迎えた日の事ですか」
提督「いやいや、そんな事じゃなくてな」
比叡「わかってますよ。こんな満月の日でしたね」
提督「ああこんな満月だった…」
提督「比叡と見る月は綺麗…ですね」
比叡「………」
提督「あーやっぱなしにしてくれ。執務室に戻る」
比叡「司令と一緒なら死んでもいいですよ」
提督「えっ?」
比叡「それじゃあ私はお姉様と約束があるので」
提督「おい、ちょっと…あっ、行ってしまった」
提督「あれってオッケーって事だよな?」
比叡「ヒエーーーお姉様、ちょっとやめてください!惚気てなんかないんですから!」
提督「見てみろ愛宕、今日は名月の日だ」
愛宕「とても綺麗な満月ですね」
提督「そうだな…俺が生きてきた中で見た事のない月だ」
愛宕「もうダメですよ、提督。私にもちゃんと見えてますから」
提督「…漢が泣く訳がないだろ」
愛宕「そうでしたね」
提督「愛宕…俺がお前に何をしてやれるかを必死に考えた。そしたら案外簡単にその答えは見つかった」
愛宕「提督?」
提督「夢があるって話しただろ。海が見える浜辺で嫁と暮らすって」
愛宕「ダメですよ…私はもう貴方の隣に立つ資格なんて…」
提督「同じ月を見れるならそれだけで俺はお前に側に居て欲しい。曇天が名月を隠していても同じ月を見る事ができるお前が欲しい」
愛宕「で、でも…」
提督「愛宕、お前と見る月は綺麗ですね」
愛宕「っ…!わ、私は貴方となら死んでもいい」
提督「ああ、これからは死ぬまで一緒だ」
提督「愛してるぞ、愛宕」
愛宕「私こそ愛してます、提督」
龍田「もーダメよ、また抜け出して」
提督「龍田か…今は夜らしいな。月はどうだ」
龍田「お月様?綺麗よー」
提督「そうか。知ってるか今日の月は百数十年ぶりの名月らしい…俺には見えないがお前には見えるだろ」
龍田「ええ…見えるわ」
提督「そうかなら良かった。曇ってたらどうしようかと思ってな」
龍田「…どうして私にそんな事を聞くのかしら?」
提督「お前に言って欲しかったからな。月が綺麗ですねって」
龍田「……その為に張ってまで外に?」
提督「ああ。手こずったがきっと俺を迎えに来るのはお前だと思ったからな」
バチン
龍田「心配かけて馬鹿な事ばかり言わないで!」
提督「すまない、少し思慮がかけていた」
龍田「本当よ……ねえ提督」
提督「どうした?」
龍田「提督と見る月は綺麗ですね」
提督「…そうか。俺はお前となら死んでもいい」
龍田「…ありがとう」
提督「こっちこそ…すまないが背負ってくれないか?」
龍田「ダメ」
提督「そんな事を言いながら持ってくれる龍田は…あれ、仰向けって事は…」
チュ…
龍田「甘い…けど血の味がする」
提督「…ロマンチストなんだな」
龍田「提督の前だけよ…愛してるわ、提督」
木曾「今日はお前に最高の贈り物がある」
提督「贈り物?」
木曾「ああ、お前がずっと欲しがってたものだ」
提督「…休暇?」
木曾「違う、察しろ。夜の浜辺で二人っきりなんだぞ!」
提督「もしかして旅行か!」
木曾「はぁ…鈍いにほとがある」
提督「それより見てみろ木曾。今日の
月はいつもと違うみたいだ」
木曾「なんでそこで月の…おお、すごいな」
提督「流石名月だ…だが何よりも木曾が居るのが良い」
木曾「…?」
提督「木曾と見る月は綺麗だからな
」
木曾「なっ、ひ、卑怯だぞ!」
提督「あほか、卑怯も何もないだろ。はやく返答」
木曾「お、俺は…お前となら死んでもいい」
提督「おおー、木曾!愛してるぞ!」
木曾「俺も愛してる…だからそのなんだ…あまり無茶はするな」
提督「今の俺なら三倍…」
木曾「聞いてないだと…まあいいか。あいつは俺が支えていくからな!」
提督「月が綺麗ですね」
金剛「月なんて出てないよ、提督」
提督「えっあっ、そうだな」
金剛「そんな事よりティータイムの時間ね!」
提督(予想外だ…金剛が知らないなんて)
金剛「Hey!提督。今日はシルバーニードルズね!」
提督「なんだそれ?」
金剛「このお茶は提督と飲むととても美味しいね!」
提督「はっ?」
金剛「さあさあ、飲んで。私は提督にハートを掴まれてるからチャチな言葉じゃ響かないよ」
金剛「それを飲んだならワンモア、聞かせて」
金剛「今度はダイレクト日本語で。愛してる、金剛って」
金剛「私達の満月はお茶の中にあらますから」
あきつ丸「提督殿、こんな夜中にどうしたのでありますか?」
提督「さっき陸軍から連絡があってな…あきつ丸、お前を陸軍に返す事になった」
あきつ丸「…それは良い事なのであります。最近のじぶんはこの隊の雰囲気に流され気味だった…だからこれ以上堕落しない為にも」
提督「だが俺はそれを認めるつもりはこれっぽちもない。それより知ってるかあきつ丸。今日は名月だ」
あきつ丸「それくらい知っているのであります」
提督「ならこれは知ってるか?」
提督「俺はお前と見る月が一番綺麗だと思ってる」
あきつ丸「ほ、本気でありますか?」
提督「当たり前だ」
あきつ丸「じ、じぶんは…じぶんも提督殿となら死ねるのであります」
提督「そうかそうと決まれば準備をしないとな」
あきつ丸「準備でありますか?」
提督「ああ、今から陸軍に殴り込みにいく。さっき聞いた歌で言ってたんだ。男なら殴り込みに行くのは仕方ない。ダイナミックに行こう」
提督「あきつ丸と結婚させてくださいって」
今日は終わり
熊野「レディーを放置して煙草とは許せませんわ」
提督「パーティーなんて柄ではない」
熊野「皆さん探してらしてよ?」
提督「それにしても良くここがわかったな」
熊野「露骨に話を逸らさないで欲しいですわ」
提督「……すまない」
熊野「謝るのなら早くお戻りになって」
提督「それは断る」
熊野「もう…せっかくドレスを着ているのに台無しですわ」
提督「似合ってるぞ、そのドレス」
熊野「今更…まあ、受け取っておきますけど」
提督「なあ熊野」
熊野「はい?」
提督「月が綺麗だな」
熊野「…私も提督と見る月は綺麗です」
提督「そうかなら俺は死んでもいいかな」
熊野「それはダメでしてよ。ほらパーティー戻りますわよ」
提督「ひ、引っ張るな」
熊野「ダメな夫を引っ張るのが妻の役目…淑女の嗜みですわ」
鈴谷「でさー、また最上と三隈が…」
提督「ぶつかったのか」
鈴谷「うん。それで三隈が持ってた三式が外にでて私の上に落ちたの」
提督「全く…心配をかけるな。鎮守府が襲われたのかと思ったぞ」
鈴谷「そういえば中央で会議じゃなかったっけ?」
提督「鈴谷が大破した意識が無いと聞いたら戻るだろ」
鈴谷「それは鈴谷が秘書艦だから?」
提督「どうだろうな」
鈴谷「あー、はぐらかした。聞いてみたいな、提督の本音」
提督「…鈴谷、外を見てみろ」
鈴谷「うーん?なになに?」
提督「今日は名月らしくてな」
鈴谷「うわぁ、マジじゃん。すっごい綺麗」
提督「そうだな。綺麗だ」
提督「だがお前と見る月はより綺麗だ」
鈴谷「そ、それってあれだよね?」
提督「さーて、俺は中央に向かわないと…」
鈴谷「ま、待って!す、鈴谷は提督となら死んでもいいから」
提督「そうか覚えとくよ」
鈴谷「うん、覚えてて。あとね、提督」
鈴谷「愛してるよ」
三話は夜に
間宮「提督さん?」
提督「はい?ああ、間宮さん。こんな夜中にどうかしましたか?」
間宮「厨房から音が聞こえたので…提督さんはまた徹夜ですか?」
提督「はい。今日は大和達の演習だったので」
間宮「演習番長…だから今日は食べる量が増えたのね」
提督「あの娘達には抑止力の名目で鎮守府に居てもらっていますから…たまには発散させてあげないといけません」
間宮「練度99…提督がケッコンされればその必要はないのでは?」
提督「それはできません。私には心に決めた人がいます」
間宮「そうなんですか?私ったら余計な事を…」
提督「…間宮さん。今日の月がどんな月か知っていますか?」
間宮「月ですか?いえ、知りませんが…」
提督「なら私と月をみにいきませんか?」
間宮「構いませんよ」
提督「良かった。間宮さんと見る月は綺麗ですから」
間宮「…私も提督さんと見る月は何よりも綺麗だと思います」
間宮「本当に…綺麗ですよ」
吹雪「司令官さん、見てください!綺麗な満月ですよ!」
提督「そうだな。とても綺麗だ」
吹雪「そうですよね!なんであんなに綺麗なのでしょうか?」
提督「私は吹雪といるからだな」
吹雪「私ですか?」
提督「ああ。吹雪と見る月は綺麗だ」
吹雪「わ、私も!司令官と見る月はとても綺麗だと思います!」
提督「そうか」
吹雪「はい!」
提督「お前が俺の最初の人でよかった」
青葉「青葉見ちゃいました…指輪を買ってましたけど誰かに贈る予定ですか?」
提督「気のせいだろ」
青葉「ここに証拠の写真が」
提督「提督命令だ。今すぐにそれを全て焼き払え」
青葉「うっ…せ、せめて相手だけを」
提督「断る」
青葉「青葉じゃ…青葉ではだめなんですか!?」
提督「あのな……あれを見てみろ」
青葉「…月がどうかしたんですか?:
提督「青葉と見る月は綺麗ですね」
青葉「えっ?」
提督「出ていけ。執務に忙しい」
青葉「あ、あの」
提督「どうした?」
青葉「青葉は…提督となら死んでもいいですから」
このSSまとめへのコメント
シャアwww
こうゆうのも(・∀・)イイ!!
シャア・・・情けない奴!
「シルバーニードルズ」って100g
16000円近くするのな(市販100gは16円ほど)
素晴らしい!(・∀・)
良いねぇ、痺れるねぇ。