アキ「遊星!ミスティのおしっこが止まらなくなってしまったわ!」 遊星「何!?」 (16)

ジャック「フン、たかが小便が止まらない程度で」

遊星「いやこれは大問題だ」

クロウ「どうして?」

遊星「昔からデュエリストの尿がダダ漏れすると・・・」

ブルーノ「遊星!街中小便の大洪水だよ!!」

ジャック「何だと!?」

遊星「やはり洪水になってしまったか・・・」

クロウ「遊星!」

遊星「行こうミスティの尿を食い止めるため」

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遊星「Dホイールで行くのは危険だ。徒歩または泳いで行くぞ」

ジャック「小便の海を泳ぐというのか!?」

遊星「Dホイールは尿に弱い」

ブルーノ「壊れちゃうからね」

ジャック「くっ・・・仕方がない」

遊星「アキはここで待機だ」

アキ「ええ、気をつけてねみんな」

クロウ「にしても小便臭いな・・・本気で泳ぐのか?」

遊星「ああ、トップモデルのミスティの尿だ害はないはず」

クロウ「そうだな四の五の言う前に行かねえとな!」

遊星「みんな!飛び込むぞ!!」

クロウ「クソ!目に小便が!」

ジャック「鼻の中にも入ったぞ!」

ブルーノ「遊星」

遊星「これを使おう」ゴソゴソ

ジャック「それは何だ?」

遊星「これは俺が来るべき時に備えて開発した尿の海専用の酸素マスクとゴーグルだ」

ブルーノ「さすが遊星!」

クロウ「これなら尿が目や鼻に入らねえ!」

遊星「急ごう俺達が行かねば誰がこれを止めるんだ」

ジャック「方法はあるのか?」

遊星「いやミスティの症状次第で方法は変わる」

コナミ「アアアアアアアア」

遊星「大丈夫か!?」

コナミ「た、助かった」

ジャック「気をつけろ!気を抜けば流されてしまうのだぞ!!」

コナミ「つ、つい急いで居たもので」

クロウ「こんな日に?」

コナミ「いや・・・まあ」

遊星「とにかく危険だ」

ジャック「終わるまであの木の上にでもいろ」

クロウ「俺達が何とかするからよ!」

コナミ「す、すまない」

クロウ「あ!」

ジャック「何だ大声を出して」

クロウ「ミスティの居場所・・・」

ジャック「しまった!どうする遊星!」

遊星「いやこの尿の流れに逆らい進めばたどり着くはずだ」

クロウ「そうか!」

遊星「こうしている間にもネオドミノシティはおろか世界そのものが尿塗れになってしまう」

ブルーノ「急がないとね」

遊星「だから俺達は進むんだ」

遊星「勢いが激しくなってきた!」

遊星「ここを突破すれば・・・」

ジャック「だがどうすればいい」

クロウ「遊星」

遊星「・・・」

遊星「・・・!」

ジャック「何か浮かんだのか!?」

遊星「ああ」

クロウ「それでどうやって」

遊星「俺達はデュエリストだ」

ジャック「当たり前の事を・・・それが何だと言う?」

遊星「だからカードでここを突破しよう」

遊星「各々のエースモンスターで尿を防げば」

ジャック「必ず通れる!」

クロウ「しかしよく気がついたな遊星!」

遊星「カード達が俺に教えてくれた」

ジャック「このまま一気に突っ切るぞ!」

遊星「ああ!」

クロウ「おい!ミスティが見えてきたぞ!」

遊星「あと少し・・・あと少しだ!」

遊星「あと少しでこの騒動も終わる!」

ミスティ「あ~!あ~!」ブシュシュシュシュシュシュシュ

クロウ「こいつは酷い・・・」

ジャック「これがトップモデルの姿だと言うのか」

遊星「栓をしよう」

ブルーノ「栓!?どうやって」

遊星「この空き缶でだ」

ジャック「バカな!そんな空き缶なんぞで!」

遊星「この世には不要な物など一つも無い」

クロウ「でも空き缶だろ?」

遊星「一見すると普通の空き缶だが工夫をすれば立派な栓になる!」

遊星「こうして・・・こうすれば・・・完成だ」

ジャック「後はミスティに近づければいいんだな」

遊星「俺たち四人で突っ込み俺がミスティに栓をする」

クロウ「でもそんな事してもいつかは外れるぞ!」

遊星「いや大量の尿漏れなど3日もすれば終わる」

ブルーノ「どうしてミスティは尿を?」

遊星「それはトップモデルであるストレスか何かだろう」

ブルーノ「ふーん」

遊星「さあ行こう!これで全てが終わるはずだ!」

ミスティ「あ~!あ~!」ブシュシュシュシュシュシュシュ

クロウ「クッソ・・・何て威力だ!」

ジャック「クロウ!ブルーノ!俺達が盾になるぞ!」

クロウ「わかったぜ!遊星!俺達が盾になるからお前はその隙に行け!」

遊星「・・・わかった!」

ジャック「肩を組め!足に力を込めろ!」

クロウ「小便なんざ怖くねえ!!」

ブルーノ「遊星!」

ミスティ「あ~!あ~!」ブシュシュシュシュシュシュシュ

遊星「今だ!」

ジャック「行け遊星!」

カポッ

ミスティ「あ・・・」

クロウ「小便が止まった・・・遊星」

遊星「成功だ」

ミスティ「本当に何とお詫びをしたらいいか・・・」

遊星「いや何も気にする必要はない」

ジャック「明日は我が身と言うからな」

クロウ「そうだぜ!」

ブルーノ「ミスティさんの尿を受けるなんて嬉しい限りなんじゃないかな?」

遊星「みんなの言う通りだ何も気に病む必要はない」

ミスティ「ええ・・・」

ジャック「これからどうする」

遊星「まずは残った尿を全て取り除かなければならないな」

ジャック「取り除くと言ってもどうする」

遊星「それは今から」

ボマー「その必要はない!」

クロウ「ボマー!」

ボマー「尿は全て大地が吸収した」

ブルーノ「地面が?」

ボマー「それどころか街が綺麗になっている・・・あれを」

ジャック「以前よりも自然が目立つ・・・これは」

遊星「ミスティはトップモデルだ美しい女性の尿は汚れたものを浄化する作用があると聞いたことがある」

クロウ「だから綺麗になったのか」

ボマー「幸いにも怪我人も死者も居ないそうだ」

遊星「尿には俺達の知らない神秘が隠れているのかもしれんな・・・」

コナミ「尿が地面に消えて行く・・・」

遊星「もう大丈夫だ」

コナミ「・・・」

ジャック「どうした」

コナミ「いや女の子と待ち合わせをしていて流されたのか帰ったのか」

遊星「そうか・・・大丈夫だ」

クロウ「いつかいい事があると思うぜ」

コナミ「そう?いい事ある?」

遊星「ああ!もし悩みがあれば俺達のところへ訪ねれば」

ジャック「解決してやらん事もない!」

クロウ「この街の揉め事は俺達に任せろってんだ!」

コナミ「何て頼もしいデュエリスト達なんだ・・・」

数日後

ブルーノ「大変ね目にあったよね」

遊星「明日は我が身」

クロウ「?」

遊星「俺達もいつかあの様に大量の尿を漏らすかもしれん」

ジャック「油断はできんな」

クロウ「何かあんな風にならない方法はあるのか?」

遊星「ストレスをためない事だな」

ブルーノ「ストレスか」

遊星「人間いつあの様な現象に巻き込まれるかわからない」

ジャック「だから気を引き締めねばならんな」

遊星「みんなもストレスには十分気をつけてくれ!大量の尿を漏らしたくなければな!」





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