【モバマス】渋谷凛「お年玉のないお正月」 (27)

初ssでモバマスssです
多少のキャラ崩壊注意

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未央「ふぅあー寒寒。おーしまむー、あけおめ♪」

卯月「未央ちゃんあおけおめー♪…ってこのやりとり夜にもしたけど、未央ちゃん元旦から事務所に来るのはやいね」

未央「そりゃ、いつも私はいつも元気だしね。そ・れ・に、未央ちゃんの今日のお目当てはコ・レ!」

卯月「あ、あはは」

凛「未央…除夜の鐘聞いた後だろうに欲望にまみれてるよ…」

未央「おっ、しぶりんあけおめー!」

卯月「凛ちゃんおはよう!今年もよろしくね!」

凛「うんあけおめ。で、お年玉?未央にしてはそんなことにガッつくなんて珍しいね」

未央「いやいや未央ちゃん実は年末商戦という恐ろしい魔物の餌食になってしまって…ついつい買い物しすぎてしまいまして、てへへー」

凛「で、お年玉に頼ろうと」

未央「そう!福袋欲しいしね!一緒にお年玉貰って一仕事後一緒に見て回るのどう?」

卯月「いいね!行こうよ皆で!」

凛「もう二人とも…フフッ、とりあえずプロデューサーの所行こうか」

卯月「そうだね…ってん?なんだろうこの紙」

未央「事務室のドアに貼ってあるやつ?えっあれ?このドア鍵かかってるね」

凛「紙には、ん?えーっと


『今年未成年へのお年玉の配布はありません 事務所大人一同』


!?」

未央「えっ嘘でしょ?あっ…本当だ、ご丁寧に一緒に未成年組のスケジュールまで貼ってある」

凛「つまり暗に未成年は中に入るな、って言われてるねこれ...」


卯月「ええーっ!?じゃあ私iPhone6買えないじゃないですかー!」

未央「残念だけど…ってしまむーもお年玉頼りにしてたんかーいっ!」

卯月「えへへ…」

みく「おはよーございまーす…あれみんな事務室のドアの前に集まってどしたの?」

凛「あっみく、今日は一緒の仕事だったね。とりあえず現状の話だけしちゃうと…」カクカクアオアオ

.........

みく「ええっ!?お年玉がもらえない!?」

美穂「成る程…それは困ったね卯月ちゃん」

美波「どうしようか、私も恥ずかしながら少し期待して事務所に来ちゃったし…」

未央「いつの間にか人増えてるね、皆どれだけお年玉目当てにはやく来たんだい?この未央ちゃんに正直に話してごらん?」

凛「いやそれ未央が言えることじゃないから」

美穂「あはは…そういえば大人組は今どうしてるんだろうね」

凛「さっき茄子さんが隠し芸大会の生放送に出てたから皆普通に仕事してるんじゃないかな。とりあえず私たちも仕事行こうよ、私たちは正午に20分生放送で料理コーナーの後はオフだね」

未央「よしっ、美穂ちー、みなみん!それぞれ仕事後いつもの喫茶店に集合!なんとしてでもお年玉を大人組からせがむよ!」

美穂「うぅぅ…お年玉は欲しいけどせがむと言われると何か罪悪感が…」

卯月「そんなの感じちゃいけないよ美穂ちゃん!去年も一昨年も貰ったんだから今年ももらえるよ!絶対」

美穂「そうかな卯月ちゃん…実はファンタジー小説の新シリーズをまとめ買いしたいなーなんて私思ってて♪」





ワイワイガヤガヤ

みく「……….なんか皆お年玉が欲しくて欲しくてたまらないみたいな流れになってるけど、いいのあれ?」

凛「まぁ楽しそうだし、私は眺めてようかな。美波は無理して参加しなくていいよ?」

美波「えっ、り、凛ちゃんありがとね」ギクゥ

美波(言えない、すごくお年玉楽しみにして事務所一番乗りしようとしてたなんて)

夕方 喫茶店

未央「で、あーちゃんと茜ちんも連れてきました!ここの喫茶店は元々あーちゃんの行きつけを教えてもらったんだしね!」

藍子「皆よろしくー」

茜「ここオムライスが美味しくて大好きです!カレーも美味しいし!」ガツガツ

美波「で、どうしましょうか…まずなぜこんなことになったかを楓さんと留美さん、美優さんにそれぞれそれとなーく聞いてみたんですけど皆お仕事が忙しいらしく返答なしです」

美穂「私はさっき菜々さんに電話してみたんですけど何か気持ち悪いらしくて仕事もないらしく家で療養中らしいです、菜々さん大丈夫かな…」

藍子「私はついさっきこの事態を知ったんだけど芽衣子さんと洋子さんは収録中いつもよりボケーっとしてたのが印象的でした」

凛「…うんこれは多分アレだね」

卯月「どういうことですか?」

みく「大人組は子供組に内緒で大晦日にパーティをここでやってたってことにゃ、しかも結構盛り上がったみたいだね」

未央「うんうん私にはわかる、その後多分大人組は宴会のノリで多分麻雀とか始めちゃってお金のやり取りをし始めちゃったんだよ」

茜「賭け麻雀ですね!よく卒業試合の打ち上げで部員がやってました!」

未央「そうそう…ってかそれはマズくないか茜ちん!?まぁそれは置いといて、例えばこんな感じ」

モバP『あー負けた負けた、どうするんですかこれ明日お正月ですよこれじゃお年玉払えませんよ』

ちひろ『こ、今年はお年玉払わなくてもいいですよね?あの子達もうたくさん稼いでますし…』(大負け)

美優『そうですね、さすがにもうアイドルとして一人前の子も多いですし、払わなくていいですよね?』(大負け)

洋子『もう、プロデューサー?駄目だよちゃんと払わないと…ヒック私やっぱり払いたくないなー』(負け)

友紀『ぐがーっ』(勝ち)

早苗『ぐがーっ』(勝ち)

茄子『くーくー』(大勝ち)

モバP『よし!去年一昨年とお年玉渡してきたけど今年は未成年にお年玉払いません!そもそも俺たちは保護者じゃありません!』

負け組『『『『さーんせいっ!!』』』』

みく「これはひどいにゃ」

凛「酷いね」

藍子「でも実際絶対ないって否定しきれないのがちょっと…あれだね」アハハ

未央「えー絶対こんな感じだったってーぶーぶー。それじゃあさ、本題に移ろうかみなみん!」

美波「問題はこれからどうやってお年玉を貰うかだけど…うんやっぱりなんか申し訳ない気もするけど…」

凛(思ったより美波がもらう気満々だ…まぁ年末に正月にはお年玉渡すんだから今は我慢しろってプロデューサーが言ってたのを聞いてるとね…)

卯月「はいっ未央ちゃん!本人たちの罪悪感を刺激しましょう!」

美穂「いや卯月ちゃんそれはちょっと…吹っ切れすぎじゃないかな!?」

茜「うーん私としては、敵の弱点を突くのは正攻法に思えます!!」

みく(敵ってだれにゃ…ちひろさんか納得にゃ)

未央「ほうしまむー、続けて」

卯月「例えばこんな感じです!」

卯月『おはよー凛ちゃん、昨日は初売りにつられてお金使いすぎちゃったねー』

凛『ふふっ卯月は小物買いすぎだからね、福袋以外余り買わないほうがいいのに』

卯月『うーんそうだと私も思ってたはずなのに…うーん今月は辛くなりそうです。えへへ』

凛『あっちひろさん明けましておめでとうございます。昨日1日会いませんでしたけど大丈夫でした?』

ちひろ『あっ、あけましておめでとう凛ちゃんと卯月ちゃん(なんかお金の話の下り聞きたくなかったなぁ)』

卯月『顔色悪そうですけど大丈夫ですか?…これ昨日なけなしの予算の残りで買ったバファ凛です、良かったら使ってください!』

ちひろ『あっいや私なんて、大丈夫よ本当にうん本当に』

卯月『いやいや、毎日ちひろさんが頑張ってくれてるから、私たちも頑張れるんです!ちひろさん年始の辛いときくらい薬飲んでゆっくりして下さい!』

ちひろ『あっ、ありがとう卯月ちゃん!(私が間違ってました、お年玉くらい渡しましょう…)』ホロリ

卯月「どうですか?」

未央「しまむー…いつになく必死だね」ドンビキ

凛(あの未央が引いてる!)

美穂「卯月ちゃん!何かお金の関わってくる話でそこまで遠回しにするのは良くないんじゃないかな?もう真正面からお年玉下さい!って言う方がいいと私は思います!」

みく(こっちは真剣に評してるし)

卯月「美穂ちゃん!それは甘いよ!そんなんじゃiPhone6は手に入らないよ!」

美波「まぁまぁ、もう正直にみんなで明けましておめでとうございます!お年玉下さい!って言ったらもらえるかもしれないんじゃないかな?」

未央「…まぁプロデューサーくらいならみなみんのセクシーな誘惑で落ちちゃうかもねー、って未央ちゃんも誘惑できるぞ☆」ダッチューノ

藍子「せっ、せくしー!?」

凛「はいはい、美波なら泣き落としとか方が効果的なんじゃないかな?」

美穂「泣き落とし…こんな感じですか?」

美波『プロデューサーさん!どうして!あんな事言ってたじゃないですか!美波に夢見させてくれるって!』

モバP『すまん、美波。でも俺の財布はもうあの女のものなんだ』

美波『プロデューサーさん…私言いましたね前回の3周年のパーティで、色んな涙を教えて欲しいって。でもこんな悲しい涙だけ教えてくれるなんて、卑怯ですっ』

モバP『……美波、すまなかった』

美波『謝らなくたっていいんです、ただ、もう一度だけ、もう一度だけ年始を一緒に過ごしませんか?今までのように』

モバP『美波…』

美波『そう、毎年のようにお年玉から始まる正月を…』

モバP『これで、いいのか?』バサッ

美波『後…もっと強く抱きしめて』

モバP『こうだな…』

美波『はい、あったかい…』

美穂「力作です!」

凛「なんでドラマ風!?いや行けるかもこれ」

未央「これは…うん美穂ちー今度ウチのスタッフと一緒に映画作っちゃう?ってくらい映画にしてみたい感じだね」

茜「ああぅ、なんだか顔が熱くなるぅー熱くなる展開ですね…」プシュー

卯月「…ごめん美穂ちゃん甘く見てた、この展開は行けるかもいや行ける」

凛「いややっぱこれはダメだよ卯月、考え直そう」

卯月「そもそもこの路線は凛ちゃんが提案したじゃないですか!?」

凛「いや…それはその冗談というか」

ワイワイワイワイ




藍子「あの、美波さん?顔赤いですけど大丈夫ですか?」

美波「うう、なんか恥ずかしくて…大丈夫です、ありがとうね藍子ちゃん。で、そういえば今何時だろう?」

みく「ん?えーと……えっ!?夜八時前!!?」

未央「あちゃーっ、またあーちゃんのゆるふわタイムいつの間にか発動してたかー。じゃあとりあえずぶっつけ本番!明日朝一番!真っ向勝負でせがみに行くよ!」

卯月「えーっ!?まだ何も決まらなかったどうしよう!」

未央「そこ!文句言わない!しまむー大丈夫なんとかなるって♪私たちの先輩とプロデューサーは案外優しいよ?」

卯月「ええっ、そうだといいけど…」

藍子「じゃあ騒がしくてすいませんー、お会計はこれでお願いします!」

茜「あっ!藍子ちゃんこのケーキとカレーの伝票もおねがいします!お金はこれで!」

みく「茜チャンいつの間にそんな食べてたの…」

凛(結局だべってただけだったね…楽しかったけど)

ガヤガヤガヤガヤガ

未央「ではっ!千葉組は帰りまーす!東京組また明日ねーっ」

卯月「未央ちゃんまたねー!」

凛「……話し合った割には何も決まらなかったね」

藍子「でも楽しくなかったですか凛ちゃん?私こういう正月は新鮮で良かったです。私いつも正月なんて一人でのんびり過ごしてますし…」

みく「みくは正月に限らず休みの日は撮り溜めしておいた志◯動物園とかダ◯ウィンが来た!とか見てるにゃ、あれ結構面白いんだよ!…まぁこうやって集まって駄弁るのも好きだけど」

美穂「私は…大体小説とか読んでそのままぐでーっとしてますから、確かに今日は珍しい正月で楽しかったです!」

卯月「そういえば私もこんな家族以外と話した正月なんて久しぶりかも!楽しかったなぁ今日」

凛「…….そうだね、皆でこういい正月もたまにはいいね。あっ私こっちだ、じゃあね皆」

藍子「また明日ね!」

卯月「じゃあねー」

みく「おつにゃんー」




凛(お年玉のない正月だったけど、悪くなかったな。皆もこう思ってるんだろうね、そうだと嬉しいな)

...............
......
...

次の日


凛「で、今日になったわけだけど」




未央「わーいちひろさんありがとうー!!愛してる!お得情報もっと流しちゃうよ今後ともご贔屓にー!!」

卯月「やったぁiPhone6が買える~!!」

凛「普通にもらえてるー!!」ガビーン

藍子「いやなんか途中までは未央ちゃんの想像通りだったみたいなんだけど、あの貼ってあった紙はただちひろさんが酔っ払ってノリで作っちゃったらしくて…」

美穂「鍵が閉まってたのは部屋が酒臭いから閉めてただけらしいです、匂いバレちゃ他の部署になんて言われるかわからないし…」

凛(LINE見てみたら奈緒と加蓮は川島さんから昨日のうちにもらってる!?)

モバP「つーわけで、お前ら大切に使えよほらお年玉、ほら凛も」

凛「ん、本当にいいの?ありがとうね」

凛(中に入ってるのは1万円、高校生にしては高いよね)

凛(それにしても...)

美波「ありがとうございますプロデューサーさん。美波、大切に使います!」

みく「そういえば美波チャンはどうお年玉使うの?昨日聞かなかったけど」

美波「えーっと、成人式の服をこのお正月に買っちゃおうかなって思ってて」

凛(アイドルの皆との正月は、いいものだね)

凛「美波ってどういう服着ていくつもりなの?結構気になる…」

未央「みなみん!買ったら写メ送って?せくすぃーなの未央ちゃん見たいです!」

美波「ええっそんなの買わないよぉ未央ちゃん!」

ワイワイワイワイ
モバP「正月早々皆元気ですねー」

ちひろ「ですねー、こっちが元気貰っちゃいますね。さて仕事仕事」


モバP「……ちひろさん本当は本当にお年玉渡すつもりなかったの俺知ってますからね」ボソッ

ちひろ「ナ、ナンノコトカナー?」

モバP「このお年玉、俺の月末ガチャのお金ですよね。いやーちひろさん俺のおかげで儲かりましたねぇ助かりましたねぇ、今度何か奢ってくださいよ」

ちひろ「あははーえーやだなー



ってよく考えたらそれ回したモバPさんの責任ですよね」

おしまい、html化ってのを出してきます、特に卯月が難しい次はもっと頑張る


この正月は爆死して、泰葉と芸事楽しんで、ちひろとの羽根つきして、初めてss書いて、社会人駅伝見て、格付け見て、未央を愛でて楽しかったです
アニメもすごく楽しみで不安と期待で一杯ですが2015年もモバマスを精一杯楽しめればと思ってます

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