沙紀「誰か付き合って欲しいっす…」 (156)

※複数P世界、安価スレ
エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意
(リクエストじゃなかったとか言い出
せない…)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1418005420

亜季「なかなか付き合い慣れません…」
亜季「なかなか付き合い慣れません…」 - SSまとめ速報
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櫂「え、あたし付き合わされるの?!」
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拓海「コイツまで付き合うのか…」
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乃々「付き合うとか…むーりぃー…」
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亜季「むむむ…お付き合いして差し上げたいのですが…」
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櫂「拓海ちゃんに付き合う」
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瑛梨華「瑛梨華ちゃんに付き合うの?」
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美玲「ウチが付き合えばいいんだろ。」
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の続きです
29作目…なんかすみません
ステマをするべきか否か…

美術館

時子「この私がこんなお気楽アート女の誘いに乗ってこんな辛気臭い場所におめおめと…屈辱だわ。」

沙紀「…もしかしてお気楽アート女ってアタシの事っすか?」

時子「アァン?他に誰がいるのよ?何か文句でもあるのかしら。」

沙紀「大有りっす!そんな言い方はアートに失礼っす!アートに謝るっす!」

時子「この女の怒るポイントが理解できないわ…」

拓海「ああもう何でもいいから時子は黙れ。そしてそのまま一緒喋んな。」

時子「単細胞牛女の意見は聞いてないわ。」

拓海「何だとコラ!もう一回言ってみやがれ!」

時子「何度でも言ってやるわ。単細胞牛女は黙って醜い肉塊を揺らして豚どもに媚びてなさいって言ったのよ!」

拓海「……いいぜ。今日こそどっちが上かはっきりさせてやるよ!」

時子「望むところよ。」

沙紀「ちょっと二人とも館内では静かに…」

拓海・時子「アンタ(テメエ)は黙ってなさい(黙ってろ)!!」

沙紀「は、はい!」

拓海「テメエの存在自体が気に食わねえんだよ!アタシと同じ空気を吸ってんじゃねえぞ!!」

時子「それは私のセリフよ!私と同じ地面に立つなんて自分の立場が理解できていないようね。」

時子「あなた脳味噌何グラム?」

拓海「脳味噌の代わりにラードが詰まってるテメエよりはマシだな。」

???「あ、あの……少しお静かに……」

拓海・時子「アァン?」

???「で、ですから美術館の中では少しお静かにですね…」

時子「私に意見するとはいい度胸ね!」

沙紀「ちょっと時子さん!一般の人に喧嘩を売るのは流石にマズイっす!」

時子「……チッ。」

拓海「……命拾いしたな。」

時子「口の減らない女ね。まあ今回だけは見逃してあげるわ。感謝しなさい。」

沙紀「はぁ…なんとか収まったっす。すみません…迷惑かけちゃって。」

???「いえ…大丈夫です…」

沙紀「はぁ…あの二人はありすちゃんがいないとすぐに……」

???「ありすちゃん?……珍しい名前ですね?…どこかで聞き覚えがあるような…」

沙紀(しまった!今はお忍び中だったのに!)

沙紀「き、気のせいっすよ!」

???「……そうですね。新聞で見た気がしたのですが…」

沙紀「や、やだなー。アタシらはただのアート好きっすよ!」

時子「……そこの根暗そうなの。名前を覚えておいてあげるわ。私に名前を教えなさい。」

沙紀「ちょっ…!」

???「……古澤です。古澤頼子……」

時子「頼子ね。覚えたわ。見たところまだ若い見たいだけど何でこんな年寄りばかりのところにいるのかしら?」

頼子「えっと…………>>10

女王様についての勉強と科学の研究にあなた達がふさわしいと伺いまして…

頼子「……女王様についての勉強と科学の研究にあなた達がふさわしいと伺いまして…」

時子「あら、やっぱり私の女王としての資質は隠せなかったみたいね。」
バサッ

頼子「……やはり。」

アレッテトキコサマダヨナ?
トキコサマダ!
フンデクダサイ!

時子「うるさい豚どもね。順番にサインしてあげるから並びなさい。」

沙紀(アタシたちの変装を見破るとは一体…?)

トイウコトハアノフタリハタクミントサキチャンダナ!
タクミン!タクミン!
ムネオオキイ!

拓海「おい、今胸デカいって言ったのはどいつだ!!」

沙紀「あーあー……」

マチガイナイ!
アノリアクションハホンモノダ!

頼子「……こんなところで遭遇するとは…いや、かえって好都合…」ボソッ

沙紀「?」

拓海「バカ時子のせいでバレちまったじゃねえか!」ヒソヒソ

時子「何故この私がこそこそしなきゃいけないのかしら?女王には下僕を躾ける義務があるのよ。」ヒソヒソ

沙紀「…せっかく久しぶりのオフだったのに…」

頼子「……すみません。吉岡沙紀さん、向井拓海さん、財前時子さんですね。」

時子「あら、あなたも私のファンかしら?」

頼子「……そういうところです。」

拓海「辞めとけ辞めとけ、悪りい事は言わねえからコイツのファンなんか辞めちまった方がいいぜ?」

時子「アァン?何人のファンを減らそうとしてるのよ?」

沙紀「まあまあ二人とも抑えて…」

時子・拓海「チッ……」

頼子「…仲がよろしいのですね。」

時子・拓海「誰が…!!」

沙紀「………」

沙紀「それにしてもよく変装が見抜けたっすね。」

頼子「……ちょっとした特技です。仕事柄変装は……いえ…何でもありません…」

沙紀(……どこかで見た事があるような…いや、でも全然雰囲気が違うし…)

時子「そこの牛女は下僕たちの相手をしていなさい。」

拓海「おい!ああ、ちゃんと順番に並べ!」

時子「それで私に具体的には何を聞きたいのかしら?」

頼子「>>17

部下への可愛がり方やアメとムチ

頼子「部下への可愛がり方とアメとムチです。」

時子「よく分かってるじゃない。私の下僕にしてあげるわ。」

沙紀「気にしないで欲しいっす。時子さんは少し…」

時子「アァン?」

沙紀「な、何でも無いっす!」

時子「騒がしくなってきたわね。」

沙紀「いや時子さんの…」

時子「アァン?」

沙紀「ひっ!」

時子「場所を移しましょう。そこで私が直々に教えてあげるわ。感涙に咽びなさい。」

頼子「あの……向井さんは…?」

時子「あの雌牛だったら気にしなくていいわ。視姦される事しか能の無い豚だから。」

拓海「テメエ…!」

タクミンアクシュシテ!
ツギハコッチニサインヲ!

拓海「ああ!全員相手してやるから待ってろ!(時子絶対後で[ピーーー]。)

頼子「は、はあ…」

頼子「…でしたら近くにカフェがありますのでそこに場所を移しましょう…」

時子「フンッ、私に釣り合うんでしょうね?」

頼子「…それは分かりませんが…」

時子「まあいいわ。沙紀、ついて来なさい。勿論肯定以外認めないわ。」

沙紀「え、ええっと…たくみん頑張ってっす!」

拓海「ああクソッ!待ちやが…」

カフェ

頼子「こんちには。」

マスター「いらっしゃいませ。」

時子「まあまあね。」

店主「まあまあ…」

沙紀「あ、いえ!なかなか内装もセンスがあるっすよ!」

頼子「…そう言っていただけると幸いです。」

店主「……」

店主「マスター。お客様を案内してあげてください。」

マスター「かしこまりました。奥にどうぞ。」

時子「少しでも私の口に合わないものなんか出したら承知しないわよ。」

マスター「それはそれは…なんとか頑張ります。」

店主「…リーダー。要監視対象との接触が早いのでは?」ヒソヒソ

頼子「…予定より早いけど仕方ないわ…」

沙紀「何の話をしてるっすか?」

頼子「……>>24

いかにして時子さんの機嫌を損なわないかの会議…

安価把握

一時中断します

再開します

頼子「いかにして時子さんのご機嫌を損なわないかの会議です……」

沙紀「確かに初めてだと時子さん怖いっすからね…」

頼子「…はぁ…気に入っていただけると良いのですが…」

沙紀「いやいやあれは結構機嫌がいい方っすよ?」

頼子「…そうなんですか?」

沙紀「そりゃあもう時子Pさんといる時の次くらいには…」

時子「聞こえてるわよ。」

沙紀「い、今のはつい口がすべっ…」

時子「豚の分際で口答えするのを許可した覚えはないわよ。」

頼子「…あれはご機嫌がよろしいのでしょうか?」ヒソヒソ

沙紀「アタシには分かるっす。あれは早く話したくて仕方ないって感じっす…って痛たたた!耳引っ張らないで!」

時子「生意気なのよ。本当だったらこのまま耳を引きちぎっているところよ。これだけで済ませてあげてるんだから感謝しなさい。」グググ

沙紀「ギブギブ!耳が、耳が取れちゃうっす!」

時子「いちいち騒ぐんじゃないわよ豚。豚だったら豚らしく鳴きなさい。」グググ

沙紀「だってアタシ豚じゃ…いったー!!」

時子「そこの根暗眼鏡。早く私に跪いて教えを請いなさい。」

頼子「……は、はい。」

時子「早くしなさい。私の時間は貴重なのよ。」

一番奥の席

沙紀「ううう…耳が無くなるかと思ったっす…」

頼子「あの…大丈夫ですか?」

時子「コイツの心配は無駄よ。こう見えて……チッ、何でもないわ。」

マスター「ご注文は?」

時子「モーニングセット3つ。待たせるんじゃないわよ?」

マスター「かしこまりました。」

沙紀「アタシパフェが食べたいのに…」

時子「それで下僕への可愛がり方とアメとムチの与え方だったわよね?」

沙紀「なかなか変わった事聞くっすね?」

頼子「えっと…仕事仲間への接し方を学びたいというか…」

沙紀「仕事仲間っすか。お仕事は…」

時子「今話してるのは私よ。口を噤みなさい。」

沙紀「は、はい!」

時子「いいかしら?大切なのは>>33

下僕どもを真剣に可愛がり、真剣に傷めつけることよ

時子「下僕どもを真剣に痛めつけ、可愛がってやる事よ。」

頼子「真剣に…ですか?」

時子「そうよ。私は例えどんな下僕が相手でも手を抜いたりしないわ。」

頼子「でも…それって大変じゃ…?」

時子「アァン?私に喧嘩を売ってるのかしら?」

頼子「そ、そんなつもりでは…ただ…それだと時子さんの体力が持たないんじゃないかと……」

時子「ハッ、あなたみたいな猫背女と一緒にしないでちょうだい。そのためにレッスンは積んでるわ。」

沙紀「ここだけの話時子さんって誰よりも早くレッスンに来て一番最後に帰るんすよ。」ヒソヒソ

時子「お黙り!」

沙紀「ひいいい!褒めたのに!」

頼子「…すごいんですね…」

時子「…チッ…要らない事まで。」

時子「さっきだって全員にサインしてきてやったわ。」

頼子「…いつの間に…」

時子「あなたたちがノロノロしてる間によ。全く愚図のペースに合わせるのも楽じゃないわ。」

頼子「………ありがとうございます…とても勉強になりました…」

時子「当たり前じゃない。誰に向かって口を聞いてるのよ?」

時子「それから……」

カランカラン

拓海「時子!!やっと見つけたぜ…!!」バキボキ

時子「あら、どうやって嗅ぎつけたのかしら?」

拓海「チラッとカフェってのが聞こえたからな。虱潰しに探し回った。会いたかったぜ…!表に出ろ…!」バキボキ

時子「泣いて詫びさせてやるわ!」

沙紀「本当すみません…」

頼子「……いえ…」

マスター「モーニングセットを…」

オラシネ!マナイタ!
クサレオチナサイ!メスウシガ!
ナンダトコラ!
アァン?

沙紀「あ、お代は置いて行くっす!」

頼子「あ…あの…」

沙紀「二人とも待って欲しいっす!」カランカラン

頼子「……」

マスター「…リーダー。今なら追いつけますが仕掛けますか?」

頼子「……>>48

安価ミス

>>41

頼子「……そうね……もう時間もないし仕掛けるか……」

マスター「了解しました。店長、至急メンバーに連絡致します。」

頼子「…いつも苦労をかけるわね……」

マスター「いえ…先代から頼子お嬢様、いえリーダーを頼まれた身ですから。」

頼子「………」

頼子「……こんな事…いつまで続けられると思う…?」

マスター「………」

頼子「……少しいじわるな質問だった…緊張してるの…」

マスター「…明日の計画は大切な物ですからね。」

頼子「ええ…失敗は許されない…そのためにも…可哀想だけどあの3人には…少し大人しくしててもらうわ…」

マスター「……ご立派になられましたな…」

頼子「…父さんの真似よ…」

頼子「…今動けるのは?」

マスター「明日の準備がある者を除けば私と店長を入れて8人です。」

頼子「……くれぐれも無理はしないで…」

マスター「所詮は女3人。問題はありません。」

頼子「…だけど…吉岡沙紀はとにかく、財前時子、向井拓海は危険……油断しないで…」

マスター「心得ております。」

通り

沙紀「もう!何で二人は顔を会わせるとケンカばっかり…」

拓海・時子「コイツが…」

沙紀「はぁ…一応有名人という自覚を…」

時子「…黙って。」

沙紀「むっ!流石にそれは…」

拓海「違えよ。気付いてねえのか?尾けられてる。」

沙紀「?!」

沙紀「そんな…なんで…むが!」

拓海「静かにしやがれ。」

沙紀「……ごめんなさい…」

時子「それより今は追っ手よ…少しは手慣れのようだけど無意識に足音を隠しているわ。」

拓海「…数は8か…合図をしたら路地に飛び込むぞ。1、2、3だ。」

時子「乳牛に従うのは癪だけど…いいわ。」

拓海「…1、2、3…今だ!」ダッ

マスター「…気付かれたか?!追うぞ!」

裏路地

マスター「探せ!ここに逃げ込んだはずだ!」

ヒュッ

マスター「くっ?!」パシイイン

時子「ストーカー風情が…生意気に躱すんじゃないわよ。」

拓海「サングラスとマスクで顔は分からねえが…たっぷり殴った後でゆっくり確かめさせてもらうぜ。」

マスター「…」クイ

部下1〜7「…」


VS謎の一味
結果は>>50

敗北

今日はここまでです

おやすみなさい

再開します

拓海「ちったあやるみてえだが…!」
ドス

部下8「…?!」ドサッ

時子「まだレッスン前のウォーミングアップの方が歯応えがあるわ。」

部下7「」

マスター「………」

拓海「テメエがコイツらの中じゃ一番強ええんだろ?かかってこいよ?」

マスター「……」スッ

拓海「時子!ザコは任せたぜ!」

時子「『お願いします時子様』」
ヒュッ パアアアン

部下6「」

時子「沙紀目障りよ!下がってなさい。」

沙紀「あ、アタシも……」

時子「あなたは自分の能力が嫌いなんでしょう?使えないなら目障りだから視界から消えろって言ってるのよ!」

沙紀「……」

マスター「……」カチャ

拓海「ヘッ、どこ狙って……!クソがっ!時子どけっ!」ゴッ

時子「ぐっ…何するのよ豚…」

マスター「……」バン バン

拓海「…チィ………」ドサ

時子「……あなた…?!……よくも……!!」

部下5「………」ヒュン

時子「チッ…どきなさい!!」

マスター「…連れて行け。」

部下1、2「…」コク

沙紀「拓海ちゃん!!」

マスター「…安心してください。麻酔弾です。我々は一般人に手荒な真似はしません。」

時子「これは手荒じゃないってわけ?」

マスター「…申し訳ありません。貴方方は危険でしたので特例をとらせていただきました。」

時子「今すぐそいつを話しなさい。それは私の下僕よ。」

マスター「…明後日には解放致します。我々の要求は二つ。明後日まで大人しくしていただく事、それから他言無用を守ってくださる事だけです。」

沙紀「…もし要求を守らなかったら?」

キキー

運転手「お待たせしました。」

マスター「………。全員目標は達成した。リーダーに報告をしに戻る。」

部下3〜5「了解。」バタン ブロロロ

時子「待ちなさ…!」

時子「…………」

沙紀「…時子さ…」

時子「あの馬鹿!単細胞!雌牛!肉塊!大方脂肪の塊が重くて動けなかったんでしょう!」

沙紀「…そんな言い方は……」

時子「間抜けで愚図で…なんで私なんかかばうのよ!!本当に救えない馬鹿だわ!」

沙紀「……」

時子「………私の馬鹿…」

沙紀「……>>61

沙紀「…本当に素直じゃないっすね。心配ならちゃんとそう言えばいいのに。」

時子「……心配なんかしていないわ。心配なんか…」

沙紀「………」

時子「…誰であろうと私から可愛い下僕を奪う奴は許さないわ。」

沙紀「…ごめんなさい…アタシが……」

時子「これは私の不始末よ。思い上がらないでちょうだい。」

沙紀「…他言無用って事は…」

時子「私たち以外に知らせるなって口止めね。」

沙紀「…………」

時子「とりあえずはコイツらに隠れ家を吐かせましょう。」

部下6、7、8「」

沙紀「…拓海ちゃんはアタシの家に泊まっている事にします。」

時子「…お願いするわ。」

カフェ

マスター「…すみません。部下6と部下7、部下8が相手に捕まりました。」

頼子「…そう…必ず取り返す…」

マスター「…はい。しっかり口止めは行なってきたので身柄を引き渡される事は無いでしょうが…」

頼子「……私のために…ごめんなさい…」

マスター「……」

マスター「…お嬢様は明日の計画に専念なされてください。」

頼子「…準備は?」

マスター「今完了したそうです。」

頼子「…そう…計画を前倒しにするわ。」

マスター「……了解しました。今夜ですね。」

頼子「相手が財前時子である以上ここがバレるのも時間の問題…早く場所を移さなくては…」

店長「客人が目覚めました。」

頼子「…連れてきて。」

店長「はい。」クイ

部下1、2「……連れてきました。」

頼子「…ありがとう。」

拓海「……テメエは昼間の…!(体から薬が抜け切らねえ…体さえ動けばこんなヤツら…)」

頼子「…またお会いしましたね。」

拓海「……テメエら一体何者だ?何が目的だ?」

頼子「…>>68

頼子「それはまだ秘密。全てが終わったら教えるわ。」

拓海「おちょくってんのか…?」

頼子「ごめんなさい。これ以上は話せないの。」スチャ

拓海「…眼鏡は伊達だったってわけか…」

頼子「そうでもないわ。眼鏡が無いと見えすぎて困るのよ。」

マスター「…リーダー。」

頼子「そうね。うっかり喋り過ぎてしまったわ。」

頼子「紅茶は如何かしら?」

拓海「ケッ…誰がそんな得体の知れねえモン…」

頼子「…マスター。私とお客様に紅茶を。」

マスター「かしこまりました。」

拓海「……」

頼子「マスターの淹れる紅茶はとっても美味しいの。」

マスター「どうぞ。」コト

頼子「ありがとう。うん、相変わらず美味しい。」

マスター「恐縮です。」

拓海「……」

頼子「心配しなくても毒は入っていないわよ。客人は丁重にもてなすのが私たちのマナーなの。」

拓海(油断している今なら…)

頼子「右ストレートと見せかけたカウンターなら辞めておいた方がいいわ。」

拓海「?!」

頼子「言ったでしょう。見えすぎて困るって。」ズズズ

拓海(何だコイツ…どうしてアタシの動きが…志希とかと同じ原理か?)

頼子「知ってる?どんな動きにも必ず予備動作が存在するの。」

拓海「…そういう事か…」

頼子「私一人ではおそらくあなたとは互角。でもあなたの周りには私仲間がいる。抵抗しないで。」

拓海「…チッ。」

沙紀の家

沙紀「…様子は?」

時子「忠誠心から口は固かったから夜までかかってしまったわ。アジトは昼間のカフェよ。」

沙紀「…あのカフェが…一体何をしたっすか?」

時子「…聞かない方がいいわよ。」

沙紀「……」

時子「…じゃあ私は乗り込んでくるわ。」

沙紀「…アタシも行くっす。」

時子「私一人で十分よ。それにあなたは戦えないじゃない。」

沙紀「……アタシの力を使うっす。」

時子「そう…本気なのね。」

沙紀「…はい。」

時子「…聞き出した話を信じるならあいつらは美術品専門の窃盗集団。首領は昼間の根暗眼鏡。明日あの美術館から美術品を盗むみ出す計画を立てていたみたいだけど…おそらく計画は今夜に前倒しね。」

沙紀「……時子さんは拓海ちゃんを助け出しして欲しいっす。」

時子「あなたは?」

沙紀「>>76

沙紀「亜季さんたちが気づいたみたいっす。足止めしとかないと窃盗団が酷い目にあうっす。」

時子「それは同感ね。窃盗団に余計な勘違いをされても困るものね。」

沙紀「ええ。拓海ちゃんに何かあったら大変っすから。」

時子「美術館の方は諦めましょう。美術品なんて幾らあってもあの雌牛の足元にも及ばないわ。」

沙紀「…じゃあ。」

沙紀(時子さん…亜季さんたちが気付いてるなんて嘘っぱちっす…)タッタッタ

沙紀(アタシはまっすぐだから窃盗団のリーダーに一泡吹かせてやらないと気が済まないっす。)タッタッタ

沙紀(本当なら拓海ちゃんを助けに行くべきだけど…我慢できない…!)タッタッタ

沙紀(今からなら美術館にヤツらより早くつけるはず……!)タッタッタ



時子「あれで本心が気づかれてないつもりなのかしら…馬鹿ね…」

美術館

ガシャアアン

頼子「全員突入。」

警備員「な、なん……」ガクッ

マスター「首尾は。」

部下9「予定通り館内全域に催眠ガスを撒きました。我々以外誰も動けないはずです。」

頼子「ご苦労。」

マスター「急いで仕事にかかるぞ!」

沙紀「させないっすよ。」カツカツカツ

頼子「…何故動けるの?」

沙紀「…アタシがアーティストだからっす。」

マスター「…何にせよここにおられるという事は客人の安全は…」

沙紀「…そっちは時子さんにお願いしてあるっす。今頃拓海ちゃんは解放されてると思うっすよ?」

頼子「アジトの場所がバレたの?!そんな…彼らが口を割るはずが…」

沙紀「随分お仲間を信用されてるみたいっすね。」

頼子「…彼らは私の家族も同然だもの。」

沙紀「…そうっすか。あの人たちは頑張ったっすよ。ただ時子さんがすごかっただけっす。」

頼子「……今度はあなたを人質にして彼らを助ける。」

沙紀「…舐められたもんだね。」
ズズズ

頼子「?!」ゾクッ

沙紀「今の私は手加減出来ないよ?」

カフェ

時子「あの女はもういないみたいね。」

部下1〜5「」

拓海「…すまねえ…ドジっちまった…」

時子「……」バチン

拓海「痛ってえ!いきなり何しやがる!」

時子「…心配させてんじゃないわよ…馬鹿…」ギュッ

拓海「……>>84

…その……なんだ………ありがとよ///ギュッ

拓海「…その……なんだ………ありがとよ。」///ギュッ

時子「あなたがいなくなったら誰と喧嘩すればいいのよ……」

拓海「…ごめんな。」

時子「このバカバカバカ!大バカ!」

拓海「………」

時子「…豚が主人の許可無くいなくなるんじゃないわよ…」

拓海「…悪りい。」

時子「あーあ…それにしても忌々しい胸をしてるわね。」

拓海「なっ?!」

時子「いつまで汚らしい脂肪の塊を押し付けてんのよ。とっとと離れなさい。」

拓海「…はいはい!全く少しはしおらしいとこもあると…時子、お前泣いてんのか?」

時子「……お黙り。目にゴミが入っただけよ。」

拓海「………」

拓海「ははーん!アタシと会えないのがそんなに淋しかったのかな時子ちゃん?」ニヤニヤ

時子「…当たり前じゃない。」ボソッ

拓海「あ?」

時子「とっとと精肉工場に出荷されなさいって言ったのよ。」

拓海「ああん?何だとコラ!」

時子「助けられた分際で生意気よ。」

拓海「ぐっ…」

拓海「…チッ…今日だけは多めに見てやるよ。」

時子「なら跪いて靴を舐めながら私は卑しい時子様の豚ですって言いなさい。」

拓海「誰が言うか!何調子乗ってんだよ!」

時子「フンッ!口答えするくらいの元気はあるみたいね。」

拓海「……沙紀はどうした?」

時子「…>>91

一時中断します

再開します

時子「安心しなさい 。あの子ならもう片付けている頃だと思うわ。」

拓海「…片付ける?…まさか…!」

時子「そのまさかよ。あの根暗眼鏡一味に借りを返しに行ったわ。」

拓海「…何でそんな事を許しやがった!あの女はかなりできる…しかも沙紀は腕っ節が強えほうじゃねえんだぞ!」

時子「…そう。知らないのね…だけどその方がいいわ…」

拓海「…何がだ?」

時子「…その気になったあの子を止められる人間は数える程しかいないわ…癪だけど私でも厳しいわね。」

拓海「でもアイツはそんな素振りを見せた事は…」

時子「…あの子は自分の能力が大嫌いなのよ。一回見た事があるけど……確かに本人が嫌うのも無理がなかったわ…」

拓海「…そうまでして…」

時子「…今から合流するわよ…」

美術館

部下11「化け物め……!」バタン

沙紀「どうぞお好きに。」

部下12、13「…チィ!」バンバン

沙紀「…」シュッ

頼子「…また見えなかった…何が起きたの?!」

沙紀「あんたらには『青』っす」
クルクルクル

部下12、13「!!」バタン

沙紀「…全身青痣の打撲っす。」

マスター「何だ!一体何をしたんだ!」

沙紀「…相手に能力を教えるほどあたしはお人好しではないっす。」

マスター「…リーダー。逃げてください。残りは我々だけです。」

頼子「まだよ…あなたを倒して仲間を連れて美術品はいただくわ!」

沙紀「…『赤』っす。」

マスター「?!危ない!」ドンッ

頼子「きゃっ!」

マスター「ぐっ…これは赤い塗料?…ぐあああああ!」

沙紀「…今ので背中は大火傷っす。痛みで呼吸もきついはずっす。」

頼子「……あなたの能力が分かったわ。」

沙紀「…へえ。」

頼子「おそらく色と対応したダメージを相手に与える…合ってるかしら?」

沙紀「…だったらどうするっすか?」

頼子「……>>99

黒で塗り潰す!

頼子「…黒で塗り潰す!」バッ ジャー

沙紀「…なるほど…スプリンクラーに仕掛けをしてたっすか…」

頼子「色使いの噂を聞いたから。これでもう使えないはず!」

沙紀「…いやあ…これは参ったっすね…」

頼子「……」

沙紀「本当に参ったっす…」

頼子「…当たりだったようね。」

沙紀「…残念ながら外れっす。」

頼子「虚勢ね。今心底参った顔をしていたわ。筋肉も緊張している。」

沙紀「ああ。それに関しちゃ本当っす。こんなに服を汚したら沙紀Pさんに何て言われるか…」

頼子「何を…?!」

沙紀「『紫』っす。」

頼子「…うっ…ぐぅ…!」ミシミシ

沙紀「美優さんほどじゃないっすけど重力場っす。動くと骨が折れるっすよ。」

頼子「…何で?色は封じたはず…?!」

沙紀「…何か勘違いしてるみたいっすね。上から何を重ねたところで塗った色は消えないっすよ?」

頼子「…そんな…」

沙紀「もっと言ってしまえばアタシのアートは感じるものっすから例え目をつぶろうと無意味っす。」

頼子「……くっ。」

沙紀「…嫌な能力でしょ?人を楽しませるアートで人を傷つけるしか出来な能力なんて…私はだからこの能力が大嫌い…」

頼子「…私たちをどうするつもり?」

沙紀「さあ…まずは人間が体験できる限界に…」

マスター「辞めろ!」

沙紀「まだ動けたっすか?」

マスター「俺たちはどうなろうと構わない。だからお嬢様だけは…ぐっ…」

頼子「何を言ってるの!」

沙紀「…>>105

もう二度とこんなことをしないこと、そして頼子さんを私たちに預けてほしい

沙紀「…もう二度とこんなことをしないこと、そして頼子さんを私たちに預けてほしいっす。」

マスター「…それでいいなら…」

沙紀「………」パッ

マスター「…傷が?!」

沙紀「アタシの正しい能力は相手の脳に色に対応したダメージを負ったと
錯覚させる…っす。実際にダメージは無いはずっす。」

沙紀「さて…ガスは薄くなってきたみたいっすね…」

拓海「沙紀!無事か!」タッタッタ

時子「馬鹿ね。無事に決まってるわ。」

沙紀「拓海ちゃん!拓海ちゃんこそ無事だったっすか?」

拓海「おうよ!この通り…ぐっ…」

時子「まだ薬が抜けてないんだから。ほら、肩を貸しなさい。」

頼子「…人質も解放されて…もはやこれまでね…みんな…ごめんなさい…」

マスター「お嬢様…お嬢様は勤めを立派に果たされました!」

頼子「…いいえ…私…父さんの意思を守れなかった…」

マスター「……」

頼子「…警察に引き渡すのは私だけという約束は守ってください。」

沙紀「……」

時子「…その姿は…」

沙紀「…やっぱりそうだったっすか…」

拓海「おいおい、実は知り合いか?」

時子「そんなわけないでしょ。やっぱり頭に栄養が行ってないのね。」

沙紀「…10年前に新聞の一面を飾り続けた怪盗と呼ばれる男がいたっす…」

頼子「……」

沙紀「彼の犯行相手は不正を働いていた政治家や悪徳企業に限られていたっす…」

時子「しかしその男はある時姿を消した。そして最近その忘れ形見を名乗る窃盗団による被害が各地で起き始めた。」

頼子「……その人は私の父さんよ。」

沙紀「………」

頼子「…父さんは決して悪人からしか盗まなかった。そしてそれをあるべき場所に返していた。」

拓海「なあ…なんだかアタシにはこいつらが悪りいヤツらには思えねえ。事情を話してくれねえか?」

マスター「…お嬢…」

頼子「いいわ…私たちの目的は>>112

安価把握

一時中断します

再開します

頼子「…私たちの目的は父さんのように不正に取引された美術品を元あるべきところに戻すこと。そして、新聞の一面を飾って10年前を思い出させる事…」

時子「……」

頼子「…父さんは立派な人だった。私が小さい頃病気で亡くなった母さんの代わりに、私を大学教授をしながら男手一つで育ててくれたの…」

マスター「……そして誰よりも美術を愛していた人でした…あの人は困った人を見捨てられない不器用な人でした……そんなあの人が私たちは大好きだった…」

頼子「…父さんはある時不正な手段で奪われた美術品を正しい場所に返すために立ち上がった。彼らは父さんの志な賛同してくれた人たちよ…」

拓海「……それが怪盗団の正体か。」

頼子「ええ。汚職政治家や悪人…奴らは不当な権力や暴力によって美術品を牛耳っていた…そして父さんたちは奴らから盗み告発したわ。」

沙紀「…十年前に匿名の情報によってたくさんの美術品を不正に取引をしていた人たちが告発された…あなたのお父さんの功績だったんすね…」

マスター「…その結果不正な取引は激減しました。…しかしある時……」

頼子「…父さんももともと体は強くなかったの…無理が祟ったんでしょうね…病気で亡くなったわ…」

拓海「……」

頼子「…父さんが死んでからしばらくするとまた不正な取引が行われ始めた……私はそれが許せなかった…!!」

マスター「お嬢様!」

頼子「…どうして父さんは正しい事をしてたのに死ななければいけなかったの?どうして父さんの意思は忘れられなければいけないの?…どうして…どうして…!」

頼子「私は病床で父さんと約束したの!必ず全ての人が美術を楽しめる世の中を作るって…!」

マスター「お嬢様!!」

頼子「…ごめんなさい…取り乱してしまったわ…私は知らせたかったの…父さんの意思は消えていないって…」

マスター「…ここの館長は政治家として有名な男ですが、裏では脅迫や暴力によって美術品を集めている悪人です。」

時子「……その男ってのはこいつかしら。」ドサッ

館長「くっ!離せ!早く私を解放しろ!」

時子「気分はどうかしら?」

館長「このロープを早く解け!」

時子「豚未満のクズの言葉は理解に苦しむわね。」

頼子「その男です…!いつの間に…?!」

時子「ここに来る途中で明らかに挙動不審だったから縛ってきたわ。」

館長「き、貴様ら…!大臣ともつながりがある私にこんな真似をしてただで済むと思っているのか!!」

時子「>>121

豚の鳴き声って本当に聞く価値無いわね、答えはイエスかはい以外認めないわよ

時子「豚の鳴き声って本当に聞く価値無いわね、答えはイエスかはい以外認めないわよ。」

館長「い、言わせておけば…!!生まれてきた事を後悔させてやる!!」

時子「芸が無いわね。これを見てもまだ同じ事が言えるかしら?雌牛。」

拓海「誰が雌牛だ!おらよ。」ドサッ

館長「そ、それは…そんな馬鹿な…!!」

時子「隠し金庫に入っていたから見つかるはずが無い…かしら?」

館長「……!!」パクパク

時子「生憎こっちには腕っ節だけの馬鹿がいてね。金庫はこじ開けたわ。この証拠書類が世に公表されればどうなるか無い脳味噌で考えなさい?」

拓海「オイ!腕っ節だけの馬鹿ってアタシじゃねえよな!」

時子「それから頼みの綱の大臣だけどさっき汚職が発覚して失脚したわ。」

館長「………」ガクッ

沙紀「時子さんってたまに本当に頼りになるっすね…」

時子「アァン?」

沙紀「い、いえ!いつもっす!」

時子「この男には然るべき裁きがくだされるでしょう。」

館長「」

頼子「…ありがとうございます。」

時子「私は目の前のゴミを掃除しただけよ。」

時子「警察も間も無く到着するわ。」

マスター「…お嬢様。では私たちはこれで…」

時子「アァン?あなた何を言ってるのかしら?警察が用があるのはそこのクズだけよ。」

頼子「えっと…」

時子「今回の件はこのクズの保険金目当ての自作自演、いいわね?」

マスター「…つまり…」

時子「私にちゃんとしたモーニングセットを食べさせないつもり?躾がなってない豚ね。」

拓海「まあ、あれだ。今回は頼子が責任を取ってくれりゃあチャラにしてやるって事だ。」

頼子「私は何をすれば…」

時子「あなたの仲間のせいでこいつはしばらく休養しなきゃならないじゃない。穴を埋めるために責任を持ってアイドルになりなさい。」

沙紀「あー!それアタシが…」

時子「返事は?」

頼子「>>128

再開します

頼子「私なんかで責任が取れるなら…」

時子「まあ返事としては及第点ね。」

頼子「…でも私は理由はどうあれ犯罪者よ。アイドルになんかなれるの?」

拓海「ちょっと待ってろ。」プルル ガチャ

拓海「もしもしPか。」

P「…今度は何だ…?頼むから寝かせてくれ…」

拓海「あん?お得意のセクハラはどうした?」

P「…現職大臣の汚職の証拠を見つけるのがどれだけ大変だったと…」

拓海「あー…まあそれは大変だったな。」

P「櫻井さんとこに連絡を入れたり、資金の流れを洗ったりして大変だったんだからな!」

拓海「流石に無茶言った…だからよ…ちょっとだけなら…その…アタシの胸を揉ませてやる…///」

P「ウッヒョー!!マジっすか?!よっしゃ元気出てきたー!!!」

拓海「…バカ。」

P「真面目な話をすると、まあ今回失脚した大臣は元々きな臭い男だったからな。なんとか尻尾を掴めないか幾つかの筋から依頼は受けていた。」

拓海「プロデューサーの仕事じゃねえな…」

P「だろ?それにしても早めのクリスマスプレゼントに政治家の失脚を頼むのはたくみんぐらいだぞ…」

拓海「話すと長くなるんだが…」

時子「代わりなさい。」

拓海「あ、おい!」

時子「セクハラ筋肉男。聞こえてるわね?」

P「その呼び方と声は…財前さん。いつもうちのたくみんがお世話になっています。」

時子「挨拶はいらないわ。新しいアイドル候補を見つけたからなんとかしなさい。」

P「どんな子なんですか?」

時子「今話題の美術品専門の窃盗団のリーダーよ。」

P「ファッ?!どういう状況なんですか?!」

時子「そいつに代わるわね。」ポイッ

頼子「えっと…もしもし…」

Pに事情説明中

P「ううう…ええ子や…俺もう…」
ズビーズバー

頼子「あの……」

P「俺が責任持って全部なんとかするから!頼子ちゃんはアイドルになって!」
ズビーズバー

頼子「あ、ありがとうございます。」

P「こういうのの後始末が得意な男がいてね。>>137Pって言うんだけどそいつの世話になりなさい。」

ウシジマ

むむむ…すみません

再安価>>139

牛島って抑えかな?
安価下

P「あやめPって男の世話になりなさい。変な奴だけど義に厚い男だから。」

頼子「…私なんかがアイドルに…」

P「不正の摘発もあいつならなんとかしてくれるはずだ。じゃあこれからよろしくね。」

頼子「…はい。」

P「明日事務所で待ってるよ。」ピッ

頼子「なんだかよく分からないうちにアイドルに…」

頼子「…私が日の当たる所で生きていっていいのかしら…」

マスター「…先代は…よくお嬢様の自慢話をしておりました…お嬢様は奥様に似て美人だからきっとアイドルにだって何だってなれる…と。」

頼子「…父さんが…」

時子「…今回だけは見逃してあげるわ。だから足を洗ってカフェに専念なさい。」

マスター「……お嬢様をよろしくお願いします。」

沙紀「いやあ、アート仲間が増えてくれて嬉しいっす!拓海ちゃんを誘拐した時はどうしてやろうと思ったっすけど。」

時子「そう…能力を使ったのね…」

沙紀「……はい。」

拓海「うちのPはなんとかするって言ったら絶対になんとかする男だ。信頼してくれ。」

頼子「ええ…はぁ…元怪盗のアイドルなんて私くらいね…」

数日後 カフェ

TV「日本のアイドルから始まった世界的な美術品の不正取引撲滅活動は多大な効果を上げており…」

マスター「…私たちの仕事は無くなっちゃいましたね。」

頼子「…ありがとう、あやめPさん。」

あやめP「なんのなんの!悪に裁きを与えるのは忍者として至極当然でござる!」

あやめ「流石はあやめP殿!すごく忍者です!」

あやめP「はっはっは!そうでござろう!」

マスター「アイドルとしての活動はどうですか?」

頼子「…まだ地道な練習ばかりです…だけど…そのうち必ず新聞の一面を飾るわ。」

あやめP「精進でござるよ!」

カランカラン

沙紀「おはようっす!頼まれてた新しいお店の名前入り看板作ってきたっすよ!」

マスター「ありがとうございます。それで…この店の新しい名前は…?」

沙紀「自分でも素晴らしい名前だと思うっす!その名も>>148っす!」

>>146

沙紀「その名も喫茶快陶っす!」ドヤァ

マスター「………」

沙紀「字はこうっす!」バーン

頼子「…なるほど…快いに陶で、快陶ですか…」

沙紀「ふふーん!考えるのに3日かかったっす!」

あやめ「これは…」

頼子「…快い…気持ちの良い…陶…楽しい時間…来た人に気持ちの良い楽しい時間を送っていただけるようないい名前ですね。」

沙紀「え?!…あっ、はい。もちろんそう考えてっすよ!」

マスター「いい名前ですね。早速表に飾らせていただきます。」

沙紀(そこまで考えてなかったっす…)

カランカラン

拓海「おーっす!」

時子「来てやったわ。」

マスター「いらっしゃいませ。ご注文は?」

時子「モーニングセット3つ。」

拓海「おい!勝手に決めんな!」

沙紀「だからアタシはパフェが…」

あやめP「拙者は忍者セットをいただくでござる。」

あやめ「私もそれがいいです!」

マスター「かしこまりました。モーニングセット3つに忍者セット2つですね。」

拓海「テメエはいつもいつも勝手に決めやがって!一生トーストにあんこ載せて食ってやがれ!」

時子「小倉トーストを馬鹿にしたわね!いいわ!表に出なさい!」

拓海「上等だコラ!」

沙紀「ああ、ああ…」

頼子「…仲がよろしいんですね。」

沙紀「…そうなんすかね……」



すてま

声がつかなくてもいい…ただ新しいSRさえ出てくれれば…

とうとう能力とか言い出しましたよ…アイドルって何…?

誰か一人なんて選べません
…もしよろしければまんべんなく…

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