ハルトマン「こいつはネウロイなんかじゃない!友達だ!」[スト魔女] (31)


宮藤「ぶたさん?」(´・ω・`)「らんらん♪」
宮藤「ぶたさん?」(´・ω・`)「らんらん♪」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417188114/)
の続きというか外編

簡単なキャラ説明

ヴァルトルート・クルピンスキー少尉
酒と女が好きなウィッチ。ユニットをよく壊す

フーベルタ・フォン・ボニン少佐
階級より実力主義の隊長さん

エディータ・ロスマン曹長
身長が小さい先生。みんなの指導者

(´・ω・`) らんらん♪

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1417799947


カールスラント空軍第52戦闘航空団(JG52)


ハルトマン「………」

ハンナ・~・マルセイユ「どうしたハルトマン?いまさらビビっているのか?」

ハルトマン「うっさい」

ハンナ「うるさいということはないだろう!この清々しい空を見ろ!」

ハルトマン(静かにしてほしいなぁ)

ハンナ「ん?空から誰か落下してくるぞ!」

ハルトマン(どうでも…良くないか)チラッ

ヒュゥ~

???「あっあぁあ!はうっ!熱い!」メラメラ

ドーン


???「あー!熱かった!お…新人かな?私はヴァルトルート・クルピンスキーだよろしく頼むよ」スッ

ハンナ「私はハンナだ!んでこっちがエーリカだ!握手は受けよう。火傷はしてないか?」スッ

クルピン「よく見るといい女だ。あとで一杯交わさないか?」

ハンナ「牛乳でいいなら付き合おう!」

クルピン「それでハルトマンだっけか?よろしく頼む」スッ

ハルトマン「…よろしく」スッ

クルピン「新人が来たことをボニン少佐に伝えなきゃだな…よし!ふたりともついてこい!」

ハンナ「おー!」

ハルトマン「………」


--それから少し時が過ぎ--


バルクホルン「敵大型2!私とハルトマン!ハンナとクルピンスキーで迎え撃て!」

ハンナ「まかせときなって!」ガガガ

クルピン「いい新人だ!私も鼻が高い」ガガガ

ハルトマン「………」

--戦闘終了

バルクホルン「なんだと…あいつらが落ちただと?」

ハルトマン「至近距離で撃ってたからシールドが間に合わなかったのだと思います」

バルクホルン「くそっ!あいつらは死にたいのか!クルピンスキーはともかくあのハンナって奴は!!!」

ハルトマン「それはバルクホルン中尉にも言えるのでは?」

バルクホルン「なんだと?もういちど言ってみろ」ギロッ

ハルトマン「私は応援を呼んでくるので先に帰投します」ブーン


ハルトマン(確かに実力が物を言うこの部隊じゃ撃墜数を稼ぐことはいいと思う…けどそれで死んだら元も子もないじゃん)


--風も過ぎ去り--


クルピン「おーいハルトマン!一緒に酒飲まないか?」

ハルトマン「飲みませんし酒瓶が転がってます。片付けてください」スッスッ

クルピン「あとでいいじゃん…お菓子でも食べるか?」

ハルトマン「勤務時間外に食べますので」

クルピン「最近撃墜数伸びてきてるじゃん…好調だねぇ」ケラケラ

ハルトマン「クルピンスキー少尉もユニットの破壊数は順調ですね」

クルピン「お!言ってくれるなぁ!一杯付き合えやぁ!」

ハルトマン「では私はこれで」


ハルトマン(この中隊には規律が…いや考えるのはやめよう)


--雨がやんで--


ロスマン「…以上!ロッテによるによる役割と一撃離脱戦法の概要です」

ハルトマン「ねぇパウラ」

ロスマン「私はエディータ・ロスマン曹長です」

ハルトマン「…パウラ」

ロスマン「なんですか?」

ハルトマン「そのロッテと戦法を覚えれば仲間…僚機は死なないの?」

ロスマン「理論上は死にません。死ぬときは親機共々です」

ハルトマン「…ありがとうございました」


ハルトマン(とりあえず覚えよう…あの3人が死なない前に)


--空が見えた--


ハルトマン(ロッテ…これさえ広がればいろんな人が死ななくて済む)

(´・ω・`)「らんらん♪」

ハルトマン「子豚?こんなところにいると食われるぞ」

(´・ω・`)「そんなー」

ハルトマン「寒いだろ?私の布団にくるまるか?」

(´・ω・`)「あったかポカポカ」スリスリ

ハルトマン「そうか。部屋は汚すなよ?」

(´・ω・`)「おじゃまんも」


--いつもの日常に色付き始めた--


ハルトマン「今日またバルクホルン中尉を怒らせちゃった」

(´・ω・`)「そっかー」

ハルトマン「他の隊のみんなも私が無口ってだけできつく言ってくるし」

(´・ω・`)「大丈夫?」

ハルトマン「愚痴を言えるのはらんらんにだけだからね」

(´・ω・`)「へぇ」

ハルトマン「今日はもう寝る!おやすみ!」


--悲しかった--


ハルトマン「今日僚機の人をネウロイと勘違いして魔力切れを起こしちゃったよ」

(´・ω・`)「大丈夫?」

ハルトマン「初めてのロッテだったからしょうがない…初めてずっと僚機が自分の周りをついてくるから勘違いしちゃった」

(´・ω・`)「まーもんたい」

ハルトマン「まぁいいさ!笑われても私はめげないよ!おやすみらんらん!」

(´・ω・`)「らんらん♪」


--嬉しかった--


ハルトマン「らんらん見て!ネウロイ50機撃破記念で勲章をもらったんだ!」

(´・ω・`)「ちょっと硬いかな」モグモグ

ハルトマン「食べちゃダメだって!ペッってしなさい!」

(´・ω・`)「うへぇ」ペッ

ハルトマン「もぅ…今日は早めに寝よ!らんらんのお腹柔らかいから今日はまくらね!」

(´・ω・`)「おなかがぁ」

ハルトマン「おやすみらんらん♪」


--楽しかった--


ハルトマン「らんらんプリッツ食べれる?」スッ

(´・ω・`)「いただきしゃす」カリカリ

ハルトマン「器用に食べるねぇ」スッ

(´・ω・`)「おいしいおいしい」カリカリ

ハルトマン「私も食べよっと」カリカリ


--そんな時が--


クルピン「おーいハルトマン!」

ハルトマン「なんですか?クルピンスキー少尉」

クルピン「他人行儀なのはまだ治らんか…ハンナはすぐに馴染んだというのに……」

ハルトマン「そうですか…では」

クルピン「おおっと!JG52第4隊隊長ボニン少佐が呼んでたぞ…なにかやらかしたか?」ケラケラ

ハルトマン「ユニットは壊してないですし単独行動もしていませんから…なぜでしょうね?」

クルピン「かわいくないやつ…まぁ行ってきなって!お説教の愚痴くらい酒と共に聞いてやるよ」

ハルトマン「…行ってきます」


--突如壊された--


ボニン「おぉ来たかハルトマン」

ハルトマン「ボニン少佐…失礼ですがご用件は?」

ボニン「まぁチェスでもしながらゆっくり話そうじゃないか」コトッ

ハルトマン「付き合います」コトッ

ボニン「まずはここ最近の撃墜数及び活躍をバルクホルン中尉から聞いている〝実力のある有能な新人〟とな」コトッ

ハルトマン「…ありがとうございます」コトッ


ボニン「さて…本題に移ろうか。ついこの前アフリカとリベリオンでネウロイによる急襲を受けて深刻なダメージを負ったのは知っているか?」コトッ

ハルトマン「話だけなら聞いたことはあります」コトッ

ボニン「ならこんな噂も聞いたことはあるだろう…〝動物がネウロイになった〟と」コトッ

ハルトマン「…初めて聞きました」コトッ

ボニン「そうか…アフリカはまだ混乱していて情報が混雑しているが、リベリオンから今日の朝の一報で確定情報を得た」コトッ

ハルトマン「………」コトッ

ボニン「その動物は子豚のような容姿をしていたそうだ」コトッ

ハルトマン「なっ!」ガタッ

ボニン「そうか…誰かハルトマンを抑えろ!魔法の使用を許可する!」


ゾロゾロ…


ハルトマン「離れろぉ!シュトゥルム!」ゴォッ


ウワァ!シュクシャノホウニイッタゾ!オエ!



ハルトマン(ネウロイじゃない…絶対に!)ギリッ


--叶わぬ抵抗--


ハンナ「見つけたぞハルトマン!」

ハルトマン「ハンナか…放っておいてよ」ウズクマリ

ハンナ「腹痛か?情けないな」

ハルトマン「そうだよお腹が痛いんだよ。だから放っておいてくれ」

ハンナ「そうか…お大事にな」

(´・ω・`)「ふぱぁ!」モゾモゾ

ハルトマン「だめだって」シマイコミ

(´・ω・`)「くるしっ」ギュム

ハンナ「なるほど…少佐が探していたのはそいつか…後で来る」

ハルトマン「もう来なくていいよ」


ゾロゾロ


ボニン「ハルトマン……」

ハルトマン「ボニン少佐……」

ボニン「今なら惨事は起きてない。渡せ」

ハルトマン「嫌です」

ボニン「お前はただ私に渡せばいい。私が処分する」

ハルトマン「………」

ボニン「ネウロイ化していない今はノーリスクで倒せるんだ」

ハルトマン「………」


ハンナ「いいかげんにしろハルトマン!」

ハルトマン「黙ってよハンナ」ギロッ

ハンナ「なっ…!」

ハルトマン「………」

ハンナ「そうかい…わかったよ」カチャ

ボニン「ハンナ!それはやりすぎだ!」

ハンナ「ハルトマン…これはペイント弾ではない実弾だ」カチャ

ハルトマン「やりたきゃやれよ。私は引かないし引く気もない」

ハンナ「そうか」パン

ハルトマン「っ!」ツゥ

ハンナ「頬を切ったか…すまない。拳銃の片手持ちは慣れてないんだ」カチャコン

ハルトマン「へたくそ」

ハンナ「次は両手で持つ。覚悟しろ」カチャ

ハルトマン「くっ!」

ハンナ「いい戦友だったよ。エーリカ・ハルトマン」パン

(´・ω・`)「やめて!」モゾモゾ 盾〉

ハンナ「ほぅ…豚ごときがシールドを張るか!」


(´・ω・`)「ねぇエリカ?」

ハルトマン「出てきちゃダメって言っただろ?」ギロッ

(´・ω・`)「もういいよ」

ハルトマン「なにがだよ……」

(´・ω・`)「エリカはなんでらんらんを守るの?」

ハルトマン「そんなの決まっているじゃないか!」

(´・ω・`)「らんらんはネウロイなんだよ?エリカの敵なんだよ?」

ハルトマン「おまえは…こいつはネウロイなんかじゃない!友達だ!」

(´・ω・`)「ありがとう」

ハルトマン「感謝なんてするなよ」

(´・ω・`)「もうエリカはわかってるんだよね」

ハルトマン「理屈や常識は理解してる!でも現実は違うんだ!」


ロスマン「その子の言うとおりよ」

ハルトマン「パウラ…」

ロスマン「あなたはこの前私に言ったよね。〝僚機を死なせたくない。傷つけたくない〟と」

ハルトマン「………」

ロスマン「君はどうしたいのかな?」

(´・ω・`)「エリカをいじめないで!」

ロスマン「そう…話を戻すわ。あなたはその子を放っておくと最悪の場合、僚機どころの話じゃなくなるわ」

ハルトマン「………」

ロスマン「この子はもう覚悟は出来てるわ。あなたをこれ以上責めないでと。あとはあなただけなのよ」

ハルトマン「無理だよ」


(´・ω・`)「エリカ。お願いだよ!はやく!」

ハルトマン「どうしたの?」

(´・ω・`)「さっきから我慢してたけど…もうダメ……」メキメキ

ハルトマン「皮膚がネウロイに……」

(´・ω・`)「最後…しゅ…って」メキメキ

ロスマン「エーリカ!」

ハルトマン「クソ!…シュトゥルム!」ゴゥ

ネウロイ「あrがとぉ」パリーン


--修復の兆し--


クルピン「元気だしなって」グビグビ

ハルトマン「うん……」

クルピン「飲めって…な?」トクトク

ハルトマン「ありがと」グビグビ

クルピン「泣きたきゃ泣いていいんだぞ」グビッ

ハルトマン「もう泣いたよ。あとは笑うだけ」トクトク

クルピン「真面目な顔して言うなよ」ケラケラ

ハルトマン「お互い様だよ」グビグビ

クルピン「そうそう。ロスマンの次は私が教育者になったからよろしくな」

ハルトマン「うん…よろしく……」グビッ


501ブリタニア基地 ハンガー 深夜


ハルトマン「って感じかな…私の話楽しい?」

サーニャ「ハルトマンさんは苦労されたんですね。もちろん楽しいですよ」

ハルトマン「さーにゃんも私と同じ境遇者だからね。これからもなにかあったらすぐいってね」

サーニャ「はい。ありがとうございます」

ハルトマン「じゃあさーにゃんも無事帰ってきたし安心した!ラジオ聞ける?」

サーニャ「ハンガーでは音が反響するので滑走路に行きましょう……」


滑走路


サーニャ「最寄りの電波を拾いますね」ヒュイン ピコ

ハルトマン「どこでもいいよー」

サーニャ「これが一番強いかも…」

ラジオ『♪Auf der Heide blueht ein kleines Bluemelein♪』

サーニャ「この曲は…」

ハルトマン「カールスラントの曲だね。確か……」

ミーナ「〝エリカ行進歌〟ね」

サーニャ「ミーナ隊長……」

ミーナ「そのままでいいわ…聞きましょ?」

サーニャ「…はい」

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---
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ラジオ『♪Erica♪ジャジャジャジャン!』


ミーナ「久しぶりに聞いたけどいい曲ね?エーリカ?」ナデナデ

ハルトマン「さーにゃんが見てるだろぉ!」

サーニャ「ふふふ」

ミーナ「今日は久しぶりにぐっすり寝れるから一緒に寝る?」

サーニャ「おじゃまします」

ハルトマン「ミーナは寝てる時の抱き癖がひどいからなぁ…まぁ一緒に寝るんだけどね!」

ミーナ「それじゃあ狭いけど私の部屋でね?」


翌朝 エイラの部屋

エイラ「んぁ…んッ!」ボケー

エイラ「サーニャは…自分の部屋かな…見に行くカ!」スタッ


廊下

エイラ「サーニャの寝顔~ねっがっお~♪」

エイラ「ツイタゾ…シズカニシナキャ…」


キィッ


サーニャ及び夜間飛行仮眠室

エイラ「…オジャマスルンダナ」

エイラ「さ…サッ!サーニャがきえたゾーー!!!」




JG52のメンバーの口調とかGJ52の時にミーナ中佐はいなかったとかそういうのは全部[魔法]ですから深く気にしちゃダメよ


明日か明後日にもいっこ投稿するお!

とりあえずHTMLぶちこんでおきます

(´・ω・`)豚は出荷よ~

オツダナ

ストパンのssもっと増えないかな

(´・ω・`)そんなー


エイラかわいい

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