黄泉川「さあ、どっちか選ぶじゃんよ」


一方通行「どっちも選ばないって選択肢はねェのか」


黄泉川「ないじゃん」


番外個体「働けニート」


一方通行「・・・ちょっとまて、お前も働いてねェだろ」


番外個体「ミサカはまだ子供だもんねえー」


一方通行「年齢だけじゃねェかァ」


黄泉川「今はそんな話してる時じゃないじゃんよ！さあ選べ！」


一方通行「エー」


もう働くしかないのか？まず学生はいろいろな意味で無理だし
働くしか道はないのか？と一方通行は考えた


黄泉川「もう決めたじゃん、働けるまで家に帰ってくるな、じゃん！」


一方通行「エ」


ぽいっと、一方通行は家から閉め出された


一方通行「何この理不尽」

時系列は無視してください、そのせいでキャラがおかしかったり、生き返ってたりしてますが
基本平和です

どうしようかなあ、と一方通行は公園のベンチでコーヒーを飲みながら考えていた


一方通行「働くつってもなァ、俺が働けそうなところねエ・・・」


そして一方通行は、ある考えにたどり着く

そうだ、働くところがないのなら、自分で作ってしまえばいいのだと


一方通行「思いついたら、即実行。店建てよう」


一方通行「こンなもん、ベクトル操作で一瞬だろ」


一方通行は、ポケットから携帯を取出し、ある電話番号にかけた


☆「・・・何の用だ？」


学園都市の理事長、アレイスターに


一方通行「単純に言うぞ」


☆「？」


一方通行「店を建てるからどっかいい場所探せ」


☆「急に何を言っている？」


一方通行「うるせェさっさと探せ」


☆「エェェェェ・・・」

一方通行「___＿と、いうわけだァ」


☆「発想がぶっ飛んでるな」


一方通行が☆に事情を説明したらそんなことを言われた


一方通行「ンで、どっかいい場所見つけたかァ？」


☆「ああ、ちょっと待ってろ・・・・・・あった、見つけたぞ」


一方通行「お、どンなところだ？」


☆「第7学区の常盤台中学の近くだ」


一方通行「学校の近くか、客が入りやすそうだな、治安もよさそうだし」


☆「ああ、だがちょっと問題があってな・・・」


一方通行「問題？」


☆「その土地の真横に店があってな」


一方通行「いいじゃねェかァ、そっちの方が盛り上がるってもんよ」


☆「君がいいならいいが・・・」

～店予定地～


一方通行「ふうん、なかなかよさそうだな」


その土地はなかなか広さがあり、平べったい


？？？「・・・ん？お前は」


一方通行「ア？」


聞いたような声がして、その方向にふりむくと


一方通行「お、ていとくんじゃねえか」


垣根「ていとくん言うな！！」


レベル５の第二位、垣根がいた


一方通行「なンでこんなところにいるンだ？」


垣根「よくぞ聞いてくれた、そこに店があるだろう？」


垣根が指をさす、その方向には【メルヘン屋】と、看板に書かれている店があった


一方通行「あるな」


垣根「あれな、俺の店なんだよ」


一方通行「・・・・・・ハ？」