男「同じ日が繰り返し、一つ一つが消えてゆく」(8)

『な……んだ…お…が………たっ……うんだ』

『な……いもなんか……同じ……繰り……て…』

『なんで消えてくんだよ!!』

男「はっ?!」ガバッ

チュン…チュン…

男「…ゆ、夢か」

男「…何の夢だったんだ?」

男「11月23日…昨日と同じか」

男「昨日と?同じ?」

男「はぁ、何考えてんだ…つかれてんのか」

男「学校行くか」

男「あれ?俺が通ってる学校って何処だ?」

男「友に聞くか」

男「あれ?友って誰だ?」

男「は?何言ってんだろ…友は友だろ」

男「え、でも俺友なんか知らないしな」

男「やっぱ疲れてんのか…」

男「今日は一日寝とこ…」

11月23日

男「ん、眠い」

男「11月23日…おかしい昨日と同じ」

男「え?は?なんでだ!…そういえば、俺どこで寝てんだ…外…?」

男「俺の家がない…」

男「人も居ない、いや、いるはずだ…お袋に電話して落ち着こう」

男「…」トェルルルルルル、トェルルルルルル

電話「オカケニナッタ(ry」

男「おかしい、これお袋の電話番号なのに…」

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