小鳥「あ！ここって私にチンポが生えた時の場所だ！」

カイト「チンポが生えた騒動は二度もあったな。二度目の騒動は危機を感じた」

シャーク「その時は遊馬も居なかったしな」

遊馬「チンポ騒動の裏にはいつも幻魔達が居た」

小鳥「あれから幻魔達はどうしたんだろうね？」

遊馬「十代さんの話じゃ死闘の末に何処かに行っちまったらしいぜ」

シャーク「3度目の対決で奴らも更生したよな」

カイト「今度は味方として現れるかもしれん」

遊馬「いい奴らだったよあいつら」

小鳥「うん」

カイト「ここは世界がおっぱいに制圧された時に戦った場所だ」

遊馬「十代さんや遊星さん達が助けに来てくれてさ」

シャーク「いきなり遊馬達とモンスターが融合しちまったんだよな」

遊馬「ああ！あれから何度も十代さんと遊星さんとは事件解決に乗り出したもんだぜ」

カイト「榊遊矢の件か？」

遊馬「何度もな。でも見るたびにあいつは逞しくなってるぜ！」

カイト「黒咲隼は元気か」

遊馬「いつも妹を追っかけ回してるぜ！あの兄ちゃん！」

シャーク「それだけ妹が大切なんだよ。妹ってやつは宝だからな・・・」

カイト「更生させたかと思いきや何も変わらずか」

遊馬「そうか？弟や妹を大事にするのっていい事だと思うぜ俺は」

シャーク「そうだな。人がたとえシスコンだのブラコンだの言おうが」

カイト「守らなければならない兄として弟や妹を」

遊馬「電撃SMデュエルか・・・」

小鳥「まさか遊馬が悶絶しちゃうなんてね」

遊馬「それほど気持ちがいいんだよ！お前もMになれば解るぜ？」

カイト「かつては敵として現れたカイザー亮もあのサイバー探しの一件で和解できた」

シャーク「それに世界を満足に染めようとした鬼柳京介・・・あいつも」

遊馬「生きる事に必要な満足を習ったんだよな」

カイト「黒咲隼、丸藤亮」

シャーク「そして鬼柳京介」

遊馬「十代さん、遊星さん、遊矢」

小鳥「知らない間に色んな人達と仲良しになったよね」

遊馬「生まれた世界が違ってもデュエリストの絆はそれだけ頑丈なんだぜ」

カイト「見ろ」

小鳥「あれ？ツァンさんとコナミさんだ」

シャーク「あいつらには世話になった何度も」

遊馬「まさかAV女優の中でもNo.1の女優と知り合えるなんてな」

カイト「そんな奴らも今では六つ子の親」

小鳥「でもそんなAVを利用した悪人もいたよね」

シャーク「F・G・Dと破滅の光か」

カイト「奴らは神聖なAVを利用しこの街や世界を絶望へと落とし入れた」

遊馬「けどあいつらの攻撃はもうねえよな多分・・・」

シャーク「どこで狙ってるかわからねえんだ」

カイト「今日もどこかで邪悪な魂を持つ者が狙っているかもしれん」

シャーク「お、下着だ」

カイト「凌牙それは」

シャーク「宇佐美彰子のパンツだ」

シャーク「なあ今まで下着泥棒とか言ってたけど半分は風で飛ばされたんじゃね？」

カイト「大半はそうかもしれんな。貸せ俺が後で返しておく」

遊馬「カイトも俺が知らないとこで色々やってるんだろ？」

カイト「お前達が肝心な時に居ないのが悪い」

シャーク「俺だって忙しいんだよ！アリトが揉め事持ってくるしよ！」

遊馬「俺もほら学校とかあるし」

カイト「ところで遊馬、俺達はどこへ向かってるんだ」

シャーク「しかももうすぐ夜が明けるぜ？こんな時間に呼び出しやがって」

小鳥「こっそり抜け出すの大変だったんだからね！」

遊馬「まあそう言うなよ。もうすぐ着くからさ」

遊馬「着いた」

カイト「何て事もない場所だな」

シャーク「ここに何かあんのか？」

遊馬「ここは朝日が一番輝いて見える場所」

小鳥「お願い事でもするの？」

遊馬「叫ぼうぜ太陽に俺達の新しい門出を祝ってな」

シャーク「だがまだ時間があるぜ」

カイト「もう少し遅くても良かったはずだ」

遊馬「もう一人ここに来るんだ・・・来た来た」

小鳥「もう一人って」

アストラル「私だ」

カイト「お前」

シャーク「アストラル！？」

アストラル「ずっと見ていた君達が騒動に巻き込まれる様を」

アストラル「だが私も多忙の身、すまなかったな」

シャーク「いや感じてたぜ遊馬のチンポが千切れた時に俺はお前をな」

アストラル「そんな君達にアストラル世界で採れたアストラルミカンをお土産に持ってきた」

小鳥「うわぁ！見た目はミカンと同じだけど色はアストラルだ！」

アストラル「遊馬そろそろじゃないか？」

遊馬「お、そうだな」

カイト「だが何を叫べばいいんだ」

シャーク「願いとかか？」

遊馬「決まってるだろ！かっとビングだ！」

遊馬「かっとビング！！それは勇気を持って一歩踏み出すこと！」

シャーク「かっとビング！！それはどんなピンチでも決して諦めないこと！」

カイト「かっとビング！！それはあらゆる困難にチャレンジすること！！」

小鳥「ねえ知ってる？この街じゃ3人の事を三勇士って言うんだって」

カイト「三勇士だと？」

小鳥「うん！遊馬の奇跡、シャークの技、カイトの力と頭脳でどんな難事件も解決するからだって」

シャーク「いつの間にかそんな呼ばれ方をしてたんだな俺達」

アストラル「普段は意見の食い違いが起こり喧嘩をするかもしれない」

アストラル「だがプライベートで反りが合わない者ほどいざとなれば息が合うものだ」

遊馬「そんなもんか？」

アストラル「ああ、アストラル世界ではこんな諺がある。3枚のカードという諺がな」

小鳥「どんな諺？」

アストラル「1枚のカードでは決して鋼を砕く事ができない。だが3枚のカードならばそれを可能にすると」

遊馬「三勇士か・・・けど俺たち3人だけの力じゃないぜ」

シャーク「いつも俺達を支えてくれる仲間」

カイト「そして遠くに居ても感じられる絆」

小鳥「それが3人の力の源かもしれないね」

遊馬「さてと帰るとするか」

シャーク「これからどうする？」

遊馬「こいつを見ようぜ」

カイト「何だそれは」

遊馬「元AV女優ツァン・ディレの母乳に圧倒されたプロデュエリスト！ってやつ」

小鳥「そんなの聞いたことないけど」

遊馬「だって自撮りしたやつだぜ？コナミ達が」

カイト「世界で一つだけのAVか」

遊馬「どうするアストラル？」

アストラル「そうだな・・・抜こう！」

シャーク「AVがあるからには抜かなきゃ始まらないぜ！」

小鳥「じゃあ早く遊馬の家に行こうよ！」

遊馬「俺達で家中をザーメン塗れにしてやろぜ！！！！！」

数日後

小鳥「今日から2年生だよ遊馬？」

遊馬「ああ」

小鳥「そう言えば知ってる？今学期からAV女優の原麗華さんと藤原雪乃さんが着任するんだって」

遊馬「ふーん」

小鳥「まさか二大AV女優が先生なんてね。凄いよね！？」

遊馬「そうだな」

小鳥「どうしたのよ遊馬！朝からテンションが低いよ？」

遊馬「いや俺ってさデュエリストじゃん？シャークもカイトもそうだけど」

小鳥「うん」

遊馬「デュエルしたか？」

小鳥「あっ・・・」

遊馬「デュエルもしないのにデュエリストって名乗るなんてデュエリストに失礼だろ」

小鳥「・・・」

遊馬「デュエリストってなんだよ」





完

うん

今度やる時は一つに纏めようと思う