【咲-Saki-】成香「私たちは、家族でしょう?」【閲覧注意】 (39)

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◎某所で言われてた孤児院ネタお借りしました。
◎捏造捏造アンド捏造
◎地の分混ざります。爽視点。読みにくい
◎不快な描写あり!苦手な人はそっ閉じ推奨!
◎とにかく色 々 と ひ ど い


※爽、誓子、揺杏、成香が同じ孤児院。



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日差しが容赦なく照りつける。

私は靴を履いて日傘を手にとって外へ出た。趣味じゃない花柄の日傘。

日傘を開く。私には似合わない花柄が日差しを防いで幾分涼しくなったような気がした。

爽「また、夏が来るなぁ」


揺杏「おせーぞ爽」

爽「いやぁすまんすまん」

誓子「高校生になっても遅刻ぐせは治らないのね」

爽「そもそもお前らが私を起こしてくれなかったからだろうが。一緒に住んでんのにさぁ」

成香「爽さん起こすの大変なんですよ」

誓子「あんた起こして用意するの待ってたら先に着いちゃうかもしれないでしょ。待たせたらかわいそうじゃない」

爽「施設長に車出してもらえばよかったな」

揺杏「爽が昨日言ったんだろ?『私達の足で行って迎えてやりたい!』って。それでこんなクソ暑い中、遠いバス停まで私達まで歩いて行ったっつーのに」


爽「まだかなー?」ソワソワ

揺杏「聞けよ!」

成香「まだバスが来るまで10分ほどありますよ」

爽「なんだ。私全然遅くなかったじゃん」

誓子「まったく…あれ?その日傘…」

爽「うん。ご覧のとーり。穴空いてるだろ。もうだいぶ古いからなぁ」

揺杏「その日傘、ほんとお前に似合わないよな。花柄って」

爽「ほんとにな」ハハハ

成香「でも大切なものなんですよね?」

爽「…まーね」

花柄の日傘。趣味じゃない花柄。

私の親が私にくれた最初で最後のプレゼント。


私達はいわゆる「親無し」というやつだった。
幼い頃から施設で共に暮らしてきた、言うなればこの施設で暮らしてる皆が家族みたいなものだ。
もちろん血の繋がりなんてものはない。
けどな、そんなものなくたってかまわないと思えるほどの絆が私達4人にはあった。
血が美しく尊いものとは限らない。クズみたいな親だって存在する。
私達はそんな『親だった』奴らに捨てられた子供達なんだから。



「うえええん……ママぁ……」

揺杏「あらら、おチビまた泣いてんね」

成香「来たばっかりだもんね…私だってここに来た頃はいつも泣いてばっかりでした」

爽「しゃーねぇなぁ」ヨッコイショ

誓子「今日もあっちで寝る?たまには代わるわよ?」

爽「ありがとな。けどあいつは他のやつじゃ泣き止まないから。誓子は成香と寝てやれよ」ニシシ

成香「わっ私はもう泣きません!」


揺杏「もう中3だもんな。おもらしすんなよー」ナハハ

成香「な!しません!揺杏ちゃんだって同い年のくせに!」

誓子「ふふ。なるか一緒に寝る?」


成香「もう!ちかちゃんまで!」

誓子「揺杏もおいで」

揺杏「いや…あたしは遠慮しとこっかなぁ…」


爽「また泣いてんのかーおチビ」

「ひっく…だって……ママ…いない…」

爽「おいで」ポンポン

「グス………うん……」

爽「寝るまでだっこしててやるよ」ポンポン

「…………うん……。…ねぇ…?」


爽「ん?」

「ママ…いつ迎えにきてくれるのかなぁ…?」

爽「…きっともうすぐだよ」ポンポン


「わたしがいいこにしてたらいつか迎えに行くよってママ言ってたの……わたしわるいこなのかな…?」

爽「お前はいいこだよ。おチビのママはお仕事忙しいんだろ?」ポンポン


「うん…」

爽「じゃあいつママが迎えに来てもいいように夜はいいこにして眠らないとな」ポンポン

「う……ん……」ウトウト


爽「おやすみ」ポンポン


「すー…すー……」


ここにいる子供達は、当たり前だがここで産まれた訳じゃない。
様々な事情があってやむなくこの施設で生活しているだけだ。

子供は無力だ。泣こうが喚こうが大人の采配で有無を言わさず与えられたものにすがって生きていくしかない。


揺杏は本来はこんなとこに来るような奴じゃなかった。
というのは、元々ちょっとしたお嬢様だったらしい。
大企業、というわけではないが、岩館家は自営業を営む、町ではそれなりに有名な金持ちでなに不自由ない暮らしをしていた。

揺杏が3歳までは。


首吊り自殺。
保育園から帰った揺杏がまず目にしたのはリビングで首を吊ってる両親の姿だったらしい。
不景気の煽りをモロに受けて会社はだいぶ前から傾いてたそうだ。

親戚中から莫大な借金をしていた両親のせいでほぼ絶縁状態だったため、当然揺杏を引き取ってくれる優しい身内はなく、やむ無く施設に放り込まれた。

出会った頃のあいつは無表情で笑うことはおろか、泣くとも怒ることもなく人形みたいだった。

そんな揺杏も日が経つごとにだんだんと表情を取り戻していき、私とイタズラをするようになるまで一年ほどかかった。今では何でも話せる大事な相棒さ。

中学になった今でも、時折すべてを諦めたような抜け殻のような目で遠くを見ている時があるけれど。


成香は虐待を受けていた。10代で成香を孕んでしまった母親は高校中退
後水商売を経てクズみたいな男と再婚。
母でなく女であることを諦められなかった女と男からの理不尽な暴力。
何かささいな粗相をしただけで、少し泣いただけで、罵声と殴る蹴るの繰り返し。
成香が前髪で右目を隠しているのはその時の傷が残っているからだ。
私達ですらあまり見たことがない。
前に風呂で見てしまった時はその傷のあまりの生々しさに思わず言葉を失った。

ここへ来たときの成香は決して誰とも目を合わせようとせず、オドオドとしていた。
誰も怒らないのに、お茶を少し溢しただけで誰にでもなく泣いて謝っていた。

成香が今のように笑えるようになったのは誓子による恩恵が大きいかもしれない。


今でも気弱でささいなことに涙目になる性格だけれど。


誓子は親にぶん殴られてはいなかったが、ネグレクトを受けていた。
飯を与えられず、服も買ってもらえない。風呂にも入れてもらえない。学校なんてもっての他。まるでそこに居ないように扱われる。
妹がいたみたいだけど、可哀想なことに体力が持たず死んでしまったらしい。
保護された時の誓子の体重は当事4歳の子供の平均体重を大幅に下回るものであと少し保護が遅れたらヤバかったらしい。

全面的に馬鹿な親のせいなのに、なぜか自分が妹を死なせてしまったと感じていた誓子は、成香が初めてここへ来たときにその弱々しい姿が重なったんだろうか。積極的に世話を焼き、まるで姉妹のような、親子のような、そんな切っても切れない絆みたいなものを作り上げていった。

成香に対し少しばかり過保護すぎると思うこともあるが、それは愛を与えられずに死んでしまった妹への自責の念なのか、はたまた同情なのか愛情なのか。
とりあえず私と揺杏は何も言わず見守り続けてきた。


私?
私はそもそも親の顔を知らない。

夏の日差しが眩しく差す日。
施設の前に一本の広げられた日傘の影の下にジャガイモの段ボールが置かれてて、産まれて間もない私が無邪気にキャッキャ笑いながらそこに入ってたらしい。

親はおろか、名前もなーんもかも無かった私に施設長が付けてくれたのが爽って名前だ。

『与えられた境遇や運命に負けず、健やかに、爽やかに』

そう願って付けられた名前らしい。

私自信この名前は気に入ってる。
もし「健やかに」の方が優先されてたら今ごろ私はあのプロと同じ名前だったのかな。それはそれで面白かったけどね。

そんなこんなで私がこの施設じゃ一番の「古株」ってことになる。非常に不名誉だが。

とりあえずここまでです。


名前も何も産みの親から与えられなかった私だけど、1つだけ貰った物がある。
花柄の日傘だ。
これが唯一といえる親だった人からの贈り物だ。

今の私にとっての親代わりは施設長だ。突然置き去りにされた子供を拾い、ここまで育ててくれた。怒ったらすげえ怖いけど暖かくて優しい人。本当に感謝している。
産みの親に会いたいとは思わないけど、未知の存在である「本当の親」というものに興味がないわけではなかった。
私はこの日傘に母親の面影をみていた。

どういう経緯で私を手放すことになったのかそれは今となっては知ることは不可能に近い。けれど私を守るように広げられていた日傘から私は確かに愛情を感じた。子供を捨てておいて愛情なんてふざけた表現だけれど、私はそう思いたかったし、そう思うことにしている。




揺杏「その日傘、ずっと使ってるね」

爽「もう古いけどな、買い替える気になんなくて」

成香「お気に入りなんですね」

誓子「爽にしては女の子っぽすぎるけどね」

爽「確かに。花柄は残念ながら趣味じゃないんだよな」ハハハ

周りからはよく「似合わない」って言われた。私もそう思う。
顔も知らない母親だけど、1つだけ分かったことがあるんだ。


爽「好みは合わないみたいだね」


そんな下らないことが分かっただけでも私は嬉しかったんだ。


すでに産まれた頃から普通でない運命を押し付けられた私達だが、どうやら神様というやつはまだまだ遊び足りないらしい。


―――偏見

小さい田舎町なので私達の存在はある意味有名だった。いい迷惑だほんと。

学校に行けばクラスメイトからは一日に一度はくだらない内容でからわわれ、教師からは過度に気を使われる。
ときどきクラスメイトからは心ない言葉も放たれることもあったが、持ち前の明るさと適当さで私は比較的中心のポジションを保つことができた。
揺杏は中学になって急にニョキニョキ身長が伸びたおかげなのか誰も逆らおうとするやつはいなくなったらしい。
元々目付きも口も悪いからな。それもある意味手伝ったんだろう。言ったら怒られるから言わないけど。


誓子に至ってはなぜか小学生の頃から全くいじめられたという話は聞いたことがなかった。
なんとなく分かる。妙にすごいオーラを感じさせられることがあるんだ。たまにだけど。
施設長の言いつけでさえ素直に聞かなかった私と揺杏でさえ誓子の無言のオーラには毎回素直に従わざるをえなかった。

そんなこんなで小さい頃から奇異と同情の目を向けられ続けてきた私達が中学に上がる頃には、適度なスルー力と何を言われても動じない、ある意味では余計な強さを身に付けていた。




しかし、成香だけは別だった。


誓子「なるか、体操服どうしたの?」

成香「えへへ…洗濯に出そうと思ってたんだけどどこに置いたか忘れちゃって」

爽「私が使ってたのをあげるよ。揺杏や誓子のじゃサイズがでかいだろ」

成香「すみません…」

揺杏「成香、最近よく物なくすよな。こないだも筆箱なくしてなかった?」

成香「最近ボーっとしてたみたいで」

誓子「そうなの?明日一緒に買いに行こうね」

成香「はい…」

爽「…………」

あ、書き忘れてましたが名前なしセリフのみのオリキャラ出ます。
苦手な人はごめんね


成香は私や揺杏と違い基本的に大人しい。大人しくて引っ込み思案で、そしてとても優しい。

それが仇となった。


ただでさえ話題のネタを全身に纏っている状態の私達だ。
加えて成香のおどおどした様子、大人しい性格、そして右目の傷。

いじめられるのには充分すぎるものだった。


成香の様子が変だと感じたのは成香か中学3年になった頃のことだった。
1、2年は揺杏と一緒のクラスだったが3年になって離れてしまったらしい。
不安がっていた成香だったがその不安は見事的中してしまった。

誓子「なるかと揺杏ももう中3かぁ。新しいクラスはどう?」

揺杏「別に今までと変わんないよ。顔見知りもいるし」

成香「楽しいですよ。揺杏ちゃんと離れちゃったのは少し寂しいけど」


揺杏「嬉しいこと言ってくれんね」


爽「何かあったらすぐ言えよ?」

私と誓子は高校生に上がったから今までみたいにすぐ助けてやることが容易ではなくなったけれど、それでも大切な家族なんだ。

成香「…はい。ありがとうございます」


この時の成香の表情に少し陰りがあったが、クラス替えのせいでまだうまく馴染めていないだけだろうとこの話はそこで一度終了となった。


女「おい本内ぃ」

成香「は、はい…」

女「お前さ、あそこにガキの頃からいるんでしょお?『うすざんの家』」

成香「そうですけど…」


それは中3で初めて同じクラスになった奴だった。そいつは地元でも割と権力を持った家の娘で親がPTAの会長とかやってるような、いわゆる「リーダー的存在」な女だ。
そいつがまた典型的な嫌な奴でスポーツに勉強、クラスでのポジション。何でも一番じゃないと気にくわない奴だった。もちろん逆らう奴は誰もいなかった。…というよりはいちいち怒らせると面倒なので深く関わろうとするやつが少なかったらしい、と揺杏が言っていた。


成香はクラスでも目立たない生徒で、教室のすみっこで気の合うこれまた同じような大人しいタイプの子達2、3人と静かにお喋りしているような子だ。
本来ならそいつに相手にもされない存在だったが、いかんせん成績が良かった。いや良すぎた。


以前夕食中の雑談としてテストの成績はどれくらいだったか、などと何気なく尋ねてみたところ、その返答に口に含んでいたカレーを盛大に吹いてしまい施設長と真正面でカレーのシャワーをモロに浴びた誓子に怒られたことがあった。
それを知っていた揺杏は苦笑いしていた。

そういうことで、気弱で大人しいくせに成績だけはやたらと良くて、なおかつ事情が事情である意味で目立っていた(もう一度言うがいい迷惑だ)成香がターゲットになったんだろう。
いじめというのは至極しょうもないきっかけで容易く起きる。
大抵は対抗できない弱い人や優しい人間が被害者となる。

成香はそんな奴らの格好の餌食だった。


取り巻き1「あそこって親に捨てられた子供が行くとこなんでしょ?」

女「なんで捨てられちゃったのー?」

成香「えっと…それは……」

取り巻き2「かわいそーやめなよ」クスクス



成香「うぅ……」

女「ロクにまともな教育も受けてないのになんで勉強できるわけ?知ってる?あたしなんて一週間毎日塾行かされてんだよ?ほんと厳しい親でやんなっちゃう」


取り巻き2「女ちゃんがかわいいから厳しくするんじゃねー?」クスクス

女「えー。じゃああたし愛されてるってことなのかなぁ?」

取り巻き2「そーだってマジで」

取り巻き1「ちょっとやめよーよ。本内親いないんだからかわいそーじゃん」クスクス


成香「………………」




初めはこんな風にわざとらしい言葉による嫌がらせだったらしい。中3にもなってガキみたいな。


取り巻き2「その右目さぁ、母親にやられたんでしょ?」

成香「……」

女「ありえなくない?女の子の顔殴るとかぁ」

取り巻き1「てかフツー子供の顔殴るとかありえないっしょ」


女「クズみたいな親と離れられて良かったじゃん」クスクス


その言葉は成香に火をつけるには充分だった。
勢いよく立ち上がった成香は女を思いきり突飛ばしそのまま馬乗りになったらしい。
騒ぎを聞きつけた教師によって事なきを得たが、引き剥がされるまでずっと「何も知らないくせに…!」と叫び続けていたそうだ。


普段大人しい成香が大声をあげて掴みかかった事件はたちまち学年中に広まった。


それから成香に対する風当たりが更に強くなった。
無視は当たり前。ノートは破り捨てられる。筆記用具、体操服がグシャグシャにされてゴミ箱に入ってる。
トイレに入ると上から水をかけられる。

まぁ逆に感心してしまう程ひねりのないベタないじめだ。

私だったら倍返ししてやるくらいの気持ちはあるが、成香はそれが出来るやつじゃない。


成香がいじめを受けていると私達がようやく気付いたのは、皮肉にもその事件をきっかけに破り捨てられた体操服や私物がカバンに入っているのをたまたま発見したことだった。


成香「わたし…お母さんのこと、大好きでした」

成香「叩かれるのは痛かったし、怖かったけど…それでも機嫌のいい時はコンビニでプリンを買ってくれたこともあったんです」

成香「そんなお母さんをクズだなんて言われて、ばかにされたことが…悲しくて…許せなかった…!」

誓子「どうしてもっと早く私達に言わなかったの?」

成香「それは……」

爽「言えばもっとひどくなるからか?」

成香「…それもないとは言えません。けれど…」

揺杏「?」

成香「私に親がいないからこんな目に遭うんだって、認めたくなかったんです。相談すれば、皆ならきっと助けてくれるって思ってました」


成香「けれどみんなには迷惑かけたくなかったんです。」

誓子「迷惑だなんて…」

爽「バカだな」

誓子が成香をそっと抱き締めた。

成香「…………」


爽「お前には私達がいる。親の代わりにはなれないかもしれないけど、それでも私達は家族だろう?少なくとも私はそう思ってるんだ」


爽「思ったことは口に出せばいいし、泣いてもいい」

爽「どんなことがあっても私達が受け止める」

爽「それが、家族ってもんだろ?」


揺杏「そーそー。私らは何があっても成香の味方だよ」ナデナデ

誓子「大丈夫だよなるか、私達が守ってあげるからね」


私達の言葉を聞いて堰を切ったように泣き出した成香。辛かったな。気付いてやれなくてごめん。


成香「すーすー」


誓子「………」バタン…


爽「成香は?」

誓子「眠ったわ。泣き疲れたのね」


揺杏「ごめん…二人とも。私、同じ学年なのに…気付いてやれなかった」

誓子「揺杏の責任じゃないわ。あの子…隠し事だけは昔からすごく上手かったし」

爽「気付けなかったのは私達みんなの責任だ」


親が親だっただけに成香は第三者に迷惑をかけることを必要以上に嫌っていた。それは家族であろうと誰であろうと。
昔から迷惑になるかもしれないようなことだけは異様に隠すのが上手かった。

今回のことも、世話をかけないように心配かけないようにとの成香の私達への気遣いだったんだろう。

だからこそもっと注意して見ていてやるべきだったんだ。










誓子「爽、揺杏」


誓子「…やるわよ」


やるって何を?決まってるだろ。


爽揺杏「仕返しだな」


とりあえず今日はここまで。
成香ちゃんのいじめられ描写をもっと長く、ひどくしようと書いてたんだけど、天使のような成香ちゃんをひどい目に合わせるなんてやっぱり無理なんで省きました。
読んでくれた方ありがとう。成香ちゃんは天使

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