千鶴「冬」【ミリオン放送局第三十二回】 (99)

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百合子「ハロウィン!」【ミリオン放送局第三十一回】
百合子「ハロウィン!」【ミリオン放送局第三十一回】 - SSまとめ速報
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千鶴「急に冷え込みましたわね……」

P「それじゃ、暖かいとこいくか」

千鶴「暖かいところ?暖房でもついてるんですの?」

P「いや、もっと全体的に暖かいところ」

千鶴「?」

このみ「馬場このみです」

千鶴「二階堂千鶴ですわ」

美奈子「佐竹美奈子ですっ!」

このみ「……えっと、何でいるのかしら」

千鶴「ゲストはブースの中で待っている流れでは無いんですの?」

美奈子「あ、私ゲストじゃないです」

このみ「…………え?」

美奈子「わっほーい!来ましたよ、プロデューサーさん!私、なんでも作りますよ♪」パタパタ

千鶴「…………何だったんですの?」

このみ「さあ?」

このみ「……なんだか二人って寂しいわね」

千鶴「……そうですわね」

このみ「…………ちゃちゃっと初めましょうか、それじゃ」

千鶴「千鶴」

このみ「このみの」

「「ミリオン放送局!」」

このみ「この番組は」

このみ「765プロダクションと」

このみ「『海外旅行をするなら』でお馴染み、水瀬ツーリングの提供でお送りします」

千鶴「…………伊織のところの、ですの?」

このみ「多分」

【CM】

志保「私、UTSUWAを認めない!」

春香「トップアイドルでもないのにUTSUWAを語らないで!」

琴葉「内戦と外敵の襲来に混迷を窮めていた765プロダクション」

琴葉「王の器を計るマイク、『えくすかりばぁ』こそが、765プロダクションを救う真のトップアイドルのはずだった……」

琴葉「『実在性ミリオンライブ』好評放送中!」

765プロダクション!!

千鶴「さて、早速」

ガチャ

莉緒「ようこそ、バー『ミリオン』へ♪」

風花「私がこれ、読むの?……わっ、私がこのバーのママ、風花よ、今日もアダルティに……うぅ、恥ずかしい」

ガチャ

千鶴「…………」

このみ「…………」

千鶴「スタジオを間違っていたみたいですわね」

このみ「そうね、プロデューサーに聞きにいきましょう」

ガチャ

莉緒「このみ姉さん、何か反応してよー」

このみ「どう反応すればいいのよ……」

千鶴「……今の名乗りはなんだったんですの?」

風花「プロデューサーさんに言えって……」

このみ「で、何?こんなにお酒がいっぱい」

莉緒「あれっ、このみ姉さん聞いてないの?」

このみ「何を?」

莉緒「今日はお酒を飲んで放送、通称『飲み回』だってプロデューサーくんから聞いたけど」

このみ「初耳よ……」

千鶴「おつまみもたくさん並んでますわね……」

風花「あ、これは美奈子ちゃんが」

ガチャ

美奈子「わっほーい!チャーハン出来ましたよーっ♪」

風花「……ね?」

千鶴「……そのために呼んだんですのね……」

風花「プロデューサーさんが」

美奈子「食べたい料理があったら言ってくださいねっ、和食洋食中華なんでも作ります!」

千鶴「中華以外でも作れるんですの?」

美奈子「もちろんです!」

このみ「……まあいいわ、飲まないのもアレだし、軽いのを飲もうかしらね」

莉緒「このみ姉さんわかってるー♪」

風花「お酒って、あるとついつい飲んじゃいますよね」

このみ「……おかしいわね、風花ちゃんのそばにビールの空き缶がもう五、六本並んでる気がするんだけど」

莉緒「ほら、風花ちゃんがお酒強いのは分かってることじゃない」

千鶴「……そういう莉緒も、その日本酒は何杯目なんですの?」

莉緒「日本酒はまだ一杯目よ」

このみ「『日本酒は』って」

莉緒「ほら、それより飲んだ飲んだ♪」

風花「そうですよ、せっかくプロデューサーさんがこんなに用意してくれたんですし」

このみ「じゃあ、とりあえずチューハイを貰っておくわ」

プシュッ

千鶴「……それにしても、見れば見るほど大量の料理ですわね……おつまみと言うには多すぎるのではなくて?」

風花「大は小を兼ねるって、美奈子ちゃんがたくさん作っちゃって」

千鶴「もう訳がわかりませんわよ」

グビッグビッ

このみ「……ふぅ、それじゃあ、メール読みましょうか」

千鶴「でも、メールも台本も机に置き場がありませんわね」

このみ「適当に下に置いておけばいいんじゃない?どうせ台本なんて、途中から誰も見なくなるんだし」

千鶴「……いいんですの?それで」

このみ「いいのいいの」

千鶴(……もう酔ってきてますの?)

莉緒「ほら、メールメール」


一通目
>>15

好きなつまみでも

このみ「おつまみといえば焼き鳥よねぇ」

莉緒「このみ姉さんいっつもももの塩頼むよね」

このみ「あら、美味しいじゃない」

風花「千鶴ちゃんは?」

千鶴「私ですの?うーん、セレブらしくハムとチーズですわ」

このみ「ワイン限定?」

千鶴「セレブはワインを飲むものと決まっていましてよ」

莉緒「でも、千鶴ちゃん今ビール飲んでるじゃない?」

千鶴「っ……そ、そう、これはここにワインが無いから!仕方なくですわ!」

風花「ナチュラルに開けて飲んでた気もしますけど……」

莉緒「あ、コロッケある、食べよう」

このみ「ちょうど四つあるわね」

千鶴「え、わたくしも食べるんですの?」

このみ「食べない?」

千鶴「まあ、食べますけど……コロッケには厳しいですわよ?わたくしは」

風花「いただきます」

パクッ

風花「あ、美味しい」

千鶴「…………」モシャモシャ

このみ「千鶴ちゃん、難しい顔してどうしたの?」

千鶴「…………なんでもありませんわ」

莉緒「そう?」

千鶴(……このコロッケ……うちのコロッケですわ……どうして)

このみ「ふぅ、それじゃあ」

莉緒「二通目?」

このみ「二本目」

莉緒「何飲む?」

このみ「うーん、私にもビールちょーだい」

莉緒「オッケー」

風花(……メールは?)


メール二通目
>>22

このみ「うーん、人生で初めて、かぁ……覚えてるかしら?」

千鶴「わたくしは、二十歳の誕生日に、親と飲んだのが初めてですわね」

風花「わぁ、そういうのもいいかも……」

このみ「風花ちゃんは、誕生日記念にー、みたいのは無かったの?」

風花「私の親、お酒ってあんまり得意じゃないんです」

莉緒「それじゃあ、大学の友達と飲みに行ったりは?」

風花「私の誕生日って、大学だとまさに夏休みの途中なんです……私は帰省しちゃったので……」

このみ「あー」

風花「結局、一人で飲んだ覚えが」

このみ「……辛いわねぇ」

このみ「私は、先輩と友人とバーに」

莉緒「このみ姉さんの初めてのお酒って甘酒でしょ?」

このみ「それを言うならみんな初めては甘酒でしょ」

莉緒「このみ姉さんには甘酒がよく似合う」

このみ「ちょっと、それって暗に私が大人に見えないって言ってない?」

莉緒「気のせい」

ガチャ

美奈子「鶏の炭火焼き、お待ちしましたー♪」

このみ「うーん、でも、もう置き場が」

美奈子「あっ、ここの空いてる皿、全部持ってっちゃいますね♪」

莉緒「なんだかお店来てるみたい」

風花「美奈子ちゃんの本領発揮、でしょうか」

美奈子「それじゃあ、ごゆっくり!」

ガチャ

このみ「でも、家でもないのに飲むのに身分証明書がいらないって新鮮ねぇ」

莉緒「あー、確かにこのみ姉さん、飲みに行くときはいつでも免許証出せるようにしてる」

このみ「お酒買いに行っても、『おつかいはダメだよ』って…………なんなのよ、私は大人のレディなのに」

千鶴「まあ、そういう風にしか見えませんわよね……」

このみ「で、もう最近は行きつけのお酒屋さんでしか買わないようにしてるの、そこなら店主さんとも顔見知りだし」

風花「へえ、そうなんですか?」

このみ「そう、〇〇酒店っていうんだけど」

莉緒「このみ姉さん、それ言っちゃっていいの?」

このみ「あっ……まあ、お客さんが増えるなら?」

千鶴「個人営業なのにいきなりお客さんが増えても、それはそれで大変ですわよ?ただでさえ小さいお店ですのに」

風花「あれ、千鶴ちゃんは行ったことあるの?なんだか行ったことがあるみたいな言い方だけど」

千鶴「それはすぐそばに…………じゃない、そう、偶然ですわ、偶然!」

風花(進行しなきゃ)

風花「このみさん、これ……」

このみ「あら、もう次いっちゃう?」

風花「というより、巻きの指示が出てます」

このみ「えっ……あら」

莉緒「あ、味付け濃いめにしてあるのかしら」

千鶴「そうみたいですわね」

美奈子「よく気づきましたね……賞品としてもう一品!」

このみ「はーい、というわけで、リスナーさんから普通のお便りお待ちしてます」

千鶴「なんだか雑ではありませんの?」

このみ「そう?気のせいじゃない?」

千鶴「……まあいいですわ」

このみ「というわけで、一曲……なんだっけ?」

莉緒「あれー?台本台本」

風花「どこに行っちゃったんでしょうか……」

千鶴「これは酷い」

このみ「あーっ、下に置いたの忘れてた!」

莉緒「もー、このみ姉さんしっかりしてよー」

このみ「てへっ☆」

千鶴(あぁ……)

このみ「風花ちゃん、任せたわよ」

風花「え?えっと、それでは、ここで一曲お聞きください」

風花「豊川風花で、『bitter sweet』です」

このみ「千鶴ちゃん、これ食べた?」

千鶴「そう言えば食べてませんわね、いただきますわ」

莉緒「あ、私も」

風花「えっと……曲、明けてます……」

風花「このみさん、このみさん」

このみ「へ?あっ、あぁ」

このみ「お送りしています、ミリオン放送局」

このみ「最初のコーナーはこちら」

『このみ・千鶴のアダルティ相談室』

このみ「このコーナーは……もうみんな知ってるし、言わなくていっか」

莉緒「いいんじゃない?」

千鶴「まったく、この二人は……」

風花「まあ、お酒も入ってるし仕方ない……のかな?」

このみ「ほら、ぐずぐず言わないでメール読みましょ」

千鶴「はいはい、それでは読みますわよ」

莉緒「あ、このみ姉さんコップ空……ついであげる」

このみ「あら、莉緒ちゃんありがと」

千鶴「……軽く、とは何だったんですの?」


お悩み・相談事
>>40

職場がブラックできつい

このみ「職場がブラック?それなら取る手は一つよ」

風花「そうなんですか?」

このみ「転職よ、転職!」

千鶴「……そんなに簡単でいいんですの?」

このみ「まさに転職した本人が言ってるんだから」

莉緒「このみ姉さん、元OLだっけ?」

このみ「そうそう、それで今やアイドル」

千鶴「ただ、安定しているのは会社勤めですわよね?」

このみ「それよりアイドルの方が夢があるの♪ねっ、風花ちゃん」

風花「うぅ、私も元看護士だから反論できない……」

このみ「というわけで、アイドルをお勧めするわ」

風花「えっと……それでいいんですか?」

このみ「いーのいーの」

千鶴「……本気ですの?」

このみ「本気本気」

莉緒「うーん……まいっか、このみ姉さん、はいお刺身」

このみ「あら、ありがと♪」

このみ「でも、言っても転職してきたアイドルなんていっぱいいるわよ?」

千鶴「そうなんですの?」

このみ「うちの事務所には転職組は少ないけど、よく一緒に飲むアイドルなら、元警察官とか元アナウンサーとか元秘書とかいるもの」

莉緒「そもそも、うちの事務所は大人が少ないもんね」

風花「うーん……私が言うのもなんだけど、アイドルにならなかった方がお給料が良いような……」

このみ「というわけで、男の人か女の人か分からないけど、アイドルをお勧めするわ!」

風花「えっと……このみさん、酔ってるみたいなので、本気にするのは」

このみ「失礼ね、酔って無いわよ」

千鶴「酔ってる人はみんなそう言うんですのよ……」

このみ「あ、男の人なら315プロがお勧めよ、あそこ転職してきた子結構いるから、医者とか弁護士とか自衛官とか」

千鶴「…………アイドルを目指した理由が本気で知りたいですわね」

莉緒「合コンしたい……」

風花「えっと、ラジオでその発言は……」

このみ「そうそう、最近そのプロダクションの警察官の子と飲みに行ったんだけどね?」

莉緒「あっ……こうなった時のこのみ姉さん、話が長いのよねぇ……」

千鶴「……どうするんですの?」

莉緒「このみ姉さん、あーん」

このみ「あーん」

モグモグ

莉緒「進めましょ」

風花「手慣れてますね……」

莉緒「よく飲みにいくもの」

千鶴「というわけで、このコーナーではリスナーからのお悩みメールをお待ちしていますわ」

千鶴「以上、アダルティ相談室のコーナーでしたわ」

このみ「それでね?風花ちゃん」

莉緒「はいはい、このみ姉さん飲んで飲んで」

このみ「」グビッグビッ

このみ「……っぷはあぁぁ」

莉緒「え、私?」

千鶴「お読みなさいな」

莉緒「えー、はいはい、それでは、ここで一曲お聞きください」

莉緒「百瀬莉緒で『Be My Boy』」

>>35
『bitter sweet』 (2曲目)
http://www.youtube.com/watch?v=sBtZKwCrg8Y

>>49
『Be My Boy』
http://www.youtube.com/watch?v=avaB0TvUA8c

莉緒「ほらほら、千鶴ちゃんもぐいっと」

千鶴「わたくしは、このワインで遠慮しておきますわ」

風花「千鶴ちゃんって、お酒弱いんでしたっけ」

千鶴「少なくとも風花よりは弱いと思いますわ」

風花「そう?」

千鶴「……それだけ飲んでも顔色一つ変えないのは、どういうことなんですの?」

風花「うーん、体質なのかなぁ」

千鶴「まあ、それに……」チラッ

このみ「美奈子ちゃん、辛いのちょうだい!」

美奈子「はーいっ!」

千鶴「……もう一人のパーソナリティがこれですもの」

莉緒「このみ姉さん、ちょっとペース抑えたら?」

このみ「まだまだこれからよ♪」

莉緒「……色々飲ませすぎたかも」

千鶴「まあ、ともかく次のコーナーに……」

莉緒「千鶴ちゃんって、アルコール入ったらすぐ顔に出るタイプ?」

千鶴「うーん、自分ではよく分からないですわね……じゃなく、進行しますわよ!」

風花「……莉緒さんも、飲みすぎには気を付けてくださいね?」

莉緒「大丈夫大丈夫、このみ姉さんとは違うから」

千鶴「まったく信用できませんわよ……」

千鶴「それでは行きますわよ?」

『誰が一番?アイドルがちんこバトル』

千鶴「もう説明が面倒くさいのでやりませんわ」

風花「いいの?」

千鶴「もういいんですの」

風花「そっか……」

千鶴「今回は、そろそろ酔いが回ってきた頃の四人の低レベルな争いを見るために、ミリオンポイントのコーナーはお休みして……って、低レベルなんですの!?」

風花「このみさんと莉緒さんを見ると……」

千鶴「……まあ、そうですわね」

千鶴「さて、今回のチャレンジはこちらですわ」

『落とさずバウンド、ピンポンゲーム!』

千鶴「ラケットからボールを落とさずバウンドさせて、一番回数が多かった人が勝ち……って、酔っぱらいにこんなことさせるんですの!?」

風花「あははは……運動したら、アルコール、回っちゃいますよね……」

このみ「私が負けるわけないじゃない!」

千鶴「あー、顔が真っ赤ですわよ」

莉緒「いやいや、このみ姉さんにこの莉緒さんが負けるわけないわよ」

このみ「むむぅ、それじゃあやってみるかしら?」

風花「えっと……介抱の準備、しておいた方がいいですか?」

千鶴「……とにかく、さっさと終わらせますわよ」

このみ「はいはいっ、このみお姉さんが一番やるわよっ」

莉緒「このみ姉さんずるい!私二番目!」

千鶴「…………今のうちにお酒を片付けておきますわ」

風花「……それがいい、かな?」

  ~~  

コンマ(高い方から1位→4位)
このみ>>58
千鶴>>59
風花>>60
莉緒>>61

ほい

わっほい

このみ「ふっふふふ、ふはははっ」

カコンカコンカコンカコン

千鶴「なんですの、あの謎のバランスは……」

風花「フラフラしながら的確にボールを操ってますね……」

莉緒「さっすがこのみ姉さん」

莉緒「せーのっ♪」

カコンカコン

千鶴「……酔ってるはずなのに、どうしてこの二人はこんなに出来るんですの?」

風花「さぁ……」

莉緒「このみ姉さんに……負けた……」

このみ「まだまだ修行がたりないのよ♪」

千鶴「卓球……そういえば、高校を出てから一度も触れてませんわね」

カコンカコン

千鶴「うーん……あっ」

莉緒「千鶴ちゃんに勝った!」

千鶴「酔った莉緒に負けるなんて……屈辱ですわ」

風花「うーん、私、球技はそんなに得意じゃなくて……」

カコン

風花「あっ」

千鶴「…………結果、一回」

このみ「ぷっ……ふふっ、ふふふっ」

莉緒「一回……一回……」

千鶴「…………スタッフはこの二人をどうにかしなさい」

千鶴「…………非常に、真に不本意ながら、一位はこのみですわね」

このみ「お姉さんの力、思い知ったかしら?」

風花「えっと、賞品は……」

千鶴「……酔いが醒めてから……来週渡しますわ」

莉緒「らじゃー」

千鶴「莉緒には話してませんわよ」

千鶴「このコーナーでは、わたくしたちにやって欲しい挑戦をお待ちしていますわ」

風花「以上、アイドルがちんこバトルのコーナーでした……って、どうして私が……」

千鶴「仕方ないですわね、このみが杏奈状態なのですし」

>>67訂正
杏奈状態→あんな状態

風花「ここで、765プロダクションからのお知らせです」

風花「765プロダクション初の海外公演が決定しました」

風花「主な出演アイドルは、天空橋朋花、福田のり子、双海真美が現在決定しています」

風花「詳しい情報は、765プロダクション公式サイトをご覧ください」

風花「以上、765プロダクションからのお知らせでした」

千鶴「えー、今週の『来週のパーソナリティ』のコーナーは、莉緒に代わってわたくしが参加いたしますわ」

風花「さすがに、あそこまで酔っていると……」

千鶴「……まあ、言いたいことはわかりますわ……それでは、くじを引きませんと」

風花「それじゃあ、私が」

  ~~  

>>71-73コンマ
01-17 エミリー
18-34 杏奈
35-51 百合子
52-67 まつり
68-83 千鶴
84-99 このみ
00-  全員

同じ人が連続してもそのまま続けます。つまり、三回連続で同じ人が指定されたら次回は一人回です

杏奈ぁ!

風花「百合子ちゃん、まつりちゃん、このみさんの三人ですね」

千鶴「来週はお酒が無いようで、安心しましたわ」

風花「来週もお楽しみに♪」

風花「お送りしてきましたミリオン放送局、そろそろお別れの時間となりました」

千鶴「番組では、皆様からのお便りをお待ちしておりますわ」

千鶴「各コーナーの説明は、番組公式サイトをご覧ください」

風花「メールアドレスは、million@xxxx.xxです」

千鶴「……こんなことまでやらせて、すみませんわね」

風花「まあ、二人ともあんな調子だから……」

莉緒「う゛ぅ……アルコールが回ってきた……」

このみ「すぅ……」

千鶴「……一人、ラジオなのに寝てる人がいるんですのね」

風花「ただでさえ体が小さいのに、運動しちゃったせいでアルコールが回っちゃったんでしょうか……」

千鶴「……こうしてみると、幼い少女を酔わせているようで、不安になりますわね」

風花「莉緒さん、お水です」

莉緒「ふーかちゃん、ありがとー……」

このみ「……えへへぇ……」ニヘラァ

千鶴「なんて幸せそうな寝顔」

千鶴「……やっぱり、お酒はほどほどが一番ですわね……終わらせて介抱しますわよ」

ガチャ

美奈子「シメの卵かけご飯です!……あれ?」

風花「美奈子ちゃん、このみさんが起きちゃうから」

美奈子「あっ、はい」

千鶴「というわけで、ミリオン放送局のお相手は、馬場このみ、二階堂千鶴と、ゲストの」ヒソヒソ

風花「豊川風花、百瀬莉緒、そして」ヒソヒソ

美奈子「料理担当、佐竹美奈子でした」ヒソヒソ

せーのっ

「「「ばいばーい」」」ヒソヒソ

千鶴「この番組は」

千鶴「765プロダクションと」

千鶴「ご覧のスポンサーでお送りいたしましたわ」


千鶴「…………今週のプレゼントは……まつり、任せましたわよ」

【番組終了後】

千鶴「結局、今回の賞品は何だったんですの?」

P「あれっ、言ってなかったっけ」

千鶴「その時に教えてやると言われたっきりですわね」

P「あー、そうだっけ……海外公演に出演する権利」

千鶴「…………は?」

P「いやー、のり子に朋花に真美と恵美は決まってるけど、それだけじゃ少ないかなーって思って」

千鶴「…………はぁ?」

P「おい、大きな声出したらこのみさんが起きちゃうだろ」

千鶴「それどころではありませんわよ!どういうことなんですの!」

【おしまい】

【おまけ】

百合子「百合子」

杏奈「杏奈」

エミリー「エミリー」

まつり「まつりの」

「「「反省会!」」」

百合子「…………これは酷い」

杏奈「……これ、ながれてる……よね」

まつり「もうあの二人にはお酒はNGなのです」

エミリー「えっと……もう少し節度を持って、と……」

百合子「もはや次の回でどんな反応をすればいいんでしょうか……」

エミリー「まあ、お酒は人を狂わせる、とも言いますし……いつものこのみさん自身はとても素晴らしい方ですから」

まつり「すべて忘れればいいのです」

百合子「…………忘れられますか?」

杏奈「…………無理」

まつり「で、今週のプレゼントなのですが、まつりに一つ名案があるのです」

杏奈「……何?」

まつり「今回は、このみちゃんの酔って寝ているところを写真に撮って送ればいいのです」

杏奈「……なる……ほど?」

まつり「というわけで、この写真に四人のサインをいれてお送りするのです」

百合子「このみさんの写真なのにこのみさんはサインしないんですね」キュッキューッ

エミリー「本当に、よいのでしょうか……」

まつり「自業自得なのです」

杏奈「……うーん」

百合子「さて、どうやらまだ時間があるみたいですけど」

まつり「このみちゃんはアタック5ディフェンス5持ちのマナヘイストなのです」

百合子「いきなりどうしたんですか」

杏奈「……そういえば……料理……どうした……の、かな」

エミリー「確かに、先程見たときは、まだ残っていたような……」

ガチャ

美奈子「まだ残ってますよ!」

百合子「お帰りください」

百合子「と、いうわけでお送りしました反省会」モグモグ

エミリー「あ、こちらのも美味しいです」

まつり「お相手は、徳川まつり」モグモグ

杏奈「ほひづき……はんな」モグモグ

エミリー「んくっ……エミリー スチュアートと」

百合子「んぐっ……けほっけほっ……ふぅ、七尾百合子でした」

「「「ばいばーい!」」」

美奈子「まだまだたくさんありますからね!」

まつり「そんなにはいらないのです」

【おまけおしまい】

終わりだよ~(o・∇・o)

お酒を飲んだこのみさんから漂う犯罪臭

おっつー
いつもどれくらいから書き始めるんです?

>>95
イベかガチャの更新がある週はそれを見てから、目立った更新が無さそうな週は前回の更新が終わったら、のんびり書き溜め始める感じですね

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