王様「魔王を倒すのだ!」 剣士「勇者がいないのですが……」 (18)

王「何を言っておる?そなたらは王国1の武術と魔術の達人ではないか!」

騎士「王様。御言葉ですが、魔王は光の加護を受けた勇者の剣でしか討てない。と耳にしたことがあるのですが…」

王「しかし勇者となる逸材が見つからんのじゃ………だから、頼む」

魔術士「お、王様!頭をお下げにならないで下さいっ」

王「で、ではいってくれるかの?」ウルウル

剣・魔・騎「…」ゾクッ

剣士「わ、わかりましたからっ」

王「なら良かった」ホッ

ーーーーーーーーー

剣士「あーあ…」

魔術士「面倒な事になりましたな…」

騎士「旅の間に世界の何処かにいる勇者を見つけだし、更に魔王を討たねばならぬとは…」

剣士「ま、いいんじゃないの!親友3人で旅が出来るんだし」

魔術士「けど男だけだとなぁ…」

剣士「だねぇ……」

騎士「…」

騎士「とりあえず、まずは王国の北にある農村にでもいきますか」

剣士「だねぇ……」

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ー農村

村人「おおっ!これはこれは…よくぞ我が村へ!ささっ村長があちらの家でお待ちしております!」

騎士「御苦労」

魔術士「どうやら我々が旅に出た事は既に広まっているようだな」

剣士「ま、そのほうがいいんじゃね」

騎士「ん……もう着きましたよ。ここが村長の家のようですね」



ー村長の家

村長「よくぞこんな田舎に来てくださいました!討伐隊の皆様」

村長「長い旅路でお疲れでしょう。今晩は宿でお休みになさって下さい」

剣士「ありがとう、助かるよー」

騎士(王国中心部からわずか2kmで今晩出発したばかりなんだが)

魔術士(まぁいいではないか)

騎士(コイツっ直接脳内に!?)

魔術士(魔術士だからな…)ニヤリ

村長「あと、できれば1つお願いしたいことがあるのですが……」

騎士「なんだ?」

村長「実は…ここ最近、村の娘が次々と村の東の洞窟の魔物に誘拐されているのです」

剣士「誘拐!?」

村長「はい。獰猛な魔物で我々ではどうする事もできなく……」

村長「つい先日、私の孫も……」

騎士「お気の毒に……我々にお任せ下さい!」

村長「おぉ、そうですか!これは心強い」

剣士「早速明日にでも出発します」

村長「どうか……よろしくお願いします」



ー宿

騎士「明日は東の洞窟か」

剣士「とりあえず街で準備はしたし大丈夫だろ」

魔術士「……」

騎士「どうしたんだ?」

魔術士「いや、別に」



ー魔王城

魔王「人間の王は新しい刺客を派遣したようだな」

側近「はい、しかしパーティに勇者はいないようですね」

魔王「勇者以外に私の闇の衣は破れまい……フハハハハハハ!!」

ー朝 宿

剣士「ふぁぁ……よく寝た」

騎士「£◇・(#мм☆▽¢○£%……」

魔術士「今日は東の洞窟へおつかいに行かねばな」

剣士「どうせありがちな魔獣系の魔物が娘たちをレ○プしてるパターンだろー?」

魔術士「いい……」

剣士「」

騎士「……Zzzz」

魔術士「さっ!飯を食べねば戦は出来んぞ!」

騎士「Zzzz……」

剣士(コイツ話そらしたな…)「騎士、起きろー」

騎士「ふあぁ……そ、そこはっ//」

剣士「どんな夢見てんだよ…」

投稿一旦終了

ーーーーーーーーー


剣士「飯うまうま」モグモグモグ

騎士「飯うまうま」モグモグモグ

魔術士「……」

宿主「あ……あのぅ」

騎士「……」ゴクン

騎士「何でしょうか?」

宿主「もう備蓄が無いんですけど」

魔術士「だから『食い過ぎだろ』って言っただろう」

剣士「金あるからいいじゃん」

魔術士「ま…まぁな」

騎士「私達が食べた分のお金は払います。ご安心を」

宿主「は……はぁ」

剣士「さて飯も食った事だしそろそろ東の洞窟行こー」

騎士「そうだな」

魔術士「では早く行くぞ」

剣士「えいえいおー(棒)」

ーーーーーーーーー

魔術士「ここが洞窟か」

剣士「魔物のにおいがするなー」

騎士「何がでるかな?何がでるかな?」

魔術士「騎士は……どうしたんだ?」

剣士「王都では猫かぶってんだよ」

魔術士「なるほど」

IDが変わってしまうみたいなのでトリップをつけますね。

ーーーーーーーーー

剣士「なんだかんだで洞窟の奥まで来てしまいましたー!」

騎士「スライムばっかりだな…この洞窟」

魔術士「うむっ!?奥に何かいるぞ……」

???「ウヘヘ……娘達…可愛い…可愛いぞぉ//」

剣士「うわぁぁ…ドンビキだね」

???「誰だ!」

剣士「気付かれちゃった!」テヘペロ

騎士「何やっているんだよ…」

???「お前達は何者だ!何か用か?」

魔術士「村に頼まれ…娘達を救いに来
た者だ」

騎士「このでかいゼラチンめっ」

???「誰がゼラチンだと……?我はキングスライム!スライムの王なり!」

騎士「どちらにしても娘たちは返してもらうぞ!」

キングスライム「かかって来るがよい」

キングスライムが現れた!

魔術士「ここは俺g「ここは俺に任せてくれ」

騎士「頼む」

魔術士「わ…わかったよ」

キングスライム「何をごちゃごちゃ言っておる!」

キングスライムの攻撃!

騎士はひらりと身をかわした!

騎士「不意打ちとは卑怯な」

キングスライム「え……だって貴様g「黙れぇ!」

騎士の攻撃!一筋の閃光がキングスライムを貫通した!

キングスライムに999のダメージ!

キングスライム「ガ……ガハァ」

キングスライムを倒した!

経験値と100Gを手に入れた!

騎士「さてと……娘達は…ん!?」

剣士「お嬢さん方…悪党めは倒しました。御安心を」キリッ

娘達「ほ…本当にですか?」ブルブル

剣士「はい」

娘A「あ、貴方が魔物を倒したのですか?」

剣士「そうです」

魔術士「wwww」

騎士「……」プルプル

娘B「お名前は……?」

剣士「剣士です」

村長娘「こ…この御恩は一生忘れません」

剣士「いやぁ、別にそれほどでもありませんよ」キリリッ

娘達「け…剣士様ぁ//」

魔術士「ドンマイ」ポンポン

騎士「……」

ーーーーーーーーー

ー農村

剣士(いやぁ…娘達が怯えて戦ってるところを見てなくて良かったー)

魔術士(外道だな)

剣士(コイツっ直接脳内に!?)

魔術士(魔術士だからな)

娘達「剣士様ぁぁ//」

騎士(剣士ハーレム…)

魔術士「村長の家に着いたぞ」

ー村長の家

村長「おおっ!殺ってくれましたか」

騎士がやろうとしてたことを剣士がやったのか?

>>14

そのあたりの説明曖昧ですみません

・騎士がスライムを倒している最中娘達はそれを怯えて見ていなかった

・騎士はその後娘達のところに行こうとしたが既に剣士がいて、剣士が嘘をついていた

・娘達は騙され、剣士がスライムを倒したと思っている。

というかんじでお願いします

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