ルフィ「"安価の島の冒険"」 (174)


※ONE PIECEの一部安価SSスレです

※劇場版よろしくパラレル時間軸です、フィルムZみたいな

※そのためローや錦えもんはいません

※パラレルなので仕方ない

※多少の矛盾はご愛嬌



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1414994541



ルフィ「ナミ!おいナミ!

ナミ「何よルフィ、まだしばらくは海ばっかりのはずよ」

ルフィ「あれ島じゃねぇか!?」

ナミ「え、嘘!……うーん、ちょっと小さいけど確かに島ね。でも記録指針はあの島を指してない」

フランキー「指してない?妙な話もあるもんだ。指針は3本もあるのに、どれにも引っかからなかったのか」

サンジ「ここは新世界なんだ、そういうこともあるんだろ。……どうやら、人気があるようには見えねェ」

ブルック「わたし少々不穏な雰囲気も」

ウソップ「な……なあ、目的地と違うんだったらむやみによることも無いだろ?」

ロビン「そうも行かないみたいよ」

ウソップ「え?」

ナミ「待って……うん、このまま島を通りすぎた先。"大嵐"が停滞してる」

チョッパー「お……!大嵐か!?サニー号でもダメか!?」

フランキー「オイオイチョッパー、見くびってもらっちゃあ困るぜ!おれ様たちのサニー号だぞ!」

ナミ「そりゃ、多少の嵐なら物ともしないわよこの船は。けれど新世界の嵐に馬鹿正直に突っ込むのも危険だし」

ナミ「あの島に一旦碇を下ろして、そこで嵐が通り過ぎるのを待てば一番……」

ルフィ「おーい!ゾロ!そっから島見えるかー!?」

ゾロ「あァ?島が近くにあんのか」

ナミ「ええ分かってたわよ……寄るわよねウチの船長なら」

ウソップ「ルフィィィ~……」

ロビン「ふふっ」



安価 下2 外観はどんな様子の島?春・夏・秋・冬、どれかも


サンジ「遠目で見た時は何かと思ったが、これ全部植物か?」

チョッパー「ニオイは悪くねェ」

ロビン「綺麗ね、色とりどりの花や草がいっぱいに……」

ウソップ「サンジ!気をつけろ!毒があるかもしれねェ!魔界の植物どもー大人しくしろー!」

ゾロ「草に向かって何イカってんだ……」

ルフィ「お前らー、降りるぞー!準備しろー」

フランキー「イカリを降ろしといたぜ」

ゾロ「どっちみちもう降りちまったんだ、諦めろウソップ」

ナミ「ルフィ!いつも言ってるけど、危なそうならさっさと船に戻るんだからね!」

ルフィ「はっはっは、大丈夫だって!!」

ゾロ「で……だれがついてく」

ナミ「ルフィのお守りには毎度頭を悩ませるわね……とは言え一人じゃ変なことに首突っ込むし」

ブルック「ヨホホホ……船の番も必要でしょう」

チョッパー「おれ、危ない島なら残りたい」

ウソップ「よしよしチョッパー、このウソップ様が守ってやる、一緒に残ろうな」

ゾロ「くじはこんなもんでいいか」

ロビン「あら、いいわね」

ウソップ「嫌だ!引きたくないーっ!」




安価下2・3・4・5 ルフィのお供
被りは最安価

残りは船番


ロビン「あら残念、島の花を見てみたかったのに」

サンジ「ロビンちゃ~ん、キミ自身がどんな花よりも麗しく咲き誇ってるさ~」

ゾロ「てめえの頭も満開かアホコック」

サンジ「あぁ!?藻は黙ってろ!ったく、ロビンちゃんとの空間に水挿しやがって……待っててね、すぐお茶の用意をっ!」

ロビン「ウフフ、ありがとう」

ゾロ「……アイツらでルフィを抑えられんのか?」

ロビン「島に危険がなければ良いのだけれど……」





ルフィ「うおお、なんだこの草、動いてねぇか!?」

チョッパー「ルフィ!こっちの木!今向きが変わったぞ!?」

ウソップ「置いてくな、ルフィ!頼む、もうちょっとゆっくり!」

ナミ「ちょっとウソップあんた先行きなさいよ!」

ウソップ「お前は早く来いよ!あいつ止まんねえで言っちまうぞ!?」

ブルック「ヨッホホホ、ルフィさんを止める?あ、ソレッ♪ソレってぇ、ムズカシィ~ッ!」

ウソップ「歌っとる場合かー!?」




ウソップ「ぜぇぜぇ……やっと追いついたぞおめー」

チョッパー「なあ、ウソップー、ナミ、ブルック!」

ルフィ「これ読めるか?」

ナミ「これって石碑?」

ウソップ「ロビンがいりゃよかったか」

ブルック「いーえ、古いけどこれは現代の文字ですよ、ちょっと独特ですねえ?」

チョッパー「なんて書いてあるんだ?」

ブルック「どれどれ…ここは「置き去り島」の別名を持つ島らしいですよ」




安価下2 この島の名前

ブルック「終焉の島とは、いやはやなんとも恐ろしい呼ばれ方です」

ブルック「この石碑に書いてあることが事実なら……」

ブルック「ここは"偉大なる航路"において、海賊を島流しにするための島らしいですよー!?」

ウソップ「や、やっぱりヤベェんじゃねえかこの島……」

ナミ「ルフィ!今からでも遅くないわ、帰りましょ!」

ウソップ「そうだそうだ、海賊がいたらどうするんだよ!」

ルフィ「えー?なんだよお前らー」

チョッパー「でも、ここまでなんにもいなかったぞ?」

ルフィ「だよなチョッパー、もっと猛獣とか居ても良いのになー」

チョッパー「それは良くねえ」

ブルック「おや、さらに何か書いてありますね」

ナミ「!何かしら」

ブルック「どうやら、島流しされた海賊のサイン…のようなものかと」

ブルック「ほら、下の方に行くに連れて新しいでしょう?」

ブルック「日付まで書いてあります、これ全部私の生まれるより前の日付ですよ」

ナミ「なんだ……それなら大丈夫ね」

ウソップ「安心しろ、このウソップ様が居れば海賊なんて年取って死んじまうんだ!」

チョッパー「ホントかウソップ!?」

ルフィ「おれたちも死ぬのか!?」

ブルック「まあ歳を取ればわかりますよ……私いっぺん死んじゃってますけどヨホホホ」

ナミ「……!ねえ、ちょっとこれ!……石碑の裏を見て!

ルフィ「お?」

ウソップ「……あ、新しめな文字ィ!?おいおい最近の日付じゃねェか……!?」

チョッパー「なんだ?何が書いてあるんだ!?」



海賊の異名 安価下2

海賊の名前 安価下4




ナミ「…A、って刻んであるわ」

ルフィ「エース……?」

ウソップ「いや違ぇな、下によ……「アンチー・A・アルフィ」って書いてあるだろ」

チョッパー「ルフィみてえな名前だ」

ルフィ「そうか?」

ブルック「偶然というのはあるものですねえ」

ナミ「いや、ちょっとまって……聞いたことあるかも……えっと、一年ちょっと前に新聞で……」

ナミ「ねえ覚えてる?シャボンディでわたし達の偽物に出くわしたでしょ?」

ウソップ「居たなあそういや」

ルフィ「すっかりダマされちまった」

チョッパー「おれもおかしいなって思ったんだけどなー」

ナミ「ぜんっぜん似てないわよバカ!……でね、あいつら以外にも表舞台から消えた私達をマネるやつはゴマンと居たのよ」

ナミ「本格的に偽物になりきろうとしたやつだったり、あやかってるつもりなのか名前だけ借りたりね」

ナミ「その中でも特に悪名を短期間で上げていたのがこいつ、アルフィよ。「麦ガラのアルフィ」って呼ばれてた」

ウソップ「麦ガラぁ?」

ブルック「異名まで似せられてるとは!」

ナミ「もちろん、名が上がるのが早いぶん目をつけられるのも早かったみたいね」

ナミ「マネしてる奴らは次々捕まったり海賊団に潰されたり…自業自得よね」

ルフィ「おう、おれのフリなんてするヤツは許さねえ!」

ブルック「そのファンキー・A・アルフィがここに島流しにされているかも、ということですか」

ルフィ「おし!文句言ってやるか」

ウソップ「待て待て待て!悪名高いってやつをわざわざ探す必要なんて無いって!」

ナミ「そうよ、放っておけばいいじゃない!」

ルフィ「チョッパー、おれ達以外のニオイしねえか?」

チョッパー「んーとな……」

ナミ「ああ……また始まったわ……もう毎度毎度振り回されるんだから……」

ウソップ「二年経っても変わらねえんだよなあコンチキショー……」

チョッパー「……あ、あれ、ニオイが増えた?あっち……あ!渡り鳥がいるぞ」

ルフィ「鶏肉っ!?」

ウソップ「昼飯食っただろが!!」

チョッパー「食うなよっ!?……ケガしてるみたいだ、おれちょっと診てきていいか?」

ナミ「わかった!……ルフィ!大人しくしてなさいよ?」

ルフィ「ちぇー」

ウソップ「このおれが見張っておいてやる!だから傍から離れるんじゃーねえぞ!?」

ブルック「じゃあおヒマなら一曲……」

ウソップ「気持ちはありがてえが静かに!静かにな!海賊に見つかるかもしれねえだろ!?」


チョッパー「……よし、これで飛べるな。元気でなー」

ナミ「終わったの?」

チョッパー「うん……みんな、あの鳥はこの島の人間にやられたって言ってたんだ」

ウソップ「!ってことは……」

ブルック「「麦ガラ」ですか!」

チョッパー「たぶん、食料にしようとしたんだろうな……しかも、そいつは……」

ルフィ「どした?」


チョッパー「……ふつうの人間じゃなかった、って。そう言ってたんだ」

ウソップ「ま、まさか……」

ナミ「悪魔の実の能力者!」

ルフィ「……」



安価下3
アルフィは……①動物系?②超人系?③自然系?



ウソップ「そいつはどんな能力だったんだ?」

チョッパー「ごめん、そこまでは聞き出せなかった……あの鳥も何が何だか分からないみたいだったし」

ナミ「ともかく、これではっきりしたわね。そいつは悪魔の実の能力者で、私達は今危険だってことよ」

ウソップ「ルフィ、撤退だ!ここは賢い選択をしよう!」

ウソップ「島流しされてしぶとく生きてるようなヤツが、船が来たなんて知ったら間違いなく襲ってくるぞ!?」

チョッパー「さ、サニー号が危ねえのか!?」

ルフィ「大丈夫だろ、あいつらがいるし」

ブルック「まあ……あの方たちならねェ……」

ウソップ「ゾロ、サンジ、フランキー、ロビン……」

ナミ「よしっ!あっちに行ってることを祈りましょう!」

チョッパー「ひでェっ!?」


(終焉の島・東の海岸 サウザンドサニー号)


サンジ「ロビンちゃん、今日の特製おやつドリンク添え、ただいまお持ちしましたァ~!」

ロビン「ありがとう、サンジ」

サンジ「いやいやロビンちゃんのためならいつだって!」

フランキー「おうサンジ、おれ達の分はどうした」

ゾロ「気が利かねェぞ」

サンジ「うるせえキッチンに置いてあるから勝手に食ってろ!」

ロビン「……あら」

ロビン「あれは……船かしら。小さいけれど……」

サンジ「え?……こっちに近づいて来てやがる?」


(元・麦ガラ海賊団海賊船) ド ン !


ゾロ「どういうことだ……こいつは」

フランキー「俺たちの海賊旗とうり二つの旗を掲げてやがる」

サンジ「おいゾロ!フランキー!何だこの船は?」

ゾロ「知るか、ボロいが海賊船には違いねえ」

フランキー「停船してるところを狙ってきたか?」

サンジ「ロビンちゃん、危ないから船に居てくれ……」

ゾロ「降りてきたぞ……2人か」

サンジ「おいおい1人はレディじゃねぇかッ!?」

ゾロ「鼻血出そうなら俺が片付けてやるから、引っ込んでな」

サンジ「言ってろマリモヘッドが」


安価下2 1人目の男の風体
安価下3 2人目の女の風体

安価下6 1人目の男の名前と異名
安価下7 2人目の女の名前と異名


ゾロ「うッ!?」

サンジ「なんだこのアフロ野郎!?」

ヌカハチ「あァ~ァ……」
("8刻殺り続け"のヌカハチ) ド ン !

ヌカハチ「ここは暖かくていいところだ……ブラさげてるブツが寒くねえ……」ブランブラン

キッツ「"Level5"のときからちゃんとした服を盗めってって言ってただろう!?」

キッツ「アタシはこんな男モンで妥協したけど、本当は嫌だったんだ」
("万力の漢女"キッツ・マン) ド ド ン !

ヌカハチ「うるせェ、服なんて邪魔で仕方ねえんだ」

フランキー「ア~ウ……いかにスーパーなおれ様とてモロ出しは美学に反するぜ」

サンジ「ロビンちゃん、コイツと同じ空間に居てはいけない!汚染される、早くどこかへ逃げろ!」

ゾロ「てめェら黙ってろォ!!」

ゾロ「おい、お前らここに何の用だ?略奪なら抵抗するぜ」

ヌカハチ「あァ……?関係ねえ、木っ端海賊どもは黙ってろ……」

サンジ「ヘエ、木っ端じゃねェんなら何モンだテメエら」

キッツ「アタシ達の頭は「麦ガラのアルフィ」!知らないとはボンクラだね」

キッツ「海から姿を消した腰抜けの「麦わら」に変わる新たな大物さ」

ヌカハチ「俺たちはその腹心ってェとこさ……ところが」

ヌカハチ「一年前、新世界に入ってすぐに、船長は他の海賊に囚われちまった」

キッツ「調べたさ、そしたら……終焉の島なんてところに置き去りにされたらしいんだ、かわいそうな船長!」

キッツ「助けに行こうと仲間たち総出で向かっている途中、アタシらは運悪く海軍に囚われインペルダウン行きさ……」

サンジ「君の気持ちはよく分かる……しかし……なんってケナゲなんだ君って人は」

ゾロ「話の腰折んじゃねェ」

ヌカハチ「決死の覚悟での脱獄が成功したのは俺たち2人のみ!邪魔をすんじゃねェぞ」

フランキー「そんなら、アンタらの目的はその船長ってワケか。争う理由はねェな」

ヌカハチ「わかりゃいいんだ、船員も軒並み失ったところだし、傘下に加えてやってもいいぜ」

キッツ「我らが船長のお膝元でかわいがってもらえばいいわ」

ゾロ「そういうのは俺らの船長に聞いてくれ」

サンジ「あァ、見つけられたらだがな」

ヌカハチ「ヌハハハ、おめェらいい話を逃したぜェ」

キッツ「もう会うこともないだろうね!あばよ!」

サンジ「また会おうね~~レディ~~」


ロビン「……ねぇ、ルフィ達はもしかしたら」

ゾロ「手遅れ、かもな……うまくかわして船まで戻って来れりゃぁ楽に済むんだが」

ゾロ「すでに「船長」にルフィ達が遭ってたらややこしくなるのは間違いない」

サンジ「でも、ヤツらは脱獄して間もない、おれ達の復活も知らねェんじゃねえか」

フランキー「どうするよ、ヤツらをスーパー足止めしてやるべきか」

ゾロ「放っておくか、だな。特に奴らの再会に水を刺す理由もねェしな」


安価下3 船組はどうする?



フランキー「ルフィのお守りはクジでとは言えあいつらに任せたんだ」

フランキー「そこをおれ達がシャシャり出て手を貸すのも甘やかしってもんよ」

ゾロ「まァ確かにな」

サンジ「事が起きないうちは、このまま大人しくするか」

サンジ「さてロビンちゃん、何が食べたい?リクエストをどうぞ」

ロビン「そうね、魚料理なんかいいかしら」

ゾロ「酒出しといてくれ」

フランキー「コーラもな!」

サンジ「てめェらにゃ聞いてねえ!」



(終焉の島・中央)

ルフィ「おーい!?出ってこーい!おれのマネのやつ~!?」

ウソップ「なっ、なあルフィ、もう戻ろうぜ~?」

ウソップ「こんだけ探して出てこねえんだ、おめえに見つかりたくねえんだよそいつは!」

ナミ「ウソップの言うとおりよ……それに……なんだか……」

ブルック「?どうされました、ナミさん」

チョッパー「具合、悪いのか?……なんだか、おれも……変な感じだ」

ウソップ「オイオイどうした……?」

???「アーッハハハハハハハ!」

ルフィ「!なんだ、鳥か?!」

チョッパー「違うよルフィ!人の声だっ!」

ルフィ「……いた!」

ウソップ「あ、あいつが……!!」


A「アーッハ、アーッハ、ハァーハァーハァー……」

(海賊「麦ガラ」 アンチー・A・アルフィ) どーん!


ウソップ「帽子の房飾りが、黄金の……」

ブルック「麦ですねえ。はぁー、それで麦ガラ」

ナミ「相手に見つけられるよりこっちが先に見つけたのは運がよかったわね……」

ナミ「いい?ルフィ、ここはアイツに気づかれないように黙って……」

ルフィ「おいっ!お前ぇ!俺のことマネしたってな!?そういうの失礼だぞ!」どーん

ナミ「せめて最後まで聞きなさいよっ!?」

ブルック「直球ゥゥッ!?」オーイエーッ

ナミ「あんたも黙ってなさいっ!」

ウソップ「ルフィ!落ち着けっ!まずは冷静に話し合おう!イヤ、アイツとじゃなく俺とな!?」

チョッパー「なんかアイツ、ヘンだぞ……?興奮状態、みたいだ」

A「……」ギロッ


安価下1 どんな風体の男?


A「アハッ……アハッハッ……アハハハハーッ!」

ウソップ(こっ……怖えェェ!!っつーかどんなモヒカンだよ、帽子突き破ってっぞ)

ルフィ「なに笑ってんだお前」

ナミ「ルフィ、島流しされて一年放置されてたって言うなら普通の状態じゃないかも!」

チョッパー「も……もう気がおかしくなってるのかもしれねェ!」

ブルック「近寄ると危険ですよォーっ!?」

A(ギロッ!!)

ウソップ「ギャーこっち気づいた!?」

A「ァウ!アウ……ウアアア!」

チョッパー「言葉まで失ってるんだ……!ずっとひとりだったから」

ナミ「危ないルフィ!言葉の通じる相手じゃないわ!!」

ルフィ「なんだお前、ハラ減ってんのか?」

A「なんか持ってない?」どーん

ナミ「喋れるんかいっ!!!」



A「いやぁすまん!命を救われたな!アーハハハッハッ生き返る!」

ルフィ「おれの分はやらん!」

ウソップ(おいっ!なんでヤツにサンジの弁当くれてやったんだよ!?)

ウソップ(敵を元気にする奴があるかっ!?)

ナミ(私だって危ないとは思ったわよ!でもよく考えたら……)

ナミ(ここで恩を売っておいたほうが後々ルフィのことがバレてもこじれないじゃない)

チョッパー「うん、見た感じ空腹以外はなんともない。遭難してたとは思えないぞ!?」

ブルック「さっきまで骨と皮だけみたいに痩せてたのに、すごいですねえ」

ブルック「わたし!骨だけですけどあやかりターイッ!」

A「身体の頑丈さには定評があるんだよ、アッハッハ」

A「俺は最強の「麦わら」を超える男だからよ」

ルフィ「そうだ!それだ!お前、おれのことマネしたんだってな!」

A「アァ?お前も「麦わら」の崇拝者か?ずいぶん気合の入ったなりきりっぷりだ」

A「だが、すべてマネちまったらそれこそマヌケだぜ!麦わらはよしたほうがいいんじゃねえか」

ルフィ「これは俺の宝だ!!」

ウソップ(よかったどっちもアホだ)

ナミ(このまま何事も無くさよならしましょ!)

A「さて、お前らこれからどうするんだ?おれの住処には空きがねえぜ」

ルフィ「ん?何言ってんだ?」

チョッパー「おれたち、もうすぐここを出発するんだ」

ブルック「船の皆さんも心配してますし……」

A「お前らこそ何を言ってやがる?」

A「この島はサイコーだぜ。なんで出て行くなんて言うんだ?」 ド ン !

ナミ「!?」

ウソップ「こっ…こいつ!?」

A(ギラッ)

ウソップ「なんだこの目つき!?異常に光ってる!」

チョッパー「!」

ブルック「チョッパーさん、どうなさいました」

チョッパー「こ、この顔……

チョッパー「長期の拷問で精神が壊れた患者の顔に似てるんだ、それも特殊なケースの!」

ナミ「!やっぱり、最初から普通じゃ……」

A「帰さねえ……帰さねえ、アハッ ハハハッ!アーハハハーっ!」


アルフィは誰に飛びかかった?
安価下1

ナミ「きゃあっ!」

ルフィ「ナミ!」

チョッパー「うわあナミが捕まった~~!」

ウソップ「なな、何しやがんだいきなり!」

A「この島から離れるなんて許さねえ、この島がサイコーなんだ」

A「この島の良さを知ってもらわなきゃ気がすまねえんだ!アーハハハ!!」

ナミ「離しなさいよっ!」

ブルック「ちょっと強引なエスコートすぎやしませんか!?」

ルフィ「ブルック、いくぞっ!」

ブルック「ヨホホ、承知しました!行きますよ……」

ブルック「"夜明歌・クー・ドロア"!!」ビュッ

A「アッハッハァ!"武装色"!!」ギィン

ブルック「うっ!?」

ウソップ「弾かれた!」

チョッパー「ルフィ達と同じ黒いやつか!?」

ナミ(こいつも"新世界"で名を挙げた船長!実力が伴ってないわけないか!)

ナミ「天候棒……!くっ、すごい力……身動きが取れない……」

ルフィ「ゴムゴムの……!」

A「待ちな、俺の手の内にゃお客が居るんだぜ!?「えせ麦わら」!!」

ルフィ「うるせェ!勝負しろお前ェっ!」

チョッパー「な、ナミを連れて逃げるぞ!?」

ブルック「私もナミさん連れて逃げてみたいです」

チョッパー「何言ってんだお前!?」

ウソップ「くっ、足止めするぜ!"火炎星"!!」ボウッ!

A「!!!ぐっ…ウアアーーーッ!草木がァァーーーッ!」

ブルック「やりましたよ、ナミさんを放って……」

A「火を……火を!?ちくしょうっ、やりやがったなお前らっ!?」

チョッパー「すごい動揺してる……まてよ、コレって……」

ウソップ「チョッパー、今は逃げよう!ナミ抱えて走れっ!」

ブルック「船まで戻りましょう!」

ナミ「ごめんっ、みんな」

ルフィ「なんでおれが逃げなきゃなんねえんだ」

ウソップ「状況が悪ィんだって!イカれたやつ全部相手にしてたら身が持たねェよ!」


ド ン っ !


ウソップ「!?なんだ、ありゃ……」

ナミ「たぶん、あれがあいつの能力……!!」


アルフィの能力で何が起きたか 安価下2



ナミ「燃え尽きたはずの草が……また生えてきた!?」

ウソップ「そ、それだけじゃねえ!土が盛り上がって、木が芽吹いて!?」

チョッパー「うわあああジャングルだあぁぁぁ!?」

ド ン !!

ブルック「なんとぉぉぉ、退路が塞がれてしまいました!」

ルフィ「一体何だァお前!?」

A「……おれは…悪魔の実の能力者」

A「グログロの実を食べた"成長(グローアップ)人間"」

A「この島の……この、素晴らしい"虹の輝き"を……」

A「引き立てるのにもっともふさわしい、運命に選ばれた能力!アーッハッハッハ!」

チョッパー「輝き……そうか!おかしいと思ったんだ」

チョッパー「この島の植物の反射光が精神に害を及ぼしたんだ……!」

チョッパー「おれ達の気分がおかしくなったのもそのせいだ!」

ナミ「どういうこと?植物の輝きなんかで……」

ブルック「危ない!何かが来ます!」

A「グローアッパー!」

ナミ「きゃあ!?」

ウソップ「ぶ、ぶってえ枝が飛んで、いや……成長して伸びてきたァ!?」

ルフィ「うりゃっ!」 バギャッ

ブルック「ルフィさん、次から次にきます!」

ルフィ「にゃろォ!」

ナミ「チョッパー、それだけであいつはこうもおかしくなったって言うの?」

チョッパー「おれ達はちょっと浴びただけだから、違和感くらいですんだんだ」

チョッパー「だけどあいつは一年間共存して……しかも、生き残るため能力で草木を増やして……」

ウソップ「最悪の状況を招いちまったってわけか、ツイてねえな!」

ルフィ「ゴムゴムの……」

A「グロー・バルカン!!」ドキュン ドキュン

チョッパー「!?植物から……タネだ、飛んでくるぞ!?」

ウソップ「任せろ、全部撃ち落としてやるぜっ!」バシュッ バシュッ

A「アハハッ……!もうすでに逃れられねェぜー!?」

ブルック「ヨッホォォォ!?はじけたタネから……さ、さらに木々が!?」メリ メリ!

ウソップ「ま、マジかよ……閉じ込められた!?燃やしても燃やしても、生えてきやがる」

A「水分をたっぷり含んだ草だの、燃えにくい繊維質の木だの……」

A「驚きの植物がここにはゴマンと存在する!たかだか火だけでどうにかできるかァー!」

チョッパー「興奮してはいるのに、頭の回転も早ェ!」

ナミ「これも植物に毒された結果なの!?」

ブルック「切っても切っても、道が切り開けませぇぇん!」

ウソップ「こっちもだ、くそっ!俺たち飲み込まれちまうぞ!?」

ルフィ「ギア・2(セカンド)! ゴムゴムの……」

A「させるかエセ麦わらァ! 「グロー・バルカン」!!」ドキュン

チョッパー「ルフィあぶねえ!」

ルフィ「火拳銃(レッドホーク)!!!」ドゴォン!

A「ぐわあああああ!!」

ナミ「やった!ルフィの攻撃で穴が!」

ブルック「風穴は燃え盛ってます、出るなら今です!」

チョッパー「に、逃げろー!」

ウソップ「ルフィ、お前も早く来い!すぐ穴閉じちまうぞ!?」

ルフィ「うぎぎぎっ!締め付け……!」

チョッパー「さ、さっき撃たれたタネだ!?芽吹いて、ルフィが縛られて……」

ウソップ「ルフィーー!」

ナミ「ルフィ!」


安価↓2

ルフィを助けに誰か一人が戻ることに成功。誰が戻ってくる?


他のSSを見ると次にいつやってくるか書いている人がほとんどみたいなので、
次から気をつけます

次回、今夜9時を予定


A「アーハハハ、その帽子は俺がもらってやるぜ!あばよォ!」

ルフィ「ぎ……!」

ブルック「させませんよ もう斬っちゃいましたからね……"鼻唄三丁"」

A「ア?」

ルフィ「ブルック!」

ブルック「"矢筈斬り"!!!」 ズバン!

ルフィ「やった、ほどけた」

A「骨野郎!」

ブルック「……穴、閉じちゃったみたいですねぇ」

チョッパー「ルフィぃーー!ブルックーー!」

ウソップ「お前ら大丈夫か!?」

ルフィ「心配すんな!先ゾロ達んとこ戻ってろ!」

ブルック「おおごとになっちゃいましたからねェ、向こうのみなさん気づいてるかもしれません」

A「仲間がいるのか……!はっ、バカめ!この島の養分にしてやる!!」

A「おれの"仲間たちの"養分にな!!」ザワザワっ!

ルフィ「仲間に手出しはさせねェ!」

ブルック「退路を開きましょう!」





ウソップ「ぜえ、ぜえ!森がまるっきり変わっちまった、帰り道がわからねぇ!」

ナミ「チョッパー、船の方角においでわからない!?」

チョッパー「ダメだ、植物のニオイでわけがわからなくなってる!……!?ニオイ、増えたぞ!?」

ウソップ「ぐあァ!?」

ナミ「ウソップ!?」

ヌカハチ「あァ~~……お前らさっきの海賊の仲間か?」

キッツ「この森の暴れよう、間違いなく船長だ」

キッツ「てめえら船長を「怒らせ」やがったな?」

ウソップ(さっ……最悪だ!奴の仲間と出くわしちまうとはっ!)


安価↓3 ヌカハチの戦闘方法  能力者? 覇気使い? その他?
安価↓4 キッツの戦闘方法  能力者? 覇気使い? その他?


次回はおそらく明日となります


ヌカハチ「ふゥ~……久々だ、海楼石の錠から解放されて……」

ヌカハチ「おれの能力も久々に解放できるってもんだ!」ブランブラン

ウソップ「それ以上に大変なモンが解放されてんぞオイ!」

ナミ「そんな汚いモン見せつけないでよ!!」

ヌカハチ「ほざくなァ、不届きな海賊がァ!」

ヌカハチ「おれらが船長は「麦わら」を越える大物になるお方」

キッツ「あのお方の気を損ねたお前らを許せると思うかァ!!喰らえバケだぬき!」

チョッパー「誰がたぬきだ!?"柔力強化"!!」

キッツ「! 変形した?だが、アタシとて"万力"の名を受けた海賊」

キッツ「かわいいからって気を許すと思わないほうがいい!!」 ちょん ちょん

チョッパー「つ、つつくなよっ!」

ナミ(心動かされてるなぁ……)

ウソップ「ぐっ、とりあえず突破するしかねえ!"必殺緑星"」

ウソップ「"竹ジャベ林"!!」ドン! ドン!

キッツ「!なんだ、この竹槍は」

ヌカハチ「ハァァ……!!"ガラスコーティング"!!」ガギンガギン!

ウソップ「うっ、嘘だろォ!」

ナミ「身体がガラスに包まれて!」

ヌカハチ「おれは「ガラガラの実」を食べたガラス人間」

ヌカハチ「強化ガラスに包まれた俺は完全に守られてる!」 ブラン!ブラン!

ウソップ「だから一番大事なトコがよォ!?」

チョッパー「スケスケの丸見えだぁー!?」

ナミ「いい加減にしなさいよ!"雷雲の罠"(サンダートラップ)!!」

ヌカハチ「ヌンッ!」バチィッ

チョッパー「雷弾かれたぞ!?」

ナミ「!しまった、ガラスは絶縁体……!」

ナミ「ルフィと同じ、雷にとっての天敵なんだ」

ヌカハチ「面白い技をやってくるようだが関係ねえ!"ガラスシャワー"!!」ガシャァン!

ウソップ「うあァ!」

ナミ「あッ!」

チョッパー「ナミ!ウソップ!」

キッツ「よそ見するなよ、たぬきちゃん」ガシッ

チョッパー「離せコンニャロー!」

キッツ「アタシの"万力"……味わってぶっ飛びな!"武装硬化"」

キッツ「"メガトンハッグ"!!」ギリギリッ!!

チョッパー「うあァァァっ!」

ナミ「チョッパー!」


ウソップ「ぐっ、ナミ、ちょっと聞け」

ナミ「え?何!?……え?本気?」

ヌカハチ「なんだァ?逃げる算段か?」

キッツ「このたぬきちゃんを見捨てるつもりかい?」

ナミ「何を言ってるの?」

キッツ「なっ!?」

ナミ「私たちの船医、舐めないでよね」

チョッパー「"毛皮強化"!!」ボンッ

キッツ「うっ!?」

ウソップ「今だ、喰らえこの露出狂のオッサン!」ガバッ

ヌカハチ「やぶれかぶれか!?そんな「まきびし」1つで!?」

ウソップ「"ウソ~~~ップ"!!」

キッツ「!?」

ヌカハチ「なッ!?」

ウソップ「"ノ~~~~~~イズ"!!」ギュキュキュキュキュゥゥゥゥ

ヌカハチ「ぎぃぃぃぃやあああああ!!!」

キッツ「うっぎゃあああああ!!!」

ウソップ「よっしゃ効いたか!」

ヌカハチ「ぐえええ……」

キッツ「まさかあんな手を……!おい!アンタの能力が悪いんだよ!」

ヌカハチ「あんだとォ!?」

ドッゴォン!

A「グウウウッ……!しぶてえ奴らだ」

ヌカハチ「!」

キッツ「!せっ……」

キッツ「船長ォォ~!!」

ナミ「ルフィ!」

ウソップ「あいつらこっちまで来たのか!?」

ルフィ「待て、モヒカン!」

ブルック「植物の力、限界があるようで」

ブルック「同じ土壌からいくらでもというわけには行かないみたいですね!」

A「あァ……?お前ら……」

キッツ「船長!待たせて申し訳ありません!」

ヌカハチ「地獄の監獄を、船長のため抜けだしてきやしたァ!」

A「……お前ら……」

キッツ「さあ、アタシら3人で麦ガラ海賊団の再結成です!」

ヌカハチ「出直しやしょう!!」



A「何言ってやがんだ」

二人「え」ドゴォン!!

A「おれの!仲間はァ!」

ヌカハチ「ぎゃあああああ」

キッツ「せ……船長っ!!」

A「周りにこんなに"ある"じゃねェか!!アーハハハハッハァ!」

チョッパー「あ、あいつ船員を……」

ナミ「もう完全に正気じゃない!」

A「1年!1年間ずっと傍にいてくれた仲間は!!」

A「"こいつら"だけなんだ!"こいつら"だけで十分だ!捕まったマヌケどものことなんて」

ヌカハチ「船長……ガフ やめ」

A「知ったことかァ!」 ガゴォン!!

ルフィ「……!!」

ウソップ「1年であいつは、変わっちまったんだ」

ブルック「なんだかアワレにも思えます、が……ソレ以上に!」

チョッパー「ひでェ……!!」

ナミ「自分を救いに来た船員を、ああも踏みにじるなんて」

A「てめェも大悪人の「麦わら」に憧れるんなら……!」

A「おれのように!マシな"仲間"を、集めてから言うんだなァ!!!」ブワアアアア

ナミ「まっ……まわりの森が!」

チョッパー「全部集まっていく!?」

A「緑の大巨人(グローリージャイアント)!!!」 ド ン !

A「仲間の力、思い知れェ!アーッハハハ!!」

ブルック「ルフィさん、巨人のパンチがきます!!」

ルフィ「……ギア"3"(サード)!!」 ぶうっ!!

チョッパー「し、島が揺れてるぞ!ヤバくないか!?」

ナミ「植物が、土壌の水分を丸ごと吸い上げたんだわ」

ナミ「土壌が弱って、新世界の海に飲み込まれるわよ!?」

ブルック「逃げなくては!?ルフィさん!」

ルフィ「ウソップ!」

ウソップ「ったく、てめェは中途半端のまま逃げたりはしねェんだよな!」

ウソップ「いったれルフィ!緑星"トランポリア"!!」

ルフィ「ありがとなウソップ!武装色"硬化"」ガ キン!

ルフィ「ゴムゴムのぉぉぉぉぉ!!!」


ルフィ「象 銃 乱 打(エレファント・ガトリング)!!」 ドガガガガガガガガガ

A「!うォ……おォッ……」ガガガガガガガガガガ

ルフィ「うおおおおおおおおおおおおおおおお」ガガガガガガガガガガガガ

A「!ぐ、アアァ……~~~~!」ガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

ルフィ「おおおおおおおおあああああああああ!!!」ガガガガガガガガガ

A「うがああああああああああああ!?」ドゴゴゴゴゴゴゴゴォン!!!








(サウザンドサニー号 船内)

ルフィ「……でな!そいつヤなやつになったからブッ飛ばした」

ゾロ「へェ そんなことがあったのか」

サンジ「まいったぜ!おれときたらナミさんの危機にメシの支度なんかを!」

ロビン「あら、私の食事の支度がそんなにお嫌だったかしら」

サンジ「んなこたないよォ~ロビンちゃァん!コック冥利につきるってもんさ!?」

ゾロ「おう、いい仕事だったぜ。一生メシの支度だけしてりゃいいぞお前」

サンジ「あァ!?修行バカも一生修行だけしてやがれ!」

ウソップ「なんでもいいけどよサンジ……しばらく緑の野菜は見たくねェんだが」

サンジ「黙って食え、栄養のバランスを崩すのはこのおれが許さん」

チョッパー「でな!そいつ、植物と合体してフランキーよりもっとでっけえ大きさにな!」

フランキー「なァ~にィ!?フランキー将軍をもちっと巨大化する算段を立てなきゃな!」

ルフィ「うっほーいいなそれ!サニー号くらいにするぞ!」

ナミ「船沈むわ!……あら?バイオリンの音色」

ロビン「ブルック」

ブルック「ええ、ちょっと不幸な海賊団の彼らに一曲……」

ブルック「離れ離れになって、再会が必ずしも喜ばしいとはならない……無情なものです」

ナミ「……そうね、ちょっとだけ同情するわ」

ウソップ「不幸なモンだぜ……」

チョッパー「おれたちもバラバラになったとき、ああなってたら……」



ルフィ「ブルックーおれもっと楽しい曲がいいぞ」

ブルック「ヨホ!イカしたナンバーいっちゃいますか!?」

ナミ「空気読みなさいよ!」スパーン!!

くぅ疲

終焉の島の冒険これにて完結

安価に付き合って頂いたみなさま、スロー進行に付き合ってくださったみなさまに多大なる感謝を捧ぐ

ただちょっと活躍しなかったキャラとかもいるのでもっぺん安価取って他の島の冒険をしてみようと思います

少々席外して11時かそこらに安価予定

少々休憩が短かったかもしれませんが
安価を開始致します
今回は物語中徐々にとる形でなく最初にいくつか取っておきます
いらっしゃいますか

どうも安価を取る人がいないようなのでもう30分待って11:30に安価をこころみる
時間帯が遅すぎたか

では改めて準備
安価取りの方いらっしゃいますか

さきほどよりも減っている
戻ってくださることを望んで安価とします


次の冒険の舞台は↓2
無人島? 人のいる島?

人のいる島


島の特徴は?島の四季も含めて ↓3

次の冒険の舞台のキーマンの「性別」
安価↓2

男? 女?


キーマンは男

名前・年齢・背格好・性格なども挙げてください

安価↓2

なんとか二週間以上間を開けずにすみました。
戻ってまいりました、ルフィたちの冒険が再びはじまります。
安価も合間合間で出していきますので、
以前から見てくださってたみなさま、これから見始めるみなさま、
どうかご協力いただければありがたいです。



(日々険しき海「新世界」を行く船は

突如出現した荒れた海域を丸2日かけ辛くも突破

一行はようやく拝めた青空を堪能していた)



ルフィ「お~~~い!島だ!島が見えたぞ!」

ウソップ「?ルフィ、予定より早くねぇか」

ルフィ「そうか?」

フランキー「確かあと2日くらいだったな。確かに妙だ」

ゾロ「ナミに聞いてこい、あいつ今どこだ」

チョッパー「風呂入ってる」

ウソップ「またか仕方ねぇな、ちっと行ってくる」

サンジ「待てぃ行かせるかァ!待ってろ今すぐおれが呼んでくる」シュバッ!

ブルック「私も!私も行きます!」ドヒュッ!

ウソップ「うおッ!?なんだよおめェら」ギャーギャー

ロビン「今呼んでくるわ」

ゾロ「あァ頼んだ」



ナミ「あの島は目的地じゃないわ。別の島よ」

ルフィ「?」

ナミ「見て、私達が向かってたのはこの"二番目"の指針」

ナミ「でも"三番目"の指針もほぼ同じ方を向いてるでしょ?」

ロビン「微妙なズレはあるけど、たしかに同じ方角ね」

チョッパー「じゃああの島、通り過ぎるのか?」

ゾロ「あの島に寄りゃ"記録"が書き換えられるからな」

ウソップ「でもよォ航路の中間にあるんだしちょっと寄るくらいいいんじゃねえか?」

サンジ「まァ……嵐で手こずって、食料も予定より多く消費しちまった」

サンジ「ナミさん、補給ができれば助かるのが正直なトコなんだ」

ブルック「骨休め、重要です!」

チョッパー「すげェ説得力だ!」

フランキー「って感じなんだが……そこんとこどうなんだよ?」

ナミ「前の島で調べておいたんだけどね、"記録"は一週間!ちょっとくらい問題ないわ」

ナミ「それに、私もちょっと気になってたからね、ほらこの島よ。本に載ってる」

ロビン「……!"フルーツの聖域"チェリモーア島」

チョッパー「フルーツか!?」

ルフィ「うめェのか!?」

ナミ「評判はいいみたいよ?"記録"がないからこの島にたどり着く手段は限られてるのに」

ナミ「ここのフルーツがいいって荒波越えて訪ねてくる人がいるそうよ」

ゾロ「へェ、たくましいもんだ」

ブルック「わかります、甘いモノってムショーに食べたくなりますもんねェ」

ウソップ「うっは~、聞いたこともねェ果物まであるのか!」

ブルック「ヨホ、聞いただけでホッペ落っこちちゃいます」

ブルック「私!落ちるホッペないんですけれども!ヨッホホホホ」

サンジ「料理人としちゃ、そんな話を聞いちゃ黙って素通りはできねェな」

サンジ「ナミさんロビンちゃん、おれおいし~デザート作っちゃうよ♪」

フランキー「停泊してくれっとありがてえな。補修をしておきたいところが目白押しだ」

ロビン「サニー号も先日の嵐で頑張ってくれたから……休息ね」

ナミ「うんっ、決まり。ルフィ、それでいい?」

ルフィ「ああ!」

ルフィ「おーし、お前らチェリモーア島まで……全速前進だァ!」



("フルーツの聖域" チェリモーア島 南の港)


ナミ「見て、立派な港!停泊している船もたくさん」

ブルック「!見てくださいみなさん!他にも海賊船が」

ウソップ「や、やべェやつらじゃねェだろうなあ」

ロビン「そうでもなさそうよ、いくつかある海賊旗は皆別々なもの」

ロビン「この島の船や、他の貿易船まで挟んで停泊している」

チョッパー「じゃ、こいつらバラバラにきたのか」

サンジ「確かにこりゃ、同盟を組んでいる風には見えないな」

ゾロ「海賊その他もまとめて大歓迎か……それでも治安は悪かねェようだが」

フランキー「ひょっとしたら名のある海軍が居たりするかもな」

ルフィ「おーい!ナミ!こづかいくれ、おれフルーツ食いまくるぞ!」

ナミ「……全っ然気にしてないみたいだけどね、ルフィは」

サンジ「おいルフィ!騒ぎを起こすんじゃねェぞ!?ナミさんに迷惑かかるからよ!」

ルフィ「だーいじょうぶだって、フルーツ食うだけだし!」

ナミ「あー心配……こーなったら目を離さないようにしなきゃ」

サンジ「悩めるナミさんも素敵だ♪」


安価↓1、2

ルフィとナミに着いて行くメンバー



ルフィ「別におれ一人でいいよ」

ナミ「よくない!どうせまた一人でとんでもない事に首突っ込むんだから」

ナミ「今回は!"記録"のこともあるんだし!あんまりノンビリしてられないの!」ムギュー

ルフィ「わふぁっはょ」ギュウウウウ   バチーン

ルフィ「なんだよお前らまでー、おれが大丈夫だって言ってんのに」

ロビン「ウフフ、ごめんなさい」

サンジ「おいクラァ!ルフィお前ナミさんとロビンちゃんの好意をムゲにしやがったらハリ倒すぞ!」

サンジ「ったく、買い物の邪魔だけはしてくれるんじゃねェぞ、香りでわかる!ここには!」

サンジ「美女とあとフルーツがてんこ盛りなんじゃねェかな!」

ゾロ「余計なこと考えてねェでいいモン見繕っとけよ」

サンジ「黙ってやがれ!カビたメロン頭が!!」

ゾロ「カビッ……!」

ウソップ「ぶははははは」

チョッパー「腹いてェ!」

ゾロ「てめェらまで笑うんじゃねェ!」

ゾロ「ったく……」

フランキー「お?ゾロ、降りんのか」

ゾロ「ちっと船生活が長かったからな……身体が鈍っちまう」

ゾロ「散歩してくる」

ウソップ「待て待て待て!?お前一人で行ったら帰ってこれねえだろが!?」

フランキー「迷子札持ってくか」

チョッパー「海軍に道聞けるか!?」

ブルック「私、ゾロさんを導く為!歌いますよ!?」

ゾロ「てめェらブッ飛ばすぞ!!!」


安価↓1、2

ゾロに着いていくメンバー

残りは船番


今夜はここまで。
明日、また書き込めるようにします。
よろしければお付き合いください。

すいません、今回若干進んでません
明日もっと更新できるよう致します



チョッパー「ゾロ!おれも果物食いてェ!一緒に行っていいか!?」

ゾロ「いいぞ、はぐれたりするなよな」

ウソップ「お前だけには言われてくねーよ……チョッパーがついていけばまぁ」

ブルック「……不安ですねェ」

ウソップ「同じく。不安だ」

フランキー「んじゃ、俺も足りないモンがあるしちょっと行ってくらぁ」

ウソップ「お、頼むぜ。……なるべく無事に帰ってこれるようにな」

フランキー「おおよ」

ブルック「行っちゃいましたねえ皆さん」

ウソップ「このウソップ様が船をキッチリ守ってやんねえとな」

ブルック「何事もなければいいですけどねえ~」

ウソップ「不安を煽るんじゃねえよ……海賊が乗り込んできたらお前に任せる!おれは援護だ」

ブルック「そりゃないですよーっ!?」

できた分だけ投下。
ここ数日不定期で申し訳ない



("フルーツの聖域" チェリモーア島 港の露店)

ロビン「小さな島だけど、賑わっているわね……ここは品物や情報が充実している」

ルフィ「なァおっさん、これちっさいけどリンゴか?」

おっさん「ただのリンゴじゃねえべ!こいつは蜜が通常の10倍!甘酸っぱさに酔いしれな!」

ナミ「あっ!やだ~このみかんおいしい!ねえ、栽培の仕方にコツがあるの?」

おばちゃん「あっはっは、育て方は普通だよ!この島の果物は特別でねぇ」

サンジ「確かに、このパパイヤは新鮮だ……でも、君の瑞々しい肌には叶わない」

お姉さん「お兄さんったらお上手なんだから」

ロビン「……素敵ね。「新世界」において通常の賑わいを見せているなんて」

ロビン「様々な意味で「恵まれた」島なんだわ……"聖域"というのもうなずける」

???「おーいお前さんたちは……さっきの海賊船の主か?」

ルフィ「ん?なんだおっさん?」

サンジ「!」



ド ン !

(「島の番人」 アーノルド)



アーノルド「海賊は珍しくはない だが名の知れた奴らとなりゃ」

アーノルド「話は別だ……」 ギラッ

ナミ(ルフィ!この人の服!)

ルフィ「ん?」

ロビン「(古びてはいるけれど白いコート)」

ロビン「(まさか彼は……)」

サンジ「あんた海軍か?」

アーノルド「わしの名はアーノルド、海軍じゃないさ……そう構えるな」

アーノルド「この島を「自治」しとるんだが、このカッコはちょっとした脅しにもなるんでな……」 くるっ

アーノルド「昔見た海軍のコートを真似して作ったものだ」

背中の文字(世 し` ざ) ばんっ!

サンジ「字ィヘタすぎんだろが!!」

ナミ「せめて調べなさいよ!!?」

アーノルド「ぬぁっふぁっふぁっふぁ!」

アーノルド「すまん、近々フルーツの収穫祭があるんで警戒を強めてたのさ」

ルフィ「祭りがあんのか!」



("フルーツの聖域" チェリモーア島 アーノルドの家の庭)



ルフィ「へー、これもおっさんが作ったのか!うめェな~」

サンジ「たいした生産者だぜアンタ、普段から買い付けたいくらいだ」

アーノルド「ぬぁふぁふぁ、喜んでもらえてなによりだ」

ナミ「ありがとおじさん!ごちそうしてもらっちゃって」

アーノルド「なァにどうせウチの庭にはいくらでもあるモンだ」

ロビン「それにしても途方もない話……荒れ果てた無人の島をあなたたった一人で」

ロビン「聖域と呼ばれるまでに実り豊かに開拓するなんて」

アーノルド「なに……1人じゃないさ、町の皆の善意があってのこと」

アーノルド「いつのまにかわしの周りに人が増えとった」

サンジ「町の人間は、あんたが協力する為に集めたんじゃないのか?」

アーノルド「そういうヤツもいれば……」

アーノルド「わしが懲らしめた元海賊の奴らもおる。おう、景気はどうじゃい」

男性A「ボチボチだ、アーノルドのオヤジさん」

男性B「両手に花ッスか!?スミに置けないッスね!」

アーノルド「ぬぁふぁふぁ」

サンジ「おっさん調子こくんじゃねェぞ!ナミさんとロビンちゃんを独り占めなんざ贅沢すぎだ!」

ロビン「うふふ」

ナミ「無理やり従わせてるってわけじゃないのね」

ルフィ「海賊やめちまったのかあいつら」

アーノルド「わしを手伝って、キリがいいとこでまた海に出た奴らもおる」

アーノルド「人が減ってまた1人になっちまわんよう、この島の活気を保たんといかんでな」

サンジ「それで祭りだので、また人を呼ぶ……か。もうアンタが町長みたいなモンだな」

アーノルド「そんな肩書はいらん、わしはただ……」

アーノルド「"恩人"の残した島を守りたいだけさ」



("フルーツの聖域" チェリモーア島 東の海岸)

フランキー「奇跡的に買い物も済ませてはぐれず散歩できるたぁ、こりゃ祝いの準備がいるな」

ゾロ「んなもんいるか」

チョッパー「手つなごうゾロ!あっ、いちご食うか!?うまいぞ!」

ゾロ「やめろ……?港以外にも停泊してる船がいるぞ」

フランキー「海賊旗が上がってんな」

("切れ長海賊団") バサッ バサッ

チョッパー「だ!誰か降りて来てんぞ!?」

ゾロ「腕の立つヤツだといいがな……」チャキ…

今夜はここまで
安価を取るときはきちんと予告して取ることを今後心がけます。
明日、安価を取る形を予定しています。

そろそろ投下を開始
今回の投下の最後らへんに安価を取る予定
見てらっしゃる方がいるかわかりませんが、ゆっくり投下に踏み切ります



プランダー「んんん~~~!絶っっっっっ景!」


(切れ長海賊団 船長 "優男"のプランダー) ど ん っ!


プランダー「華やかなフルーツに彩られた大自然、イケてる僕にふさわしい!」

プランダー「そうだろ皆!」

海賊A「そうッスね船長!」わあああ

海賊B「マジパねェっすよ船長!」わあああああ

プランダー「港が船でいっぱいだから、さぞや略奪の大乱闘を想像してたけれど……」

プランダー「なかなかどうして平和そうじゃないか」

プランダー「なあ!そうだろ皆!」

海賊A「そうッスね船長!」わあああ

海賊B「マジぱねェっすね船長!」わああああ



チョッパー「なんだあいつら」

ゾロ「アホか」

フランキー「あいつが船長?ナヨっちく見えるな……スーパーさに欠けてるぜ」

プランダー「んん?んんん?君らもこの島のヒミツを頂きに来たのかい!?」

チョッパー「やべェ気づかれた!」どーん

フランキー「特に目立った動きはしてねェはずだが!?」どーん

ゾロ「でけェのとちいせェのが何言ってんだ」

ゾロ「ヒミツがどうだか知らねェが……おれたちゃたまたまここに寄っただけだ」

プランダー「ふーん……ま、君らになら話してもかまわないかな」

プランダー「僕らイケてる切れ長海賊団はここに眠るお宝を暴きに来たのさ」

副船長「……船長、余計なことは言わないほうがいいのでは?」

プランダー「気にするなよ、仮にライバルが増えたとしてもそっちのほうが燃えるしさ」

プランダー「これはゲームなんだ!停泊している海賊船にも後で噂をばらまこうよ!」

フランキー「酔狂なマネだなそりゃ」

チョッパー「ヘンだぞこいつ……」

海賊A「こいつら喋ったぞ!」

海賊B「変な生き物だ!」

チョッパー「うるせェ!変じゃねえトナカイだ!」

フランキー「おれのどこが変態だってェ!?ありがとよ!」

ゾロ「おれァこいつらと違ってお遊びに付き合うのはゴメンだ」

プランダー「なんだ、ストイックだね君」ガッカリ

ゾロ「……もっとも、ウチの船長はどうだか知らねェが」


プランダー「船長?君の上に立つ男が居るのか、興味あるね」

参謀「……プランダー。こいつらは"麦わら"の一味だ」

プランダー「!……そうか、君らが!」

ゾロ「へェ、知られてるとは光栄だ」

操舵手「総賞金額はケタはずれって聞くぜ!ここでヤッちまおうかァ!」

チョッパー「やばいぞゾロ!」

フランキー「お前らいきなりおっ始める気かァ~~!?」

ゾロ「……」

プランダー「待て!」 ジャキッ

操舵手「!?」

プランダー「ゲーム開始前に一悶着だなんてイケてないじゃないか?」

操舵手「す、すまねェ……プランダー……」

ゾロ(……フザけた海賊団とはいえ、洒落で頭はやれねェか)

プランダー「それじゃ、僕らはゲームの準備をするよ……麦わらのルフィに、ぜひよろしく伝えてね」

プランダー「フルーツの聖域に伝わる……"世界で最も美しい悪魔の実"の争奪戦だと!」

ゾロ「!」





チョッパー「ハァッ、ハァッ……果物のニオイでルフィたちの場所がわかりづれェぞ」

チョッパー「ゾロ大丈夫かなー」

ゾロ(チョッパー、ルフィたちにあの海賊団のことを伝えてくれ)

ゾロ(フランキーは、船修理するついでにウソップたちに頼んだ)

ゾロ(ヨソの海賊稼業をとやかく言うつもりはねェが、ルフィたちが巻き込まれるのは確実だからな)

ゾロ(おれは……奴らを見張っておく)ジャブジャブ

フランキー(待て待て待て!そっち海だっつの!!)

チョッパー(頭診察したほうがいいのか!?)

ゾロ(くっ、こっちか!)

チョッパー「一人で行っちまったけどやっぱ止めたほうが良かったよなー……?こっちの家のほうから……」

サンジ「おっさん、味はどうだい?今後のおやつメニューに加えたいんで聞かせてくれ」

アーノルド「うまい!フルーツが何十倍もうまくなっとる!さすが一流だな!」

ルフィ「おかわりサンジ!」

サンジ「味見だっつってんだろがァ!?ナミさんとロビンちゃんの分はやらねェぞ!」

チョッパー「いた!ルフィ!サンジ!」

ルフィ「おー、チョッパーどうした?」

サンジ「これ食うか?こいつが食っちまう前にな」

チョッパー「あ、んめェ~、これもっとねェか?」

チョッパー「……って違う!違う!大変なんだよ!」

アーノルド「……そいつらは"切れ長海賊団"だ」

アーノルド「"優男"のプランダーを筆頭に美しい男達が寄り集まってる、今話題の海賊だ」

サンジ「美しい男とは……気に入らねえ海賊団だぜ」

ルフィ「よく知ってんな」

アーノルド「なに、町を守るためには海賊の情報を先に得ないといけねえ」

アーノルド「俺の恩人の教えだ……それにこの海賊団とは、ちょっと因縁がな」バサッ

サンジ「おっ、手配書に……割りと詳しい情報まで載ってるな」

アーノルド「船長は"優男"のプランダー……」


安価↓1 外見はどんな男か

安価↓3 戦闘スタイルは?

(1)悪魔の実の能力者  (2)特殊な武器を扱う (3)「六式」を使いこなす


アーノルド「奴は悪魔の実の能力者だ。……と言っても、どんな能力かはまだわからん」

アーノルド「わしの知ってる頃は能力者じゃなかったからな」

ルフィ「そこまで解ってるのかコートのおっさん」

アーノルド「……ああ、まァな。よーく知ってるさ」

アーノルド「他の幹部クラスの船員の情報もちらほら入ってる」

サンジ「参考までに、教えてもらっていいかい?」

アーノルド「副船長……異名は"伊達男"。一流の剣士と聞いている」

ルフィ「こいつも賞金首か」

安価↓1 名前は?

安価↓3 外見はどんな男か?

安価↓6 どんな剣士か?

(1)悪魔の実食った刀を使いこなす剣士 (2)「貝」を利用する剣士 (3)妖刀を使う覇気の達人

中途半端ですが今日はここまで。
明日夜22:00頃に残りの船員(2人くらい?)の安価を取る予定です。
お付き合いありがとう。

内容的にまだ間に合うから勘違いしてるようなら忠告しとく
海賊は海賊を倒しても懸賞金は貰えないぞ
知ってるならすまん

昨晩とんだアクシデントに見舞われて予定どおりに投下できずに申し訳ない
三十分後くらいに安価を獲得するのと投下をボチボチ進めます

>>146
懸賞金の額面を海賊間の内でバロメーターとして扱ってる描写は原作中で無かったかもしれない。
世界観考察みたいなの見てるからこうなるのかな。
行き届かず申し訳ない、もっぺん読みなおしてくる。なんだかんだデービーバックファイト割りと好きだ

それでは投下&安価獲得開始。
見てる方いますかーとりあえずはじめよう



アーノルド「こいつの名はボクデン……大したことなさそうに見えて副船長の立場にいる」

ルフィ「そーは見えねえなー」

アーノルド「腕利きの剣士の上に、なにかとんでもない武器を操るということは聞いた」

サンジ「そいつの能力も謎か……おっさんの知ってる時代のこいつらよりも強いのかい」

アーノルド「ほぼ間違いないだろう。続いて参謀の……」

アーノルド「異名は"色男"こいつは最も女性人気があるとの噂だ」

サンジ「海賊が女性の人気を気にしてどうするんってんだまったくよォ!」チッキショー

チョッパー「サンジこええぞ」

安価↓1 名前は?

安価↓3 外見はどんな男か?

安価↓5 戦闘スタイルは?

(1)悪魔の実の能力者 (2)覇気の達人 (3)催眠術などの特殊な技能 (4)その他自由安価



アーノルド「参謀ロスチャイルド……こいつについてはわしもよく知らん、おそらく最近加わったんじゃろう」

ルフィ「こいつアレだ、わる執事思い出すなー」

サンジ「食えねえツラしてやがる、コイツは大した悪賢さの持ち主と見た」

アーノルド「幹部はこいつで最後だ、操舵手……異名は"二枚目"こいつの気性は荒いことで有名だ」

ルフィ「こいつも幹部なのか?」

アーノルド「舵取りだけが取り柄じゃない、戦闘技能にも恐ろしく優れている……」

安価↓2 名前は?

安価↓4 外見はどんな男か?

安価↓6 戦闘スタイルは?

(1)悪魔の実の能力者 (2)覇気の達人 (3)「貝」を用いた装備 (4)その他自由安価



アーノルド「アトラス……この男は強いぞ、"覇気"と呼ばれる力を使いこなすという」

ルフィ「なんでこいつ体中クサリで巻いてんだ」

チョッパー「ドハデだなー」

サンジ「そんなヤバ気な海賊団がここに来た、と。チョッパー、どんな企みかも聞いたってのか?」

チョッパー「あっ、そうだ!そいつらがもうすぐこの島で"ゲーム"をするとかなんとか」

チョッパー「この島のヒミツのお宝を……"世界で最も美しい悪魔の実"を!"争奪戦"するって!」

アーノルド「!」

ルフィ「悪魔の実~~!?あるのかこの島に!?」

サンジ「……確かにあれもフルーツの一種かもしれねえから……不思議ではねえが……」

チョッパー「他所の海賊にも触れ回るってアイツ言ってた!」

サンジ「こりゃ、それに眼の眩んだバカが何しでかすかわからねェぞ……」

サンジ「……ってこたぁお二人で買い物に繰り出したロビンちゃんとナミすゎんの危機!?」

サンジ「早く言いやがれ!今行くぜ二人共ーーーーっ!」ビュッ!

チョッパー「あっ!サンジーー!」

ルフィ「お宝が……"悪魔の実"あんのか、コートのおっさん」モグモグ

アーノルド「いや……アレはそんなもんじゃ……しかしまさか、アレのことを……?」

ルフィ「んぐっ。なんだ、つまんねぇモンなのか?」

アーノルド「……様子を見に行ってみるか。おまえさん達は待っとけ」

ルフィ「なァ!ついてってもいいか?」

アーノルド「いいのか?あんたの仲間は行っちまったぞ」

ルフィ「サンジに任せときゃなんとかなるさ。チョッパー、お前も見に行きたいだろ?」

チョッパー「ちょ、ちょっと気になる」

アーノルド「ま、構わんだろ。きっと見たら頂く気なんて無くなるだろうからな」

アーノルド「それと……これは独り言になるが……ちぃと話したくなったんでな。道中話そう」

アーノルド「わしの……"海賊"時代の話をな……」 どんっ!



("フルーツの聖域" チェリモーア島 港の広場)


プランダー「んんんん~~~~っ!群ッ衆!」ば ん っ !

プランダー「こんなに多くの人々が逃げ惑う大騒ぎ……楽しそうな予感……」

プランダー「そうだろボクデン!」

ボクデン「まあそうかもしれないね……」どんっ

("切れ長海賊団" 副船長 ボクデン)

プランダー「そう思わないかい、ロス!」

ロス「いつも賛同してるだろう、無駄口は控えるんだ」ビシッ

("切れ長海賊団" 参謀 ロスチャイルド)

アトラス「船長、さすがだ!その通りだ!」

プランダー「ノンノンノンンンンン!まだ聞いてないよアトラス!」

アトラス「!すまねェ……プランダー」シューン

("切れ長海賊団" 操舵手 アトラス)

プランダー「君はせっっっっっかちだからな!いつものことか!さて、ゲーム開始と行くか!」

プランダー「……"麦わら"の姿はないね?困ったな、メーンゲストと認めた好敵手が……」

プランダー「居ないなんてもはや裏切りだよ!怠慢だよ!なぁ!そうだろみんな!」

海賊A「まったくですぜ!」

海賊B「その通りです船長!」

プランダー「よし、じゃあここで分かれよう……皆は悪魔の実の情報を探ってくれ、手段は問わない」

プランダー「僕は"アーノルドさん"のところにまっすぐ向かうよ……」

ボクデン「船長……我々は」

プランダー「んー、そうだね……ボクデンは一緒に来てくれ」

ボクデン「オーケー」

プランダー「で、ロスチャイルド。港の海賊たちに呼びかけてくれ」

プランダー「君の能力なら一人でも海賊たちなんかに遅れはとらないだろう?」

ロス「ずいぶん面倒なことを任せるんだな、プランダー」

プランダー「これも信頼の証さ。"麦わら"の参加を確実な物にして欲しい、船に居るかもしれない」

ロス「……承知した」

アトラス「俺は!?俺はどうすればいいプランダー!」ギュインギュイン

プランダー「ギターをやめろ、話が聞き取れない!……そうだな、君はいつもの通りだ」

プランダー「思い切り「目立て」。僕らのイケてる姿をサイコーに盛り上げてくれるから助かるよ」

アトラス「ヒャッホー!了解だぜェーーー!」ジャァーン!

プランダー「さて、僕たち切れ長海賊団のイケてるっぷりに……」

プランダー「酔いしれるんだね!みんなァ!」どんっ!



次回パート安価↓2


1 プランダー・ボクデン(アーノルドさんルート)

2 ロスチャイルド(サニー号ルート)

3 アトラス(港の広場ルート)

安価にお付き合いありがとう、今日はこのへんで。
またしばらく間が開くかもしれないのですがエタらないようにします。
ONE PIECEはこういうキャラがドカドカ出てくる瞬間が個人的に好きなので、
自分も読んでくれる人たちを楽しませられるよう努力していくつもり。

(─25年前 "荒野の島" チェリモーア島 海域)


(「まだ……やるのか、このクソジジイがッ!」ガスッ)

(「手前がくたばるまで……やるん……でぇ!」ドゴッ)

アーノルド「わしも昔は喧嘩っ早い面があったな……」

ルフィ「へー、コートのおっさんは船長だったのか」

アーノルド「親の顔も知らねェ、赤ん坊のころわしは海賊船に拾われたんでな」

アーノルド「雑用だの甲板掃除から始めたのが懐かしいわい」

ルフィ「コビーみたいだなー」

アーノルド「なんの因果か船長まで上り詰めた後、船を降りもう25年にもなるが……たまにぶらりと海に出ている」

アーノルド「おやっさんがひょっこり顔を出すんじゃないかと、思ってな」

チョッパー「"恩人"って言ってたやつだな」

アーノルド「……おやっさんは当時"海軍少佐"だった」

(「またお前かァ~~~、アーノルドォ!」)

(「野郎ども、おやっさんだァ!面倒なことになった!」)

アーノルド「ケチな海賊団の船長だったわしは、新世界で何度も競り合った」

アーノルド「最初は鬱陶しいとは思ったが、だんだん顔なじみになってな」

ルフィ「そーいうもんか」

アーノルド「25年前……この海域で、海戦に入ったとき。空は大時化だった」

(「船長ォ!これ以上は危険です、逃げましょう!」)

(「少佐!船が持ちません……」バキバキッ!)

(「うわあああああ」)

(船長ォォォーーー!)

アーノルド「目覚めたとき……この島に居たのはおやっさんとわしの2人だけだった」

ルフィ「漂流したのか」

チョッパー「新世界でそんなことになって生きてたなんて、相当運が良かったぞ」

アーノルド「ああ、だが……この島の"先住民"は手強くてな」

ルフィ「?」

チョッパー「もともとこの島に誰かいたのか……?」

アーノルド「ああ、おいでなすった」ガサガサッ

チョッパー「うわ!?」


ルフィ「何だこいつら!」

レモン「ガルガルッ!」

グレープ「グワッ!グワッ!」

ルフィ「なんだァ!?果物が襲いかかってきたぞ!?」

チョッパー「ててて、手足がある!!スイカに殴られた~~!」

アーノルド「こいつらは気性が荒い……気をつけろ。町の果物はこいつらを品種改良したんだ」

チョッパー「す、すげェ!」

ルフィ「こいつら負かしたのかおっさん!」

アーノルド「漂流時代食料はこいつらだったんだが」

アーノルド「わしとおやっさんは手を組んでやっとこいつらを食うことができた」

ルフィ「……うわっ!?こんにゃろぉ!おれたちを食うのか!?逆に食ってやる」

チョッパー「ルフィ~~!くわれる~~!」

アーノルド「はっはっは!昔を思い出すわい」


(アーノルド「くっそ……ジジイ~~!てめェとケンカなんかしてっから海に投げ出されたんだ」)

(少佐「まったくじゃい!手前、そのみかんはわしのじゃァァ!」ドゴォン!)


アーノルド「数週間……おやっさんと2人で生き延びていた」

アーノルド「最初は敵意を持っていた果物たちとも、そのうち馴染んできてな」

アーノルド「いい島だ、と思ったよ」

アーノルド「そのうち……海軍の救助が先に来た」

アーノルド「ここで捕まる、と思ったよ」



(少佐「やれやれ、ようやく手前と、この島もとおさらばじゃな」)

(アーノルド「……襲われはしたが、うまい果物ばかりで……いい島だった」)

(少佐「"故郷"の無いお前さんは、久方ぶりに陸で過ごせて満足しただろう」)

(アーノルド「……かもなァ」)


(少佐「ああ~……ここに町でもありゃあ、老後は決まりなんじゃが。うまいデザートに事欠かん」)

(アーノルド「確かにな……凶暴だったが……こいつらも慣れればそこらのケモノと同じ」)

(アーノルド「愛着も湧くってもんだ……さ、おやっさん」)

(少佐「ん?」)

(アーノルド「錠でもなんでもかけな。早くしないと逃げ出すぜ」)

(少佐「……アーノルド、ちょいと頼まれてくれるか?」)



アーノルド「おやっさんは……わしを連れて行かなかった」

アーノルド「数週間を"一人で生き延びた"とその場をごまかしたんだ」

チョッパー「どうしてだ!?」

アーノルド「おやっさんはいつも出たトコ勝負でな。軽い気持ちでだったのかもしれんが……」

レモン「ギャヒィッ!」

パパイヤ「ブギィィッ!」

アーノルド「な なんだ!?」ダァン ダァン

アーノルド「ぐァ!?」

ルフィ「コートのおっさん!」

アーノルド「お前ら……!?」

ルフィ「?」




プランダー「いやいやいや……んんん~感動の再会じゃないか?」

プランダー「元気でやってたかい……ねえ?"船長"……」

ひっそりと復活。
続きはまたこんど。
完結を目指すゾー

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