【オリジナル】ダンガンロンパ【時々安価】 (523)

>>1はクソ初心者です

※もう一度言います物凄い初心者です

※でも書きたくなっちゃったから書きます


まず最初にですね。キャラとかの安価取った方がいいんでしょうか?
ある程度もうこちらでは決めておいたんですが……



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1413337041

一応才能とキャラはこんな感じです
大まかなプロットは決めており、クロとシロはある程度安価で決めていこうかと

超高校級の普通
崎見 陽太

超高校級の支援者
物見 千秋

超高校級の生徒会役員
立松 早海

超高校級の双子
相生レミ・クミ

超高校級の狩人
射場 疾風

超高校級の母
東 加奈

超高校級の踊り手
奏・R・ジョン

超高校級の華道家
桜ヶ丘 爛漫

超高校級の和尚
鳳院 善

超高校級のポエマー
出町 雪

超高校級の放送委員
響山 恭二

超高校級のバイカー
宍戸 爽子

超高校級のコラムニスト
アルティメット・お香

超高校級の広報委員
幅広 蓮子

超高校級の旅人
山丸 太一

超高校級のメイクアップアーティスト
合崎 萌

超高校級の社長
古壁 健夫

超高校級のギャル
江ノ島 盾子

分かりました!ありがとうございます!

それでは舞台なんですが
1学校
2孤島
3屋内テーマパーク

この三つの中で安価を取らしていただいていいですか?

下1でお願いします

把握です。それではキャラの詳細設定とプロローグ。
出来れば被害者まで一気に飛ばせたらなと思いますので

少々投下をお待ちくださいませ

超高校級の普通
崎見 陽太
身長168 体重58 胸 普通
スキル&特徴
『普通の高校生』
『少しばかりの探求心と勇気』
『微妙な正義感』

超高校級のギャル
江ノ島 盾子
身長169 体重44 胸 豊満
スキル&特徴
『通信簿を埋めることで解放』

超高校級の生徒会役員
立松 早海
身長165 体重46 胸 普通 
スキル&特徴
『通信簿を埋めることで解放』

超高校級の双子
相生レミ・クミ
身長140 体重41 胸 皆無
スキル&特徴
『通信簿を埋めることで解放』

超高校級の狩人
射場 疾風
身長187 体重79 胸 普通 
スキル&特徴
『通信簿を埋めることで解放』

超高校級の母
東 加奈
身長170 体重55 胸 普通より大きい
スキル&特徴
『通信簿を埋めることで解放』

超高校級の踊り手
奏・R・ジョン
身長177 体重63 胸 普通
スキル&特徴 
『通信簿を埋めることで解放』

超高校級の華道家
桜ヶ丘 爛漫
身長155 体重50 胸 巨
スキル&特徴
『通信簿を埋めることで解放』

超高校級の和尚
鳳院 善
身長162 体重63 胸 普通 
スキル&特徴
『通信簿を埋めることで解放』


超高校級のポエマー
出町 雪
身長151 体重47 胸 貧
スキル&特徴
『通信簿を埋めることで解放』

超高校級の放送委員
響山 恭二
身長175 体重61 胸 普通 
スキル&特徴
『通信簿を埋めることで解放』

超高校級のバイカー
宍戸 爽子
身長172 体重58 胸 豊満
スキル&特徴
『通信簿を埋めることで解放』

超高校級のコラムニスト
アルティメット・お香
身長190 体重90 胸 豊満
スキル&特徴
『通信簿を埋めることで解放』

超高校級の広報委員
幅広 蓮子
身長149 体重43 胸 貧
スキル&特徴
『通信簿を埋めることで解放』

超高校級の旅人
山丸 太一
身長170 体重59 胸 普通 
スキル&特徴
『通信簿を埋めることで解放』

超高校級のメイクアップアーティスト
合崎 萌
身長165 体重45 胸 普通より大きい
スキル&特徴
『通信簿を埋めることで解放』

超高校級の社長
古壁 健夫
身長150 体重51 胸 普通 
スキル&特徴
『通信簿を埋めることで解放』

超高校級の支援者
物見 千秋
身長160 体重46 胸 普通
スキル&特徴
『通信簿を埋めることで解放』

体重身長はあくまで正確な物じゃなくてこんな感じだなーっていうイメージです
これによって矛盾は発生しないと思いますが…

一応書いておきます

???「私思うんです。これ以上の絶望ってあるんだろうかって」

???「そ…そうだよね…これってやっぱり絶望的だよね…僕はこういうの大好きだけど」

???「正々堂々!真っ向から絶望させていきたいというのが僕の意見だが…」

???「むふふ…これは決定事項だから仕方ありませんなぁ」

???「その辺にしておけ…もう目を覚まし始めた」







―――――――――――プロローグ「初めまして!ゼツボウランド」

今俺は普通にこの状況に戸惑っている

崎見「……なんで急にテーマパークに?」

何の取り柄も無い俺に希望ヶ峰の入学通知が来たのは数か月前。才能は【超高校級の普通】
それでさえ俺は戸惑ったというのに…どうして?
どうして希望ヶ峰に向かおうと玄関を開けたら立ち眩みがして、気が付いたらこんなテーマパークらしきところに居る?

崎見「…状況を整理しようか…」

まず今日の朝。俺は起きて布団をたたんで歯を磨いた
それから下に降りてご飯を食べて、いつものように制服に着替えて、希望ヶ峰学園に向かう――――

そんな時に立ち眩みが起こった

そして…今現在の状況に至る

崎見「いったいどこなんだここは…」

目の前に走る巨大なジェットコースター
甘い臭いまき散らす売店
そして所々に見える重々しいドア

周囲に点在する個性的なヴィジュアルの面々

崎見「…とりあえず話聞いてみるか」

1 ウサミミの付いたピンクパーカーの少女
2 どこかの学校のベストを着た人物
3 色違いのワンピース姿を着たセミロングの双子
4 作業着のような服を着た鋭い視線の男
5 エプロン姿の穏やかそうな女
6 見るからにハーフなジャージ姿の男
7 優美な着物に身を包んだポニーテールの女
8 金髪にサングラス姿の怖そうな男
9 体調の悪そうな色の白い女
10 スーツに身を包んだダンディズム溢れる男
11 真っ黄色のバイクスーツに身を包んだ強そうな女
12 スリットの切込みがすごいドレスに身を包んだ物凄く存在感のある人
13 眼鏡をかけたヒステリックそうな女
14 麦わら帽子をかぶった飄々とした男
15 ロリータ姿で鼻歌を歌っている女
16 きっちり七三分けにしているぽっちゃりした男
17 どこかで見た事のある綺麗な女


下1で

崎見「あの…すいませんちょっといいですか?」

物見「なんでちゅか!?」

びくっとした様子で俺の事を見るパーカーの少女
驚いている為か何故か口調がちょっとおかしい

崎見「えっと…俺は超高校級の普通。崎見陽太、君は?」

物見「物見でちゅ…超高校級の支援者としてスカウトされまちた…」

崎見「えっと…ごめんもしかして俺に驚いてる?」

物見「そんな事ないでちゅよ?」

崎見「いやでも…口調が」

物見「!?!?…あ…ごめんなさい。えっともう大丈夫」

なんかちょっと変な人だよな

崎見「えっと…どうしてこんな場所にいるか分かる?」

物見「さぁ…わたしも今まで家に居たはず…なんだけど」

崎見「そっか…ありがとう」

なんかちょっと変な人だったけど悪い奴では無さそうだ
それに物見も急にここに居たのか…いったいここはどこなんだ

と言うかもしかすると新手の誘拐なのか?

もしかしたら他の奴が何か知ってるかもしれない…
次は誰に話しかけよう

2 どこかの学校のベストを着た人物
3 片方が赤、もう片方が青のワンピース姿のセミロングの双子
4 作業着のような服を着た鋭い視線の男
5 エプロン姿の穏やかそうな女
6 見るからにハーフなジャージ姿の男
7 優美な着物に身を包んだポニーテールの女
8 金髪にサングラス姿の怖そうな男
9 体調の悪そうな色の白い女
10 スーツに身を包んだダンディズム溢れる男
11 真っ黄色のバイクスーツに身を包んだ強そうな女
12 艶やな着物に身を包んだ物凄く存在感のある人
13 眼鏡をかけたヒステリックそうな女
14 麦わら帽子をかぶった飄々とした男
15 ロリータ姿で鼻歌を歌っている女
16 きっちり七三分けにしているぽっちゃりした男
17 どこかで見た事のある綺麗な女

下1で

次はあの比較的普通な格好の人に話しかけてみよう

崎見「えっと…初めまして」

立松「あー…こんちわ」

そいつの俺を見る目は物凄くだるそうで、正直敵意さえ感じる

崎見「あ…えっと…超高校級の普通…崎見陽太です」

立松「え!?同級生!?やっば…」

崎見「…?」

立松「初めまして!僕は超高校級の生徒会役員!立松早海だよ」

立松「早い海って書いて早海って読むんだ!よろしくね」

先ほどまでの気怠さはどこに行ってしまったのか、立松は物凄くにこやかに話しかけてきた
それも凄い親近感を湧き立たせながら

崎見「えっと…聞きたいことがあるんだけど」

立松「えっと…僕の性別?それともどうしてここにいるか?」

崎見「え…ああ…後者なんだけど」

性別何て聞かなくても分かる。声と見た目雰囲気からして女の人だ
きっと世間で言うボクっ子と言う奴だ

立松「ごめんね…それはちょっと僕も分からないかな」

崎見「そっか…ありがとな」

立松「ううん!困ったことがあったらいつでも聞いてね!」

天使のような笑みを浮かべて握手を求めてくる立松、いったい最初のあの雰囲気は何だったのか…

とにかくまだ全容がつかめない。
次は誰に話を聞こうか


3 色違いのワンピース姿を着たセミロングの双子
4 作業着のような服を着た鋭い視線の男
5 エプロン姿の穏やかそうな女
6 見るからにハーフなジャージ姿の男
7 優美な着物に身を包んだポニーテールの女
8 金髪にサングラス姿の怖そうな男
9 体調の悪そうな色の白い女
10 スーツに身を包んだダンディズム溢れる男
11 真っ黄色のバイクスーツに身を包んだ強そうな女
12 スリットの切込みがすごいドレスに身を包んだ物凄く存在感のある人
13 眼鏡をかけたヒステリックそうな女
14 麦わら帽子をかぶった飄々とした男
15 ロリータ姿で鼻歌を歌っている女
16 きっちり七三分けにしているぽっちゃりした男
17 どこかで見た事のある綺麗な女

安価忘れです。
下1で

???「どうも!おにいさん!」

???「おにいさん!どうも!」

いきなり俺に声をかけてきたのは小学生くらいの女の子二人
…こいつらも同級生なのか!?

崎見「えっと…どうも」

レミ「こっちの子がクミ!超高校級の双子!」

クミ「こっちの子がレミ!超高校級の双子!」

正直今までの中で一番変な奴…と言うよりなんだこいつら

崎見「超高校級の普通…崎見陽太」

レミ「うんうんうん…そんな事は置いといて」

クミ「どうしてここに居るか分かる?」

レミ「分かんなーいよね!」

クミ「決めつけはよくないよレミ!」

崎見「あー…ごめんね。ちょっと分からない」

レミ「ね?」

クミ「んー…だね」

レミ・クミ「じゃあ良いや!ばいばーい!」

一方的にそういうと次の人物の元へと走り去っていく双子
正直話を聞いていただけなのにどっと疲れた……

気を取り直して次に行こう
4 作業着のような服を着た鋭い視線の男
5 エプロン姿の穏やかそうな女
6 見るからにハーフなジャージ姿の男
7 優美な着物に身を包んだポニーテールの女
8 金髪にサングラス姿の怖そうな男
9 体調の悪そうな色の白い女
10 スーツに身を包んだダンディズム溢れる男
11 真っ黄色のバイクスーツに身を包んだ強そうな女
12 スリットの切込みがすごいドレスに身を包んだ物凄く存在感のある人
13 眼鏡をかけたヒステリックそうな女
14 麦わら帽子をかぶった飄々とした男
15 ロリータ姿で鼻歌を歌っている女
16 きっちり七三分けにしているぽっちゃりした男
17 どこかで見た事のある綺麗な女

見た目が平和でも中身が穏便じゃないことがある
それを踏まえて次はあの…スマートで二枚目になった裸の大将みたいな人に声を…

崎見「初めまして!超高校級の普通…崎見陽太です」

山丸「こんづわ!オラは超高校級の旅人。山丸太一だず」

崎見「……ん?」

山丸「こんなどころで…オラも状況つがめでねぇけんど」

見た目異常。中身穏便。喋り方…異常に訛ってる
俺は普通に人を見る目が無いみたいだ…

山丸「おだがいめげずにがんばろうな!」

崎見「お…おう」

山丸「んじゃ!あらためまして!よろしくだす!!」

残念なイケメンって本当に存在するんだな…
まあ…もう、とりあえずこの状況を説明できる人が居る…なんて期待はしないでおこう

4 作業着のような服を着た鋭い視線の男
5 エプロン姿の穏やかそうな女
6 見るからにハーフなジャージ姿の男
7 優美な着物に身を包んだポニーテールの女
8 金髪にサングラス姿の怖そうな男
9 体調の悪そうな色の白い女
10 スーツに身を包んだダンディズム溢れる男
11 真っ黄色のバイクスーツに身を包んだ強そうな女
12 スリットの切込みがすごいドレスに身を包んだ物凄く存在感のある人
13 眼鏡をかけたヒステリックそうな女
15 ロリータ姿で鼻歌を歌っている女
16 きっちり七三分けにしているぽっちゃりした男
17 どこかで見た事のある綺麗な女

下1

できれば最初だけでもみんなの名前の読み方をかいてくれたらうれしいかも…

次は見た目が普通そうなやつでも中身が穏便そうでもない奴
そう、つまりは何かを知ってそうな奴に声をかけよう

崎見「お…おう。初めまして」

???「…?」

物凄い鋭い視線が俺の心に突き刺さる
多分俺がもうちょっとメンタル弱かったら泣いてた

崎見「た…大変だな!こんなところ閉じ込められて!」

俺の言葉に帰ってくる言葉は一切ない
帰ってくるのは冷たい視線だけ、正直今すぐに謝ってこの場を離れたい

崎見「お…俺は超高校級の普通。崎見陽太」

崎見「その…よろしくな!」

とりあえずここで自己紹介して好青年の様な笑みを浮かべておこう、きっとそうすれば不快感は与えない
好感は抱いてもらわなくとも、普通の印象は残せるだろう


???「超高校級の狩人。射場疾風」

崎見「射場って言うのか!よろしくな!」


射場「……」


結局聞けたのは才能と名前だけで、そのほかは一切聞けなかった
というよりあの場所に居たら俺はきっと視線で殺されてた

気を取り直して、次は誰のところに行こうか…

5 エプロン姿の穏やかそうな女
6 見るからにハーフなジャージ姿の男
7 優美な着物に身を包んだポニーテールの女
8 金髪にサングラス姿の怖そうな男
9 体調の悪そうな色の白い女
10 スーツに身を包んだダンディズム溢れる男
11 真っ黄色のバイクスーツに身を包んだ強そうな女
12 スリットの切込みがすごいドレスに身を包んだ物凄く存在感のある人
13 眼鏡をかけたヒステリックそうな女
14 麦わら帽子をかぶった飄々とした男
15 ロリータ姿で鼻歌を歌っている女
16 きっちり七三分けにしているぽっちゃりした男
17 どこかで見た事のある綺麗な女

下1


>>25了解
次からそうします!
ちなみに紹介順に並べていくと

1モノミ チアキ

2タテマツ ハヤミ

3アイオイ レミ クミ

4ヤママル タイチ

5マトバ ハヤテ

わざわざありがとう!
主人公はサキミ ヨウタでいいの?

崎見「次はいったい誰に…」

???「ふぁぁぁぁぁっ!!」ドンッ

前を見てない俺が悪かったのか、それともぶつかってきた何かが悪かったのか
それはきっと神のみぞ知る事なのか――――

???「いったぁい…あ…ごめんなさーい…」

ぶつかってきたのはエプロン姿のおっとりとした姿の女性
こういう事を初対面で思ってはいけないのだろうが、胸が大きい…
そして何よりなんかすごい優しそう

崎見「えっと…ごめんなさい。お怪我は?」

???「ううん…大丈夫だよぉ。お母さんは強いんだから!」

…ん?おかあ…さん?

崎見「えっと…その…いったい何の才能でここに?」

東「あ…超高校級の母『アズマ カナ』でぇす」

東「君は?」

崎見「えっと…超高校級の普通…崎見陽太…」

崎見「って…お母さんなんすか!?」

東「うん…アジアの国に出稼ぎに行ってた頃なんだけどねぇ…そのころにぃ…」

崎見「結構ヘビーな話題…ですかね?」

東「ううん!アジアの子たちはそこまでだよ!どっちかと言うと北欧の子たちの方が…」

崎見「ん?北欧?」

東「うん!私各国に一人は血が繋がってる人が居るのぉ」

崎見「ははは…そうすっか…」

ヤバイ…この人は相当ぶっ飛んでる、これ以上聞いてたらこっちの感覚がマヒしてきそうだ…
早い事次に移ろう


6 見るからにハーフなジャージ姿の男
7 優美な着物に身を包んだポニーテールの女
8 金髪にサングラス姿の怖そうな男
9 体調の悪そうな色の白い女
10 スーツに身を包んだダンディズム溢れる男
11 真っ黄色のバイクスーツに身を包んだ強そうな女
12 スリットの切込みがすごいドレスに身を包んだ物凄く存在感のある人
13 眼鏡をかけたヒステリックそうな女
15 ロリータ姿で鼻歌を歌っている女
16 きっちり七三分けにしているぽっちゃりした男
17 どこかで見た事のある綺麗な女

>>28
あ…忘れてた…
はい。そうです

どっかで聞いた事のある歌が聞こえる…。誰が歌ってるんだ?

崎見「…お。あの子か」

歌声の主はロリータ姿の少女、正直地雷臭がむんむんする

崎見「でも…まあ。話しかけるか」

崎見「初めまして。俺は崎見陽太…えっと超高校級の普通だ」

???「あ。初めまして萌です」

???「あ…えっと超高校級のメイクアップアーティスト。「アイサキ モエ」です」

合崎「えっと…貴方も…ここに閉じ込められたの?」

崎見「あ…うん。そうみたいだ」

合崎「ふふっ。みんな個性的な人で…話すにも話しかけれなくて…」

合崎「でも良かったぁ…陽太君は何だか普通で」

崎見「あ…まあ。俺超高校級の普通だしな」

合崎「あ…そうだね!うふふ」

崎見「ははは…合崎はえっと…何か知ってることないか?」

合崎「あ…うーん…無いなぁ」

合崎「あと。私の事は萌でいいよ?仲良くしようね!陽太君!」

ニッコリとほほ笑んで手を掴んでくる合崎。
なんだろう、一瞬でも地雷だと思った自分を全力で殴ってやりたい

名残惜しいけど…次行くか

6 見るからにハーフなジャージ姿の男
7 優美な着物に身を包んだポニーテールの女
8 金髪にサングラス姿の怖そうな男
9 体調の悪そうな色の白い女
10 スーツに身を包んだダンディズム溢れる男
11 真っ黄色のバイクスーツに身を包んだ強そうな女
12 スリットの切込みがすごいドレスに身を包んだ物凄く存在感のある人
13 眼鏡をかけたヒステリックそうな女
16 きっちり七三分けにしているぽっちゃりした男
17 どこかで見た事のある綺麗な女

下1

???「崎見陽太。超高校級の普通」

???「この状況を普通に分かりやすく説明して頂戴」

急に背後から声をかけられた。しかも名前と才能付きで
いったいこいつは誰だ

崎見「…誰?」

???「超高校級の広報委員「ハバヒロ レンコ」」

幅広「で。この状況の説明」

崎見「いや…知らん」

幅広「はぁっ!?使えないわね!」

キィキィした声って言うのはこう言う事だろうな
なんだか理不尽な怒りとその声が俺の頭をグワングワン揺らす

崎見「てか…俺の事どこで?」

幅広「ここに来る前に調べてたのよぉっ!」

幅広「だって私は超高校級の広報委員だから!」

崎見「ふぅん…」

幅広「もっと度肝を抜かれなさいよ!この凡人!」

崎見「いや…それが俺の才能だし」

幅広「だったらもっと凡人らしく驚いてみなさいよぉっ!」

崎見「わ…わぁ」

幅広「もっとよ!もっとこう詰られた豚みたいな目で!アタシを見上げなさい!」

崎見「あ…はい。ちょっと…あっち行ってきますね」

なんだろうか、物凄く不条理と言う物をこの身で痛感した気がする…
とりあえず今後幅広とはあまり関わらないようしておこう

6 見るからにハーフなジャージ姿の男
7 優美な着物に身を包んだポニーテールの女
8 金髪にサングラス姿の怖そうな男
9 体調の悪そうな色の白い女
10 スーツに身を包んだダンディズム溢れる男
11 真っ黄色のバイクスーツに身を包んだ強そうな女
12 スリットの切込みがすごいドレスに身を包んだ物凄く存在感のある人
16 きっちり七三分けにしているぽっちゃりした男
17 どこかで見た事のある綺麗な女

安価忘れです
下1で


人は見た目で判断してはいけないというのは今さっきの合崎で分かった
と言うよりここはまともそうな見た目の奴が危ない?
主に今さっきの幅広。あと立松

崎見「初めまして」

???「あら…初めまして」

よっしゃ!この子も当たり!
滅茶苦茶お嬢様系の人じゃねえか!

崎見「俺は超高校級の普通。崎見陽太」




???「あらぁ…こんな卑しい雌豚にわざわざどうも」



???「私は超高校級の雌豚…じゃなかった。華道家の「サクラガオカ ランマン」でございます」

崎見「えっと…雌豚?」

桜ヶ丘「違います。もっと嫌悪感を込めて」

崎見「えっと…そうじゃなくて…え?」

桜ヶ丘「どうかいたしました?そんな溝に落ちた薄汚れた手袋を見るような目で…」

崎見「雌豚ってえっと…業界用語的な?」

桜ヶ丘「雌豚は雌豚ですよ?卑しい…醜い…ああ…私にぴったり」

桜ヶ丘「とりあえず思いっきり右頬をビンタして下さらない?できれば罵りながら」

崎見「あ…はい。遠慮しときます」

きっとこの人たちは超高校級の異常な性癖を持っているんだな
さっきの眼鏡の広報委員もといこの今の桜ヶ丘もとい…

とにかく油断はやめておこう

6 見るからにハーフなジャージ姿の男
8 金髪にサングラス姿の怖そうな男
9 体調の悪そうな色の白い女
10 スーツに身を包んだダンディズム溢れる男
11 真っ黄色のバイクスーツに身を包んだ強そうな女
12 スリットの切込みがすごいドレスに身を包んだ物凄く存在感のある人
16 きっちり七三分けにしているぽっちゃりした男
17 どこかで見た事のある綺麗な女

もうな。ここまで来たら何が来ても驚かない
と言うわけで次はあのラジカセ持った如何にもハーフなあの男

崎見「初めまして」

???「YO!」

崎見「超高校級の普通。崎見陽太…そっちは?」

???「俺は!魂の踊り手!奏!レックス!ジョン!「カナデRジョン」だ!」

崎見「あー…知ってる」

奏「俺は有名!主にサイトで!」

崎見「うんうん…時々見るよ」

確かコイツはMETUBEとかにほにほ動画とかでダンス動画をアップロードしている
それはもう凄い人気で、俺でも知っているぐらいの人気だ

奏「DE!?お前はここから出る方法知ってるか?」

崎見「あー…ごめん。分からん」

奏「Oh……」

崎見「まあまあまあ…」

崎見「明るく行こうぜ」

奏「YO!!だな!」

奏が何か知ってるとは俺も思ってない、と言うかこいつが何か知ってたら逆に驚くわ
んなわけでまあもう期待もしてないけど、次。

次はいったい誰にしよう

8 金髪にサングラス姿の怖そうな男
9 体調の悪そうな色の白い女
10 スーツに身を包んだダンディズム溢れる男
11 真っ黄色のバイクスーツに身を包んだ強そうな女
12 スリットの切込みがすごいドレスに身を包んだ物凄く存在感のある人
16 きっちり七三分けにしているぽっちゃりした男
17 どこかで見た事のある綺麗な女

下1

よし。俺は今から地雷をわざわざ踏みに行く。
あの動く石像みたいな男であろう人物に話しかける

崎見「……」

だけどいざとなると声が出ない…てかデカイ

お香「なによ…何見てんのよ」

崎見「あ…ども」

お香「あ…はいどーも」

崎見「あ…えっと」

お香「あー…もう!しゃらくさいのよアンタ!何!?何が言いたいの?」

お香「こんな小汚いおかまに話しかけてくれたのは嬉しいわよ?けどそんなビビられたらなんか…なんか申し訳なくなるでしょ!?」

お香「なんか!なんか話しなさいよ!」

崎見「えっと…超高校級の普通です。崎見陽太って言います」

お香「どうも。超高校級のコラムニスト「あるてぃめっと おこう」です」

崎見「あ…コラムニストなんすか」

お香「なに?超高校級のおかまだとか思った?私だって最初はそう思ったわよ!この針山小僧!」

崎見「針山…小僧?」

お香「そうよ。頭つんつんしてんじゃないわよ!このブス!」

崎見「…あ。はい」

お香「もーいいわ!どっか行きなさいよ!もー嫌!もっとこの。私を受け入れられるキャパを手に入れてから話しかけてきて!」

まくしたてられるように話しかけられて俺はその場を後にした
アルティメットお香……本名じゃ…ないよな?

8 金髪にサングラス姿の怖そうな男
9 体調の悪そうな色の白い女
10 スーツに身を包んだダンディズム溢れる男
11 真っ黄色のバイクスーツに身を包んだ強そうな女
16 きっちり七三分けにしているぽっちゃりした男
17 どこかで見た事のある綺麗な女

気を取り直して次。
あの子はテレビでも見た事がある

崎見「あ…初めまして」

そう…彼女。いやあいつは「エノシマ ジュンコ」。カリスマ的なモデルだ

江ノ島「あ。どーもー」

崎見「えっと江ノ島も…スカウト?」

江ノ島「そうなんだよね…因みに超高校級のギャル!」

江ノ島「そういうアンタは?」

崎見「えっと…超高校級の普通。崎見陽太」

江ノ島「普通とか…ウケる」

江ノ島「え…まって?普通って?え。マジ?マジ?」

崎見「マジだよ」

江ノ島「ちょっと待って。普通の人が希望ヶ峰?てか閉じ込められてんの?ヤバい」

崎見「で…何か知ってる?」

江ノ島「アタシは何も知らないよー。そういうの聞きたかったら他回ってー」

崎見「そっか。ありがとう」

テレビで見てるのとまったく変わらないな…江ノ島は
というよりなんだか俺が有名人になったみたいだ

8 金髪にサングラス姿の怖そうな男
9 体調の悪そうな色の白い女
10 スーツに身を包んだダンディズム溢れる男
11 真っ黄色のバイクスーツに身を包んだ強そうな女
16 きっちり七三分けにしているぽっちゃりした男

すまない下1で

もし安価きてたら上を採用します


次はあのすっごいうさん臭そうな男
正直同年代には見えない、どう見積もっても20後半から30前半
まあ…まともそうだ

崎見「初めまして」

???「やあ!御機嫌よう!」

脂ぎったデコと豊満な頬、そして輝かんばかりの笑顔
なんだろうか、物凄く包まれているような感じがする

???「僕はこういうものだよ」

そいつは笑顔のままで俺に名刺を手渡してくる。
そこに書かれているのは「超高校級の社長」そして名前「フルカベ タテオ」
これを渡されたところで俺には返す名刺何て持ってないのだが…

崎見「えっと…超高校級の普通。崎見陽太」

古壁「よろしくね!崎見君」

崎見「えっと古壁さんはこっから出る方法…とかって」

古壁「はっはっは…まったくもってわからない!」

崎見「ですよねー…」

古壁「因みに今僕は物凄いプレッシャーで吐いてしまいそうだよ」

崎見「大丈夫っすか?」

古壁「ビニール的な物を持っていないか?できればそこにぶちまけたい」

崎見「…探してきますね」

大変だ、このままだとあの無駄に爽やかな社長が吐いてしまう
そうなる前に距離を取っておきたいから、俺はビニールを探すふりをしてその場を離れた

8 金髪にサングラス姿の怖そうな男
9 体調の悪そうな色の白い女
10 スーツに身を包んだダンディズム溢れる男
11 真っ黄色のバイクスーツに身を包んだ強そうな女

下1

???「ごほっ…ごほっ…」

???「おぇぇぇっ…ゲホッ」

???「あ…血が出ちゃった…もう」

すぐ近くで物凄くせき込んで血を吐いた謎の少女
さすがにこれは見逃せない、俺は急いで横に付いた

崎見「大丈夫か!?」

???「きにしないで…いつもなの」

崎見「いやいやいや…血出てる!」

???「うん。いつも」

崎見「え?マジ?病院行って来いよ」

???「薬もあるし…大丈夫。」

???「ところで君は?私は「デマチ ユキ」ポエマーだよ」

崎見「俺は超高校級の普通。崎見陽太」

崎見「そんな事よりほんとに大丈夫?」

出町「気にしないで。ほんと生きてるから大丈夫」

崎見「だったらいいんだけど…。しんどくなったら病院行けよ?」

出町「うん。とりあえず出口探さないとね…ゴホッ」

出町は物凄く体が弱いんだな、てか…そんな奴までこんなところ連れてきやがって…
クソ…早く出ないとな

8 金髪にサングラス姿の怖そうな男
10 スーツに身を包んだダンディズム溢れる男
11 真っ黄色のバイクスーツに身を包んだ強そうな女

下1

???「ねぇ。あんた。火持ってない?」

突如声をかけてきたのは真っ黄色のライダースーツを着た大人びた女の人
正直この人も高校生に見えない。絶対バブル時代を生き抜いている

崎見「持ってないっすね」

???「チッ…タバコ持ってきたのは良いんだけどさ。ライター忘れちまって」

???「ま。良いわ、あんたは?」

崎見「超高校級の普通。崎見陽太」

???「ウチは超高校級のバイカー「シシド ソウコ」」

崎見「バイカーって…えっと。バイクのる人っすよね?」

宍戸「それ以外何に乗るのさ?」

宍戸「あ。男とか言ったら奥歯抜くから。覚悟しとけ」

崎見「いやいや…その…高校生なのに凄いなって」

宍戸「んあ?んなんノーメンに決まってんじゃん」

崎見「のーめん?」

宍戸「ノー免許。つまり免許持ってねえんだわ」

崎見「え…それって」

宍戸「ま。バレてねーしいいじゃねーの」

成程。この宍戸は多分このメンバーの中で一番実害を加えてきそうだな
一応宍戸ともある程度の距離を置いておこう

8 金髪にサングラス姿の怖そうな男
10 スーツに身を包んだダンディズム溢れる男


崎見「超高校級の普通。崎見陽太…よろしく」

とりあえず声をかけて自己紹介はした、後はもう逃げよう。
コイツはもう見た目からしてヤバイ

???「おい…待てや」

崎見「…なんすか?」

???「俺は「オオトリイン ゼン」。超高校級の和尚だ」

鳳院「まじ和尚なめてたら極楽送りにすんで。そこんとこヨロシク」

崎見「は?和尚?…ははは」

鳳院「あぁ!?何笑ってんだてめえ?」

崎見「和尚って…え?マジ?」

鳳院「マジだよ!コラァ!見ろやこの髪!御釈迦様カラーだろうがよ!」

崎見「え?これって金髪…」

鳳院「御釈迦様カラーだこらぁ!あんな低俗なんと一緒にすんじゃねえ!」

崎見「因みにだけど、外に出る方法とかは…」

鳳院「しらねえよ!とりあえず祈れコラァ」

崎見「祈って外に出られるんだったらな」

鳳院「マジおめぇ。信心パネェぞ?マジ祈ったらそれくらい楽勝だかんな?」

崎見「お…おう。じゃああっちで祈ってくるわ」

とりあえずこいつも悪い奴では無さそうだけど、多分痛い
お香さんと同じくらいぶっ飛んでる気がするからこの人とも距離を置こう

???「やあ。こんにちわ」

突如後ろから響き渡る物凄い心地の良い低温ボイス
正直鼓膜がとろけそうなほどに心地が良い

崎見「あ…ああ。初めまして」

???「私は超高校級の放送委員「ヒビキヤマ キョウジ」」

崎見「俺は超高校級の普通。崎見陽太って言います」

響山「はっはっは!そうかそうか!君もクラスメイトか」

響山「ぜひ仲良くしてくれ給えよ!」

崎見「こちらこそ…えーと。よろしくお願いします」

駄目だ、これ以上この人と会話をしていたら惚れる。男なのにこの声に惚れる
俺の健全な青少年ライフがこの人の声一つで壊れてしまう

崎見「じ…じゃあ俺はその…えと…あっち行ってきます!」

響山「ああいってらっしゃい!何かあったら聞いてくれよ」

響山「私で答えられる事だったら何でも答えてやるからな!」

どうしようあの声が耳から離れない…
さすがは超高校級の放送部員…ある意味一番恐ろしい…

全員の話を聞き終えたけど何も進展はない。
この場に居る全員が不安やイライラを募らせている


お香「ほんっといい迷惑よね!早く帰しなさいよ」

鳳院「おう!こっちは約束があんだよ!!」

東「まぁまぁ…とりあえず落ち着こう?出口が見つからないんだったら仕方ないよぉ」

江ノ島「ヤバくない?え?これって監禁とかじゃないの?え?ヤバいんだけど」

立松「監禁だったら相手の事を刺激しない様に…」

射場「確かに、この状況下ではいかに適応できるか…だ」

レミ「提案です!ジェットコースターに乗りたいです!」

クミ「だ…だめ!そんなの…コーヒーカップがいいの!」

東「うふふ…それは後でねー」

こんな状況なのに意外と冷静な面々
おれはこいつらとクラスメイトになって学園生活を送るのか……

???「館内放送館内放送!!」

???「あー…あー…マイクテストマイクテスト」

???「あ…聞こえてるね。じゃあこれから交流祭のルールを説明していきます」

レミ「あー…クマだよ!」

クミ「だね!クマだ!」

アナウンスが終わると同時に現れた白黒のクマ
俺が昔持っていたぬいぐるみくらいの大きさで、中に人は入れそうにない

桜ヶ丘「それで…どうして私たちはこんな場所に?」

???「ちょ…いきなり本題だね!まずは自己紹介させてよ!」

ジョン「イエーイ!じゃあ自己紹介とっととおっぱじめちまいなぁ!」

???「さすがダンサー!乗りに乗ってるね!それじゃあ僕も簡潔に!」

???「僕はモノクマ!この学園の一番偉い人なのです!」

宍戸「そ。んじゃあこの状況説明してもらおうか?」

出町「ゴホッ……そうですよ、早く説明していただけます?」

合崎「…萌も気になります」

モノクマ「んー…君たちは新入生でしょ?と言うことは初対面でしょ?」

モノクマ「だからこのテーマパーク内で共同生活をして、交流を深めてもらおうというわけなんだけど」

幅広「そんな事どーだっていいの!早く家に帰してよ!」

モノクマ「え…それはちょっと…」

古壁「こんな誘拐まがいの事…いくらなんでも許されるわけないでしょう」


モノクマ「それが許されるのです!」

お香「なんでよ?」

モノクマ「学園長だから?」

お香「バカじゃないの」

モノクマ「でもでもでも!どーしても出たい人のために!」

山丸「出たい人のために?」

モノクマ「特別的なルールがございます!」

響山「ほう…それで。そのルールとは?」







モノクマ「誰かを殺した生徒はここから晴れて脱出できます!」





全員「――――――――――――!?!?!?!?!?!?―――――――――――――――」


いやいやいや…人を[ピーーー]!?は?何言ってんだこいつ
それに全員固まっちまってるじゃねえか…
冗談にしてもこいつの言ってること…理解できねえ…

江ノ島「は…はぁ!?冗談にしてもヤバくない!?」

お香「アンタそれ本気で言ってんの!?バカじゃない!?」

山丸「それに…そんな[ピーーー]だなんて」

モノクマ「もーちーろん!殺し方は問いません!」

モノクマ「殴殺刺殺撲殺斬殺焼殺圧殺絞殺銃殺斬殺…なんでもOK牧場です!」

東「…うーん……みんな仲良くした方がいいと思うなぁ」

レミ「私たちも!」

クミ「そう思います!!」

鳳院「つか!ふざけたこと言ってっとまじ極楽送りにすんぞ!?コラァ!」

モノクマ「まあまあまあまあ落ち着いて!」

モノクマ「因みに学園長であるボクへの暴力は校則で禁止です」

モノクマ「あとで個人の部屋に生徒手帳を置いておくから、きちんとそれに目を通しておくように!」

お香「因みに暴力振るったらどうなるのよ?」

モノクマ「爆発します」

お香「そういう設定ね?」

モノクマ「設定とかじゃなくて!ほんとなんだから!」

お香「ふんっ!!!」バキィッ

象の様な立派な足を振り上げたお香さんはそのままモノクマを踏みつけた
広場内にはバキィッとそれはもう凄い爽快な音が鳴り響く

お香「なによ!爆発しないじゃない!」

お香「設定はちゃんと固めておきなさいよ!生ぬるいわ!」

モノクマ「え…えっと…ボク一応鉄でできてるんだけどなぁ…」

モノクマ「振動を感知するセンサーごと踏みつぶされたら…さすがに何もできないなぁ…」

モノクマ「というより!次そんなことしたら本当に怒るからね!」

お香「分かったわよ、ていうか外に出しなさいよ」

モノクマ「だからそれは殺し合ってもらわないと!」

お香「もっかい踏みつぶすわよ?」

モノクマ「何て言われてもそれは駄目なのー!」

そう言ってモノクマは俺たちの前から姿を消した

お香「とりあえずこのテーマパークの出口を探したいんだけど…」

お香「かたっぱしからドアを開けていくわよ」

レミ「はい!お香隊長!あっちのドアとこっちのドアは開きません!」

クミ「こっちのドアは開きます!どうやら各個人の個室があるようです!」

江ノ島「てかアタシ的に出口探すよりここで暮らしたほうが早いと思うんだけど」

江ノ島「ぶっちゃけ誰か殺せとか冗談っしょ?」

崎見「俺もそうだと思うけど…」

宍戸「とりあえずその個室があるってフロア行くよ」

宍戸が先陣を切るように個室があるという扉の方へ行く。
俺達も宍戸に続くようにゾロゾロと遊園地フロアを後にした

レミ・クミ「わぁ!おふろーっ!!」

目をキラキラさせて相生は大浴場の入り口を見つめる

お香「あんたたちはさっき見てきたんでしょ?」

レミ・クミ「まーねー」

東「あ…でも。ちゃんと食堂もあるね」

合崎「と言うことは…あっちが個室ですかね?」

響山「ほう。それとこれが階段」

山丸「でんも。シャッターが落ちてるんだな」

江ノ島「とりあえず個室行ってみない?生徒手帳だっけ?あれもあるみたいだし」

出町「ゲホッ…でも…出口を探すのは…」

東「後でもいいんじゃない?」

古壁「とりあえず落ち着いて、それにこのフロアとあの遊園地。ともに出口は無い」

宍戸「あるとしたらこの階段の上…ね」

結局あれから何も見つからず、俺は今自分自身の個室に居る
個室は完全防音らしく、両隣の奴らの生活音は全く聞こえてこない

崎見「殺し合い…か」

正直学園長であるあのクマを殴ればなんか吐くかもしれない
だけどそれは校則違反らしい
お香さんの時は何も起こらなかったけど、俺らを訳わからん方法で拉致する能力を持ってるやつだ
きっと何らかの制裁はある

崎見「くっそ…どうすっかな」

ここに居る全員が全員出る方法を模索してるけど、答えは無い

生徒手帳にも出る方法は殺し合いしか書いてない


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


1.生徒達はこのパーク内だけで共同生活を送りましょう。共同生活の期限はありません。

2.夜10時から朝7時までを"夜時間"とします。夜時間は食堂の扉を施錠するので、注意しましょう。

3.就寝は生活スペースに設けられた個室でのみ可能です。他の場所での故意の就寝は居眠りと見なし罰します。

4.脱出方法について調べるのは自由です。特に行動に制限は課せられません。

5.学園長ことモノクマへの暴力を禁じます。監視カメラと鍵の掛かっているドアを破壊することを禁じます。

6.仲間の誰かを殺したクロは"卒業"となりますが、自分がクロだと他の生徒に知られてはいけません。

7.なお、校則は順次増えていく場合があります。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



ベッドで横になってそのまま眠りに落ちていく俺。
迎える次の日、いったいどうなるのか…。普通の俺には想像もつかない

プロローグ 完

次回CHAPTER1

えっとこの連載安価は少ないです。申し訳ない
何分初心者な物で……

頑張って最終回まで持っていきますのでどうぞお付き合いください

フロア簡略地図


             ドア(施錠
   お化け屋敷

      コーヒーカップ           
  メリーゴーランド    ジェットコースター  

                         モノクマが現れた場所(広場) ドア→生活スペース
 売店売店売店

          ドア(施錠)


                  食堂 ランドリー         江 崎 立 相 射 東 奏 桜 出                              
遊園地スペース←ドア                                                   
                 大浴場                鳳 宍 響 香 物 古 合 山 幅           

目を覚ますと目に入るのはおしゃれな天井
自分の部屋とは違う、おしゃれな模様の書かれた天井

そうか…俺は拉致されてるんだな

崎見「くっそ…さて。どうすっか」

独りで呟く、いつもならテレビをつけるけど。この部屋には無い
部屋も完全防音、不気味な静寂がこの部屋を包む

崎見「あー…くそ。腹減ったな」

何時も起きてこれくらいたつと下で母親が俺を呼ぶ
大抵は「ごはんできたわよー」とかそんなありきたりで普通な言葉

だけどそれすらない。

崎見「シャワー浴びるか」

この部屋には一応備え付けのシャワールームがある
昨日の朝からシャワー浴びてないし、気分も一新したい

俺はシャワーで体を軽く流すことにした

崎見「ふぅ…」

結構適温なシャワーを浴び終え、俺は今バスタオルで体をふいている
シャンプーにリンス。ボディーソープもいつも使ってるもので、そこには少し得体のしれない何かを感じた
一体だれがどうやってここまで調べたのか

崎見「着替えるか。」

パンツも服もズボンも全部びちゃびちゃ
さすがにこれに袖を通して外に出るわけにはいかない

きっと着替えがある、俺は部屋にあるクローゼットのドアを開けた

崎見「うわ…なんだよ…これ」

クローゼットの中にずらっと並んでるのは俺が今さっきまで来てた服
ズボンも上着もシャツもパンツも靴下も、全部が全部同じ

正直冷汗が止まらない

崎見「気持ち悪…」

だけど全裸でいるわけにもいかないから、俺はその服を着る
何だか得体のしれない何かに身を包まれてるみたいで気持ち悪い


崎見「洗濯すっか…」

確かランドリーがこのフロアにはあったはず。
俺は濡れた服を掴みながら自分の部屋を後にした

お香「違うわよっ!どうしてそこでそれが出てくるのよ!」

幅広「なによ!良いじゃないこれくらい!」

俺がランドリーに入ると既にそこには二人の先客が居た
正直朝の初っ端からヘビーな光景だ


お香「ちゃんと測っていれなさいよ!この小娘!」

幅広「黙りなさいよ!このおかま!」

お香「おかまで悪うござんしたわね!だけど誰にも迷惑はかけてないわよ!この貧乳眼鏡!」


朝からランドリーで行われる二人の口論、閉じ込められてるというのに凄い呑気
昨日の事をもう忘れたのか?この二人は

幅広「貧乳じゃないわよ!!!」

お香「おかまの私より胸無いでしょ!まな板レーズン乗せ小娘!」

幅平「あんたはデブだからでしょ!」

お香「お黙り貧乳ぺちゃぱいレーズン女!」

幅広「きぃぃっ!!!」

そんな二人にできるだけ気づかれないようにそろっとランドリーに入る
そしてソロォッと洗濯機を稼働させる


お香「ちょっと待ちな!針山小僧!」

崎見「なに?」

お香「私とコイツ…どっちがぺちゃぱいよ!」

幅広「そんなの答えは決まってるでしょ!?だったらどっちが魅力的な乳かを聞きなさいよ!」

お香「どっちが魅力的よ!?」

我が道を突き進むおかまさんにヒステリックサドな広報委員
自分は正直どちらにも靡けないわけで

だけどそんなこと言ったらきっと俺は二人から殺される

崎見「あー…えっと。○×■○」

お香「はっきり喋んなさいよ!!!」

崎見「あー…えっと「ガガガガガガガガガ」」

何とか言葉を濁したり洗濯機の駆動音を利用して何も言わないようにする
俺は普通だ。普通に考えて自分に嘘はつきたくない

崎見「あ…あ…お腹へった…!」

お香「なによぉ…逃げれると思ったの?逃がさないわよ!」

成程な、しかし回り込まれてしまったという奴か

お香「でも…確かにお腹へったわね。」

お香「針山小僧。行くわよ。食堂に」

「食堂内」

お香「あら…おいしそうな臭いがするじゃない」

出町「あ…ご飯でしたら出来てますよ?」

出町「まだ先は長そうだからって。私達三人で朝食を作ることにしたんです」

崎見「へー…そうなのか。で…他のメンバーって?」

出町「まずは東さん。あと桜ヶ丘さん…ゴホッ」

崎見「桜ヶ丘!?」

出町「そうなの…ゴホッ…盛り付けは任せてるんだけど」

崎見「ん…でも今他の二人は」

出町「今は他の人たち呼びに行ってるよ」

出町「私は今さっき目から血が止まらなくなったらここで休憩させてもらってるの」

お香「アンタ…無理しないようにね」

出町「大丈夫。死んでないから」

お香「バイオレンスだわぁ…」

崎見「で…出来上がった料理って?」

お香「この…なに?供物みたいなもの?」

出町「これは私が材料を切って。味付けは東さんで。盛り付けは桜ヶ丘さん」

お香「うん…ヴィジュアルが汚い」

崎見「どう言う風に切ったらこんな色が変わる?」

出町「さぁ?一応指を切り落とさないように気を付けて切ったんだけど…」

お香「え?なに?あんたの指の肉が入ってるの?!」

出町「大丈夫!削げてないから」

お香「そしてどうしてこんなに棒状の物をいきり立たせたの?」

出町「これは朝顔をイメージしたって桜ヶ丘さんが」

お香「朝勃ちの間違いじゃない?」

崎見「…毒々しいヴィジュアルの…てかお香さんそれはちょと…」

出町「でも、味は美味しいよ?」

出町「ほんと昇天しちゃうほどおいしい」

お香「あんたが言ったら洒落になんないからやめて」


超高校級の普通として俺が呼ばれた理由、それが今になってよくわかる

俺以外のこいつら。全員異常だ

レミ・クミ「うぇー…汚ーい」

江ノ島「これは…さすがにキツイっしょ」

物見「わ…悪いし頂いてみよう?」

暫くしてから東と桜ヶ丘、そしてそれに呼ばれた面々が食堂内に来る

響山「これは素晴らしい。あさだ―――――――」

鳳院「やめろこら!朝からこんな不邪淫なもん作りやがって!滅するぞ!?」

桜ヶ丘「あ。よかったら私が器になりますよ?アツアツのベーコンとか裸体に乗っけてもらえると…」

鳳院「自分の体大切にしろや!コラァ!」

食堂内に来た面々は料理を見て当然な反応を取る
まあ、こう言う所は皆普通なんだな

レミ・クミ「あ。でもおいしー」

物見「ほんとです!物凄くおいしい!」

射場「ごちそうさま」

立松「おかわりはないのー?」

無言で食べ勧めていたメンバーはもうすでに食べ終えておかわりを要求する
どうやら味は本当においしいらしく

お香「あー…これはいけるわ」

古壁「うん。これはうちの会社に欲しいね」

立松「こんなの毎日食べられるんだったら幸せだよね!」

東「嬉しいなぁ…うふふ」

宍戸「ほんと。殺し合いとかしなくても生きていける」

桜ヶ丘「確かに。食料は思う存分ありますし…」

本当に皆の言う通り、この生活だったら俺もなんとかやっていける気がする

それに俺らみたいな超高校級が拉致されているんだ、きっと助けが来る

それまでここで暮らせばいいじゃないか

江ノ島「そうだ…今度皆でさ遊園地めぐりしない?」

江ノ島「だって正直昨日巡ってないじゃん?遊園地あんのに勿体無くね?」

出町「乗りたいなージェットコースター…心臓がひゅんってしそう」

お香「やめなさい。もう展開が読めてるわ」

出町「でも今日はいけない…」

江ノ島「え?なんでよ?」

出町「今さっきから右足の痙攣が止まらなくて…きっとこの状態で絶叫マシンなんかに乗っちゃったら…」

崎見「ふぅ…案外イケたなあれ」

朝食が終わると同時に帰っていった面々
どうやら遊園地めぐりは三日後に決定したらしい

崎見「お。出町…体調は良いのか?」

出町「う…うん。大丈夫だよ」

出町「私って昔から体弱いからさ」

崎見「でも目から血が出るとか…ほんとに大丈夫なのかよ」

出町「うん。今は歩けてるし意識も飛ばないから。ほんと大丈夫」

崎見「なんか…病気なのか?」

出町「うーん…私はね。もう死んでるんだ」


崎見「は?」

出町「私がね。10歳のころにお医者さんにね。あと一年ですって…ゴホッ」

出町「それからはずっと…現実から逃げて、夢をノートに書いてたんだけど…」

出町「今はもう余命宣告から六年。相変わらず体は悪いけど…元気だよ」

崎見「治んない病気なのか?」

出町「んー…考えないようにしてる」

崎見「…ごめんな。なんか聞いちゃ駄目だったよな」

出町「良いよ。気にしないで…それに私体は弱いけど心は強いの」

出町「それにね。私が病気にならなかったらあんな素敵な詩は書けなかったし」

出町「怪我の功名ってやつだよね」

崎見「外に出たいとかは…思わないのか?」

出町「外に居てもここに居ても私は何も変わらないから」

出町「それに私は皆の距離が縮まって、嫌な気持ちではないよ」

崎見「そ…そっか」

出町「伊達に交流祭っていうの。嘘じゃないかもね」

崎見「そうだよな…そう…だよな」

出町「それにね。私は死と近いから…あんまり怖いと思わないな」

出町「みんなは怖いかもしれないけど…あれってそんなに怖くないの」

出町「死ぬってお仕舞じゃなくて。おはようなの」

出町「初めて。影になってた部分が日向になっていろいろ見えてくるの」

出町「強がっている人の悲しみとか、誰かの努力とか」

出町「なーんて…良いポエムでしょ?」

崎見「…なんか深いな」

出町「そーんなことない。薄っぺらいよ」

崎見「生きて出ような!」

出町「そういうの死亡フラグって言うんでしょ?ゴホゴホッ」

崎見「そう…だな」

【通信簿1】出町雪NO1が解放されました
「死ぬことと隣り合わせな出町、どうやらこの状況を好ましくないとは思ってないらしい」

『スキル』『静寂の詩』を手に入れました
裁判で一度だけ邪魔なコトダマを消すことができる



『二日目 終了』


えっと通信簿みたいキャラが居たら書いてくださいな。多分三日目と四日目はその中から選んで書くと思います

因みに事件発生日は5日目です

それではまた明日!

『三日目』


立松の部屋

崎見「で?どうして俺を部屋に?」

立松「え?ほら。崎見君て…強そうだから」

立松「だからね…そのお願いがあって」

正直俺はこの展開に戸惑っている
いきなり部屋に呼ばれて、ちょっと照れた様子の立松と見つめ合う

もしかするともしかしてなこの状況。
ほんとうにこの交流祭も悪くないかもしれない


崎見「どうした?」

立松「実は…実はね」

崎見「ああ。俺は何言われても大丈夫だぞ?」

立松「あのね…恥ずかしいんだけど」

崎見「…――――――」





立松「ゴキブリが出たから倒してほしいの!」


崎見「はい?」

崎見「え?は?うん?」

立松「え?何?どうしてそんな驚くの?」

崎見「え?あの展開って告白とかじゃなかったのか!?」

立松「は?え?何言ってんのお前マジキモイ…え。うそ!?」

嗚呼なんて哀れな俺。立松と最初であった時の様な視線が俺にぐっさり突き刺さる
あの地面に落ちたゴミを見るような目、視線だけで心を抉られる

立松「あ…思わせぶりな態度取っちゃってごめんね」

崎見「こっちもなんかもう。いろいろごめん」

立松「ううん。全然怒ってないよ!」

崎見「そっか…うん。いやなんか怒ってるみたいな顔だったし」

立松「そんな「何考えてんだこの童貞クソ野郎。おめぇのその不貞な妄想で勝手におっぱじめてんじゃねえ」なんて思ってないから大丈夫!」

崎見「えらい具体的だけど…まあそれならよかった」

崎見「で…ゴキブリは?」

立松「あれ?居ないな」

先ほどまでいたという場所を指さされて見に行くが、ゴキブリはどこにもいない
ここは華麗にゴキブリを倒して名誉挽回したいところなのだが

崎見「居ないぞー?立松ー!」

立松「いや…さっきまではいたんだけどな…あの忌々しい奴が」

崎見「いやマジでどこにも居ねえぞ?」

普通に視力のいい俺だが、ゴキブリなんてどこにも見つからない
ベッドの裏も扉の死角も、クローゼットの下の方も見て見たけど
そこにあるのはちょっとした埃くらいで

崎見「てか。立松はゴキブリ嫌いなのか?」

立松「え?あー…うん。虫とか全般的に無理」

立松「と言うよりこの年齢で虫が平気っていう方が珍しくない?」

崎見「そうか?俺とか俺の友達は普通に平気だったぞ?」

立松「それはバカだから…じゃなくて。きっと強いんだよ色々と」

崎見「今バカって…」

立松「聞き違いじゃない?ほら一応これって極限状態だし」

崎見「絶対今バカって言ったって!」

立松「え?言ってない。マジそういうの心外だわ」

ゴキブリを倒したら絶対に立松にその死体を見せつけてやろう
俺はそう決心してゴキブリ探しを始めた

崎見「やっぱり居ない…」

立松「あれー…ほんとどこ行ったんだろうか」

崎見「この部屋から出ていったんじゃねーの?」

立松「あー…確かにドア開けっぱなしだわ」

崎見「そっから出ていったんじゃねえの?ここには居ないし」

立松「そっかな?そうだよね」

崎見「ちょっと外に居る奴に見てないか聞いてくるわ」

立松「いやいやいや…床をずっと見ながら歩いている人とか少ないと思うんだけど」

崎見「桜ヶ丘」

立松「あー…うん。あの子だったら嬉々として這いつくばってそう」

崎見「だよな…とりあえず行ってくるわ」

【通信簿1/4】立松早海が解放されました
「意外と口の悪い立松、どうやら虫が物凄い苦手らしい」

『スキル・時々ポイズン を獲得しました』
「反論ショーダウンの際威力が少し上がる」

廊下


ゴキブリを探しにここに出てきたわけだが
結局ゴキブリはどこにもおらず、居るのは地面を嬉々として這いつくばっている桜ヶ丘だけで


崎見「なあ。聞くけどそこでなにしてんだ?」

桜ヶ丘「え?あ…はい。床を這いつくばっておりました」

崎見「どうして這いつくばる必要があるんだ?」

桜ヶ丘「趣味…ですかねぇ。ほら楽しいですし」

崎見「ひとりでそれやって何が楽しいんだよ?」

桜ヶ丘「それです!その…その何とも言えない視線!」

桜ヶ丘「そしてその蔑むような口調!!」

桜ヶ丘「もうこれだけで私の心は快楽絶頂天でございます!」

崎見「なんか…タフだよな」

桜ヶ丘「タフですか?私は自分の事すごく弱いと思いますけど…」

崎見「地面を嬉々として這いつくばれる時点で、普通にタフだ」

桜ヶ丘「そうなのでしょうか……」

崎見「ていうか…鳳院も言ってたけどもっと自分を大事にしろよ」

桜ヶ丘「それは駄目なのです。ただでさえ生ぬるい生活を送ってきた私」

桜ヶ丘「それに甘んじているときっと私は駄目な人間になってしまいます」

桜ヶ丘「ええ…だから私は自分をきつく戒めているのです。それに趣味です」

崎見「ああ…そうか。趣味か」

桜ヶ丘「はい半分はもう完全な趣味です」

崎見「いつからだよ?」

桜ヶ丘「いつからでしょうか…?」

桜ヶ丘「小学生のころにはもう自分の穴と言う穴に花を生けてたので…」

崎見「お…おう」

崎見「なんか…苛められてたのか?」

桜ヶ丘「いいえ…みなさんとっても良くしてくれて」

崎見「何だかちょっと信用できないよな」

桜ヶ丘「雑巾洗った水とか飲まされてないから大丈夫です!」

崎見「なんかその苛めのラインが分からんから何とも言えないけどさ」

桜ヶ丘「恥ずかしいのと痛いのは好きですが、極端に汚いのは嫌でございます」

崎見「お…おう」

桜ヶ丘「まあ便器をなめろと言われたら舐める通り越して噛り付く位は致しますが」

崎見「それ十分汚い」

桜ヶ丘「さあもっと!今の言葉をリピートでございます!」

崎見「え?なに?汚いってやつか?」

桜ヶ丘「もっと!もっと蔑むような!そう!ゴミ虫を見るような目で!」

桜ヶ丘「この卑しい雌豚!「禁則事項です」を「禁則事項です」しやがって!恥を知れこの雌豚め!」

桜ヶ丘「はい!この言葉をリピートアフタミーでございます!」

崎見「いや…それを大声で言う自信は無い」

桜ヶ丘「全然囁いてくださっても結構ですよ?ウィスパーもぞくぞくしちゃいます!」

崎見「いや…人をそこまで蔑むなんて普通に考えて無理だ」

桜ヶ丘「私は人ではございません。今は一匹の卑しい雌豚でございます!」

ちなみにこの後は場所を移しての桜ヶ丘の罵倒レッスンが行われた。
正直言ってあそこまで自分を卑下して言えるのも、もう一種の才能ではないのだろうか

もう…正直今日はタジタジだ

【通信簿1/4】桜ヶ丘爛漫が解放されました
「幼年期からすでにこんな感じの桜ヶ丘、苛められていたわけではないらしいが…」

『スキル・マゾヒズム を獲得しました』
「失敗して発言力が下がった際に、コンマゾロ目なら発言力を回復させる」











『三日目 終了』

『四日目』


モノクマ「オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!」

モノクマ「起床時間ですよ~!さて、今日も張り切っていきましょう~!」


そのアナウンスが流れる前に俺は起きていた。
そして今は部屋の中に置かれていた、白と黒の封筒とにらめっこを繰り広げている


崎見「この…動機ってやつ。開けないとダメか…」

モノクマ「あ!因みに今日は皆が殺し合いをしやすいようにプレゼントとお手紙を渡しておいたから!」

モノクマ「うぷぷ。ボクって優しいでしょ~」

確かに玄関の方には白黒の段ボールも置いてある
とにかくこの封筒を開封するほか無さそうだな



ビリビリッ


開いた封筒、中から出てくるのは写真付きのはがき


崎見「…何だよ……これ。」

ハガキの絵になっているのは傷つき倒れた――――――――――――















――――――――――俺の家族

崎見「いくらなんでも悪趣味すぎんだろ!!!」

反射的に体が動いて、段ボールを引き裂いた
その中に何があるのかを確認するために


崎見「なんだ…これ…」


中に入ってたのは俺が予想する最悪のモノではなく……
本当に予想していない不思議な物


崎見「なんで米なんだよ」

箱の中に入っていたのはお米。
モノクマが印刷された「普通のお米」と書かれた本当に普通のお米


崎見「え…何これ」

崎見「マジ何に使えってんだよ…」


悪趣味なハガキと謎の米
アンバランスすぎるそれに、なんだか体の力がへなへなと抜けてくる


皆はいったいどうしてるんだろう?
俺は食堂に皆の様子を見に行くことにした

食堂


レミ「うわーん!!!」

クミ「びえーん!!!」

食堂に入ると同時に泣きわめいているレミとクミ
彼女らもきっと悪趣味な手紙を受け取ってしまったのだろう


江ノ島「いやいやいや…マジ…マジふざけんなって」

響山「さすがに悪趣味だ…不愉快だよ」


泣いているのはレミとクミ、そしてそれ以外の奴らは今まで見た事のない表情を浮かべて黙り込んでいる

桜ヶ丘「…終わりました」

射場「ただの貧血だ」

新しく食堂に入ってくる二人もどこか陰鬱気な雰囲気で

江ノ島「あ…雪は大丈夫だったの?」

桜ヶ丘「…ショックで倒れてしまっただけみたいなので…」

江ノ島「マジあのモノクマとか言う奴何考えてんだって……ヤバイでしょ…」

崎見「…え…えっと。他の奴らは?」

響山「まだ部屋で寝てるんじゃないか?それか部屋から出てこれないか」

江ノ島「因みに加奈とレックスはここに来てすぐ帰ってった」

桜ヶ丘「でも…これって…本当に殺し合いが起こるかもしれません」

江ノ島「バカなこと言わないでよっ!!!」

射場「でも…届いたんだろ?アレが」

響山「…凶器のことかい?」

この会話から察するに、きっと皆の段ボールには凶器が入っていたのだろう
まあ俺の場合は米、凶器と言うよりただの食料だったのだが

桜ヶ丘「…私は殺す気はありません。」

桜ヶ丘「と言うことでこれを」

そう言って桜ヶ丘が置いたのは紫色の綺麗な花
きっと桜ヶ丘も俺と同じでまったくもって役に立たない物が送られてきたのか?


桜ヶ丘「トリカブト…毒花でございます」

レミ・クミ「私たちは凶器じゃないもん!」

そう言ってレミとクミが見せてきたのは無骨な無線機
中央にはモノクマの顔が刻み込まれている


射場「……バカが。自己防衛のために俺は保持させてもらう」

響山「私もそれに賛成だよ」

桜ヶ丘「でも…これって…本当に殺し合いが起こるかもしれません」

江ノ島「バカなこと言わないでよっ!!!」

射場「でも…届いたんだろ?アレが」

響山「…凶器のことかい?」

この会話から察するに、きっと皆の段ボールには凶器が入っていたのだろう
まあ俺の場合は米、凶器と言うよりただの食料だったのだが

桜ヶ丘「…私は殺す気はありません。」

桜ヶ丘「と言うことでこれを」

そう言って桜ヶ丘が置いたのは紫色の綺麗な花
きっと桜ヶ丘も俺と同じでまったくもって役に立たない物が送られてきたのか?


桜ヶ丘「トリカブト…毒花でございます」

レミ・クミ「私たちは凶器じゃないもん!」

そう言ってレミとクミが見せてきたのは無骨な無線機
中央にはモノクマの顔が刻み込まれている


射場「……バカが。自己防衛のために俺は保持させてもらう」

響山「私もそれに賛成だよ」

江ノ島「はぁっ!?出せよ!」

江ノ島「アンタたちは凶器なんでしょ!?危ないからここに置いて行けよ!」

射場「…おいて行ったところで。誰かがそれを持ち出す可能性」

射場「そして江ノ島。お前は何を配られた?」

江ノ島「アタシはこれ!凶器じゃねえし!」

ゴトンと音を立てて置かれたのは「モノクマ印ピカピカ系モテかわネイル」と書かれたマニキュアの瓶
目に痛い色の中身が自己主張をしている

射場「…嘘と言う可能性」

江ノ島「は…はぁっ!?」

射場「超高校級のギャルであるお前だ…それくらい携帯してても難は無い」

江ノ島「いやいやよく見ろって!モノクマ印って書いてあんじゃん!!」

騒がしくなる食堂内、主に射場と江ノ島が火花を散らしている
一気に険悪になる食堂内の雰囲気。黙り込む俺達

昨日までのあの普遍的な日常はいったいどこへ行ってしまったのか

お香「アンタ達!うるさいのよ!」

お香「なに!?なんなの!?何勝手に踊らされてんのバカじゃない!?」

その騒動の中に割り込んできたお香さん。二人の喧騒の声よりお香さんの発する一言の方が大きい
そして物凄い違和感がある

お香「とりあえず武器をここに全員出しなさいよ!」

射場「…そんなバカなこと」

お香「お黙り!」

江ノ島「マジお香の言う通りだから!武器出せよ!」

お香「アンタもよ!しっぽりネイルしてんじゃないわよ!」

江ノ島「あ…バレた?付け爪にだったら使ってもいいかなぁって…」

お香「しっかり瓶の中身減ってんじゃない!このブスゥ!!」

立松「はい!お香さんお疲れ様です!と言うわけでここからは僕が」

またしても声を張り上げて入ってきたのは立松。
手には一枚のペラペラの紙を持っている

立松「とりあえず桜ヶ丘さんのトリカブト。クリア!」

立松「お香さんのセクシーランジェリー。クリア!」

立松「江ノ島さんの光吸収ピッカリネイル。クリア!」

立松「レミクミ姉妹の電波ビン立ち無線機。クリア!」

立松「崎見…お前は良いわ」


なんだ…なんだろう…なんかものすごい傷つく

立松「と言うことで他二名!ただちに武器を提出してください」

射場「…断る」

立松「セクシーランジェリーを着たお香さんと一晩寝てもらうことになりますが」

お香「夜のハンティング…おしえてあ・げ・る・」

射場「……」

蛇に睨まれた蛙。圧倒的な力の前にひれ伏す何か
人が言葉を失う瞬間を、俺は今人生で初めて目撃した

立松「提出はしなくていいよ?一応武器の確認だけ…ね」

射場「…そう言う事か」

立松「はい。と言うことでお香さん!射場君に付いて行って―――――」

射場「お前が良い!」

立松の腕をがっちり掴んで食堂を後にする射場。
それに続くように響山とお香さんも食堂から出て行ってしまった

江ノ島「はは…皆行っちゃったね」

崎見「だな…」

江ノ島「正直ヒヤッとしたけど…大丈夫だよね」

崎見「ああ…お香さんみたいな人もいるしな」

江ノ島「だね…」

江ノ島「崎見…アンタは絵葉書に何書いてあった?」

崎見「…え?」

江ノ島「悪趣味な写真。アンタも添付されてたんでしょ?」

崎見「ああ…あれは―――――」

正直今思い出しても顔から血の気が引いていく
あれほど悪趣味な物、正直思い出したくなかった

江ノ島「アタシはね。お姉ちゃんが写ってた」

江ノ島「今はちょっとした事情で日本にはいないんだけどさ…」

江ノ島もきっと俺と同じような物が写っていたのだろう
普通に考えて分かる、皆あの手紙を受けてひどく傷ついていると

江ノ島「ってー!柄にも無いよね。アタシがこんなにしんみりしちゃ」

江ノ島「それに明日は遊園地巡りだし?下見に行かないとねっ」

普通なら男の俺がこういう場所を盛り上げなければいけないのに、江ノ島に先を越されてしまった
雑誌に載ってるような笑みを浮かべて江ノ島がフッと立ち上がる

江ノ島「じゃ!また明日ね!」

俺に手を振って江ノ島は食堂を出ていった

一時はどうなる事かと思ったけど、まだ殺人は起こらなさそうだな…
ちょっと変な奴らが多いけど、今回はそれに救われた


崎見「うし…俺も帰るか」



誰もいなくなった無人の食堂を後にして、俺もそのまま部屋に帰ることにした
















『4日目 終了』

はい。もう五日目に向けての伏線は着々と進んでます
ちなみに今回の動機は「ダンロン1の1章+α」です

五日目の死体発見は今書いてるんでもうしばしお待ちを

さてさて。いったい誰がお亡くなりになるのでしょうか

あとですね。連投申し訳ないです


『5日目』

遊園地スペース


江ノ島「と言うことで!気を取り直して遊園地めぐりしてみよー!」

朝から江ノ島と立松。そしてレミとクミは物凄く張り切っていた
この三人は全員を叩き起こし、わざわざここまで引っ張ってきた
無論俺もそれの被害者の一人である


お香「何よ…帰りたいんだけど」

東「みんなぁ。お弁当作ってきたよぉ」

不機嫌な面々と別にまんざらでもない面々、そして東みたいに張り切っている奴
この場に居るのは圧倒的に中者が多い

合崎「でも…呑気に遊園地なんて楽しんでていいんですか?」

山丸「んだ。逃げる方法考えねえど」

古壁「まあまあ良いじゃないですか。息抜きも大切ですよ?」

合崎…お前の言っている事は多分普通だ、一般的な回答だ
だって俺も同じことを考えて居たんだから

江ノ島「そんなのナンセンス!こういう時こそはっちゃけないと!」

幅広「ま…まあ。興味はあるけど」

響山「で?私たちはどうするんだい?」

宍戸「自由行動でいいんじゃない?お昼休憩のときだけみんなで東の弁当食べてさ」

お香「私乗り物系は乗れないわよ。太り過ぎててバーが下りない」

お香「コーヒーカップも嵌るわ」

江ノ島「んじゃ、自由行動ね!」

江ノ島「えーと。大体一時間後くらいにこの広場集合で」

江ノ島「よし!じゃあジェットコースター行くぞぉぉぉ!」

レミ・クミ「はーい!!」

そう言い終えると我先にとジェットコースターに向かっていく江ノ島と相生姉妹
それに続くように俺たち全員も各々行きたい場所を巡ることにした


崎見「皆呑気すぎるだろ…」

崎見「東は何か乗ったりしないのか?」

東「あー…私は良いかなぁ。ほら怪我した子たちとかも来るかもしれないしね」

崎見「そうっすか」

東「それにあんまりこういうの得意じゃないからぁ」

崎見「良かったら俺と一緒に」

立松&お香「そうはいかんざき!!」

立松「加奈ちゃん!この針山小僧借りてくね!」

お香「アンタは私達四人と行動を共にするのよ!」

立松「そうそう!こういい感じで二人きりなんてさせない!」

お香「今にも乳繰り合いそうだったじゃないの!」

崎見「てか四人って誰だよ!?」

お香「この子たちよ」

鳳院「よ!」

奏「YO!」

はぁ…俺の遊園地巡り
これはきっと地獄巡りになりそうで――――――

遊園地 売店

お香「んふ!んふんふ…おいしいじゃないこれ」

鳳院「もっと味わって食えや!命を頂いてんだぞこの野郎!」

奏「メーン…オレ。オニオン喰えんメーン…」

立松「じゃあこの激辛ヨーグルトキムチラーメンは?」

奏「ウメェ…のか?」

立松「えっと。ゲロマズって」

奏「そんなん食えるわけねえだろ!もっとウメェのねえのかYO」

崎見「…奏。じゃあこれは?」

奏「SHI☆O☆MU☆SU☆BI☆!?」

崎見「この普通の味…俺は好きだぞ?」

奏「YO!もっとアメリカンなもんを持ってこいYO」

鳳院「てか東の野郎が一生懸命弁当作って待ってんだろうが!食い過ぎには注意しろよ!」

立松「因みにお昼のメニューは。四番目の家族に大好評だったケバブだそうです」

奏「あいつはRock!オレには勝てねえ!」

お香「あの子何人家族が居るのよ…」

立松「えー…と。話の中で出てきた中で一番大きい数字は32番目の家族だったかな?」

崎見「…32て……」

奏「Oh…ジーザス」

鳳院「鬼子母神だな…」

お香「もうちょっとね…それは触れちゃいけないわ」

立松「因みにオーストリア人らしい」

崎見「てかなんで立松はそこまで詳しいんだよ?」

立松「それはアテクシが生徒会役員だからでございます」

お香「無駄な才能の使い道ね…」

崎見「でもなんだかんだ言ってみんなと一番仲良いよな」

奏「オレと早海はソウルなフレンド!イェア」

お香「さて。お話もここくらいまでにして。次行くわよ」

お香「小腹も埋まったし。満足よ!」

奏「いやいやいや…売店空になってるじゃーん…」

鳳院「グラトニーか!?宗派ちげぇくても滅するぞ!?」

お香さんは見た目通りよく食うな…
まあ…ここも空になったことだし、次行くか

-メリーゴーランド-


お香「私乗らないわよ」

立松「どうして?」

お香「だって馬が動かないじゃない、メリーもゴーランドもしないじゃない」

奏「俺もこんなガキっぽいのはゴメン!アーメン!」

鳳院「なんだよ!乗らねえのかよ!」

俺を含めた四人はメリーゴーランドには乗らなかったのだが…
何故か鳳院は物凄い楽しそうに一人馬に乗っている


鳳院「楽しいぞ?ほら!くるくるって!!」

お香「アイツ意外と可愛いわね」

立松「意外と純朴な所…あったり?」

奏「普段はRockでCoolなんだがな…」

鳳院「おい!こいつ意外と可愛いぞ!アハハハ」

お香「アイツ…バカね」

結局メリーゴーランドを3周した鳳院
四週目をすると言って馬車に乗ったのだが、そこで他のグループと鉢合わせになって
またお昼ご飯の後にここに廻ってくることになった

-お化け屋敷-


お香「何よこれ。拍子抜けじゃない」

鳳院「ぜ…ぜ…全然こわくねぇし!」

立松「声震えてるよー?」

お化け屋敷と称されたこじんまりした小屋
外界の光が入ってこない様に遮断された小屋内には灯りが一切灯っていない

真っ暗ですぐ真横に居るお香さんの姿すらも見えない


だけど…ギミックはそれだけで、後は本当に何にもない


お香「まだ学園祭の方がちゃんと作られてるわ!」

立松「確かに…」

鳳院「何でも出てこいやぁ!!滅したるわァ!!」

立松「わっ!」

鳳院「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

そこまで怖くないお化け屋敷には、鳳院の悲しい悲鳴だけが木霊していた

-お化け屋敷 外-

鳳院「腰…抜けちまった」

奏「おんぶしてやってもいいZE?」

鳳院「かたじけない……」

少しお化け屋敷から離れた場所で休憩していた俺ら
時間的にはもう広場に一旦集まる時間が近くなっている

鳳院「お弁当タイム…もうすぐじゃねえの?」

奏「お!ケバブ!楽しみだZE☆」

お香「立松。アンタはメニュー分かってんの?」

立松「もちのろんでございます。因みにケバブの他には」

立松「トムヤムクン・インドカレー・生春巻き・シナモンフォッカチオ・ビッグマック・他エトセトラエトセトラ…」

奏「なんか最後らへんファーストフード混ざってねえか?」

立松「気のせいじゃない?」

-広場-

東「ということでぇ…みんな集まったかなぁ?」

広場に付くと半分くらいのメンバーがそこに集まっている
どうやら今からお昼タイムが始まるみたい

東「まだ来てない人いるけどぉ…食べ始めちゃおっかぁ」

響山「そうだね。私はもうお腹がペコペコだよ」

桜ヶ丘「小腹を埋めようと売店に行っても何も置いてませんでしたし」


東「と言うことでじゃじゃーん!」

東さんが用意していたお昼ご飯
それは立松から聞いていたものより数段クオリティが高く


鳳院「なんじゃこりゃぁぁぁぁぁ」

奏「料理が…料理が光り輝いて見えるぜ…」

東「昔ブータンのお城に招かれた際に出てきた料理を真似てみたんだけどぉ…」

東「お口に合うかなぁ?」

物見「女子力カンスト…でちゅ…」

暫くすると東の読み通り続々と戻ってくる面々

その殆どが東の料理を見て度肝を抜かれている


江ノ島「ヤバイ!これ超イケるんだけど!」

物見「こっちのよくわからないお肉も最高です!」

合崎「ねえねえ。今度一緒にお料理おしえてよ」

もうほとんど集まったメンバー……
だけど…そこに出町と古壁の姿が無かった


物見「あれ?出町ちゃんと古壁さんが居ないです」

合崎「出町さん…体調崩してないかな…」

桜ヶ丘「もしかするとお二人で……」

物見「ふ…ふぇぇぇ!?鼻血がでてましゅよ!?」

山丸「でもちょっと心配なんだな…」

山丸「様子を見に行った方がいいんじゃないか?」

響山「確かに。もしかすると…ね」

お香「良い声で縁起の悪いこと言うんじゃないわよ!」


だけど俺たちはここにキャンプしに来たわけではない…
昨日の手紙及び、殺し合い、それは全員に告げられているわけで……

本当にもしかするかもしれないのだ

崎見「俺ちょっと見てくるわ」

物見「私もいきましゅ!」

古壁は兎も角出町はどこかで倒れているかもしれない。
と言うよりその可能性が物凄く高いので、俺は広場を離れた



物見「出町ちゃーん!」

崎見「出町ー!!」

居ない。どこを探しても居ない

これは本当にどこかでぶっ倒れている

または―――――――


物見「いましぇんね…」

崎見「どこかで倒れてるかもしれない…」

物見「それは大変で―――――って!どっひゃぁぁぁぁぁ」

崎見「どうした!?って…出町!!!」


出町「あ…みんなどうしたの血相変えて?」


目に入ったのは売店近くのベンチで休憩してる出町。
何時もより少し調子が悪そうだけど、悲鳴の発生源はそこではない




出町の背中。そこには大量の血痕が付着していた――――――――――――

崎見「出町!お前…血が…血が出てる!」

出町「へ?調子は悪いけど…吐血はしてないよ?」

物見「ちがいましゅ!背中です!背中」

出町「へ?」

出町「え…あれ?え?何これ…」

物見「怪我したんでしゅか!?」

出町「確かにお化け屋敷で躓いて転んだけど…こんな血が出るほど強く…」

崎見「でもお前…尋常じゃねえぞ!その量!」

出町「え……あ…でもまさか」

物見「まさか?」

出町「ほら…昨日のアレ。もしかしたらそれで誰かが…」

言葉を濁す出町だったけど、俺にはそのあとの言葉が普通に理解できる
誰かが誰かを殺したのかもしれない

そう言いたいのだ


だけどそんな事あるはずはない

いや…あってはいけない―――――――――――――























『ピンポンパンポーン!死体が発見されました!一定の自由時間のあと、"学級裁判"を開きます!』






絶望を告げるアナウンスがけたたましく遊園地内に木霊した









CHAPTER1 故意は盲目 非日常編

それでは今から捜査パートを書いていきます

えっと…安価とまではいきませんが皆様気になるところがあったら言ってください
そこを主に掘り下げていこうと思っていますので


推理のヒントとしては被害者は即死です

とりあえず集団行動してたのは
・江ノ島、レミクミ
・崎見とお香さん組
この七人だけで、後は単独行動でおけ?

それと、今のところ時間がはっきりしてないけど遊園地内に時計はある?

>>121
推理ヒント

・最後まで集団行動していたのはお香組だけでございます
・一方の江ノ島組はジェットコースター後解散しています
・時計はありませんが、生徒手帳に時計はついています

電気の付いて明るくなったお化け屋敷の中









本当に何もない平坦な小屋の中に異物が一つ









床に付して血の水たまりを作っている






超高校級の社長


古壁健夫の姿だった

江ノ島「え…マジ……」

山丸「こんなのっで…こんなのっで…」

お香「嘘…本当に死んでるじゃない!!」


皆一様に言葉を失っている
勿論俺も。

レミ「嘘……嘘だこんなのっ!」


モノクマ「嘘じゃありませーん!!」

クミ「あ…クマ!!!」

モノクマ「アクマでもありませーん!!」

宍戸「…説明してもらおうか?この状況」

モノクマ「説明も何も…君たちの中の誰かが古壁クンを殺したんだよ!」


聞きたくなかったことだけど、モノクマの言う通り……
もしかすると……


モノクマ「と言うわけでみんな集まってるみたいだし、コレをプレゼント~」

俺の電子手帳が軽快な音を立てて点滅する。
いや、俺だけではない…ここに居る全員の電子手帳が反応している

幅広「な…何よこれェっ!」

モノクマ「もーのーくーまーふぁーいーるー」

レミ「モノクマ…」

クミ「ファイル?」

モノクマ「はい。モノクマファイルです、いわばボクの検死報告書の様な物です」

お香「で…どうしろってのよ?」

モノクマ「もちろんそれを使って捜査を進めていただきます」

宍戸「んあ?捜査?」

モノクマ「もちろん!殺人が起こったんだよ!?犯人を見つけ出さないと!!ボクは怖くて夜も眠れません!」

鳳院「犯人見つけ出すって…んなもんどうやって!?」

モノクマ「一定の自由時間後に学級裁判を開きます」

モノクマ「この裁判でオマエラの中に居る犯人。即ちクロを見つけ出してもらいます」

桜ヶ丘「…本当に私たちの中に犯人が?」

モノクマ「もちのろんです!インディアンとモノクマは嘘はつきません!」

物見「見つけ出して…どうするんでちゅか?」

モノクマ「はいはい…もう一気に説明するからちゃんと聞いててね!」

モノクマ「学級裁判では殺人を起こしたクロを見つけ出すために議論してもらいます!」

モノクマ「で!そこからなんだけど、もし皆が正しいクロを見つけれた場合はクロだけがおしおき」

モノクマ「もし間違った答えを出したなら、クロは卒業!それ以外は皆おしおきです!」

奏「おしおき?」

モノクマ「言っちゃえば処刑の事だよね~。それをモノクマ流に可愛く言ってみました~」

桜ヶ丘「処刑って……」

江ノ島「は!?本気で言ってんの!?ヤバくない!?」

モノクマ「はいはいヤバイヤバイ。と言うことでボクはそろそろお暇します」

モノクマ「今話したことも一応生徒手帳に追加しておくからね、ちゃんと目を通しておくように!」


―――――――――――――――――――――


7.生徒で殺人が起きた場合は、その一定時間後に、生徒全員参加が義務付けられる学級裁判が行われます。

8.学級裁判で正しいあクロを指摘した場合は、クロだけが処刑されます

9.学級裁判で正しいクロを指摘出来なかった場合は、クロだけが卒業となり、残りの生徒は全員処刑です。

10.なお、校則は順次増えていく場合があります。


――――――――――――――――――――

東「モノクマさん…ちょっと待って下さい」

モノクマ「ん?」

東「もしもですよ。もし犯人が複数だった場合はどうなりますか?」

モノクマ「んー…その場合は直接手を下した人物だけがクロ」

東「じゃあ仮にレミちゃんクミちゃんが犯人だった場合は…どうなるかなぁ?」

モノクマ「ガビーン!!そこまで考えてなかったよ…ボクってほんとに爪の甘いクマ…」

レミ「私たちは」

クミ「犯人じゃないもん!!」

合崎「…そ……それに。捜査って言ってもどうすれば?」

モノクマ「よし!じゃあ今決めた!相生シスターズがクロだった場合はどちらがクロでも両方オシオキ!」

お香「ま…その方がフェアよね」

モノクマ「後…言い忘れましたが。捜査中は個室のロックを解除してます!捜査はフェアに!これ常識だからねっ!」

そう言ってモノクマは俺らの前から完全に姿を消した
その場に大きな不安だけを残して

崎見「捜査って…どうすんだよ…」

立松「とにかくモノクマ…ファイルだっけ?えっと…それを確認するんじゃ?」

東「んー…でも。見た感じ即死だよねぇ」

立松「なんか東さん…意外と慣れてる?」

東「あー…昔紛争地帯に行ったこともあるからぁ…」

――――――――――――――――――
モノクマファイル01

被害者:超高校級の社長 ―古壁 健夫―
死亡時刻:11:30 頃
死体発見場所:一階 遊園地フロア お化け屋敷
死因:背部からの刺突 即死

――――――――――――――――




立松「…背部からの一撃……即死」

東「心臓に達したんだろうねぇ…」

コトダマ【モノクマファイル1】を入手しました
『被害者は古壁 健夫 死亡時刻は11時30分頃 背部から襲われ即死だった模様』

物見「いきなり提案でちゅ!」

立松「あ。千秋ちゃんどうしたの?」

物見「現場保全をした方がいいと思うんでちゅ!」

東「うーん…確かにねぇ」

崎見「ん?どうしてだ?」

東「だってねぇ。今ここに居るのは私達だけ…なんだけどぉ」

東「犯人が戻ってきて…もしかすると証拠を隠滅しようとしたりとかぁ…」

立松「あー…成程ね」

崎見「じゃあ誰が?」

東「私…かなぁ?ほら。ずっと皆の事待ってたし…」

物見「じゃあ私も残るでちゅ!」

立松「二人残るんだったら安心だね。常に監視があるってことだし」

崎見「でも…もし二人が犯人だったら?」

東「うふふ…私は犯人じゃないよぉ?」

物見「違うでちゅよ!?私も違うでちゅ!」

ちょっと不安だけど…この二人に任せよう…
それに俺も俺なりに捜査しないと…


立松「で…捜査なんだけど。どうすんの?」

崎見「まずは凶器の特定とか…か?」

立松「うん。それは見て分かる。この包丁でしょ?」

そう言って立松は古壁に刺さったままの包丁を指さす
あまり直視したくないけど…これが凶器であることに間違いないだろう

崎見「どこの包丁なんだ?」

立松「それがね……ちょっと問題が」

そう言って立松は俺に紙を手渡してきた
この紙はそう…確かこの前の朝、立松がお香さんと一緒に食堂に来た時に持っていた紙

立松「これが僕へのプレゼントなんだけど…。東さんのところ見て」

崎見「……!?」

立松「そ。包丁」

立松「でも…一応食堂にも包丁有るし…」

立松「確認してきてくれない?僕はここに残るからさ…」

崎見「おう…分かった…」

崎見「気を…つけろよな?」

コトダマ【立松の凶器リスト】を入手した

『生徒名の横に凶器名、そしてその横には立松が付けたであろうチェックが付いている』
『因みにこの中で人を直接殺せる凶器を持っているのは【射場:マジカルボウガン】【東:ママの包丁】【桜ヶ丘:トリカブト】【出町:永眠睡眠薬】【宍戸;レンチ】【響山;マイクコード】
『その他は【崎見:普通のお米】【江ノ島:ピッカリネイル】【立松;凶器リスト】【相生:無線機】【奏:アイポッド】【鳳院;白黒数珠】【お香:セクシーランジェリー】【幅広:録音機】【山丸:不味い乾パン】【合崎:マスカラ】【物見:無し】

コトダマ【凶器の包丁】を入手した
『普通の包丁。血がべっとりついている…。持ち手の部分には黄色い粉の様な物が付着』

食堂


崎見「包丁包丁っと…」

食堂奥にある調理室は意外ときれいに整理されてて
どこに何があるか一目でわかるようになってる

桜ヶ丘「あれ?あれあれ…」

崎見「どうかしたか?桜ヶ丘」

桜ヶ丘「包丁が一本足りなくて……」

出町「うん…この前より一本少ない」

崎見「この前って?」

出町「えっと…最後に私が朝食を作りに来たのが…三日目だっけ?」

桜ヶ丘「え…ええ。四日目は途中で倒れてしまいましたからね」

崎見「じゃあ三日目までは確かにあったのか?」

桜ヶ丘「ええ…一応。三日目の朝食の時点では確かに御座いました」


コトダマ【食堂の包丁】を入手しました
『三日目の朝までは確かにあった包丁、無くなったのは三日目の昼~殺害時刻』

こういう時って安価を取るべき…なんですよね?
それでは安価

捜査で調べてほしい所・物・人物・その他
自由度が高すぎるかもしれませんが…

このレスから下3までを採用したいと思います

すいません書き忘れです!
古壁へのプレゼントは【英世の札束】です

安価はここから下3で!

食堂前

崎見「お…響山」

響山「ん?なんだい?」

崎見「えっと…遊園地でどこ巡ったか覚えてるか?」

響山「そうだね。私が最初に回ったのは売店かな。だけど好みの食べ物が置いてなくてね」

響山「そのあとはお化け屋敷だよ。真っ暗なだけで少しガッカリだったね」

崎見「何時くらいか覚えてるか?」

響山「そうだねぇ…一応11時10分前後かな?」

崎見「えっと…単独行動だったか?」

響山「いや、私は射場君と行動を共にしてたね」

響山「お化け屋敷を出た後は分かれたけど」

崎見「その間に何か怪しい事とかなかったか?」

響山「特に無かったね」

コトダマ【響山の証言】を入手しました
『11時に自由行動になった後、射場と行動を共にしていた響山。11時10分頃にお化け屋敷に入り、そのあと射場と別れたらしい』

崎見「で…凶器の事なんだが」

響山「ああ。私の凶器はマイクコード。確か「絞殺できちゃう頑丈コード」とかなんとか…」

響山「因みに私は段ボールは開けたけれど、コードの開封をしたのは四日目、香さんと一緒に開封したよ」

なるほど…立松の紙に書いてあることは大体間違いはないのか……
それに響山はお香さんとコードを開封か。あまり今回の事件には関係なさそうだな

崎見「最後になんだけど、お昼集まるまでは何してた?」

響山「そのあとはブラブラしてたね」

響山「私はあまり遊園地とやらに興味が無いからね」

崎見「そうか。ありがとう」

響山「何かまだ気になる事があったらいつでも聞いてくれよ」

コトダマ【立松の凶器リスト】に響山の凶器開封日時が追加されました
『四日目にお香さんと初めて開封』

崎見「お…宍戸!」

宍戸「なに?なんか用?」

崎見「宍戸は一体遊園地で何してたんだ?」

宍戸「んあ?ウチ?ウチはお化け屋敷以外入ってねえよ」

崎見「因みに何時か覚えてるか?」

宍戸「覚えてないけど、ウチはお化け屋敷出てからすぐ広場に向かったわ」

崎見「と言うことは…」

宍戸「時計は見てないけど、時間的にちょうどみんなが集まってきたから」

宍戸「大体50分から55分位じゃないの?」

崎見「その時お化け屋敷に誰か居たか?」

宍戸「さあ、ウチはずっと一人で行動してたし」

崎見「誰かとすれ違ったりとか?」

宍戸「ないない」

崎見「因みに死体には気付かなかったのか?」

宍戸「まったく、てかお化け屋敷にも実際入ってないのよ」


コトダマ【宍戸の証言】を入手しました
『11時に自由行動になってからブラブラしてた宍戸、お化け屋敷に入ったのは殺害時刻より後』

崎見「お化け屋敷に入っていない?」

宍戸「こうみえてウチ暗所恐怖症なんだわ」

こんなさばさばしてる宍戸にも弱点はあるのか……
しかも暗い所がダメって、なんだかちょっと意外だな

宍戸「だから入り口から中見てすぐに帰ったし」

宍戸「だってあんな地味な明かりだけとか…ほんと勘弁って感じだわ」

崎見「ん?明かり?あそこは真っ暗だったぞ?」

宍戸「いやいや。ちょっとだけ明かりついてたわよ?」

崎見「ん?……でも確かに」

宍戸「見つけにくかったんじゃないの?結構低めのところに灯ってたし」

宍戸「大体ウチの踝より上くらいかな、そこにポッとさ、蛍みたいに」

崎見「そうか…ありがとう」

コトダマ【お化け屋敷の明かり】を入手しました
『宍戸が入ったときのお化け屋敷はごく僅かだが明かりが下の方で付いていたらしい』

崎見「因みに凶器は?」

宍戸「ああ…あの胸糞悪いハガキの事ね」

崎見「段ボールは?開けたか?」

宍戸「興味ないから未開封」

崎見「そっか…」

コトダマ【立松の凶器リスト】に宍戸の凶器開封日時が追加されました
『未開封』

遊園地スペース・お化け屋敷


崎見「立松、凶器は食堂の包丁だと思う」

崎見「一本減ってたんだ」

立松「そっか……で?もちろん他にも何かあるんだよね?」

崎見「まあ…一応。と言うより俺らってお化け屋敷にいつ入ったか覚えてるか?」

立松「自分らは30分頃だったはず」

崎見「その時…中に何かあったっけ?」

立松「何もない。もしかしたらその時にもうすでに…」

崎見「俺ら外にも居たよな?怪しい奴とか」

立松「オマエが何も見てないんだったら、僕らも同じ」

崎見「だよなぁ…」

立松「もしかしたら犯人と入れ違い…かもね」

崎見「もうちょっと俺らが居たら…」

立松「悔いても仕方ないよ。それより犯人見つけないと」

コトダマ【立松の証言】を入手しました
『お化け屋敷に入ったのは大体30分頃』

崎見「あ…東さん。東さんはずっと広場に居たんですか?」

東「あー…一回だけ離れたかなぁ…ケバブの道具取りに行くのに」

崎見「その時って何分位か分かりますか?」

東「大体10分頃かなぁ?」

東「結構大がかりだったから山丸君と江ノ島さん、あと合崎さんに段ボール運ぶの手伝って貰っちゃったぁ」

崎見「大体何分くらい?」

東「そうねぇ…準備が終わったのが30分過ぎだったから…運ぶの5分設置で25分かなぁ…」

崎見「後はずっとここに?」

東「うん。そうよぉ」

コトダマ【東の証言】を入手しました
『10分に山丸と江ノ島と合崎を連れてこのフロアを5分間離れたらしい、それからはずっと広場で一人準備をしていたと言っている』


崎見「因みにその間ここを出た人は?」

東「んー…時間は覚えてないけど射場君が」

崎見「後はみんなここに?」

東「そのはずよぉ」

コトダマ【東の証言2】を入手しました
『遊園地から一度退出したのは射場だけらしい』

こんな感じの進め方でよいのだろうか…
何かあればご意見ください

捜査で調べてほしい所・物・人物・その他
自由度が高すぎるかもしれませんが…

このレスから下4までを採用したいと思います

モノクマに、お化け屋敷の電気系統の場所を聞きたい。生徒が操作したり壊したり出来るところにあるかとか

捜査に関しては、自由度がやや高いと思う

これ調べてないと詰むって点があれば、崎見の心の声的なもので指針を示してくれると参加しやすいかも

それではもうそろそろ投下を始めます!

>>144
ありがとうございます!
でも、今のところ多分詰むことは無いかと…

東「それでねぇ。私なりに調査はしてみたんだけどぉ…」

崎見「何か分かったことがあるのか?」

東「うん。あのねぇ…えっとぉ…」

東「うふふ。忘れちゃったぁ」

モノクマ「コラー!!!忘れるなー!!!」

崎見「モノクマ!」

モノクマ「どうも普通君!と言うより!東さん忘れちゃったら駄目だよ!」

モノクマ「せっかくボクがひと肌もふた肌も脱いで全裸のすっぽんぽんになったって言うのに!」

崎見「で?モノクマ何を話したんだ?」

モノクマ「それは秘密―」

東「そっかぁ…」

モノクマ「もっと食いついて来てよ!」

モノクマ「ハングリー精神を持たないと!」

東「んー…じゃあ教えてぇ?」

モノクマ「うぷぷ。ダメー」

東「私が聞いたこのフロアの電力装置の事教えてくれないの?」

モノクマ「って!思い出してるじゃん!」

東「あ…あれぇ?思い出してるぅ…」

モノクマ「もういいよ!プンプン!!」

崎見「で。その電力装置の事って?」

東「そうそう。あのねぇ…私このフロアの電気がどこで管理してるか気になってね」

東「モノクマさんに聞いたのぉ」

東「じゃあ。あの鍵のかかってる部屋の向こう?あそこが電力制御室みたいで」

モノクマ「そうそう!夢の国の裏側だよ!」

モノクマ「だから絶対に見せられないよ!!」

崎見「じゃあ誰が管理してるんだ?」

モノクマ「それはボクだよ!今回も事件と同時にお化け屋敷の電気付けてあげたんだから!」

ん?ちょっと待て…だったらお化け屋敷の暗闇でどうやって古壁を即死させたんだ?
……俺は隣に居たお香さんすら見えなかったんだぞ……?


コトダマ【施錠された配電盤室】を入手しました
『配電盤室はモノクマによって完全に施錠されてたらしい、よって遊園地内の電気を操るのは事件発覚までモノクマにしか不可能だった』

お香「はい。アンタに頼まれてたことしてきたわよ」

崎見「あ…お香さん。で?頼まれてたことって?」

お香「全員のアリバイよ」

崎見「全員のアリバイ?」

お香「立松に確認とるように言われてたのよ」

お香「で。判明したわ」

お香「私達以外ほとんどバラバラに行動してたってことがね」

東「じゃあ全員が容疑者…なのぉ?」

お香「私たち以外はね」

物見「どういうことでちゅか?」

お香「私達つまり針山小僧に腹黒、坊主もどきにインチキラッパー。そして私」

お香「全員アリバイがあるの」

立松「僕に崎見に奏に鳳院にお香さん。確かに全員お昼まで行動してたもんね」

コトダマ【確立されたアリバイ】を入手しました
『アリバイが確定しているのは奏・お香・崎見・立松・鳳院の5人だけ』


立松「あとさ…死体保全してる時にこれも見つけたんだけど…」

立松「何だと思う?これ?」

そう言って立松が指さしたのは地面に落ちてボロボロに砕けた破片
一体何の破片だろうか…

コトダマ【黄色い破片】を入手しました
『立松が見つけた黄色い小さな破片、ボロボロに砕けている』

遊園地フロア・売店近くのベンチ

出町「ゴホン…」

崎見「あ…ちょっといいか?出町」

出町「なに?どうかした?」

崎見「えっと…出町が何をしてたか聞きたいんだ」

出町「私は気分が悪かったから…ずっとこのベンチで座ってたよ?」

崎見「そうか…」

崎見「その時変な事とか…物とか…見てないか?」

出町「んー…ごめんね。何も見てない…ゴホゴホゴホンッ」

崎見「そうか…なんか…ごめんな?」

出町「ううん…良いよ。気にしないで…」


出町は本当に体調が悪そうだな…
とりあえず出町はここで休憩させておいて、別のところを捜査するか…

生活スペース・古壁の部屋

崎見「古壁の部屋に来てみたけど…」

崎見「何にもねえな…」

俺の部屋よりかはどことなく豪華な部屋
だけどそこには特にこれと言ったものは置いてなくて

崎見「ん?なんだこれ?」

見つけたのは机の上に置いてあった段ボールの切れ端
綺麗な正方形に切り抜かれて、よく見ると中に何か書いてある

崎見「…なんだこれ?」

『古壁健夫へ!

11時30分頃にお化け屋敷で待ってます!』

物凄く簡単な手紙の様だけど、字が汚い……
そして何よりも簡潔すぎる…

でも…これで古壁はお化け屋敷に呼び出されたのか?

だとしたらこれを書いたやつが犯人ってことだよな?


コトダマ【簡素な手紙】を入手しました
『古壁を呼び出すための手紙、字が物凄く汚い…と言うより読みにくい』

生活スペース・廊下

江ノ島「お!崎見じゃん!」

江ノ島「なんか手掛かり見つかった?」

崎見「全然、ていうか江ノ島は?」

江ノ島「アタシも全然。さっぱり分かんない」

崎見「因みにだけど、江ノ島は遊園地で何してたんだ?」

江ノ島「私はブラブラーっとね」

江ノ島「それに途中で眠たくなってさ、遊ぶどころじゃなかったよ」

崎見「眠くなった?…寝てないのか?」

江ノ島「んなわけないじゃん。早起きしてメイクに力入れただけー」

江ノ島「つけまに付け爪。リップも完璧!」

そう言って目・爪・唇を順々に強調していく江ノ島
だけど…爪が物凄く質素なように見えるのは…気のせいか?

崎見「あれ?江ノ島…今日は爪綺麗なんだな」

江ノ島「え?あ…まーね!ナチュラルネイルってやつ?」

崎見「ふーん…そんな付け爪もあるんだな」

江ノ島「あー。ジェルネイルって言うの?透明だけど爪をつやつやに見せてくれるんだよねー」

江ノ島「アタシは結構爪痛んでるからさ」

崎見「さすがは超高校級のギャルだな」

江ノ島「まーね!派手じゃないとギャルじゃないっしょ!」

言われてみればつやつやしているように見える爪
ファッションに疎い俺、と言うか女子ファッションなんか微塵も知らない俺にとっては分からない世界だ

江ノ島「で?これからどうすんの?」

崎見「別に、まだ考えてる最中」

江ノ島「そっか、ま。がんばんなよ!」

崎見「おう!」


それでは最後の捜査たーいむです。

捜査で調べてほしい所・物・人物・その他
下3までを採用したいと思います

今の所順調です

はい分かりました
それでは次の投下は明日からになります

因みに推理メモとして今までのコトダマ一覧を提示しておきますね


コトダマ【モノクマファイル1】
『被害者は古壁 健夫 死亡時刻は11時30分頃 背部から襲われ即死だった模様』

コトダマ【立松の凶器リスト】

『生徒名の横に凶器名、そしてその横には立松が付けたであろうチェックが付いている』
『因みにこの中で人を直接殺せる凶器を持っているのは【射場:マジカルボウガン】【東:ママの包丁】【桜ヶ丘:トリカブト】【出町:永眠睡眠薬】【宍戸;レンチ】【響山;マイクコード】
『その他は【崎見:普通のお米】【江ノ島:ピッカリネイル】【立松;凶器リスト】【相生:無線機】【奏:アイポッド】【鳳院;白黒数珠】【お香:セクシーランジェリー】【幅広:録音機】【山丸:不味い乾パン】【合崎:マスカラ】【物見:無し】

コトダマ【凶器の包丁】
『普通の包丁。血がべっとりついている…。持ち手の部分には黄色い粉の様な物が付着』

コトダマ【食堂の包丁】
『三日目の朝までは確かにあった包丁、無くなったのは三日目の昼~殺害時刻』

コトダマ【響山の証言】
『11時に自由行動になった後、射場と行動を共にしていた響山。11時10分頃にお化け屋敷に入り、そのあと射場と別れたらしい』

コトダマ【宍戸の証言】
『11時に自由行動になってからブラブラしてた宍戸、お化け屋敷に入ったのは殺害時刻より後』

コトダマ【立松の証言】
『お化け屋敷に入ったのは大体30分頃』

コトダマ【東の証言】
『10分に山丸と江ノ島と合崎を連れてこのフロアを5分間離れたらしい、それからはずっと広場で一人準備をしていたと言っている』

コトダマ【東の証言2】
『遊園地から一度退出したのは射場だけらしい』

コトダマ【施錠された配電盤室】
『配電盤室はモノクマによって完全に施錠されてたらしい、よって遊園地内の電気を操るのは事件発覚までモノクマにしか不可能だった』

コトダマ【確立されたアリバイ】
『アリバイが確定しているのは奏・お香・崎見・立松・鳳院の5人だけ』

コトダマ【黄色い破片】
『立松が見つけた黄色い破片、ボロボロに砕けている』

コトダマ【簡素な手紙】
『古壁を呼び出すための手紙、字が物凄く汚い…と言うより読みにくい』

生活スペース・食堂

レミ「崎見!」

食堂の中に入ると、同じく捜査中だった相生姉妹が俺を出迎えた
相変わらずどこかネジの抜けたテンション
一歩間違えればコイツから犯人にも見えてくる

クミ「レミちゃん!聞いてきたよ!」

レミ「何だって?」

崎見「何を聞いてきたんだよ?」

レミ・クミ「アナウンスの事~!」

崎見「アナウンス?なんだそれ」

レミ「死体発見時に流れたでしょ?」

クミ「でしょでしょ?」

崎見「で…それが?」

クミ「あれがどうやったらなるのかなーって…」

レミ「なので気になって聞いて来ちゃいました!」

崎見「おう、それは分かった。で、なんだって?」

クミ「発表します!死体発見アナウンスは3人以上が死体を目撃をしたら流れます!」

クミ「主に公平性を規すためだそ~です!」

崎見「ふぅん、他には何かないのか?」

クミ「私たちの扱い」

クミ「私たちは二人で一つだそうです」

崎見「と言うことは?」

クミ「私たちは二人で一人とカウントされます!」

レミ「2個1だねっ!」

崎見「死体発見時にお化け屋敷に入ったメンバー…分かるか?」

レミ「私達と江ノ島ちゃんと山丸ちゃん!」

クミ「その後に皆が来て~アナウンス流れて~崎見が来た!」

コトダマ【死体発見アナウンス】を入手しました
『死体発見アナウンスが放送されるのは3人以上が死体を目撃して初めて放送される』

崎見「あ…そうそう。お前らにも聞いときたいことあるんだけどいいか?」

レミ・クミ「いいよー!」

崎見「お前らは遊園地で何してた?」

レミ・クミ「んーとね。ジェットコースター以外はあんまり乗ってなーい」

崎見「意外だな……なんかいちばんはっちゃけてそうなのに」

レミ「だって私たちは」

クミ「下見の時点で楽しんでいる!!」

崎見「…下見?」

レミ「うん。この前ね下見しておいたのー」

クミ「そうそう!下見~」

崎見「いつの事だよ?」

レミ「前日?」

クミ「江ノ島ちゃんとかと~」

崎見「ちょっとそれをもう少し詳しく」

レミ「うん!私たちは皆を楽しませる側だからって」

クミ「前日に一通りアトラクションはチェックしていま~す!」

レミ「立松ちゃんは忙しそうだから声かけなかったけどー」

崎見「えっとじゃあお前らと江ノ島はジェットコースター以外は堪能してるのか?」

レミ「うんー」

崎見「その時何か変わりはあったか?」

クミ「ん~…」

レミ「売店がまずかった?」

クミ「メリーゴーランド楽しかった!」

レミ・クミ「お化け屋敷は真っ暗くらくら!!」

崎見『つまり5日目と何の変りもないってことだな』

崎見「そうか…ありがとう」

レミ「他に聞きたいことはー?」

崎見「今のところはもうないかな」

コトダマ【4日目の遊園地】を入手しました
『4日目に遊園地を下見した江ノ島と相生、5日目と何の変りもなかったらしい』

生活スペース・食堂前

鳳院「おう!崎見!なんか分かったか?」

崎見「全然…、てか鳳院はどうなんだよ?」

鳳院「んなもんねえよ!」

崎見「はぁ……」

鳳院「おい!なんだその残念そうな溜息は!」

崎見「まあ…俺らはアリバイが確立してるし。それだけでも良しとするか」

鳳院「うーん…こういう時は祈祷してみっか!」

崎見「祈祷!?」

鳳院「神の声を聴くんだよ!」

崎見「…なんだよ…それ」

鳳院「でも…BGMがねえな…」

鳳院「おい!奏はどこだ!!」

崎見「マジかよ、こんな時だぞ?勘弁してくれよな」

奏「YO!なんか聞こえてオレ参上!」

タイミングよく、運悪く俺らの前に現れた奏。
一体これから何が起こるかも分からずに……

ていうか俺自身も何が起こるか全く理解していない…

鳳院「おい奏!パッション溢れる情熱的な!欲情の曲を!」

奏「任せろ!こういう時はこの曲だァ!」


突如流れる官能的な音楽、そしてそれを聞いて拝み始める鳳院
真剣な顔で拝む鳳院の横で軽やかに踊り狂う奏

一体これは何の儀式なのか、と言うより誰か俺を助けてくれないか

鳳院「よし!見えてきたァァァァァ!!!」

鳳院「暗闇の中!光る何か!ぼんやりと光る何かだァ!」

奏「oh…俺もそれキツめに目瞑ったときに見えるぜ…」

鳳院「あぁ!?じゃあもう一回だ!」

崎見『よし…この隙に……』

またしても流れ始めるBGM、そして始まる異種混合儀式
普通の俺には全く理解できないこの光景を尻目に、俺はこの場を後にした

生活スペース・廊下

崎見『そうそう…射場は一回遊園地を抜けて何してたのか聞いとかないと』

東の証言では遊園地を一回出たのは射場だけだったな…
その間に何をしてたのかきっちり聞いておかないとな

崎見「お!射場!!探したぞ」

射場「…なんだ?」

崎見「射場は一回遊園地から出たみたいだけど…何してたんだ?」

射場「別に……」

崎見「いや…そこをはっきりさせてくれないと」

射場「……戻りたくなったから戻っただけだ」

崎見「戻ったときに何か怪しい物とか――――」

射場「何も見てない」

崎見「そうか…」

射場「用が済んだならもういいか?」

崎見「何かあったらまた教えてくれ」

射場「……ああ」

崎見『射場に話を聞いてみたけど…何も進展は無かったな…』

射場と別れて暫くその場をうろついていたが、それで何かが分かるはずもなく
俺は一人捜査に行き詰まりと言う物を覚えていた

崎見「あ…合崎」

合崎「あ…崎見君」

合崎「もしかして崎見君も捜査中?」

崎見「ああ、でもそれと言った手掛かりは無くて」

合崎「はぁ…そっか、私も全然分からないんだ」

崎見「まあ俺らは素人だしな」

合崎「それでね、一つ聞きたいんだけど」

合崎「死んだ古壁君の背中に黄色いゴミみたいなの付いてなかった?」

崎見「黄色い…ゴミ?」

合崎「うん…。私遊園地で古壁君と一回すれ違ってるんだけどね」

合崎「その時確かに背中に何かついてたの」

崎見「黄色い破片ならあったけど…背中には何もついてなかったぞ?」

コトダマ【合崎の証言】を入手しました
『遊園地で見た古壁は背中に何かを付けていたらしい』

遊園地フロア・お化け屋敷

立松「いらっしゃい、で…何か分かった?」

崎見「この顔見て察してくれ」

立松「あー…ほんと役に立たねえなオマエ」

崎見「言ってくれるな…こっちだって一生懸命なんだ」

崎見「立松だって死体の保全だけで何もしてないだろ?」

立松「それがちょっとした発見」

立松「このナイフの粉、光るんだよ」

崎見「…光る?」

立松「うん、おまけにこの黄色い破片も」

崎見「え?それってどういう意味だ?」

立松「今さっきさ、モノクマに頼んでもう一回だけこのお化け屋敷の電源落としてもらったんだけど」

立松「その時にごく僅かだけど、ぼんやりとね」

崎見「事件が起こったときはこの場所は完全な暗闇じゃなかったのか?」

立松「さあ?でも、僕たちは何も弄ってないからね」

コトダマ【粉と破片は光物】を入手しました
『立松がモノクマに頼んで事件発生時を再現してもらった際、粉と破片が僅かだが光ったらしい』

キーンコーン、カーンコーン


『えーボクも待ち疲れたんで、そろそろ始めちゃいますか』

『おまちかねの学級裁判を!』

『ではでは、遊園地フロアにある広場にお集まりください』


初めての殺人事件、初めての犯人捜し
そして今から初めての裁判が始まろうとしている

それも…命を懸けた、超ド級の


立松「…ついにか」

物見「だいじょうぶでちゅよ!!」

お香「なんとかなるんじゃないの?」


古壁の死体に全員背を向けてお化け屋敷を後にする

崎見『古壁……お前を殺した犯人。見つけてやるからな』

ガタンとお化け屋敷のドアが閉じる。
もう後戻りは―――――――出来ない

広場に集まる面々

異常な奴らが多いけど、今は皆普通に神妙な面持ちで

東「うぅん…犯人捜しかぁ」

合崎「信じたくありませんけど」

桜ヶ丘「ですが…死んだ古壁さまのためにも」

響山「弔い試合…ならぬ弔い裁判だね」

射場「…下手撃つとこっちが弔われるけどな」

広場の床が開いて地下に繋がる階段が現れる
だけどもうみんなそんな事には驚かず

山丸「あのエレベエタァに乗り込めばいいんだな?」

幅広「でしょうね」

階段を下りてすぐの所にあるエレベーターに乗り込んでいく俺達


江ノ島「犯人…見つけようね」

下りていくエレベーター、始まりを迎える最初の裁判

古壁のためにも、そして俺らの明日のためにも――――――――

俺らに負けは―――許されない――――

―――今までのおさらい――――

それではおさらいしますね
まず死んだのは超高校級の社長である古壁健夫君
真っ暗闇のお化け屋敷で背部から背中を一突き、即死だったそうです…
そんな事をできるのはきっとエスパー。それか何かを練っていたクロだけでしょうね

私は犯人知ってますよ?だってエスパーですから


獲得スキル
『哀憐の発言』:「裁判で一度だけ邪魔なコトダマを消すことができる」任意
『時々ポイズン』:「反論ショーダウンの際威力が少し上がる」オート
『マゾヒズム』:「失敗して発言力が下がった際に、コンマゾロ目なら発言力を回復させる」オート


発言力→5

コトダマ【モノクマファイル1】
『被害者は古壁 健夫 死亡時刻は11時30分頃 背部から襲われ即死だった模様』

コトダマ【立松の凶器リスト】
『生徒名の横に凶器名、そしてその横には立松が付けたであろうチェックが付いている』
『因みにこの中で人を直接殺せる凶器を持っているのは【射場:マジカルボウガン】【東:ママの包丁】【桜ヶ丘:トリカブト】【出町:永眠睡眠薬】【宍戸;レンチ】【響山;マイクコード】
『その他は【崎見:普通のお米】【江ノ島:ピッカリネイル】【立松;凶器リスト】【相生:無線機】【奏:アイポッド】【鳳院;白黒数珠】【お香:セクシーランジェリー】【幅広:録音機】【山丸:不味い乾パン】【合崎:マスカラ】【物見:無し】

コトダマ【凶器の包丁】
『普通の包丁。血がべっとりついている…。持ち手の部分には黄色い粉の様な物が付着』

コトダマ【食堂の包丁】
『三日目の朝までは確かにあった包丁、無くなったのは三日目の昼~殺害時刻』

コトダマ【響山の証言】
『11時に自由行動になった後、射場と行動を共にしていた響山。11時10分頃にお化け屋敷に入り、そのあと射場と別れたらしい』

コトダマ【宍戸の証言】
『11時に自由行動になってからブラブラしてた宍戸、お化け屋敷に入ったのは殺害時刻より後』

コトダマ【立松の証言】
『お化け屋敷に入ったのは大体30分頃』

コトダマ【東の証言】
『10分に山丸と江ノ島と合崎を連れてこのフロアを5分間離れたらしい、それからはずっと広場で一人準備をしていたと言っている』

コトダマ【東の証言2】
『遊園地から一度退出したのは射場だけらしい』

コトダマ【施錠された配電盤室】
『配電盤室はモノクマによって完全に施錠されてたらしい、よって遊園地内の電気を操るのは事件発覚までモノクマにしか不可能だった』

コトダマ【確立されたアリバイ】
『アリバイが確定しているのは奏・お香・崎見・立松・鳳院の5人だけ』

コトダマ【黄色い破片】
『立松が見つけた黄色い破片、ボロボロに砕けている』

コトダマ【簡素な手紙】
『古壁を呼び出すための手紙、字が物凄く汚い…と言うより読みにくい』

コトダマ【死体発見アナウンス】を入手しました
『死体発見アナウンスが放送されるのは3人以上が死体を目撃して初めて放送される』

コトダマ【4日目の遊園地】を入手しました
『4日目に遊園地を下見した江ノ島と相生、5日目と何の変りもなかったらしい』

コトダマ【合崎の証言】を入手しました
『遊園地で見た古壁は背中に何かを付けていたらしい』

コトダマ【粉と破片は光物】を入手しました
『立松がモノクマに頼んで事件発生時を再現してもらった際、粉と破片が僅かだが光ったらしい』

それでは裁判に行こうと思います!
裁判は慣れない安価をいっぱいとるつもりなので、人が集まってくる12時くらいに投下しようかと

それまで少しの休憩をどうぞー

座席は時計回りに
崎見→物見→相生→江ノ島→響山→宍戸→古壁→山丸→桜ヶ丘→立松→射場→東→お香→奏→合崎→鳳院→幅広→出町→崎見

でございます

モノクマ「どう?このボクがデザイン設計した匠の裁判所は!劇的だよね!」

モノクマ「それではどうぞ自分の名前の書かれている席に立ってくださーい」

ずらっと用意されているのは俺ら人数分の席
それも綺麗に円になるように並べられている

出町「悪趣味…」

出町があからさまに嫌そうな顔をして見つめるのは古壁の席
そこには古壁の遺影に大きく×印を付けた物が設置されている

モノクマ「死んだからって仲間はずれにするのは可哀そうでしょ?」

モノクマ「ほら、友情は生死を飛び越えるって言うし」

古壁の身長を模した棒に×を書かれた遺影
正直言って不気味だ

モノクマ「準備もできたようだしさっそく議論を始めちゃいましょう!」

モノクマ「それではまず学級裁判の簡単な説明から始めます! 学級裁判の結果はオマエラの投票により決定されます」

モノクマ「正しいクロを指摘できれば、黒だけがおしおき。だけど…もし間違った人物をクロとした場合は…クロ以外の全員がおしおきされ、みんなを欺いたクロだけが晴れて卒業となりまーす!」

モノクマ「ではオマエラ、存分に議論し合って下さい」


















学 級 裁 判   開 廷 !

東「えっと…とりあえずぅ、事件が起こったときのお話だよねぇ?」

お香「といっても…何を話せばいいのやら」

江ノ島「犯人が居るんだったら絶対誰か嘘ついてるわけだしね」

山丸「疑心暗鬼なんだな」

『ノンストップ議論 開始』

『※一時中断※』

【それではノンストップ議論の説明をするよぉ】
【ノンストップ議論では集めたコトダマを使って議論してもらうんだけど…】
【全部を論破できるわけではないんだぁ…】
【『』←これに包まれてるのが君たちが論破・同意できる場所で他は出来ないよ】
【因みに原作通りコトダマを吸収なんて事もできるよ】
【そのときは使用する『』←に包まれた部分を書き込んでねぇ】

例:【『それは違うべ』】→『俺の占いは100%当たる!』
   吸収したコトダマ        ロンパポイント   の順だよ


【みたいな感じでね】
【因みに用意されてるコトダマの際も】

【コトダマ】→『ロンパポイント』

【な感じだよ】

【因みにガヤが<>これに囲まれて飛び交ってる時もあるよぉ】
【これはおまけ的な物だから本作と比べて無視してもOKなんだ】

【それじゃ頑張ってね!応援してるから!】


『再開』

コトダマ
>【モノクマファイル1】
>【立松の凶器リスト】
>【死体発見アナウンス】

崎見「じゃあまず古壁を殺した凶器の事だけど…」

東「それは『包丁』だよねぇ」

物見「ぶさっと一刺しでちゅ!」

幅広「でもそれがどこの凶器かよ!」

山丸「おら達に『凶器は配られてる』んだな」

幅広「だったらきっとその中の『凶器』を使ったのよ!」

江ノ島「確かに。ま…ウチはネイルだったし関係無いけど…」

幅広「『だれがどんな凶器を持ってるか分からない』以上だれも信用することは出来ないわっ!!!」

合崎「わ…私は違いますから…」

桜ヶ丘「私はもうすでに『皆様の前で提出』していますし…」

幅広「嘘よ!あんたら全員大嘘付きよ!!」

お香「ちょっと…落ち着きなさいよ」

出町「ゴホッ…血圧が上がると体に毒だよ?」


【コトダマ】→『論破or同意ポイント』

下2

【立松の凶器リスト】→『だれがどんな凶器を持ってるか分からない』 論破成功!!

<<BREAK!>>


崎見「それは違う!!」

崎見「誰がどの凶器を持っているかを知っている人物がいる」

崎見「そうだよな?立松」

立松「え?ああ…なんか急に生意気になったからびっくり」

立松「確かに僕は全員の凶器を知ってるよ?」

幅広「それを先に言いなさいよォォっ!」

宍戸「で?それに間違いはないんだよね?」

お香「無いわ。私が一緒に確認したもの」

レミ「じゃあ、その中の凶器でー」

クミ「怪しいものを~」

レミ・クミ「ピックアップ!!」

立松「はい…じゃあ。これ用紙、皆に回して」

山丸「うん。オラの凶器もあってる」

合崎「私のも…。でもこの―――――――」

幅広「包丁を持ってるのは東だけじゃない!!!犯人よ!こいつが犯人よ!!!」

コトダマ
>【響山の証言】
>【合崎の証言】
>【食堂の包丁】

『ノンストップ議論 開始』

東「ちょっと待ってぇ…私はちがうよぉ」

幅広「嘘!だって『包丁を贈られたのはアンタだけよ!』」

物見「たしかにそうでちゅね…」

江ノ島「確かに…古壁の体には『包丁が突き刺さってた』もんね」

奏「Oh!!ジーザス!!聖母の様なサタンだったのか!?」

鳳院「それに『他の包丁が使われたってこともねえし』」

出町「うん…もうちょっと考えない?」

響山「確かに…これで犯人と決め付けるのはいささか早過ぎはしないか?」

射場「だが『早いに越したことはない』…」

東「んー…どうしたらみんなに信用してもらえるかなぁ…」

お香「アンタもアンタで『落ち着き過ぎ』よ」

東「でも…うーん…」

桜ヶ丘「何かないんですか?こう『殺してないって証拠』」

東「あるよー?私は殺してません。以上」

レミ「それはさすがに…」

クミ「信用できないよぉ~」

おっと安価忘れ


【コトダマ】→『論破or同意ポイント』

下2

【食堂の包丁】→『他の包丁が使われたってこともねえし』 論破成功!!

<<BREAK!>>

崎見「それは違う!!」

崎見「食堂の包丁も一本無くなってるんだ!」

東「あ…そうそう。確か桜ヶ丘さんが言ってたよね…今思い出した」

お香「んじゃあ、凶器の包丁は誰でも手にできたってことね?」

桜ヶ丘「3日目のお昼から犯行時刻まで…その時間帯に無くなってしまったことは確かです」

お香「時間が広すぎるわね…これじゃ本末転倒だわ」

物見「誰にでも包丁が手にできたってことでちゅからね…」

立松「うんうん…」

山丸「それに誰が誰を監視してだ訳でもねぇし」

桜ヶ丘「包丁の道のりを追うのは不可能ってことですか…」

崎見「ああ…そうなってくるな」

江ノ島「んー…じゃあさ。あれでいいんじゃない?遊園地でなにしてたか!」

江ノ島「それの確認とればアリバイとかも出てくるっしょ!」

コトダマ
>【確立されたアリバイ】
>【施錠された配電盤室】
>【食堂の包丁】
>【響山の証言】

『ノンストップ議論 開始』

江ノ島「まずアタシ!『ジェットコースターに乗りました!』」

レミ・クミ「乗りましたー!」

宍戸「ウチは『一人でぶらぶら』と」

レミ・クミ「後は江ノ島ちゃんと別れて、『ずっと二人で行動』してたよ!」

響山「私も途中までは『射場君と一緒に行動してたけど』」

響山「そのあとは…独りかな」

桜ヶ丘「結構皆様自由に行動を取っていましたんですね…」

出町「私は気分が悪いから『ベンチで休憩してたよ』」

幅広「自由に行動し過ぎよ!『全員にアリバイが無い』のと一緒じゃない!!」

合崎「確かに犯行時刻前後は…私も『一人だったし…』」

レミ・クミ「私たちは二人ー!」

幅広「アンタ等が一番アテになんないわよぉ!!」


【コトダマ】→『論破or同意ポイント』

下2

【確立されたアリバイ】→『全員にアリバイが無い』 論破成功!!

<<BREAK!>>

崎見「それは違う!!」

崎見「俺…いや…俺たちはアリバイが確立されてるんだ!」

奏「俺達って誰の事だめーん?」

お香「アンタバカねぇ!それは私たちの事じゃない!」

立松「確かにずっと5人一緒だったよね」

鳳院「おう!俺もちゃんといたからな!!」

江ノ島「うへぇ…。でもこれで5人は容疑者から外れたしいいじゃん!」

桜ヶ丘「残っているのは被害者とこの5人を除いた12人」

東「まぁ…大変!」

物見「とりあえずお化け屋敷に入ったメンバーを確認すればいいんじゃないでちゅか?」

【裁判一時中断】

【清聴したまえ君達!今回はまたしても新しい要素が増えるからそれの説明に来てやったぞ!】
【僕が説明するのは閃きアナグラム!まあ下記に例を落としてやったからそれを参考にしたまえ!】

せ く あ が し ん じ ぇ ん と

 - ら ま た ま う り え り -

【この場合の正解は「せくしーらんじぇりー」だ!】

【それでは健闘を祈るぞ!】

【裁判再開!!】

響山「私がお化け屋敷に入ったのは大体10分頃だったかな?」

射場「…俺も一緒だった」

立松「僕たちは30分頃かな」

お香「ちょっとだけ外で休憩してその後に広場に向かったのよね」

東「うんうん、確かに立松ちゃんたちが来たのは30分過ぎだったねー」

お香「んでその後に入ったのは?」

宍戸「さ?でも時間的にウチはアンタ等より後に入ってる」

東「時間は覚えてるかなぁ?」

宍戸「んあ?その後すぐに広場向かったから、大体50分位じゃねえ?」

東「うーん…大体だなぁ」

桜ヶ丘「でも…今の所殺害時刻後に入ってるのは宍戸さんだけ…」

桜ヶ丘「もしかしたら嘘をついている事も…?」

宍戸「あ?ウチが嘘ついてるっての?バカ言うなよ!」

桜ヶ丘「その調子でもっとなじって!!」

崎見「お楽しみの所悪いが、宍戸はお化け屋敷には入れないんだ」

お香「何?そこでアンタがまさかのフォロー入れるわけ?」

崎見「いや…そうじゃなくて…」

崎見「実は宍戸は―――――――――」













『閃きアナグラム開始』 11文字

あ め し う  ょ め ん ーざ う ん

あ - ん ょ き そ - ふ め し ょ 




















正しい答え
下2

「暗所恐怖症」正解!!

<<COMPLETE>>


崎見「宍戸は暗所恐怖症なんだ!」

宍戸「チッ…ペラペラしゃべりやがって…」

物見「そう言う事なら仕方ないでちゅ…」

立松「確かに真っ暗だったしね」

東「私はお化け屋敷がどうだったのか分からないなぁ」

合崎「でも…それって自由にできるんじゃ?」

山丸「んだんだ!」

桜ヶ丘「え?それってどういう事でしょうか?」

出町「あ…言われてみれば確かに…ね」

コトダマ
>【宍戸の証言】
>【死体発見アナウンス】
>【食堂の包丁】
>【施錠された配電盤室】

『ノンストップ議論 開始』

お香「なにが『自由にできる』っての?」

桜ヶ丘「ええ…私もよくわかりません」

出町「多分…誰かが『お化け屋敷の電気をつけた』って言いたいんじゃないんでしょうか?ゴホッ」

江ノ島「確かに!『配電盤室とかどっかにありそうだし』」

合崎「うん、だから犯人は『配電盤室で電気をつけて』お化け屋敷を明るくしたんだよ」

宍戸「ちょっと待ちな。結局それってウチが犯人だってことよね?」

合崎「でも犯行時刻後にお化け屋敷に入ってるのは宍戸さんだけだよね、今の所」

物見「あ!実はあちしもはいりまちた!」

物見「いやぁ…『真っ暗で怖かった』でちゅねぇ」

物見「なのでケンカはやめてくだちゃい!!」

宍戸「ふん…意外と噛みついてくるわね」

響山「まあ落ち着き給えよ」

【施錠された配電盤室】→『配電盤室で電気をつけて』 論破成功!!

<<BREAK!>>

崎見「それは違う!」

崎見「そうだよな?モノクマ」

モノクマ「はーい。確かに配電盤室は事件後まで施錠してましたー」

崎見「と言うことは…誰も配電盤室に入ることは不可能だったんだよ!」

モノクマ「うん。そうだね」

宍戸「ふん、だから言ったでしょ。ウチは違う」

合崎「すみません…でも。いったい誰が」

山丸「とりあえず話を変えた方がいいと思うんだな…」

響山「ああ…もっと地盤を固めてからじゃないと犯人捜しなんて難しいよ」

響山「唯でさえ私たちは素人なんだからね」

出町「ガハッ…じゃあ…最初から話し合いましょうか」

桜ヶ丘「それが良さそうですよね…」

すいませんちょっと休憩時間を取らせてください…
不慣れでgdgdすみません……

何かあったらご意見くださるとありがたいです

次は大体3時ころ投下を予定してます

すいません!ちょっと野暮用で投下が六時くらいになります
早めに投稿できそうでしたら予告しますので少々お待ちくださいませ!

一時間繰り上げで投下を開始します!
10分後に投下しますね!待たせて申し訳ない

コトダマ
>【宍戸の証言】
>【モノクマファイル1】
>【簡素な手紙】
>【凶器の包丁】

『ノンストップ議論 開始』

お香「まず被害者は『お化け屋敷に居たところを襲われた』」

出町「うん…ゴホゴホッ。それに違いは無いと思う」

響山「でもあの真っ暗闇の中で…」

射場「犯人は『相当争っただろうな』」

立松「確かにね。だって真っ暗すぎて隣にいた人すら判断できなかったし」

鳳院「ああ…まあ別に『怖くは無かったけど』な!!」

東「うーん…でもじゃあ『犯人はずっとお化け屋敷に居たのかな』」

山丸「そこで入ってきた社長と争って…」

レミ「背後から」

クミ「グッサリと!!」

【コトダマ】→『論破or同意ポイント』

下2


【モノクマファイル1】→『相当争っただろうな』 論破成功!!


<<BREAK!>>

崎見「それは違う!!」

崎見「モノクマファイルを見るに、古壁は即死だったんだ」

射場「…あの暗闇の中で急所を一突き」

射場「…そんなのができる奴は」

レミ「超高校級の狩人!」

クミ「すなわちきっみだぁ~!!」

射場「いや…俺ではない」

射場「それに俺も夜目が効く方だが、そこまで万能ではない」

お香「それに結構難易度高いんじゃないの?一突きで…でしょ?」

射場「あの暗闇ではさすがの俺も一発では不可能だ」

鳳院「…じゃあ犯人は相当目のいい奴ってことか?」

出町「でもこの中で目のいい人って…ゴホッ」

コトダマ
>【宍戸の証言】
>【立松の証言】
>【簡素な手紙】
>【合崎の証言】

『ノンストップ議論 開始』

鳳院「『真っ暗闇の中で殺人を行えるのは』誰だコラァ!」

合崎「私は入ってないからよくわからないけど…」

立松「うん、でも確かに現場は『真っ暗闇だった』」

立松「それは私たち5人が証明できるよ」

響山「ああ…それは私達も証明できる」

宍戸「ちょっと待てよ『完全な真っ暗闇ではなかった』んだけど」

山丸「そりゃあ隙間から『明かりとかも入ってくるだろうな』」

宍戸「まあウチも中には入ってないから何とも言えないけど」

江ノ島「もしかして『一撃じゃなかった』とか?」

モノクマ「ボクは捜査に関して嘘はついてないよ!!」

幅広「信じられないわよ!」

モノクマ「酷いなぁ!プンプン」

【コトダマ(初回限定ヒント:吸収)】→『論破or同意ポイント』

下2

【『完全な真っ暗闇ではなかった』】→『真っ暗闇だった』 論破成功!!

<<BREAK!>>

崎見「それは違う!」

立松「へ?」

崎見「宍戸が言ってたんだよ、あの時僅かだけど光ってたって」

立松「お化け屋敷内が?」

崎見「ああ…」

宍戸「嘘はついてないよ。確かに私の踝より上あたり。そこが光ってた」

桜ヶ丘「もしかすると…死んだ古壁君の霊魂!?」

鳳院「アーメンすっぞ!この野郎!!!」

お香「アンタ宗派滅茶苦茶になってるわよ」

東「…でもいったい何が光ってたのかな?」

物見「きっと金の玉でちゅ!」

立松「唐突な下ネタぶっこんでくんなよ!この能無し」

物見「が…ガビーン」

コトダマ
>【粉と破片は光物】
>【東の証言】
>【簡素な手紙】
>【合崎の証言】

『ノンストップ議論 開始』

東「んー…宍戸さんの言ってることが本当なら…『何が光ってたんだろう』」

幅広「嘘って言う可能性だってあるわよ!」

宍戸「ウチは『嘘はついてない』」

奏「でも光るって何だぁ?『凶器にライトは無かったZE』」

鳳院「れ…れい…霊魂とかやめろやコラァッ!!!」

桜ヶ丘「誰もそのようには…」

出町「でも…現場に『光る物なんて無かった』よね?」

お香「何だかこんがらがってくるわね」

幅広「『やっぱり犯人はモノクマなのよ!』」

モノクマ「ムキーッ!!。ボクじゃないよ!!」


【コトダマ】→『論破or同意ポイント』

下2

【粉と破片は光物】→『光る物なんてなかった』 論破成功!!


<<BREAK!>>


崎見「それは違う!!」

崎見「あの時現場に光る物はあったんだ!そうだよな?」

立松「はいはい、あったね」

物見「ほえ?あの粉の事でちゅか?」

立松「あと破片。ていうか加奈ちゃんも現場に居たでしょ!」

東「そうだったそうだった。ついうっかり…えへへ」

立松「つまり宍戸さんが見た光ってのは、これの可能性が高いね」

鳳院「ん?じゃあ。犯人はその光を頼りに?」

奏「じゃあ宍戸が見たのは犯人メーン!?」

立松「踝くらいの高さ…だったら多分、刺さってた包丁じゃないかな」

物見「あ。確かに微量でちゅけど粉が付着してまちたね!」

出町「でも…そんな微量な光で周りが見える?」

江ノ島「確かに…相当接近しないときつくない?」

響山「それに…犯人はいつからお化け屋敷内で待っていたんだい?」

響山「ずっと待っていたんだったら、私たちが目撃してもおかしくないだろう」

>【立松の凶器リスト】
>【簡素な手紙】
>【東の証言】
>【食堂の包丁】

『ノンストップ議論 開始』


響山「私たちは10分頃にお化け屋敷に居た。『その時光は無かった』」

立松「『自分たちが行ったときも光は無かったよね』」

宍戸「で、『ウチが行ったときには殺害後』だったってことだ」

響山「それに『タイミングよく古壁を呼び出すのも無理』だと思うしね」

江ノ島「それが出来るのってエスパーっしょ」

レミ「エスパー?」

クミ「伊藤?」

お香「何ボケてんのよ!」

お香「それか古壁が『入っていくところを見て衝動的に』って可能性もあるわね」

【コトダマ】→『論破or同意ポイント』

下2

【簡素な手紙】→『タイミングよく古壁を呼び出すのも無理』 論破成功!!


<<BREAK!>>


崎見「それは違う!!」

崎見「古壁の部屋にはあったんだ!犯人によって書かれたであろう手紙が」

響山「ほう…それじゃあ、犯人は知っていたんだね」

立松「それをもっと早く言ってほしいな」

江ノ島「でもさ、どっちにしても無理っしょ」

江ノ島「だって光は微量だったんでしょ?だったらどっちみちメッチャ近づかないとダメじゃん」

江ノ島「包丁持った奴が近づいてきたら、さすがにアタシでも逃げれるよ?」

江ノ島「だから光と殺人は別物って考えて良くない?」

物見「じゃあ何が光ってたんでちゅか!」

桜ヶ丘「やっぱり霊魂でしょうか…」

物見「ひぃぃっ…やめてくだちゃい…」

>【立松の凶器リスト】
>【4日目の遊園地】
>【凶器の包丁】
>【食堂の包丁】

『ノンストップ議論 開始』

合崎「と言うよりね、お化け屋敷が真っ暗って知ってた人はどれくらいいるんだろう…」

合崎「ほら…犯人が『常にライトを携帯してたってのは無理があるし』」

合崎「だから…ちょっと気になって」

出町「ゴホゴホゴホッ…『犯人が発光してたとか……』」

お香「さすがにそれは無いでしょ…それにそんなピュアな人物ここには居ないわ」

山丸「と言うことは『全員行き当たりばったりってごとだな』」

合崎「そっか…じゃあ今回の犯人は本当に運が良かっただけ?」

レミ「『犯人は超高校級の幸運』だ!」

クミ「それは違うよぉ…」

【コトダマ】→『論破or同意ポイント』

下2

【4日目の遊園地】→『全員行き当たりばったりってごとだな』 論破成功!!


<<BREAK!>>

崎見「それは違う!!」

崎見「4日目に遊園地に来ている奴が居るんだ!」

立松「え?それって?」

物見「いったい誰でちゅか?見当もつきまちぇん!」

崎見「そうだよな?相生に江ノ島」

レミ「うん!」

クミ「そうだよ!」

江ノ島「あー…ね、確かに下見には来てるよ」

崎見「その時にジェットコースター以外の乗り物は全部チェックしたんだよな?」

江ノ島「へ?アタシそんなこと言ったっけ?」

レミ・クミ「私たちが言いましたっ!」

幅広「じゃあ…こいつらの中に犯人が居るってことね!?」

宍戸「ちょっとそれは早すぎない?」

江ノ島「確かに4日目にアタシらは遊園地チェックしたけど」

江ノ島「3日目とか2日目とか、誰でもここ来れたよね?」

レミ「たしかに!」

江ノ島「だからアタシらの中に犯人が居るってのは無いっしょ」

クミ「確かに!」

お香「そうよね…、それにあの遊園地巡りだっていつやるのか聞かされてなかったし」

射場「…急に起こされたもんな」

響山「私のお肌がもうボロボロだよ」

出町「ゴホッ…。体調的にも良くない…し」

レミ「ごめんね!時間は伝達ミスだよ!」

クミ「うん!それに決まったのも4日目の夜だし!」

レミ・クミ「ごめんねごめんね~」

崎見『ん?ちょっと待て…今の発言の中で何か引っかかる』

崎見『いったい俺の心に引っかかってるのは何なんだ…』




コトダマを提示しろ!


下2

提示→【簡素な手紙】 

<<CONGRATULATION>>


崎見「いや…ちょっと待ってくれ!あの手紙には確か…確か時間が指定されてた」

レミ・クミ「!?!?!?!?」

崎見「俺見たんだよ!手紙にきっちり11時30分って書いてあるの!」

立松「え…え…えっとじゃあ」

お香「これって何?え?そう言う事なの?」

江ノ島「は?ウソっしょ!そんなんウソウソ!!」

出町「じゃあ…犯人は…」

桜ヶ丘「相生さん達か…江ノ島さん?」

東「…あらあら」

江ノ島「マジふざけたこと言うなって!!」

江ノ島「アンタが犯人って可能性もあるんだけど!!」

レミ「そーだそーだ!!」

クミ「崎見が嘘ついてるんだー!」

レミ・クミ「嘘つきは閻魔さまに舌抜かれるんだから!!」


崎見「俺は犯人じゃないってのは今さっき言ったコレで説明できる」


コトダマを提示しろ!

下2

提示→【確立されたアリバイ】 

<<CONGRATULATION>>

崎見「お香さんの話聞いてたか?」

崎見「俺たち5人にはきっちりとしたアリバイがある…」

崎見「嘘をつく利点なんてものは無いんだよ」

江ノ島「は?でもさ、お化け屋敷に入ったのは今の所3人でしょ?」

江ノ島「10分の響山にそれより遥か後の宍戸」

江ノ島「殺害されたのは30分頃」

江ノ島「だったら正直その間誰でも入れたってことっしょ?」

崎見「それも違うんだ」

レミ・クミ「意地悪はよくないと思います!!」

江ノ島「は?アンタ等が居たのは分かってっけどさ、時間はいつよ?」

江ノ島「それが分かんないんだったらお話にならないんだけど?」


コトダマを提示しろ!

下2

提示→【立松の証言】 

<<CONGRATULATION>>

崎見「…立松曰く俺らがお化け屋敷に居たのは30分頃」

崎見「限りなく犯人と入れ違いの可能性が高い」

物見「えっとまとめると10分に響山君たち、30分に崎見君たち、その後に宍戸さん」

物見「と言うことは10分から死体発見時刻の空白期間が、30分からになるんでちゅね」

江ノ島「それが分かったからって何さ?」

レミ・クミ「そーだそーだ!」

江ノ島「マジ激おこぷんぷん丸超えるんだけど!!」<<反論>>

レミ・クミ「あ…江ノ島ちゃんが怒った!」

レミ「レミしーらない!」

クミ「クミもし~らない!」

【むふふ。と言うわけで反論ショーダウンの説明を】
【今回紹介するのは『反論ショーダウン』でございます】
【ほとんどノンストップ議論と一緒なんでござるが、一つだけ違う所が】
【それはハッテンしちゃうんですなぁ…】
【発展することで議論が進むので拙者的にはお勧めでござるが…】
【逆発展するとライフが減るので気を付けてくれたまえ】

『反論ショーダウン 開始』

江ノ島「大体さアタシ等が犯人っておかしくない?」

江ノ島「動機が配られたのは4日目!覚えてるよね?」

江ノ島「だったらさ、犯人は4日目から動くってことになるじゃん?」

江ノ島「でも4日目の行動は覚えてるよね?だってアタシあんたと居たし」

江ノ島「その後は夜時間まで遊園地の下見」

江ノ島「それに夜時間は食堂ロックされるし」

江ノ島「んで5日目は遊園地巡り」

江ノ島「アタシは確かに単独で行動してたけどさ」

江ノ島「一回も遊園地フロアから出てないんだって!」


【コトダマ】→【論破ポイントorナシ】


安価↓2

安価把握!続きは明日

もう犯人分かってるよね(ゲス顔)

21時くらいに投下します!

どうぞお楽しみに!

【ナシ】<<逆発展>>

発言力5→4

崎見『大分焦ってるな江ノ島…』

崎見『よし…この調子でもっと反論させれば…』

崎見『きっと今の会話の中にあった矛盾にもっと触れるだろ…。いや、触れてくれ…』

>【立松の凶器リスト】
>【合崎の証言】
>【東の証言】
>【食堂の包丁】


江ノ島「だいたいさぁ。『アタシには殺す動機無いし!』」

江ノ島「あの手紙?それだったらみんな一緒でしょ!!」

江ノ島「今さっきも言った通り『アタシには凶器を手にする時間が無かったの!』」

江ノ島「それともアタシが分身して凶器取りに行ったって言うわけ!?」

江ノ島「もう一回言うからよく聞きなよ!アタシは犯人じゃない!!」

【コトダマ】→【論破ポイントorナシ】

安価 下2 です

【食堂の包丁】→『アタシには凶器を手にする時間が無かったの!』 論破失敗!!


江ノ島「は?食堂の包丁が無くなったのは知ってんだけど?」

江ノ島「動機が配られた四日目はアンタと一緒に居たでしょ!それにその後は下見」

江ノ島「アタシの四日目はそれでつぶれてんの!」

江ノ島「それに5日目は、ずっと遊園地に居たじゃん!」

江ノ島「アタシは凶器を手にできなかったの!マジ何言ってんの!?」


発言力4→3

>【立松の凶器リスト】
>【合崎の証言】
>【東の証言】
>【食堂の包丁】


江ノ島「だいたいさぁ。『アタシには殺す動機無いし!』」

江ノ島「あの手紙?それだったらみんな一緒でしょ!!」

江ノ島「今さっきも言った通り『アタシには凶器を手にする時間が無かったの!』」

江ノ島「それともアタシが分身して凶器取りに行ったって言うわけ!?」

江ノ島「もう一回言うからよく聞きなよ!アタシは犯人じゃない!!」

【コトダマ】→【論破ポイントorナシ】

安価 下2 です

【東の証言】→『アタシには凶器を手にする時間が無かったの!』 論破成功!!

<<BREAK!>>

崎見「普通におかしいぞ!それ!!」

崎見「江ノ島は一度遊園地フロアを出てるんだよ」

崎見「そうだよな?東?」

東「うん、正確にいうと出たのは江ノ島さんだけじゃないんだけどぉ」

山丸「んだ、確かに一回だけ食堂には戻ったんだな」

合崎「それからみんなで食堂の中にある道具探して」

崎見「その時団体行動を取ったか?」

山丸「みんなバラバラだったんだな」

幅広「って…じゃあ凶器取り放題じゃないの!!」

東「でも…江ノ島さんだけを狙い撃ちは私も良くないと思うのぉ」

東「だって…射場君も一度退出してるし…」

射場「………」

東「それって怪しくないかなぁ?」

射場「確かに俺は一度出た…だから何だ?」

お香「結構クールに言ってるけどさ、それって結構重大よ?」

江ノ島「ほら!!コイツだって怪しいでしょ!」

江ノ島「何がどうなってアタシが怪しまれてるのかわかんないけどさ」

江ノ島「凶器を手にできたのはコイツも一緒!」

江ノ島「てかぶっちゃけ、単独で離れたコイツの方が怪しくない?」

立松「ううん、それは間違ってる」

江ノ島「……はぁっ!?」

立松「ちょっと回り諄い事するけど、僕の凶器の内容知ってた人ってここにどれだけいる?」

立松「僕が中身を見せたのはお香さんだけなんだよ」

立松「それ以外は…見せてない」

物見「ふぇ?それが何でちゅか?」

立松「話は最後まで聞けよ能無し?」

立松「でね、今考えてたんだけど」

立松「もし今回のクロが僕の持っている凶器リストに気が付いていないとしたら、きっと配布された凶器を使うはず」

立松「それに射場君の武器はボウガン、わざわざ包丁を使う?」

お香「でも結構あからさまに調査してたから気づいてる奴も居るんじゃないの?」

立松「そう。それに僕は射場君の武器を見せてもらってる」

立松「それなのに殺されたのは古壁君」

立松「普通殺傷能力のある凶器を持っている人尚且つ僕の凶器が凶器リストって知ってる人は僕を狙うんじゃないかな?」

立松「凶器を使った方が安全に仕留められるし、それに僕と言う存在がいなくなれば凶器のリストも葬れる」

物見「たしかにそうでちゅね…」

崎見「ちょっと良いか?死体発見アナウンスに犯人は含まれるのか?」

モノクマ「どうしたの藪から棒に?今立松さんの見せ場じゃん。邪魔しちゃだめだよ」

モノクマ「あ…因みにその質問の答えとしてはクロは発見者に含まれないよ!」

崎見『ん…じゃあ…あの時のアレって―――――』

【今回我が説明するのは『ロジカルダイブ』】
【己にとって正しい答えを導き出す論法だ】
【今までの身に得た知識を動員し己が進む道を切り開け】
【我からの説明は以上だ】

『例』
Q1 太陽は英語で?1:ムーン 2:サン

この場合答えは2ですよね?

なので皆さんは正しい答えの数字を書き込んでくださいね












『ロジカルダイブ 開始』

Q1 今回凶器として使われた包丁は?
1:食堂の包丁 2:配布された包丁

Q2 死体発見アナウンスが流れるのは何人から?
1:1 2:4 3:全員 4:3










安価 下2

一気に答えて下さると助かります!
すいません身勝手ですが再安価です

下1でお願いします!

Q1 1 <<正解>>

Q2 4 <<正解>>

崎見「相生。死体を発見した時の話…詳しく教えてくれないか?」

クミ「え~と。江ノ島ちゃんと山丸ちゃんと自分たちで死体を発見しました!」

レミ「じゃあみんながやって来て、アナウンスが流れたんだよねー」

崎見「モノクマ。相生達は二人で一つなんだよな?」

モノクマ「うん。そーだよー」

桜ヶ丘「…でもそれっておかしくありませんか?今の話だと…三人発見しているのに流れてませんよ?」

山丸「でんも、今言ってる通りなんだな」

江ノ島「!?」

お香「アナウンスが流れなかったのは…死体を発見した三人の中に犯人が居たから?」

江ノ島「!?!?」

江ノ島「いやいやいや!アタシ犯人じゃねえし!!」

江ノ島「てかあの暗闇の中でどうやって刺せるって言うわけ!?」

江ノ島「アタシに配られたのはネイルだし!懐中電灯とかじゃないからね!

お香「そうよね…ネイルが光るとかだったら別だけど」

合崎「あのネイルは質素な黄色、ラメとかも入ってませんでしたし…」

江ノ島「でしょ!?だったらあの暗闇でどうやって人の事刺せるって言うわけ!?」

江ノ島「アタシが軍人とかだったら別だけど、アタシはギャル!」

響山「これはもしかすると真犯人のミスリード…?」

レミ・クミ「なんだってー!!」

江ノ島「それとも何か凶器が部屋から盗まれたって人は居んの!?」

江ノ島「居ないっしょ!?」

崎見『いや…江ノ島がそれをできる理由……』

崎見『俺は…俺はそれを何度か耳にしている気がするんだ…』

崎見『江ノ島のネイルの秘密…それは――――――』












『閃きアナグラム開始』 7文字

や ん い ま る す こ う

ょ ま と ん り ざ め う











安価 下2

「夜光塗料」正解!!

<<COMPLETE>>

崎見「もしネイルの成分に…夜光塗料が含まれているとしたら…?」

物見「夜光…塗料でちゅか?」

お香「それはいくらなんでもこじつけじゃない?」

崎見「ネイルの瓶に書かれていた名前は『モノクマ印ピカピカ系モテかわネイル』、リストに載ってたのは『ピッカリネイル』」

江ノ島「は!?それだけ!?」

江ノ島「ラメとかでもキラキラ光るしね、何言ってんのアンタ?」

合崎「でも…あのネイルにラメは入ってなかったよ?」

合崎「それに普通の色のマネキュアだったし」

江ノ島「でもちょっと待って!仮に爪が光ってたとしてもその僅かな光では無理だって!」

江ノ島「夜光塗料っつってもたかが知れてっしょ!?」

崎見「いや…江ノ島はその光を頼りに古壁を刺せたんだよ」

崎見「この方法を使ってな」

コトダマを提示しろ!


下2

提示→【合崎の証言】 

<<CONGRATULATION>>

崎見「合崎が言ってたんだよ、古壁の背中に何かついてたって」

崎見「クロは夜光塗料を明かりに使用したんじゃない、マーカーとして使用したんだ」

山丸「成程な…それだったらその場所を刺せばいいだ」

お香「ふぅん…一突きで即死まで持ってけるって算段ね」

江ノ島「はぁ!?ちょっと待って!」

江ノ島「何?皆はアタシが爪をはがしてあいつの背中にくっ付けたって言いたいの!?」

江ノ島「じゃあ見ろよ!アタシの爪は全部そろってんでしょ!」

江ノ島「何にもつけるものは無かったんだよ!!」

【P・T・A 開始!!】

江ノ島「もー無理無理無理!!!アタシは違うんだって!!」

江ノ島「爪はがして背中にくっ付ける?んなもんやってねえよ!!!」

江ノ島「てか!爪剥がしたんだったら普通怪我してるだろ!?」

江ノ島「でも見て!この爪!めっちゃ綺麗!」

江ノ島「はがれた爪がこんなすぐにきれいに生えてくる?」

江ノ島「そんなの普通に考えてあり得ないっしょ!!」

いや…江ノ島だからこそ…超高校級のギャルだからこそできた事……
ある物を使えば…その不可解なことすら可能になるんだ

これを使うことによって―――――――


          つ
          A


づB                Cけ
         
          D
          め




※正しい言葉になるよう、アルファベットを並び替えてください

安価下2

『ACBD』 正解!

<<CONGRATULATION>>


崎見「江ノ島が使ったのは爪は爪でも、付け爪だ」

江ノ島「!?!?」

合崎「確かに…今日の江ノ島さんは付け爪をしてません」

お香「言われてみればそうね、あんなド派手だったのに」

江ノ島「いやいやいや!それは無理だから!」

江ノ島「今日の気分はそういう気分だったんだって!!」

江ノ島「それに現場に証拠も残ってないんでしょ!?」

江ノ島「だったら今の全部妄想じゃん!!」

崎見「いや…現場に残ってたぞ」

崎見「犯人がソレを使ったって言う証拠がな!!」


コトダマを二つ提示しろ!


下2

提示→【黄色い破片】 【粉と破片は光物】

崎見「残ってたんだよ、現場には砕けた破片がな」

崎見「それに凶器の包丁にも粉みたいなのが付いてた」

崎見「そしてそれらの両方が光ったんだ」

江ノ島「ウソウソウソ!!!そんなの認めないって!!」

崎見「江ノ島……」

崎見「もうお前しかいないんだよ…」

江ノ島「アタシじゃないって!!!」

江ノ島「ホントだって!!!」

立松「ねえ崎見、一回全部まとめてみてくれない?」

立松「いろいろこんがらがってて理解できない子も多いと思うんだけど」

崎見『事件をまとめる…普通の俺にそんな事できるのか?』

崎見「分かった。これが今回の事件の全貌だ」


『クライマックス推理 開始』

act1
今回の動機はあの趣味の悪い手紙
それで今回のクロは動くことを決意した
そこで犯人が使ったのは手紙と一緒に配られていた(1  )
それを有効に使用することにしたんだ


act2
まずクロは昼は(2  )と行動を共にして自分が凶器を手にする暇が無かったことをアピールした
そしてその後は(3  )をして四日目を計画的に潰したんだ。
そう、すべては自分にそんな余裕が無かったと思わせるためにな

act3
その日の夜にクロは古壁に(4  )を送って翌日の殺害計画を着々と進めていった
だけどこの時クロはミスを犯していたんだ、だってその手紙にはクロしか知りえない(5  )が書かれていたんだからな

act4
事件当日、クロは予め用意していた(6  )を古壁の背中につけた。
古壁のぽっちゃりした体形はソレを付けるのにぴったりだったんだろうな
だからこそ今回のクロは古壁をターゲットに選んだのかもしれない
そしてまんまと古壁はその罠に嵌ったんだ

act5
自由行動が始まると同時にクロは(7  )と一緒に食堂に向かった。
その時に凶器の包丁を手に入れたんだろうな。
呼び出された古壁より後にお化け屋敷に付いた犯人はまず(8  )の明かりを探した
あの真っ暗なお化け屋敷内でそれを手掛かりにして犯人は思いっきり古壁を刺した
その拍子に(9  )が付着して、(10  )が砕けたんだろうな

そう…これらの動きを事件当日に可能だったのは―――――

(11  )お前しかいないんだよ!!!


1-クロに配られた凶器は?
2-昼に行動を共にしていた人物は?
3-昼に行動した人物と別れた後何をした?
4-古壁を呼ぶ際に使ったものは?
5-皆には知らされていなかったもの、それは?
6-クロがマーカーとして使用したものは?
7-一緒に遊園地を離れたのは?
8-いったい何が発光していた?
9ー包丁には何が付いていた?
10ー砕けてしまったものは?
11-犯人は?



下3

ピッカリネイル
相生レミクミ
単独行動
手紙
時間

付け爪


蛍光塗料
ネイル
付け爪

江ノ島

ちょっと多過ぎると思う

『クライマックス推理 開始』

act1
今回の動機はあの趣味の悪い手紙
それで今回のクロは動くことを決意した
そこで犯人が使ったのは手紙と一緒に配られていた(ピッカリネイル)
それを有効に使用することにしたんだ


act2
まずクロは昼は(2  )と行動を共にして自分が凶器を手にする暇が無かったことをアピールした
そしてその後は(3  )をして四日目を計画的に潰したんだ。
そう、すべては自分にそんな余裕が無かったと思わせるためにな

act3
その日の夜にクロは古壁に(手紙)を送って翌日の殺害計画を着々と進めていった
だけどこの時クロはミスを犯していたんだ、だってその手紙にはクロしか知りえない(時間)が書かれていたんだからな

act4
事件当日、クロは予め用意していた(付け爪)を古壁の背中につけた。
古壁のぽっちゃりした体形はソレを付けるのにぴったりだったんだろうな
だからこそ今回のクロは古壁をターゲットに選んだのかもしれない
そしてまんまと古壁はその罠に嵌ったんだ

act5
自由行動が始まると同時にクロは(東)と一緒に食堂に向かった。
その時に凶器の包丁を手に入れたんだろうな。
呼び出された古壁より後にお化け屋敷に付いた犯人はまず(蛍光塗料)の明かりを探した
あの真っ暗なお化け屋敷内でそれを手掛かりにして犯人は思いっきり古壁を刺した
その拍子に(ネイル)が付着して、(付け爪)が砕けたんだろうな

そう…これらの動きを事件当日に可能だったのは―――――

(江ノ島)お前しかいないんだよ!!!



2-昼に行動を共にしていた人物は? ヒント1 四日目の昼はどこで何をしてた?
3-昼に行動した人物と別れた後何をした? ヒント1 何の下見をしてた?



下1


発言力3→2

『クライマックス推理 開始』

act1
今回の動機はあの趣味の悪い手紙
それで今回のクロは動くことを決意した
そこで犯人が使ったのは手紙と一緒に配られていた(ピッカリネイル)
それを有効に使用することにしたんだ


act2
まずクロは昼は(オレ)と行動を共にして自分が凶器を手にする暇が無かったことをアピールした
そしてその後は(遊園地の下見)をして四日目を計画的に潰したんだ。
そう、すべては自分にそんな余裕が無かったと思わせるためにな

act3
その日の夜にクロは古壁に(手紙)を送って翌日の殺害計画を着々と進めていった
だけどこの時クロはミスを犯していたんだ、だってその手紙にはクロしか知りえない(時間)が書かれていたんだからな

act4
事件当日、クロは予め用意していた(付け爪)を古壁の背中につけた。
古壁のぽっちゃりした体形はソレを付けるのにぴったりだったんだろうな
だからこそ今回のクロは古壁をターゲットに選んだのかもしれない
そしてまんまと古壁はその罠に嵌ったんだ

act5
自由行動が始まると同時にクロは(東)と一緒に食堂に向かった。
その時に凶器の包丁を手に入れたんだろうな。
呼び出された古壁より後にお化け屋敷に付いた犯人はまず(蛍光塗料)の明かりを探した
あの真っ暗なお化け屋敷内でそれを手掛かりにして犯人は思いっきり古壁を刺した
その拍子に(ネイル)が付着して、(付け爪)が砕けたんだろうな

そう…これらの動きを事件当日に可能だったのは―――――

(江ノ島)お前しかいないんだよ!!!



<<CONGRATULATION>>


>>288
ごめんなさい!
次からもう少し短くします…
初っ端なのに難しくし過ぎてしまいましたね…


崎見「こういう…事だよな?」

江ノ島「だって…だってお姉ちゃんが!お姉ちゃんが…」

崎見「江ノ島……」

モノクマ「うん。そういうのはボク求めてないから!!」

モノクマ「もう議論することもないと思うし、投票に移りたいと思います」

モノクマ「オマエラはお手元のスイッチでクロだと思う奴に投票してね」

モノクマ「さてさて、今回のクロは当たっているのでしょうか?」

モノクマ「ドッキドキのワックワクだよね!!」


















           VOTE





       【エノシマ】【エノシマ】【エノシマ】



















学 級 裁 判   閉 廷 !








モノクマ「お見事!!!大正解だよ!」

モノクマ「まあボク的には全然面白くない結果なんだけどね!」

モノクマ「そう、超高校級の社長 古壁健夫クンを殺したクロは――――」

モノクマ「何とも以外!超高校級のギャル!江ノ島盾子サンでした!!!」

山丸「うそ…なんだな?」

江ノ島「嘘じゃない。アタシがやった」

フッと何かが抜けたような江ノ島の表情
それには今さっきみたいな焦りは一切感じさせられなくて

幅広「どうして…どうしてよっ!?」

江ノ島「お姉ちゃんを助けるために決まってるでしょ?」

江ノ島「と言うよりアンタ達が異常なのよ!あの手紙受け取って何もしないって!」

江ノ島「何が写ってたか知らないけど……私は唯一のお姉ちゃんを助けたい!!」

江ノ島「だから……殺した」

モノクマ「はいはい…まあそんなお涙頂戴話は置いといて」

江ノ島「ねえ…お姉ちゃんはどうなったの?」

モノクマ「え?今からあわせてあげるよ?」

モノクマ「ボクってとっても優しいクマだからね!!」

江ノ島「外に…出れるってこと?」

モノクマ「いいえ。ちがいまーす!」

江ノ島「は?」

モノクマ「おしおきを受ける…それ即ちお姉ちゃんとの再会なのです!!」

江ノ島「…ねえ……それってさ」

モノクマ「哀れ!江ノ島サンのお姉ちゃんはもうとっくにグングニルの槍に貫かれて――――――」

江ノ島「やめてっ!!!!」

モノクマ「それでは超高校級のギャルである江ノ島さんのためにスペシャルなオシオキを用意しました!!」

  









    ――――GAMEOVER―――

    エノシマさんがクロにきまりました。
      おしおきをかいしします。


突如江ノ島の頭上から現れた鉄の鎖。
それは江ノ島の首に巻き付いて、江ノ島を入り口とは違うドアの方へ引っ張っていく

ずるずると引っ張られていく江ノ島

そんな江ノ島が最後に放った言葉

「モノクマ!アタシはあんたを絶対に許さない!!!」

悲鳴にも近い絶叫が裁判場内に木霊した














【アツアツッ!!渚のイケメンパラダイス!ビーチで私を捕まえて☆】




                              超高校級のギャル 江ノ島 盾子 処刑執行












江ノ島が放り出されたのは真夏のビーチを思わせる一室
砂も海も完備されている、屋外のような場所

だけど勢いよく放り出された江ノ島は尻餅をついたまま立ち上がろうとしない


そんなとき、一人の人物が手を差し伸べた

ソレは白黒のホッケーマスクを被った…ジェイソンのような人物

これに捕まったら自分はヤバイ
そう思って即座に砂浜を走り出し始める江ノ島

そしてそれについていくホッケーマスク

そんな時運よく目の前に一つの寂れた小屋が見えてきた


その小屋の中に入る江ノ島
バタンと大きく扉を閉めると同時に点灯するのはオレンジ色の蛍光灯


いや…これは明かりではなく……オーブンなどによく付いている温熱器だ

熱される部屋、ビクともしないドア
江ノ島は何度もドアを叩くが開く気配は無く、温度だけが上がっていく―――――――











――――――――――――チンッ♪





―――――――――――――――――――――――

軽快な音と共に爆発する小屋

小屋の破片がビーチでバカンスを楽しむモノクマのトロピカルジュースに突き刺さった


出町「…嘘」

奏「出町!?おい!」

山丸「気を失ってるんだな……」

気を失いたくなるのも分かる、だって目の前で人が生きたまま焼かれたのだ
普通ならば気を失う。

だけどそれ以上に異常な今までが俺をその場に立たせている

物見「でましょう…」

お香「胸糞…悪いわね」

モノクマ「はぁーあ…これから詰まんなくなるなぁー」

モノクマ「もうっ!!!全然面白くない!!」

合崎「酷い!!!酷いよぉっ!!」

モノクマ「あーはいはい。もう裁判も終わったし帰っちゃってくださーい」

鳳院「てめぇ!!!」

宍戸「やめときな。無駄なだけだよ」

殴りかかろうとした鳳院を制するのは宍戸
正直言って俺もぶん殴ってやりたいけど、そんな力すら残ってない

お香「帰る…わよ」

独り不気味に笑うモノクマを尻目に、俺たちは無言のまま裁判場を後にした

自室

あの後は皆各自自分の部屋に戻った。
何も話すことなく、何も交わすことなく
ただただ静かに、死んだ二人の事を思いながら

崎見「クソがっ!!!」


ふつふつと湧き上がってくるモノクマへの怒り

だけど…だけどそれをぶつけれるのはどこにもなく


崎見「まだ…続くのかよ…」


外に出れなかったと言う事はこの生活がまだ続くと言う事

また新たな殺人が起こってしまうかもしれないと言う事

そしてなにより、殺人が起こったことにより次も起こりやすくなると言う事


ただただ押しつぶされそうな悪意にのしかかられながら俺の意識は闇へと向かった










CHAPTER1 故意は盲目 終了












アイテム「おっきなリボン」を入手しました

『頭の上で異彩を放っていた大きなリボン

絶望が始まった証』

















残り 16人










To Be Continued

二章では二階が解放されるわけですが、それの安価をとります


二階のテーマ

1ジャポニズム

2大温泉

3ホスピタル

安価下2で

安価把握!

それではCHAPTER2 湯煙ディスペリア お楽しみに!

投下は数日お待ちを

えっと、因みにCHAPTER1が終わりましたがあんな感じでよかったのでしょうか?
いろいろ反省点が見えてきて軽く絶望です


オシオキが名前含めてそれっぽくてワロタ
次も期待してる

捜査時間が自由度高くて良い
裁判は人の少ない時もあったみたいだし、安価は直下でオーケイかも知れん

>>311
因みに江ノ島はこのオシオキと日焼けマシンに入って生きたまま焼かれるって言う案があったよ
江ノ島はどっち道焼かれてしまうんだね

捜査時間はあんな感じで良いのかー
了解参考にさせてもらいます!

CHAPTER2 始まる前のおさらい

崎見 陽太 サキミ ヨウタ
一応主人公、超高校級の普通のはず……
実際は捜査したり謎解きしたり普通ではない模様

物見 千秋 モノミ チアキ
どこかで聞いたことのありそうな喋り方をする子
あの人と関係はあるのか?

立松 早海 タテマツ ハヤミ
貴重な毒舌枠、このメンバーの中では結構頭が回る方

相生レミ・クミ アイオイ
裁判でのガヤ要因、作者的には結構使いやすいキャラ

射場 疾風 マトバ ハヤテ
かませっぽいポジションだけど意外と頭いい
スペックも高いのでこれからの活躍に期待

東 加奈 アズマ カナ
オカン。もうほんとある程度の事は一人でこなせる高スペック
メンバーの中では一番ピュアかもしれない

奏・R・ジョン カナデ レックス ジョン
バカポジション、捜査でも裁判でも役に立たない
一応自覚はしているので頑張ろうとしている

桜ヶ丘 爛漫 サクラガオカ ランマン
裁判での賑やかし+推理要員、スタイルはこの中でも江ノ島の次にいい

鳳院 善 オオトリイン ゼン
バカポジションその2、こちらは自覚していない
時々とんでもない方向に吹っ切れることも

出町 雪 デマチ ユキ
殺されなくても死にそうな子、頭は良いので推理要因
これからに期待

響山 恭二 ヒビキヤマ キョウジ
声が低いだけと言うだけのキャラ、意外とシビアな考え方をしている

宍戸 爽子 シシド ソウコ
ポーカーフェイスなキャラ、高まる周りを落ち着かせるキャラ

アルティメット・お香 オコウ
纏め要員、この人が居なかったら一章の事件が変わってた

幅広 蓮子 ハバヒロ レンコ
ヒステリックで煩いだけだと思われがちだが、意外と捜査では役に立つかも
今後に期待

山丸 太一 ヤママル タイチ
書いてて楽しい子、一章ではそこまで活躍の場が与えられなかった

合崎 萌 アイサキ モエ
一章であまり活躍しなかった子その2、この中では主人公を差し置いて普通かもしれない

古壁 健夫 フルカベ タテオ <<DEAD>>
意外と高スペックだけどそれを生かせずに死んでしまったキャラ
手紙に気付かなかったら生き残ってたかもしれない

江ノ島 盾子 エノシマ ジュンコ <<DEAD>>
言わずもがなあの人、一章で退場
ネイルの事に気付いたり東と食堂に行ったり、悪い意味で運が強かった

本編投下する前にこれを


フロア簡略地図




                   
                               
                             (???)

                               ↑
      更衣室入口  |               階段       温泉グッズ売り場

                |
大温泉           |   
                ドア+暖簾                           階段→(生活スペース)

               |
      更衣室入口  |            マッサージ室 ボイラー室
               |

CHAPTER2 湯煙ディスペリア (非)日常編

『六日目』

モノクマ「オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!」

モノクマ「起床時間ですよ~!さて、今日も張り切っていきましょう~!」

昨日の事があったから正直もう少し寝て居たかった…。と言うよりもう部屋から出たくない。
それなのに今日もこのアナウンスで起こされる

モノクマ「あ…そうそう。因みに配ってた凶器は没収させてもらいます!」

モノクマ「だってあれがあったら皆自分の力で何とかしようと思わないでしょ?」

モノクマ「ボクはオマエラに自分の力でコロシアイをしてもらいたいのです!!」

凶器がモノクマによって没収されたと言う事は、ボウガンも睡眠薬もトリカブトも全部なくなったと言う事
と言うことは殺人が容易に行いやすくなくなると言う事か?
いや…きっとそうだろう。そう信じたい

モノクマ「オマエラが頑張ってくれたからボクもご褒美として二階への階段を解放しました!」

モノクマ「良かったら行ってみてね!」

崎見「…はあ。二階か……」

確か二階はシャッターが閉まってたよな?そこが通れるようになったってことは……
もしかしたらそこに出口があるかもしれないな…

一階 廊下


立松「おはよ、よく眠れた?」

部屋を出て階段の方へ進んでいると、立松が後ろから声をかけてきた

崎見「…ああ、一応な」

立松「で…今から二階に行こうとしてたと」

崎見「立松も行くのか?」

立松「皆考えることは一緒なんじゃない?」

崎見「だよな…、もしかしたら出口があるかもしれないし」

立松「その可能性は限りなーく低いけど」

崎見「わざわざそんなこと言うなよな…」

立松は相変わらずの様子だが、何となく俺に優しくなった気がする
言葉の角が取れたというかなんというか…

二階 エントランス

二階に上がると同時に景色が変わる。
床はフローリング、マッサージ室と書かれた部屋に『湯』の暖簾がかかった大きなドア

崎見「……なんだこれ?」

立松「…さぁ?」

遊園地に負けず劣らず異彩を放つこのフロアに俺たちは戸惑いを隠せなくて

響山「下が遊園地なら…ここは温泉フロアかな?」

東「だねぇ…」

先に来ていた二人が俺達に気付いてそんな事を口にするけど、聞きたいのはそんな事じゃない
俺が聞きたいのは出口がどこにあるか…だ

崎見「出口は?」

東「んー…上の階かな?」

指さされた方向にある階段、そして見覚えのあるシャッター
これが示すことと言えばきっと一つだけで

立松「外に出る希望を得るには最低でもまた二人減らないとダメな訳ね」

崎見「―――っ…」

二階 ボイラー室

崎見「ここは…ボイラー室か?」

立松の一言で重くなった心を落ち着けるために俺は一人でボイラー室に来た。
別にここに出口とかがあるとかは思っていない。
ここに来た理由はただの好奇心、普段はあまり見た事のない場所を見て見たい、そんな風に思ったから


山丸「んだ。でもボイラーって言う割にはハイテクなんだな」

にゅっと現れた山丸、と言うより…いったいどこに隠れてたんだ…

崎見「確かに…もっとパイプ剥き出しなのかと思ってたよ…」

俺が想像していたボイラー室、それはパイプ剥き出しの工場の様な所。
だけどこのボイラー室は大きな機械こそある物の、後は一般的な風呂場にありそうなパネルが所々についているだけ

山丸「オラの実家さとは大違いなんだな」

崎見「ん?山丸の所はどんな風呂なんだ?」

山丸「五右衛門風呂だ」

崎見「え…それって…薪でお湯を沸かす奴か?」

山丸「んだな、因みに冬は薪ストーブもあるべや」

崎見「すげえな…お前んち」

山丸「んだな」

山丸「ところでなんだが、このパネルの操作できんべや?」

山丸が指さすのはパネルの中の一つ。
正直俺もそんなに専門的知識が無いのでよくわからない

崎見「ごめん、俺もよくわからない」

崎見「温泉関係の何かだって言うのは分かるんだけど」

山丸「このパネルの数だけ温泉があるのけ?」

崎見「そうかもな」

山丸「オラさ温泉大好きだあ」

崎見「じゃあ行って来ればいいんじゃないか?解放されてるだろ」

山丸「それはまだ駄目だ」

崎見「ん?入れない理由とかあるのか?」

山丸「もうちょっとこのフロア探索してからでねえと」

山丸「一汗流した後の風呂は最高だ!」

崎見「そうか、じゃあ俺は他の部屋回ってくるな」

山丸「お気をつけて、達者でな」

このペースだときっと今日中に二階の探索は終わりそうだな…
よし、次はマッサージ室にでも行ってみよう

二階 マッサージ室


桜ヶ丘「ああああああっ!!すごぉい!」

宍戸「クッ…こんな…こんな…」





俺は今マッサージ室の前に居る、正直言うと帰りたい。

だってもう中に入っても絶対良い事なんて無いに決まってる
そんなことくらい今までの生活で嫌と言うほど学んでる


けど、入らないと話は始まらないので―――――――

崎見「…大丈夫か?」

桜ヶ丘「ああっ…崎見さぁんっ!!」

宍戸「止めてくれっ…ウチ等の事を止めてくれっ!!」

中に入るとそこに広がっていたのは如何わしい光景などではなくて…。

マッサージチェアに座る桜ヶ丘と乗馬マシーンに座る宍戸の姿だった
どうやら二人に声を出させていた原因はこれらしい

崎見「何やってんだよ…」

宍戸「乗ったはいいが止め方がっ…」

桜ヶ丘「あぁっ…私は止めないでくださいぃっ」


とりあえず桜ヶ丘は放って置いて、宍戸の乗馬マシーンを止めてやるか

宍戸「…ありがとう。助かったよ」

桜ヶ丘「あぁっ…すごぉい!!」

崎見「で…二人はここで何を?」

宍戸「一応マッサージ室の中身を見ておこうって」

宍戸「んで…ここっていろいろな器具置いてるでしょ?」

宍戸「で…乗ってみたんだけどさ」

崎見「結果が今さっきのアレってことだな?」

宍戸「誰にも言うなよ?」

崎見「ははは…」

確かにこのマッサージ室にはいろんなマッサージ器具が置いてある
普通の銭湯に置いてそうな古い物から、最新気鋭の新型の物
正直あの惨状を目にしていなかったら、俺だってこの罠に嵌っていたかもしれない


宍戸「でもここにあんのはこれだけだね」

崎見「そっか、本当にマッサージだけの部屋なんだな」

宍戸「ああ…ウチもちょっと拍子抜けだよ。もっと悪趣味なもんがあるのかとばかり思ってたからね」

崎見「だよな」

悶絶する桜ヶ丘とそれをものともせずにマッサージ室を見回す宍戸

そこまで気になる物もないし、次の部屋に行ってみるか

二階 温泉グッズ売り場

俺が次に入ったのは温泉グッズ売り場。
一階の遊園地スペースの売店とはまた違ったものが陳列されている


幅広「んー…これとこれ」

幅広「後はこれとこれとこれね」

そしてその商品を見ながら紙に何かを書き込んでいる幅広

崎見「何してんだ?そんな熱心に」

幅広「きゅ…急に声かけないでよォッ!!!ビックリするでしょ!!」

崎見「大きい声出すなよ!ビックリするだろ!!」

ギョッとした顔で俺を見る幅広、まるで俺が悪人みたいだ

幅広「在庫リストよ…在庫リストを見てたの」

崎見「在庫リスト?」

幅広「も…モノクマに頼まれたのよ。欠品してる商品が無いか確かめてくれって」

崎見「欠品とかってあったのか?」

幅広「今のところは無いわよ、タオルもキーホルダーもドリンクも全部そろってるわ」

崎見「もしかしてここ全部一人で?」

幅広「まあね、こういうのは慣れてるし」

崎見「広報委員ってこう言う事もするのか?」

幅広「え?ああ…確かに宣伝ばっかしてそうなイメージよね」

幅広「でもこういうサポートに回る事もするわよ…」

幅広「と言うよりメインの仕事よりこういう事する方が多いわね」

崎見「なんだか意外と大変な世界なんだな」

幅広「ま…まあね」

これ以上話しかけたら邪魔になるとか何とかで怒られそうだな…

よし。声をかけるのはこれくらいにして置いて
まだ回ってない所に行ってみるか。

崎見「じゃ、頑張れよ!」

二階 更衣室前

モノクマの書かれたポスターに体重計。左右には一繋ぎになった長方形の椅子。
暖簾の奥に広がるのは待合室の様なスペースだった

モノクマ「はい、いらっしゃい!」

崎見「え?モノクマ一人なのか?」

物見「あたちもいるでちゅよ!!」

モノクマ「よし。じゃあオマエラ二人で最後なんだからよく聞いてよね!」

やれやれと言った様子でため息をつくモノクマ。
一体これから何が始まるというのであろうか?

モノクマ「えっと今から更衣室の使用方法について説明するね!」

モノクマ「まず更衣室は当然だけど女子と男子で別れてます」

モノクマ「で。オマエラはこの自分の性別にあったドアの前で自分の生徒手帳をかざしてください」

物見「えっと…じゃあ、あたちはこのドアの前で使えばいいんでちゅね?」

物見が向かったのはピンクの婦人マークのプレートがかかったドアの前。
もう片方のドアには青い紳士マークのプレートがかかっている

モノクマ「扉の見た目が一緒だからボクが徹夜してプレートを作ってあげたんだよ!感謝してよね!」

作ったというよりは公衆便所から持ってきたようにも思えるけど……
また面倒なことになると困るから黙っておこう

物見「もし間違ったプレートの所に生徒手帳を使うとどうなるんでちゅか?」

モノクマ「え?どうにもならないよ?」

崎見「どうにもって?」

モノクマ「ドアは開きません。うんともすんとも言いません」

モノクマ「因みに人の電子生徒手帳を使っても無駄だからね!」

崎見「じゃあ基本的に他の更衣室に入るってのは無理なんだな?」

モノクマ「うん。ある方法を除いては無理だね!」

物見「ある方法…でちゅか?」

モノクマ「それは秘密だよ!」

モノクマ「じゃ!そう言う事だから頑張ってコロシアイ生活に励んでよね!」


そう言っていつも通りにどこかに消えるモノクマ…

一体どんな方法で違う更衣室に入れるんだ?
いや…決して疚しい気持ちでそんな事を考えてるわけじゃないからな!

『六日目 終了』

気になるキャラや気になる場所、それがあったら書き込んでくださいまし
そこを重点的に書いていきますので


それではまた!

山丸、響山、合崎さんみたいに出番が少なめだった人に出番を…
でも前回目立ったが一番好きな鳳院も少しでいいから活躍の場を…
あと男のロマンをできればお願いします!

なんか山丸死にそうな気がする…

>>328
任せろー
鳳院は今回も活躍する予定

>>329
どうだろうか…

>>300
あ。それに関しては大丈夫よー
ちゃんと全員クロルートと生存ルートも考えてますので

因みに今章終わった後の番外編に出てくる予定です

『七日目』

食堂

鳳院「おい…お前も聞いたか?」

朝食を取っていた俺の横の席に着く鳳院
それと同時にコソッと小さな声で俺にそう言ってきた

崎見「何をだよ?」

鳳院「バカ野郎!!声がでかい!!」

普通に話したつもりだったのに鳳院は俺の頭をパシッと叩く
一体朝の早くからなんだと言うのだ……

鳳院「いや…そのな。奏がな」

鳳院「温泉を…」

鳳院「あー…温泉をだな…」

鳳院「えー…覗かないかって」

崎見「!?!?」

鳳院「ばっきゃろう!!俺は!俺はそんなことしねえよ!?」

崎見「お…おう」

鳳院「け…けどな!お前がお前がどうしても俺に付いて来てほしいってんだったら!」

鳳院「行ってやってもいいけど?」

崎見「いやいやいや…」

頭に浮かんでくるのは温泉に入る皆の姿。
東の色の白い肌…。桜ヶ丘の豊満なバスト。出町のスレンダーなボディ

俺の中の悪魔が囁く。覗いてしまえと……そして天使も囁く…覗いてしまえと

崎見「行く」

鳳院「即答かよっ!?」

崎見「いつだ。いつ覗くんだ?」

鳳院「奏がいろいろ細工してるらしいからちょっと待ってろ」

崎見「よし。分かった」

崎見「で?鳳院はもちろん覗いたりそんな不邪淫な事しないんだよな?」

鳳院「お…おう!当然だろ!」

鳳院「でもオメェの守護霊様が俺に付いてこいって言ってるから俺は行くぜ!」

鳳院「因みに守護霊パワーでこんなものもある」

そう言って鳳院が取り出したのは温泉フロアの売店でくすねてきたであろう可愛い便箋。
そこには丸っこい可愛い文字でこう書かれている

『相生さんへ

あんなことがあってすっごく…すっごく大変だったね!

でも。こういう時こそみんなで団結することが大切だと思うにゃん

だからね。二階の温泉フロアで…その…みんなで裸の付き合いをしない?

ちょうど温泉も解放されたみたいだし……

あ。そうそう…男子たちにはちゃんとその日は大浴場使うように言っておいたよ!

だから男子たちが入ってくる心配もないの

温泉で待ってるにゃん』

崎見「…にゃん?」

鳳院「猫は可愛いだろうが!!」

崎見「で?この手紙をどうするんだ?」

鳳院「後は奏の細工の完成と同時にこの手紙を全員に配る」

崎見「……ほう」

崎見「で…お香さんはどうするんだ?」

鳳院「お香さんは…俺的にはアウトだ」

崎見「多分満場一致だろうな」

お香さんのドレスの向こう側の景色なんて想像するだけで…―――――

鳳院「じゃ…俺ほかの奴も声かけてくるわ!」

崎見「お前ノリノリだな…」

鳳院「俺じゃねえよ!俺の守護霊様が俺にもっと輝けっつってんだよ!!」

お風呂覗き……
俺は本当にそんな事をしても良いのだろうか……

合崎「おはよう、隣いいかな?」

鳳院が去ってちょっとしてから横に付いたのは合崎
トレイには自分が作ったであろう朝食が置かれている

崎見「おう…。てかそれ自分で作ったのか?」

合崎「うん。ほら東さんみたいになりたいなーって」

合崎「それにこう見えて手先は器用だから」

ニコニコ笑う合崎のトレイに乗っているのは卵焼きに焼き魚にご飯
なんか和風と言うより…田舎
俺のイメージ的にはフレンチトースト的な物を勝手に想像してた…

崎見「なんか…和風だな」

合崎「うん。よくおばあちゃんが作ってくれたから」

崎見「お婆ちゃんが?」

合崎「あー…私の家親があんまり家にいないから」

合崎「よくおばあちゃんがね、朝ごはんとか作ってくれてたんだ」

なんか悪いこと聞いたか…?
心なしか何だか合崎の表情が曇った気がする。
とりあえず違う話題に話を移そう

崎見「合崎はさ外に出たいとか思わないのか?」

頑張って頑張って絞り出した別の話題。
しまった…この話題も結構地雷だった

合崎「じゃあ崎見君は外に出たいと思う?」

崎見「そりゃ当然。ここは何が起こるか分かんないからな」

合崎「じゃあそのために江ノ島さんみたいなこと出来る?」

崎見「そこまでしては…」

合崎「私も一緒。それだったら殺されちゃった方がいいよ」

崎見「いやいやいや…そこは頑張って生きよう!な?」

合崎「ふふっ、冗談だよ」

合崎「私もみんなと一緒に出たいなと思ってる」

崎見「そういう冗談やめてくれよな…」

崎見「でも大丈夫だって!いつか絶対皆で出れるからな!」

合崎「ふふっ…そっかぁ。楽しみにしとくね?」

崎見「おう。任せろ!」


【通信簿1/4】合崎萌が解放されました
「人を殺めるくらいなら殺められた方がマシ何て言う合崎、因みに今はおばあちゃん達と暮らしているらしい」

『スキル・ベースメイク を獲得しました』
「発言力が一上がる」

『七日目 終了』

『八日目』

食堂

ここでの生活ももう一週間過ぎたって言うのに、いまだ外に出れる気配は無し
そしてそんな危機的状況の中で俺はと言うと―――――

響山「それは本当かい?」

崎見「ああ……奏と鳳院に誘われてる」

響山「ほう、こういうのも男の嗜みと言う奴だと思うけれど」

響山「お誘いのところ申し訳ないが、私は興味が無いよ」

響山「君たちのお風呂となれば話は別だけどね」

崎見「…え!?」

響山「そんな驚かなくたっていいじゃあないか」

崎見「え…だってその発言」

響山「後はご想像にお任せするよ」

崎見「と…とりあえず不参加でいいんだな?」

響山「そんな露骨に驚かれたら私も傷つくよ?」

崎見「いや…ごめん」

響山「冗談さ、謝る必要なんて無い」

何だろう、響山と話していると物凄くペースに引き込まれていく気がする。
これも超高校級の放送委員が成せる技なのか!?

響山「…他には誰を誘っているんだい?」

崎見「え?ああ、奏が山丸。鳳院が射場を」

響山「ふぅん、まああの二人もきっと不参加だろうね」

崎見「そうだよな、射場に至ってはかなりそうだよな…」

響山「頑張ってくれよとしか言えないが」

響山「くれぐれも失敗してアナウンスが流れないようにね」

響山「そんな間抜けな死に方をされれば、さすがの私だって笑ってしまうよ」

崎見「いやいやいや、さすがにそれは無いだろ」

響山「逃げる際に顛倒でもして浴槽の淵に頭をぶつけてごらん」

響山「運が悪かったら死ねるよ」

響山「その他にも…お香さんが居るじゃないか」

崎見「お香さんはさすがに呼んでねえよ」

響山「それは一安心だが、他にも女性陣には強者が居るじゃないか」

崎見「そんなの居たか?」

響山「東さんだよ」

崎見「………あ」

崎見「あ…確かに」

響山「それにもし覗きがばれたら幅広さんに一気に広められるだろうね」

響山「そして相生姉妹には半永久的に覗き魔のレッテルが張られ」

響山「桜ヶ丘さんにさえ冷めた目で見られ」

崎見「もういい!やめてくれ……」

響山「だからばれないように頑張ってくれと言っているんだよ」

響山「まあ私はそう言う事しない方がいいと…そう忠告しておくよ」

何だか今になって怖くなってきたな……
今からでもキャンセルしておこうか…

『八日目 終了』

お風呂覗きの伏線までです

動機の発表までまだもう少し日を置こうと思ってますので。


気になるキャラや気になる場所、それがあったら書き込んでくださいませ
またまたそこを重点的に書いていきますので

『九日目』

奏の部屋

奏「YO!!」

鳳院「いよいよ…か」

俺が朝のアナウンスで起きた直後、奏と鳳院が部屋を訪ねてきた
どうやらとんでもなく良い覗きの作戦が見つかったらしく、それの打ち合わせで奏の部屋に呼ばれている


崎見「で…その計画とは?」

奏「これを見ろ!!!」

そう言って指さしたのはレコードの山…ではなく、風呂桶のピラミッド
どうやら温泉フロアから持ってきたらしい

崎見「ん?どういうことだ?」

奏「この中に入るんDA!」

崎見「いやいやいや入るって…大きさ考えろよ」

鳳院「ふん。これを見ろ!」

そう言って鳳院が風呂桶のピラミッドを倒す、普通ならバラバラと崩れるはずなのに
風呂桶たちはそのままの体制で崩れることなく床に横たわる

崎見「!?」

奏「そうDA!上の部分を切り抜いてくっ付けて入れるようにしていたのさ!」

鳳院「これを被ったままで風呂場に居れば…」

奏「気づかれるはずはない…」

崎見「…名案だな」

奏「後は鳳院の手紙をポスティングだ!」

鳳院「おう!任せろ!!」

崎見「でも…ばれた時の事考えてるのか?」

そう、バレればそれこそアナウンスが流れかねない。
響山の言っていた通り、女子は曲者揃いなのだ

鳳院「バレた時!?オメェ…そんなもん…」

奏「ふははははっ!それは絶対にない!」

崎見「?」

奏「まあそれは温泉に行った時のお楽しみDA」

鳳院「ああそうだよ!んなもんぶっつけ本番だ!」

崎見「ホントにそれで大丈夫かよ……」

少し心配だけど、奏はここまで言い切っている
とりあえず信じてみることにしよう

二階 更衣室

崎見「とりあえず俺一人で下見に来たわけだけど……」

生徒手帳をかざして入った更衣室。
そこは更衣室前とは違って何故か物凄く近未来的

崎見「ここに生徒手帳をかざすのか?」

どうやら更衣室のロッカーを開けるのにも生徒手帳がいるらしく……

崎見「えっと…どこにかざせばいい?」

モノクマ「はい!ここでボクの説明たーいむ!」

崎見「うお…モノクマ!?」

モノクマ「そんな驚かないでよ!ボクだって傷つくよ!?」

崎見「すまんすまん…で、ロッカーの説明って?」

モノクマ「この更衣室は一人一ロッカーせいなのです」

崎見「一ロッカー?」

モノクマ「まずこの緑のランプが点灯してるところに生徒手帳をかざしてみて」

言われたままに生徒手帳をかざすとカチンと音が鳴って鍵が外れる
それと同じくしてロッカーのランプも緑から赤に変わる

モノクマ「はい!これでこのロッカーはキミのです!」

モノクマ「いかなる手段を持ってしても君の生徒手帳以外では開けれません!」

崎見「なんでそんなに頑丈なんだよ…中に何が入ってるんだ?」

モノクマ「タオルとタオルと…あとシャンプーとリンス?」

崎見「なんでタオルが二個も…」

モノクマ「ま、細かい事はきにしなーい」

モノクマ「じゃ、ボクはする事を終えたのでさっさと帰りまーす」

またまたそう言うとモノクマは風のようにどこかに消えていく
一体何時もどこに消えているんだ……

二階 エントランス


お香「あら…奇遇ね」

崎見「お香さん、何してるんですか?」

お香「まあ、この時間だし?誰もいないだろうから温泉にね」

崎見「温泉に!?」

お香「何よその顔…あ。アンタもしかして私がどこに入るか聞きたいわけね?」

お香「そんな顔してるわ」

崎見「ははは…いやー…ちょっと気になるかなって」

お香「男風呂よ!!!このブスゥ!」

崎見「え…男風呂?」

お香「更衣室だけよ!それにモノクマ曰く温泉は混浴らしいじゃない」

崎見「混浴?」

お香「鼻の下伸ばしてんじゃないわよ!!」

お香「大浴場も温泉も両方とも混浴よ!」

崎見「ほう…」

お香「ほうじゃないわよ!何いやらしいこと考えてんのよ!」

崎見「いや…もしそこでばったり会ったりしたらどうなるんだろうって…」

お香「それは考え物よね、まあモノクマに一応申請はしておいたわ」

崎見「申請?」

お香「ええ、そういう事故を減らすために」

崎見「で?なんて申請したんだ?」

お香「日によって使えるお風呂をローテーションするように言ったのよ」

崎見「ある日は男子だけが大浴場しか使えなくて、ある日は女子が大浴場しか使えないって感じの奴か?」

お香「そうよ、まあこの申請が通るのがいつになるかは分からないけどね」

お香「それにここから出れるのが一番いいんだけど…」

崎見「やっぱお香さんも外には出たいのか?」

お香「当然よ!こんな所での生活…私は嫌よ」

崎見「そうか」

お香「でもね…誰かを犠牲になんてもっといやよ」

お香「だってバカみたいじゃない」

お香「それに私、ここでの生活は嫌いだけどメンバーは嫌いじゃないわ」

崎見「……?」

お香「だって面白いじゃない。あいつ等」

崎見「…は?」

お香「確かに私こんな生活は嫌よ、だけどそんな中でもあいつ等はちゃんと自分を保ってるじゃない」

お香「それが装ってるだけだとしても大したもんよ」

お香「だから私はアンタも含め、全員の事が好きよ」

崎見「なんだか褒められてるのか?」

お香「調子乗るんじゃないわよ!褒めてないわ!」

崎見「…すまん」

お香「ま…。こんな非日常の中に見える日常が好きよ」

崎見「そうか…」

【通信簿1/4】アルティメットお香が解放されました
「この異常な状況下で日常を装いでも保てているメンバーが好きらしい、意外と冷静に皆を見ていることが分かった」

『スキル・審美眼 を獲得しました』
「操作パートの時に怪しい場所が時々示しだされる」

二階 大温泉


やってきた…ついにやってきた。
そう…俺は今大温泉の入り口側にセッティングした桶の中に潜んでいる
積み上げられた桶はすべてくっ付けられており、中は空洞

もしかするとこれは結構な名案かもしれない


崎見「おい…で。結局風呂場に居るのは…」

鳳院「俺とお前と奏だけだ」

奏「後の三人は誘っても来ねえ!けど心配ねえ!」

崎見「何が心配ねえ――――」

鳳院「黙れ!入ってきた!!」


――――――――――――

レミ・クミ「わぁい!温泉だぁぁ!」

東「ちゃんとかけ湯してから入るのよぉ」

桜ヶ丘「でも大浴場とは違って風情がありますねぇ」

早速来た……
それにしてもなんだこの三人。物凄い良い身体…なんだこれ!?

相生達も喋り方からは幼さしか感じさせないのに……

幅広「みんなでお風呂とかいつぶりかしら…」

宍戸「ウチはこんな風呂自体が久しぶりだ…」

おっと…新たに二人来た!
幅広は兎も角…宍戸…宍戸なんて言う体を…。
胸にメロンでもつけてんのか!?タオルがはち切れそうだぞ!?

出町「ね…ねぇ。のぼせて倒れちゃったらごめんね?」

合崎「体調が悪くなったら言ってね?すぐに外に連れていくからね?」

出町「うふふ…ありがと」

物見「でも本当に風情のあるお風呂でちゅね」

物見「って!!大変でちゅ!宍戸さんの胸が腫れ上がってるでちゅ!!!」

宍戸「バカ!これは自だ!」

合崎「でもほんとだ…すっごいおっきい…」

幅広「む…胸なんてあっても困るだけよ!!」

クミ「蓮ちゃんまな板~」

レミ「むしろ盆地ー」

幅広「アンタ等なんてぺったんこじゃないの!!」

宍戸「まあまあ胸なんてどーでもいいじゃねえの」

合崎「と言うより…立松さんは?」

出町「ほんとだ…居ないね」



東「なんか用事があるからぁ…後でくるって」

物見「そうだ!背中の洗いっこしましょう!」

桜ヶ丘「それ賛成です!」

物見「それじゃあ石鹸を―――――ふぇぇぇっ!?」

合崎「あ…大丈夫!?」

勢いよく石鹸を踏んで凄い勢いでこっちに滑ってくる物見
このままだとぶつかる――――?!

――――――――――――――ガッシャン

合崎「大丈夫!?ってきゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

宍戸「どうした!?」

合崎「お…桶の中に…桶の中に誰かいる!?」

宍戸「覗きか!?捕まえろ!」


ヤバイ……これは…やばいぞ!!!


――――――――――――――――



鳳院「ヤバイ…バレたぞ!」

奏「任せろ!!」

そう言うと奏は俺らに桶を被せて、地面にボディソープをぶちまけた

宍戸「んだこれ!?滑る!!!」

奏「今のうちに逃げるぞ!!」

――――――――――――――

二階 エントランス

???「やっぱり覗きか」

???「アンタの読みは当たってたってことね」

何とか逃げ出した俺らの前に立ち憚るのは――――
立松とお香。それもかなり怒っている


立松「あの手紙見てからおかしいと思ったんだよね」

お香「このメンバーの中でにゃんなんていう輩はどこにも居ないわ!」

立松「さ…観念して桶をはずしてもらおうか?」

俺らの服は動きやすいように全員二階のお土産フロアから持ってきた温泉マークの入ったジャージ
服でばれることはないが…桶をはずされたら終わる――――


お香「さぁ…観念してもらうわよぉ!!」

飛び掛かってくるお香さん、もうこれは終わった――――

???「きゃぁぁぁぁぁ!覗き魔を捕まえたわぁぁぁ!!」

そんなピンチの時に聞こえてくるのは甲高い女の声
何処から聞こえてくるか分からないが、お香さんの動きが止まった

お香「腹黒!この場はアンタに任せた!」

立松「合点承知!お香さん!」

そう言ってお香さんは声の聞こえた方めがけて凄い速さで駆けて行った

立松「さぁ…桶を外してもらうよ」

お香さんと同じく俊敏な動きで飛び掛かってくる立松であったが……
飛来してきた矢が立松の動きを止めた

立松「これって……グッズ売り場の玩具の矢!?」

立松「…っ!動けない!!」

一体今さっきから何が起こってるんだ!?

奏「今だ!ラストだ!」

そう言われて一階の階段から出てきたのは…桶を被ったもう一人の人物。
その人物は動けない立松に即座に近寄ると、目に布を当てて視界を奪った

立松「ちょ!なになになに!?」

奏「ずらかるぞ!!」

鳳院「おう!!」

生活スペース 奏の部屋


崎見「どういう…事だよ?」

奏「覗きをするのは俺ら三人だとは言ったZE。だが協力者が居ないとは言ってないんだZE」

鳳院「…!?」

奏「そうDA!全員に根回しをしておいたんDA」

崎見「…じゃあ、あの時の叫び声は?」

奏「それは響山DA」

鳳院「矢は?」

奏「MA☆TO☆BA」

鳳院・崎見「目隠ししたのは?」

奏「山丸チェケラっ!」

崎見「でも…でもどうやってあの三人を?」

奏「それは秘密DA」

崎見「いや教えろよ」

奏「そのうち分かるさ!HAHAHA」

コイツ…飄々としながらいったい何をしたんだ……
あの三人を動かすなんて…もしかするとコイツ相当ヤバイのか!?

まあ、でももう覗きなんてやめておこう…

『九日目 終了』

はい。男のロマンイベント終わり
もうすぐで動機part行こうと思ってます

もしかすると皆の要望全部拾いきれてなかったらごめんなさい
これに懲りずどんどん書いてくれると嬉しいです

あ…因みにもうクロと被害者決まってます

『十日目』

遊園地スペース お化け屋敷前

ついついやって来てしまったこの場所だけど…正直いい思い出が無い
いや…寧ろ忘れたいことばかりだ…

レミ「あ…崎見」

クミ「ほんとだ崎見だ」

お化け屋敷の前でしゃがみこんで何かしているのは相生姉妹
一体ここで何をしてるんだ?

崎見「…何してんだ?」

レミ「んっと、お参り」

クミ「うん、古壁ちゃんと江ノ島ちゃんのね~」

レミ「私たちがここに来ないと二人は一人ぼっちだもん」

クミ「一人ぼっちは嫌だもんね~」

崎見「もしかしてお前らいつも?」

レミ「うん」

クミ「だって一人ってさみし~よ?」

レミ「だからいっつもここで二人の事を思い出すんだー」

クミ「だったら私たちが一緒に居てあげれるし~」

崎見「なんか…意外としっかりしてんだな」

レミ「そんなことなーい」

クミ「ないな~い」

崎見「で?今日はこれからどうするんだ?」

レミ「んー。犯人捜し?」

クミ「そうそう、お風呂を覗いた不届きな奴を」

レミ「立松ちゃんと一緒にぼっこぼこにするの」

崎見「はははは…そっか」

レミ「一緒に探すー?」

クミ「だめだよ~。男はダメ!」

レミ「そうだったねー」

クミ「じゃあな!崎見!」

レミ「崎見!じゃあな!」


【通信簿1/4】相生姉妹が解放されました
「はっちゃけてるようで意外としっかりしてたこの二人、一人にさせないようにといつもお化け屋敷前で二人にお供え物をしている」

『スキル・思い出す を獲得しました』
「コトダマ提示の時に使用すると三択になる」

食堂

二人と別れてやってきた食堂
正直皆が皆意外と色々思っているみたいで驚いている

射場「…どけ」

崎見「お…おう、ここ座るのか?」

射場「椅子があれば座る、椅子の上に立つバカは滅多にいない」

色々ギャップを感じさせる面々の中でも、射場は当初とまったくイメージが変わらない
俺の中では寡黙で怖い奴で出来上がっている

射場「…ほら」

とりあえず食堂から出ようとした時、射場が俺にコーヒーを渡してくる

崎見「ん?」

射場「飲めよ」

崎見「良いのか?」

射場「良くなかったら渡さん」

とりあえず横の席に座らせてもらおう…

崎見「…ありがとな。コーヒー」

射場「別に」

崎見「射場は何飲むんだ?」

射場「何も飲まない」

なんだこれ…なんでこんな話が続かないんだ……
しかもなんだこの微妙に気を使ってる雰囲気は…

崎見「射場は…その…えっと」

射場「俺の事は良い、お前の事を聞かせろ」

崎見「…俺の事?」

射場「……なんか考え事してただろ」

射場「ここ入ってきたとき」

崎見「ん…あ…ああ」

射場「それを聞かせろ」

崎見「でも別に大したことねえぞ?」

射場「………」

無言…これは話せと言う事だな?
何となくだけど射場のペースが分かってきたかもしれない

崎見「いや…なんかこの生活でさ、皆マイペースみたいに見えるけどいろいろ考えてるんだなって」

崎見「俺は結構てんやわんやしてるから、なんかすごいなって思ってたんだよ」

射場「ふん…同感だ」

崎見「でも射場だってクールじゃねえか」

崎見「結構肝が据わってるなって思うぞ?」

射場「……クール?俺がか?」

崎見「お前以外にクールな奴なんて居ないよ」

射場「別に…そう思われたいわけじゃない」

射場「それにお前らと話す理由が無いだけだ」

崎見「…そっか」

崎見「でもありがとな!」

射場「…?」

崎見「俺の事心配してくれたんだろ?」

射場「……帰る」

そう言って席を立った射場。
もしかして俺余計なこと言って気を悪くさせたか!?

マズいな…せっかく話せたのに…

【通信簿1/4】射場疾風が解放されました
「物凄く気難しい射場、どうやら今回は俺の事を心配してくれた?みたいだが」

『スキル・ワンショット を獲得しました』
「閃きアナグラムの際一文字だけ解放される」


『十日目 終了』

『十一日目』

生活スペース 食堂前

出町「ゴホッ……」

崎見「お…大丈夫か?」

出町「あ…うん」

食堂で朝ごはんを食べ終えてそのまま部屋に帰ろうかとした時
廊下で出町が咳込んで蹲っていた

崎見「今日はいつもより調子悪そうだけど…ほんとに大丈夫か?」

出町「あはは…バレちゃったか」

出町「実はね、昨日からずっと頭が痛くて」

崎見「だったら部屋で寝てろよ」

出町「でもほら、私今日は食器洗い当番だから…」

崎見「休めよ!俺が変わってやるし!」

出町「え…?悪いよそんなの」

崎見「悪くねえよ、良いって言ってんだから良いんだよ」

出町「でも…ほら…決めた事はちゃんとやり遂げないと」

崎見「それはそうだけど」

出町「それにねただでさえみんなに迷惑かけてるのに…」

出町「迷惑かけっぱなしにしちゃうのも…」

崎見「迷惑じゃねえって!こういう時は普通に考えて休養しろよ」

出町「…迷惑じゃないなんて初めて言われた……ガハッ」

崎見「ほら!血出てんじゃねか!早く部屋戻れ」

崎見「食器は俺が洗っとくから!」

出町「…ごめんね?」

崎見「今ここで死なれた方が迷惑だわ!」

出町「ゴホゴホッ…それも確かにそっか…」

出町「裁判が難しくなるかも…」

出町「でも本当に迷惑じゃない?」

崎見「ああ…大丈夫だから!んで血を拭いてくれ」

出町「…じゃあお言葉に甘えて……」

そう言ってとぼとぼと帰っていく出町
風が吹いたら倒れそうなほどにプルプルしている……

よし、後で東に頼んでお粥でも作ってもらうか

【通信簿2/4】出町雪が解放されました
「病気を我慢してまでも当番をこなそうとしていた、自分が迷惑をかけているとずっと言っていたが…」

生活スペース 自室

モノクマ「あーあーあーあーマイクテストー」

モノクマ「それではオマエラに動機発表のお時間です」

モノクマ「至急食堂までお集まりくださーい」

遂に来た、遂に来たんだな…動機発表の時が
出来れば行きたくないけど、俺一人が行かなくても何か変わる話でもない
それに…きっとモノクマの事だ、ボイコットしてもポスティングするなり色んな手を使ってくるはず

崎見「…行くか」

―――――――――――――


食堂


東「……」

レミ「……」

桜ヶ丘「……」

モノクマ「どうしたの!?顔が怖いよ!」

響山「…で?今回はどんな汚い手を使ってくるんだい?」

宍戸「この前みたいに上手くいくと思うんじゃねえぞ!」

モノクマ「酷いなー汚いなんて…」

モノクマ「汚い事をしてきたのはオマエラでしょ」

桜ヶ丘「いったいそれはどう言う事でしょうか?」

モノクマ「正義を愛するボク…。今回は皆の罪を暴いてきたよ!」

合崎「罪を暴く…?」

山丸「もすかして!?オラが…オラが…」

モノクマ「はーい!じゃあオマエラにプレゼント!」

そう言って一人一人の生徒手帳がピコンと光る。
モノクマファイルの時と同じで何かを受信したらしい

モノクマ「ま!見てよ!」

俺が犯した罪?それって覗きか?この前の覗きか?
いやいやいや…でも…。

とりあえず何が書いてあるか確認はしておこう



『罪状:万引き

貴方は小学六年生の時に消しゴムを万引きしました』


万引き…!?
ああ…商品を落とした時に偶然バッグに入った奴だよな?

家で気づいてすぐに返しに行ったはずだったはずなんだが…

てか、ご丁寧にその文具屋の写真まで添付されてる


崎見「…別にそこまで―――」

宍戸「――――?!」

奏「………」

出町「………」

そうでもないのか?こいつらの顔…なんだよ、こいつら何してきたんだよ…

お香「ねえ、どうして私がお母様のブラを盗んだ話を知ってるわけよ?」

お香「ご丁寧にそのブラの写真までつけてさ」

鳳院「テメェ!んで俺が十字架型のアクセサリー持ってんの知ってんだよ!!」

あ…意外とそうでもないのか?
なんかいつも通りの雰囲気に戻っていく感じがする…

物見「因みにあたちはキャラ被りって書いてありまちたけど…」

立松「結構深刻な事書かれてる人と書かれてない人…で別れてるみたいだね」

崎見「そうなのか…」

モノクマ「あ…因みに三日以内に殺人を犯さないならこれをオマエラに携わるすべての人に公表します!」


全員「―――――――――――!?!?」


宍戸「わりぃ…ウチ部屋に戻るわ」

出町「私も体調が……」

桜ヶ丘「不愉快です」

そう言って続々とこの場を後にする面々…
どうやら平気なことが書かれてあったのは本当にごく少数らしく…


立松「雰囲気も悪いし…帰ろっか」

立松のその一言を皮切りに俺らも食堂を後にした

『十一日目』 夜時間


動機発表からしばらく俺は部屋に籠っていたけど…
寝れない、皆の事が気になり過ぎて眠れない
しかも三日以内に殺人が怒らないと公表する?

ふざけるな……

崎見「風呂でも行くか」

このもやもやする気分をさっぱりさせたい…

そうだ…温泉も解放されてることだし…入りに行ってみるか

二階 更衣室前

崎見「…立松?」

更衣室前でウロウロしていた立松。
一体こんなとこで何してるんだ?

立松「ああ崎見か…お風呂?」

崎見「そのつもりだけど…お前もか?」

立松「うん、そうだよ」

崎見「じゃあ俺大浴場行った方が…良いよな?」

立松「当然って言いたいけど…なんかドア壊れてるみたいで」

崎見「え?」

立松「生徒手帳かざしてもうんともすんとも言わないんだよね」

立松「ほら、やってみて」

促されて生徒手帳を男風呂のドアの前でかざしてみる
だけど言われた通りドアはウンともすんともいわず

崎見「ホントだ…壊れてるな」

立松「はぁ…温泉入りたかったのに…今日もシャワーかぁ」

崎見「帰るか」

立松「だね、明日モノクマに言っておかないと」

立松は温泉に入れないのが大分残念らしく、すっかり気分が沈んでいる

崎見「なあ…立松は昔どんな罪を犯したんだ?」

立松「…え?あー。カンニング」

崎見「なんか…らしいな」

立松「なに?バカっぽいって言いたい?」

崎見「いや…そう言う事じゃないけど…」

立松の視線が急に痛くなった…、逆鱗に触れたか?

立松「明日の朝食に生ごみ突っ込んでやる」

崎見「勘弁してくれよな……」

そんな談笑を交わしながら、俺は部屋に帰った。

『十一日目 終了』

モノクマ「オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!」

モノクマ「起床時間ですよ~!さて、今日も張り切っていきましょう~!」

久しぶりにアナウンスで起こされるな…
昨日夜時間出歩いてたのが祟ったか?






モノクマ「オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!」

モノクマ「起床時間ですよ~!さて、今日も張り切っていきましょう~!」








モノクマ「あと―――――――――――」














モノクマ「死体が発見されました!一定の自由時間のあと、"学級裁判"を開きます!」




夢うつつから一気に現へと引き戻される




また――――――――誰か死んだんだ

動機提示から最速の殺人
はいはい誰か死んだんでしょうね。楽しみですね(ゲス顔)

そろそろ操作パート入りまーす

崎見「なんだ!?どうしたんだ!?」

立松「わかんない!けど皆二階に行った!」

どたばたと部屋から飛び出すと、ちょうどそこで立松と鉢合わせになる
どうやら立松も今の放送で飛び起きたらしい

崎見「二階だな!行くぞ!」

あのアナウンスが流れたってことは、確実に誰かが死んだと言う事
だけど…だけどもしかしたら何かの間違いかもしれない

もしかしたら息を吹き返すかもしれない…

そう思うと居ても立っても居られない

俺は一目散に二階へと駆け上がった

二階 エントランス

宍戸「どこだ?…チッ」

山丸「お土産売り場とボイラー室にはなんにもなかったんだな」

幅広「と言うことは温泉!?」

上に上がると既に三人が死体を探している
話を盗み聞ぎするからにして、死体は大温泉にあるようだ

崎見「ごめん!どいてくれ!」

まだ死んでいない、分からないけど…死んでいないんだ

そう思わないと―――――

二階 大温泉







湯煙がもくもくと立ち上がる大温泉




濃霧にも近いその湯気の奥



目を凝らすことでやっと見ることができるその景色







そこにはあったのは――――――――





着衣姿のまま浴槽に浮かべられて、湯気と同じように白くなった













超高校級のポエマー 出町 雪 だった

それでは一時休憩
次の安価までしばしお待ちを

因みに安価取ってから書き始めるので

投下は少し日をまたぐかもです
遅くてすみません

安価取ります

捜査で調べてほしい所・物・人物・その他
多分今回から操作の難易度ぐっと上がります…はい。

このレスから下3までを採用したいと思います

因みに操作パート時に使えるスキルは
『審美眼』のみです


使用する際はどの部屋で使用してほしいかを明記してください
因みに一回しか使えません

崎見「で…出町!?」

普段から色の白い出町だったが、今目の前にいる出町はもっと白い
いや…もうここまで来ると青い

そしてそれが指し示すのは、もう出町が完全に事切れていると言う事で

幅広「…ウソでしょ?」

モノクマ「はいはい。またまたウソじゃないんだなこれが」

宍戸「用が済んだら早く帰れ」

桜ヶ丘「……どうしてまた」

モノクマ「もー!オマエラ冷たいんだから!」

モノクマ「いーもん!ボクもう帰るもん!」

今は誰もこのモノクマのテンションについて行こうとはせず
いや、誰も付いていけないというのが正解だろう

モノクマ「あ、因みに今回はちょっと不明確な部分があるけど」

モノクマ「そこはオマエラのガッツで耐えてよね☆」

――――――――――――――――――
モノクマファイル02

被害者:超高校級のポエマー ―出町 雪―
死亡時刻:20:30~01:00 頃
死体発見場所:二階 大温泉フロア 大温泉
死因:絞殺

――――――――――――――――

崎見「死亡時刻が……」

東「多分お湯に浮かべられてたからぁ」

東「正確な時間が割り出せなかったのかも」

物見「で…でもこれだと捜査が難航しちゃうでちゅ!」

東「とりあえず今回も私と物見さんで保全はしておくからぁ」

物見「心置きなく捜査してきてください!」

崎見「お…おう」

コトダマ【モノクマファイル02】を入手した
『被害者は出町 雪、死亡時刻は曖昧、死因は溺死ではなく絞殺』

捜査して来いとは言われたけど…実際何をどう調べればいいんだ…
この前の事件なんてほとんど運が良かっただけだし…

とりあえず…温泉を調べてみるか

崎見「死体を発見したのって…桜ヶ丘か?」

桜ヶ丘「ええ…」

崎見「他には誰が居た?」

桜ヶ丘「合崎さんと…相生さんです」

崎見「ん…でも今この場にその二人はいないよな?」

桜ヶ丘「は…はい。合崎さんが少し気分を悪くしてしまって、相生さん達と部屋に戻っています」

崎見「…桜ヶ丘は大丈夫なのか?」

桜ヶ丘「一応…大丈夫だとは思っています」

崎見「どういう状況だったか…説明してもらえるか?」

桜ヶ丘「はい、まず昨日私が皆さんを朝風呂に誘ったんです」

桜ヶ丘「あの動機提示で皆さん元気が無かったようなので…」

崎見「全員誘ったのか?」

桜ヶ丘「誘ったのは相生さんに合崎さん…後…出町さんも誘ったんですけど…」

崎見「え!?出町を誘った?」

桜ヶ丘「でも…出町さんはもうすでに誘われてるから…と」

崎見「誰に誘われたとか…聞いてないか?」

桜ヶ丘「いえ…でも確か誘われていたのは夜だったと思います」

崎見「夜?どうしてまた?」

桜ヶ丘「言ってたんですよ、行きたいんだけど多分お風呂で長風呂して夜更かししちゃからって」

崎見「それで?」

桜ヶ丘「それだけです」

崎見「そうか…ありがとな」

桜ヶ丘「その時に計画を変えて出町さん達とお風呂に行っていたら…」

崎見「自分を責めるなよ?あんまりよくないぞそう言うの」

コトダマ【死体発見者】を入手した
『死体アナウンスが流れた際、現場に居たのは桜ヶ丘・合崎・相生姉妹の四人』

コトダマ【誘われてる出町】を入手した
『出町は犯行当日の日に誰かに夜風呂に誘われていた』

死体発見アナウンスに犯人を含まない
と言うことは桜ヶ丘を含んだ三人は犯人候補から外れてくる。

これだけでも十分な進歩だ
よし、引き続き温泉を捜査して行こう


崎見「…出町」

湯から引き上げられて床に寝かせられている出町
今にも起きてきそうだけど、もう出町が話すことは無い…

崎見「ん?…これ。なんだ?」

湯に浮かべられていた状態では気が付かなかったが、よく見ると出町の首元
そこに青い繊維の様な物が付着している


東「あ…それ私も気になってたんだぁ…」

崎見「何だと思う…?これ」

東「ごめんねぇ…ちょっと分からない」

崎見「物見は?」

物見「東さんに分からないことが私にわかるはずありまちぇん!」

崎見「だよな…」

物見「なんでちゅかその顔!もっと期待してくだちゃい!」

コトダマ【青い繊維】を入手した
『出町の首元に青い繊維の様な物が付着していた』

二階 更衣室前

それにしてもいったいどこをどう調べればいいんだ…
二階も解放されて広くなった今、一人で虱潰しで探していても埒があかない

ドタン

そんな事を考えながら更衣室のドアを閉めると、何かの落下音が背後で聞こえた
ん?なんだ?いったい何が落ちた

モノクマ「あああああああ!!」

崎見「なんだよ!?」

モノクマ「ボクがせっかく作ったプレートを壊したなぁ!」

崎見「え?」

モノクマ「もう!バカバカバカ!!」

激高するモノクマの視線の先に落ちているのは、扉を区別するために作られたプレート
それがドアを閉めた衝撃で外れたらしく、地面に落ちてしまっていた

崎見「ああ…ごめんごめん」

モノクマ「もう!接着剤もただじゃないんだからね!気を付けてよね!」

崎見「え?作ったってもしかして…市販のプレートくっ付けただけか?」

モノクマ「細かいことは気にしなーい!ボクの手が加わっていればどんなものでもメイドインモノクマなのです」

崎見「なんかそれって…どうなんだ?」

崎見「あ…そうそう、一つ聞きたいんだけど」

モノクマ「なにー?」

崎見「出町が無くなった日の夜、俺と立松で風呂に来たんだけど更衣室が開かなかったんだ」

崎見「どうしてなんだ?」

モノクマ「その日はボクがこのフロアを管理してたわけじゃないから分かりません!」

崎見「…は?」

モノクマ「ボクだってお休みしたいよ!四六時中オマエラのために動きっぱなしでさ!」

崎見「…なんだよそれ」

モノクマ「だから分かりません!」

モノクマに話を聞いたのが間違いだったな……
時間がもったいない、次は出町の部屋でも調べるか…

生活スペース 廊下

崎見「お、射場…何してるんだ?」

射場「…捜査だ」

崎見「何か分かったことはあったか?」

射場「…特に」

射場「いや…ある」

崎見「ん?なんだ?」

射場「…山丸に聞いたんだが、温泉が壊れてたらしいな」

射場「…ドアが開かなかったらしい」

崎見「そうか…やっぱり故障してたのか」

射場「…俺は入れたんだけどな」

崎見「ん?それってどういうことだ?」

射場「…大体7時くらいか、俺はその時温泉に入った」

崎見「…因みに山丸が何時くらいに入ったかとか…聞いてないか?」

射場「…23時」

23時…か。大体俺と立松が部屋に入って暫くしてからだな。
と言うことはドアが壊れたのは七時より後…22時より前ってことになるな


コトダマ【開かなくなったドア】を入手した
『射場が7時に温泉に行ったときには開いていたドアだが、山丸が行った23時には開かなかったらしい』

生活スペース 出町の部屋

出町の部屋に来てみたけど…
パッと見て見たところ何もない……

崎見「お…そうだ。あの時の動機」

崎見「それで何か分かるかもしれないな」

動機の紙があれば何か手がかりがつかめるかもしれない
そう思って出町の部屋を探してみたけど――――



崎見「何もねえな…」

それらしきものは何もない

崎見「……ここか?」

俺の予想は的中した
出町の生徒手帳はベッドの下に隠すように置いてあった

崎見「よし…これで」

正直、覗き見するみたいで気は進まないけど


これが手掛かりになるかもしれないんだ…

生徒手帳を起動させてみる。

崎見「ごめんな…見させてもらう」

正直人のプライベートを覗くなんて気の進まないことだ
それも異性が隠している秘密を暴こうなんて


崎見「……?」

動機として配られた罪はすぐに見つかった。
だけどそれは自分が想像しているよりヘビーな物。

『罪状:見殺し

貴女は14歳の時、隣のベッドで寝ていた患者が急変したにもかかわらずナースコールを押しませんでした
結果その患者は苦しみながら死んで行ってしまいました』

そして添付された写真は、出町と一緒に写る小さな女の子

崎見「……出町」

コトダマ【出町の動機】を入手した
『部屋に置いてあった出町の生徒手帳、罪状は見殺し』

投下が少し遅れて申し訳ないです。
次からは気を付けますので

それでは安価
下3までを採用します

因みに今使えるスキル
『審美眼』:気になる場所で使う事でコトダマを得れることが…。使用回数一回

…よし。次する事と言えばアリバイ確認か?
それにドアが開いた時間と開かなくなった時間をもっと正確に割り出しておきたいしな

二階 マッサージ室

崎見「あ…ちょっといいか?」

山丸「ん?なんだべさ?」

崎見「昨日山丸が温泉に行ったとき、温泉の扉は開かなかったんだよな?」

山丸「んだ」

山丸「オラはいっつもあの温泉を利用してるのに、こんなの初めてだったんだな」

山丸「モノクマに聞いてもはぐらかされるし」

崎見「いっつも?」

山丸「んだ、オラ温泉好きだから、一日に一回は温泉を利用してるんだ」

崎見「…そうなのか」

山丸「んでも、なんかおかしかった気もするんだな」

崎見「それって何か分かるか?」

山丸「わからんべ」

崎見「そうか、じゃあ次に聞きたいんだけど」

崎見「出町の死亡時刻は何してた?」

山丸「んー…温泉に行った以外は部屋に居たんだな」

崎見「そうか」

崎見「なんか他に気になった所はあるか?」

山丸「特にないんだな」

崎見「もし何がおかしかったか分かったら教えてくれ」

山丸「任せんべ!」


コトダマ【山丸の違和感】を入手した
『温泉に入れなかった山丸、何か違和感があったらしいが』

ボイラー室

お香「あら?何か用?」

崎見「いや…ちょっとアリバイの確認をと思ってな」

鳳院「アリバイの確認?んなもんねえよ」

お香「私もあの時間は部屋に居たわね」

鳳院「あ、でも俺は一回だけ温泉行ったぞ?」

鳳院「ほら覗きの時に――――」

お香「ん?」

鳳院「いや…何でもない」

崎見「何時くらいだったか覚えてるか?」

鳳院「夜中の12時だっけな」

崎見「で、ドアは開かなかったと」

鳳院「あ?ああ」

お香「ん?なによ」

お香「どうしてアンタは開かないって思ったわけ?」

崎見「いや、俺らが風呂に行ったときは開かなくてさ」

崎見「それに23時に行った山丸も開かなかったって言ってたからさ」

お香「あら…それはちょっと気になるわね」

鳳院「嘘はついてねえぞ!」

成程な…と言うことは開かなくなってた時間は7時から~0時まで…か
その間にアリバイがなかった人物は全員怪しいってことになるのか?

いや、逆にドアは開かなかったんだ
と言うことは普通に考えてこの時間帯にアリバイが無い奴は――――

だめだ…頭がこんがらがってきた

生活スペース 食堂前

崎見「宍戸!それに幅広!」

宍戸「んあ?何?」

幅広「…犯人が分かったとかじゃないでしょうね!?」

崎見「いやいや…そんなすぐには」

崎見「二人にちょっとアリバイを聞いておきたくてさ」

幅広「私は…あの時間帯ずっと一人よ!」

幅広「ボッチで悪かったわね!この下層階級民!」

宍戸「ウチは1時に風呂行ったくらいだな」

崎見「は?開いたのか?ドア」

宍戸「ふつーに開いた」

崎見「ん?でもその時に死体って……」

宍戸「無かったけど?」

宍戸「しかもそれが腹立つんだよ」

宍戸「夜中ウチの個室のインターホンをすっごい連打する奴がいてさ」

宍戸「腹立ったからとっ捕まえてやろうと思って、ウチが追いかけたわけ」

宍戸「二階に行ったのは分かったからさ、とりあえず探し回って」

宍戸「んで、最後に温泉回ったんだけどさ、ちょうど汗もかいてたし…一風呂入ったってわけ」

崎見「その追いかけてたやつってどんな見た目か分かるか!?」

宍戸「頭に桶被ってたからなぁ」

幅広「因みにその桶は風呂場のよ、さっき二階のグッズ売り場の桶とこの前の在庫数照らし合わせたけど…」

幅広「全部新品だったわ」

コトダマ【消えてた死体】を入手した
『1時に温泉に入った宍戸は死体が無かったと証言している』

生活スペース 合崎の部屋

クミ「あ、崎見」

レミ「ど~したの?」

崎見「いや…合崎の様子がちょっと気になってな」

合崎「あ…うん、大丈夫だよ」

合崎「ちょっと気分悪くなっちゃっただけだから…気にしないで?」

崎見「だったらいいけど…」

クミ「ご用は?」

レミ「それだけ?」

崎見「因みにだけど…なんかあやしい奴見かけたりとか…しなかったか?」

レミ・クミ「ぜんっぜん知りませーん」

崎見「そうか…」


崎見「因みにお前らが朝風呂行った時の時間とかは覚えてるか?」

合崎「確か…6時位かな?」

…今までの情報をつなぎ合わせていくとお風呂は夜中の1時には解放されてたってことになるのか。
と言うことは開かなくなってた時間は俺らが行った22時から0時までってことか?

崎見「他に風呂行った奴とか知ってたりしないか?」

合崎「んー…ごめんね、分からない」

合崎「あ…でも響山君がお風呂に行ってみたいって言ってたから、もしかすると」

崎見「そうか…ありがとな、助かる」

合崎「ううん、気にしないで。今回は私に何にもお手伝いできないから…」

合崎「私にできる事だったら何でも言ってね」

崎見「ああ、助かるよ」

生活スペース 廊下

立松「ふんふん」

奏「許してくれってYO」

立松「うん、今はね。裁判が終わったら…ね?」

奏「顔がこえーぜ!?」

合崎の部屋を出てちょっと行った所
そこには運よく響山と奏が揃って立っている

立松「あー…ちょうどお前も呼びつけようと思ってたんだよ、崎見」

立松「ちょっと来い」

崎見「ん?」

チラッとこっちを見た立松の顔、それは物凄く怒ってるみたいで

立松「お前と、んで奏と…響山…お前らは覗き及びそれに加担したんだ?」

奏「ちょ…ちょっと待ってくれめーん!俺は加担しただけで」

立松「黙れや主犯!」

立松「んで、崎見も覗いたってわけ?」

崎見「いや…えー…んー」

言葉を濁していると俺のスネにものすごい衝撃が……
そう、立松の素早い脚撃が俺に直撃していた

立松「んで?奏が墓穴掘らなかったらお前らは黙ってるつもりだったんだ?」

響山「まあまあ落ち着き給え」

立松「うっせぇ!ガチホモ!塩酸で喉焼いてやろうか!?」

響山「……」

立松「おう、で?21時に響山と奏で温泉に行ったんだな?」

奏「…はい」

ん?ちょっと待て…ちょっと待てよ……
今のこの言葉って、何気に凄いヒントになってないか!?

崎見「え?お前…風呂場に入ったのか!?」

奏「なんでそこでお前が食いついてくるんだめーん?」

崎見「そっか!ありがとな!」

立松「んあ?」

崎見「ちょっともう一回温泉行ってくるわ!」

立松「待て待て待て」

立松「話は終わってない」

崎見「もしかしたら何か手がかりが見つかるかもしれないし…」

響山「…手掛かり?」

奏「そうか…じゃあ俺も」

立松「待てや、お前らはもうちょっと尋問じゃ」


コトダマ【開かなくなったドア】をアップデートした
『ドアが開かなくなったのは22時~0時までの二時間』

二階 大温泉

物見「あ…どうちたんでちゅか?」

東「何か用事かなぁ?」

崎見「一応二人のアリバイも聞いておこうと思って」

物見「あたちはありまちぇん!」

東「…私もないかなぁ」

崎見「そうか…」

東「どうしたの?何だかいろいろ難航してるみたいだけどぉ…」

崎見「いや、アリバイない奴が多くてな」

崎見「それに聞けなかった奴も居るし…」

東「そっかぁ…じゃあ逆にアリバイがはっきりしてる人を整理してみたら?」

崎見「とりあえず今の所…死体発見アナウンスが流れた時に場に居た三人は除外」

物見「ふむふむ」

崎見「で…次は俺」

崎見「あ…そうだ、その時立松も居たから立松もだな」

物見「その後人以外は全員アリバイが無いんでちゅか?」

崎見「ああ…今のところはな」

東「そっか…でも三人はある程度犯人リストから外れるから良いよねぇ」

崎見「ん?三人?」

東「だって崎見君が犯人かもぉ…」

崎見「!?」

東「あくまで仮定だよ。それに私もアリバイないのは一緒だしぃ…」

物見「たちかにそうでしゅね…」

東「だから提案、物証を集めていった方がいいと思うのぉ」

崎見「物証?」

東「だって証言は全部曖昧だし…誰が嘘ついているか分からないでしょう?」


そうか…物証か……でも俺そんな事し慣れてねえ……
よし誰か連れて行こう

物凄く投下が遅れました…
言い訳としてはちょっと私生活が忙しくてですね…申し訳ない

では安価です
調べてほしい物場所人物を下3まで採用します

そして初めての試み、相棒を下4で選びたいと思います

わからないから少しこの辺とかヒント欲しいな

>>416

把握です
ヒントとしては
青い繊維が一体何なのかを掘り下げてくださいまし

パートナーとしてはうってつけの人が実はもう登場しています

それでは安価
調べてほしい物場所人物を下3まで採用します

相棒を下4で選びたいと思います

今使えるスキル
『審美眼』:気になる場所で使う事でコトダマを得れることが…。使用回数一回

すいません私生活忙しいのと風邪引いてしまったので投下が大幅に遅れてます
基本二日に一回は投下するつもりだったのですが…

明日には投下できるようにしますのでもう少々お待ちください…

もうしわけございません

それでは二時までには投下いたします。
裁判の深みを出すためにオリジナルなシステムを入れてみようと思うのですが……

不評だったらごめんなさい…

13時に投下いたします

二階 エントランス

崎見「…と言う事だ。付いて来てくれ」

奏「オレを選ぶとは!チェケラッチョ!」

俺が相棒として選んだのは奏
もっと他にも賢そうで役に立ってくれそうなやつは多いけど…
一番クセが強くなく、そして結構未知数の力を持っている気がする

簡単に言うとちょっとした賭けである…


奏「で?どこを調べるんだめーん?」

崎見「…どこを調べればいいと思う?」

奏「そこまでオレに丸投げかーい!」

奏「とりあえず更衣室から行ってみるZE!」

崎見「…更衣室か」

奏「ん?もう調査済みか?」

崎見「いや…まだ見てない」

奏「そうと決まれば善は急げDA!」

一直線に大温泉の方へ向かっていく奏
考えているのか考えて居ないのか全く分からない……

やっぱり失敗だったか?

二階 更衣室

奏が電子手帳をかざすと更衣室のドアが開く。

奏「まあ更衣室って言ってもオレらが調べられんのは男子更衣室だけなんだがな!」

奏「って!何もたもたしてんだぁ?入って来いYO」

崎見「お…おう。」

やっぱりまだ事件が起こったって事を理解できてないのか?
奏に促されて、俺は更衣室の中に入った

崎見『ん…ちょっと待て……』

崎見『モノクマの言ってた他の更衣室に入る方法……』

崎見『もしかして……』

奏「何ぼーっとしてんだって!」

崎見「おう…ごめんごめん」

奏「で?何を調べるんだ?」

崎見「いや…ここを調べても意味ないだろ」

崎見「出町は女だし…」

奏「そうだな…」

奏「よし!オレに任せろ!」

奏「モノクマ!ヘイ!カモン!!」

モノクマ「はいはーい?なんでしょーか?」

ホントにどこから出もこいつは湧いて出てくるな……
一体どういう仕組みだ?」

奏「頼みがあるんだが聞いてくれるかめーん?」

モノクマ「もっ!仕方ないなぁ」

奏「女子更衣室に入りたんDA!もちろん調査のためDAZE?」

モノクマ「…それは良いけど」

奏「YO!太っ腹!」

モノクマ「やめてよね…ダイエットしてるんだから……」

奏「よし!じゃあ女子更衣室へいくZE」

モノクマ「あ…でも他人の使ってるロッカーは開閉できないようにしてるよ!」

モノクマ「コンブプライスレスだからね!」

崎見『コンプライアンス…だろ』

二階 女子更衣室


崎見「内装はあんまり変わりないんだな」

奏「変わりないも何も…全部一緒じゃねえかYO」

俺らが踏み入った女子更衣室の中
それは男子更衣室とまったくもって一緒で

奏「あ…でも男子更衣室よりロッカー使ってる奴多いZE」

崎見「…ほんとだな」

奏「レディは温泉が好きだからな」

確かに男子更衣室のロッカーより、女子更衣室のロッカーの方がランプが点灯している

奏「で?何を調べるんだ?」

崎見「とりあえず…ロッカーの中身か?」

奏「でも人が使用してるのは開けないんだZE?」

そんな事を言いながらも適当なロッカーに手を伸ばして開いて見せる
これまた中に入っている物も一緒。
違いと言えばタオルの色が違うくらい

崎見「別に…変わった所は無いな」

奏『こういう所見逃さないのがオレだメーン』

オトダマ【女子更衣室と男子更衣室の違い】を入手した
『ほとんど一緒の更衣室!違いはタオルが赤か青ってだけだZE』

オトダマ【ロッカー使用者数】を入手した
『男子更衣室のロッカー使用者数は四人DA。因みにそのうちの一つはオレだメーン』

更衣室の捜査を終えた俺たちが次にやってきたのはグッズ売り場
奏曰く、温泉にある物は大抵ここでも売っているらしい

奏「でもお前が気になってる青い繊維の事だけどYO。いったい何なんだ?」

崎見「それが分からないから捜査してるんだろ?」

奏「…この青いタオルとかか?」

崎見「確かにそれっぽいけど…減ってねえ」

奏「言われて見れば…1個もかけてねえNA」

確かに青い繊維のタオルだけど、それはキレイに袋詰めされて一つのフックに3つずつ吊りさげられている
1個でもなくなればすぐに分かるだろうし、これが凶器と言うことはなさそうだ

奏「オイ!これは?」

崎見「…接着剤?」

奏「ここだけ不自然になくなってるZE?」

奏が指さす方にあるのはモノクマの書かれた接着剤。
タオルと同じようにつりさげられているが、そのうちの一つが無くなっている

コトダマ【なくなった接着剤】を入手した
『グッズ売り場の接着剤が一つなくなっていた』

コトダマ【未開封の…凶器?】を入手した
『青い繊維の物と思われるタオルを見つけたが欠品は無いようだ…封もあけられてない…』

奏「カモーン!モノクマ!」

モノクマ「もう…なに?」

奏「死んだ奴の体についてた青い繊維って何なんDA?」

モノクマ「いやいやいや…それはさすがに言えないよー」

モノクマ「オマエラが捜査して探さないとー」

崎見「じゃあこの青いタオル。これは最初から何個あったんだ?」

モノクマ「確か一つのフックに3つで…えーと…」

モノクマ「って危ない危ない!そんなことも言いません!!」

一つのフックに3つ?
だとしたら完全にここのタオルに欠品は無い?

モノクマ「もう!ズルはダメだよ!!」

奏「oh…さすがに上手くいかなかったか…」


コトダマ【未開封の…凶器?】をアップデートした
『モノクマの言う事が真なら欠品は無い、よってここのタオルは凶器ではない』

唐突な新要素=『キャラダマ』です
相棒に選んだキャラが独自の視点で独自の証拠を見つけ出す新システムです
裁判で行き詰ったときに助けになる……ます。はい
それにこれでより深く一人一人を掘り下げれるかな…と

それでは時間的に最後の捜査ですかね?

それでは安価
調べてほしい物場所人物その他を下3まで採用します

二階 大温泉

崎見「…って言う物証が集まったんだけどな」

崎見「二人は一体どう思う?」

奏「オマイラの意見を聞きたいメーン!!」

東「なくなってたのは接着剤だけなのぉ?」

崎見「ああ…確かにそれだけだ」

物見「でもあたち知ってまちゅよ!」

物見「モノクマは基本的にここで販売している物は使わないんでちゅ」

崎見「……ん?」

物見「モノクマ言ってたんでちゅ!生徒と線を引くために売店に売ってるものは使わないって」

東「その証言が正しいとすればぁ……」

東「接着剤は生徒が使ったってことぉ?」

物見「ってことになりまちゅね」

奏「でもモノクマの嘘ってこともあるメーン?」

崎見「そうだな、だって更衣室のドアのプレート」

崎見「あれはモノクマが市販の接着剤でくっ付けただけの物なんだろ?」

東「あ…そうだねぇ」

物見「てんてけてーん」

物見は俺らに見せびらかすように売店に売ってある、モノクマ印の接着剤を取り出した。

奏「ん?なんでお前がそれを!?」

物見「出町ちゃんのポッケに入ってたでちゅ」

東「なんでそれを早く言わないのぉ?」

物見「…ごめんなちゃい……」

でも確かに物見の言っている事は間違ってないぞ…
そう、あの時。俺がプレートを落とした時
モノクマはこれとは違う接着剤を使用していた、俺はそれを見てたんだ…。

コトダマ【接着剤を使用したのは?】を入手した
『物見曰く、基本的に売店に売ってるものはモノクマは使わないらしい』

東「でねぇ、これは私からなんだけどぉ」

東「出町さんの服。ちゃぁんと見た?」

奏「…ん?」

崎見「いつも通りだと思うぞ?」

物見「でちゅ」

東「やっぱりわかんない?」

東「ここのボタン。ほら、よーく見て」

崎見「…あ」

崎見「これって…ボタンの掛け違い?」

東「うん。全部綺麗に掛け違えてるのぉ」

物見「言われてみれば全部一個違いでちゅ」

東「最後に見た時は確かボタン掛け違いなんて無かったと思うんだけどぉ…」

東「それに出町さんだってそんなミスはしないと思うしぃ…」

コトダマ【掛け違えたボタン】を入手した
『出町の服のボタンは全部掛け違っていた』

崎見「あ…そうそう、宍戸が言ってたんだけどさ」

崎見「夜中の一時にここに来た時、死体が無かったらしいんだ」

東「…死体が無い?」

物見「でもここに隠す場所なんてないでちゅよ?」

東「うん。私たちはここの捜査ずっとしてたけどぉ…」

東「隠せる場所なんてどこにもないよぉ」

奏「あれじゃねえのか!?湯煙隠れ!NINJASTYLE!」

崎見「…違うだろ。それにそこまで湯気濃くないぞ」

物見「さすがにあちしでも気づくでちゅ」

奏「物見が気づくんだったら…無理だNA!」

物見「ガビーン」

じゃあ死体は一体どこに消えたんだ?
温泉に隠す場所が無いとしたら更衣室か?

でも更衣室は温泉以上に簡素で隠す場所なんてないぞ?
ロッカーが大きかったらそこに隠すこともできたはずだけど…

コトダマ【隠す場所は無い】を入手した
『温泉や更衣室に人一人を隠してしまえる場所なんてない』

崎見「…他に調べる所ってあるか?」

奏「ん~?時間もいい頃なんじゃねえKA?」

『オマエラももう慣れたかな?と言うことで二回目の学級裁判』

『わっくわくのドッキドキだよね!』

『ではでは、生活スペースにお集まりください』

奏「生活スペース?この前と違うくねえKA?」

崎見「集まる場所がころころ変わるんだな…」

奏「どういう仕組みなんだ?……」

崎見「この前と一緒で、そこらへんに階段があるんだろう」

崎見「俺らが気にしてないだけで」

奏「成程な…意外と今回の事件もそんな感じだったりしてNA」

崎見「どういうことだよ…」

奏「そこにあるのに見えてない…的な!?」

崎見「訳わかんねえよ」

生活スペース 食堂前

鳳院「すげぇ…こんな階段が隠されてたなんて」

響山「まるでからくり屋敷だ」

現れた階段を降りると、そこにあるのはこの前と同じエレベーター
二回目ともなればある程度の流れはつかめているのか、他の面々はそこに乗り込んだ

合崎「ぼーっとして…どうしたの?」

お香「早く乗んなさい、嫌なのはわかるけど」

最後に俺が乗り込むとドアが重々しく閉まりエレベーターが駆動する
地下へ地下へとゆっくりと落ちていく


二回目の学級裁判
果たして俺は……俺たちは…犯人を見つけられるのだろうか?

―――今までのおさらい――――

モノクマがあんなことさえしなければみんな楽しく生活を送れてたのに…
まあ僕はモノクマ側だし…大歓迎なんだけど

え…えっと。今回殺されたのは出町さんなんだよねぇ?
こ…こんな物騒なことが起こるなんて怖いよね
でもこんなことに動じない様に僕も強くならないと……



スキル
『哀憐の発言』:「裁判で一度だけ邪魔なコトダマを消すことができる」任意
『時々ポイズン』:「反論ショーダウンの際威力が少し上がる」オート
『マゾヒズム』:「失敗して発言力が下がった際に、コンマゾロ目なら発言力を回復させる」オート
『ワンショット』:「閃きアナグラムの一文字を解放できる」任意
『思い出す』:『コトダマ提示の時に使用すると三択になる』任意

発言力→6 

コトダマ【モノクマファイル02】
『被害者は出町 雪、死亡時刻は曖昧、死因は溺死ではなく絞殺』

コトダマ【死体発見者】
『死体アナウンスが流れた際、現場に居たのは桜ヶ丘・合崎・相生姉妹の四人』

コトダマ【誘われてる出町】
『出町は犯行当日の日に誰かに夜風呂に誘われていた』

コトダマ【青い繊維】
『出町の首元に青い繊維の様な物が付着していた』

コトダマ【開かなくなったドア】
『射場が7時に温泉に行ったときには開いていたドアだが、山丸が行った23時には開かなかったらしい』

コトダマ【出町の動機】
『部屋に置いてあった出町の生徒手帳、罪状は見殺し』

コトダマ【山丸の違和感】
『温泉に入れなかった山丸、何か違和感があったらしいが』

コトダマ【消えてた死体】
『1時に温泉に入った宍戸は死体が無かったと証言している』

コトダマ【なくなった接着剤】
『グッズ売り場の接着剤が一つなくなっていた』

コトダマ【未開封の…凶器?】
『モノクマの言う事が真なら欠品は無い、よってここのタオルは凶器ではない』

コトダマ【接着剤を使用したのは?】
『物見曰く、基本的に売店に売ってるものはモノクマは使わないらしい』

コトダマ【掛け違えたボタン】
『出町の服のボタンは全部掛け違っていた』

コトダマ【隠す場所は無い】
『温泉や更衣室に人一人を隠してしまえる場所なんてない』

>>>>キャラダマ<<<<<

オトダマ【女子更衣室と男子更衣室の違い】
『ほとんど一緒の更衣室!違いはタオルが赤か青ってだけだZE』

オトダマ【ロッカー使用者数】
『男子更衣室のロッカー使用者数は四人DA。因みにそのうちの一つはオレだメーン』

はい。裁判partはもう少し待って下さいまし
今回のヒント。宍戸のピンポンダッシュです

まあ犯人の目ぼしはついてそうですよね…
この前のように大幅に遅れないように気を付けます

朝早いですが10時くらいから投下していきます
是非ご参加くださいませ

響山「二回目…か、私的にはもうここには来たくなかったんだが…」

山丸「んだべ」

宍戸「で…今回は何だよ。これ」

宍戸がそう言うのも無理はない。
今いる裁判場はこの前の内装とはガラリと変わって、手術室の様
しかも所々からカラフルな光が漏れてアンバランスで不気味だ

モノクマ「マンネリってよくないでしょ?だから頑張ってリフォームしちゃいました!」

モノクマ「これでオマエラも新しい気持ちで裁判できるね!」

モノクマ「それじゃあさっそく議論を始めちゃいましょう!」

モノクマ「それではまず学級裁判の簡単な説明から始めます! 学級裁判の結果はオマエラの投票により決定されます」

モノクマ「正しいクロを指摘できれば、黒だけがおしおき。だけど…もし間違った人物をクロとした場合は…クロ以外の全員がおしおきされ、みんなを欺いたクロだけが晴れて卒業となりまーす!」

モノクマ「ではオマエラ、存分に議論し合って下さい」
















学 級 裁 判   開 廷 !
















コトダマ/キャラダマ
>【モノクマファイル2】
>【山丸の違和感】
>【死体発見者】
>【出町の動機】


響山「今回死んだのは『出町』さんで間違いはないんだね?」

幅広「それ以外に誰が死ぬって言うのよ…」

山丸「『溺死』なんて絶対に苦しいんだな…残虐な犯人を逃がすわけには行かねえべ」

立松「犯人が許せないから『裁判してるんだよ』」

東「…そうねぇ」

お香「で?今回はどこを論点にしていくの?『動機?』『凶器?』」

物見「まずはそこを探していった方がいいんじゃないでちゅかね?」

合崎「…うん、私達も『色々捜査したわけだし…』」

合崎「もっとも私は部屋にいたからできてないんだけど…」

鳳院「『体調は大丈夫なのかよ!?』」

レミ「そこはもーまんたい!」

クミ「私たちが『付きっ切りで看病』しました~」

合崎「ありがとうね?二人とも」

宍戸「おいおいおいおい、話ずれてきてんぞ?」


人が少なさそうなので 安価下1

【モノクマファイル2】→ 『溺死』

【モノクマファイル02】→『溺死』 論破成功!!

<<BREAK!>>

崎見「それは違う!」

崎見「モノクマファイルをよく見てくれ!」

山丸「…あ」

山丸「絞殺って書いてあるんだな」

桜ヶ丘「あら?でも……」

桜ヶ丘「だとしたらどうして温泉に浮かべるなんて悪趣味なことを?」

物見「それは死亡推定時刻をずらすためじゃないでちゅか?」

宍戸「んだよそれ?」

響山「私が読んでた小説にも確かにそんな事書いてたね」

山丸「暖かくなったり寒くなったりすると腸内の温度が…っていうアレだべか?」

宍戸「なんでお前らそこまで詳しいわけ?」

射場「…常識だ」

東「何はともあれ、認知度は高いみたいだね」

響山「今の話を聞くからにして殺人は温泉外で行われたと言う事で良さそうだね」

山丸「んでも…どこで?」

鳳院「死んだ人間担ぎ上げてくってなったら相当な力いんぞ?」

射場「……力の抜けた40kg代。米俵を担ぐようなものだ」

お香「米俵担ぐって…なに?私が犯人ってこと?」

射場「…いや、一つだけ出来る方法はある」

お香「何よそれ?」

射場「温泉内で殺すか温泉に近い場所で殺すか…だ」

射場「温泉の床は滑りやすい、持ち上げなくても楽に運べる」

宍戸「…ん?だったら温泉内で絞殺されたってことか?」

射場「…それか更衣室」

響山「更衣室で殺されたとなれば話は早いよ」

響山「犯人は簡単に導き出せてしまうよね」

コトダマ/キャラダマ
>【開かなくなったドア】
>【なくなった接着剤】
>【死体発見者】
>【山丸の違和感】

『ノンストップ議論 開始』


立松「『犯人を導き出す方法?」

響山「つまりは出町さんを更衣室で殺害できる人物」

響山「となれば『女性全員が怪しい』ってことになってくるんだ」

鳳院「マジかよ!すっげえ!」

奏「えーと…江ノ島と出町を除いた全員が容疑者ってことかめーん?」

お香「『15人から7人に絞り込める』って事よね?」

東「えぇ…また私疑われるのぉ?」

宍戸「ウチらも一緒だ、安心しな」

鳳院「じゃあ今から『アリバイのない奴を絞り込んでいけばいいんだな?』」

物見「あの…時間帯が幅広いでちゅし……『アリバイない人の方が多いんじゃ?』」

響山「そのために『犯行時刻をずらした』のかな?」

響山「今回の犯人は『頭がキレそうだね』


人が少なそうなので今回も安価↓1

【死体発見者】→ 『女性全員が怪しい』

【死体発見者】→『女性全員が怪しい』 論破成功!!

<<BREAK!>>

崎見「それは違う!」

響山「……?」

崎見「確か死体発見者には犯人は含まれないはずだよな?」

モノクマ「うん、そだよー」

崎見「だとしたら今回の死体発見者」

崎見「桜ヶ丘に相生。合崎は犯人じゃないんだ」

桜ヶ丘「あら…そうでしたね、私ったらズッポリ忘れていました…」

レミ「なんか言い回しが卑猥!」

合崎「じゃあ犯人は私たち三人以外?」

響山「相当絞られてくるね」

お香「ええそうね。でも更衣室で事が行われてたら―――の話だけど」

射場「…温泉内で殺されたって可能性も十分にある」

立松「それに何らかの方法で運搬されたってこともあり得るし」

東「じゃあ…えっとぉ…殺害場所の特定?」

山丸「んだな」

山丸「んでも、どこで殺されたかとか…判別付くんだべか?」

宍戸「それを今から明らかにしていくんじゃねえの?」

物見「でも温泉内か温泉に近い場所か」

物見「それは断定できまちゅ!」

クミ「なんで~?」

物見「だってほら。あちし達非力でちゅし…」

宍戸「まあね、でもそれで話突っ込んでくとやっぱ更衣室か温泉内ってことにならない?」

立松「…クロが女って確定?」

立松「なんか引っかかる……」

山丸「んでも、死体を運ぶとなれば更衣室か温泉内の犯行に限られてくるんだな」

立松「うん。女の人だったらね」

立松「でもさ…出町さんの体重だったら軽々持ち上げれるくない?」

響山「…男だったらに限られてこないかい?」

響山「もし仮に君たち女性に今回のクロが居なくて、私たちの中に居たとしよう」

響山「だとしたら温泉内部に遺体を運ぶのは不可能なんだよ」

奏「たしかにな、奴は女だメーン?」

幅広「そ…そうよ!味方はしたくないけど…犯人は女よ!!」

立松「んー…本当にそう?」

お香「なによ?なんか引っかかってる顔してるわねあんた?」

立松「なーんか…クロの思い通りに議論を操作されてる気がするんだよね…」

桜ヶ丘「上手く行きすぎ…と言う事でしょうか?」

立松「そう言う事」

東「一回話を変えて見ない?クロの思惑なんて分かるわけないんだしぃ…」

合崎「…そうだね。無駄に時間を消費するのはよくないよ」

山丸「んでも、他に謎な事って…」

崎見「いや…あるんだよ」

山丸「なんだべさ?」

崎見「山丸も経験してるはずだぞ?あの犯行日に」

射場「…回りくどい」

崎見「ごめんごめん。でも、あの時何故か更衣室のドアが開かなかったんだ」

山丸「あ…確かにそうだべな」

コトダマ/キャラダマ
>【開かなくなったドア】
>【誘われてる出町】
>【女子更衣室と男子更衣室の違い】
>【山丸の違和感】

『ノンストップ議論 開始』


幅広「ど…ドアが開かなくなったぁ!?『そ…そんなの故障よ』」

モノクマ「あの時不具合は無かったもん!ボクは見てないけど」

奏「見てないんかーい!」

鳳院「おう。『俺が行ったときにも開かなかったぞ』」

お香「でも『その日一日開かなかったんでしょ?』」

射場「いや…七時には開いていた……」

立松「崎見と行ったときは『開いてなかったよ』」

宍戸「ウチも入れたけど?」

山丸「んだば、オラは無理だったんだな」

物見「ふぇぇ…時間がバラバラでちゅ」

お香「『本当にバラバラね…時間が把握できないわ』」

下1で

【開かなくなったドア】→ 『本当にバラバラね…時間が把握できないわ』
アプデされて時間把握済みだったはず

【開かなくなったドア】→『本当にバラバラね…時間が把握できないわ 論破成功!!

<<BREAK!>>


崎見「それは違う!!」

崎見「ドアが開かなくなったのは二時間だけなんだ」

お香「は?どう言う事よ?」

崎見「捜査時間の時に予め全員に話を聞いておいたんだ」

お香「ふぅん。誰かが嘘をついてるってことは考えてないのね」

崎見「……そこを今から考えていく」

お香「ダメダメじゃないの」

崎見「射場。お前は何時間くらい風呂に入ってた?」

射場「さあな」

お香「はい行き詰まりー」

崎見「……くっ」

宍戸「ウチが入ったときにも無かった」

崎見「……ん?」

崎見「それっておかしくないか?」

崎見「だってお前が風呂に入ったのって」

宍戸「1時だけど?」

崎見「モノクマファイルに書いてある死亡時刻は20:30~1:00だ」

崎見「どうしてその時間に死体が無いんだ?」

お香「運んできたんじゃないの?」

崎見「…どこから?」

お香「じゃあ隠してたんじゃないの?」

崎見「温泉と更衣室には隠せる場所なんて無かったぞ」

お香「じゃあ分からないわよ!」

今回はこの中途半端な所でいったん休憩です
更新は今日の夜中位か明日かです

はい…うんなんかごめんよ

やっぱり朝から更新したら人居ないわな…



この時間は圧倒的に人少ないしな
まあ次に活かせばいいさ

昨日の反省を生かしまして今日は夜の23時くらいに投下いたします

人がそこそこいれば良いな^p^

ちと早いですが投下していきますねー

響山「…女性が死んだ女性を運ぶ……」

響山「相当な重労働じゃないかい?」

山丸「それに人に見つかるリスクだって…あるんだな」

宍戸「あ…そうそう。ウチが風呂に入る原因だけどよ」

宍戸「桶被った奴がウチの部屋のドアをピンポンダッシュしていきやがったんだよ」

響山「桶を被った?」

鳳院「桶を被った…な」

奏「SAY!それって…」

山丸「お…オラじゃないんだな!!!」

山丸「そ…それに!出町さんが男子更衣室に入るのは無理なんだな!!」

崎見『…いや。一つだけあるんだ』

崎見『生徒手帳を使わずに更衣室に入る方法が…』


正しい選択肢を選べ

1ドアをこじ開ける

2他の人の後に続く

3念力を使う

4モノクマにお願いする

下2

選択→2:他の人の後に続く

<<CONGRATULATION>>

崎見「他の人の後に続けば……入れるんだ」

幅広「……はぁっ!?」

桜ヶ丘「あ…でも確かにそうですよね。この前みんなでお風呂に行った時も……」

奏「確かに捜査の時に崎見がそれをしてたZE」

幅広「……でも性別が違うのよ!?」

桜ヶ丘「いえ…もしかしたら行けるのかも」

幅広「うるさいわよ!雌豚ぁ!」

桜ヶ丘「もっとぉ!!」

崎見「…どうなんだ?モノクマ」

モノクマ「え?はいはい、あーね。うんうん」

モノクマ「その方法で強ち間違ってないよー」

モノクマ「生徒手帳翳してから10秒程はドアのロックが外れるからねー」

モノクマ「もうねフリーパス状態」

宍戸「ん?じゃあウチが死体を見つけれなかったのって……」

崎見「死体は女子更衣室じゃない。男子更衣室にあったんだよ」

崎見「宍戸の部屋にピンポンダッシュを仕掛けることによって、その時間女子更衣室と温泉には何もなかったってことを証言させたかったんだ」

響山「ふぅん…じゃあ形勢逆転。私達男性の中にクロが居ると言う事かい?」

山丸「…お……オラじゃない!!」

山丸「そ…それに出町さんを殺す理由なんて…」

奏「ますます怪しいZE?」

山丸「違う違う違うんだな!!!」

山丸「それに出町さんをオラが運んだって証拠もないんだな!」

崎見『出町が別の場所から別の場所へ移動させられた証拠』

崎見『もしかしてこれの事か?』


コトダマを提示しろ!

下2で

提示→【掛け違えたボタン】

<<MISS!!>>

崎見「ボタンが掛け違っていたんだ!」

レミ「へ?それが何なの?」

山丸「お…オラが!そんなことするわけねえっぺ!!」

お香「アンタいくらなんでも発想がバイオレンス過ぎるわよ……」

クミ「正直ちょっと引く~」

崎見「…クッ……」

崎見『いや…俺は見たんだ。出町が別の場所に移動させられた証拠を』

崎見『本来ならある場所にあらなければならないアレを…』

下1

提示→【出町の動機】 

<<CONGRATULATION>>

崎見「出町の…動機だよ」

立松「え?何!?人の動機見たの?」

合崎「それって…ちょっとひどいです」

崎見「問題は見た場所だよ……」

崎見「俺はこれを事件後に出町の部屋で見たんだ」

響山「つまり生徒手帳はずっと出町さんの部屋にあったと」

宍戸「風呂行くのに生徒手帳持ってないって……おかしくねえ?」

山丸「んだべ!でもオラは本当にやってねえんだって!」

崎見「…でも皆の言う通り風呂に行くのに電子手帳を持ってない……」

山丸「はめられたんだべ!オラははめられたんだ!」

コトダマ/キャラダマ
>【山丸の違和感】
>【開かなくなったドア】
>【ロッカー使用者数】
>【青い繊維】

『ノンストップ議論 開始』

山丸「本当に本当にオラじゃないんだってばさ!」

レミ「焦れば焦るほど怪しいパティーン……」

クミ「もう『犯人けって~』だよね!」

立松「うそ…本当に?」

桜ヶ丘「『本当にあなたが出町さんを?』」

山丸「『違うんだべ!』『それにまだ男子更衣室で殺されたって確たる証拠もないっぺ!』」

幅広「……かっぺの癖に生意気よ!」

幅広「罪を認めなさいよ!『アンタが殺したんでしょ!?』」

↓2で

<<BREAK!>>

崎見「それは違うぞ!!」

崎見「殺された出町の首には青い繊維が付いてたんだ!!」

山丸「…は!?それが何の証拠だっぺか!?」

山丸「タオルなんてどこからでももってこれるっぺ!」

山丸「それに…それに売店にだってタオルが売ってるっぺ!」

幅広「それはそうね…確かに売店には青いタオルが売ってるわ」

山丸「んだべ!?」

山丸「だからオラは犯人じゃないんだっぺ!!」

山丸「本当に本当に本当なんだっぺ!信じてくれべさ!」

崎見『いや…山丸の言ってることには間違いがある』

崎見『そう。確か俺らが見に行ったときアレは――――』

コトダマを提示しろ!

下2で

続きの投下は明日の昼くらいになります

12時に投下します

提示→【未開封の…凶器?】

<<CONGRATULATION>>


崎見「山丸…売店に置いてある凶器は全部未開封だったんだよ」

山丸「んなっ!?」

崎見「それに欠品もないらしい」

モノクマ「うん。ちゃんと30個で欠品はございませーん」

山丸「嘘をついてるんだべ!」

幅広「残念ながら嘘じゃないわよッ!墓穴を掘ったわね!かっぺ!」

響山「もう投票タイムに移っていいんじゃないかい?」

鳳院「おう…もう話すこともねえしな」

東「え…え?本当に良いのぉ?」

射場「…………」

山丸「信じてくれってば!オラは誰も殺してねえんだって!!」<<反論>>

『反論ショーダウン 開始』

>【掛け違えたボタン】
>【女子更衣室と男子更衣室の違い】
>【なくなった接着剤】
>【出町の動機】


山丸「まず前提条件として『オラは殺してねえ!』」

山丸「オラは『凶器を手にする暇もないんだっぺ!』」

山丸「それに『宍戸さんが嘘をついてる可能性だってあるっぺ!』」

山丸「『女子更衣室にもタオルはあるんだべさ?』」

山丸「『だったらそれを使った可能性だってあるっぺ!』」

山丸「だったら『女子更衣室のタオルが使われた可能性だってあるべ!!』」

山丸「それなのに…それなのにどうして狙い撃ちだっぺか!?」

山丸「オラはやってねえんだ!『殺してなんて居ねえ!!』


【コトダマ/キャラダマ】→【論破ポイントorナシ】


下2

【女子更衣室と男子更衣室の違い】→『女子更衣室のタオルが使われた可能性だってあるべ!!』 助太刀成功!!

<<GOODJOB!>>

奏「お前の言葉!全然響いてねえZE!」

崎見「…!?」

奏「お前らが気づいてねえみたいだからオレが教えてやるめーん!」

奏「女子更衣室のタオルの色は何色だァ!?」

桜ヶ丘「私のは赤…で御座います」

宍戸「ウチも……」

レミ・クミ「私達もだよ!」

奏「そう言う事だ!更衣室によってタオルの色は統一されてるんDA!」

山丸「…!?」

奏「罪を認めな!哀れなブラック!」

奏「と言うわけでこっからは崎見にバトンタッチだZE!」

奏「出番奪っちまって悪かったな!」

崎見「…お…おう」









崎見「と言う事らしいから…投票タイムに」





東「もぅ!もっとちゃんとよく考えないとメッ!!」<<反論>>

東「疑い合うのが辛いのは分かるけどぉ…」

東「それから目を背けて楽な方向に答えを出すのは…お母さん絶対に許しません!」






『反論ショーダウン 開始』

>【接着剤を使用したのは?】
>【山丸の違和感】
>【なくなった接着剤】
>【隠す場所は無い】

東「私は『ずっと現場の保全をしてたからぁ』捜査には直接かかわってないよぉ?」

東「けどちゃんと『皆の話は聞いてるんだよぉ?』」

東「よく考えてみてぇ?『出町さんは夜時間お風呂に誘われてたんだよねぇ?』」

東「おかしくないかなぁ?『だって出町さんを殺したのが山丸君ならぁ…』『山丸君が誘ったって事でしょう?』」

東「男の子にお風呂に誘われて…『行く気になるかなぁ?』」

東「それにいくらなんでも『男子更衣室に入るっておかしくないかなぁ?』

東「まだまだ分からない事いっぱいあるのにぃ……」

東「投票タイムに移るって言うのは…いただけないと思うなぁ」

【コトダマ/キャラダマ】→【論破ポイントorナシ】

下2

【ナシ】

<<発展>>

>【接着剤を使用したのは?】
>【山丸の違和感】
>【なくなった接着剤】
>【隠す場所は無い】


崎見『…確かに言われてみればどうして出町は男子更衣室になんか行ったんだ?』

崎見『それに男に誘われて風呂に行く?それもおかしいよな……』

崎見『だけど宍戸が言うには死体は更衣室には無かった…』

東「だから疑うべきは『死体が無かったって言う宍戸さん』もそうだし…」

東「それに死体が『どこかに隠されてたって可能性もあるでしょう?』」

東「それにねぇ『温泉は湯煙が凄いからぁ。もしかしたら見つけられなかったとかぁ』」

東「可能性を追っていけばいろいろあるよぉ?」

東「それでもまだ『山丸君がクロだって言い張るのぉ?』

【コトダマ/キャラダマ】→【論破ポイントorナシ】

下2

次の投下は明日か明後日に!
さーて。犯人は誰なんでしょうか!?

投下来てたか、乙乙

余談だけど、見返すのが大変なんで議論反論開始ごとに、冒頭にコトダマ一覧へのリンク(今回だと>>445)が欲しい

22時程を目安に投下します!
多少前後するかもです、申し訳ない

>>499

把握です!
今までごめんなさい!

【隠す場所は無い】→『どこかに隠されてたって可能性もあるでしょう?』 論破成功!!

<<BREAK!>>

崎見「いや…俺らが温泉を調べた時、隠れれる場所は無かったんだ」

崎見「それは東も知ってるはずじゃ?」

東「うん…でもねぇ。男子更衣室の中身は知らないなぁ」

崎見「男子更衣室も女子更衣室と内装は一緒だ」

東「だったらぁ…」

東「でもどうやって?どうやって出町さんを男子更衣室に?」

お香「そうよね?あの子そんなに股緩くなさそうだし…」

鳳院「あいつからは不邪淫さは一切感じられなかったぞ!」

宍戸「意外とああいうのがやり手だったり…清楚系何とかっつうの?」

崎見『出町が男子更衣室で殺されたのはほぼ確実……』

崎見『でも皆の言う通り…誰がどうやって?』

崎見『そんな事出来る奴なんて……』


物見「女の子を男子更衣室に入れるテクニシャン…いったい誰なんでちゅかねえ…」

幅広「男子更衣室に入れられて…もしかしたら別の場所にもぶっこまれてる可能性だって!」

合崎「や…やめてよ……そんなひどい事言うの」

奏「因みにお前らの中で俺らの中の誰かに風呂誘われていくって言う奴はいるかメーン?」

お香「無いわ」

合崎「……ちょっとごめんなさい」

レミ・クミ「…ないないないない!」

奏「見事にフラれちまった!」

鳳院「てかオメェなんでこんな時にナンパ的なことしてんだコラァ!」

鳳院「釈迦如来級のパンチお見舞いすんぞ!?」

崎見『いや…でも…』

崎見『あいつにはそれが出来る可能性があるぞ!』

怪しい人物を指名しろ

下2

すいません!回線不安定で安定した投下が出来ないかもなので
安価を明日に繰り越させてください!

申し訳ないです!

安定したみたいなので投下再開

>>502の再安価
下2で!

安価は暫く下1で進めた方が良さそうですね……
所用で少し出かけますので、投下は少しお待ちください

指名→立松

<<BESTCHOICE!>>

崎見「…立松だったら出来るんじゃないか?」

立松「…ん?…ん?…はぁっ!?」

立松「なんでそこで僕にぶち込んでくるかなぁっ!?」

崎見「いや…」

立松「いや…なに?」

立松「まさか根拠も無しに指名したわけ!?」

立松「うっそ…お前マジでナイな!引くわ!」

物見「でも立松ちゃんに誘われたらあちし……」

立松「誰がテメェなんて誘うか!この能無しが!」

物見「ひぃぃっ!」

崎見『思い出せ…思い出せ俺!』

崎見『立松が怪しいって証拠を!!』

『ロジカルダイブ 開始』

Q1 立松が温泉に入った回数は?
1:1 2:2 3:0

Q2 覗きの時にお風呂に入っていたのは?
1:女子全員 2:立松を除いた女子たち

Q3 立松はお風呂のドアが故障した日に生徒手帳をかざした?
1:YES 2:NO


下1

Q1 3 <<正解>>

Q2 2 <<正解>>

Q3 1 <<正解>>


崎見「物見、覗きがあった日…立松は風呂に来たか?」

物見「い…いえ、きてまちぇん」

桜ヶ丘「…ですがそれだけで?」

幅広「そうよ!それに立松とお香は覗き魔捕まえようとして」

立松「そうそう!それに覗き魔が偉そうな口叩いてんじゃねえ!」

レミ「犯人だったの!?」

クミ「許すまじ覗き魔!」

崎見「いや…その……それは」

合崎「…酷いです。そんな事してたなんて…」

崎見「……――――」

射場「…おい、論点はそこじゃないだろ」

崎見「すまない…」

鳳院「まあやっちまったことは仕方ねえ!」

鳳院「でも、風呂に入ってなかっただけでクロってのは」

崎見「この中で立松が風呂に入ってるところを見たやつはいるか?」

立松「は?何その質問」

崎見「大浴場及び大温泉に入った立松を見た事は?」

幅広「確かに無いわね…」

立松「だーかーら…その質問の意図は?」

崎見「正直に答えてほしい、立松に風呂に誘われたら付いていくってやつは?」

―――――裁判場内の女性は皆一様に手を挙げた

立松「そりゃそうでしょ!僕は女なんだし!」

立松「何言ってんの!?マジでさ!」

立松「もしかしたら崎見が犯人なんじゃないの!?」

東「…でもぉ。ちょっといい?」

東「肝心の謎がまだ残ってると思うのぉ」

東「あのねぇ…もし仮に立松さん?くん?がクロだとしても」

東「男性のプレートが掲げられた更衣室に出町さんは入ろうと思うかなぁ?」

物見「確かにそうでちゅね……」

響山「そうだよ、そこの謎がすっきりしない限り…私はどちらともいえないね」

立松「うん。崎見はちゃんとそれも分かって言ってるわけ?」

立松「分かって言ってるからそんな強気で出れるんだよね?」

立松「じゃあ教えてもらっていい?」

立松「どうやって男のプレートが掲げられた更衣室に女性を入れるか」

立松「どうやって?ねえ?」

崎見『出町を男子更衣室に誘い込んだ方法……』

崎見『もしかしてこれを使ったのか?』

















『閃きアナグラム開始』 4文字

あ え い え れ ま ん き

ぷ る か ま ん と に う
















下1

今日はここまでで!
次の更新までしばしお待ちを!

すいません!ちと最近忙しいので
またしても更新大幅に遅れそうです!

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