P「平和な日々」 (43)

アイマス短編集です
適当に書いていきます

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~世界でいちばん頑張ってる君に~



春香「~♪」



春香「う~ん」

千早「どこか気になるの?」

春香「ちゃんと歌えてるけど、なんだか物足りないような」



千早「そうね……ねぇ、春香」

春香「?」

千早「歌うとき、何を思い浮かべてる?」

春香「リズムずれないように、とか音程外さないように、とか……あっ!」

千早「ふふっ、気付いた?」

春香「うん、きっと」


春香「もう一回歌うから、しっかり聞いててね!」

千早「ええ」

春香「いくよ~」









春香「……って感じで歌ったら千早ちゃん泣き出しちゃって」

小鳥「春香ちゃんが原因だったのね……」

P「泣き止ませるの大変だったんだからな」

春香「千早ちゃんも泣き出すぐらいひどいなんて、やっぱり歌の才能ないのかも……」グスン

P「……試しにここでちょっと歌ってみてくれるか?」

小鳥「ええ、千早ちゃんに歌った時みたいに」

春香「いいですけど、笑わないでくださいよ?」

P「おう」


春香(大切な人に気持ちを届けるみたいに)

春香(プロデューサーと音無さんのことを思い浮かべて)





僕は知ってるよ

ちゃんと見てるよ

頑張ってる君のこと



P「……」

小鳥「……」

>>7
ミス


P「……試しにここでちょっと歌ってみてくれるか?」

小鳥「ええ、千早ちゃんに歌った時みたいに」

春香「いいですけど、笑わないでくださいよ?」

P「おう」


春香(大切な人に気持ちを届けるみたいに)

春香(プロデューサーさんと音無さんのことを思い浮かべて)





僕は知ってるよ

ちゃんと見てるよ

頑張ってる君のこと



P「……」

小鳥「……」

P『やっと打ち合わせ終わった……溜まった書類を片付けたら今度は次のライブの企画を練らないと』

P『今日も徹夜だなぁ』

P『はぁ……疲れた』




小鳥『なんだか一人きりの事務所にも慣れてきちゃった』

小鳥『それだけみんな頑張ってるってことよね』

小鳥『……私って、みんなの役に立ててるのかな』




当たり前と言うけど

当たり前じゃない

頑張ってる君のこと

ちゃんとわかってあげたいから

きみのためのラブソング



P「……」

小鳥「……」

春香「この……あれ?」

P「ちょ、ごめん一旦止めて」

小鳥「ごめんなさい……っ!」ダダッ

春香「あ、音無さん!?」




春香「あのー」

P「ぐすっ……何だ」

春香「……なんでもないです」


春香(やっぱり私って歌の才能ないのかな)ズーン




後に、このカバー曲が日本中を涙の渦に巻き込んだのは言うまでもない

大体こんな感じでグダグダやっていきます
のんびりお付き合いください

亜美「ちぇ~、ポケットティッシュだったYO」

真美「真美も~」

千早「ふふ、福引ってそんなものでしょう」




ガランガラン

オオアタリー!!



千早「へ?」

亜美「わ、千早お姉ちゃん大当たりっぽいよ!」

真美「2等賞だって!」

千早「まさか当たるなんて……2等賞?」

真美「おお、これみたいだね」





~ちはルンバ~



 

……




千早「全自動で部屋を掃除してくれるロボットなのね」

千早「じゃあ早速……」

千早「でも、掃除しやすいように少し片付けて……」サッサッ





千早「よし、綺麗になった」

千早「……」

千早(自分で掃除完了しちゃった……)

千早「でも……せっかくだし」ポチ





千早「……」


(((○ ウィーン


千早「……!!」パアァ


  ○))) ウィーン


千早「本当に自動で動いてる……!」

(((○ ウィーン


千早「ふふっ、えっと……ルンバ」

千早「なんかしっくりこない名前ね」

千早「うーん」





千早「ルン太郎!」

千早「これからもよろしくね、ルン太郎」


(((○ ウィーン

今回はここまでです

あずさ「ん~……」


いつもより早めに設定した目覚まし時計が鳴り出すちょっと前
不思議と目が覚めてしまいました

今日はいいことあるかも、なんて


壁に掛けられたカレンダー
ハートで囲んである今日の日付が目に入る


あずさ「ふふっ」


自然と頬が緩んじゃう
だって今日は……


彼との初めてのデートなんだから




~運命の、ひと~



 

今日のために用意した服
似合ってるって言ってくれるかな?


あずさ「うん、メイクもバッチリ」



ちょっと早いけど、もう家を出ようかしら
迷子になって待ち合わせに遅れちゃいけないから


毎朝見ているニュース番組の占いコーナー
今日は見なくてもわかります
私の運勢は最高に決まってるもの




一時間も早く待ち合わせ場所に着いちゃった
なんと、一回も道に迷わなかったんです


あずさ「ふふっ、驚いた顔が楽しみね」


当然、彼はまだ来ていない



ふと、私の携帯電話が振動する
彼からの電話だ






……

伊織「ストーーーップ!!そこまでで結構よ!」

あずさ「あら、ここからがいいところなのに?」

亜美「絶対これ死んじゃうYO!」

あずさ「??」

律子「待ち合わせ場所に行く途中で交通事故に巻き込まれるパターンですね」

あずさ「もう、みんなひどいっ!」

伊織「……ちなみに電話に出た後どうなるの?」

あずさ「電話に出ようとしたら、後ろから『だーれだ?』って」

律子「……はぁ」

あずさ「ふふっ、ドキドキしませんか?」

伊織「頼むから、想像だけに留めておいてよね」

あずさ「ええ、アイドルだものね」

律子「それもありますけど……」

亜美「彼氏さんのために」


あずさ「??」

地の文難しいね
次行きます

亜美「ピロピロ~」

真美「ぴ~ピロピロピロ~」

亜美「ピロロロロ~」






真美「なんかちがうよね」

亜美「うん、きっと」




~ピロートーク~


  

真美「あずさお姉ちゃんってこんなのに憧れてたの?」

亜美「そうみたいだね」

真美「へんなの」

亜美「あ」

真美「ん?」

亜美「いっしょのお布団にはいってやるんだった」

真美「おお、でかした亜美隊員!」カムカム

亜美「んじゃ、お邪魔しま~す」ゴソゴソ



亜美「……」

真美「……」

亜美「ちょい狭いね」

真美「亜美、大きくなった?」

亜美「真美も大きくなったね」



真美「……どうする?」

亜美「ん~、やんない」

真美「そっか」

亜美「うん」

亜美「そろそろ寝る」

真美「んじゃね~」

亜美「戻るのめんどくさーい」

真美「仕様がない奴め、うりうり」

亜美「んっふっふ~」



真美「それじゃ……おやすみ、亜美」

亜美「おやすみ、真美」

今日はここまでです
おやすみなさい

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