苗木「僕は苗木誠。超高校級の喰種だ」(55)

苗木「こ…コロシアイ学園生活だって…!?」

苗木(僕は苗木誠。人間の振りをしているけれど、実は人肉を食らう怪物『喰種(グール)』なんだ)

舞園(私は舞園さやか。人間の振りをしているけれど、実は人肉を食らう怪物『喰種』なんです)
霧切(私は霧切響子。人間の振りをしているけれど、実は人肉を(略))
桑田(俺は桑田怜恩。人間の振りをしてるが、実は(略))
不二咲(ボクは不二咲千尋。人間の振りをしているけれど(略))
大和田(俺は大和田紋土。人間の振りをして(略))
石丸(僕は石丸清多夏。人間の(略))
山田(拙者は山田一二三。人間(略))
セレス(わたくしはセレスティア・ルーデンベルク。人(略))
大神(我の名は大神さくら(略))
朝日奈(あたしは朝日奈(略))
葉隠(俺は葉隠康比呂。人間だべ。喰種じゃないべ)
腐川(あたしは(略))
十神((略))
江ノ島(戦刃)(私…喰種13人も相手に生き残れるのかな…)

苗木「舞園さんもここに閉じ込められたんだね。希望ヶ峰学園に入学する事は知っていたけどさ」

舞園「苗木君がいてくれて本当に良かったです♪ 苗木君がいなかったら私、不安で潰されていたかもしれませんね」ニコ

苗木「あはは、僕もだよ。舞園さんがいてくれて良かった」

苗木(舞園さん…やっぱり超高校級のアイドルだけあって、スタイルいいんだよなあ…絶対美味し…
いやダメだダメだ、舞園さんは大事なクラスメイトなんだから食べちゃダメだ)ブンブン

舞園(苗木君…中学の頃からずっと、美味しそうだなって思ってた…
今までずっと我慢してきたけど、ここで誰かに殺されるくらいならいっそ私が…!)ジュルリ

舞園(あ、つい涎が)フキフキ

苗木「どうかしたの? 舞園さん」

舞園「何でもないですよ、苗木君」ニコッ

大神「破アッ!」ガァン

大神「すまぬ朝日奈…我の力でもこのシェルターを破る事は叶わぬようだ」シュン

朝日奈「そっか…」

大神(我の赫子は『羽赫』…赫子に頼らぬ様鍛錬を積んできたが、やはりこの場では『鱗赫』で無いことが悔やまれる…)

朝日奈(あたしの『甲赫』じゃ破るのは無理かなあ…防御が強いのはいいけど、重いんだよね甲赫…)

セレス(わたくしの『鱗赫』なら破れるかもしれませんが、校則違反の危険は無視出来ませんわね。
黒幕がQバレットやクインケを持っていないとも思えませんし)

苗木(僕の『尾赫』は使いやすくていいんだけど、地味だし決定力に欠けるんだよなあ。
何だか僕のコンプレックスをつつかれてる気分だ…)

桑田(俺の『尾赫』、他三つと比べて見た目もだせーしなあ。鱗赫とか甲赫とかだったらモテそうなのによお)

不二咲(ボクの『羽赫』って消費が早いから、喰種の中でも体力なくて…
甲赫が良かったなあ)

大和田(『甲赫』ってのは、自分の身を守ることしか考えてねえ腰抜け野郎の赫子だろうが…クソッ!)

石丸(風紀を守るために、僕の『尾赫』を全力で活用するぞ!)

山田(拙者の『甲赫』だけではカメラを取り戻すのは厳しいでしょうな…
全く、僕のぶー子カメラが訳のわからない連中に取り上げられているなんて…No kidding!)

腐川(何であたしに限って『鱗赫』なのよ…!あれ傷口が汚くて毎回嫌になるのよ!)

十神「……」

舞園(私の『鱗赫』は…アイドルが持つような綺麗な見た目じゃないんですよね…羽赫が良かったなあ)

霧切(この学園内では『羽赫』はあまり使えそうに無いみたいね…)

「「「はぁ…」」」

葉隠「何故か石丸っち以外が落ち込んでるべ」

江ノ島(私もクインケ欲しいなー…Qバレットだけじゃなくて)

十神(流石にもう終わった頃だろう…)スタスタ

石丸「十神君! 来るのが遅いぞ! 皆食事に手をつけず君を待っていたんだからな!」

十神「ほう…この十神白夜より先に物を食わない、その愚民としての心意気だけは評価してやろう」
(馬鹿な…何故この場に限って俺を立てるのだ貴様らは!)

朝日奈(出来れば一生来て欲しく無かったよ!)

桑田(うわあ…ついに来ちまった…石丸のヤローが決めやがった地獄の朝食タイム第一回がぁ…)

大和田(相変わらず生臭いぜ、この焼き魚ってやつはよ…)

苗木(まずい、既に吐きそうだ…)

葉隠(やれやれ、やっと食えるべ…先に食おうとしたら皆して止めてくるしよ)

舞園(誰か一人でも食べ始めたら、十神君が来る前に朝食会が始まりかねませんからね。
今となっては意味の無いことですけど)

石丸「では全員揃ったところで食べようではないか!
自然の恵みとこれらの食材を作っていただいた農家の方々と、調理をしてくれた大神君に感謝して!いただきます!」

「「「いただきます…」」」

苗木「こ、この卵焼き、絶妙な甘さだよね…!」
(ゴメン大神さん…豚の内蔵を舐めてるようにしか感じないよ…)

桑田「お、おうっ! まままさか大神がこここここまで料理が上手いなんてな!」
(死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ)

山田「トレビアン!」

セレス「人は見かけによりませんわね」

石丸「うむ! 大神君、君の料理は最高だ!」
(作ってくれた大神君と、何よりこの朝食会の和気藹々とした空気のため!僕だけが食事を断るわけにはいくまい!
とにかく耐えるのだ、石丸清多夏!)

朝日奈「ホントにすご、くおい、しいよさくら、ちゃん!」
(さくらちゃんのためさくらちゃんのためこれはさくらちゃんがつくってくれたものだからのこしちゃだめ)

大神「うむ…口に合ったようで何よりだ」
(艱難辛苦に身を置く事こそ、鍛錬である…)

十神「……」
(限界だ…ひと口ふた口食えば、演技としては十分だろう)カチャ

十神「くだらん…正に馬糞の如き味だな。愚民にはこれで充分だろうが、この俺が最後まで食うまでm」

「「「 食 え よ 」」」ギロッ

十神「」ビクッ

葉隠(皆コーヒー好きなんか? なんか流し込むように飲んでるべ。
…はっ! こっから出た後でコーヒー買い占めたら高値で売れるべ!)

江ノ島(おいしー)

霧切「……」ウプッ

「「「ごちそうさまでした!」」」ダッ

ガチャバタン(個室in)

「おえええええええ」
「げええええうええ」
「おろろろろろろろろろろろ」
「ゲロビアン!」
「このビチグソがぁああおえええええええ」
「うえええええええ」
「飲み込めっ、飲み込めっ、飲み込めっ!」ボコッボコッボコッ
「うぷっ…うえええええええ」

苗木(今の僕は喰種だけど…元は人間だった)

苗木(この希望ヶ峰学園に超高校級の幸運として入学する直前に、ある喰種に襲われたんだ。
その喰種の内蔵を移植されたから生き延びる事が出来たけれど、その結果として僕は喰種の身体になってしまった)

苗木(喰種としての食事をしたのはまだ一回だけで、その時は運良く自殺者の死体を食べる事が出来たけれど…次はどうすればいいのだろう。
死んでいる人ならまだ納得は出来るけれど、生きるためとはいえ人を殺すのはやっぱり嫌だ)

苗木(…まあ、ここを出てから考えればいいか。しばらくは保ちそうだし、まずは脱出する方法を考えないと。
前向きなのが僕の唯一の取り柄なんだから)

苗木(…ところで……)



苗木(何だか皆、僕に一番よく話しかけてくれる気がする。特にセレスさんや舞園さん。あと十神クンも)

今日はとりあえずここまで。

冒頭と朝食会とむくろを除いて唯一の人間なのに狙われない葉隠を書きたかっただけなのです

モノクマ「オマエラが全然コロシアイしないので、動機を用意しました!」

苗木(ビデオか…何が写ってるんだろ)カポッ
『ザザザ…』

苗木『すっかり遅くなっちゃったなあ…早く家に帰らないと』タタタ

苗木(あれ? 僕が写ってる?)

???『ハァー…ハァー…』

苗木(えっ…僕の後ろに誰かいるんだけど)
???『美味そうな少年を見つけたぞぉ…きっと響子も喜んでくれるはずだ…!』ジリジリ

苗木(ぐ、喰種!? …まさか!)

???『少年よ…悪いが今月の食事になってもらうぞ!』グサー

苗木『ぎゃあああああああ!!』

苗木(やっぱり僕を襲った喰種だ!っていうか誰が録ってるんだよ!?)

『果たして苗木誠を襲った喰種は誰なのか!? 正解は卒業の後で!』

苗木(さすが黒幕! すっごい気になるよ!)

舞園「苗木君、赫々然々で部屋を交換してくれませんか?」

苗木「いいよ!」

舞園(もう我慢できない…誰かを食べないと死んでしまう…『あんな映像』を見せられた後じゃ特に…!)ハーハー

苗木「だ、大丈夫? 舞園さん」

舞園「ええ、大丈夫ですよ」ニコッ

舞園(苗木君…本当はあなたを食べたかったけど、それでは完全犯罪を成立させられない…
ここを出られるようになった暁には、また食べに迎えに来ますからね!)

苗木(なんだろ…二重に寒気が)ブルッ

桑田「やっほー舞園ちゃーん」ヒョコ

舞園「いただきます!」グワッ

桑田「うおおっ!?」ギュルッ

舞園「ぐうっ!?」ズテン

桑田(あっぶねぇ…尾赫で良かったぜ、舞園ちゃんが鱗赫だったなんて…)ダラダラ

桑田「しっかしよお、舞園ちゃん…」ズイ

舞園「ひっ…」

桑田「よりにもよって俺を殺しに来るとはなあ…! 前から喰うなら舞園ちゃんって思ってたけど、殺しに来ちゃったんだから喰われても文句言えねえよなあああーーーーー…」赫眼開眼

桑田「…アポ?」

舞園「…えっ?」

桑田「鱗赫…えっ…」

舞園「尾赫…赫眼……あっ」

桑田「……お前喰種かよおおおおおおっ!?」ズドム

舞園「ごるぱっ!」バタン

※喰種の肉は不味い

モノクマ『事件が発生しました!』

苗木「うわあああああ舞園さあああああん!」

モノクマ「オマエラ、学級裁判の説明をするから体育館に集まってください!」

葉隠「こ、こんなところにいられねーべ! 俺は先に体育館行ってるべ!」スタタタタ

江ノ島「あたしも!」スタタタタ

桑田「俺も!」スタタタタ

「「「……」」」

大和田「クソが…誰が舞園をブッ殺したってんだよ…!」

石丸「な、なんと言うことだ…!」

十神「フン、俺より前に殺人を犯す奴がいたか」

腐川「や、やっぱり殺人が起きるんじゃない…!」

朝日奈「ひどいよ…舞園ちゃんが可哀想だよ…!」

「「「……」」」

苗木「えっと…皆、体育館に行かないの?」

セレス「先に行ってくれて構いませんわよ? 苗木君」

山田「後生だ、苗木殿…行ってはくれまいか…」

不二咲「だ、だって…」

霧切「舞園さんは私が見ておくわ。後から追い付くから、皆は先に行っておいてくれないかしら」

大神「霧切よ、無理をするな…我に任せておけ」

(((……)))

(((早く出ていって欲しい…久々なのに舞園(メシ)にありつけない……)))

大神(死体を見慣れているものは我だけであろう…我が弔ってやらねばならん)

朝日奈(どうしよう…皆困ってそうだし先に行った方がいいのかな?)

不二咲(舞園さんを一人には出来ないよ…!)

石丸(皆がちゃんと体育館に向かったかどうか、見届けるのも風紀委員の役目だからな!)


桑田「うええ…舞園ちゃんならもしかしてと思ったけど…まっず…」トボトボ

※桑田以外は舞園が喰種だと知らない

※結局全員で体育館に向かった

モノクマ「学級裁判がうんたらかんたら、オシオキがうんたらかんたら!」

石丸「犯人を見付けられなかったら、僕達全員が処刑されると言うのか…!」

江ノ島「はぁ!? 裁判なんて、あたしヤダからね!」フミッ

モノクマ「よくも踏んだな! 校則違反です! 助けてグングニーーーーーあっ」

バコンッ

江ノ島「わーーーーー(棒)」ヒュー

葉隠「江ノ島っちが穴に落ちたべ!」

朝日奈「えっ…生きてるの!?」

モノクマ「うぷぷぷぷ! 江ノ島さんは校則違反をしたので、奈落の底に落ちていただきました!」



モノクマ(あっぶねえ…残姉は人間なんだから、殺したら普通にこいつらのエサじゃん…)

今日はここまで。
さくらちゃんが羽赫でも何もおかしくないよね

期待
嚇者がいるのか気になるな

モノクマ「それじゃあ捜査開始!」


苗木(舞園さん…時々僕を見る目が怪しかったけど、憧れの人だったのに…!)ポタッ

霧切「苗木君」

苗木「分かってるよ霧切さん。舞園さんを殺した犯人を見つけないと、僕達みんな死んじゃうんだ…
落ち込んでなんていられないよね」キリッ

霧切「違うわよ苗木君。涎で現場を汚さないで」

苗木「えっ」ジュル

苗木(霧切さんはその後、検死を終えて別の部屋に行った。次は僕の番だ)

大神「苗木よ…分かっているな」

大和田「証拠隠滅なんてしやがったらブッ潰すからな?」

苗木「…うん」

苗木(舞園さんのつまみ食いは出来なさそうだ…)

※苗木は舞園が喰種だとまだ知らない

霧切『苗木君…被害者を襲った喰種の赫子は、被害者の傷で特定出来るわ。舞園さんに致命傷を負わせた赫子は「尾赫」ね』

苗木(霧切さんはそう言っていた…犯人は僕じゃないから、僕の他にも1人喰種がいたって事になる。誰だろう?)

苗木「…あ、ダイイングメッセージだ。11037?」

※1人どころではない

苗木「舞園さんごめんなさい…少し服をめくらせてもらうね」グイ

苗木(あれ、舞園さんの腰辺りから何か赤いものが)

苗木(…鱗赫!? 舞園さんも喰種だったの!? ここ3人も喰種いたんだ!?)

※3人どころでもない

モノクマ「学級裁判、開廷!」ドドンッ

石丸「まずは被害者を殺した凶器についてだ! 舞園くんは『尾赫』で腹を突き破られて殺されたに違いない!」

苗木「舞園さんは喰種だけど、赫包の大部分を損傷したから再生出来なかったんだね…」

朝日奈「ええっ!? 舞園ちゃん喰種だったの!?」

苗木「うん。腰の辺りに鱗赫の残骸が残ってたんだ」

不二咲「そっか…舞園さん、喰種だったんだ…」

(((2人も喰種(ナカマ)がいたんだな…)))

※2人どころではない

葉隠「おっかねえべ! 舞園っちに喰われるところだったべ!」ガタガタ

~しばらくして~

苗木「この11037ってダイイングメッセージ、逆さにしたらLEONって読めないかな?
つまり桑田クン、君の事なんだ!」

桑田「はぁ!?」

苗木「それに焼却炉はシャッターが閉まっているから、水晶玉を投げてスイッチを押せるのは『超高校級の野球選手』、桑田クンしかいないんだ!」

桑田「ぐっ…!」

石丸(そんなことをしなくても、尾赫を伸ばせばスイッチを押せるのでは?)

セレス(鱗赫でも可能ですわね)

不二咲(羽赫でも、コントロールが良ければできるかなぁ?)

朝日奈(甲赫は流石に無理だよね)

桑田「おっ…俺じゃなくても、尾赫の喰種ならそれでスイッチ押せるじゃねーか!
水晶は俺をハメるために置いただけだろ!」

大神(む、気付いたか)

桑田「それに俺が喰種って前提で話進めんじゃねーよ!証拠がないだろうがこのアホアホアホ!」

苗木「ああ、そうだね…でも証明は出来るよ!」

桑田「…アポ?」

霧切「喰種が舞園さんを殺した事は分かっていたから、少し準備をしてきたの。
…モノクマ」

モノクマ「はいはーい! 舞園さんが来なかったから朝食を食べられなかった、腹ペコであろう桑田クンに! ボクからのプレゼントです!」

モノクマ「じゃじゃーん! 成長期男子の御馳走と言えばコレ!

『超高校級の焼き肉セット10人前』ー!

桑田クンだけのものだから、残さず食べてね! ボクってば生徒思い!」バーン

桑田「…アポポ?」

霧切「あなたが喰種じゃないのなら…全部食べられる筈よ」

苗木「桑田クン…その…今のうちに自白した方が、桑田クンのためだと思う」

桑田「」

~またしばらくして~

桑田「俺は喰種ですっ…うぷっ…俺がっ…やりましたあ…!」オエエ

苗木(桑田クンは3人前まで頑張ったけど、そこで心が折れてしまった。
正直言って、見てるこっちも臭いだけで吐きそうだ…生ゴミを焼いたような臭いだ…)

(((よく頑張った桑田(クン)…)))

VOTE 桑田 桑田 桑田

モノクマ「大正解ー! 舞園さやかさんを殺したクロは桑田怜恩クンでしたー!」パチパチパチパチ

モノクマ「と言うわけで、桑田クンにスペシャルなオシオキを用意しました!」

桑田「はは…もうどうにでもなれ…」グッタリ

朝日奈(もうやめてあげてよ!)

腐川(今ので十分オシオキじゃない…!)

葉隠(喰種が二人もいたなんて恐ろしいべ…つーか残すんなら俺に肉くれよ、俺朝から何も食えてねーんだぞ)

モノクマ「張り切っていきましょう、オシオキターイム!」ポチッ

『桑田君がクロに決まりました オシオキを開始します』

『千本羽赫』

モノクマ「では桑田クン! 1000から7ずつ引いていってね!」羽赫/ハナムラ

桑田「…はい…」

ズドドドドドドンッ

桑田「っ!? き、993…!」

ズドドドドドドンッ

桑田「ぐえっ…986…」

ズドドドドドドンッ

桑田「979…972…げえっ…965ォ…!」

ズドドドドドドンッ
ズドドドドドドンッ
ズドドドドドドンッ
ズドドドドドドンッ

ーーーーーーーーーーーーーーー

苗木(…彼の人生で何か物語を書くとしたら、それはきっとーーーー
ーーーーー悲劇だ)

苗木(初めての学級裁判を終えたあと、僕は一つの決心をした。決してこの牙を皆に向けないという決心だ)

苗木(そう…最初に僕が食らいついてやるのは、モノクマを操り僕らを絶望に叩き落とす黒幕ーーーーーお前の喉笛だ)

苗木(僕は絶望になんて屈しない。希望を捨てたりしない。たとえ喰種の身であっても、全員でここを脱出してやる。希望は前へ進むんだ!)

苗木(そこで喰われるのを待っていろ、黒幕!)

ーーーーーーーーーーーーーーー

苗木(…ところで、十神クンは甲赫と鱗赫の二種類を持つ凄い喰種だと言うことが後に判明した)

苗木(そんな十神クンは今…朝食会の発言をきっかけに皆から『馬糞眼鏡』と呼ばれている。
後に『かませ馬糞眼鏡』と付け足される事になるけど……それはまた、別の話だ)

ーーーーーーーーーーーーーーー

~体育館~

\………/

\盾子ちゃーん/

\ここから出るの手伝ってー/

\………/

\盾子ちゃーん/


~完~

と言うわけで、初ダンロンSSでした。第二章以降のアイデアが無いので、ここで終わります。
朝食会が書きたかっただけなんです、盛り上がりに欠けたものでゴメンね


あと、今週に東京喰種最終14巻と
新作の『東京喰種:re』第1話が掲載されるヤングジャンプが発売されます。
とても面白いので是非読んでみてください。


御愛読ありがとうございましたm(__)m

>>27
赫者は…絶望側の喰種がそうだと言うことでお願いします。

すまん舞園さんのビデオの中身いい忘れた。

アイドル仲間の調理シーンです。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom