のび太「ドラえも～ん！」

[たぬき]「そういうふうに呼ぶときいつも何かを頼む」

のび太「そんなこと言わず話を聞いてよ～」

[たぬき]「で、どうしたののび太くん」

のび太「実は・・・」

ﾓﾜﾝﾓﾜﾝ

スネ夫『今日はみなさんに集まってもらったのはほかでもない』

ジャイアン『そんな前置きいいからはやくみせろ！』

スネ夫『はいはいわかりましたよ』ﾎｲ

スネ夫『これが隕石の欠片だ』

4人『わっ！』

のび太『光ってる！』

しずか『綺麗だわ～』

スネ夫『僕のパパが国の研究機関の所長と知り合いでね、特別に貸してもらったんだ』

スネ夫『すごいでしょ』

のび太『わーいもっとみせ』

しずか『綺麗よね』

ジャイアン『なんつーか宇宙の真理を感じ取れるぜ』

スネ夫『でしょ！』

のび太『だから僕にもっと』

スネ夫『おっとこれ以上置いといたらほこりが立つから』ﾎｲ

スネ夫『じゃまた』

のび太『ああもう！』

のび太『僕だったら隕石マルごと持ってこれるのに』

スネ夫『ほんとか、のび太』

のび太『無理だったら、うどんを鼻から飲んでやる！』

ﾓﾜﾝﾓﾜﾝ

のび太『だから隕石を取れるどうぐをだしてよ～』

ドラえもん（このパターン前もあったぞ）

ドラえもん『あのね～のび太くん』

回想じゃないのに『』使っちまったｽﾐﾏｾﾝ

ドラえもん「隕石というもの惑星間空間に存在する固体物質が地球あるいは惑星表面に落下してきたもののことで」

ドラえもん「非常にたくさんあって」

ドラえもん「数えきる前に人生が終わるくらいなんだよ」

ドラえもん「その中で光っている隕石を探すなんて無理無理」

ドラえもん「まあ、諦めなよ」

のび太「そ、そんなあ～」

夜　のび太の部屋

のび太「と、諦めないのが僕だ」

のび太「ドラえもんはもう寝たし」

ドラえもん「むにゃむにゃ・・・もう食べられないよ～」

のび太「たしか・・・この引き出しの中に・・・」

のび太「あったあった、隠してあったスペアポケット～」

のび太「この中にあった・・・あれを出そう」

ﾁｬｯﾁｬﾁｬｰﾝ

のび太「流れ星ゆうどうがさ～」

屋上

のび太「さあキラキラした隕石取るぞ！」

数分後

のび太「これで百回目！」ﾊｱﾊｱ

ﾋｭｰﾝｶﾞｼｯ

のび太「さあどうだ！」

ﾋﾟｶ～

のび太「やった！光っている隕石だ」

のび太「ドラえもん～起きてったら」

ドラえもん「ふああ、なに？」

のび太「光る隕石だよ！それもマルごと！」

ドラえもん「ああそう、なら明日ジャイアンたちを驚かせたら？おやすみなさい・・・」ﾑﾆｬﾑﾆｬ

のび太「とにかく起きてよ！」ｶﾞｻｯ

ドラえもん「うわ！」