P「さんもじの『る』」【デレマス×ミリマス×エムマス】 (21)

昴「いいのか?オレが勝手に事務所に入って」

晴「いいんじゃねえの?」

昴「んじゃ、失礼しまーすっと……」

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昴「留守番?」

光「プロデューサーもちひろさんも急用ができたみたいでさー、アタシたちに留守番しとけって」

昴「でも、それなら、どうしてオレを呼んだんだ?」

晴「暇だから」

昴「……は?」

晴「暇だから」

晴「ていうわけで、サッカーしようぜ!」

昴「いや、やるならサッカーより野球だろ!」

光「アタシ、ライダーの映画を事務所に置いてるから、とりあえずそれを見よう!」

晴「サッカー!」

昴「野球!」

光「特撮!」

「「「むぐぐぐ……」」」

昴「よし、わかった、それじゃあ勝負に勝ったヤツがやりたいことをしよう、それなら公平だろ?」

晴「まあ、それなら……」

光「戦った結果なら、仕方ないかな」

晴「で、なんの勝負やるんだ?」

昴「………………野球?」

光「異議あり!」

昴「じゃあ、何がいいんだよ」

晴「…………サッカーとか?」

昴「オレと考えてること同じじゃん」

光「二つともやればいいんじゃないの?」

「「その手があったか……」」

光「えっ」

昴「でも、野球もサッカーも一人じゃできねーよな」

晴「サッカーならPK勝負すればいいぜ」

昴「野球……野球……うーん、せめてチーム二人いればなぁ……」

光「他にも呼ぶ?」

晴「うーん…」

Prrrrr...Prrrrr...

昴「あ、電話」

晴「オレ出るよ」

プツッ

P『お、晴か』

晴「いきなりどうしたんだ?」

P『いやー、一個お前らに伝え忘れてたことがあってさ』

晴「?」

P『俺も完全に忘れてたんだけど……』

  ~~  

ガチャ

薫「CGプロ……ここか?」

輝「地図だとここだね」

光「えっと……敵か!」

輝「敵!?どこだい!」

昴「違うと思う」

  ~~  

P『男が来る』

晴「先に言えっ!」

>>6
龍崎薫ではないのね?

>>7
この薫は薫せんせぇの方です

  ~~  

薫「君たちのプロデューサーに用事がある」

晴「それなんだけどさ……これ」

薫「……なんだ?電話なんて」

輝「俺?俺は天道輝」

晴「天道!?天道総司の天道!?」

輝「そう!その天道だよ!」

昴「やっべ……まったくわかんねぇ」

薫「なるほど……分かった、そうさせてもらう」

プツッ

輝「こっちのプロデューサー?」

薫「そうだ、今は急用で事務所を出ているらしい」

輝「んー、仕方ねえなぁ、一回帰って出直すか」

薫「いや、その必要はない」

輝「え?」

薫「彼はじきに帰ってくるそうだ。それまでここで待たせてもらう」

光「えーっ!」

薫「……どうして君たちが驚く」

薫「帰りたいというなら帰ればいい、彼が帰ってきたら連絡は寄越そう」

輝「いやいや、それなら俺もここで待ってるよ」

光「誰だろう、あのメガネの人」

昴「どっかの事務所のプロデューサーとか?メガネかけてるからそれっぽくね」

晴「うーん……でも、それならあっちの兄ちゃんはメガネかけてないぜ?」

昴「確かに……」

薫「全部筒抜けだぞ、眼鏡眼鏡と煩わしい」

晴「で、どこの事務所のプロデューサーなんだ?」

薫「まったく……年上に対する口の利き方は気を付けろ」

晴「あ、ゴ、ゴメン…………なさい」

薫「僕らは315プロダクション所属のアイドルだ」

昴「……」

晴「……」

光「……」

「「「アイドル!?」」」

薫「……そこまで驚くところか」

薫「僕はここの事務所のプロデューサーに用事があってきた。僕は彼が帰ってくるまでここで待っていることにした。それは分かったな」

昴「あ、ああ……」

薫「僕は会議室で本を読んで彼を待つから、くれぐれも邪魔はするなよ」

輝「おいおい……そんな言い方」

薫「僕は騒音は嫌いなんだ、会議室には入らないでくれ」

ガチャリ

光「あ……行っちゃった」

輝「ったく……悪いやつじゃないんだけどな」

>>11ミス
×晴 「天道!?天道総司の天道!?」
○光 「天道!?天道総司の天道!?」

晴「あ、そういえば言うの忘れてた」

光「何を?」

  ~~  

薫「ふぅ……ここなら静かに……」

薫「ふわぁ……だれー?」

薫「……」

  ~~  

晴「あそこで、薫が寝てたんだった」

輝「分かりづらっ!」

光「薫が泣いたらどうするんだ?」

輝「それは大丈夫、あんなこと言ってるけど中身は結構優しいから……あんな髪でも!」

輝「……中身とな髪……決まった」

昴「……」

晴「……」

光「……」

昴「今の、笑うところだった?」

輝「……いや、いいよ」

昴「まあ、うるさいのが嫌いっていってたし、すぐに出てくるんじゃないか?」

輝「あ、それは無い」

光「なんで?」

輝「相当の意地っ張りだから」

  ~~  

薫(落ち着け。落ち着くんだ)

薫(本に集中してしまえばもはや静寂を破るものはいない)

薫(少なくとも、ここを出るのだけは嫌だ……ああ言った以上、僕はここにいなければ)

薫「どうしたのー?むずかしいかおしてるよ」

薫「……なんでもない、それより、また寝たらどうだ」

薫「め、さめちゃったっ!」

薫「……そうか」

  ~~  

輝「俺たちはその間、外で体でも動かそうぜ」

晴「あ、でも、オレたちプロデューサー達がいない間の留守番を」

輝「お留守番なら、会議室に二人もいるだろ」

光「あ、確かにそうだな……いやいや、それじゃダメじゃないか?」

輝「ま、大丈夫だよ」

光「うーん……」

輝「さっ、外で遊ぶぞーっ!」

昴「お、おー……?」

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