モバP「皆は将来どんな人と結婚するんだろうな」 (92)


P「なあ、薫」

薫「どうしたのせんせぇ?」

P「将来どんな人と結婚したい?」

薫「け、けっこん!?」

P「薫もいつかは大人になって、好きな人ができるだろ?」

薫「そ、そーだけど……」

P「よかったら教えてくれないか、好きな人のタイプとか」

薫「す、すす好きなひとっ!?」


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薫(えっと、それって……)ポワポワ


『いいか、薫。せんせぇの言う事はきちんと聞くんだぞ』

『じゃないと、後でこわいお仕置きが待ってるからな』

『だいすきなせんせぇの言う事だからな。なんでも聞けるだろ?』

『せんせぇしか見えないようにふたりきりのお勉強しちゃおうな……』


薫(ってことかな……!?)ポワワ


P「……薫?」

薫「え、えとねっ! せ、せんせぇみたいな人がいいなぁって……」

P「先生みたいな人かー」

薫「う、うんっ!」

P(多分博識な人ってことかな。薫は賢いなぁ)

P「薫はいい子だな」

薫「えへへへ……」ポワワワワ


P「舞は将来どんな旦那さんが欲しい?」

舞「……ふぇっ!?」

P「ほら、いつか素敵な人を見つけるとしたら、どんな人がいい?」

舞「そ、そんな、旦那さんなんて……っ」

P「舞はしっかりしてるからな。きっといい人が見つかるよ」

舞「い、いい人……」



舞(これって……)ポワポワ


『舞のおひめさま姿は可愛いな』

『しっかりしてるし、真面目だし、ずっと傍に居て欲しいよ』

『よし決めた、舞を俺だけのおひめさまにしてやるからな……』


舞(そーゆーことかな……!?)ポワワ


P「……舞?」

舞「はいっ! おだいりさまみたいな人がいいですっ!」

P「そ、そうか?」

舞「晴れ姿はいつでも準備できてますからっっ!」

P「お、おう」

P(気が早いけど、舞ならすぐにいい人見つかりそうだな)

舞「き、今日はダメですよ? 明日からじゃないと、式の用意もありますし……っ!」

P「よく分からないけど、舞は可愛いなあ」

舞「ぜったい幸せになれますっ……!」ポワワワワ


P「雪美もやっぱり、将来は素敵な人と結婚したいよな?」

雪美「P……それはもちろん……」

P「それで聞きたいんだけど、雪美の理想の旦那さんってどんな人なんだ?」

雪美「理想……」

P「……」

雪美「…………」



雪美(……これは)ポワポワ


『まったく、雪美は甘えん坊だな』

『いつも子猫みたいにごろごろしてたら、ほんとに俺専用のペットにしちゃうぞ』

『おっと、まさかそんな事思ってたりしてないよな?』

『雪美は素直じゃないな……うんって言えるまで、たくさん甘やかしてやるからな……』


雪美(……にゃーん)ポワワ


P「……雪美?」

雪美「……ちらっ」

P「そ、そんなに見つめられても困るぞ」

雪美「……ぽっ」

P「ぽっ?」

雪美「……てれてれ」

P「て、てれてれ……?」

雪美「…………ふふふ」ポワワワワ


P「千佳は将来、どんな素敵な人を見つけるんだろうな」

千佳「うぇぇっ!? どゆこと!?」

P「いやさ、魔法少女って憧れの人とかいる設定多いだろ?」

千佳「あ、あこがれの人……?」

P「こう、正体を知られちゃダメなのにーって感じの展開とか……」

千佳「と、いうことは……」



千佳(もしかして……)


『はっはっは、とうとう捕まえたぞラブリーチカ!』

『憧れの人に捕まえられる気分はどうかな?』

『ふふ……チカは俺だけのしもべにしてやろう』

『ただし、俺のいいなりになる魔法をかけてからな……』


千佳(ってなっちゃう……!)ポワワ


P「……千佳?」

千佳「はっ……!?」

P「ぼーっとして、どうした?」

千佳「ち、ちちチカは、そんなんじゃ屈しないもん!!」

P「ほんとにどうした!?」

千佳「マジカルチェーンジぃー!!」

P「ははは、千佳はいつも元気だなぁ」

千佳(それにそれに……その魔法はとっくにかけられちゃってるんだからー……)ポワワワワ



区切り

悪いがこのスレは12歳までなんだ
50近くあるけど同系統なら

モバP「事務所にコンビニができた」
モバP「事務所にコンビニができた」 - SSまとめ速報
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ルーキートレーナー「好き、嫌い、好き、嫌……やっぱ好き。よしっ」


P「小春はどうだろうなあ、将来どんな人と結婚したい?」

小春「ふわ~、けっこんですか~?」

P「そうそう。小春のことだから、きびきびした人が旦那さんになりそうだな」

小春「きびきび~……?」

P「きっと厳しいんじゃないかな」

小春「厳しい~……」



小春(きびきび……)ポワポワ


『こら小春、こんな所でお昼寝しちゃダメだって言っただろ?』

『またダメダメポイントが溜まったぞ?』

『あと1ポイントで、とっておきのお仕置きコースだからな』

『……小春、さっそく溜めようとしちゃダメだぞ!』


小春(ほわぁ……)ポワワ


P「……小春?」

小春「小春はダメな子ですう~……」

P「小春、しっかりしっかり」

小春「はう。ちょっとぼんやりしてましたぁ~……」

P「ははは。今からこんな調子じゃ、旦那さんはどれだけ厳しくなるのやら」

小春(そんなに厳しくされたら小春は……小春は~……)ポワワワワ


P「桃華は将来の心配はなさそうだな」

桃華「あら、Pちゃまは桃華の将来を気にしている暇がありまして?」

P「だってほら。将来は桃華も、亭主関白だったりするかもしれないからな」

桃華「またそんな心配を……」

P「桃華も実は、旦那さんには甘々かもしれないからな」

桃華「Pちゃま、それはありえ……えっ?」



桃華(ぴ、Pちゃまがそんなことを言うとなると……)ポワポワ


『いいか、桃華。結婚してお嫁さんになったからには、桃華は俺のものだぞ』

『ぜったい俺の言うことを聞いて、きちんと従うんだ』

『もちろん逆らったりしたら……分かってるよな?』

『桃華が言うとおりにしないと……ていしゅかんぱくしちゃうからな』


桃華(ということですの……!?)ポワワ


P「……桃華?」

桃華「そっ、そんなこと……ダメですのよPちゃま!」

P「な、何が?」

桃華「わ、わたくしはそんなこと許しませんわ! Pちゃまとは、もっと清い関係でいますの!」

P「いや、今でも十分清いと思うけど……」

桃華「今は十分清い……? つまりこれからPちゃま色に……!?」

P「Pちゃま色って何」

桃華(このままじゃわたくし……ていしゅかんぱくされちゃいますのー……!)ポワワワワ


P「うーん、こずえは結婚が想像できないなー」

こずえ「なぁに、ぷろでゅーさー……けっこんー?」

P「そうそう。将来、こずえにとって素敵な人と出会うことだよ」

こずえ「すてきなひとー……よくわかんない……」

P「今はそれでいいんだぞ。もしかしたら、身近な人がそうだったりして」

こずえ「みぢかなひとー……あれー……?」


こずえ(んー……ぷろでゅーさー……?)ポワポワ


『こずえはふわふわしてて、とってもかわいいなあ』

『よしよし、ぷろでゅーさーのおれが、ぜんぶぷろでゅーすしてやるからなー』

『だからしっかり、あいどるがんばるんだぞー?』

『もしじょうずにできたら……いっぱい、いいこいいこしてあげるからなー』


こずえ(ほわぁー……)ポワワ


P「……こずえ?」

こずえ「えへへー……」

P「まあ、いつもどおりか」

こずえ「もっともっと、ほめられちゃうのー……」

P「うんうん、こずえはいいこだな」

こずえ(これからも、たくさんほめてもらうのー……)ポワワワワ


区切り


P「みりあの将来の旦那さんかー……」

みりあ「なあに、プロデューサー、悩みごと?」

P「うん、みりあの旦那さんについて考えてたんだよ」

みりあ「うええっ!? だんなさんっ!?」

P「みりあは悪い子だからなー。もしかしたら良い人が旦那さんかもなー」

みりあ「あう、みりあはそんなに悪い子じゃ……あれ?」




みりあ(悪い子だったら……)ポワポワ


『ほんと、みりあはいけない子だな……』

『そんなに悪いことばかりしてると、こっちも悪いことしちゃうぞ?』

『あ、ちょっとして欲しそうな顔しただろう』

『ほーんと、みりあは悪い子だ……これは悪いことしないとダメだな?』


みりあ(わるい子になっちゃう……!)ポワワ


P「……みりあ?」

みりあ「み、みりあはわるい子だよ!」

P「知ってるぞ?」

みりあ「わるい子だから、わるいことするのー!」

P「こらこら、もぐりついたらこそばいって」

みりあ(わるいことして、わるい子にされちゃうー……)ポワワワワ



P「仁奈はそうだな、どうだろうな」

仁奈「なんのことでごぜーますか?」

P「仁奈の夫はどんな感じだろうって思ってな」

仁奈「夫……でやがりますか?」

P「きっと着ぐるみたくさん持ってて、いっぱい着せてくれるんだろうな」

仁奈「おおー……!」



仁奈(と、なるとですね……)ポワポワ


『仁奈、新しい着ぐるみを手に入れたぞ!』

『いやもう仁奈に着てもらいたくて、待ちきれずに思わず持ってきちゃったよ』

『俺のお嫁さんはなんでも似合うからな、直接着せて証明してあげような』

『よしよし。仁奈には俺の気が済むまで、着ぐるみをうんと着てもらうからな……』


仁奈(……こうなるでやがりますか!)ポワワ


P「……仁奈?」

仁奈「お、夫には負けねーでやがります!」

P「お、おう?」

仁奈「仁奈はオットセイには負けても、夫には負けねーでやがりますよー!」

P「そうか? とりあえず次の仕事はオットセイの着ぐるみにしような」

仁奈(これだと仁奈は、ダメニナになっちまいますよー……!)ポワワワワ


P「莉嘉か、莉嘉はきっと良いお嫁さんになるぞ」

莉嘉「えへへ……ねえねえPくん、もっともっと大人っぽい口説き文句オネガイッ☆」

P「でも旦那さんは多分、すっごく意地悪な人だな」

莉嘉「えへへ……てぅえっ!? ソレってどーゆーこと!?」

P「多分だけどな、莉嘉はからかうと面白いから」

莉嘉「も、もー! からかっちゃやだってばー……!」


莉嘉(って、あれ……これ……)ポワポワ


『あーもう、莉嘉はほんと、ませてるんだから』

『……そこまでませてるなら、大人の付き合い方も分かるよな?』

『知らないのか? じゃあ、俺が手取り足取り、一から隅々までレクチャーしてあげよう』

『素敵なオトナになれるまで、逃げちゃダメだぞ……?』


莉嘉(こうなっちゃうカンジ……!?)ポワワ


P「……莉嘉?」

莉嘉「だ、ダメだよPくん! リカたちにはまだ早いよー!」

P「こ、今度は何の話なんだ?」

莉嘉「そりゃアタシもオトナになりたいけど……でもでもそんなのー!」

P「いやあ、莉嘉はませてるなあ」

莉嘉(いつかはPくんと……えへへへへ……☆)ポワワワワ

区切り


P「メアリー、おいでー」

メアリー「アラ、どうしたのダーリン?」

P「メアリーの未来のダーリンについて、ちょっと考えててな」

メアリー「まあ、ウフフ……将来を今から見据えてるなんて、ちょっと感激したワ!」

P「どっちかっていうと心配かなぁ……」

メアリー「問題なんて無いワヨ! アタシとPならきっと、世界でイチバンのカップルダワ!」



メアリー(でも……万が一の可能性も……)ポワポワ


『ほらほらメアリー、一人前のハニーになりたいんだろう?』

『だったら恥ずかしがってないで、もっとメアリーの可愛いトコロ見せてくれないか?』

『ふたりで世界一のカップルになるなら、隠し事はダメだぞ?』

『もうメアリーがどんなに嫌がっても、俺だけのハニーにしちゃうからな……』


メアリー(そ、そんなのだめヨー……!)ポワワ


P「……メアリー?」

メアリー「す、ステディ! ダーリン!」

P「は、はい……」

メアリー「それ以上はだめヨ……メアリーにはまだ早いノ!」

P「それもそうだ。まだ気の早い話だったな……ともあれ、メアリーも早く一人前のレディになれるといいな」

メアリー(ダーリンがこれ以上ダーリンになっちゃったら、アタシ……キャー!)ポワワワワ


P「梨沙……うーん……梨沙か……」

梨沙「な、何よそんなにジロジロ見て……パパに言いつけるわよ?」 

P「梨沙、将来どんな旦那さんが……」

梨沙「あのね、もちろん決まってるでしょ?」

P「そうだな、そうだよなあ……でもそうとは限らないんだよな」

梨沙「何よ、言いたいことがあるならはっきり……」



梨沙(も、もももしかして……)ポワポワ


『梨沙、パパとは結婚できないんだから、いい加減分かってくれよ』

『あ、もしかしてパパっていうのは……梨沙のこどものパパってことか?』

『なんだ、もうそんな将来のことも考えてたんだな』

『梨沙はいい子だな。じゃあプロデューサーとして、立派なパパになってやるからな……』


梨沙(って事じゃないでしょうね……!?)ポワワ


P「……梨沙?」

梨沙「ち、近づいたらただじゃおかないわよヘンタイ!」

P「ええ、ひどいな梨沙」

梨沙「うるさいうるさい! アタシはパパ以外認めないんだからー!」

P「やれやれ、梨沙は本当にパパ思いだな」

梨沙(プロデューサーなんか……ぜったいパパにしてやらないんだからー……!)ポワワワワ


P「千枝だったら、問答無用で旦那さんも素晴らしいだろうな」

千枝「は、はい、何の話ですか?」

P「千枝の将来のお話だよ」

千枝「もう、気が早いですよぉ……でも千枝、そんなところも嫌いじゃないですけど……」

P「なんか言った?」

千枝「い、いえなんでも!」



千枝(うん……今の話って……)ポワポワ


『千枝はちっさくても、心はオトナだなぁ』

『じゃあ、オトナがしてることも今からしちゃおうか?』

『千枝はオトナだから……何されても大丈夫だよな?』

『よしよし、俺がひとつひとつ、千枝をオトナにしてやるからな……』


千枝(ってことでいいのかな……!)ポワワ


P「……千枝?」

千枝「はいっ! 千枝はオトナになりたいです!」

P「そ、そっか……なれるといいな」

千枝「なれます、いえなります! よろしくお願いしますっ!」

P「こ、こちらこそ、よろしく……?」

千枝(Pさんにいっぱいオトナにしてもらおー……!)ポワワワワ


P「ありすは将来どんな人と結婚するんだろうな」

ありす「なんですか、もう将来の話をしてるんですか」

P「気になってな。どんな人を旦那さんにしたい?」

ありす「しょうもないです。そんなこと聞いて、ど、どうするんですか……?」

P「頼む、聞かせてくれないか?」

ありす「……そこまで言うなら」



ありす(……そこまで言うなら?)ポワポワ


『ふふ……ありすの理想の旦那さんは、強引な人がいいのかな?』

『そうかそうか、じゃあ、もしかして……プロデュースもそういう風にされたいのか?』

『しょうがないな、ありすは……かわいいかわいいアイドルのために一肌脱ぐか』

『プロデューサーに無理矢理プロデュースされて、楽しんでるんだろ?』

『ありすはまったくしょうがない子だな……これじゃ、待てなくなっちゃうぞ?』


ありす(し、仕方ない人ですね……!)ポワワ


P「……ありす?」

ありす「私、俟ってますから」

P「な……何を?」

ありす「勘違いしないでください。舞ってるわけじゃないです、全然気持ちは舞い踊ってないですこれっぽっちもです」

P「何が!?」

ありす(でも待てないならそれはそれで……)ポワワワワ


P「晴ぴょん、ちょっと来て」

晴「お、おい……人前でその名前呼んだら、マジでひどいからな……」

P「まあまあ、将来の旦那さんの理想について教えてくれないか?」

晴「はー、またおかしなこと言い出した……」

P「おかしくないぞ。ちゃんと晴の将来を考えてだな」

晴「まったく。言えばいいんだろ、言えば」



晴(……ん? 俺の将来?)ポワポワ


『晴はいつもカッコイイからな、たまには可愛く責めてみるのもいいだろ?』

『はあ……だから言ってるだろ、晴は間違いなく可愛いんだよ』

『カッコイイだけじゃなくて、カワイイところも持ち合わせてたら、カッコイイのが目立つんだ』

『じゃ、さっそく見せてもらおうかな……お嫁さんのとっておき』

『俺のためだけに、晴のとっておきのカワイイ声と姿と……ふふふ』


晴(ふふふってなんだよー……!)ポワワ


P「……晴?」

晴「ばかー! やめろやめろ! 俺なんかいじめても楽しくないぞ!」

P「ごめんすごく楽しい」

晴「P、あとで責任取れよな!」

P「やけん晴いじるの止められないなー……えっ、責任?」

晴(俺、Pなんかにどこまで可愛くされるんだよぉ……)ポワワワワ

おしまい

千佳ちゃんでポワポワ書き忘れた
美羽とのあさんとクラリスさん書くんで勘弁してください
他の子もいつかはポワる

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