たえ「ここが私の新しいお家か・・・・・」 (36)



たえ 「ママがいなくなってからずっと一人・・・・・」


コロ 「一人じゃないでしょたえちゃん!」


コロ 「僕がいるじゃないか」エッヘン


たえ 「ごめんねコロちゃん」エヘヘ


コロ「で、ここが新しいおうちなのかいたえちゃん?」


たえ「そうだよ、私のおじさんが住んでるの!」




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たえ 「今日から私も一緒に住むんだ!」


たえ「家族が増えるよ!」


コロ 「やったねたえちゃん!」


おいやめろ




ガチャ・・・・




たえ 「おじゃまします・・・・」ソロォ〜


おじさん 「・・・・・・・・・」ジロッ


たえ 「おじさん・・・なんか怖い顔してるね」ヒソヒソ


コロ 「うん・・・・それに部屋も汚いしね」ヒソヒソ




おじさん 「・・・・・・誰だ君」ギロッ


たえ 「 ! 」 ビクッ


たえ (こ・・・・怖いッ!)ガクガクブルブル




おじさん 「子供が一人いで知らねえやろうのうちに来るんじゃあねえ」


おじさん 「世の中ァ悪いやつもいるんだからなァ」ニヤリ


たえ 「コロちゃん・・・・・」ブルブル


コロ 「僕がいるから安心して・・・・!」




おじさん 「うちには今日誰も来ないはずだが・・・・誰だテメェ?」


たえ 「たえ・・・・・です」


おじさん 「なにィ!?」


おじさん 「たえだってェ!?」


たえ 「はいそうですが・・・・・」




おじさん 「今日は何日だ!?」


たえ 「えっ!」


おじさん 「何日だって聞いてんだよ!」


たえ 「ひいぃ!」ビックゥ!


コロ 「三日だよたえちゃん!三日!」


たえ 「三日ですぅ!」




おじさん 「やっべぇ!てっきり明日が三日かと思ってたぜ!」


おじさん 「おいたえ!部屋ァ掃除するからよ!三十分くらい外出ててくんねぇかッ!」


たえ 「出て行くんですか!?きたばっかりなのに!」


おじさん 「しょうがねえだろ!お前が今日来るとは思わなかったもんだからよ!」


おじさん 「部屋掃除してねぇんだよ!」ドタドタッ







『あーッ!時間がねえ時間がねえ!』



ドタドタドタズッデェーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!



『いってェェーーーーーーーーーーッ!』








たえ 「・・・・・・・・」


たえ 「・・・・掃除大変そうだね」


コロ 「うん・・・・・」




☆三十分後




おじさん 「待たせたな・・・・・・・!」ハアハア


おじさん 「改めて部屋にあがってくれや・・・・・・!」


たえ 「お邪魔します・・・・」 オソルオソル





部屋「」キラキラキラキラ






たえ(すっごいキレイになってる・・・・)


コロ (でもあの押入れの中は悲惨そうだよ・・・・)





おじさん 「じゃあ自己紹介と行くか!」


おじさん 「俺はオメェのおふくろの兄貴のおじさんだ」


たえ 「たえです・・・・///」モジモジ


たえ (は・・・恥ずかしいな・・・・・・・・///)


おじさん 「そんな緊張すんなって!」ガハハハッ




おじさん 「他に知りたいことはあるか?」


おじさん 「俺の答えられる範囲なら答えてやる!」


たえ 「え〜と・・・・・あっ!」


たえ 「他に家族はいないんですか?」


おじさん 「・・・・・・!」ピクッ


コロ 「ちょっとたえちゃん!」グイグイッ


たえ 「どうしたのコロちゃん急に・・・・・」




コロ 「あそこ見てあそこ!」


たえ 「あそこって・・・・・・・・」チラッ


たえ 「 ! 」


たえ 「・・・・・・・ごめんなさいおじさん」


おじさん 「・・・・・・」




おじさん 「いいんだよたえ・・・・・」


おじさん 「二人とももうずっと前に交通事故で亡くなってるからな・・・・・・」


おじさん 「生きたたらちょうどお前とさ、同じぐらいの歳になるんだ・・・・」


たえ 「・・・・・・・・」




おじさん 「暗い話にしちまって悪かったな!」


おじさん 「もっと明るく行こうぜパーーーーッとよォ!」


おじさん 「ネクストクエスチョンッ!カモ


たえ 「ママはいつになったら帰ってくるの」


おじさん 「・・・・・・へッ?」


このコロちゃんは妄想とか幻覚とかじゃなくて
本当に動いて喋ってるのではなかろうか



たえ 「必ず・・・・必ず迎えにくるよって」フルフル


たえ 「ママが言ってからずっと・・・・・ずっと・・・・・・・・ッ」ジワッ


たえ 「ずっと待ってるのに・・・・!」ポロポロ


おじさん 「たえ・・・・・」




たえ 「いつまで待っても・・・・エグっ・・・・・迎えに来なくて!」ポロポロ


たえ 「本当はもう私のこと忘れてるんじゃないかと思って・・・・!」ポロポロ


たえ 「それでも・・・・ママが忘れられなくてッ!」


たえ 「ここに来たら・・・・ママに会えると思ったのにッ!」ポロポロッ




たえ 「私どうしたらいいの!?」


たえ 「どうしたら・・・・・いいの・・・・・・・」グズッ




おじさん「簡単な話だたえ」


おじさん 「生まれたてのガキンチョでもわかるくらい簡単な話だ」


おじさん 「家族になればいいんだよ」


たえ 「か・・・ぞく?」




おじさん 「俺が妻と子供をなくしたときもよ・・・・・」


おじさん 「すっごくやり切れない気持ちでよォ」


おじさん 「悲しくて・・・・・自分が世界でひとりぼっちになっちまった感じでさ」


おじさん 「だから家族の大切さは一番わかってるつもりなんだ」



おじさん 「喜びや嬉しさ」


おじさん「それらを一緒に分かち合ったり」


おじさん 「逆に悲しみや涙を一緒に背負ったりもする」


おじさん 「それが家族ってもんなんだよたえ」


おじさん 「今日俺たちは家族になったんだ!」


おじさん 「一人で涙独占してんじゃあねえぞコラァ!」





たえ 「ううッ!」ポロポロ


たえ 「おじさああぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーんッ!」ワアアァァーーーーンッ


おじさん 「たえェェッ!」ダッキィッ


おじさん 「おじさんのこの愛の詰まった腹で好きなだけ泣なッ!」ギュぅッ





コロ 「やったねたえちゃん!」


コロ 「本当の本当の家族ができたね!」


たえ 「コロちゃんありがとう!」


たえ 「でもコロちゃんも本当の本当の家族だよ!」


コロ 「・・・・・・ごめんたえちゃん」


コロ 「お別れなんだ」 シュゥゥ




たえ 「コロちゃんッ!?」


コロ 「僕は君の心が創り出した幻想のようなものなんだ・・・・・」


コロ 「家族のいない君のために僕は君にとっての家族の代わりをしていたんだ・・・・・・・」


コロ 「でも君は本当の家族を見つけた」


コロ 「君は幸せになれるんだ」ニコッ




たえ 「やだよ!」


たえ 「コロちゃんのいない幸せなんてそんなの幸せなんかじゃない!」


たえ 「消えちゃやだあ!」


コロ 「・・・・・僕は消えないよ」


コロ 「・・・・ただまた君の元に帰るだけだから」


コロ 「僕はいつでも君の心の中にいるから」


たえ 「コロちゃん・・・・・」





その後コロちゃんは二度と喋ることはなかった

私はこの春高校生になった

おじさんは私を大学までいかせるために毎日必死で働いている

そんなおじさんのために朝お弁当を作るのが日課になったりおじさんとの生活がとても楽しくなってきたある朝のこと











『いってらっしゃい』












たえ 「!」




ふと玄関の靴置き場の上に置いてあるコロちゃんを見た

コロちゃんはあの日から変わらず私をにっこりとした笑顔で見てくれている

そのコロちゃんの声が聞こえた気がした





たえ 「行ってきますコロちゃん」ニコッ



























おわり




やったねたえちゃんをハッピーエンドにしてみました

おつおつ

やったねたえちゃん!ハッピーエンドだよ!

やったねたえちゃん!ハッピーエンドだよ!!!


マジで乙

やったねたえちゃん!ハッピーエンドだよ!

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