男「秋だね」後輩「そうですねぇ」 (20)

『今やらないと…』
男「涼しくなってきたね」

後輩「秋ですからねぇ」

男「暇だねえ」ダラー

後輩「秋ですからねぇ」

男「……秋関係なくない?」

後輩「私も言ってて思いました」アハハ

男「はぁ…何かないかなあ、秋らしくて楽しいこと」

後輩「楽しいこと……うーん…………あ、そうだ!先輩。怪談なんていかかでしょうか!!」

男「怪談って…秋らしくないし、そもそも今やらなくても……」

後輩「いやいや違いますよ、先輩……今やらないと、いけないんです」

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『知らないなら作りましょう』

男「そこまで怪談を話したいの?それなら別に構わないけどさ……後輩ちゃん、怖い話すきなんだね」

後輩「いや、別に好きじゃないですけど」シラー

男「え、えっと…じゃあ何で怪談なんてしようって言い出したの?」

後輩「さっき言ったじゃないですか、今やらないと、って」

男「??まぁいいや…けど僕、そういう話詳しくないんだよなぁ」

後輩「大丈夫ですよ!私も沢山知っているというわけではないですし」

男「………………ダメじゃん…ダメじゃん!大事なので二回言いました!!」

後輩「駄目ですよ先輩。すぐ諦めては」ヤレヤレ

男「じゃあどうするのさ!僕も後輩ちゃんもそんなに詳しくないんじゃ…」

後輩「知らないなら作ればいいんですよ!」バァーン!

男「な、なんだってー!」

今気づいた…題名はいらないと

後輩「といっても、そう簡単に話が出来るということはないと思いますし、できるまでは雑談タイムですかねぇ」

男「確かに…これなら秋らしい……読書の秋ともいうし……さすが後輩ちゃん…」ブツブツ

後輩「先輩?何ブツブツ言ってるんですかせんぱーい」オーイ

男「その話乗った!!」

後輩「え?あ、あぁはいはい。先輩もやる気になってくれましたか」

男「うん!さすが後輩ちゃん天才級に冴えてるね!!」

後輩「あ、ありがとうございます?」

後輩「といっても、そう簡単に話が出来るということはないと思いますし、できるまでは雑談タイムですかねぇ」

後輩「といっても、そう簡単に話が出来るとも思いませんし、できるまでは雑談タイムですかねぇ」

男「でもそう簡単には出来そうにないなぁ…僕、理系だし」

後輩「いや、だから考えつくまで雑談タイムっていったじゃないですか……」

男「え、あぁごめん聞いてなかった。どんな話がいいか考えててさ。今なんて言ったの?」

後輩「雑談タイム、です」

男「ざつだん……あぁ雑談!OK!」

後輩「先輩って、たまーに人の話聞いてませんよね」ハァ

男「あ、あはは……その…ホントすいません」ゲザー

後輩「別にいいですよー」ムクー

男「ねぇ機嫌なおしてよ。ほら、後輩ちゃんの好きな黄金糖」ホレホレ

後輩「ありがとうございます……ん、あみゃい」

男(可愛い)

今日はここまでです
て、誰も見てないか

眠れないし日付も変わったので3時半まで投下させていただきます

男「ところで後輩ちゃん」

後輩「ふぁんでふか?」アメナメ

男「怪談ってさあ、体験談とかでもいいの?」

後輩「はい…別に構いませんが……」

男「なら一つあるよ」

後輩「」orz

男「ちょっ!?どうしたの後輩ちゃん」

後輩「負けた…文系の私が、理系の先輩に」

男「いやいや、体験談だって言ったでしょ!?後輩ちゃんは一から作ってるんだから僕よりおそいのは当たり前なんだし、そんなに落ち込まなくても……」オロオロ

後輩「…ありがとうございます、先輩……ふふ、今日は先輩にお礼ばっかり言ってる気がします」

後輩「まぁ、落ち込むのはこのへんにして……先輩お願いします」

男「本当に大丈夫?」

後輩「モーマンタイ!大丈夫ですよ。そもそも文系は私の中でも割とどうでもいい個性なので」テヘ

後輩「そんなことより先輩、早く話してくださいよ」ワクワク

男「分かった……これは僕が小学1,2年の頃のことなんだけど」

『僕は、小学校に入った時に今住んでいるマンションに越してきたんだけど、そのマンションに越してからというもの毎晩のように悪夢にうなされていたんだ。

『けど毎回同じような夢だったからある程度がまんはできた…けどその日だけはいつもと違う夢をみたんだ

『場所は廃墟の中だった、と思う。長くて暗い廊下でね、窓一つなかったんだ……けど、光がないってわけじゃなかった。廊下の先にね、白い光の点がポツンとあったんだ

『僕は必死にそこを目指した……そしてついた先には、鏡があったんだ。

『その鏡の中には綺麗な女の人がいてね、おいでおいでってしてるんだよ。それで僕は鏡に手をついた

『すると女の人が醜い老婆になって僕の手をつかんで、鏡の中に連れ込もうとしたんだ

後輩「それで、どうなったんですか?」ドキドキ

男「?……夢はそこで終わりだよ?」

後輩「なーんだ、もう終わりですか……そこまで怖くはありませんでしたね」ドキドキ

男「?おわってないよ?まだオチ言ってない」

後輩「なん…だと…!?」

『次の日起きると、母さんが僕に「風邪、ひいてない?」って聞いてきたんだ。なんでそんな事きくんだろうと思って理由を聞いたら母さんはこう答えたんだ……………………………………………………………………………………………………………………………………………………「だってあんた、洗面所でねてたんだもん」てね』

後輩「」ガクブル

男「どうしたの、後輩ちゃん…後輩ちゃん?」ユサユサ

後輩「ダメな奴じゃないですかそれ……初っ端から飛ばしすぎです!!」

男「え、そうかな?」

後輩「そうですよ!今の話で気温が氷点下まで急降下ですよ!?」

男「そんな怖かったんだ……」

後輩「全くもう、何事にも全力なのは先輩の良いとこですけど何がなんでも全力すぎますよ……」

男「あはは…その……ごめんなさい?」

後輩「別に…謝って欲しいわけじゃありません」プイッ

男「う、ごめん……」

後輩「だから謝らなくていいのに……私が一人で勝手に怖がっただけなんですから……」

男「……………ありがとう、後輩ちゃん」ニッコリ

今回の投下はここまでです

これからは雑談タイムの時には、題名を付けていきたいとおもいます

『嘘だッ!!』

後輩「先輩はゲームってやります?」

男「ん?……まぁ人並みにはやるかな」

後輩「へぇ、なんか意外です」

男「え、そう?」

後輩「はい。なんというか……先輩は家にいる間ずっと勉強をしているものとばかり……」

男「そんなことないよ?むしろ家にいる時はほとんどテレビの前に張り付いてるしね」

後輩「へぇ……ソフトはどんなものをもっているんですか?」

男「うーん……ジャンルはホラーで、ちょっとグロめのが多いかな」

後輩「……………先輩、怖い話詳しくないっていうの絶対嘘でしょ………」

『上げてこうか!』

後輩「先輩、さっきまでのテンションの高さはどうしたんですか!もっと上げていきましょう!」

男「ごめんごめん…なんか急に眠気がおそってきて……」ファァァアアア

後輩「先輩寝ないで!寝たら死んでしまいますよ!」ユサユサ

男「ん、分かった……後輩ちゃん、何か景気づけに2人で大きな声だそうよ」

後輩「了解しました!ならあれで……」

男「あれ…だね」

後輩「それじゃあいきますよ…」ンン


後輩「颯爽登場!!!」

男「銀河、美少年!!!」

男、後輩「タウバーン!!!!!!」ドカーン

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