【安価】男「狂気のロボット研究所?」 (463)

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1494164977/
↑の続きです

男「異動になった職場は、メカメカしい職場の様だ」

ドラゴン「男って研究とか出来るの?」

悪魔娘「そういうタイプとして見た事は無いかな」

男「何を言いますか。僕は研究しませんよ」

男「臨床実験の実験台になるんです」

ドラゴン「私達が来て大丈夫なの?」

男「上司が甘い」

悪魔娘「ふーん」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1497788641

研究員「早速ですが...」

男「うむ、で、どんな機械なの?」

研究員「『夢オチマシーン』です」

研究員「常識を越えたハイテンポな夢で民衆のストレスを軽減する目的で製作されました」

男「このベッドに寝れば良いのかな」ゴロン

研究員「そうです。ではこのヘルメットを被って」カポ

研究員「では行ってらっしゃい」

~夢~

男「...っ!ここは...?」

やはり夢なのであろう。ボヤっとしている

男「...?誰か居るぞ」

男「あれは...」

直下>>そこに居た人物とは

女騎士「...」ザッザッ

男「...あ、こっち向かって来る」

女騎士はどんどん距離を詰めてくる

遂に男の目の前にまで来た

男「...ッ!」

直下>>女騎士の言動

女騎士「君を守らせて欲しい」

男「...え。ああ、良いですけど」

女騎士「感謝する」

男「...?遠くに何かが居る...」

直下>>遠くに居た者とは

スライム「ピキピキ」

男「あっ、スライムだ」

スライムも近寄って来る

女騎士「危ない!!」ズバッ!!

スライムが弾け飛ぶ

男「夢の癖に夢の無い事を...」

女騎士「さて...」

男「...」

女騎士「これから貴方はどうしたい?」

男「...ん、あ僕?そうだな...」

直下>>男はこれからどうしたいか

男「とりあえず、近くの町でも目指すか」

女騎士「そうですね」

女騎士「とりあえず、あそこに見える町まで行きましょう」

男「うん」

~町~

男「お、第一町人」

町人「はい?」

女騎士「何か変わった事はありませんでしたか?」

町人「そうですねぇ~...」

直下>>町人の返答

町人「最近町の若い娘が行方不明になっているんですよ」

女騎士「成る程。では早速行くぞ!」ズダダダダダダ

男「速っ!?」

男「待って!」タッ

男「おっ...ちょい待ち」タタタタ

女騎士「...」ズダダダダダダ

男「あべし」ステーン!

男「あ、これアウトだ。もう追い付けない」

~現実~

男「...う」

研究員「終わりましたね」

研究員「試作品なので一定時間でオチがつきます」

男「割と強引だったのはそのせいか...」

研究員「内容は後でレポートにでもして提出して下さい」

研究員2「次はこれです」

研究員2「『一部記録時間差消去マシン』です」

研究員2「これを着けて暫く過ごすと着けた後の記憶が一定時間で消滅します」

男「成る程」カポ

研究員2「ではごゆっくり」

ドラゴン「妙な実験」

悪魔娘「おのれサイバーテクノロジー...」

男「...」

直下>>男の行動

男「じゃあトランプでもしよう」

ドラゴン「お前はクビだ!」クワッ

男「そのトランプじゃない」

悪魔娘「大富豪ってか」

男...職員大会のスピード大会1位

ドラゴン...七並べ町内大会1位

悪魔娘...悪魔界ババ抜き1位

男「...ムムム」

悪魔娘「...」

ドラゴン「...」

ババ抜きである

バチッ!!

男「っぐ...ん!?」

男「何でババ抜きやってんの僕」

ドラゴン「実験は成功だ!」

直下>>次のマシン

想像力無くてすみません...

研究員1「どうも」

男「やあ」

研究員1「次はこれを...」

男には見覚えがあった。余分な記憶が消えていないという証明だがそんな事は気にもとめない

男「これ...ってさっきの?」

研究員1「今度は自分の夢の中に他人を引き込む事が出来ます」

男「んじゃ、着けてみる」

研究員1「ごゆっくりどうぞ」

直下>>夢の中の男の状態

男「...ハッ」

男「ここは...おお、結構豪華な客船だな」

ゴポゴポゴポ...

男「しかし何だこの妙な音」

男は海でも見て落ち着こうとしたが、そこには海が無いのだ

男「マグマかぁ~...」

男「取り敢えず二人を呼んでみるかね」

男「まぁ便宜的に二人扱いだけども...実際数え方とかあるのかな」

直下>>夢の中のドラゴンの状態
下2>>夢の中の悪魔娘の状態

ドラゴン「やっほー!」

男「お、平常」

ドラゴン「何ここ?」チラッ

ドラゴンはマグマを確認する

ドラゴン「...パラダイスですねぇ。じゃあ男___」

男「僕はマグマに飛び込む勇気が無いよ」

ドラゴン「くそっ...ん?」

男「どうした」

ドラゴン「あそこ見てみ?私の幻覚かね」

男「夢だしどうせ幻覚でしょ...ってえ!?」

悪魔娘「ふふ♪」

男?「随分上機嫌だね」

悪魔娘「だって、ねぇ?」

男?「いや、何の事かな」

悪魔娘「...こ、この~...」イチャイチャ

悪魔娘と男...だろうか。仲良くしている

男「なんて奴だ...他人の夢に入ってきて自分のやりたいようにするのかよ...」

ドラゴン「...」チラッチラッ

男「なんだかドラゴンが凄い見てくる」

ドラゴン「男って変なとこで鈍感だね」

ドラゴン「折角だし私達もしよ?デート」

男「良いけど何するの?」

直下>>男とドラゴンのデートの予定

ドラゴン「じゃあ私に掴まって」

男「?お、おう」ガシッ

ドラゴン「行っきまーす!!」

ドラゴンはドラゴン形態になった

ドラゴン「グオオオオオオッ!!!」ズズズ...

ドラゴンはそのまま急上昇する

男「ん...ぐぐぐっ...」ギリ...ギリ...

ドラゴン「グオッ!!」ピタッ

男「うぉっ」ピタッ

そこは、成層圏だった

ドラゴン「~♪」バッサバッサ

男「実に楽しそうですねー」

男「ま、飽きるまで飛んでてくれ」

~現実~

一同「ハッ!!」ガバッ

研究員1「どうです?」

男「うむ、少し待って」ジュイイン

男「あい、レポートでっしょ」ペラッ

研究員1「ありがとうございます」

男「ところで悪魔娘よ」

悪魔娘「な...何?」

男「もう一人の僕と宜しくやっていたね?」

悪魔娘「え!?あれ本人じゃないの!?」

男「違うなー。喋り方が少し違うなー」

ドラゴン「それに随分デレデレしてたじゃないの?」

ドラゴン「悪魔ともあろう者が何で只のおもちゃに対してあんな態度取るんですかねぇ?」

悪魔娘「そ、それは...」

直下>>悪魔娘の返答

悪魔娘「誘惑してたのよ、悪魔として」

男(その割には振り回され気味だったような...?)

男「でも、僕にそんな事をしたって意味ないさ」

男「だって___痛って!!」ベチーン

ドラゴン「またそうやってすぐ女をたらしこもうとする!」

男「こりゃどーも」

直下>>次のマシン

研究員2「どうも」ガタガタ...

研究員2は台車で機械を運んで来た

男「どーも」

研究員2「早速ですがこちらは入れ替わりマシンとなっています」

男「へえ」

研究員2「ここにある手形に複数人で手を当てると人格と記憶が入れ替わります」

研究員2「一定時間でリセットされるのでご安心下さい。...では」

男「ではやるぞ」スッ

ドラゴン・悪魔娘「うん」スッ

ビリッ!!

男(悪魔娘)「...あれ?」

ドラゴン(男)「お、成功」

悪魔娘(ドラゴン)「何これ楽しい」バッサバッサ

悪魔娘(ドラゴン)「じゃあ早速...!」

直下>>悪魔娘(ドラゴン)の行動

悪魔娘(ドラゴン)「いぇーい!」ダキッ

男(悪魔娘)「!?」

悪魔娘(ドラゴン)「あぁ...抵抗されない...」

悪魔娘(ドラゴン)「...そうだ!今の内に既成事実を...!」

ドラゴン(男)「ストップストーップ!!」

悪魔娘(ドラゴン)「なんでですか」

ドラゴン(男)「悪魔娘の体でやっても無駄でしょ」

悪魔娘(ドラゴン)「あ」

男(悪魔娘)「...」

ドラゴン(男)「あと妊娠した鎧って何だよ。マックスウェルかよ」

バシュン!!

男「お、戻った」

悪魔娘「男の身体は初体験ね」

男「色々と誤解を招くような事を言うな」

ドラゴン「ちくしょー...結局何にも出来なかった...」

直下>>次のマシン

研究員3「こん」

男「こん」

研究員3「早速ですがこの眼鏡を...」

男「...ふーむ...」カタッ

男「ほーほー...」

直下コンマ>>
1~20...何も透けない
21~40...服が少し透ける
41~60...服が全部透ける
61~80...骨まで透ける
81~99...人は透過する
ゾロ目...前が見えねェ

男「みえ...みえ...」

男「ちょっとみえ...」

悪魔娘「...ハァ」

ドラゴン「何か凄い目で見てくる」

男は眼鏡を外す

男「...うむ満足。レポートは後で送る」スッ

研究員3「どうも」チャ

直下>>次のマシン

研究員4「フハハハハッ!!!」

男「...さいですか」

研究員4「むむ!何だその反応は?こいつを見て驚け!!なんとこれは!」

男「タイムマシンとか?」

研究員4「な!な...な...」

研究員「まぁ良いだろう。じゃあ行きたい時間を言ってくれ」

悪魔娘「じゃあ私」

男「どぞ」

直下>>悪魔娘はどの時間にワープしたい?
(コンマがでかい程そのタイムラインでの未来は大きく変動します)

悪魔娘「1000年後!!」

ドラゴン「そんなんで良いの...うおっと!?」

研究員4「では行くぞっ!?」ガチャコン

ズゴオオオオオッ!!

直下>>
1000年後の世界

ドラゴンA「グルル!」

ドラゴンB「ゴゴゴゴ」

男「んー何とも」

悪魔娘「何とも」

ドラゴン「同族...同族!」

直下>>1000年後のドラゴンの行動

ドラゴン1「グロロォ!!」ズゴオオオオオッ!!!

風圧のブレスだ

悪魔1「ククク...」パシーン

悪魔1は結界を張る

その他も同じ様な感じでドラゴンと悪魔のぶつかり合いだ

男「嘘だろ...?」

男「いやぁ、流石にまずいっしょこれは...」

ドラゴン「...」ポケーッ

悪魔娘「私も参加___」

男「帰る!!!」ビシュン

~現代~

男「ほ」ビシュン

ドラゴン「わっ!?」

悪魔娘「おおっと!」

男「んん...!」ググ

男は伸びをする

研究員4「レポートをプリーズ」

男「良し。少し待っててくれ...」

男「...」ピタッ

男「...」カキカキ

男「出来たよ」

研究員4「うむ。ではまた会おう」スタスタ...

男「さて、本日のノルマは達成だ」

ドラゴン「じゃあ帰ろうよ」

悪魔娘「賛成...」

男「いや待て。未来で見たあの景色を覚えているだろう?」

男「あの光景は本当に偶然か?僕達に関係あるんじゃあないのか?」

ドラゴン「ま、確かに妙よね」

男「と、いう訳でだ!二人にはより仲を親密にする為にある事をして貰う!」

悪魔娘「ある事...?」

直下>>ある事とは?

男「百 合 営 業 !!」

ドラゴン「百合営業って何だ!?」

悪魔娘「くっ...おもちゃの分際で...!」

男「これも未来の為さ」

悪魔娘「具体的に何すればいいの?」

直下>>具体的には何をするのか

男「そりゃデートに決まってるでしょう」

ドラゴン「...何を考えてるんだ?」

悪魔娘「そんな趣味があるのね」

男「憧れのタイムパラドックスが今僕によって実行されようとしている...」

男「それだけで十分さ!...勿論。二人に仲良くして貰いたいのも本心だけど」

男「やっぱり話すとスッキリするね。ふふふ...さて、プランを練ろう」

ドラゴン「やっぱり何かおかしい人だったか...」

悪魔娘「判断遅くない?」

直下>>デートのプラン

悪魔娘「そうだ!プールに行きたい!」

男「プール?まぁいいんじゃないか?」

ドラゴン「上手く泳げるかな...?」

男「じゃあ、頑張ってね...ってのもなんか違うかな」

~後日~

男「さてと、今日は一人だ」

男「今日ばっかりは少しダレても良いかなぁ?」

男「異動直後にすべき事じゃないよねー」

直下>>次のマシン(便利道具等でも良し)

研究員5「...やあ」

男「どうも」

研究員5「では早速だがこの強化スーツを着てみてくれ」バサッ

男「どれ」モゾモゾ

直下コンマ>>高い程高性能

男「折角ですしね。ここで実験と行きましょう」

研究員5「どうやって?研究所に傷は...」

男「大丈夫だよ」ゴソッ

男はポケットから風船を取り出す

男「~~~~~~ッ」プゥー

男「ぷへっ、出来た」

男「では参る」スッ

男は放物線に風船を投げる。そして落ちて男の前に来た時____

男「破っ!!」ブォン!!

男はパンチを繰り出すが風船には当たらない。しかし空気に伝わるエネルギーが風船を破裂させる

パアンッ!!

男「いい感じですねぇ」

研究員「では」

男「頑張ってね」

男「...さて」

男「手持ち無沙汰とはいえ、風船なんか持ち歩いてどうすべきかと悩んでいましたが...」

男「これも良いものですなぁ。もっと色々詰め込もうかな」

直下>>次のマシン(便利道具等でも良し)

研究員5「本日二度目になります」

男「どうも」

研究員5「こちらをご覧下さい」

メイドロボ「...」

男「...一応聞くけどもこれ何?」

研究員5「メイドロボですね」

研究員5「さらに!これには画期的な機能が付いています!」

男「え、何それ。凄い興味ある」

直下>>メイドロボに搭載された機能とは

研究員5「主人と認識した人物のバイタルを毎日記録し、些細な異常も見つけられるんです!」

男「良いですねぇ」

研究員5「という訳で試しに使ってみて下さい。では!」タタタッ

男「えっ...あ、どっか行っちゃった」

メイドロボ「...スキャン」

メイドロボ「宜しくお願いします」

男「...まぁいいか!」

直下>>次のマシン(便利道具等でも良し)

研究員5「...」

男「...」

研究員5「さて、説明に入ります」

男「どうぞ」

研究員5「女体化マシーンです。以上」

男「ほぉ...効果の持続は?」

研究員「試作型ですので数分となっています」

男「成る程。では早速」ビビビビ

男→女

女「ふぅ...」

研究員5「じゃあ今度は別の用事があるので」スタスタ...

女「はーい」

メイドロボ「異常発見!異常発見!」

メイドロボ「異常レベル:5!!性器の消滅!!」

女「...え?」

<ウワーッ!!ヤメテー!ソコハダメー!!アッー!

結局、元に戻る頃には男はひどく疲れる事となる

女→男

男「あ~...」ドテッ

メイドロボ「異常回復」

男「くっそあの野郎...!」

直下>>次のマシン(便利道具等でも良し)

メイドロボ「ご主人様」

男「...ん?ああ、僕か」

メイドロボ「やはり、ここに運ばれて来る何らかの機械が危険なのです」

男「うー...しかしなぁ」

研究員6「どーもどーも」

男「や、来たようだ」

研究員6「今回は自信作ですよ」

男「初対面の人間に言われてもなぁ」

研究員6「じゃじゃーん!!肩たたき機でーす!」

男「ほほー。では早速...」

メイドロボ「駄目です!!」スタタタ...

そう言うと、メイドロボは肩たたき機を使おうとし始める

メイドロボ「起動!!」ポチッ

研究員6「なっ...」

研究員6「機械にも効くと分かれば大きな成果だ!」

男(頭おかしい)

グワッシャーン!!

メイドロボ「」

男「...へ?」

研究員6「嗚呼...またか」

男「またって何だよ」

研究員6「う、うむ...私の作った機械はどれも特に手を加えた訳じゃないが...」

研究員6「異常な馬力と破壊力が出るんだ」

男「何てこった...」

研究員6「ま、まぁこの始末は私がするから、そう気に病むな」

男「おう...」

直下>>次のマシン(便利道具等でも良し)

研究員7「ごきげんよう」

男「ごきげんよう」

男(中々に静かそうな奴だ)

研究員7「この機械は物理現象の動きを制御する事が出来ます」

男「恐ろしく応用力がありそうだけど...兵器か何か?」

研究員7「いえ、宇宙進出におけるエンジンの様な物ですよ」

男「じゃあちょっと使ってみる」

男はフォークを三個取り出す

男「そいっ」プオンッ

男「...と!?」ビビビビ

男「おーすげー。フォークが変態...ン"ン"ン!編隊飛行している」

研究員7「ではまた」スタスタ...

男「...いい玩具だなぁ」

ドラゴン「ただいまー...」

悪魔娘「うぃーっす...」

男「おや、帰って来たのか?で、どうだった?」

直下>>デートの結果

ドラゴン「一緒に風呂入ってきた」

男「へぇ~風呂...風呂...!?ほほう」

悪魔娘「ナニ想像してんですかねぇ...」

~風呂~

ドラゴン「あら、誰もいない」

悪魔娘「本当ね」

ドラゴン「...」ジャー

ドラゴン「ふん」ザブーン!!

悪魔娘「なんともまぁ...」

悪魔娘「折角だしイタズラでもしようかな?」

ドラゴン「えっ」

悪魔娘「冗談冗談。気にしないでね」

男「ほー」

ドラゴン「それだけよ」

悪魔娘「やっぱり変態ね」

男「違う」

悪魔娘「まんまと悪魔のおもちゃにされる人間の癖に」

男「関係性薄いぞ」

~翌日~

男「へいじょーうんこうー」

ドラゴン「気ぃ抜けてますよ」

悪魔娘「大丈夫かなこの人」

直下>>次のマシン(便利道具等でも良し)

研究員8「どうも」

男「どうも」

研究員8「ではご覧に入れましょう...これが世紀の発明!」

研究員8「レーザーガンです!」

男(物理制御の方が強そう)

男「じゃあ使ってみる...つっても撃つべき場所が無い」

悪魔娘「じゃあ私が魔法弾を撃つからそれと比べましょう」

男「じゃあ行くぞ...」スッ

悪魔娘「どうぞ」スッ

男「は!」ズギューン!

悪魔娘「ふっ」シュイン!

科学になど負けてたまるか。そのような悪魔娘の思いが炸裂し魔法弾の勢いが勝った

が、しかし

男「うがっ!」バシューン!!

ドラゴン「大丈夫か!?」

直下>>男の状態

男「っつつ...大丈夫大丈夫心配しないで良いよ...」

悪魔娘「でも、私の弾を真正面から...」

男「何て事を言うんだい。こんな簡単に壊れるつまらないおもちゃでいるつもりは無いよ」

男「だからもっと好きに弄くり回して貰っても良いんですよ?」ニヤッ

ドラゴン「...何という事だ。Mに目覚めた」

悪魔娘「へ...えぇ!?そ、それって...」

研究員8(全くの置いてきぼりだ。威力も確認したし帰ろう)スタスタ

直下>>次のマシン(便利道具等でも良し)

研究員5「どうも」

男「お、どうも」

男「もしかしてそれは...?」

研究員5「メイドロボマーク2です」

研究員5「また、これも予想通りだと思いますが耐久性を上げました」

メイドロボ「宜しくお願いします」

男「よろしく」

研究員5「では」スタスタ

直下>>次のマシン(便利道具等でも良し)

研究員5「でもやっぱり帰って来る」

男「おかえり」

研究員5「まぁこいつもお願いしますよ。ご主人様ロボです」

ドラゴン「得体の知れない機械...」

悪魔娘「確かに」

研究員5「酷い言い様ですね!?」

男「でもそれどんな機能が付いてるの?」

直下>>ご主人様ロボに備わった機能

ご主人様ロボ「ズガタカーイ!」ピピピ

一同「ははーっ」ザッ

一同「...」

男「..え?」

研究員5「こういうマシンだ」

ドラゴン「社会的に危険だよこれ」

男「...」

ドラゴン「考え事か?」

男「いや、いつもマウント取ろうとしてくる悪魔娘が土下座してるってさ...?」

男「すげぇそそる___」バキィ

悪魔娘「黙れや!」

ドラゴン「次浮気したらどうなるか分かってるだろうな?」ゴゴゴ...

部屋の温度が上昇する

研究員5「やばいやばいやばい!マシンストップ!」

男「あぁ、生きた心地がしなかった」

研究員5「いやあ、これヤバい奴ですね...」

男「応用次第では中々使えるとは思いますけど」

研究員5「そうですねー...まぁ次の会議ででも発言するかなー」スタスタ

男「楽しそうにやってますなぁ」

ドラゴン「くそ...っこの...!男なんて...男なんて...」

ドラゴン「大...大嫌...大好きだこの野郎ー!!」ギュッ

男「阿呆か」

直下>>次のマシン(便利道具等でも良し)

研究員4「ハッハー!」

メイドロボ「鼓膜に注意して下さい」

男「今度は何だい?前置きは飛ばしてくれ」

研究員4「何だと...?このありがたーい説明がいらぬと言うか!?」

悪魔娘「要らぬ!!」

研究員4「くそっ...これは書いた物が実体化するペンだ」サッ

ドラゴン「サラッと凄いな」

男「じゃあメイドロボに書いて貰うか。AIを見せてくれよ」

直下>>メイドロボの書いた(描いた)内容

ボンッ!!

男「ふーむ...」

メイドロボ「最適解。純金マカロニ」

研究員4「何を考えているんだこいつは」

ドラゴン「インプットされた色んな望みが混ざったのかな」

悪魔娘「おいしそう」

研究員4「実に危険なアイテムだが...!」

研究員4「私の手にかかれば安心!安全なのだ!」

男(胡散臭ぇ...)

ドラゴン「何に使うんだろう?」

研究員4「分からない。といった所か」

悪魔娘「??」

研究員「ではな」スタスタ

書き忘れましたが、次から酉使いません。もしかしたら復旧するかもです

男「帰宅するぞー」

ドラゴン「あーい」

悪魔娘「うぃーす」

ドラゴン「悪魔娘」ボソッ

悪魔娘「ええ。今日こそ...」ボソッ

ドラゴン・悪魔娘(男の家に侵入する!)

男「んじゃの」

ドラゴン「あー...」

男「どうした?もっといいホテルが良いのか?」

ドラゴン「いや、なんでもないよ」

ドラゴン(前からこんな感じだ。私達は毎日ホテルに泊まっているのだけれど...)

ドラゴン(男が金は出してくれる。因みに出所は全く不明だ)

ドラゴン(しかしやはり気になる。どんな家に住んでいるのか?何をしているのか?未だ謎のまま)

男「...おーい、大丈夫か?意識飛んでる?」

ドラゴン「あ、ああ。平気だよ」

男「君達に体調崩されるとどうもね...個人的に罪悪感が」

ドラゴン「いいえ、大丈夫よ!」

という訳でドラゴンは悪魔娘と手を組んで男を尾行する事にした

男「...」ザッザッ

ドラゴン「...」

悪魔娘「...」

直下コンマ>>81以上で気付かれる

ドラゴン「気付かれないね...」

悪魔娘「そりゃ魔法ですし」

男「...ぉ」ザッザッ

ドラゴン「ん?」

悪魔娘「おお」

直下>>男は何処にたどり着いたか

男「...」ガチャッ

悪魔娘「嘘でしょ...?」

ドラゴン「何?どうしたの?」

悪魔娘「あの家には悪魔王...私の父が住んでいるの」

ドラゴン「男がここへ来るのもびっくりだけど悪魔娘が王族の血筋という...」

悪魔娘「そういえば話して無かったね」

~悪魔王邸~

ドラゴン「こんな感じなんだね。家」

悪魔娘「そんなに面白くも無いと思うけど...っ、静かにして」

壁の向こうから男と悪魔王の話し声が聞こえる

直下>>男と悪魔王の会話の内容

悪魔王「ところで、家の娘を嫁にしないか?」

男「うーん...」

ドラゴン(きっぱり断ってみせよ!!)

男「とても嬉しいんですけどもね...」

悪魔王「気にするな。あれはあの子の愛情表現みたいな物だ」

男「はぁ。そうなんですか」

男「...それもいいですね」

ドラゴン「ぐぬぬ..!」

悪魔娘「悪魔らしいでしょう?私」

ドラゴン「おのれ...」

悪魔王「さて、そろそろお客と話そうか」

男「あれ?僕以外に誰か来てるんですか?」

悪魔王「ああ。まぁお客は連れで...」スッ

悪魔王「メインは我が娘だっ!!」グオッ

悪魔王が腕で空気を振り払った瞬間、明らかに空間が歪んだ

その歪みに引き寄せられるように現れたのは

悪魔娘「あー...やっぱバレてた?」

ドラゴン「うっ...頭グラグラする」

男「え?なんで居るの?」

悪魔娘「私は悪くないぞ」

ドラゴン「まるで私が悪いみたいに言うな!?」

悪魔王「ともかくそれは置いといてだな...娘よ、さっきの話は聞いていた筈だ」

悪魔娘「...ええ」

悪魔王「お前はどう思う?」

直下>>悪魔娘の回答

悪魔娘「命の恩人なのは確かよ。でも...」

悪魔王「それ以上の答えは出ないと」

悪魔娘「まあ、そうね」

ドラゴン「おいコラ婚約者」

男「...何の事だか」

ドラゴン「おぉいいいい!?」

悪魔王「何と!?婚約者が居ったのか!?」

男「ちょっと訳ありでですねぇ」

悪魔王「...では、愛しておらぬのか?」

男「いや、好きですよ」

悪魔王「何!?」

直下>>悪魔王の発言

悪魔王「ならここは側妻ということでどうだ」

男「悪魔王がそれでいいんですか!?」

悪魔王「うむ、どうにかなる。それにな...」

男「?」

悪魔王「君は悪魔界でも権力を持てる」

悪魔王「こちらとしても君の職場につながりが作れる」

悪魔王「是非精進してくれよ?」

男「分かりました」

悪魔娘(私の意見がガン無視されてる)

男「おっと忘れる所だったが」

男「なんで二人ともここに居るんだ?悪魔娘はともかくドラゴンまで...」

ドラゴン「見逃して貰えない?」

男「駄目でしょ」

ドラゴン「くっ...正直に話すか」

~説明~

男「なんだ、僕の家の事か」

男「出来るだけ呼びたくなかったがしょうがない。招待しよう」

直下>>男の家はどんな家?

~男の家~

ドラゴン「えぇ...」

悪魔娘「何故こんなに立派な家が...?」

男「これが僕の家」

ドラゴン「なんでこんな家を持ってるの?」

直下>>男が豪邸を持っている理由

男「流石に事情があってね」

男「ここは確かに豪邸。だけども曰く付きなのさ」

悪魔娘「成る程、大体話が読めてきたわ」

悪魔娘「どうせ調査でしょう?危険が好きなのか好かれてるのか...」

ドラゴン「それこそ何で呼んでくれなかったの?」

男「特に何も無かったからだ」

ドラゴン「嘘だ!あんたのトラブル体質で何も起きない筈が無い!」ビシィ!!

直下>>その豪邸で起きた事(無くても良し)

男「君のような勘のいいドラゴンは嫌いじゃないよ」

男「悪魔が出たのさ」

悪魔娘「悪魔が寄ってくる体質としか思えない」

男「普通ならただただ不幸な体質だなぁ」

ドラゴン「とにかくその悪魔に会いに行きましょう」

男「というかすぐそこに居る...ってこっち見てるじゃないか!?」

悪魔「...」

直下>>悪魔の言動

悪魔「あ!」

男「...」

ドラゴン「...」

悪魔娘「え?私?」

悪魔「そう。そして今貴女に対し宣戦布告する!」

悪魔娘「はぁ。で、具体的に何する訳?」

直下>>悪魔は具体的には何をする?

悪魔「そこの男の正妻になってやるぞ!」

悪魔娘「な、何を言うか!」

男「守備の構え」

悪魔「なんだその構え...?」

ドラゴン「オラァ!!」ズゴッ

悪魔「ぐっ...ッ!?」

ドラゴン「男の正妻はこの私だ!貴様なんぞにィィィィッ!!」ベキィ

悪魔「良いだろう。ならば戦争だ!行くぞ!」

直下>>どっちが勝った?

ドラゴン「グオオオオッ!!」ゴオオオオ

ドラゴンのブレスだ

悪魔「ファァァァァァァァァァァァァァァ!!!」ボウッ

男「うーやっぱり怖ぇ...」

悪魔娘「...今度こそ死人が出るかも」

~説得、そして治療~

男「とりあえず落ち着いたか」

ドラゴン「愛とはなんぞや?」

男「...えーと...」

ドラゴン「...まあいいよ」

悪魔娘「まだ助かった」

悪魔「敵に助けられるとは...いっそ殺せ!」

男「待とうよ。まず待とう?」

男「なんでそんな宣戦布告をしたの?」

悪魔「お前には関係___」

男「むしろ今さっき巻き込まれたんですが」

男「一応同居人だし」

悪魔「...しょうがないなぁ」

直下>>悪魔が悪魔娘に宣戦布告した理由

悪魔「あなたを奪う為よ」

男「...いやいや、そんな事がある訳」

悪魔「悪魔界ではあなたは有名人なの」

悪魔娘「これもしかして私のせい?」

悪魔「それもあるけど、悪魔界では男は」

悪魔「『超絶イケメンの俳優』で有名よ」

男「...語弊の塊すぎてもう」

悪魔「え?違うの?」

男「違う違う。どれくらい違うかって言えば、寒天とポップコーンぐらい違う」

ドラゴン「どういう違いだよ...」

男「ます僕は俳優では無い。普通の仕事...普通ではないか」

悪魔「本当に違うの!?」

男「断じてな」

男「そして見ろこの顔を!顔のスペックは普通でしょう?」

男(そうであると信じたい)

男「とまあ僕はさっき述べた様な人間さ。幻滅したでしょ」

悪魔「な...な...」

直下>>悪魔の発言

悪魔「...ともかく顔は噂に聞いた通りだよ。さっき初めて見た時感激したよ」

男「えぇ...」

悪魔娘「人間と悪魔だとちょっとセンスが違うのよ」

ドラゴン「悪魔怖い」

悪魔「逆にそうでもなければ悪魔なんてどうでも良いのか...」

男「悪魔に追っかけ回される人生」

ドラゴン「文面だけだと凄い恐ろしいねそれ」

悪魔娘「大丈夫...だと思うわ」

男「なんだその謎の自信」

ドラゴン「あ、そうだ」

ドラゴン「悪魔はこれからどうするの?」

悪魔「僕かぁ。うーん」

直下>>悪魔はこれからどうする?

悪魔「実は僕、彼氏がいるんだ。だからそこで暮らそうかな」

男「...は?」

悪魔娘「...ふーん」

ドラゴン「なんという事」

男「お...お前なぁ...!最低じゃないか!?」

悪魔「べ、べっつにー?」

ドラゴン「今度こそ息の根を...」ゴオオオッ

悪魔「まずいまずい!!」ボウン

悪魔はその場から消滅する

男「あーっ!!逃げやがったな!?」

悪魔娘「悪魔に清純を求める方が悪い」

男「常識以前に倫理的な問題だ!最近のメディア共だってそうだろ!?」

男「今度あったらどうしてやろうか...」

男「まぁ今は過ぎ去った事に対してとやかく言うべきタイミングじゃないさ」

男「この家に住み着いた悪魔がいなくなったんだ。これを報告すれば多額の報酬が手に入る」

ドラゴン「もしかしてそれの使い道って」

男「さぁなんでしょうかね」

悪魔娘「ちなみにいくら?」

男「んー多分...」

直下>>男の臨時収入

~翌日~

男「くっそ!金じゃないのかよ!」

男の手にはしっかりと三枚の仮面が握られている

男「呪い付きとかふざけてんのか!?」

悪魔娘「何?呪い?それなら分析できるわ」

ドラゴン「流石悪魔」

男「悪魔って便利な種族だよなぁ」

直下>>仮面にかけられた呪い

悪魔娘「女体化」

男「なんで僕こんなに女体化に縁があるの...」

ドラゴン「可愛いからいいよ」

男「えぇ...」

直下>>次のマシン(便利道具等でも良し)

研究員5「よろしく」

男「よろしく」

研究員5「例によってメイドロボだ」

男「知ってた」

メイドロボ「よろしくお願いします」

研究員5「これには新機能を追加してある」

男「して、なんぞ?」

直下>>メイドロボの新機能

研究員5「なんと溶けます」

男「へー」

メイドロボ「...」トローッ

ドラゴン「因みにこれってどういう仕組みで?」

研究員5「...」

研究員5「では」スタスタ

ドラゴン「あ!逃げやがった!」

直下>>次のマシン(便利道具等でも良し)

研究員3「では行くぞ」

男「どうした唐突に」

研究員3「これはゴーグルだ。視覚を通して『ある物』を操作できる」

男「...まさかさ、このB・W・Hのツマミ...」

研究員3「他人のスリーサイズを操作できます」

ドラゴン「何だと!?」

悪魔娘「ちくしょー!!」

男「では早速使うかな」スチャ

直下>>誰のスリーサイズをどのように操作する?

男「...どう?」

ドラゴン「お...おおおー!!」

男「んー、でも良く分かんないなぁ」

ドラゴン「そのままで!触って見るからこの巨乳を!」

男(そんなでも無いだろ...)

ドラゴン「...あー、あれー?」スカッスカッ

悪魔娘「虚乳」

ドラゴン「黙れ!」クワッ

研究員3「これは他人からもそう見えるようになるだけなんだよ」

研究員3「まぁ元は使用者にしか見えないんだけど、誰でも見えるようにしたのさ」

研究員3「そのサイズで触れるのは使用者だけなんだけどね。これには元とされた機構があってね」

研究員3「SCP-1...おっと機密事項だな」

ドラゴン「...」スカッスカッ

男「これ外したら戻るの?」スチャ

研究員3「ええ」

ドラゴン「あっ」

直下>>次のマシン(便利道具等でも良し)

研究員9「やあやあ」

男「あ、初めまして」

研究員9「今回私は新たな薬を作り出す事に成功したのです」

男「ほう」

研究員9「惚れ薬!」

男「薬事法どこいった」

研究員9「で、是非使ってみて下さい」

男「はぁ」

男「そうだな...」

直下>>誰に使う?(結果も)

コンマ...16

男「...」ゴクッ

男「...」

男「んー、元気の出る薬って所かな」

研究員9「くっそぉ...!」

ドラゴン「チッ」

悪魔娘「安全第一」

直下>>次のマシン(便利道具等でも良し)

研究員4「ハァ...ハァ...」

研究員4はドアを運んでいる

男「...大丈夫?」

研究員4「勿論だ!」ドスッ

研究員4はドアを立てる

悪魔娘「...頭大丈夫?」

研究員4「ええい黙れ!」

研究員4「聞いて驚け!...これは『どこでもドア』だ!」ハァハァ

男「じゃあ使おう。何処へ行こうかな」

ドラゴン(うまい事説明を省略したな)

直下>>何処に行く?

男「不思議のダンジョン行こう」

メイドロボ「危険です!」

男「しかしたまには体を動かさないとなまってしょうがない」

男「でも確かに危険だな。みんなで行こう」

研究員4「俺は行かぬっ!!」

ドラゴン「準備完了」

悪魔娘「いつでもどうぞ」

男「では行くぞっ!!」ガチャ

直下>>どんな不思議のダンジョン?

男「うわぁ...」

ドラゴン「気をつけて!」

悪魔娘「思ったより多いわね」

メイドロボ「護ります!」

化け物達「...!」

直下>>化け物達の行動

化け物達「...」グチュグチュシコシコ

男「...」

ドラゴン「え!?何これ!?」

悪魔娘「いきなり変態集団!?」

悪魔娘「こうなったら___」

男「瞬間移動は危険だ!*いしのなかにいる*しかねない!」

化け物達「...」フゥ...

男「今のうちに逃げよう!」ズダダダダ

直下>>逃げた先には何があったか

巨乳達がいる

男「なんでだよ!生成率高過ぎだろこいつら!」

ドラゴン「変態ばっかりじゃん!」

悪魔娘「でもあそこに次のフロアへの階段があるよ!」

男「突っ切るぞ!!」

ドラゴン「おっけい!!」ズズズ...!

ドラゴン「はっ!」ズゴォ

巨乳達「キャー!」ドカーン!!

悪魔娘「重力十倍」ポワン

巨乳達「ッ!!!」ベチーン!

男「じゃあ行こうか...って僕役に立たないな」

ドラゴン「そんな事もないよ。モチベーションの元だし出来る限り女に手を出して欲しくないし」

直下>>到達した時の次のフロアの状態

~二階~

そこには、宝箱がずらっと置いてあった

男「これ絶対トラップがあるよね」

ドラゴン「じゃあちょっといいかな」ヒョイ

ドラゴンは足元の宝箱を持ち上げた

ドラゴン「がおー」ボウウッ

宝箱はびくともしない

悪魔娘「...あぁ、そういう事ね」

悪魔娘「私に掴まっててね...ッ!」グイッ

男「ええ!?」グンッ

悪魔娘は男を掴み浮遊する

天井近くにまで飛んだ後、上昇を停止した

ドラゴン「おkおk。じゃあ行くよっ!!」スッ

ズゴオオオオオッ!!!

男「うおっまぶしっ」

物凄い爆発と煙。そしてそれらが晴れると___

ドラゴン「肉入りトラップ、破壊完了!」

先程の爆炎で人食い箱の類いは蒸発してしまっている

悪魔娘「何個残ったかな?」

直下>>コンマ下一桁=残った宝箱の数

男「てか一箱しか残ってないじゃないか」

悪魔娘「本当ね」

ドラゴン「降りて来ないの?」

悪魔娘「ん、ああ」スィーッ

男「じゃあ僕がそれを開けるよ」スィーッ

直下>>宝箱の中身

男「...」ガチャ

中にはパッドが

男「...?」

ドラゴン「...!」

悪魔娘「...!」

男「何故だ!何故このような物が!」

ドラゴン「これは我々へのあてつけなのだろうか」

悪魔娘「...さあ?」

男「もういい。先へ進もう」

直下>>ハプニング(心霊現象や、新エリア発見など)

前スレの奴をまた使う事になるとは

男「嘘だろぉ!?」

館である。しかも煩い

ドラゴン「懐かしい...のかなぁ?」

男「もうやだ帰ろう___」

悪魔娘「駄目よ」

男「えぇ!?何故に!?」

悪魔娘「何でもよ。ほら携帯寄越しなさい」パシン

悪魔娘「____...えぇ。そうして」

悪魔娘「有給とったわ」

男「オーマイガアアアアアアアア」

ドラゴン「えーっと...レッツゴー?」

直下>>館内の状態

男「...何コレ」

そこは色とりどりの光に満ち溢れていて、天井にはミラーボールが付いていた

そこには音楽も流れていて、館の煩さの原因だった

ドラゴン「フィーバー状態」

悪魔娘「目に悪いわね」

男「煩さくてかなわん。先に進もう」

直下>>ハプニング(心霊現象や、新エリア発見など)

男「廊下に出たか」

ドラゴン「そうだねー」

悪魔娘「さっきのは眩し過ぎましたね。窓から差し込む優しい光が...うわぁ!?」

男「どうしたそんなに慌てて?珍しいな」

悪魔娘「あぁ、窓に!窓に!」

ドラゴン「窓?んー...え?何あれ?」

男「アレだああああっ!!!」

男「まずいぞ!こっちに来てる!」

ドラゴン「そもそもアレ何なの!?」

男「あれは僕の二つ目の仕事で向かった館だ!んでもって生きてる!」

悪魔娘「ふざけないでよ!?どっからどう見ても怒ってるし!」

ドラゴン「足が生えてるんですけどもあれどうなってんの?」

男「知るか!」

ドラゴン「黙れぇい!アフターサービスをしてこい!さぁ!」

男「えぇ」

二館「」ドドドドドドドドド

ドラゴン「でもアレ倒せるの?」

悪魔娘「見た感じ老朽化でボロボロかな」

男「何か武器無かったかね」ゴソゴソ

直下>>男の持っていた武器

男「これだ!」ズドーン

ドラゴン「何でバッグの中にアタッシュケースが?」

悪魔娘「やべぇよ...やべぇよ...」

男「悪魔娘よ。何かダミー的なのを召喚してくれ」

悪魔娘「あ、ええ」ポンッ

男「行くぞ!」ガチャン

ドラゴン「え、それって武器なの!?」

~~~~~~~~~~~~~~~~

ドラゴン「もうすぐそこまでアレが来てる!」

男「大丈夫大丈夫」

男の武器が変形する。それは男が乗り込めるサイズになる

男「発射!」ズドドドドド

ミサイルの掃射だ

二館「!!!」

直下>>二館はどうなった?

ズババババン!!!

二館「...!」ズズ...ッ

男「え」

二館「ォォォォォォォ...!!」ヒュウウウウ

男「何故だ!?何故死なない!」

悪魔娘「ねぇ、貴方一体アレに何をしたの?」

男「何って?」

悪魔娘「あの怒りと憎しみ、憎悪は尋常じゃないのよ。そんなになる程の事をした覚えは?」

男「...あっ」

ドラゴン「あるのか...」

二館(許さんぞ...!あの雪女もそうだが奴がいなければ!!)

二館(あの時凍らされたせいで体ボロボロだし獲物は怯えて近寄らないし)

二館(絶ッッ対許さん!!ちっぽけな人の子ごとき我が力で打ち砕いてくれよう!)

男「確かに燃え盛るような殺意を感じるな、決意キメてるぞあれ」

ドラゴン「どうすんのさ」

悪魔娘「そうよ」

男(男としてこれ以上あいつらに頼るのは気が引けるな...ならば!)

直下>>男はどうする?

男「とにかく、ここで衝突されたらこの館ごと破壊されて僕達が危険に晒される」

ドラゴン「お、逃げんのか?」

男「煽るな!そして逃げない!」

悪魔娘「じゃあどうするの?」

男「逆に奴の中に入り込んで中枢部を破壊するぞ!」

悪魔娘「これもこれでかなり危険な気がする」

男「気にするな!」

男「来るぞ!」

二館「オオオオオォォォォ!!!」

男「今だ!ワープしてくれ!」

悪魔娘「ええ!」ピシュン

~館内~

ドラゴン「ここは...」

直下>>館内の様子

男「実にグロテスク!どんどん進もう!」ズダダダダ

館中は生物の体内のようで、毒々しい色彩が特徴的だ

悪魔娘「生き物の中身は空間把握が面倒だからワープは暫く出来ないわ」スィーーッ

ドラゴン「ねぇ、これ燃やしても良いかな?」ズダダダダ

男「駄目だ!この前なんか天井が落ちてきたし!」ズダダダダ

男「内装が変わってるしこれどうしたんだろう...お?」キキーッ!

直下>>そこには何があった?(居た?)

悪魔妹「ん?」

ドラゴン「どうした急に止まって!?」

男「悪魔に遭遇した!このタイミングで敵対されてたらまずい!」

悪魔娘「本当だ。んー...あれ?あの子多分私の妹よ」

男「本当か」

悪魔妹「...」

直下>>悪魔妹は何と言った?

悪魔妹「姉がお世話になってます」ペコリ

男「ど、どうも」

ドラゴン「妹属性...」

男「どうかした?」

ドラゴン「いや、何でも無い」

悪魔娘「い、妹ではないか」

男(なんか凄い動揺してるぞ)

男「にしても何故ここに?」

悪魔妹「そんなことどうでも良いじゃ無いですか♪」

ドラゴン「そうね。先を急ぎましょう」

悪魔娘「じゃ、じゃあね」

悪魔妹「ええ」

直下>>次には何があった?(居た?)

男「何だこの心臓!?」

ドラゴン「中枢でしょ」

悪魔娘「破壊しましょう」

男「...」ガチャガチャ

男「ミサイル発射!」ズドーン!!

直下>>どうなった?

男「やったか!?」

ドラゴン「それは間違いなくフラグ」

悪魔娘「あれ?でも壊れてるわ」

ヴゾヴソッ...グチュン!

肉片が集まり心臓は再構成される

悪魔娘「駄目でした」

さらに心臓から触手のような物が出てくる

男「えー...、触手プレイはなぁ」

ビシュン!

ドラゴン「やっぱりフラグじゃないかぁー!」

男「ごめんよ!...と言いたい所だが煽っといてそれはねーよ!」

悪魔娘「これはまずいね...」

!!!『よくもこのような小癪な真似をッ!貴様らはそこから生きて出さん!』!!!

!!!『そこは我がフィールドだ!貴様らごときどうとでもなる!』!!!

男「...!うるさい!」

ドラゴン「やばいそろそろ捕まる」

悪魔娘「とにかく一時的なバリアを張るから態勢を整えよう!」ポワッ

男「お、ありがとう」

ドラゴン「これは普通に外から攻めた方が良かったのでは」

男「ごめん。とにかくどうしようか...」

直下>>これからどうする?

男「...やべぇ、策尽きた」

ドラゴン「もっと良く考えろ!」

悪魔娘「分からない事が多すぎてね...」

『ヴヴヴヴヴヴィ...』

『馬鹿な!?侵入者は三匹の筈...』

男「まさか!」

悪魔娘「妹かぁ」

ドラゴン「触手も弱くなってる!」

男「ドラゴン、今の内に心臓を焼ききるんだ」

ドラゴン「がおー!!」ボウウッ

悪魔妹「え、その子火出せるの」

男「まぁドラゴンだし」

悪魔娘「丁度良いわね、皆居るし外に飛びましょう」

ドラゴン「任務完了!」

悪魔娘「ワープ!!」ポウン

ビシュン!!!

男「ふーっ」

二館「ゲェェェェェェェェ....」ガラガラ

ドラゴン「助かったぁ」

悪魔娘「やっぱり貴方の仕業だったのね」

悪魔妹「ま、そうなるかな」

男「そういえば悪魔妹は何故あんなところに?」

悪魔妹「今なら答えても良いかな」

直下>>何故悪魔妹は館の中に居たのか

悪魔妹「実は私には未来予知能力があるの。何て予知されたと思う?」

悪魔妹「『悪魔娘とそのカレシがここに来る』と予知されたんだ」

男「ほう」

悪魔妹「あの態度がコロコロ変わるような姉に彼氏が出来た!?私は驚いたよ」

悪魔娘「いろいろ余計よ」

悪魔妹「...まぁ実際ここに彼氏を見に来たんだ。思ったよりいい人っぽいね」

男「そりゃどうも」

ドラゴン「私空気」

男「というか館は二つとも壊れてしまったようだね」

ドラゴン「やっと休める」

悪魔娘「今までで一番魔力を使ったねぇ」

悪魔妹「ちなみにさっきの評価はルックス七割だよ」ピシュン

男「そんな嬉しく無い事言って消滅した!」

悪魔娘「じゃあ私達も帰って寝ましょう」ピシュン

~悪魔王邸~

男「...そういや、ここしか無いのか」

悪魔娘「お父様にはもう話を通してあるからそこのベッドで休んで」

周りを見ると、そこがベッドルームであると分かる

ドラゴン「悪魔娘は?」

悪魔娘「後で寝るわ。おやすみなさい」ガチャ

ドラゴン「...おやすみー」

悪魔妹「やあ、お疲れ様」

悪魔娘「それはこっちのセリフでしょう」

悪魔妹「まぁ確かに災難ではあったかな...それにしても貴方に頼まれた時はどうしようかと」

悪魔妹「何故こんな事をしようと思ったの?」

悪魔娘「不思議のダンジョンと聞いてね」

悪魔妹「館を不思議のダンジョンに飛ばすのがまずキツいの」

悪魔娘「そうね、今回は色々面倒かけたし借りが出来ちゃったわ」

悪魔妹「でも仕事はそれで終わり。...の筈だった」

悪魔娘「自我を持った館って滅茶苦茶よね」

悪魔妹「アレのせいで仕事が増えたわ」

悪魔娘「貴方が未来予知出来て本当に良かったわ」

悪魔娘「でも私的には今回は失敗案件よ」

悪魔妹「...貴方の判定基準は置いておくとして次からはどうするの?」

悪魔娘「ぅあー、ああいうこっ恥ずかしいしなきゃならないのかー」

悪魔妹「満更でもなさそうな顔ね」

悪魔娘「頑張って自分なりにやってみるわ」

悪魔妹「私も今は応援してるわ」

悪魔娘「今は?」

悪魔妹「気にしないでね、嘘を吐きたくないの」

悪魔娘「未来予知が出来てもその性分どうにかならないと弱いわ」

悪魔妹「嘘の付けない悪魔だって居るんだ。どの種族にだって変わり者はいるさ」

悪魔娘「...そうね」

~翌日~

男「休日でござる」

悪魔娘「そ、そうね」

男「おや、大丈夫かな?」

悪魔娘「平気よ」

ドラゴン「遊びに行こうよ!」ボインボイーン

ドラゴンはベッドの上で跳ねている

男「そうだねー...何処行こう?」

直下>>何処に行く?

~河川敷公園~

男「...」プシュー

ドラゴン「それって虫除けスプレーだよね」

男「ああ、川沿いは虫が多いからね」

悪魔娘「虫と戯れるのは楽しいわよ」

ドラゴン「ドラゴンはむしろ超自然的存在だから蟲は守るよ」

男「蟻とか蟷螂は好きだけどね。...さて何しよう?」

直下>>河川敷公園で何をする?

男「地球防衛軍ですか?」

公園には大きな虫達が居る

ドラゴン「え、何これは」

悪魔娘「虫けら戦車とか」

男「...いやでもそこまででもないか。サイズ的にはテラフォーマーズとか」

ドラゴン「私が会話を試みよう」

直下>>虫達の伝えたい事

ドラゴン「ハ・ラ・ヘ・ッ・タ・オ・マ・エ・ラ・ク・ウ...?」

男「やばい」

ドラゴン「喰われるー!」バキッ

反射的に出たドラゴンのパンチは、大きな蟻を吹っ飛ばした

ドラゴン「...あ、殴っちゃった」

悪魔娘「その大きさの時点で自然な代物では無いわ!」

男「何らかの外的要因とか、地球外生命体の可能性もあるね」

男「これは放って置けない案件だね?」

ドラゴン「じゃあ私と悪魔娘で____」

男「いや、僕も武器持ってるよ」ゴゾゴソ

そう言うと、男はおもむろにバッグを漁りだした

悪魔娘「何故?」

男「このメンバーだと何処行っても何が起こるか分からないからだね...あ、あった」ズボッ

直下>>男の持っていた武器

男「ほい」シャキーン

ドラゴン「日本刀二本」

悪魔娘「駄洒落かな」

男「じゃあ行きますよ」ダッ

ドラゴン「あ、私も闘う!」

悪魔娘「あいつら配下にしてやっても良いのだけれどちょっと気性荒すぎるわね」

蟻「キシャー!」ガチンガチンガチン

蟻は口を動かし威嚇する

男「おらっ!」ズバズバ

蟻「ギァギァーッ!!」バラバラ

男は二本の日本刀と使用しているにも拘わらず、ナイフの様な振り回し方をしている

ドラゴン「でかい団子虫め!」グワッ

ドラゴンは団子虫を捕まえ、ひっくり返す

悪魔娘「重力魔法!一点集中!」ヴォーン

悪魔娘の重力により、ヤブ蚊は集めて圧縮される

男「おろ?」ガキーン

蟷螂「キシキシ」ブオンブオン

男の日本刀が一本弾き飛ばされてしまった

男「おっとっと...まあ二刀流はナイフでしかした事無いからいいか」スッ

すると男は中腰になり刀を一度鞘に納める

男「居合斬りィ!」スパァン

男は蟷螂の節を全て切り落とし命を奪った

男「...ああっ、そうだ」

ドラゴン「どうしたの?」

男「虫除けスプレーも持ってたんだけどね、これもあるんだった」スッ

悪魔娘「まさか!」

男「殺虫スプレーです!」

男「強い敵にはこれで決める事としよう」

~数十分後~

男「ほへーっ...」

ドラゴン「やっと終わったね」

悪魔娘「凄いイライラしたわ」

男「あいつら、虫の癖になまじ強いからな」

ドラゴン「ねぇ、どっか別の所行かない?」

悪魔娘「まだ遊ぶ気があるのか...」

男「うーむ...そうだなぁ」

直下>>次は何処へ行く?

男「夏だし海にでも行くか」

ドラゴン「良いね」

悪魔娘「私泳げないのよねぇ」

男「魔法で泳げば良いんじゃあないか?」

悪魔娘「魔力は水への伝導性が高くてね」

ドラゴン「一緒に泳いでいる人に影響を与えてしまうのかな」

悪魔娘「ま、そんなとこね」

男「成る程。実に残念だが泳げないのであれば___」

ドラゴン「私に案がある」

~海~

男「結局どうするんだ?」

ドラゴン「うん、まずこれを見て」ガシャガシャ

ドラゴンは箱を持っている

ドラゴン「はいどうぞ」スッ

ドラゴンは箱の中から鱗を取り出す

悪魔娘「んー...?これ鱗よね」

ドラゴン「それは水竜の鱗よ。体に何個か付けると水に浮けるの」

男「それで船作ってみたいな」

ドラゴン「そんな事しなくても水竜に乗ればいいのよ」

男「思ってたより交友関係広いね」

ドラゴン「失礼だね!?」

男「言い忘れてたけど僕泳がないからね」

ドラゴン「なんで!?」

悪魔娘「そうよ。貴方ももれなく道連れするわ」

男「じゃあちょっと僕の腕握ってみてくれないかな」

ドラゴン「ふむ」ニギ

悪魔娘「?」ニギ

男「どう?分かった?」

ドラゴン「なんかゾクゾクする」

悪魔娘「これどういう事?魔力ダダ漏れじゃない」

男「僕は魔力漏れする体質なんだよねー...あと僕は翼生えてるしね」

悪魔娘「...は?」

男「上手い飯食ったら生えた。手がクッソ強そうな竜になった事もある」

男「目立ちまくりでヤバイから僕はパスって事」

直下>>悪魔娘はどれだけ泳ぎが出来るようになる?

~数時間後~

男「海辺でバーベキューするだけでも楽しいもんだな」

<キャー!フベベベベ!

男「この声は...まさか」

ドラゴン「うわー!まずいまずい!とにかく引き揚げなくては!」

男「どうしてこうなった...」

悪魔娘「...」ピクピク

男「何があったの?」

ドラゴン「まず水に入れようとしたんだけどねぇ...頑なに拒むんだよ」

ドラゴン「もう滅茶苦茶に準備運動してどうにか入れる約束を取り付けたんだ」

ドラゴン「そして浅瀬に入れたんだ。すると...」

男「すると?」

ドラゴン「あまりの恐怖で魔力が暴走して重力魔法を自分に掛けて鱗も壊れてこの始末」

男「あちゃー...こりゃ致命的だな」

ドラゴン「どうする?」

男「なんか二人共可哀想になってきたな...」

男「ドラゴンよ、何かして欲しい事はあるかな?」

ドラゴン「えっどうしたの急に」

男「流石にノーリスクで出来る事でないと危険だからね...」

ドラゴン「じゃあお言葉に甘えて」

直下>>ドラゴンが男にして欲しい事

ドラゴン「人工呼吸しなさい」

男「...え?」

ドラゴン「人工呼吸よ!ほら横になるから!」

男「おい待て!ここは家...あ、家だから良いのか」

ドラゴン「...」

男(ここで専用の紙取り出して口と口の間に挟んで意地悪したいけど我慢)

男「...じゃあ行くぞ」グイッ

男「...」スーハー

ドラゴン「...」

~数分後~

男「まぁこんな所だろう」

ドラゴン「ぶへっ」ムクッ

悪魔娘「あらあら、楽しそうな事してますね?」

ドラゴン「お主いつから」

悪魔娘「具体的には覚えてないけど起きたら何やら楽しそうな事してるじゃないですか」

男「うん。今日はあまり楽しめなかったでしょ?だから僕が皆の願いを聞いてあげるんだ」

悪魔娘「それを言ったら男も...」

男「僕はいいんだよ。皆と居れればそれでいいんだよね」

悪魔娘「願い、言っていいかしら」

男「どうぞ」

直下>>悪魔娘が男にして欲しい事

悪魔娘「サバトに行きましょう」

男「ほう」

ドラゴン「サバト?」

男「あー、何だろう。こう、悪魔とかと集会する感じのアレ?」

悪魔娘「認識がガバガバだけどもうそれでいいわ」

男「しかし...一体どんな儀式とかが行われるんだ?」

直下>>行われる儀式

~某所~

男「...えーっと、ここ?」

悪魔娘「そうよ。ここでマジックサイエンスの博覧会が行われるわ」

ドラゴン「マジックサイエンスって何それ?むしろ私としては相反するイメージだけど」

悪魔娘「科学で証明された魔法は科学技術でしょう?」

男「あぁ、なんかそんな言葉を聞いた事がある気がする」

悪魔娘「科学でも完全な解明がなされていない不確定要素である魔法を用いた科学ね」

男「???」

悪魔娘「一般に取り扱われる科学やその反応とは違う何かを見る事が出来るのよ」

悪魔娘「科学ベースで解説するならこんなとこね。結構危険だから魔博士の立ち会いの元で行われるわ」

男「立ち会いの元って、置いてあるだけじゃないのか?何もそこまでする必要は...」

悪魔娘「危険だからこそ放置出来ないの。その場で魔博士の手によって再現されるわ」

男「大体分かった」

ドラゴン「あ、つまりあれか」

悪魔娘「ほう?」

ドラゴン「怪我して剥がれた男の細胞を手につけて雷に撃たれた時にね」

男「おい!?」

ドラゴン「手から雷が出せるようになってた時期があったの」

悪魔娘「つまり男は不確定要素であると...まぁ魔法体質っぽいしね」

男「僕怖いよ」

\オマタセイタシマシタ!!/

悪魔娘「始まるみたいね」

ドラゴン「何だかショーみたいだね」

直下>>マジックサイエンス博覧会の出し物

魔博士「どうもみなさん、本日はお集まり頂きありがたく存じます」

魔博士「今回は召喚についてです」

悪魔娘「召喚...オーソドックスなネタね」

魔博士「召喚には欠点があります。存じ上げない方もおられるやもしれないので説明しますね」

魔博士「召喚において重要なのは術士の力量と魔法の傾向です」

ドラゴン「凄い勉強になる...のかな?」

悪魔娘「聞き流す程度で良いと思うわ」

魔博士「しかしこの度私は画期的な召喚方法に辿り着きました」

魔博士「生命体とそうでない物は魔法傾向の不一致により召喚は不可能とされて来ました」

魔博士「しかし生物改造技術を用い、生命依存型機械生命体を生み出す事が出来ました」

魔博士「さて、少々長い前置きとなってしまいましたが御披露目と行きましょう」

魔博士「このように簡単な術式であれば私でも出来るのですよ...ッ」ボウン

魔博士が手をかざし、その場所が煙る

男「成功かな」

悪魔娘「ええ、そのようね。それにしてもこの気配...ドラゴン系の物...?」

煙が晴れる

ドラゴン「嘘...でしょう?」

男「何かあったのか?」

悪魔娘「ねぇ、もしかしてあの竜は...」

ドラゴン「多分貴方の思う通りよ。私の姉ね」

そこに居たのは機械に改造されたドラゴンの姉であった

姉竜「...」

男「何!?」

魔博士「さて、ご覧頂けたでしょうか。では私はこれで」ツカツカ

そう言って魔博士は舞台袖に消えた

男「えっと...これはつまり?」

ドラゴン「追いかける!」

男「そんな無茶だ!こんなに観客がいる中で奴を追いかけるのか!?」

悪魔娘「まぁここはサーカス小屋みたいな作りになっているのだけれど」

悪魔娘「あの舞台袖の先に通じる裏口があるのよ」

ドラゴン「じゃあそこから行きましょう...というかワープ出来ないの?」

悪魔娘「この中にも何体かの魔法使いや悪魔がいるの。下手に魔法を使えばバレるわ」

男「どうやらそこから行くしか無さそうだね」

~舞台裏~

男「意外とあっさり侵入出来たな」

ドラゴン「ええ」

悪魔娘「っ!この先から姉竜の気配がするわ...」

ドラゴン「近くに警備員等は?」

悪魔娘「いないわ...」

男「じゃあ行こうか」

直下>>ドラゴンの姉はどうしていた?

男「というかこの部屋...まさか」ガラッ

竜姉「!」シャーー

男「...すみませんでした!」バタム

ドラゴン「どうだった!?」

男「シャワー浴びてた...あと人間っぽかったけど」

ドラゴン「姉ちゃんもそういう事は出来た筈」

悪魔娘「そうね、感じる力もドラゴンのものとそっくり」

ドラゴン「取り敢えずシャワーから出てきたら話を聞こう」

男「はい」

悪魔娘「はいじやないが」

姉竜「まぁその、大体分かりますけどどのようなご用件で...?」

ドラゴン「姉ちゃんは何故ここに居るの?」

姉竜「ふむ...」

直下>>ドラゴンの姉が魔博士の実験台になった理由は?

時は遡る

姉竜「ぐっ...ッ」

ハンター「実に面倒臭いドラゴンだなぁ」

ハンター「変身出来るとは思ってなかったぞ?」

ハンター「ビビって人間体になったのが運の尽き...俺に狩られておしまいだ」

姉竜「く...うおおおおおっ!!」ブンッ

姉竜はパンチのラッシュを繰り出すも、避けられる

ハンター「弱って鈍くなってるな?」

姉竜「ふんっ!」ボンッ

最後の一撃でのみ腕の大きさがドラゴン体になる

勿論、至近距離で避け続けていたハンターはダメージを受ける

ハンター「!?...グ!」

姉竜「ハァ...ハァ...」

ハンター「危ねー危ねー、やっぱ油断しちゃあいけねぇか」

ハンター「という訳で寄越せその命ッ!」ズバッ

姉竜「くっ!」スッ

ギリギリの所でドラゴンハンターの剣撃を避ける

ハンター「二度は避けれまい!死ねぇ!」ブオン

ピシュン

なんと姉竜がその場から消えてしまった

ハンター「瞬間移動...?にしては近くに力を感じないな」

ハンター「となると第三者からの召喚?やれやれ、面倒臭い事になったな...」

~悪魔の研究所~

姉竜「...ここは?」

魔博士「おやおや!人間が転送されるとは珍しいですね!」

魔博士「ようこそ、ここは私の研究所。ちょうど今召喚の実験を...おや?」

姉竜「どうかしましたか?」

魔博士「どうかも何も貴方やたら傷だらけですね」

姉竜「まぁ、ドラゴンハンターに追われてたんですよ」

魔博士「ドラゴンハンター?貴方人間でしょう?」

姉竜「人間の姿になっているだけです...ゴホッ!」

魔博士「確かにこりゃちょっとまずいね...まだ死にたくないだろう?」

姉竜「まぁそういう事がありましてね」

ドラゴン「あ...なんかゴメンね」

姉竜「別にいいのよ。魔博士さんも悪い人じゃないみたいだし」

悪魔娘「こういうのはドラゴンの宿命なのかな」

男「確かに変身出来るドラゴンというのも珍しいからなぁ」

ドラゴン「そう...じゃあ元気でね」

男「もう行くのか」

悪魔娘(思ったより軽い関係ね)

直下>>次のマジックサイエンス博覧会の出し物

男「お、次の出し物が始まるみたいだ」

ドラゴン「んー?」

魔博士2「さあ皆さんご覧下さい!これが何に見えますか?」

悪魔娘「只の木...にしては少し小さいね」

魔博士2「なんとこの若木、放っておくと大変な事になります」

魔博士2「世界の条理...ルールをどんどんねじ曲げていくのです」

魔博士2「これを活用すれば我々が世界を征服できる!」

観客「ウォォォォォォッ!!!」

魔博士2「そう!これには無限の可能性が...」

パキャッ

観客の叫びによって、効果を防ぐためのバリアが壊される

ドラゴン「あ」

悪魔娘「まずい!」ピシャーン

悪魔娘は観客を守る為のバリアを張った。しかし...

魔博士2?「ぐ...」

至近距離で影響されてしまった者はどうしようもない

観客「マサカ...オイ...コノオーラ...」ザワザワ

魔博士2はなんと天使になってしまった

天使「...うわ何これ危険。破壊しとこ」ビシュン

若木は消滅した

男「天使ィ!?」

男「天使かぁ...」

ドラゴン「天使ねぇ...」

悪魔娘「何ボーッとしてんのよ!?これはヤバいわ!」

男「でも天使を殺したりやっつけたりすんのは心が傷むしな」

男「ここは和平交渉という形で丸く納めません?」

悪魔娘「本音は?」

男「自分の職場で研究対象として納めたい」

ドラゴン「外道か!」

男「実際ここで戦闘するのはまずいしね」

直下>>天使は和平交渉に応じるか

弟が端末を独占するんで時間が取れなかったりするやも知れない

いや偶数がどっちで奇数がどっちくらいかけよ
安価ならマジックサイエンス博覧会の様子から現文明が危険と判断され問答無用で消しにかかってくる

じゃあ偶奇がよく分からないので>>376を採用します

男「天使さん?こんなのは宴会芸みたいな物ですよ」

男「だって天使さんが居るからね」

男「まぁ正直そんな事はどうでもいい。仲良くしません?」

ドラゴン「なんか喋り方おかしくない?」ボソッ

男(こっちだって緊張してんだよ...)

天使「...ダメですね。やはり人間にとっては危険ですしね」

天使「それに魔法なんてもう滅びた秘法。取り敢えずはそういう事になってますし」

悪魔娘「それに『そういう事にしなければならない』からだろう?」

天使「ふふ...どうやら良く分かっているご様子で」ゴゴゴゴ

男「!何か来るぞ」

ドラゴン「応!」

直下>>天使の攻撃

天使「ふん!」ヒュヒュン

男「ありゃエンジェルでヘイロウな奴か...?」

天使は次々と光輪を投げつける

ドラゴン「おりゃあ!」バシバシバシィ

ドラゴンはそれを弾き飛ばす

天使「ほっ!」ピュイーン

天使指先からビームを射出する

悪魔娘「危ない!」ピシャッ

悪魔娘は咄嗟にバリアを張った。だが...

天使「悪魔ごときが天使の裁きから逃れられると思うな!」ギュイーン

悪魔娘「バリアが壊れる!」ピキピキ

男「そうはさせるかッ!」シャキン

男は手持ちの日本刀でビームを弾き飛ばした

男(兎に角、奴を倒さなければ!)

直下>>男の攻撃

男「そんな攻撃では僕を倒す事は出来ない!」

天使「ふふ...私に向かってそんな偉そうな口を聞いて良いのかな」

男「ほう?」

天使「所詮貴様等など、神の作った天使の下位互換だ!純粋に我々の...むぐっ!?」

男「その情報が聞ければ十分だ。だが自尊心が過ぎるな」

天使「ゲホゲホ...くっ、何だ今のは?毒など効かぬ...ああっ!!!」

男「僕が調合した『超激辛調味料』だ。申し訳無いが、水も飯も持って無い」

悪魔娘「やっぱ外道過ぎるぞ...」

ドラゴン「きっついだろうなー...アレ。男からしていたスパイスの匂いもあれか」

天使「_____っ!!」バタッ

男「声も出せないとは...味覚も人間より鋭いのかな?まぁその苦しみは半日程続くがな」

ドラゴン「もう気絶してない?そいつ」

男「あ、本当だ」

悪魔娘「しかしあんな調味料、何で持ってるの?」

男「対人間用の武器...って扱い」

悪魔娘「扱い?」

男「沢山ご飯があった時満足行くまで食えるように。ってのが本当の使い道」

ドラゴン「いくら何でもスパイスが強すぎだよぉ...鼻が凄くびりびりする」

男「鼻が利くのか?」

ドラゴン「それなりにはね」

男「しっかし、この天使どうするよ?」

ドラゴン「さっき研究がどうたら言って無かった?」

男「正直身体能力が高いだけの人間は見飽きた」

悪魔娘「天使の立場とは」

ドラゴン「皆居なくなっちゃったし、どうしようが私達の勝手だよね」

男「うーん...この天使、どうした物か」

直下>>天使をどうする?

男「...」ジロリ

天使の纏っている服は真っ白なローブの様な、古代ギリシャ人のようなイメージを受ける

男「とりあえずボディチェックでもするかなぁ」

ドラゴン「天使って男とか女とかあるの?」

悪魔娘「女性型ねぇ、これは」

ドラゴン「じゃああっち向いてて。振り返ったら丸焦げにするよ」

男「わーってるよ」クルッ

直下>>何が見つかった?(何も無いも有り)

ドラゴン・悪魔娘「!!!」

ドラゴン「男?ちょっとこっち来て?」

男「服は戻した?」

悪魔娘「戻したよ」

男「分かった。随分平静を欠いている様だけども...おや!?」

ドラゴン「何?この写真?」

悪魔娘「こいつとどういう関係なわけ!?」

男「おいおい落ち着けよ。元々こいつは悪魔だったんだ」

男「そしてそれがあの若木の影響によって天使に変化した...」

男「天使と悪魔、完璧な正反対だ。使い古された対比でもある」

男「つまり元々ここに写っていたのは僕の正反対にあたる人間...」

男「ごめん、誰?」

ドラゴン「私達に聞くな」

悪魔娘「間違いなく危険人物ね」

男「興味深い物はあったが...結局コイツの処遇は決まらないな」

悪魔娘「そうね」

男「もうそろそろ夜だなぁ...」

直下>>天使の処遇をどうするか

男「...よし、連れて行こう」

ドラゴン「は?」

悪魔娘「は?」

男「おう唐突にキレるのやめーや」

ドラゴン「こんなのを制御出来るとは思えない」

悪魔娘「これ以上女を連れて歩くつもりか」

男「...元々は悪魔でもこいつにとっては僕が真実なんだ。あの写真を見ても分かるだろう?」

天使「...!」カッ

男「目覚めたようだが」

ドラゴン「尋問?」

悪魔娘「処す?処す?」

男(何とも血の気が多い...)

直下>>天使の言動

天使「うあああああっ!!」ガシィ

男「ぬおわっ!?」

ドラゴン「サバ折りかッ!」

男「敵意は感じられない」

ドラゴン「くっ...」

天使「くそっ!私が負けるなんてぇ...!あの悪魔め!」

悪魔娘「...え?私?」

天使「そうだよ!お前が悪いんだ!くそったれぇ...」

男「もしもし?そろそろ泣き止んで頂戴な」

天使「なっ....!泣いてなど...グスッ、おらん!」

ドラゴン「泣いてんじゃん」

~翌朝~

男「そろそろ良いかな?」

天使「」スースー

男(駄目か...)

天使「...!」パチッ

男「おや、起こしてしまったかな?」

天使「...ううん」

男「聞きたい事があるんだ」

天使「何?後動けないんだけど」

男「魔法で縛ってある」

天使「ぐ...で、質問は?」

男「天使さんは僕がどんな存在か覚えているかな?」

天使「どういう事?」

男「誠に勝手だが、君のボディーチェックを昨晩行った」

天使「ッ!この__」

男「安心しろ、仕事はあいつらがやった。僕は何も見ちゃいないさ」

男「話を進めよう。そこである写真が見つかったんだ」ピラッ

男は天使に写真を見せる

天使「...」

男「そこで問うよ。僕は君にとって何だったのか...なんでも無いならそれで良い」

直下>>天使にとって男はどういう存在なのか

天使「私が天使になる前、貴方と私は幼馴染だったのよ?」

男「...んん!?」

天使「本当に覚えて無いの?結構ショックなんだけど」

男「ううむ...どうした物か」

悪魔娘「...それってもしかして」

男「おや、起きて居たのか?」

悪魔娘「うん。そして多分その子は平行世界から来たんだと思う」

男「まじかぁー...」

天使「?」

男「あ、そういや元居た悪魔はどうなったんだ?」

悪魔娘「さぁ...どっかの平行世界にでも飛ばされたんじゃない?」

男「えー...こいつどーしよー...」

悪魔娘「近くに天使が居る生活かぁ...」

悪魔娘は遠い目をしている

ドラゴン「女がまた増えるのか,..」

ドラゴンも同様に遠い目をしている

男「起きて早々その顔はやめろォ!」

天使「そ、その...私じゃ、駄目?」

男「なっ...」

男(あざとい...!)

男「うぅむ。どうした物か...」

直下>>天使を仲間にするか

男「まぁ連れて行くけどさ...」

天使「やった!」

悪魔娘「おー...まじすか」

ドラゴン「オイコラ」

男「しゃーねーだろ!誰かの想いを踏みにじるのは無理だ」

男「それにこいつにとっちゃ単なる幼馴染。連れていくだけさ」

男「でも問題がある」

天使「...何?」

男「正直、どうしようもなく最低な奴だと自分を責めたいが」

男「お金が無いんだ...金策の方法知らない?」

ドラゴン「あぁ...」

天使「俗ですねぇ」

悪魔娘「私の父上に頼めば...」

男「腐りきってボロボロのプライドが完全消滅しかねない」

男「ううぅ...」

ドラゴン「私に案がある」

男「!?」

直下>>ドラゴンの考案する金策案

ドラゴン「じゃ、見ててね」ガシッ

そう言うとドラゴンは自分のツノに手を伸ばした

ドラゴン「ふんっ!」バキィ!

悪魔娘「えっ」

男「おい!?大丈夫か!?」

天使「うわ痛々しい...」

ドラゴン「...ぺっ」ジャリジャリ

ドラゴンは牙を吐き出した

男「んお!?」

男「...いやありがたいけどさ」

ドラゴン「牙はまた生えるよ。角も」

男「こう、何と言うか...目に悪いよ」

天使「金銭のサイクルが壊れる!」

悪魔娘「面白いじゃない」

ドラゴン「ちぇー」

男「とりあえず牙と角は売りに行こう」

直下>>ドラゴンの角と牙はいくらで売れた?

男「億万長者かよ」

ドラゴン「最初からこうしてれば良かったんだよ」

男「ははーっ」

悪魔娘「私も体のパーツを売れば...」

天使「私も羽根を売れば..」

男「それもう生えない奴だろ」

男「...よし!」

ドラゴン「どうしたの?」

男「考え事をする。ネカフェに行ってくるからちょっと待っててくれ」

悪魔娘「いや、誰かに相談しろよ」

天使「そうだそうだ」

男「これはもう本当に個人的に考えたい悩みなんだ」

天使「ヒント」

男「僕の目的」

天使「!!!」

男「探さないで下さい。ってか?じゃあまた」バタン

ドラゴン「えぇ...」

悪魔娘「どういう事なの...」

天使「...」

ドラゴン「ねぇ天使」

天使「はっ、はい!?」

ドラゴン「あなた...男の『目的』について何か知っているのね?」

悪魔娘「そうね。明らかに反応が分かってる反応よ」

天使「そ、そうですねー...あはは」

ドラゴン「教えて?」

天使(断ったらヤバい!!絶対死んじゃう!)

天使「分かりました」

直下>>男の目的とは

天使「...彼はですね。とても猫カフェに行きたいそうなんです」

ドラゴン「は?」

悪魔娘「えぇ!?」

天使「おおっと待って下さい。彼は行こうと思えばいつでも行けました」

ドラゴン「でしょうね」

悪魔娘「じゃあ何故行かない?」

天使「それはその猫カフェが他とは違うからです」

ドラゴン「ほう...」

直下>>どんな猫カフェ?

天使「猫耳付けたメイドさんが居るカフェなんですよ」

ドラゴン「ほぉう!」

天使「あなたと男の様子を見るに男はそれが裏切りに当たるか悩んでいるんじゃない?」

悪魔娘「ドラゴンの愛は重いからなー...」

天使「要は男が猫耳メイドカフェに行くのを許可するかね」

ドラゴン「うーん...」

直下>>猫耳メイドカフェの入店を許可する?

ドラゴン「まぁ、いいんじゃないの?」

悪魔娘「意外だね」

天使「そんなに意外な物なの?」

ドラゴン「多分みんなの愛が軽すぎるだけでしょ」

天使「...しまった、連絡手段が無い」

悪魔娘「テレパシーで伝えるから安心して」

天使「セーフ」

~カフェ~

男「遂にやって来たぞ」

メイド「いらっしゃいませ、ご主人様♪」

男(あぁ、非日常と言う名の日常から切り離した世界だ...)

メイド「どうされました?」

男「いや、何でも」

直下>>猫耳メイドカフェで何が起こった?

男「...」

姉「お待たせしましたー♪...ん?」

男「...へ?」

姉「男か?」

男「姉じゃん。ここにいたのか」

姉「意外?」

男「いや、そうでもないぞ」

姉「実の弟に変なイメージ持たれてる件について」

男「誉めたつもりなんだけどなぁ」

姉「嘘つけ。こんな珍妙な格好してる姉の事を腹の中ではほくそ笑んでるんでしょ」

男「いやいや、似合ってるよ」

姉「あ、あらそう?」

姉「今何してんの?」

男「実験台」

姉「あはは。そんなんじゃ彼女出来ないよねー」ケタケタ

男「婚約者みたいなのなら二人居る。同棲なら三人か」

姉「ファ!?」

男「了承があるから事件性は無いよ。全員人外だけど」

姉「遂に現実と虚構の区別がつかなくなったのかしら」

男「そんな信用出来ないなら家来る?今はホテルだけど」

姉(ホテルとか...もうそういう関係なの!?)

男「顔赤いぞ?」

姉「気にしないで。もう上がるから着いて行くね」

~ホテルの一室~

男「ただいまー...!?」

ドラゴン「どうもーっ☆」

ドラゴンは猫耳メイド服だ

男「成る程。そういう事か...」

姉「?」

ドラゴン「おい」

男「落差激しい」

ドラゴン「その女は誰だ」

男「僕の姉だ」

ドラゴン「メイドか」

男「メイドだ」

姉「ま、マジだ...なんかいろいろ居る...」

男「結局あの後ドラゴンは姉について行ってしまった」

悪魔娘「いやあ、男にそういう趣味があろうとは」

男「うるせー。なんでお前まで猫耳メイドなんだよ」

悪魔娘「...ドラゴンに着させられた」

天使「結構ノリノリじゃ無かった?」

男「ほー、そうなのか」ニヤニヤ

悪魔娘「だ、黙りなさい!?」

その後、メイドの作法を覚えたドラゴンにいろいろな事をしてもらった

悪魔娘「巻き込まれた...」

ドラゴン「またねー!」

姉「またね!」

天使「楽しかったなぁ」

男「明日仕事だからもう寝ても良い?」

一同「チッ」

男「えぇ...」

直下>>翌日の研究所の様子

~研究所~

男「こんにちはー...ん?」

妹「ほあぁっ...!」

男の妹がモニタを凝視している

男「お前何で此処にいんの?ここ一応機密施設だよ?」

妹「男の体内にね、位置情報を発信するチップを埋め込んだんだ」

男「あぁそうか、お前昔から機械工学得意だったな」

妹「でも最近は明らかに『何処でもない』位置情報ばっかだから不思議だったんだよ」

妹「最近ようやく位置情報が送られて来てさ。ここに居たのか」

男(あの館のせいだろうなぁ...)

男「ま、過度なストーカーしなけりゃいいさ」

妹「えー...」

ボガァン!!

男「オイオイ何の音だ?」

妹「ハッキングしようとしたんだけど」

男「はぁ!?」

妹「防衛プログラムが出て、腹いせに超負荷を与えたんだよねー」

男「と、いう事は?」

妹「オーバーヒート。データ吹っ飛んだねあれは」

男「...やべぇよやべぇよ」

妹「顔面蒼白だぞ?」

男「うるせぇやい。お前のせいだ」

ドラゴン「逃げる?」

男「お前今まで何処に」

ドラゴン「小さくなって服の中に隠れてた」

男「というかこの始末は僕がつける...あ」

妹「?」

男「これデータ無い奴だッ!中には危険生物が居るぞ!」

ドラゴン「マジ?悪魔娘と天使呼ばんと」

直下>>コンピュータで封じられていた危険生物とは

おろち「グオオオオッ!!」

男「やまたのおろち...撃破不可能と判断されて封印されている伝説の竜だ」

ドラゴン「あんにゃろこんな所に居やがったか!」

男「知ってるのか!?」

ドラゴン「最悪の人食いだよ!伝説の巨悪でもある!」

直下>>やまたのおろちの攻撃

おろち「ガアアアアッ!!」ボボボゥ

男「おおっ!?」

男はとっさに回避した

男「っぶね!ドラゴンの炎と同じ位あるぞあれ!」

「ああっ!!」

男「どうした___うわっ!?」

妹「...見んなよぅ...」クスン

ドラゴン「これはまずいね!早く逃げて!」

妹「この状況で逃げない女があるかぁーっ!!」ズダダダ!

男「くっ...」

ドラゴン「大丈夫!?」

男「意外と大きかったな...!」

ドラゴン「オイ」

男「冗談冗談。さあ、反撃に出ようか!」

直下>>男とドラゴンの反撃

男「ふんっ!」ガギィン

男は日本刀で切断を試みる

男「硬ッ!」

ドラゴン「避けて!」ズゴォッ

ドラゴンの炎がやまたのおろちの首の鱗に当たる

ドラゴン「それで軟化した筈だよ!」

男「ぜりゃあ!!」スパン!!

おろち「ウベアアアアッ!!!」

男は首を二本切った

おろち「ガガガァ!!」

男「攻撃が来る!」

ブゥ...ン

やまたのおろちの鱗が剥がれる

悪魔娘「ヤバそうね?」

おろち「ブグゥゥゥゥッ!!」

おろちは悪魔娘に対して怒りを露にする

ピシュン!

天使「余所見ばかりしていると、首が無くなるよ?」

男「ナイスタイミング!」

天使は首を二本消し飛ばした

男「今から凄い簡単な事を言うぞ...」

男「2+2=?」

ドラゴン・悪魔娘・天使「4ッ!!」

男「この刀に力を!」ブオンッ

男は日本刀を振りかざす

ドラゴン「炎と」

悪魔娘「闇と」

天使「光!」

男「っしゃおらああっ!」バリバリバリ

おろち「グロロロロロッ!!」

おろちも攻撃を仕掛ける

男「そうはさせねぇぞッ!」ブォン!

_________________________________________

男「...勝った」

ドラゴン「ふー...」

悪魔娘「RPGの戦闘みたいだったね」

天使「じゃあこいつは私が冥界に送っておきますね」

上司「...おい、男君?」

男「あ!はい!」

上司「君の昇進が決まった」

上司「やはりヤマタノオロチ撃破の功績が大きいね」

男「そうですか...で、どこに昇進ですか?」

直下>>男の昇進先

上司「未確認生物調査部だ」

男「薄々予想はしてました」

男「まあ、ネタには困らない...かな...?」



___おしまい

やっと終わった...最後は結構強引でしたが。
適当なオチで申し訳無いです。
それでは前作共々、安価に付き合って下さりありがとうございました。

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