白野「艦娘がサーヴァントの聖杯戦争」【安価】 (380)



こちらは、マスターがFateのキャラ、サーヴァントが艦コレの艦娘で聖杯戦争を行うスレです

主人公は岸波白野、舞台は冬木市です

登場キャラ、進行は安価で決定します

マスター候補は【S/N、hollow、Zero、Extra、Extra ccc】からお願いします(以外の作品は未読のため無理です。ご了承下さい)

艦娘はどの娘でも問題ないですが、新しい娘ほど口調が微妙かもしれません。ご容赦ください

深海棲艦(人型限定)も可ですが、一人でも入った瞬間に黒聖杯確定です

無効安価は安価下です

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1411914937


おはようございます、こんにちは、はじめまして

これより、あなたのとうろくくくくくくをおこここ―――

岸波白野様ですね、よろしくお願い致します

あなたのステータスは、【戦闘能力:魔術師素質】が【?:6】です

戦闘能力、不明。魔術師素質、『言峰』以上『凛』未満

続いて、あなたのサーヴァント(艦娘)を登録致します

ご希望のサーヴァントを記入くださいませ


【使役サーヴァント安価】下2


【武蔵】でございますね、かしこまりました

続いて、武蔵のクラスを設定していただきます

武蔵が成ることができるクラスは以下の3つです

【クラス安価】直下

①セイバー

②ライダー

③バーサーカー


武蔵のクラスはセイバーに決定しました

次に、武蔵の「固有スキル」を設定して頂きます

スキルはどのサーヴァントも共通で3つまで持つことができます

その内2つはクラスごとに持つ通常のスキルと、そのサーヴァント特有の「固有スキル」が1つです

武蔵のクラススキルは、

『対魔力:A』…A以下の魔術は無効化。事実上、現代の魔術で彼女を傷つけることは不可能。

『騎乗:B』…大抵の動物を乗りこなしてしまう技能。幻想種(魔獣・聖獣)を乗りこなすことはできない。

です。では、武蔵の固有スキルを記入ください

【固有スキル安価】下2

名称、その効果も出来ればお願い致します

あまりに強力すぎる場合修正を行います

例【響】…「不死鳥」…一度のみ、轟沈から復活する


武蔵のスキルが確定しました

『対魔力:A』…A以下の魔術は無効化。事実上、現代の魔術で彼女を傷つけることは不可能。

『騎乗:B』…大抵の動物を乗りこなしてしまう技能。幻想種(魔獣・聖獣)を乗りこなすことはできない。

『二刀流』…戦闘時(夜戦)に限り全ステータス1ランク上昇。航空戦、不意打ち、砲撃戦時はこれの限りではない。


武蔵のステータスを公開します

【筋力B) 耐久(A) 敏捷(B) 魔力(B) 幸運(D)】


戦闘について説明致します

戦闘は敵味方の1アクションずつで1ターンとみなし、次のフェイズに進みます


【不意打ち・遠距離攻撃】→【航空戦】→【先制雷撃】→【砲撃戦】(2ターン)→【夜戦】(1ターン)→仕切り直し


リアルタイムに関係なく上記のように進み、基本的なルールは艦コレのものを参考にしています

空母であったり、潜水艦であったり、雷巡であったり、まぁそういうことです


それでは、本編(新しい人生)をお楽しみくださいませ

シーユーアゲイン


――――欠けた夢を見ていた

その夢はなんだっただろうか、何らかの夢を見ていたのは確かなのだが、全く思い出せない

体を起こすと、部屋の寒さが体温を奪う

すぐに布団へ戻りたくなるが、もう一度この中に入ってしまえば、間違いなく夢の続きを見てしまう

半ば無理やり体を外に放り出し、身支度を始める

その体は――――


【性別安価】直下


①ザビエルで出来ていた(キシナミ)

②ザビエルで出来ていた(はくのん)


【1日目 早朝:柳洞寺】

制服を着て、洗面所へ向かう

廊下で零観さんと一成にすれ違ったが、疲れているようだと言われてしまった

昨夜の勉強が遅くまでかかった、そんな返答をして事なきを得たが、気をつけなければ

ただでさえ身寄りのない「私」の面倒を見てもらっているのに、これ以上彼らに迷惑をかけられない


――――絶対に


【同刻:通学路】

朝食を済ませ、もう一度身支度を確認した後、学園へ登校する

一成は生徒会の用事で朝早く学校に行くことが多いため、一緒に登校することはほとんどない

なにより、私がHRのギリギリ前にしか登校しないのが一番の原因だと思うけど

ぼんやりとそんなことを考えながら、ゆっくりと学園までの道のりを進めていった


【1日目 朝:穂群原学園】


一成「おはよう岸波、本当に体調は大丈夫なのか?」


おはよう、と挨拶を返し校門に立っている一成に問題ないと続けて答えた

そういえば、今週は挨拶強化週間とかで生徒会自ら校門に立っているんだっけ


一成「それならいいのだが…今日は仕方ないとしても、もう少し早く登校した方が良いと何度も何度も―――」


――――また始まってしまった。他の生徒もいる中で説教をしないでほしいとこちらも何度も言っているのに…

分かりました、反省します。と話を途中で止め、逃げるように教室へ向かう

後ろで「まだ話は終わっていないぞ!」と声が聞こえたような気がしたが、気のせいだろう


―――さて、余計な時間を過ごしてしまったが、教室に入らなければ


私の教室は―――


【学年クラス安価】直下

①2-A

②2-C

③その他(自由安価)


【同刻:穂群原学園 2-C】

マフラーを外しながら自分の教室に入る

…ようやく、この教室にも慣れることができた

転校して3ヶ月が経ち、私のステータスは転校生からクラスメイトに変わった


―――朝のHRが始まるまで少しだけ時間がある


【はくのん 交友関係安価】直下


①人の好さそうな青年

②WAKAME

③モブ子さん

④ぼっち


士郎「おはよう岸波、今日は…いつもより早いほうかな」


零観さんが心配して世話を焼く前に逃げた…とは言えず、適当に挨拶を返す

この青年は衛宮士郎、私がこの学校に来て一番最初に知り合った友人だ

一成の紹介…より先に、転校して隣の席が彼だったことが一番の理由だろう


士郎「一成はまだ校門に立っているのか?…あいつ最後の一人まで挨拶するつもりだな」


一成ならやりかねない、そして前に生徒が見えていようと時間が来たら校門を閉めるのだろう

彼の真面目さはもはや全校生徒周知の事実のようで、おそらく来年の生徒会長も一成がやるに違いない

そんな彼だが、女子の人気をあそこで新聞部っぽい青年に自慢話をする間桐慎二と2分しているのだから驚く


士郎「…ん?岸波、なんか疲れてないか?」


唐突の心配に動揺する、え?また顔に出てた?


士郎「んーいや、そんな違う訳じゃないけど、なんとなくそんな感じがしたから」


どうやら昨夜の『あれ』はよほど答えたようだ、やっぱり今日くらい休むべきだっただろうか

今更そんなことを言っても仕方ないので、眠らないように気を付けなくては

そんなことを考えていると同時に、予冷のチャイムが鳴る

さて、今日の授業は―――


【本日はここまで お疲れ様でした】




【1日目 夕:穂群原学園】

学園のチャイムで目を覚ます

いけない、結局何度か寝てしまった

冬木の虎が雑談を始めたあたりからの記憶がない…よくばれなかったものだ

教室に生徒は一人もいない、少し寝すぎてしまっただろうか

でも、その代わりに――――


『ふむ、幾分か回復したようだな。これなら現界しても問題なさそうだ』


頭の中で声が聞こえる。彼女が話しかけてきたということは、睡眠も無駄ではなかったかもしれない

昨晩、魔力を使い疲れきった私を気遣い、今まで念話さえ控えてくれていたようだ


『戦闘も可能ではあるが、まぁまだなるべく避けたいところか』


その彼女が話しかけてきたということは、少なからず回復しているということだ

これなら、今からでも早速行動できそうだ


『情報収集か…確かに重要だが、今日はまだ休むのもありだと思うぞ』


動くのは万全な状態の方がいい、彼女はそう伝えたいようだ

どうしよう―――


【放課後行動安価】直下

①屋上へ行く

②校内をうろつく

③さっさと帰ろう

④その他(自由安価)


彼女の声を聞いて安心したせいか、また眠気が私を襲う

気が付けば、いつの間にか再び意識を手放していた


『やはり今日はすぐに帰宅して様子を―――む、マスター?…なんだ、また眠ってしまったのか』

『やれやれ、こんなところで何度も寝ていては風邪を引くぞ、マスター』


その後、何度か起こそうとしてくれたようだが、日が暮れるまで私が目覚めることはなかった

あの音を聞くまでは―――


【1日目 夜:穂群原学園】

―――ドォォォォォン!!

凄まじい爆発音、まどろみだった脳は急激に覚醒する

何事かと立ち上がると、私の後ろには―――


武蔵「ようやく起きたかマスター。見ろ、外でサーヴァントが戦っているぞ」


凛とした佇まいで、一人の武人が立っていた

彼女こそ、私がこの聖杯戦争で呼び出したサーヴァント

最優と呼ばれるセイバーのクラスで召喚された、大和型戦艦二番艦【武蔵】だ

―――今はそんなことを振り返っている場合では無かった

校庭で戦っているサーヴァント、あれは――


【サーヴァント、及びそのマスター安価①】直下、下2

直下…艦娘及びそのクラス(戦艦及びセイバー以外の艦娘とクラス)

下2…マスター(誰でも)


あれは―――なぜ、彼がサーヴァントの傍にいるのだろう?

朝、昼の段階では令呪の反応は全く無かった

いや、そもそも彼は魔術師ですらなかったはずだ


―――ならなぜ、衛宮士郎が校庭でサーヴァント同士の対決を見ているのか


事情は分からないが、この角度から見える彼はあのサーヴァントに守られているように見えた

だれか別のマスターが彼を守っている?その方が確立としては高いと思うが―――


武蔵「ふむ、あのサーヴァント、重巡のライダーと言ったところか。なかなか悪く無い動きをする」


セイバーはマスターよりサーヴァントの方を気にしているようだ

そのライダーと思われるサーヴァントと戦っているもう一人のサーヴァント、それは―――


【サーヴァント、及びそのマスター安価②】直下、下3

直下…艦娘及びそのクラス(戦艦、重巡以外)

下3…マスター(士郎以外)


あれは何?思わず、そんなことを誰に向けてかは分からないが言いたくもなる

艤装からして駆逐艦なのだろう。だが、その動きは明らかに異常だった

右から左、左から前へ、その動きはまるで残像が見えるように速い

速さでだけならまだいい、だが、その攻撃も嵐の如く凄まじかった


武蔵「なるほど、あれが今回の狂戦士か。荒いようで的確な攻撃、とても狂化がかかっているようには見えない動きだな」


セイバーの目からしても、あのサーヴァントは異常なようだ

ライダーも良く頑張っているようだが、このままでは敗色濃厚だろう

バーサーカーのマスターらしき人物は、ここからは確認できない

あれだけの能力を持ったサーヴァントを使役できるからには、相当なマスターなのだろう


武蔵「―――どうするマスター?このまま放っておけばライダーの敗北は見えている。そして、運がなければあの級友は…」


―――殺される、魔術師とはそういうものだ。知らないはずの知識がまた脳に浮かぶ


私は―――


【士郎 救済安価】 下2

①助ける

②見捨てる

③その他




お願いセイバー、衛宮くんを助けて―――

私がそう言い終わる前に、セイバーはにやりと笑った


武蔵「あぁ、私のマスターならそういうと思ったぞ。では―――戦艦武蔵、出撃する!」


高らかに宣言し、セイバーは窓から全力で飛び出す

…お願いだから、名前を叫ぶのは今回限りにしてね


【本日はここまで お疲れ様でした】


「これで…終わりっぽい!」


その体格からは予想できない激しい砲撃が止まる


「マスター!」


もはや防ぐのは無理だと判断したのか、ライダーは己がマスターに覆いかぶさるように敵に背を向ける

デタラメな魔力が込められた砲撃が、今まさに放たれようとするその時―――

私の最優の騎士が、その流れを断ち切った


バーサーカーが嵐だとすれば、我が最優のサーヴァントは雷だ

電光石火、校舎から校庭までの距離を文字通り一瞬で埋め、戦場に肉迫する

懐の刀を1本抜き、目の前の狂戦士の首を―――


「あはっ、パーティーっぽい?」


刈り取ろうとした刃は空を切り、バーサーカーは距離を取る

奇襲は完ぺきだった。タイミング、スピード、どちらをとっても確実に当たっていたはずだ

もし、外れる要因があるとすれば―――


武蔵「―――この私が目測を見誤るとはな。貴様、何をした?」

バーサーカー「さぁ?いきなり襲ってくるような怖い人には、教えてあーげない」

武蔵「ふっ、それもそうだな。なら…分かるまでやり合うまで!」

バーサーカー「んふっ♪今度は少しは楽しめそうっぽい!」


再び襲い掛かるセイバーを受け入れるバーサーカー

―――今だ、衛宮くんに近づこう


士郎「何が…どうなって」


放心した様子で再び戦場となった校庭を眺める衛宮くんに走りながら声をかける


士郎「なっ、岸波!?こっちに来ちゃだめだ!」


どうやら勘違いしているようだ。攻撃の余波で怪我をしているのにも関わらず、私を気遣いそう叫んだ

たった3ヶ月、少ししか接していない私でも分かる彼の異常性。自分<他人というありえない関係

混乱する彼を動かすのは難しそうだ、ならばとライダーの方にコンタクトを取る


ライダー「!、分かりました。あなたの事、信頼します」


この状況下で一瞬の判断、相当頭の切れるサーヴァントのようだ

他に選択肢がないにしても、流石は歴戦の軍艦の魂だ

さて、ここから逃げるとすれば、あそこしかないないだろう

巻き込みたくはなかったけど、仕方ない

この場をセイバーに任せ、戦場を脱出した―――


『―――もういいです。バーサーカー、撤退してください』

バーサーカー「えー、せっかく楽しくなってきたのに」

『これ以上の戦闘は無意味です。速やかに、無駄のない撤退を』

バーサーカー「…は~い。ごめんね、マスターから呼び出しがあったっぽい」

武蔵「何、そう言うな。もう少しくらい良いだろう?」

バーサーカー「そうしたいのは山々だけど、マスター怒ったら怖いっぽいから帰るね」

武蔵「そうか…なら、せめて一太刀でも受け取れ!」ブンッ

バーサーカー「わわ!?い、今のは危なかったっぽい!」バッ

武蔵「―――逃げたか。しかし、やはりあれは奴のスキル関係か」

武蔵「しかし、奴の狂化はかなり低いな。それであのステータスとは驚きだ」

武蔵「…それより、あそこでずっと観察していた無粋な輩がいたな」

武蔵「追いかけたいところだが、マスターに深追いするなと言われているし、仕方ない」


【戦闘を観察していたサーヴァント及びマスター安価】下2、下4

下2…艦娘及びクラス(戦艦、重巡、剣、騎、狂以外)

下4…マスター(士郎、ラニ以外)


【本日はここまで お疲れ様でした】


【同刻:遠坂邸】


キャスター「ありゃ~、ばれてたみたいやね。ごめんな」

凛「…別に構わないわ。こっちの存在に気づかれただけみたいだし、大方アーチャーかアサシン辺りだと思ってるでしょ」

キャスター「ならええけどなぁ…ん?自分、なんか怒っとる?」

凛「…そんなことないわ。初日からサーヴァントの情報が3騎も集まったんだもの」

キャスター「…ははぁ、さてはあの学生のマスターが知り合いなんやろ、それでやりにくいとか考えて――」


凛「確かに、衛宮くんと岸波さんは私の知り合いよ。でもそれだけだから」

キャスター「…必要なら殺し合いもできるってこと?」

凛「もちろんよ、あの二人が魔術師って分かった以上、手加減なんてしないわ」

キャスター「――そか、なら安心したわ」

凛「…今日はもう索敵はいいわ。あなたの『神殿』、可能な限り早く完成させて」

キャスター「了解、せやな…」


【キャスター、陣地作成日数】コンマ判定:直下


1~3:明々後日の夜

4~6:明後日の夜

7~9:明日の夜


キャスター「ん~ごめん、いろいろと調整とかせなあかんから3日はかかるわ」

凛「…そう、その間攻撃されなければいいけど。魔力が足りないの?」

キャスター「んや、そっちはうちにはもったいないくらい足り取るわ。ただどうもこの土地とうちの相性が合わないみたいでな…」

凛「分かったわ、あなたは神殿作りに専念してちょうだい。その間は色々と私がやってみるから」

キャスター「うん、こっちも精一杯頑張るわ。それじゃまたなー」

凛(――そう、相手が誰であっても、私は…)


【同刻:柳洞寺】


士郎「聖杯、戦争…」


辺りを警戒しながら、走ってここまで無事に到達する

結局他にいい案が出なかったため、柳洞寺へ二人を連れてきた

中に入ることを提案したが、衛宮くんは事情の説明を求めてきた

半ば予想していたことだが、彼は全く聖杯戦争のことを知らなかった

ライダーを召喚したのも偶然で、令呪もついさっき現れたようだ

私は、今冬木市で起きている聖杯戦争について、簡略して話した


士郎「聖杯を求めて殺しあうって…岸波、お前もその戦いに参加しているのか?」


当然だ。私は自分の意志で聖杯戦争に参加した

その願いは――――


【はくのんの願い】安価下3


①記憶を取り戻す、誰かのために(属性【秩序・善】に固定、悪行に制限)

②記憶を取り戻す、自分のために(属性【中立・中庸】のまま)

③その他(自由安価)

ksk


私には、記憶がない

ただ、全く何もないというには語弊がある

一般常識、マナー、教養、そして…魔術

どれも、それを覚えた記憶がないのに、それを記憶している

ゆえに、私には暗い地下室で目が覚めるまでの過去の記憶が、ないのだ

その後、各地を転々としながら治療法を探したけど見つからず

諦めて第二の人生を始めようと、この冬木市に来た直後だった

聖杯戦争のことを知ったのは―――


『聖杯戦争』


全く知らない言葉のはずなのに、私はこの言葉に何かを感じていた

そして、(本■なら■)知らないはずの誰かのことを、頭に浮かべていた


私は、取り戻さなければならない


―――自分のためにも、誰かのためにも




士郎「…そうだったのか。ごめん、俺、殺し合いって聞いて勝手に岸波が酷いやつだって思ってた」


いや、こちらこそ勝手に自分の身の上話を聞かせてごめんなさい

今更ながら羞恥心が湧き上がる、なんで聞かれてもいないのにこんな話をしてしまったのだろう?


士郎「それじゃあ、一成の従姉妹って言う話は…」


もちろん嘘だ。ここまで話したなら暴露するが、私はこの柳洞寺にいる全ての人間に暗示をかけて生活している

学園に入学する際も当然裏口入学だ


士郎「…はは、今日一日で岸波のイメージが一気に崩れたな」


それはお互い様だ、魔術回路が無かった人間がどうやって令呪を宿したのか、今度はこちらが聞く番だ


士郎「あぁ、それは…」

武蔵「またせたなマスター、今戻った」


衛宮くんが話し始める前に、セイバーが帰還した

彼女が現れるとほぼ同時に、今まで霊体化していたライダーが姿を現す

その体は先ほどの傷が癒えていないままで、かなり痛々しい


武蔵「バーサーカーと交戦したがすぐに撤退されてしまった。命令通り追跡はしなかったが、周囲に観察していた輩がいたようだ。情報を取られたかもしれん」


目標通りの成果にお礼を伝える。しかし、やはり傍観していたマスターは他にもいたようだ

あれだけ派手な戦闘だったし、他のマスターに見られていても不思議ではない

情報を取られたのは少し痛いが、セイバーが無傷で戻ってきてくれたことに比べれば些細なことだ


ライダー「先ほどは助けていただきありがとうございました。あのまま助けてもらえなかったら、どうなっていたか…」

武蔵「何、礼ならマスターに言ってくれ。あの場で助けることを決意したのはマスターだからな」

ライダー「はい、もちろんです。セイバーのマスターさん、本当にありがとうございました」


といっても、既にお礼は何度もこっちに来てから言われた後だ

このライダー、私が霊体化するよう何度言ってもなかなか聞かず、衛宮くんに言われて霊体化するまで、私か衛宮くんのことを気にしていた

献身的、とは少し違うかもしれないが、かなり他人を気遣うサーヴァントのようだ


武蔵「―――さて、いつまでもここで話し込む訳にもいかないだろう。これからどうするつもりだマスター?」

そうだ、つい長話になってしまったが次の行動を起こさなければ…


どうしよう―――


【はくのん行動安価】下2


①士郎と同盟、衛宮家に拠点変更します!(士郎ルートほぼ確定)

②士郎と同盟、拠点はお互いそのまま

③あなたを助けるのは今日だけなんだからね!

④その他(自由安価、ただし悪行は規制)


衛宮くんに同盟を持ちかけてみよう。もちろん、彼に聖杯戦争を戦う覚悟があればの話だが


士郎「―――俺、戦うよ。岸波との同盟も結ぶ、いや、むしろこっちからお願いしたい」


―――こちらから提案しておいてなんだけど、本当にいいの?


士郎「あぁ、今日の俺みたいに襲われる人がいるかもしれないんだろう?だったら俺は戦う、それが力のある奴の使命だと思うから」


力強くそう言った彼の令呪が、輝いているように見える

なるほど、彼が令呪を宿した理由が少しわかった気がする


士郎「っと、俺だけが勝手に決めていい話でもなかったな。ライダーはどうだ?何か今の話で不満があったらぜひ言ってくれ」

ライダー「いえ、そんなことないです!マスターのその気持ち、とても素敵だと思います」

士郎「そっか、ありがとうライダー。…よし、なら今日から俺たちは仲間だな。よろしく、岸波」


笑いながら手を差し出す彼に応え、握手した


―――さて、夜も更けてきたが聖杯戦争はこれからが本番

だが、ライダーの様子は良く見ても中破状態、今日はもう休むべきだろう

私が彼らを家まで送っていくことを提案すると、


士郎「女の子に送ってもらうのか…」


と複雑の表情を浮かべていたが、安全のためには仕方ない

彼にもプライドはあるだろうが、彼を無事家まで送り届けた

その際連絡用の使い魔を渡したり、基礎中の基礎の魔術を教えたりした

どうも、彼は魔術師の中でもかなり半人前のようで、ライダーの回復状況が芳しくないのもそれが原因のようだ

だが、そのライダーの左目…あれは魔眼の一種のようだ

任意発動のもののようだが、一体どんな効果があるのだろうか、先ほど聞いておけばよかった



【1日目 深夜:帰り道】


静まり返った道をセイバーと歩く

辺りの周辺住宅はどこも電気を落とし、明日に備えている

このまま何もなければ良いのだが―――


【他陣営行動コンマ判定】直下


1~3:静かな夜

4~6:他陣営同士が接触

7~9:目の前に敵が現れた


突如、周囲の空気がガラリと変わる


武蔵「全く、初日からどいつもこいつも良く動くものだな…」


セイバーの口から苦言が漏れるが、その顔は真剣そのものだ

いったい、どこのサーヴァントだろうか?


【敵対サーヴァントコンマ判定】直下


1~3:ランサー

4~5:アーチャー

6~7:アサシン

8~9:バーサーカー


確かに辺りの空気が変わったのは感じる

だが、その姿を捉えることができない

その視線は私の全身を刺すように貫き、足を震えさせる

間違いない、どこにいるかは不明だが、このサーヴァントは…


【アサシンのサーヴァント、及びそのマスター安価】下2、下5

※ちょっとビーストは勘弁してください、分かりません(泣


下2・・・艦娘(戦艦、重巡、軽空母以外)

下5・・・マスター(士郎、ラニ、凛以外)


【本日はここまで、お疲れ様でした】


イリヤ「こんばんわ、お姉ちゃん。今夜はいい月ね」


殺伐とした空間に、甘く可愛らしい声が周囲に響く

気が付けば、雪のように白い少女が、そこに立っていた


イリヤ「初めまして、私はイリヤスフィール・フォン・アインツベルン。長いからイリヤでいいよ」


アインツベルン…確か、始まりの御三家の一角だったはずだ

御三家はマスターに選ばれやすいらしいが、今回の聖杯戦争にも参加していたようだ

イリヤと名乗った少女の周囲にサーヴァントの姿はない

しかし、先ほどから私を刺すような視線は止んでいない。これは…


武蔵『…すまないマスター。私の目にも敵のサーヴァントがどこにいるのか分からない』


セイバーが念話でそう伝えてきた。表情こそ凛としたままだが、その声色から若干の焦りを感じる

セイバーでも察知できないほどの気配遮断…敵はアサシンと見て間違いないだろう


イリヤ「お姉ちゃん、さっき学校で士郎のこと助けてたよね、士郎は今どこにいるの?」


先ほどの学園での戦闘を見られていたようだ。とすれば、セイバーが感じた傍観する輩はアサシンのことだろうか

…いや、それよりも彼女は今何と言った?


――――士郎?なぜ、ここでいきなり衛宮くんの名前が出てくるのか


この少女は彼の知り合い?では何で先ほどの戦闘で助けに入らなかったのか

様々な疑問が頭に浮かび、混乱する

困惑する私にクスクス笑いながら、イリヤは話を続ける


イリヤ「士郎はね、私のお兄ちゃんなの。でも、訳あって離れ離れになってたの」

イリヤ「ほとんど諦めてたんだけど、今日冬木市を探索していたら偶然見つけたんだぁ」

イリヤ「あ、学校での戦闘を見たのは最後の方でね、私が駆けつけた時にはもう誰もいなかったの」


――その話が本当なら、衛宮くんはアインツベルンの子供ということになる

どういったことがあったのか知らないが、彼女の発言を信じるなら、会わせてやるべきだが…


武蔵「………」


先ほどからセイバーは周辺のサーヴァントに警戒を払っていて無言だ

さて、私は――――


【行動安価】下2


①イリヤの発言を信じる

②イリヤの発言を信じない

③周囲に砲撃

④イリヤを捕縛する

⑤その他(自由安価)


悪いけれど、あなたの話を信じることはできない―――

目の前の少女にはっきりと拒否の意思を示す

彼女の言動はあまりにも突拍子過ぎて、信じることができそうにない


イリヤ「そう…残念ね、なら――」


【イリヤの士郎への感情判定】


1~3:かなり恨んでる

4~6:複雑な感情(殺意と親しみ半々)

7~9:親愛なる義兄(プリズマ状態)


【特殊判定】直下

1~3:お兄ちゃんは私のもの…近づくメスは…

4~6:あぁ…早く束縛したい…

7~9:お兄ちゃんを殺して私も死ぬ


イリヤ「だったら、もういいわ。あなたを半殺しにして、無理やりでも聞き出すから」


少女の声が、無機質に変わる

少女の眼が、獲物を狩る獣に変わる

これが…先ほど無邪気に話していた少女の本質だとでも言うのか―――


イリヤ「―――やっちゃえ、アサシン」


少女の合図と共に、視えない従者が、その剣を―――


【アサシン暗殺判定】直下


1~3:アサシン「加減できませんでした」

4~6:アサシン「完璧です、そう、二水戦旗艦ならね」

7~9:武蔵「悪いがそうはさせない」


――――ズバッ



冷たい感触が、
          首に当たったと思った瞬間
                           目の前が暗転する
倒れる間際に視たものは、
                あれは、なんだっただろうか?――――



【DEAD END】
                                        


おはようございます、こんにちは、おひさしぶりです

これより、ロードを開始します

つきましては、あなた様の礼装を1つ開放したいと思います

お好きな礼装をお書きくださいませ


【はくのんの礼装解放安価】下2 





【オシリスの砂塵】でございますね、かしこまりました

では、続いて効果の内容を決めたいと思います


【礼装効果コンマ判定】直下

1~3:鱒と鯖が状態異常にかからなくなるよ

4~6:鱒と鯖への不意打ちにマイナス補正がかかるよ

7~9:鱒と鯖への不意打ちができなくなるよ


【オシリスの砂塵】…鱒と鯖が状態異常にかからなくなるよ


では、ロード先をお選びください

>>80

>>83

>>97

どれを選んでもイリヤとアサシン神通は固定です

安価下です、すみません


>>97をロードします

武蔵「………」


先ほどからセイバーは周辺のサーヴァントに警戒を払っていて無言だ

さて、私は――――


【行動安価】下2


①イリヤの発言を信じる

②イリヤの発言を信じない

③周囲に砲撃

④イリヤを捕縛する

⑤その他(自由安価)


信じてみよう、この少女が何者であるか、そんなことは衛宮くんに会わせてみればわかることだ

だけど、条件がある。さっきから殺気を飛ばしているサーヴァントの気配遮断を切ること、これがダメなら教えれない


イリヤ「いいわ、出てきてアサシン」


…え?、あっさりと承認されてしまった。よほど自分のサーヴァントに自信があるのだろうか


アサシン「………」


それまで全くしっぽを出さなかったサーヴァントが姿を現す

やはり、スキルに気配遮断を持つアサシンだったようだ

そのステータスは――――


【ステータス】筋力/雷装(C/A) 耐久(C) 敏捷(A) 魔力(B) 幸運(C)

【スキル】『気配遮断A+:完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。』
      『???』


本当にアサシンなのだろうか?なんか忍ばなくても普通に白兵戦出来そうなサーヴァントだ


イリヤ「さぁ、これでいいでしょ?早く士郎のところに案内して」


少女はサーヴァントの優位性が失われたにも関わらず、全く動じていない様子で急かしてくる

仕方ない、条件を飲まれた以上、こちらもそれに応えなくては――――

セイバーも見てくれていることだし、たぶん大丈夫だろう…


【同刻:衛宮邸】


…まさか、こんなにも早くここに戻ってくるとは思わなかった

電気は―――まだついている、早く休むよう言ったのにまだ起きているようだ


イリヤ「ここにお兄ちゃんがいるのね?」


ニコリと笑う少女に同意する、その笑顔の裏には――――


【イリヤの士郎への感情判定】直下


1~3:かなり恨んでる

4~6:複雑な感情(殺意と親しみ半々)

7~9:親愛なる義兄(プリズマ状態)


――――ドクン

第六感が働いたとでもいうべきか、少女の感情が一瞬透けて見える

この子をこのまま衛宮くんのところへ通してはいけない気がする、いや、そうに違いない


イリヤ「あら、どうしたの?そこに立たれたら中に入れないんだけど?」

武蔵「…すまないが、どうやらマスターは君を中に入れたくないようだ。お引き取り願えるか?」

イリヤ「ふーん、そうなんだ。ならもういいや、やっちゃって、アサシン」

アサシン「…分かりました」


学園での戦闘は直ぐに終了したため、これが初めての戦闘と言ってもいいかもしれない

私の、初陣が始まる――――



【本日はここまで、次回、アサシンとの戦闘から開始します。お疲れ様でした】


【ところで、士郎は?】直下


1~3:すやぁ…

4~6:砲撃戦後に来るってよ

7~9:ずっとスタンバってました



【今日はちょっと疲れているのでこの判定だけ、おやすみなさい】


ライダー「連れを起こさないでくれ、死ぬほど疲れてる」


良かった、特殊で裏切る士郎とかいなかった

士郎戦闘不可能、同時にライダーも参戦不可です


【お疲れ様でした】


戦闘表を修正します

(不意打ち・遠距離攻撃)→【航空戦→先制雷撃→砲撃戦(2ターン)→雷撃戦→夜戦】→仕切り直し

該当する戦闘に参加できなければ、一方的に攻撃されます

戦闘は自由安価によって消化され、圧倒的に差がない限りコンマ判定で結果がつきます

先に優勢判定を2回取るか、相手を轟沈させれば勝利です

ただし、クリティカルが出た場合一発で勝敗がつきます


スキル、【二刀流】の効果を変更します

戦闘中1回だけ任意のタイミングで発動、使用したターン中筋力と耐久を1ランク上げる

白兵戦には筋力・耐久、砲撃戦や航空戦には魔力が影響し、コンマに補正がつきます


それでは――――――






            【戦闘開始】


【航空戦】⇒該当者なし

【先制雷撃】⇒該当者なし

【砲撃戦】

騎士と暗殺者が対峙する

本来ならありえない形だが、両者共に引けを取らない威圧感を放っている

アサシンは、セイバー相手に白兵戦で勝負を挑もうとしているようだ

こちらの行動は――――


【セイバー行動安価】下2


①迎え撃つ(筋力対決で一発勝負)

②距離を取って砲撃(回避判定の後、成功なら砲撃(魔力)による攻撃判定)

③肉を切らせて骨を断つ(耐久判定の後、確定で反撃判定。ダメージの大きい方が優勢)

④その他(自由安価)


先に動いたのはアサシン、その高い敏捷から生み出される攻撃は未知数だ

わざわざ相手の攻撃に合わせる必要はない、ここは回避だ

そして確実に砲撃を当てていこう


武蔵「いいだろう。私の機動力、見せてやる!」



【回避判定】直下 敏捷B:+2

0~4:命中

5~9:回避


――――だが、駄目

セイバーはアサシンの刃を躱しきれず、傷を負う

回避するタイミングは悪く無かった、ただそれ以上に、アサシンの刃が鋭くセイバーを狙っただけだ

そのダメージは…


【防御判定】直下 耐久A:+3 筋力C:-1

1~3:大破

4~6:中破

7~9:小破

10over:ノーダメ


【セイバー:中破】
【アサシンは優勢①を獲得】


武蔵「くっ、やるな…だが、まだこの程度では沈まんぞ!」


セイバーの肩が貫かれている、辛うじて急所は外れているが、あの状態では長くもたない

アサシンは一撃を与えてから一端距離を取り、状況をうかがっている

その眼は黒く、無機質な瞳をしていた


イリヤはこの状況に対し、当然だと言わんばかりに不敵に微笑んでいる

考えなければ…次の一手は――――


『砲撃戦 2戦目』


【セイバー行動安価】下2


①迎え撃つ(筋力対決で一発勝負)

②距離を取って砲撃(回避判定の後、成功なら砲撃(魔力)による攻撃判定)

③肉を切らせて骨を断つ(耐久判定の後、確定で反撃判定。ダメージの大きい方が優勢)

④その他(自由安価)



――――もう十分戦った


――――これ以上の戦闘は無意味だ


――――未だに衛宮くんが来ないなら、撤退するべきでは?


頭の中で、逃げようとする自分を正当化させようとしている

この辺りの地理に詳しくないが、もしかしたら衛宮くんは既に逃げている可能性もある


――――あの、衛宮くんが?


…いや、何をそんなに彼を善人にしようとしているのか

私は彼とほんの3ヶ月程度しかしらない間柄だ

かける義理なんて、ないはずだ

目の前の少女が、彼を必ず殺すと言っていたわけでもない

よし、この場を――――



【正義の味方 判定】直下 秩序・善:+2


0~4:いや、なんか王様or狐っぽかった

5~9:赤くてキザで皮肉屋だった気がする


「まったく、君は何度言えばもう少し落ち着きをもてるのかね」


「だめだ、洗濯物はしっかり皺を伸ばしてから干さないといけないとあれほど…」


「ん?どうしたマスター?顔を赤らめて…あっ」


「…すまなかった、あれは私のデリカシーが欠けていた。だからその椅子をそろそろ降ろしてもらえないだろうか」


「マスター、夕食だ。悪いが有りあわせのものしか……ふっ、君には余計な言葉か」



――――ありがとう、マスター。君に出会えて、私は少しだけ変わることができた


――――だめだ、私にはこの場を逃げることはできない

ここで逃げてしまえば、私の中の何かが失われる気がする

セイバーはまだ戦える、きっと彼女なら、この状況を覆せる!


武蔵「…ふっ、無論だマスター。お前が望むなら、私がその道を切り開こう」



【セイバー行動安価】下2


①迎え撃つ(筋力対決で一発勝負)

②距離を取って砲撃(回避判定の後、成功なら砲撃(魔力)による攻撃判定)

③肉を切らせて骨を断つ(耐久判定の後、確定で反撃判定。ダメージの大きい方が優勢)

④その他(自由安価)

ksk


迎え撃って、セイバー


無理を言っているのは分かる

無茶をさせているのも、知っている

それでも、私はここで引く訳にはいかない――――


武蔵「了解だ。その意志、私が叶えて見せよう!」

アサシン「っ!」



【白兵戦結果判定】直下 筋力B:+2 筋力C:-1

1~3:アサシン優勢

4~6:拮抗

7~9:セイバー優勢

10over:アサシンにクリティカルダメージ


実力は拮抗していた

いや、セイバーがあの状態である以上、本来ならばセイバーが優勢だったに違いない


――――もしくは、アサシンが執拗にセイバーの傷目掛けて攻撃していれば、その逆も考えられる


あのアサシン、先ほどの一撃もそうだが、戦闘方法があまりにも正攻法な気がする

私の目でもそう感じるなら、セイバーも当然気が付いているはずだ

あのサーヴァントは、クラスが自分に合っていないタイプなのかもしれない

それにも関わらず、セイバーと正面から戦えるのは、あのマスターのおかげだろう

!、…セイバー!


【雷撃戦】


【アサシンの魚雷ダメージ判定】直下 耐久A:+3 雷撃A:-3

1~3:轟沈

4~6:大破

7~9:ノーダメージ


武蔵「はぁぁぁ!」


地面を抉るようにばら撒かれた魚雷を、全てたたき切る


―――――え?


自分の目が信じられない、あの八方から来ていた魚雷を全て?


武蔵「万全の状態なら受けても大したことはないだろうが、今は少し危ないからな。頑張ったよ」


すごい、流石大和型の妹の方

…戦闘も後半戦、アサシンも全力で攻撃してくるだろう

このまま相手が無傷だと、そのまま二回目の戦闘に移ってもおかしくない

私の魔力ではこれ以上セイバーを戦わせることは無理だ、そうなれば確実に敗北が決まる

私が、私とセイバーが勝つ方法…それは――――


【セイバー行動安価】下2


①令呪使用、全力で迎え撃つ

②令呪使用、さらに真名解放で倍プッシュ

③真名解放、セイバーに全てを託す

④セイバーの実力を信じる

⑤その他


令呪は…まだ使えない

この戦いで最後ならば、惜しみなく使うこともできただろう

でも、この戦いは始まりに過ぎない

だから私が指示することはただ一つ


セイバー、あなたの本気を見せて!


武蔵「―――あぁ、マスターに頼まれたのなら仕方ない。見せよう、私の型を」


セイバーの左手に、短刀が握られる

【二刀流】、このスタイルこそが彼女の本気―――

相手の攻撃を受けつつ同時に攻撃できる、火力と機動性を両立させる構え

彼女の力と技に、全てを託す


イリヤ「へー、そんないいものを今まで隠してたの?その割には随分苦戦してたみたいだけど」


もちろん使おうと思った瞬間はある、だが、この状態は多くの魔力を消費するため何度も使えない

持って一回、それ以上は私もセイバーも動けなくなる


お願い、セイバー!


武蔵「行くぞアサシン、貴様の命、貰い受ける!」

アサシン「…私は、わたしだって、負けられない!」


【ダメージ判定】直下 筋力A:+3 二刀流:+2 筋力C:-1 雷装A:-3

1~3:アサシン優勢

4~6:拮抗

7~9:セイバー優勢

10over:アサシンにクリティカルダメージ


【本日はここまで、お疲れ様でした】


【アサシンは優勢②を獲得、アサシンの勝利】


勝敗は決した

余力なしの本気で挑んだ戦いは、呆気なく終了する

セイバーは奮闘してくれた、拙いマスターである私に十分応えてくれた

…だが、幸運の女神は、私たちにキスをしてくれなかった


武蔵「――――見事、だ」


セイバーの姿がゆっくりと消え失せる

蓄積されたダメージ、そして何より私の魔力不足で現界できなくなったからだ

相手は未だ無傷のサーヴァントと、十全なマスター

対してこちらは復帰できないサーヴァントに、魔力がカラのマスター

絶望的、もはやどうしようもないくらい詰んでいる

そんな私に、彼女は――――

0は10扱いじゃないのか


イリヤ「あーあ、ちょっとは期待したのに、残念ね」


失望した、明確な負の感情を目に見えて表してくる


イリヤ「それじゃ、士郎は連れていくわね」


もはや私に興味がないのか、何の躊躇もなく家に入っていく

止めなければ、何か言わなければ

しかし、脳が出す指示に口も喉も行動を拒否し、ピクリとも動かない


アサシン「……」


硬直する私にアサシンが近づく、あぁ、このままでは殺される

逃げろ、逃げろ逃げろ逃げろ逃げろ―――――


体を震わして立とうとする私に、容赦なくその刀が

振り下ろされた


【欠けた夢】


「…ん?どうやら繋がったようだな」

「まさかこんなにも早く繋がるとは思っていなかったが、まぁこれも一つの運命だろう」

「どれ、今回はあの機械に変わり、私から発言をさせてもらおう。興味がなかったら聞き流すといい」


>>168、安価における0は特殊判定だが、コンマ判定における0はそのまま0で、そこに補正がかかる」

「よって、アサシンの優勢判定となりアサシンの勝利だ」

「上のコンマ判定で10overは9が出た時にしかかからないものだったな」


「――さて、初戦から随分と手酷くやられたようだな」

「だが流石に、これは誰も悪く無いだろう。時の運(コンマ)に見放されていたとしか言えまい」

「…強いて言えば、二刀流のスキル効果をもう少し上げるべきだったかもしれないか」


「セイバーは確かに最優クラスではあるが、戦艦はそうでもないことに気づいたはずだ」

「雷撃戦に参加できないのはもちろん、夜戦で雷撃値が足されないのも痛い」

「素のステータスが高いのは魅力的だが、相手が同じくらいならば泥仕合にしかなるまい」


「加えて、せっかくの対魔力Aも、白兵戦に持ち込まれたら何の効果もない」

「敵が砲撃戦や航空戦しかできない相手ならほぼ完封できるのだがな」

「おまけにマスターはイリヤ、魔力切れの心配もない」

「ヘラクレスに比べれば可愛いものだが、初戦の相手にしては厳しい相手だろう」


「対策としては、単純に時の運を引き寄せるか、あるいはアーチャーやキャスターあたりに暗殺させるかだ」

「あれは白兵戦や暗殺は得意だが、遠距離からの攻撃やマスターへの攻撃には弱い」

「…君の属性が悪であれば、イリヤを何とか殺す選択を取ることもできただろうがね」


「私からは以上だ、最後に君に送るもう一つの礼装を解放しよう」

「これが君の装備できる最後の礼装だ。これ以上死んでも何も貰えないから気を付けたまえ」

「オススメは私の礼装…と言いたいところだが、古びた神刀やアトラスの悪魔の方が効果は期待できる」

「無論どれも一戦闘に一度しか使えないがね。それでも良ければ選びたまえ」


【礼装安価】下3


「ふむ…『天女の鈴』、か」

「これを一戦闘ごとに使えると確かに有用だが、そこまで期待はしない方がいいぞ」

「何せ、復活できたとしても優勢判定は取られるからな、2回負けた時点で敗北が決定するのを忘れないことだ」



「そろそろ目覚める時だな。…あぁそうだ、一つ言い忘れていた」

「今回君は殺されてはいない。この夢は…あくまで夢でしかない」

「これからより厳しくなるだろうが、精々頑張ることだ」

「では…また会おう」


【2日目 朝:衛宮邸】


―――――どこか、満ちた夢を見ていた気がする

目を覚ますとそこは、知らない天井だった

…知らない、天井だった

え?ここどこ…記憶を必死に辿る

…そうだ、私は昨日アサシンとアインツベルンのマスターと戦って、そして…

制服のままの体をペタペタと触る、…異常はない

少しだけ頭痛がしないこともないが、見逃せるレベルだろう

一体何が…


―――ガラッ


武蔵「目が覚めたようだな、体調は問題ないか?」


知っている顔を見て頭が覚醒する

一気にまくしたてて話そうとする私を、セイバーは静止した


武蔵「まぁ待て、色々と聞きたいだろうが私が順を追って話す。今のお前では混乱していて上手くまとめられないだろう?」


そう言われては黙るしかない、頷いて彼女の話を待つ


武蔵「ますここの場所だが、ここは衛宮邸の中だ。あの戦闘の後、私は最低限回復してから現界し、お前を担いで家の中に入った」

武蔵「中は荒らされた様子もなく、完全にもぬけの殻だった。衛宮士郎はもちろん、ライダーの姿もどこにもなかった」


そんな…それじゃあ!


武蔵「…別の場所に連れていかれたのか、あるいは付いていったのかは分からない、あいつらが生きているのかどうかもな」


目の前が暗くなる、ため息をつきたくても、上手く空気を吐き出せない

私は、彼を守れなかった…

自分でもよくわからないが、ただその事実が辛くのしかかる


武蔵「…一端拠点に戻ろう、マスター。そこで十分な休養を取って、それから行動しよう」


セイバーは淡々と、私に最適だと思う道を与えてくれた

確かに、私の体調はともかく、セイバーの傷はまだ治りきっていない

ここは一端戻って、半日ほど休んでから行動するのが正しいのだろう


―――本当に?


現状、衛宮くんとライダーの消息は全く分かっていない

このままがむしゃらに行動しても、良い結果が得られる訳がない

そうだ、私は―――


【行動安価】 下2


①柳洞寺に戻り、半日休む

②柳洞寺に戻り、1日休む

③今すぐどこかへ移動する(場所も安価)

④その他


【本日はここまで お疲れ様でした】


――――衛宮くんは確かに心配だ

でも、いや、だからこそ今は落ち着いて休むべきだろう

それから今後の身の振り方を考えればいい


武蔵「賢明な判断だ。…よかった、もしすぐに助けに行こうと言われた時はどうしようかと考えていた」


そう肩を竦めて話したセイバーは、体を休めるため霊体化した

仮にその選択をしても、彼女は私のために全力を尽くしてくれただろう


さて、とりあえずここを出るとしよう

柳洞寺の人たちには夜中出歩いても違和感を感じないよう暗示をかけているが、早く帰るにこしたことはない

玄関に向かって歩き出す、…!、外から誰かこちらに来ている?

確か、衛宮くんの話では彼は一人暮らしだったはず、ならいったい誰がこの家にくるのか

―――――扉が、開かれる


【衛宮邸遭遇コンマ判定】直下


1~3:冬木の美人英語教師

4~6:薄幸そうな少女

7~9:ライダー


桜「先輩、おはようござ…いま、す」


最後はほとんど消えるように言葉を吐き出す少女

彼女は……そう、間桐桜

私のクラスにいる間桐慎二の妹だったはずだ

なぜ彼女が衛宮くんの家に?…いや、疑問に思っているのはむしろあちらの方か

おそらく日常的に衛宮くんと間桐さんは親交があったのだろう、そして今日も朝から衛宮くんの家に来てみたら、私がいた

…うん、まずい。これで誤解が生まれないわけがない

どう誤解を解いたものか―――


【ところで、この人マスター?】下2


①マスターだよ

②マスターだよ、でも慎二に譲渡したよ

③違うよ


【さらにサーヴァント安価】下2


艦娘…戦艦、重巡、軽空母、軽巡以外

同時にアーチャーかランサーをお書きください


【書いてなかったのでありとします】


―――ズキッ

私が言葉に詰まって悩んでいたその時、左手の令呪が疼いた

見ると、目の前の少女も怪訝そうな顔をしている

…間違いない、彼女もこの聖杯戦争の参加者だ


桜「…確か、岸波先輩でしたよね?先輩は、どこですか?」


彼女の顔に感情はない、だが、その雰囲気が友好的ではないことは確かだ

うまく返答しないと最悪戦闘になりかねない…どうすれば


『まぁ待てよマスター、そんなに睨んでも愛しの先輩は出てこないぜ』

桜「黙っててランサー、私はこの人に聞いているんです」

ランサー『まぁそうだが、そうカッカすんなよ、な?』


少しだけ空気が緩和する、どうやら彼女のサーヴァントが間を持ってくれたようだ

おかげでなんとか整理できた、上手く説明できるか分からないが、なんとかやってみよう



桜「嘘…先輩が?」


彼女の驚きは、衛宮くんが魔術師であったことか、あるいはマスターになったことかなのか

さらに、彼が生死不明の上行方不明だと説明すると、ついに顔が青くなった

信じてもらえるか不安だったが、現界したランサーのおかげで話はすんなり進んだ


ランサー「あぁ、昨日の戦闘なら俺も知ってるぞ。そうか、あれはお前らだったのか」

桜「…ランサー、私、その話一度も」

ランサー「聞いてないだろうな。聞かれなかったし、聞こうともしなかったんだから当然だ」

桜「……」

ランサー「すまない、話がずれたな。俺はそっちの話を信じるよ、その士郎ってやつをどうかしたのがお前らなら、こんな時間までここに残ってるのは不自然だしな」


なんとか誤解は解けたようで良かった、これで今の状況でさらに敵を作る事態は避けられた

―――問題はここからだ、私たちはこのまま一端休むが、彼女たちはどうするつもりなのか


桜「…決まってます、先輩を襲った相手から取り戻すだけです」

ランサー「当てはあるのか?いや、そもそもそいつが生きている保障は…」

桜「今から探すの!先輩は…絶対に生きているんだから」


体を震せながら、懸命に答えている

私は…


【行動安価】下2

①同盟を結ぶ、士郎救出まで

②同盟を結ぶ、全サーヴァント脱落まで

③別行動

④その他


衛宮くんを救出するまで同盟を結ぼう、そう提案した

彼女が私を信用しきっていないことは分かっているが、あのアサシンに確実に勝つためには、戦力が必要だ


桜「…いいんですか?その、私が岸波先輩を騙そうとしているとか…思われないんですか?」


それこそ考えにくいことだ、もし今までの感情起伏が演技なら女優になれるだろう

…そうだ、ずっと黙っているから忘れていたが、セイバーはどう考えているのか


武蔵『私から言うことは何もないよ、お前が思ったように行動すればいい、きっとその道が正しいさ』


セイバーの信頼を感じる、ランサーの方も異論はないようだ


桜「分かりました。同盟の件、お受けます。岸波先輩、よろしくお願いします」


話は決まった。となれば次の行動だ

何にせよ、まずは衛宮くんを探さなければ話にならない

私は拠点に戻って傷を癒しながら探索するが、桜たちはどうするのだろう?


桜「とにかくいろんな場所を歩いてみます、何か分かったことがあり次第、連絡しますね」


お互いの連絡先を交換する、…準備は整った

後は、結果がついてくるはずだ



『参加マスター:士郎、はくのん、ラニ、凛、イリヤ、桜、?』

…士郎もげろ


【本日はここまで、お疲れ様でした】


眠いのでお休みします

明日は18時くらいから始めますので、よろしければご参加ください


【2日目 夕:柳洞寺】


まどろみの中から少しずつ目を覚ます

唯一の懸念だった頭痛も収まり、本調子に戻ってきたといえるだろう

霊体化しているセイバーに体調を聞くと、完治したようで安心する

これでいつでも行動できる、後は衛宮くんの安否を確認するだけだ

部屋からでて辺りを見渡す…いた、眠る前に飛ばしていた使い魔だ

さて、有益な情報は集まっただろうか?


【使い魔の情報】直下

1~3:何もなし

4~6:他陣営の情報

7~9:士郎の居場所


鳥の使い魔だけが反応を示す

…どうやら他の陣営の拠点を見つけたようだ

衛宮くんの居場所を掴めなかったのは残念だが、仕方ない

その場所は―――


【他陣営拠点発見コンマ判定】直下

1~3:ランサー

4~6:キャスター

7~9:バーサーカー


この家は…確か間桐邸だったはずだ

となれば、この反応は桜とランサーのものということになる

失敗だ、これでは何の情報を得られていないのと一緒だ


―――悔やんでいても情報は集まらない、桜と連絡を取ろう


桜『…あ、岸波先輩ですか?はい、桜です。あれから歩き回ったんですが、こっちは・・・」



【士郎発見コンマ判定】直下

1~4:やりました

5~9:流石に徒歩では…


桜『ごめんなさい、私達は何の情報も得られませんでした』


どうやら桜も駄目だったようだ、こちらも外れたことを報告する


桜『そうですか…あの!私、まだ捜索を続けますね』


いや、それは止めた方がいい。夜なれば他陣営も動き出すだろうし、リスクが大きすぎる


桜『でも、先輩を放っておくなんて!』


衛宮くんを救う前に桜が倒れたら元もこもない、今までずっと探していただろうし、今日は休むべきだ


…そのあとも数十秒ほど口論を続けたが、なんとか折れてくれた

早く衛宮くんを見つけないと、桜の方が倒れてしまいそうだ

どうにかしなければ―――





【2日目 夜:柳洞寺】


気が付けば、辺りが一気に暗くなっている

桜のためにも、可能な限り早く衛宮くんを見つけなければ

彼女には休むよう言ったが、私はどうしようか…


【行動安価】下2

①とにかく使い魔だ、直接使役して一気に探す

②情報は足だ、とにかく移動してみよう(場所も安価)

③その他(自由安価)


よし、こうなれば直接使い魔を使役して一気に探そう

狙う場所を決めればきっと反応もあるはずだ


武蔵「…ところで、前の使い魔でも疑問だったのだが、どうやってあの青年を探しているんだ?」


ふっふ、実は衛宮邸でおそらく衛宮くんの私物であろうものをお借りしのだ

その匂いを辿り、近くに対象者がいれば反応を示すよう使い魔に指示している


武蔵「それは借りたといえるのか?…まぁ、人命には変えられないか」


そう、これは善意の行為だから許されるはず、というわけで解散!


【使い魔捜索場所安価】下2

①郊外

②新都

③幽霊洋館

④その他


使い魔で捜索を始めて10分弱、郊外の森に近づいたところで反応が強くなる

さらに、その周辺にはかなり強力な結界が張ってあった…外来の魔術師が数日でこれほどの結界を作れるとは考えにくい

加えて、遠坂や間桐の霊地としてはやや弱い気もする、となれば―――


武蔵「十中八九アインツベルンのものと考えられる…か、少しこじつけのようにも感じるが、希望的観測としては悪く無いな」


例え違っても他陣営がここを占拠していないとは考えにくし、調べる価値はありそうだ

…うまいこと結界の抜け道が見つかればいいのだが―――


【城までの道発見コンマ判定】直下

1~3:ないよ

4~6:(確実にばれるけど)あるよ

7~9:ばれない上にすぐに着く道があったよ



郊外の森をぐるぐる回り建物を探す

…だが、結界のせいなのか、アインツベルンが拠点としているような建物は見つからなかった

衛宮くんの反応は近くなったり遠くなったりであまり当てにならず、決定打に欠けた

ほぼ間違いなくこの周辺にいるのだろうが…確証が得られないままだった


武蔵「どうするマスター?直接行けば見えてくる道もあると思うが」


セイバーの進言は無茶ではあるが、最悪その手も考えなくては―――

桜に再び連絡を行い意見を聞くと、セイバーと同じ考えだった

私は―――


【明日の朝の行動安価】下2


①全員で郊外の森に特攻する

②いや、明日また使い魔に探させる

③その他


【2日目 深夜:柳洞寺】


確実に拠点を割り出してから行きたいところだが、ここで私が行かなければ桜一人で行ってしまう可能性も高い

桜が一人で向かわないよう、明日の早朝郊外の森に行くことを伝えると、了承してくれた

これだけ強固な結界の中なら、多少暴れても神秘の漏洩で監督役に目を付けられることもないはずだ

ならば、他陣営に目を付けられやすい夜よりも朝の方が好都合だ

さて、それまでの時間をどう過ごそうか―――


【他陣営行動コンマ判定】直下


1~3:誰か自陣に攻めてきたよ…

4~6:他陣営同士接触

7~9:静かな夜



【特殊判定】直下

1~3:誰かが同盟組んでやってきた

4~6:なんか近所で乱戦が起きてるんですけど…

7~8:ランサー「城を見つけたぜ」

9:士郎「ただいま~」


士郎「―――ザー、あ、あーあー。岸波?聞こえるかー?」


――――――え?


突然反応があった使い魔に思わず飛びつく、この使い魔は確か…


士郎「岸波?…あれ、使い方合ってるよな?もしもし?」


間違いない、衛宮くんに渡したはずの使い魔だ。それから反応があるということは…もしかして…

処理の追いつかない脳で無理やり言葉をひねり出す


士郎「ん?あぁ良かった、つながったか。連絡が取れなかったらどうしようかと…」


安堵するように落ち着く彼に思わず声が大きくなる、いったいどうやって…いや、それより今どこに―――


士郎「あぁ、説明するよ。俺、イリヤ…アインツベルンっていう魔術師に捕まったんだけど―――」


【どういうことなの…?】直下


1~3:士郎「なんとか逃げ出してきた」

4~6:ライダー「いやーアサシンは強敵でした」

7~8:士郎「なんとか和解したんだよな」イリヤ「うん!」


士郎「イリヤのお城で色々と話した後、なんとか和解することができたんだ、なぁイリヤ?」

イリヤ「うん!士郎と会って話が出来て本当に良かったぁ。あ、お姉ちゃんもありがとね」


なん……だと?

私が昨日感じたあの殺気はなんだったのか…


士郎「あれ、イリヤと岸波って会ったことあるのか?」

イリヤ「えぇ、昨日の夜士郎の家まで案内してくれて、ついでに遊んでくれたの」


遊び―――まぁ確かにこっちはそっちに一撃も与えられなかったけど…


士郎「そうだったのか、なら近いうちにまた俺の家に来てくれよ。イリヤがしばらく俺の家で過ごしたいって言ってきてさ」


はい?


イリヤ「私も士郎と同盟を結んだから、これからは仲間になるわ。よろしくね、白野!」


は?


私が何も言えず黙っていると、それじゃまたなーっと和気藹々とした雰囲気を残しながら通信を切られた


武蔵「―――なんだ、こういう時どう言えばいいのか良くわからないが…頑張れ、マスター」


セイバーの優しさに、私は泣いた


【欠けた夢】


「―――あぁ、すまない私だ。特に意味はないが紅茶道場を行う、例のごとく適当に聞き流してくれ」


「おかしい…今までの雰囲気はどこに行ったんだ、時の運に見放された(スレ)ではなかったのか」


「だらだらと続いた拠点発見の時間は何だったのだ…すまない、早くから参加してくれていた住人よ」


「構想では、セイバー・ランサーvsアサシン・ライダーという流れに持っていきたかったのに、全て流れてしまったな…」


「それどころか、イリヤの問題まで解決して家に持ち帰るとは…信じられないな」


「これにより、実質『剣槍騎暗同盟』が完成した・・・他陣営に勝ち目はあるのか?」


「閑話は以上だ。今後の展開は白紙だが、それもまた悪くなかろう」

「―――願わくば、これ以上大きな変化が起きないことを祈っている」


【3日目 朝:柳洞寺】


――やや控えめの目覚ましで目を覚ます、どうやら昨晩はほとんど寝落ちしてしまったようだ

長く同じ姿勢だったせいか、体のあちこちが痛い

出来ればこのまま二度寝したいところだが、いろいろと聞きに行かなければならないことがある

昨夜のうちに桜にも衛宮くんのことは知らせてあり、既に彼の家に着いているはずだ

今後のことも話さなければいけないし、早く準備をしなければ―――


【同刻:衛宮邸】


…4人のマスター、4人のサーヴァントが一つ屋根の下に集う

おそらく、今まで行われてきた聖杯戦争の中でもかなり特殊な状況ではないだろうか

―――――ついでに男女比を述べると、1:7である

どんなに女性慣れしている男性でも、流石に萎縮してしまうだろう

当然ここにいる男子も例外ではなく、顔合わせ自己紹介という流れに持って行ったことを後悔しているようだ

一通り挨拶も済んだ後は、桜の提案でサーヴァント達には霊体化してもらった

そして、会話の流れは今後の聖杯戦争へと続いていく


士郎「え、えーと、それじゃあ次にこれからの聖杯戦争をどうするかなんだけど…皆、まだ続けたいのか?」

イリヤ「私はどっちでもいいよ、お兄ちゃんの好きなようにしていいから」

桜「私は……いえ、私もどっちでもいいです。先輩が望む方を私も選びます」

士郎「…そっか。俺としては、本気で聖杯戦争をしているやつを説得して、止めさせたいって考えているけど、岸波はどうなんだ?」


・・・ということは、彼らの行動は聖杯戦争に勝つためではなく、中止させるために戦うということになる

当然、願いを叶えることなどできるはずもない

私は――


【行動安価】下3

①士郎たちと共に終戦を望む

②願いを叶えるため、同盟を切る

③その他


【本日はここまで お疲れ様でした】



私も、皆に協力する


少しだけ間が空いてしまったけど、はっきりと答える

記憶を取り戻すために決死の思いで聖杯戦争に参加したが、私には彼らと戦うことは出来そうにない

初めての友人である衛宮くんはもちろん、その彼を本気で慕う桜

そして、戦いに敗れた私を見逃したイリヤ…皆過去に色々あっただろうけど、こうして話し合い一致団結しようとしている

そんな彼らを裏切ってまで、記憶を取り戻そうとは思えなかった


士郎「…ありがとう、岸波」


私の事情を知っている衛宮くんがお礼を言ってきた

お礼を言いたいのはこちらの方だ。衛宮くんが無事に帰って来なければ、私はこんな気持ちにならなかった


ありがとう、士郎


【ではサーヴァント達はどう考えてますかね?】安価下3

【対象:武蔵、神通、古鷹、木曾】


①何人か納得いかない様子(その艦娘もお書きください、全員なら全員で構いません)

②全員マスターの意向に従う


そうだ、マスターの意見はまとまったがサーヴァント達はどう考えているのか

中には過去のやり直しや受肉を望む者がいてもおかしくない

しかし、念話でセイバーにそのことを尋ねてみたが…


武蔵『ん?いや、聖杯で叶えたい望みなどないな。私はマスターの声に呼ばれたから応えただけだ。お前のしたいようにすればいいよ』


――と、スマートな答えが返ってきた

他の主従たちも同様らしく、全員意見は一致したようだ


士郎「よし、皆意見はまとまったみたいだな。それじゃあ俺たちは聖杯戦争中止に向けて他陣営に説得をしたいと思う」

士郎「相手によっては当然戦いになると思うけど、その時はライダー達に頑張ってもらって、その間に俺たちが相手のマスターをなんとかしよう!」


シンプルではあるが、分かりやすい説明に全員同意する

では、細かい作戦について決めていくとしよう―――――


【作戦安価】下2

①使い魔でマスター捜索、夜に突撃

②夜中に全員で徘徊、とにかく待つ

③夜中に何人か分かれて徘徊、他陣営を誘う

④その他(自由安価)



夜中に全員で徘徊して、他陣営に圧力をかけよう


そう提案した


桜「え?でも、そんなことしていたら危なくないですか?」


もちろんかなり危険な行為であることは間違いない

でも、マスターの4人が一緒に行動し、町を徘徊している姿を見た他のマスターはどう考えるか


イリヤ「当然かなり動揺するでしょうね、参加マスターの半分以上が手を組んでいることになるんだから」


そう、そんな状況を目の当たりにすれば、おそらく戦意など喪失するだろう

後は放置していればいいし、挑んできたマスターがいれば対応すればいい


士郎「…ところで、聖杯戦争って期間とかあるのか?あるならそれでもいいと思うけど」


【聖杯戦争開催期間】直下

1~3:無期限

4~6:2週間

7~9:1週間



イリヤ「あぁ、それなら無期限よ。すべての英霊が倒されて願いを叶えるまで聖杯戦争は続くわ」


え?それは初耳だ…では、魔力配給さえ止めなければずっとサーヴァントと契約できるということになる

これではいつか他陣営に寝首を掻かれるかもしれないし、やはり止めておくべきか・・・?


イリヤ「まぁいいんじゃない?とりあえずそれで様子を見て、反応を見てから判断すれば」

士郎「そうだな、それにもう俺たちの同盟が気づかれているかもしれないし、今夜は一緒に行動しよう」


士郎の言葉にイリヤと桜も同意し、一緒に行くことが決定する

私の思惑通りに他のマスター全員が戦意を失くしてくれればいいのだが…

そう考察していた私に、桜が申し訳なさそうに尋ねてきた


桜「あの、岸波先輩?念のために聞いておきたいんですけど、私たちの同盟ってまだ続けますよね?」


…あぁ、そうか。そういえば桜との同盟は士郎救出までだった

自然と同盟を続ける気持ちになっていたが、確かに確認はするべきだったかもしれない

当然続けるし、私たちが争うことはないと伝えると、安心したように笑ってくれた


【3日目 昼:衛宮邸】


士郎の作った昼食を頂き、のんびりと過ごす

さて、せっかくの機会だし、誰かと交友でも深めようか―――


【行動安価】下3


①誰かと会話する(名前も安価)

②皆のステータスやスキルを公開し合って、作戦を立てよう

③―――私の女子力をお見せしよう

④その他(自由安価)


―――はっ!私の中で湧き上がるこの衝動…何か、何かを作らなければいけない気がする

考えてみれば桜も手伝っていたとはいえ、士郎の料理はかなり美味しかった

まずい、このままでは私の女子力が()と誰かに囁かれる可能性も高い


…そうだ、スイーツを作ろう


そうと決まればここの主に許可を取らなければ、ついでに材料も勝手に使っていいですか?


【yes or はい】 士郎「」


よし、無事許可も得られたところで作成に取り掛かろう

さぁ…括目せよ!

これが私の――女子力だ!


【はくのんお料理スキル】直下

1~2:()

3~5:残念

6~8:良い

9:紅茶




                       )ヽ

                  ヾヽ  / ' }ヽ
               }、   _,,/j } Y´ /  ' ヽ
            ,/} '.Yク'´,   ' }、' ,:′,. /ヽ

       /ヽ、ハ'´ / ' .}.Y /./  ノヾ..ノー'/⌒ヽ
      丿' ' リY< / / j ' }゙ / /ノ/,;;;/(//,).:.ヾ`ヽ、
     f彡'′ノ/ }〈 / ∥ノヽィ.:.:.:/,;;;;;;;;;;;;二ニニ==ー―‐-、

.    ,ヘ'´,:     リkッ-‐'´,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;rー/´    c。.ヽ;;;;;;;;;,ヽ
.   ,:'/∧、__,∠ノ''゙,;;;;;;;;、-‐.:.:.:.:.:7,;;;;;;/.:.ノγヽ、    〈/,;;;;;:<、:\
  〈 ' ヽ{;;;;;;;;彡‐''"ヽ、r=c。´ ̄,、xx、_   ぅ.ノ(///).: ̄)_ノ,;;;/.:.:.:.:.\:ヽ、
  〈:}: ヽ}レ{´ヘ.:.:.:.:..:.:.:.:≧ー=7゙;;;;;∥:.≧''"ヽ彡''"..ィフ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\

  <j: :VL.∧:.:.ヽ:.:.:.:(///,).:./;;;;;;∥.:,イ:.{.:.:〈℃. );;;;;;;;;;;;;;;彡‐''".:,、-‐<.:.:フ\
..  ∨、{: }!. .\:.:丶、:.:.:.:.:.:./;;;;;;;;;レー,;;;;;;;;;;;;;;;;) ∠:ァ彡ー┴―''゙ノつ-‐彡/;;;;;;;;;〉、
   jト: :ヽ:ヽ、....丶、:._:.:.: ̄ヽミ;;;;;;;;;;;;;;;;彡イ。c っ..ノ;;;/`.:.:.:と´ ヽー,,,,;;;;;;xヽ、j_.:.\
.     {トヽ: : ー: : ヽ-、. .  ̄~゙(.:.:.`二ニ´:.ヽ.:.\:フ´,;;;;;;/(///).:∠ニテ;;;;;;;;;;;;L:.、,,,_ ヽ-‐ヽ
    ヽ: : : : : :丶-、、`~´⌒ヽ、...... . . . . .\:.:.\‐-=ニ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/c{ニニ㍉、
    ヽ≧=- 、,,: :ヾ\`ヽ ミー==ミー-、..、. ヽ、:.:.:`ー∠`ー‐<.:.:.:.7;;;;;;;;;;r==ヽ_ノ(///):,ィ;ヽ、
.     ~゙'''==、、;,_: :ヽニ: : :\: : : : ヽ、 : : : :  ̄`ヽ、ヽ、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:>ー'\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./,;;;;;;;/ヽ、
             ̄~~丶、: : ̄: :⌒''ー: : :ミs:、: : : 丶、,ヘー''゙´. . . \:.:\:.:.:.:.:.:.:.:/;;;;;;;;;;/.:.:.〉ハ

                       ̄~~"゙゙'''ー=、、:_:_:_` ̄弌: : : : :` ̄`"\. . .ヽ、:.:≧s、:.:`丶ー'.彡'.:rイ}
                                 ̄`丶:、:_⌒'''=ー: : : : : ` ー====、ー=''´. . . .f彡′
                                    ̄`丶、、`''ー: : `'''ー-: : : :、 ̄\_,、='.ノ′
                                      ̄"~''ー==ヽ、: : ニ彡/.:{

                                                  `"==‐''´


できた…会心の出来だ

名付けて「スイートミルクアップルベリーパイとろけるハニー添え」、これならどこかの口うるさい美食家も満足するだろう

もちろん見た目だけでなく味も最高級、士郎達やサーヴァントの皆にも喜んでもらえた

やったぜ


(物理)、(笑)なんてなかった

【本日はここまで、お疲れ様でした】


【3日目 夜:衛宮邸】


陽もすっかり落ち、今夜も聖杯戦争の時間がやってくる

予定通り全員で出歩くとして、どこに向かおうか?


【行動安価】下2


①人通りが少ない港で挑発する

②中央公園で待ってみる

③もう監督役に知らせてもらった方が早くね?

④その他(自由安価)

ksk


他陣営に4陣営が同盟したことを知らしめることが目的なら、もういっそのこと監督役に告知してもらったらどうか?

そのことを提案すると、全員同意してくれた

これなら確実にすべての陣営に伝わるし、無駄に硬直状態が続く恐れもない

我ながら良い案ではなかろうか


…そういえば、なんだかんだで監督役にマスター登録をしていなかった

えぇっと、今回の監督役は―――


【監督役安価】下2

①言峰

②カレン

③その他


【同刻:冬木教会】


ガトー「よくぞ来た迷える子羊たちよぉ!小生は此度の聖杯戦争の監督役を務める、ガトーである!」


教会の扉を開けた瞬間、世界が凍る

聞いてもいない自己紹介、無駄に大きな声、天を掴まんと挙げられた両腕

そのすべてが、私たちの空気を塗り替えた


ガトー「んん?どうした貴様ら?小生に用事があってきたのだろう?ならば申してみよ!」


…だめだ、私以外の人間は完全に硬直(フリーズ)している

仕方なく私がこれまでの経緯と、他陣営に知らせて欲しい情報を伝える


ガトー「なんと!小生が知らぬ間にそのようなことになっていたとは…報告感謝するぞ、小娘!」


知らなかったって…あなた今まで何をしていたんですか…


ガトー「うむ、それが前任の監督役が突如消えてしまってな。代わりに急遽小生が抜擢されたのだが、小生はこの地で行われていることがさっぱり分からんのだ」


なんと…それでは参加しているマスターも把握できていないのでは?


ガトー「いや、それについては把握しておる。ゆえに、お前たちが来た時に監督役であることを伝えたのである」


参加者は前任の監督役が残した情報で知っているが、それからの状況はさっぱり分からない…といったところか

色々と疑問はあるが、伝えたいことは言い終わった。後は彼に任せるとしよう


ガトー「よかろう!ならばこのガトー、早急にこの事実を広めるとしよう。ガッハハハハ!」


…嵐のような男だった、あれで聖職者なのだろうか?彼の素性も気になるが、とにかく今夜は撤退するとしよう


【同刻:遠坂邸】


ガトー『―――報告は以上である!貴様に神のお導きがあらんことを!』ガチャッ、ツーツー


凛「………」

キャスター「…あぁマスター、ここにおったんか。なんとか予定通り明日の夜には完成しそう…って、どうしたん?」

凛「…まずいことになったわ。他のマスターが同盟を組んだみたい」

キャスター「ほーん、まぁそりゃああり得る話やなぁ。で、どこの陣営なん?」

凛「……セイバー、ランサー、ライダー、アサシンよ」

キャスター「…ん?ごめん、もう一度言ってくれへん?」

凛「セイバーとランサーとライダーとアサシンの陣営が全て手を組んだらしいわ」

キャスター「…はい?」

凛「それで、彼らが求めているのは、聖杯戦争の終結。戦闘を止めたいんだって主張しているらしいわ」

キャスター「…んなアホな、なんでまたそんなことになっとんねん」

凛「そんなのこっちが聞きたいわよ…あぁもう、どうしたら…」グシグシ

キャスター「…ウチは自分に任せるで、ウチは自分が選んだ答えならそれに従うわ」

凛「……キャスター」


【凛、感情判定】直下

1~3:同盟でもなんでもして勝ちにいく

4~6:一人でも勝ちに行く(来るものは拒まず)

7~9:もうだめだ…おしまいだ…


凛「…ハァ、ごめんなさいキャスター。らしくもなく弱気になってたみたいね、私」

凛「敵が何人手を組もうと、やる前から諦めるなんて遠坂の名折れだわ。こうなったらどんな手段を取ってでも勝ちに行くわよ!」

キャスター「…あははー、それでこそ凜やね。なら、さっそく他のまだばらけてるマスターとサーヴァントにコンタクト取にいこか!」

凛「えぇ、できるならあなたの工房と組み合わせてここで布陣を張りたいわね」

キャスター「それええなぁ…よし、そのことも考えてまた調整してみるわ!その間に凜は他のマスターを―――」


【同刻:ハイアットホテル】


ラニ「…なるほど、これが昨日の…」

ラニ「…仕方ありませんね」


―――ガチャッ


バーサーカー「んー?ようやく戦闘っぽい?」

ラニ「いえ、まだ打って出る訳ではありません。ですが、星詠みで行動するべきだと分かったので、少し出るだけです」

バーサーカー「えーまだ様子見なの?いい加減戦いましょー」

ラニ「…近いうちにそうなります、だからついてきてください」

バーサーカー「本当!?んふふー早くあの武人さんとまた戦いたいなー」

ラニ「……」


【ようやく動く最後の参加者、安価】下2と下5


下2…マスター(士郎、ラニ、凛、イリヤ、桜以外)

下5…艦娘(なんかアーチャーっぽい人)



【本日はここまで、お疲れ様でした】


【同刻:双子館(西)】


ユリウス「…レオ、先ほど監督役から連絡が入った。先ほど入手した4陣営同盟の情報は、間違いではなかったようだ」

レオ「そうですか…それで、監督役はなんと?」

ユリウス「聖杯戦争の終戦をその4陣営が求めていることを伝えてきた。連中はもはや、願いを叶えるつもりがないそうだ」

レオ「…それは困りましたね。このまま聖杯が誰の手にも収まらないと、また無駄に多くの血が流れてしまう可能性もあります」

ユリウス「では、例の作戦を実行させるか?」

レオ「そうですね…」


【レオ作戦判定】直下


1:レオ「お願いします兄さん」ユリウス「おk」

2~3:レオ「それより漁夫の利を狙いましょう」

4~8:レオ「仕方ありません…ミス遠坂と手を組みましょう」

9:レオ「諦めましょう」


レオ「…仕方ありません、この地の管理者である遠坂と手を組みましょう」

レオ「彼女がこの状況をどう考えているのか分かりませんが、とにかくコンタクトを取ってみます」

レオ「兄さんはもしもの時に備えて待機しておいて下さい。あぁ、もちろん僕が正当な理由で敗れた場合は、何もしなくていいので」

ユリウス「…分かっている」

レオ「…さて、そうと決まれば彼女を説得しなければいけませんね」


アーチャー「………」


レオ「前途多難ですが…これもまた王の試練として、乗り終えていきましょうか」


【3日目 深夜:柳洞寺】


教会から出た私たちは、一旦別れることを決めた

私と桜はそれぞれ自宅に帰り、士郎とイリヤは衛宮邸に戻った

今日の宣誓で他陣営がどのように判断するか分からないが、良いように転ぶことを祈るだけだ

さて、今夜は何をしようか―――――


【行動安価】下2

①今日はもう寝る

②出かける

③武蔵と会話してみる

④その他

ksk


今日はもう寝よう、まだまだ見通しが不明慮な以上、体調は万全にしておかなくては


武蔵「賢明な判断だ。休める時に休む、体調管理は常にしておけ」


セイバーの声に同意し、ゆっくりと瞼を閉じる


―――もし、このままの状態が続くのならば、私はセイバーとずっと一緒にいられるのだろうか?


この3日間、苦しい展開に迫られることも多かったが、彼女は私を全力で守ってくれた

…できることなら、彼女に少しでも報いることができれば、いいな


【同刻:遠坂邸前】


ラニ「・・・!」

レオ「おや、奇遇ですね。ここに来られたということは、考えは一緒ということですよね?」

ラニ「…そのようですね。可能な限り早く本題に入りたいので、無駄話は避けたいのですが」

レオ「同感です。では、中に入って作戦会議と行きましょう。未だにこの建物に工房が残っているということは、ミス遠坂も同じ考えでしょうし」


バーサーカー「………」ジー

バーサーカー「…ねぇねぇ、あなたって本当に艦娘かしら?」

アーチャー「…!」ビクッ

バーサーカー「なんだか日本の軍艦っぽくないというか…変な感じがするっぽい」

アーチャー「………」

ラニ「バーサーカー、余計なことは詮索しなくて良いです。早くついてきてください」

バーサーカー「えーでもー」

レオ「彼女は特別なんですよ、今は見逃して貰えませんか?」

バーサーカー「…んー、分かったっぽい」

レオ「ははっ、それはどっちなんですか?」


アーチャー「………」


【4日目 朝:穂群原学園】


朝、決まった時間に目が覚めた私は、いつものように学校に登校した

もしかしたらもう学校に通えないのでは、と考えていた時もあったが、こうして再び登校できることに喜びを感じる

このことは昨日のうちに士郎達と決めたことで、一人家に残されたイリヤ以外全員登校している

今も士郎と聖杯戦争とは全く関係ない、身のない雑談を行っているところだ

賑やかな教室、愉快な教師、欠席していたことにくどくど文句を言う一成

いつもと変わらない日常……ただ、一つの問題を除いて












【4日目 昼:穂群原学園 屋上】


桜「…そうですか。遠坂先輩、まだ学校に来てないんですね」

士郎「な、なぁ…本当に遠坂は、マスターなのか?」


昼休み、桜を呼んで屋上に集まった私たちは、ある事実について話し合っていた


桜「…遠坂先輩が学校を休み始めたのが、ちょうど聖杯戦争が始まった日なら、ほぼ間違いないと思います」


加えて、遠坂と言えば聖杯戦争を始めた御三家の一角であり、マスターになる確率は他の魔術師より高いとされている

そんな彼女が、今回の聖杯戦争に無関係とは思いにくい


士郎「――なら、今でも遠坂は聖杯戦争を続けているってことか?」


おそらく、そうだろう。昨夜の段階で脱落したマスターはいないとあの監督役は言っていたし、まず生きているはずだ

そして、私たちの宣誓が正しく彼女に伝わっているのならば…


士郎「…遠坂の家に確かめにいこう。行って、直接聞いてみれば分かることだ」


そう言い切った彼の感情は、怒りか焦りか、悲しみか…複雑に入り乱れた顔をしていた


【4日目 夕:遠坂邸前】


これは――――


武蔵『ふむ…間違いなく魔術工房、いや、このレベルなら神殿が出来かかっているな』

ランサー『一日二日で出来る代物じゃないな、これは…何日も前から準備してたんだろう』

ライダー『中からサーヴァントの反応が多数…たぶん、残りの3騎全員この中にいると思います』


サーヴァント達がそれぞれ目の前の状況を解説してくれた

限りなく黒、現在進行形で神殿が完成されつつある以上、こちらと交戦する気なのだろう

神殿が完成してしまってはまずいことになる、すぐにイリヤへ使い魔を飛ばした

どんな罠が待っているか分からない以上、イリヤの戦力は絶対に必要だ

…しかし、私がすぐに戦闘について考え始めた一方、士郎と桜の表情に戦意は無かった

考えてみれば、私達は戦闘を止めるためにここに来たのであって、真正面からやり合うためにやってきたのではない

そこへいざ来てみれば、あからさまに他者を拒絶する神殿や結界があれば、モチベーションが下がってしまうのも仕方ない

それ以外にも、彼らには思うところがありそうだが…


士郎「…」

桜「…」


私がどう声をかけるべきか悩んでいると、家の中から意中の人物が顔を現した


凛「人の家の前で誰が堂々と話しているかと思えば…そう、あなたたちだったの」

凛「良かったわ、わざわざ伝える手間が省けて。私の考え、見れば分かるでしょう?」


異質化している空間の一部を見て、こちらを一瞥する

事実上の宣戦布告、彼女はわざわざ神殿から顔を出し、私たちに戦意を向けてきた


士郎「…遠坂、どうしても戦わなくちゃいけないのか?」

凛「ハァ、あきれた。口にしないと分からないわけ?…いいわ、教えてあげる」


姿勢を正し、睨むほどこちらを見据えて、彼女は語った


凛「あなた達に戦う意志がなくても、私はあなた達を殺して勝ちに行くわ。それが嫌ならかかってきなさい」


そう言い放ち、彼女は姿を消した


【4日目 夜:遠坂邸前】

凛の宣告から数十分、アサシンに抱えられ、イリヤが私達の前にやってきた


イリヤ「待たせたわね。ふぅん…随分と立派なものを作り上げたわね」


挨拶も簡単に、イリヤは目の前の神殿を素直に認めた

それもそのはず、見た目こそ以前の遠坂邸と変わらないだろうが、その中に押し込められている魔力はけた違いだ


イリヤ「それで、私を呼んだってことは中に入るのよね?たぶん入ったら術者を倒さない限り出られないけど、覚悟はできているの?」


イリヤの確認に、思わず二人の顔を見る。あれから二人は一言も話さなかったが…


士郎「―――行こう。遠坂にあそこまで言わせたんだ、行かなきゃ申し訳が立たない」

桜「…はい。私も、絶対に逃げません。遠坂先輩と、戦います」


二人の顔に意志が見える。大丈夫、これなら戦える


イリヤ「…そう、なら行きましょうか。やるからには勝ちに行くわよ」


最後の戦いが、始まろうとしている――――


【続きは22時より開始します よろしければご参加ください】


【同刻:遠坂邸 神殿内部】


キャスター「キタでキタで~、ようやくウチの神殿が大活躍する時間や、たっぷり味わってもらわなぁ」

ラニ「…随分と自信があるようですが、勝算は?」

キャスター「もちろんバッチリやで、何せ今回用意した罠は…」


【キャスターのトラップ数判定】直下

1~3:【5】

4~6:【4】

7~9:【3】


キャスター「全部で4つや!しかもセイバーやライダーにも通用するよう対魔力対策は完璧やで」

レオ「それは期待できますね、どんな罠を仕掛けたんですか?」

キャスター「まぁそれはおいおい分かるって…お?早速一つ目の罠ゾーンに来たみたいやな…」

凛「………」ハラハラ

キャスター「まず最初のトラップ…それは!」


【トラップ判定】直下

1~3:誰かに魔力吸収爆雷

4~6:誰かに航空魚雷

7~8:毒ガス攻撃

9:ライダー「そこです!」バキッ キャスター「」


【さらに判定】直下

1~3:士郎「」

4~6:桜「1戦できるかどうか…」

7~8:武蔵「上に同じ」

9:イリヤ「なんくるない」


キャスター「ぃやったぁー!!やったで!ランサーのサーヴァントに直撃したわ」

レオ「魔力吸収がついた爆雷…非殺傷とは言えなかなかエグイですね」

キャスター「まぁでも流石に今ので霊体化させるまでは持ってけなかったか…うーん残念やね」

キャスター「まだまだいくでー第2トラップ、起動!」


【トラップ判定】直下

1~2:誰かに魔力吸収爆雷

3~5:誰かに航空魚雷

6~7:毒ガス攻撃

8~9:ライダー「そこです!」バキッ キャスター「」


キャスター「毒ガス攻撃や!辺り一面身体から精神までじっくり痛めつけたるわ!」

凛「ちょ、ちょっとキャスター、それって」

キャスター「あー大丈夫大丈夫、普通の人間にはただの催涙ガスや、大したことないわ」

レオ「…そうなんですか?起動しているようですが、サーヴァントにも効果がないように見えますが…」

キャスター「はい!?な、なんやあの砂は!」

ラニ「…聞いたことがあります」

凛「知っているの?ラニ!」

ラニ「あれはオシリスの砂塵…対象の異常を感知し、事前に防ぐと言われている礼装です」

キャスター「なんやて!?く、ぐぬぬ…それは計算外やった」

レオ「早くも暗雲が立ち込めてきましたね」

キャスター「ま、まだや!次の第三トラップが、あいつらの息の根を止めたるわ」


【トラップ判定】直下

1:誰かに魔力吸収爆雷

2~4:誰かに航空魚雷

5~6:毒ガス攻撃

7~9:ライダー「そこです!」バキッ キャスター「」



ライダー「!、皆さんちょっと待ってください」


毒ガスを何故か持っていた礼装で防ぎ、次の部屋に入ろうとした矢先、ライダーが声を上げる

見ると、先ほどの部屋の一部を凝視し何やら呟いている


ライダー「この魔力の流れ、うん…そこです!」


と思っていたら、突然艤装を取り出し壁の一部に砲撃を放った!


士郎「ライダー何を…ん?これは、隠し通路?」

ライダー「はい、たぶんこの道から奥まで行けると思います」

イリヤ「やるじゃない、もしかしてその眼のおかげかしら?」

ライダー「あ、いえ…この眼は関係ないんですけど、とにかく先にいきましょう」


ライダーのおかげで裏道を見つけることが出来たようだ

よし、このまま一気に奥に行ってしまおう


キャスター「」

レオ「おや、やはりさっきのがこちらの運のつきだったようですね」

凛「なんであんなところに隠し通路が残っているのよ…」

ラニ「過ぎてしまったことは仕方ありません、次の一手を」

レオ「そうですね、ミス遠坂、ラニ、例のトラップの準備を」

ラニ「分かりました、あなたも滞りなくお願いします」

レオ「分かっています。ただ、やはり僕一人だと成功するかは3分の1といったところですね」

凛「十分よ、上手くいけばもうけものと考えましょう。急いで、すぐにこっちに来るわ」


隠し通路を歩くこと5分弱、開けた場所に出ることができた

辺りを見渡しても、これ以上道らしきものは見当たらない


桜「ここが一番奥何でしょうか?」

士郎「ライダー、他に通路的なものはあるか?」

ライダー「…いえ、見たところありません。ここが行き止まりみたいです」


だとすれば、先ほどの通路では一番奥まで行けないということだろうか

なら、引き返してやはり先ほど道を進むしか…


武蔵「!、マスター掴まれ!」


セイバーの叫びと共に体が引き寄せられる、そして、一瞬で私が立っていた場所は――――


【聖剣集う絢爛の城(ソード・キャメロット】


炎の壁に焼き尽くされた、さらにそれだけではない


武蔵「何!?閉じ込められた?」


先ほどまで開けていた場所は、無数の扉に囲まれて分断されてしまった

これほどまでの一連の流れを一人で出来るとは思えない

これは…



【分断判定】直下

1~3:剣vs狂 / 暗vs魔 / 槍vs弓 / 騎

4~6:剣vs魔 / 暗・騎vs弓 / 槍vs狂

7~9:剣・騎vs弓 / 槍vs魔 / 暗vs狂


バーサーカー「あは♪一番良い別れ方ができたっぽい?」

ラニ「…そのようですね。私としては、あまりおいしくない展開ですが」


あれは…学園で士郎を襲っていたサーヴァント!その後ろにいるのがマスター…なのだろう

彼女たちの話が本当なら、やはりこれは狙って分断されたということになる

先ほどの攻撃も私たちを狙ったものではなく、うまいことばらけさせるために作戦だったということか


武蔵「随分余裕のようだな、狂戦士。前回と同じようにいくとは思わないことだ」

バーサーカー「そっちこそ、まだ私の本気を見てないのに有利だなんて思わない方がいいわ」

武蔵「上等だ、ならばこの剣で証明するとしよう」

バーサーカー「さぁ!素敵なパーティーしましょう?」バッ


【ステータス】

バーサーカー 筋力/雷装(B/B) 耐久(C) 敏捷(A+) 魔力(C) 幸運(B)

【スキル】

『狂化E』…ダメージを受けるごとに判定、失敗すると魔力と幸運以外のステが1ランク上がる。最大A++まで

『???』…敵に対し優位な立場に立てる、判定の半分をmissにする。しかし、狂化されると無効になる


「前回少し議論になっていた【0】の特殊判定だが、考えてみれば幸運のステータスがかかる判定がなかったので取り入れることにする」

「【0】に限り筋力や耐久の補正関係なく、もう一度判定表を入れ替えるというルールでいく」

「また、前回の雷撃戦や、航空戦で一方的に攻撃される展開があると思うが、その場合は優勢判定は取られないから安心してくれ」

「それでは、良い戦闘を…」




         【戦闘開始】



【航空戦】⇒該当者なし

【先制雷撃】⇒該当者なし

【砲撃戦】

セイバーにとっての初陣の相手、バーサーカー

前回の戦闘では、最後まで彼女の謎の回避性能に悩まされたようだ

セイバー曰く、あれは回避しているというより当たらない位置に移動しているらしいが…

ここは真正面から斬り合わず、絡め手で攻めた方がいいかもしれない


【セイバー行動安価】下2


①迎え撃つ(筋力対決で一発勝負)

②距離を取って砲撃(回避判定の後、成功なら砲撃(魔力)による攻撃判定)

③肉を切らせて骨を断つ(耐久判定の後、確定で反撃判定。ダメージの大きい方が優勢)

④その他(自由安価)

opかっけぇ…
安価下


セイバーの装甲なら、一撃は受け切れる

敵の動きを捉えられないなら、確実に打ち込める瞬間を作り出せばいい


武蔵「了解だマスター、信じろ、受け止めてみせる」


祈りは力に、願いを形に


バーサーカー「止められるものなら、止めてみるっぽい!」



【防御判定】直下 耐久A:+3 筋力B:-2

1~3:中破

4~6:小破

7~9:ノーダメージ


【本日はここまで、お疲れ様でした】


判定:【5】 セイバー:小破


バーサーカーの一撃がセイバーを襲う

受けきれず少しダメージを負ったが、計算内だ

むしろ…傷を負ったことは幸運でもある

なぜなら、その刃が襲った場所には確実に―――


武蔵「―――見つけたぞ」


バーサーカーに、抜刀された刃が迫る


【反撃判定】直下 筋力B:+2、耐久C:-1


1~3:小破

4~6:中破

7~9:大破


判定:【4】 バーサーカー:中破


バーサーカー「ンギ…ァ…」


当たった、前回一撃も当てられなかったというセイバーが、バーサーカーに一撃を与えた

致命傷は避けられたようだが、身体を庇った左腕はもう使い物にならないはずだ

正直、見ていてかなり心苦しい。彼女のマスターに降参するよう語り掛ける、しかし…


ラニ「…あなたは何を言っているのですか?勝ったつもりでいるなら、それは大きな間違いです」


目の前の少女はバーサーカーに対して何も感じていないのか、抑揚のない声でそう答えた


武蔵「!…マスター気を付けろ、どうやらやつも諦めていないようだ」


セイバーの声で気づいた、バーサーカーの体が…赤く変化していく!?


バーサーカー「アァ…■ァァァ……」


【バーサーカー正気判定】直下

0~4:失敗

5~9:成功

訂正、幸運補正で+1、結果は【4】で失敗

及び、セイバー側に優勢判定①です


バーサーカー「■■■■■■■―――――」


先ほどの緩い印象から一転、彼女の全身から強烈な殺意を感じる

口からはき出される音は咆哮となり、周囲を揺らす

はっきりと直視できないが、彼女のステータスが更新されているのが分かる、これは…


バーサーカー 【ステータス更新】 筋力/雷装(A/A) 耐久(B) 敏捷(A++) 魔力(C) 幸運(B)


魔力と幸運以外のステータスが1ランク上がっている、ダメージを受けたことで狂化スキルが発動したに違いない

しかし、バーサーカーのステータスも恐ろしいが、その彼女を使役して平然としているあのマスターもかなり異常だ

次の一手…慎重に考えなければ―――


【セイバー行動安価】下2


①迎え撃つ(筋力対決で一発勝負)

②距離を取って砲撃(回避判定の後、成功なら砲撃(魔力)による攻撃判定)

③肉を切らせて骨を断つ(耐久判定の後、確定で反撃判定。ダメージの大きい方が優勢)

④その他(自由安価)


【砲撃戦 2戦目】


これ以上戦闘が長引くと、不利になる一方だ

…上手く無力化させることができるか分からないが、下手に加減などすればセイバーに危険が及ぶ


―――セイバー!『全力で迎え撃って!』 令呪残り:2画


武蔵「…了解した。私の全力、見せてやろう!」

ラニ「仕掛けてきましたか…賢明な判断ですね。ならばこちらも…バーサーカー、『全力を出しなさい』」 ラニ令呪残り:2画

バーサーカー「■■■■――――」



【ダメージ判定】直下 筋力A:+3 二刀流:+2 令呪:+2 / 筋力A:-3 令呪:-2

1~3:セイバー【小破→大破】

4~6:共に戦闘続行不可

7~9:バーサーカー【中破→消滅】


【セイバー:大破】

【バーサーカーに優勢判定①】


互いの全力を出した総力戦

均衡状態が長く続き、どちらも決定打を与えられないまま、斬り合い、砲弾を打ち合う


――――結果、明暗を分けたのは、一瞬の運だった


バーサーカー「■■■――――」

武蔵「ッ!」


バーサーカーの放った砲撃は、セイバーに傷をつけることは無かった

しかし、周囲の足場は脆く崩れ去り、セイバーは足を取られてしまった


その隙を、バーサーカーが逃すはずもない


武蔵「!!」


容赦なく切り裂かれる上半身

さらに、大きく体勢を崩したセイバーに、巨大な砲撃が放たれる

吹き飛ばされた体は、辺りを囲う鋼鉄の扉に激突する

いくらセイバーの対魔力が高くとも、物理攻撃と合わせれば相当なダメージとなってしまう

まずい、このままでは――――


ラニ「あと少しですね。バーサーカー、とどめを」


バーサーカーが雷撃戦の構えを取り始める

…こうなったら、一か八か!『跳んで!セイバー!』


【回避令呪判定】直下

0~4:失敗

5~9:成功




『令呪残り:1画』


【Extra turn】

――――セイバーの体が、強制的に空中へ跳ぶ


意思疎通を図っている時間は無かった

だから、セイバーがバーサーカーの頭上に跳べたのは、奇跡としか言えない

もうまともに動くことができないセイバーが対抗できる最後の手段

雷撃戦、夜戦のどちらが始まっても、セイバーの敗北は必至だ

ゆえに、この一瞬を令呪で作り出し、セイバーに全てを託す


バーサーカー「■■―――」

武蔵「――はぁぁ!!」


渾身の一撃が、振り落とされた


【最後の一撃】直下


1~3:回避された

4~6:バーサーカー:大破

7~9:バーサーカー:消滅


あと少し、ほんの少しタイミングが後であれば、バーサーカーは動けなかった

一度魚雷発射工程を準備し終えたら、もう他の行動に移れないためだ


――――しかし、バーサーカーはその段階にまだ、至ってはいなかった


セイバーの一撃は空を切り、地面に体が叩き付けられる

その体に、魚雷の発射口が向けられ…


――――ドォォォォォン


セイバーの体が再び宙を舞い、壁に激突する

思わず駆け出してセイバーの側に崩れるよう座り込んだ


武蔵「……すまないマスター、また、勝てなかった」


仰向けで天井を眺めながら、彼女は呟いた

その眼はもはや見えていないのか、ひどく虚ろだ


武蔵「無様だな…私は、結局、少しもお前の役に立てなかった」


セイバーの言葉を全力で否定する、そんなことはない、セイバーは十分私を守ってくれた

私のような中途半端なマスターでなければ、セイバーはもっと上手く戦えていたはずだ


武蔵「…いや、お前は十分やっていたさ。足りなかったのは…少し…運が、なか…った」


セイバーの体が消滅し始める

もはや敗北は決定した、それでも、叫ばずにはいられなかった



セイバー!!



――――どこかで鈴の音が、聞こえた気がした


目をつぶり、全力で叫んだその瞬間、奇跡が再び起きた

一度目の奇跡は、部屋を満たさんとするガスに対し、知らない礼装が発動したこと

二度目の奇跡は、明確な目標がないにも関わらず、セイバーが令呪に応えたこと

そして、三度目の奇跡は…


武蔵「――――どうやら私たちは、まだ見放されていなかったようだな」

ラニ「そんな、馬鹿な…消失したサーヴァントが、蘇った?」

バーサーカー「■■■■――――」


目の前で起きたことが信じられないのか、相手のマスターは困惑しているようだ

しかし、そんなことはあの狂戦士にはどうでもいいことだ

猛然と、再びセイバーの命を刈りに襲い掛かってくる


武蔵「っ!下がれマスター、何としてでも刺し違えて見せる、必ずだ!」


奇跡的に蘇ったセイバーだが、その体の傷は魚雷を受ける前と同じだ

現状では、セイバーはもう攻撃することができない


――――私は


【行動安価】下2

①最後の令呪を使う

②セイバーを信じる

③その他


【夜戦】


最後の令呪をセイバーに託す、しかしそれは、セイバーのマスター権を手放すことに近い

それでも、例えセイバーが私に見切りをつけたとしても、私がセイバーを見放すことなんて出来ない

その願いは――――


『負けないで、セイバー』


本来、漠然とした命令は令呪には向かないとされている

しかし、今セイバーにかける言葉が、他に見当たらなかった


武蔵「…ははっ、悪いなマスター、気を遣わせて。あぁ、負けないよ」


この時、既に私の魔力自体がほぼ無くなっていて、例えどんな命令であっても、あまり大差はなかったようだ

令呪のおかげで辛うじて動けたセイバーに、当然勝利など――――


【本当に最後】直下 

1~6:バーサーカー勝利

7~8:相討ち

9:セイバー勝利



武蔵「………」

バーサーカー「……は、あは…凄いね。どうやったの?今の」

武蔵「…さぁな、もう一度やれと言われても困る。ただ、一つ言えることは…」


「負けられなかったんだ、私は―――」


ほぼ同時に、二人のサーヴァントが消滅する

セイバーは負けなかった、勝つことは出来なかったが、最後まで私のために戦い、敵と相討ちになり去って行った

声をかける間もなく消えた彼女だったが、その力強い背中は目に焼き付いている

ありがとうセイバー。私はあなたのことを、絶対に忘れない



…聖杯戦争はまだ続いている、士郎達が戦っている以上、まだ休むわけにはいかない


最後まで私も、戦わなければ―――


【エピローグ】

岸波白野の物語は、ここで終了している

残りの話は、彼女の物語ではなくなるためだ

なので、ここにそのあとにあった出来事を追記する


白野と引き分けとなったラニは、自らの筐体(からだ)を魔術回路の臨界収束による炉心融解によって自爆しようとした

しかしこれを扉を突破したライダーが体を張って阻止、結果ラニとライダーがここで死亡している

この際、士郎と白野は合流し、桜の元へ向かった


ランサーとアーチャーの戦闘は五分五分であったが、最終的に魔力不足が決定打でランサーの敗北

そこにキャスターとの戦闘に勝利したアサシンが乱入し、再び戦闘に入る

こちらは終始アーチャーが勝負を有利に進めたが、最後はアサシンのスキルで逆転勝利を収め、遠坂邸での戦いは終結した


この戦いでの死者はラニのみ、サーヴァントはアサシン以外全員消滅

その後、降臨した聖杯を柳洞寺にて発見

しかしひどく汚染されており、これをアサシンが令呪のブーストもあり破壊

これにて、第五次聖杯戦争は終結している


この戦争においての器は柳洞寺に保管されていた礼装が代用していたことをさらに追記する


以上


【Bitter End】

                 __-----、,_

               _ノ'´      ``ー 、
              _ノ"    ‐     ^ヘ 、          
             丿 ィ ィ聿亡゙゙゙ー=ッ、  ニ)        
             ヘ__ll!ェl川三个ニ三エゥ=lコニニ!┐ 
           ,-=宀宀!~一ー‐''彡ノ彡'    |l| !    
  ./゙゙+_     │     ̄―二~~‐''      !! !    
  丨 ゙ll     |!                 l〕│   
  _ノ゛ 1│    |!           __,,,,___,,,,,,-r宀’   
 │  ./,,|}    └宀― ̄∥    l|_ノ1          
  \j'ニェ/          |!     广亅          
   ~~ヘl           ∥    彳|〕       
     亡          │___,,,,___∥〃        
      弋          上lli心土ォ これにて完結、打ち切り?仕方ない、コンマが悪い
       マ!       __ィl下 ./゙゙ {l[下l、
       ヾl    ___ィ彡'ン’ ⊥ │ll!i,\_
        ゙廴ォl广´ __ノヤ  !゙゙  1│彳 \           コンテニューもなし、別にはくのんが死んだわけでもないし

        ├lニ仆ン^ 丿  廴  |_ノ!千ン'´

         ゙゙ーl亡   ノ  │"  |l廴_ノ'´
           ゙彳  ll!ッ  廴  /公l广              後はぶつぶつ書いていくだけなので、何か疑問等あればお願いします
             彳"  ,从´  ││
             |ァ=ニ斗弋=彳/l{

             │1  ノ―z--1 |l              今後の参考に致しますので
             │亅 〕  ヘ ││

             ││ l|   亅 |a │
              ll ││   │ l〕 !
              亅l〉 !   |! lll ∥

               hノk4l’   ーl!lコll
               宀''´      ̄"

                 __-----、,_

               _ノ'´      ``ー 、
              _ノ"    ‐     ^ヘ 、          
             丿 ィ ィ聿亡゙゙゙ー=ッ、  ニ)        
             ヘ__ll!ェl川三个ニ三エゥ=lコニニ!┐ 
           ,-=宀宀!~一ー‐''彡ノ彡'    |l| !    
  ./゙゙+_     │     ̄―二~~‐''      !! !    
  丨 ゙ll     |!                 l〕│   
  _ノ゛ 1│    |!           __,,,,___,,,,,,-r宀’   
 │  ./,,|}    └宀― ̄∥    l|_ノ1          
  \j'ニェ/          |!     广亅          
   ~~ヘl           ∥    彳|〕       
     亡          │___,,,,___∥〃        
      弋          上lli心土ォ             おっふ、久しぶりにAAなんぞ打つとプレビュー見るの忘れる
       マ!       __ィl下 ./゙゙ {l[下l、
       ヾl    ___ィ彡'ン’ ⊥ │ll!i,\_
        ゙廴ォl广´ __ノヤ  !゙゙  1│彳 \

        ├lニ仆ン^ 丿  廴  |_ノ!千ン'´        AAスレやりたかったなーでも流石にこのメンバーでは回せない

         ゙゙ーl亡   ノ  │"  |l廴_ノ'´
           ゙彳  ll!ッ  廴  /公l广
             彳"  ,从´  ││
             |ァ=ニ斗弋=彳/l{           てか前で自分にAAを回すセンスがないことに絶望した、文章も拙いけどまだこっちの方が性に合ってる

             │1  ノ―z--1 |l
             │亅 〕  ヘ ││

             ││ l|   亅 |a │
              ll ││   │ l〕 !
              亅l〉 !   |! lll ∥

               hノk4l’   ーl!lコll
               宀''´      ̄"

                  _,,....----_
                ノ"'´   ゙'‐= ̄''''ー 、

              ,ノ'´            ヽ
            .ィlニtォ/             ヘ
              ノ^ 丿イ ││       ヽ

             ./ンノ │¦│ ll_ 1     ヽ
            丿´│  !l_   上ハ  ./コ 1ヘ
              │_; ./l土  ノ聿ム^ 上llぃ│`
              ├てヘニ´^l丿   l!_上l! ./ ヘ
                ll1`l) l亅   下j/ │
                 !!_\ コl‐ ./'./ヘャ||
                _勺!l!亡ー/''^./ノ‐弋l上
            _,..┌''゙゙゙゙辷〈│ -ソ冫 ./ニ_''~~¬-...._
          r''ノノ丿..-‐'下父」¦ r彡;┌/ ゙宀ー-,,__ノ''''ッ-..,,_
         ./ノ ̄  │工工==-、 ッl!/ノ       ̄''''ー=ニ..-‐|     実は今まで武蔵が死んだ後の戦い等も少し書いてたのですが、なんか蛇足感が強くて断念
         ./‐    ,,,ィ┘   イ工!./|ン           / 彳
        〃  っ""  ‐ __ニ勺]ソ小          ./-  │
       // _//^^''゙'l___..,,,,zi二..゙个' f|            ./ ∥     ならサラーっと書いて終わらした方がええか、と思いあんな感じになりました
      /彡ナ  1│"゙ー-┬'' - ┌   _______    / /  ∥
     /彡ノ     |-コ;‐│    │ !^"'土ニ''''ン上! /│ ├
    ├ン'´  /  二,,,, l│     ! {!゙:__,,,,  ||├lヒ  !  彳

    l!l!   /  /`ー''''''''丿∥    │ ! ,, ''  l|ll!l||!    l彳     ちゃんと終わらせろ、と思う方もいらっしゃると思いますが、何卒お許しください
    ∥  ‐   ム」 : 1,丿│    │ ¦│  丿勺|` - jノ|||!
   ./|     ィソ │`ー:ニ:‐∥    │  \  "  |lソ<_.. '小|
   jT .__..-r广 │     │    |         |l'- ̄ヘ!〈|゙゙      正直これ以上コンマしてもだれるだけやと思うので…

   「ニ三ン'´   |:  l   │    |         !‐/ ゙ー斗
     ´      !l     !|    │  1 ノ    ゝ-,,-  彳
           /,'  ゙'   !|     !  │//,'´  /ン ..,,. 、彳
           lソ :   ,'/     !    ''   ,'「/ l  `jl1
         ' ノ/     ll      !  j  丨 │ ./   !
          /l     彳     │    /  l/ │  ∥
           `     `'' ''''''''''''''''''’    ’   ''’     ゙゙


早く書いて後付けじゃね?怒られないようにしたかった【スキル】

…結局最後までほとんど公表できなかった…申し訳ない


セイバー/武蔵  【 筋/耐/敏/魔/幸 B/A/B/B/D】 白野

【スキル】

対魔力A・・・A以下の砲撃、艦載機攻撃を無効化する

騎乗B…特になし、乗り物に乗れる

二刀流…任意のタイミングで筋力と耐久を1ランクアップ、さらに攻撃に補正


ランサー/木曾 【筋/雷/耐/敏/魔/幸 C/A/C/A/C/E】 桜

【スキル】

対魔力C…C以下の砲撃、艦載機攻撃を無効化する

仕切り直しA…優勢判定による敗北がなくなる、戦闘離脱に補正


アーチャー/港湾棲姫 【 筋/耐/敏/魔/幸 A/A/C/A/D】 レオ

【能力】

ポートダーウィン…陸上型で雷撃が当たらない、艦載機運用、夜戦も可能



ライダー/古鷹 【筋/雷/耐/敏/魔/幸 D/D/C/B/C/C】 士郎

【スキル】

対魔力B…B以下の砲撃、艦載機攻撃を無効化する

騎乗A+…特になし、竜以外なんでも乗れる

魔眼B+…任意の対象の攻撃を自身に固定させる、また敵のクリティカルを防ぎ、無効化させる


キャスター/龍驤 【 筋/耐/敏/魔/幸 D/D/C/A/C】 凛

【スキル】

陣地作成A…工房を作成できる、Aなら神殿レベル

道具作成A…サーヴァントに通用する道具も作成できる

独特なシルエット…コンマ判定【2】と【7】で攻撃を回避できる、さらに補正なしのカウンターが可能


アサシン/神通 【筋/雷/耐/敏/魔/幸 C/A/C/A/B/C】 イリヤ

【スキル】

気配遮断A+…攻撃しない限りばれない

戦闘続行A…往生際が悪い、どんな攻撃でも一度は耐える

起死回生C~A…絶望的状況を覆す、自身のダメージが大きいほど相手に大きなダメージを与えられるようになる


バーサーカー/夕立 【筋/雷/耐/敏/魔/幸 B/B/C/A+/C/B】 ラニ

【スキル】

狂化E…ダメージを受けるごとに判定、失敗すると魔力と幸運以外のステが1ランク上がる。最大A++まで

ソロモンの悪夢…敵に対し優位な立場に立てる、判定の半分をmissにする。しかし、狂化されると無効になる

             ヘ_--ャ+=ォォェ--      ^"ー癶laa__
               |彡 ゙゙゙̄''巛工二辷   ''''ー-ー-二ニ宀ヘkョa_,,
              l冫    下1       '''''ー--,,__ ̄ ̄ー‐=ニミ大ュ
              マl     上/            ̄ ̄''宀+x,,_, │广
               彳―‐''''''__ニニニニニニlllllョy        彳''"
             _ノ彡宀亡゙゙~~ ̄二ニ,,_..-rャil千宀==コltョaュ_ノ/

            ./二__ニ,,urrコ''二ニ`ーヘ_ ,: ¦   -..   ゙゙̄宀li
             ̄''./ノ彳"ヽ弋三ィlココ! マ││  !心i彳  ハゥ上l_
              /ン,ノllレ¦ ^ヘlト┘   ゙ll火!│ |廾! lll   {个弋b 、
            -" |lレ └ll火       マ∥│ !|巛上 丿 jム│

               弋 、-广'ヘ       勺ノl〕 j!夕ワ │ l||l彡             以上です、初期では木曾に戦闘続行Aがありましたが強すぎかと思い消去
                |゙廴, _______、      !从! l爪l!llk_|!ハl||彳
               │ll工二       __ィlllll彳〈ト'下リ!l丈l}ノl〕 ’                                
               ll丿ヘ     ,_ィkコ广亡ノ! ノー宀 ̄勺聿l廴

               ,'ソ   っ--r='勺ll彡ハ宀'''^イ/!     ∨彳 ゙千
              ノ^      '下~~    │l/  '' _. _卜]!                       やっぱ雷巡強すぎですわ、このルールだと
                      彳 ___,,......--ソ'' _-ェl手千斗ム
                     丨⊥---‐コil宀'"´ ヘ六\ = ゙ヘ 、

                     _心ッ=ニ"  ''’     ゙llニ ゙\ .ェ,,ノ㌔_
                   ./ア"´            `ヘ、 ゙ヘ_"   斗lョ 、
                   彳               \__ `ヘ-辷彡l聿a_

                   '´                 六a4广´    ̄^゙'la

                  (                ,ィlト^´ ヾ、      ∥ 
                 │                 彳     ゙‐  _   |
                 彳                 llソ     '‐ 、_  ^  |
                 _||                  l!l!        "`ーー │
                彳l|                 下            彳
                斗                 上!            │

                │                 上             │
                │                 {サ             1
                │                 |!|!             │

                │                 |什              l〕
                /彳                 |彳             │
                ⌒’                        ''              






                【おまけ】







                       /::::::::::::::::::::::::::::::::\
                    /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::‘,
                      i:::::::::::::::::::::; 、:::::::::::::::::::::ハ
                      ;:: ;::::::::::: /  ヽ::::::::::::::::::::i
                  /::/::::::::/     \:::::::::::::ム
                    /::/:::::/_`ヾ、  -=≦`ト::::::::ム              ――――告げる。汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に
                      /::厶イ, 弋ソ    弋ソ〉i :7::、ム
                    i::/::::::ヽ:',    :i::      ,..イ::::::ヽ',
                レ:::::::w从':、   _ _   /:,、i:::::ト,:::',
                 }'´    .iト、. 〈   〉 イY   Vリ }Ⅵ             聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ
               ,x≦ニ≧=チ{ \:>、__ ィ ,i ‘,_
                ,' : : : : :\:::::::::i   `ト、 xく  }:::>- _
                  {./Y ヽ:::::=ミ::::::::/´i ハ Y:::}  ,':::::::::::::::::≧=ミ
                  Ⅵ:ヘ \: : : : :j /∧//j  /:::::::::::::::::::::::::::::::ハ
              r‐ {_:::::{ ト、 \___,' {ヘ 〉i::: i∨::::::::::::::::::::: : : . ::::_|
             ゝ-  ___ ー -'   } 、'  / :}:. : : : : :Y: //: :-ミ!
                 /_ - '  ‐ ¬   L_〕iト': :/: : : : : : :.!=彡:::::::: : :j
           r  ´-=ニヽ       ' \: !: { : : : : : : 「:::::::∠: : : :|


                     、、 ノ)ノj______
                 `ヾ三≧ゞムム彡三≦、、
               __..,,、<≧ミヾ彡ミ彡ミ彡ミ彡イ

                >彡彡彡ミミミミミミミミミミミイソ
              ∠彡彳爪爪从从ミ彡ミ彡ミ彡′
              _,ノハ从ノ爪!ヘ川i|i|i|i|トミミミミミえ

               ノノ爪从ハ Ⅵリ川i|/^ヾノノノノ)、、
                 ``<≦ノ从メくア リノハ ,ノノ巛巛《く
                ∠≦ルハヾ      ノ从巛《ヾ、
                    `" ノ__  __   .:′ノハⅣハ!
                          `´、 ..,:// ...,,,ノハヘト,、
                            ー'゙´/,///////∧/≧;,、_
                        _.,、イ/ム/////////∧////≧;,、       誓いを此処に。我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者 ――――
                     ////////\////////|/////!/∧

                        l//////////∨//////|/////i///
                        l///////////l//////イ///////{
                         ,イ///////////!//////!////////7
                  ,.イ;イl///////////l//////l///i!/////!

                   ,.ィ≦彡",イl///////////〉,/////l///l!/////l
              ,.ィ≦彡"´ ノイl///////////∧/////l///l!/////l
            ∠彡イ才   {{  }l//////////〈//////////il./////l
          ∠彡イ才       }} ////////////∧/////l////i./////l
        |彡イ才      {{///////////////〉////!////!/////:!
        |才´        Ⅵ//////////////////////イ//////:!
                  _Ⅵ////////////j///////∧!///////!

                  j//////////////イ//////く  Ⅵ!/////j
                 ///////////////j!////////>〈///////l

                                    、
                             |!            ト、     、
                             {` …´ ̄ ̄ ̄`、} `ヽ.   !',                        ___
                          >           }ミ、} }                       _/, 一┴┐
                     -==…´            ´:.:                       /// , ─ '
                       /'⌒> ̄ . .: ´   ..::´  .: .::. :. .:.:.:.:.:.:.:                      ! / /
                    、_    / /    .:::   .:..:.:..:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.                  〈|   !   r‐、
                   \`ミ-- ´       .:  ..:.:.:.:.∧∧.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.                     |  , ヽー┘ }
                      、_ >     , .:   /.: .:.:.:;イ/` ‐‐!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.                    | ,:'      /
                    ヽ‐=‐一 ´.:::.    /.: /!.:/ |{ 、__,:' }:.:.i!:.:.:.:.:.:.:.:.:.                    ,- i      /
                  ___/`¨¨7 . :;=、.:/ /‐≧、{__ ,ヽ  / ≦´:.:.:.:.:.:.:.:/             __/  \  /
                ,:'     /ニニ/..:.:.ir イ{:! | <, Oヽヾ`'¨i ィ芒7.:.:.:.:.:.!/                 i|  \   マ´
            /     マニニ7イ ヽ'.ヘⅣ i!ミ=′〃 |:、゙ ‐' }.:/!:./i|\              i|,    \ /
              /       `マニニi二、__ヽ  i!  ,:'  , l | 丶  !/.:j/ j!   〉            / i     |
           , ‐‐=、      `マニニ/,イ i! `i!  ,__ヽ__!__  ,:'ニイ ´ /、_       /  |   _/
          ,:'     \      `マニ{ム',\i! {iニニニニ} ,:´ ̄´ ./     `ミ:、   /       /
          /,:' /¨':.  ̄ヾ、__..  寸三ミ、 \|! ´ ̄` //    /        !>‐ ´          /        されど汝はその眼を混沌に曇らせ侍るべし。
.         // /   ':.          `ヽ  `¨¨ヾ≧=、ヽニニ,:′ _/ /       /     ヽ        /
       // /   ':             \        Y `¨´  l´  /     /            ,:′
        // /      ':       !       ≧、   _人_  /  _,/   , イ           /
.       // /        ':     /     ,、    `7 /   _    ,ア´`ー‐ ´  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄           汝、狂乱の檻に囚われし者。我はその鎖を手繰る者――
      // /       /   /    r┘}    / / _丿〉   /
.     // /        /   /      } └ ' ¨´  `¨ /  /
    l |  |      /   /      |  '´   ヽ, イ_,ュ、 /
     | |  |       〈  /        ',     ィ'ァ ,--'/
     | |  |     ,ゞ           }   ,ィゝヘ' `i!´
     | |  |    〈           _ _ ノ  ′  / ̄
     | |  |   .┴' ̄ ̄`´ ̄/ /         /
     | |  | ィ´           |  l     /
     | |  | /             |  |   . : ´

            _ ,ィ,__
          ィ;∧!、;;;;,ミ、               γ;ヽ
          !ハィ '=`'f〉;;!`                {丱ノ
             辷,_ハ;;;;廴                /7
           "'7fアX/.::/ . ̄, >‐--------yっ'>

          /〈ト仆=ヽゝr――--------'‐//シ

         _イ//j//////.::! .|//////' //
       .. イ///!///、//.::y,′ // '     //
   、,r</>" /'|//////.: ノ          //
  斗j‐^////ノ/////.:〈 ヽ         //       汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ――――
////// ',イ//////厶 i           // 
  /    ///////////ゝ |        //
.         /〈ーr=‐ァ――┬       //
       . ///// . : : :_ノ        //
..    ///// ′: :∠::{         〈/
     / /'///〈: : /∧`ト.
   //{///ー<////i {::'.

    ///// / マ/! ハ:.'.
. //////// ー'/.::::.'.

  . ////////v,::::::.'.
            // V/.:::.'.
             //V/.:::'.
                 //V,:::::.'.
               /∨,::::{

                    /∨∧
                      /Yヘ.i
                   }/, }
                   ゝ彡


                     |                  /          ,,.  . /     /
                     |                  /         ../   _/     ./
                  、   .|, |                 / ,>       ,./″ /      ./
                   リ、  .|.l .|              /.〃  .rリ  .,, |/ /       /
                 lヽ  .l l |                | l/ ,ノ./  ,,ノンン゛         /
     `ュ、    \,     .l.ヽ .! l.!                / / ./ ., '゙,iシ'゛         /   ._..v   カッ
       ゙'ミ'-、  .゙.l、、   .l, ヽ .l ゙ト            / / l ,///″       /  _..-'ソ゛
        .ヽ. \   .ヽ''、,  .l ヽ.! .゛           /./  l,〃          /.,..-'" /
         ヽ `'-、.ヽ .\ .l ゙.ll,            〃  ,i″       ,.;;シ'" ,/゛
             ヽ  .`'-,ヽ `'- l .'1                         ,ir!'´  ,, '"
          、 .ヽ.   `'ヽ、  `'                        '"  ,/゛  _,,.
          ゙ミ、,ヽ                              ,..'',゙.. -'''ニゞ_
            `'ミ''ゝ                             ‐“´._,, =!二`-゛
              ゙'-、                           ,゙,, -'"゛
      .''`-ニ, ̄ ̄ ̄ ̄                                 ゙“''二ニ`-'“゛
             `゙'ニニr                             `゙゙''”゙,゙,゙,゙二二ニニニ==─
   _,, ---ー'''''"゙´                              二二二二======────
────―--___                                   二二二二=====────
    ───===二二二                       ゙く ̄ ̄ ̄ ̄´
       .  ̄───フ′                        \
               ,/           ,ィ       l.ヽ         \
             ,/ .,、       .// ., '゙! .|   .l  ヽ       .'-,,, .\
        .,∠-''゙/      / .,i゙/ .| ||  │  ヽ 、      .`!ミ-,,\
      ,..-“゛ /      /  ,iゞ   .!l !  .!    .゙.li\.     ..、\`''
        ./         /  ,i″    | !  !     ゙ヽ.\    ゙'i-、\
      . / _ν .,y  ./   .'゙       l  .|       ." .\゙'i、  ヽ~!i、'、
    .,,‐ン''゙/ // /               l  |             ` |ミ-.  ヽ,`'"′
   .,;;シ'" ,ノ゙./ / /              l l゙            ゙ヽ\. ヽ
  -″  ,ノ./ ,//                  | .l                \, \
    ,iシ゛ ..i/"                   | !                  `-,\
   .,iシ′  .i!′                    |.!                    ゙''ミ
  .,/’                          l!                      `
                             !


               /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
           ,..':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.; :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.ヽ
.            l:.:.:.:.:.:.:,′:.:.:.:.:.:.:/ ∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヘ
.            |:.:.:.:.:.:i!:.:.:.:.:.:.:/  \:.:.:.:.:.:.:. ',:.:.:.ハ
.            .:.:.:.:.:..i!:.:_:.:/     \:._:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:|
             |:.:.:.:.:.|:.:/≧ォ    ヱ≦、:.:.:|:.:.:.:.:.:|
             |:.:.:.:.:.|'.〃ト、ぅ!     ト、。リ ミ、l..:.:.:.:.:
             |.:.:.:.: l  ー゚ ゙´     ` ゙゚ ‐ .:|::.:.:.:.:|
             :.:.:.:.:.:|',     ′       ハ|::.:.:.:.:
           |:.:.:.:.:|:::.     、_ __     /:: |:.:.:.:.l
.             ∨:.:.:!::::ゝ.          /::::: !..:.:/
              ∨:.|斗‐ >     .<‐- ミ:|:.:/               !!
                Ⅵ   z| . .` .´. .ト、    |/
                  / \  ./ ヽ
           _ ,,.z≦i孑   > <    ム≧.x
         斗///////ハ  オl圭lヘ  ///////≧.x
         i! ハ////////.∨マl圭l、∨//////////ハ
          |./∧/i/////ハ  「:「:「|  ム///////// l
           |// ∧|//////Y r  ̄ ` 、為////|≠/// l
.        |.ハ///|//////.| (二 、  |/////.|///// l

           |/∧/ |////z / ゝ-、   ',/// .l//////|
           |//. ヽ|// 〃 {  爪',  ハ////i!/////.i!
          オ/////>′/乂_ノ:|:|:|_//∧///|/////リ
       〈//ミ≠//|///// オ |:|:ト、////ハヽ ム≠/ l'

.         }/´/////l//// / |.」:|:|| Ⅶ///|// ミヽ/ |
         ∨///////// 乂 乂」リ {///////////./
.          ∨////// r≦///////,ヽ //////// /
           ∨////〃/////////// ヽ ///// /

             /                              、
            {                             ヽ

               .                                 }
              {                              /
           _-ニ}                        /    /
        ,..:<三八 `゙''ー- _                /   /ヽ
     ,,..:<三三三三ニ=- _              ,,.. -―--≦〔: : !: :ヽ
  r≦三三三三三ニ==― -- 、 ____ ,,.. -=≦: : :i: : : : : : ',:ヘ: : |: : :',

             |: : {: : :!: : : |: : |: | |: ハ: : : : : : }〆ヘ: ト、: :.',: : :.',: ',: :| : : ',
             |: :ハ: :|: : : |: : |: { j/ V: : : : :.|斗孑七',: :ト. : :.i: :',: }: : : ',
            ノ|: :{: :',: :,: :.:.|: : |N≧x、彡V: : :.:.|ィf笊爪ミV: ハ: :|: :.|/:ハ\:,
          ∠: : ハ: !: :\:',: :.|: : i!三}{三} ヽト、: :! Vzソ ソ|: : :}:∧: |: : {  }:
            ノ: : :ヘ{: }从:\:{: N.三j{ニソ    \! `¨  ´ |: : j/ : : !: : !  リ
       -= : : : : : : : : :j: : : : : :ハ〃` ̄´   .j          | : : ; : : :; : ,  /
           ̄ア: ´: :.j/: /: : : ゝ.     、  _,    .ィj: : /: : :/: /
          ノ: : : : :/: : V: : /!: }/ > .         .イ/: : /:/ :/: /
   、_ ,,.. -=: :´/ヽ~ヽ≦//!: /-|/}ニ --≧. _  .≦--= |: :/j/- 、∠
        ,イニニ',ニV//,j///j/ハ//=-- __ }-- =≦//{://///∧fヽ__

      ,イニニニニ',ニV///////,ヾ//////,| .|///////,j/////////  ヽ
   __ 彡ニニニニニメニ}/////////,\////,! .|//彡〔/////////     マ
 _.ノ {{ニニニニニ/ニ/////////////,\≧===≦/////////       V
 }}ニハVニニニ/ニ////ハ////////////////////////> ´         i
 ||ニニヘVニ/ニ///i/////ヽ//////////////////> ´           ヽ {
 ||ニニ∧Vニニ/////{//////≧=-//__////////,/:.:.:\            \

 ||ニニニミzzz//////,|//////////////////彡´ ヘ:.:.:.:.:.\  i!           \
 ||ニニニ/ニニム//////////////////>=-チ     ヘ:.:.:.:.:.:.:',  |          _',
 Ⅵニニ/ニニ////////////////>''〔:.:.:.:.:./ ',     ヘ:.:.:.:.:.:.:. !      -=  ̄    ',
  .ヾミ=== 彡///////////>_"´__  |:.:.:.:./  ',     ヘ:.:.:.:.:.i .| ,. ´        _}
  //////////////////: : : : : : : : ̄ ミ==-x ヽ.     i:.:.:.:.:.} j/      -= { ̄  /
  /////////////////: / : : : : : : : : : :ヾ: : マハ=- __ }:.:.:.:/ {  ..ィ ´     i!  /
  ////////////,/{: :j: /: : /: : :/: : : : : : : }: :}:::::}     ̄~ '' -= _´j_       i!イ
  /////////// \レ: :j: : /: : -=≦≧、:_:_:ノ:_:」、/             ̄  、  .i!
  //////////  /∧{:{: :/: :/: : : ',: :',: : ',-.     > ..                   i!
  /////////   N: くVjノ}:.:入: ',: :',: : ',: :}_:}   ヽ     > .._             }
  ///////ー __{ハ: : ',: :¨´- }: }: :ム: :/:/      \        > ._        八
  /////    /` ̄ ̄ ´  |.しj_/-ィ-'                 =- .. _ ノ
  ///      ヽ \     .|   ||              , -―ァx__    V
            \ \ _.|   ||_ノ ⌒ヽ..    _.ノ /⌒ {ー __⌒ソ
              rノヽ..___ |   ||_ ノ⌒ヽ  ̄ ̄  /    ',

                   ヽ-= ___\ーミ、  ト、
                    >‐-     ` `ーy }

               \ー=≦        ヽ    ∠ _
                 >           ∨     '.
             _ __/ .                 、 {
              `ー=/ ′ /  : i ハ.∧ i    、 ヽ!
               ///  / ,′i | /`⌒i |  i 、 ミ=- \_
              / ∠1   /i ノ/レ    l |i ハ | ヽ < ̄
            `<_ノ _| /-―≧メ、  、_}厶ノ-!∧ _ i }

              ∠  |、V <´(・)冫t  /´弋匁> Ⅴ | ,レ
                 レi |、Vi ` ̄ " | i  `ー / /〉ノノ/
                ヽ\_}ヽ       | 〉〃 //ーイ/′
                 }ハ 八    <__lノ ー┐ 厂/'′

                 ___/ニニヘ 丶  ィ==≠≧ / {ニニミ、_
            /ニKニニ(ニニⅥ \`ニニニニニ´/ |ハ{ニノ Vニヽ

               /ニニニ\ニニ\r⊥ヽ ヽ___/ ,' ト/ニニニУニ'.
           /ニニニニニ ` 、ニニヽ//,`ー――――/ニニニ/ニニニ \
         /\ニニニニニニニヽニニ\ /////////ニニニ´ニニニ/ニニ入

      ,. <    > 、ニニニニニニニニニ\'/////ニニニニニニニニニニ /  > ..
   ,. <   ,. <ニニニニ\ニニニニニニニニニヽ'// ニニニニニニニニニニ/ニ≧x、    `ー- 、

                  ,.. : ´: : : : : : : : : : : :`: .、
             ,.:´ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
              /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
         . : : : : /: : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : :‘,

           /: : : : /: : : :/ : : : ,' : : : : : : : : : : : : : : : : : : ‘,
.          /: : : : /: : : :/ : : : : | : : : : : : : : : : : l: : : : : : : :∧
        l: : : : :|: : : :/: : : : :/{: : : : : : : : : :|: ∧: : : : : : : : l
        |: : : : :|: : : :|: : : :_/_ハ: :|: : : : : : :T7¨Tヽ : : : : : : |
        |: : : : :|: : : :|: : ´/∥`Vl: : : :/l: :/リ:::::|∧: : : :.ト、: |
        l:l: : : : l: : : :l: : /:/_:::::ハ: :/:::l:/ィて乙ミk', : :リ l: :|
        小: : : :l: : : :l..イてJバ`::::レ:::::∥:乂しr リ:::|://ヽ}: |
         乂: : : ヽ: :八乂こン:::::::::::::::::::::::::::: ̄::::::∥ Y/ : |
          \: : : l::ヽ\::::::::::::::::::::::、::::::::::::::::::::::::: /.|: : :.:|
              |\: ト                     / |: : :.:|
              |: : :ヾ:\       ー  ‐'     /:  |: : :.:|
              |: : : :/:/ 丶            イ:/::::  |: : :.:|
              |: : :/:/: : | : : ≧s。  _  <l: : l/:::::;  |: :.:.:.|
              |: :/:/: : : | : : : : : |     |: :/:::::::;  |: : : :|
            z≦T三三三三フ       |:/:::::::::   l: : : :|
         /  lハ V///////|       /:::::::::::′∥_: : l
        /    V V//////|      ./:::::::::::/ /::::::///≧s、
          /       V \////∧≦ニ≧':::::::::::/ /::::::///   ∧
.        /    `、 \\\///∧  /L>-/__/:::///     ∧
      /   \ ∧  \\\:::V⌒´r―― 〉_ ///      ∧
     /      \∧   \\/と≦⌒\ヽ マ_// /       ∧
   /          ∧    `/   \ \ \ }/   / /    ∧
  / ̄≧=- ...,,     }     ノ   _ > ヽ |    /      .∧
  / ̄ ̄≧=- 丶    /  >'"  ⊂斗--、.     l   //   ,. -=≦ム
  \ ̄ ̄≧=-  \>'"       /   }    l   /   /_  -=≦ム


                     /                 ヽ  \
                    /        /ー―/        :', .ァ´ ̄ ̄ ヽ
                   /:./   /   /               . :∨        |
.                 ァ’: :/: : : :/   /                      |
                   , : : : : : : :/_. . . ./: : : : : /  /  /   / ヽ  ,/ !     :!
               /: : : : : : |/:/: : :/: : : : : /  /_,/    /   ∨  |: .   :!
                 /: : : : : : : l./: : , イ: : : : :/  /: : :/     |ヘヘへ!ィイj|: .    ',
.                /: : : : : : : :./: : /: : : : : :/_,//: : :/ ,/: : : |         .|: . |:   ',
              |: : : : : : : :/: : // : : : : : :./: : : :/_,/ '.: : : :|         .|: . |:    ∨
              |: : : : : : :/: //|: : : : : : :-= 、: :./  ',: : :|       j/  !  | :}
              |: ハ: : : '7′/. |/l : : : : : | : :`ー====== 、    ィ=='’: : : : : ∧:.′
               j'  Ⅵ:/: : ::!. | Ⅵ : : : |: :弋tfテ=ミ: :_,: :|、  ,/ /: :/: |∧り }/
                     Ⅵ: : : :ヽ  く \|\!: : ',{ _ _/ /!: :|:ミ   !> |: 〈: : |: :/
.                  Ⅵ: : : : \_ `     : :ヽ  ./ .!:.7: : ',.|./: : 〉: : /          …勝ったぞ綺礼。この戦い、我々の勝利だ!!
.                   |: : : : : : : 7`i    : : : : \/: :ノソ : :   |∧{ハl∧/
.                   |: : : : : : ::| .|           : : : :  _j'     ′
                  ,: : : : : :ハ:{  \          ´ -7´
                /イ: : : / `   \   ー=    ァ' ′
              ー '’ ,j|: : :/       `↓、  ーュュァ' /

                /|==!  ` 、      Ⅵ№_、jニし'
               _ ←ニ:|==!     ` 、     `守ヘニニ:{
            _ ←ニニニ’.= >、      ` <     |`守ヘ{> _
        _ ←:|ニニニニニ’.==:>、    > ⌒ヽ  /./    \ニ',> _
     _ ←ニニ::|ニニニニニニ’.===:>.、イ     ',.:!/      / ニ',ニ→ _
  _ ←ニニニニニlニニニニニニニ’.====>.、     ',!    /ニニニ:',ニニニニ→ _
                               

                               _
                             />‐ミ;

                             l:: /  _ '
                             i:: l /´
                            ,ゝネ:':'::::::≧:.、              _

                          .ィ::::::::_:_:_::;:;:;:;:;:;:::::::ヽ           ,ィ:::::::::彡
                         /:ヽヽ/ニ;--'=lニlミ::://:ヽ        /l:::/´

             _,,,,,,,、ィ>=、    ,.ィ:::://:´:::::::::::::::::::::::`:::トl:::::::i        .::::i
            ィ/⌒ヽ::ヘ   iヘ  ,ィ:;i::l://:::/:::::::::;:、::::\::、::ヽ::::l〉       l:::::',
           /:::/    ヘ:::ト、 l:::ヽz-イ://::l、トl:::://、'ヽヽ:ヽl::ヽl::::ヘ       l::::::;
           |:::li     ヘ::::::ミ≧三三//::::::K心ヽ  ィ乏7l::i::ヽ::::::\     ,:::::/.ィ:::::::::.、
           ヽ'      ヽ:::::ヽ:::::::://::::l:ハ     ,    /:::l::::ヽ:::::::::>::..ー::彡'::::::>''"⌒ヽ
                 _,ィニ=ミ≧ニ彡'::::/::l::::ヽ  - ‐' ィ::::::l:、:::::\:::::::::::::::::::::::::ニヽ   _ ィァ、
           __  / ̄`ーニ/::::::/:::::l:::::::::::`; ー イ、::::l:::l:::::\:::::::>ー'''"´  ,, ィ‐"   /  〉
      /  ̄ ̄     ̄lヽ.   /:::::イ:__、,_/ |   / ヽ,ムヽ-ゝィ::ヽ:::ヽ::\ /     // /
    /           l   〉/:::::/:::::::く>'、 ヘ:ヘ ハ  /  / / Zミ:::::::::::::::ヽ:::ヽ 、     l l
  ./              l/ /:::::/:::::::::/   ヽ ', ヘ  ヽ/   / / /  ヽ:::::i:::::::::', ',:::', \    `> 、
 l ヽ               l  '/::::l:::::::::::ハ   i:;i ',:;ヘ /  /,..、' .イ   l::::/ :::::::::i ',:リ   ヽ    ` ‐ ̄ニ ヽ
  \ヽ          ,, i  l::::::ヽ::::l、:ィl   i:;l ヘ y  ///l l:;i__, ィイl::::ィ::::/ ,'    , lヽ        " / ハ
   \ヽ       /   \゙`ヽ::/≦l --彡'- 、_lヽェェイ-'、:.`^=‐'´ //::/" _,, ィ ヘ ヽーニ=─     l
    ヽ l     イ  /    ヽ∨ゝヽ、-‐〈_//´ ィ`' ´    ,ィ\、 _,, /〈:/ /´    :/   、           i l
    / / ` ´    /       >  ̄ ,; , '/"   _ ィヘ' i\ ̄  ̄`イ                  / /
    ヘ ヽ.       /     ,ィ       , '/ _ ィ 个ヽ. ヘヽ  ヽ _                    / /
    ヘ 、       -‐  "       , /イ,ヽl/,,,i,,,,,ヽl,,ゝ、ヽ                        / /
     ヘ                    ,, / く;ィ‐―l:::::::::::ト、>\ 、                    , /
      ベ 、            ,,  /  〈:::::::::/  ̄ \::::::::::フ \ヽ               _  ‐ >'
       ヽ` 、        _  , ィ/   ∧:/   ハ  \::/    >、 、         - > '´
         \ ヽ -  -_ ィ " /     / /    ,::::l   ヘ ヘ    ヽ>、ヽ、   _  > '´
            ̄ 二二 _ イ      / /       ,:::::i    ヘ ヘ      \ `ヽ二/
           ,―――<         / /      ,:::::::i      ヘ ヘ     > 、____
         ヽ            /./      ,: : : :l      ヘ ヘ、          //
           \        , ィ /"7 ァ 、_ ェェェェェ__ -、ィニ\ \       //
            \__ イ  / l `ヽ、 __ /  ヽ-― '´    lヽ` ‐- _ィ /
                       | | | | |

                          {、、
               ヽ、、__ ,ゝ\  _...,..イ
               ,.ィ>::::::::`ヽ::::::V:::::::∠...___

                _,ィ彡:::::::::::::::::::`ヽ}:::::::::::::::::二=ー
            ィ彡゙ヽー──:::":::::::::::::::::::::::::::::<`ヽ、
          ヾ≦::::::::::::>ー:::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、::::::::::::::::>
         >ミ::::::::::::::ノ::ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::<、

         ヾ:::::::::::::::::彡イ::::::::::::::/ト、::: ;イ:::::::::::::::::::::`:ー::\
             \:::ー=彡::::::::: /:::::!: !ヾノヘ!: |!::::::::i:::::ミ\::::::::::>
          ∠:::::::::::7:/: イ::::/:!:::!  |:|i!:|::! |::∠::::::::彡"´

.            /::::::::::/:/ / |::/|::|ハ!  |从乂リノ:::::`ヽヾ
           /イ::::i:::|/ ムィぇォノハ ィリ弌升イリ::;ヘ:::ハ\
               |イ::∨ヘヘ!`┴'' ノ   ヽ` ̄´  ノ!/ }リ
              |ハ{ ハ      :       リ ノイ
             ノイヽ、      :.         ム:::ミ、
                 /イ::ヽ.   __`´       ,イ:::::ネヾ
                /イ::::::\  `´ ̄` ,イ i::::バヽ
                  j从:::| ;.;.、,、 ,.、,.;.'  |仆                    こいつは…
                  〉:| :.':!i:!:i:i:!i:!′   |`ヽ、
                  / j  :       .:  y   \
              . イ  {  :      .:  /     Vヽ、、_
         , . <´:::::::l   l  .:    .:   /       |::::::::::::::::> ..,
     . ィ::´::::::::::::::::: : l    l  .:       /      |::::::::::::::::::::::::: : `> ..., _
   .:.:.:´::::::::::::::::::::::::::::: :l    l      /       |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.
  :.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::: l     /ー、   <´__          |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:
  : : :.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::l  ,.イ;、   :l  _}  >、、      |:::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:
 :.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::: l ,/ マ∧ ..:l  l  ∠才 \.   |:::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::l/ /  マ∧..::l ,j∠才   :| \  :!::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:::::::::::::::::::::: /    マУ⌒ヾ才     |::: : ヽ:j:::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.

          丶 ヽ ヽi`:: :ト  ,,,       イ:: : l:: : : : : :  :: : : ヽ
              l:: : :i个 、   `ー′ イ .|:: : :!:: : : : : ノ:::: : : :i
             i:: : :l    〕 ‐- ´ 丶ヘヾ_ノ`ー- ´、:::::_:_: :ト. 、
             ,.┌ヽ:::| ̄´ i' _  ,.- i /`ヽ ̄,`!    i::: : : : :l
            ,   l l lゞ{.   l   `   l i:: : :|/// ヽ   ヽ:: : : イ          
             l   l! l i:::::)   l,. -── 、/ 'ヽヾソ/  i     (`: :ノ          ――――ねぇ
              l  ll ゙ ヾ'`   l!      / // /!   ヽ  r'´:::ノ
              l  l::ヽ\\  丶    /// ノ/、, ' i ノミ'´
              l   ヽ:::\丶ニ=、i!  ./´/ _/::/  ,   l::::::ノ
              j  〃 \:::::ー─-ヽ/´ ̄.::::::::_ノ   ',  lソヾ
             /  {    `ー ´ ̄(:::) ̄ ̄      ir⌒Y⌒Y⌒Y⌒i
          i   ',          /:::iヽ          ノi   l  l  l  |
           /|   乂       /.:::::l:::i        イ:/|   l  |  |  |\
           i      i`   -/.:::::::ノ:::ト _    /://|   l  |  |  | | |
         ヽ    l     l:::::イ::::::l       / | l |   l  |  |  | l |


                           〔二〕
         .......-――-....           |.....|
      ィ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:`...        lニニニl
.     ,.:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i№. ‐=≦圭圭≧=‐
.   ,/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ik   ̄ ̄|.....| ̄ ̄
  ,:i:i:i:i:i:ij{:i:i:i:i:i:i:ij{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:.     |.....|      ,,.,xzzxvx,、
  l:i:i:i:i:i:i{ l:i:i:i:i:i:ij{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|l:i:i:i|!:i:i:}    |.....|     f洲洲洲洲祕i
  |:i:i:i:i:i笊`:i:i:i:i:{ {f笊抃:i:i:i:j}:i:i:ij{:i:i:i}  zZZZZz    「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.l
  l:i:i:i:i:i|  ` ^ヾ{ 川:i:i:iリ ル 川:ij{:i:刈 〔三三三〕.   |         |
  `¨~刈f 衍   ィf芸拆 7i:i:i! } .ィ:::7―-  _   |__     |
     从 匕     弋ッ  ;i:i:i:ムイ:::::::::/ /  / / 7:::::/::「:〕    |
    〈l「 ::::  ′  ::::    l:i:i:il::::::::::::/          l|:::::l{::j{  ` ー  _
      八  、  _     /劜j{:::::::::::{ {       l|:::::l{::l{       }
     笊\  ー r...≦::く  笊l|:::::::::::{   、      l|:::::l{::l{::7 ‐-l     ′       あなたが私のマスター?
    l{i从     }i:i:i:リ 、 r祕i|::::::::::j}    ー― ヘ l{:::::l{::lr‐―‐ミ  /
     `メ  |  |ヾ仞i入=彡 l|:::::/         ,Т´/ ,    }/|
.         |  |  匁豺:ヽ _j}才              },| { (  {l ハ } |
.        _|  | ミ 刻:}辷笊j7           ,...,<..ヽ)ヽソ:i:iり__」
      rf:;   |`...、 泌! j{:i:i:iハ            /./......(....... Ⅶi:i:i:%. !
      |::;    !:::::::\祕:、双:i:i{:l        {..{.............ノ Ⅶi:i:i:%. |
      |7    |ヽ:::::::::)笊 ヽ:i:i:{ ㌔ _     >――v.  Ⅶi:i:i:%
.       {    | /}:;/l{:i:i}i  `` `〕  ̄`i}     |    ヘ.  Ⅶi:i:i:%
        - 、  ノ ニ __  __rf   ,.リ_         ___.Ⅶi:i:i:%
      /    ̄\  ̄`ヾ:::::::`ヽ     {i{      ...::::´:::::::::::::::Ⅶi:i:i:%
.             ヽ   L_::::::::::\   ノj{    _,..:´:::::::::::::::::::::::::::Ⅶi:i:i:%
     l   .ィニニニ≧ミ   {:::::::::::`:ー:´:l{__ .....:´:::::::__:::::::::::::::::: Ⅶi:i:i:%
      , /ニニニニニニニ № ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::::/    ` ー 、:ト、::Ⅶi:i:i:%
       ヽニニニニニニニニニニ№「:::::::::::::::::::::::::::::, ゙           ヽ:v:i:i:}!
          ` 寸ニニニニニニニニニ℡:ー- __:/             }∨リ
            ` ==ニニニニニニニニニニニニニ.メ              /::::}Y
              `¨ ー=ニニニニニニ才        ,.ノ...... _/:::ノ
                      ̄ 才f′        /.く:.:.:.:.v/´
                         ィ ニニ{        ノ:.:.:.:}:.:.:j}
                   ィfニニニニ ヘ        /` ー---




            【さらにおまけ】





           ィ=ニ、丶
       ___    ヾ丶
     , ´- ー -、,:;ヽ、  ,ノ ノ
   /       >:;:;:;;ン メ、_
  イ      , ´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
      -、/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : \  , --、
    i;:;:;/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヾ;:;::::::い

     ソ : : : : /: : : : : : ハ: : ll: : : : : : : : :::::::丶;;:::::::::}
    ∧ : : :;: /::l: : ハ: : ノ l:;八: :ノ|: :;ト : : : : ::::y:::::::/
   ,: : : : /::/::::廾厂ナト  レ ,乂_.l::ノ |: : : : :::::|;;,:ノ
   ,;: : : /: : /メイ   __       `ヾ、,l: : : : ::::ト、ヽ
  l : : / : : ,::ハィチ汽心`    ,__     l: : : : :::::| ヽ ヽ、
  l: : イ : : l::;.:キ 辻;;ソ     、___   |: : : :::::ノ   `ヾ
  l::/ | : : {ゾヾ、  ̄´  ,   ´ ̄`ヾ、,} ハ: : ヘ
  |/ i : : |::ト::∧'' ''' , - ―-、 '' ''' lリ_ノゞ、:ヘ

  リ  | : : lケ从∧  ヤ ̄ ̄ y    ハ: :l}: ::メ::ヘ           艦隊のアイドル♪那珂ちゃんだよー!よっろしくぅ!
     、 .:::|人メリ;ヘ   ー ´   くリ 八|::ノ ヽ:;l
      ヽl      > 、  イメー、_ ,リ
           _ァ にノ   /     メ--へ __
       _ィー´  レ´`ヽノ     /:::::::::::::::::::::::::ヽ
       ゞ、    ∧ /    /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
   マニ ̄l:::::::ヘ ___,V,ー―- ´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ



       7 .    i  :.    i:.     \ヽ、
       /: ./i |   l:. :.:. i:. |:.:.. i :. :. .ヽ
      ,::.:../:.:. l:. :.. .|:. |:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
   , イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : .:. l.∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i

     i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i :.:.:.:.:.:.| ∨:.:.:.:.:∧{ ヘ{ヘ:.:.:.:.:.ヘ
     l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|\:.:{ヘ{__,ヘ{ヘ/_≧ニ´ l:.:.:.:.i ヘ
     |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ≧=t_ュ≧=- i イiヒi≧ }ヘ:.:.{

      }ハ:.:.:.:.:.:.;∧{ ト- ´7/}:::::{_     i. ヽ
.       Ⅷ:.:.:.:.{.......   /  〈:::::::7      l  .〉
        }ハl ヘ:i.......      ._ _、   .l ./
        l ヒ 〈..........    /_  _{ム、  .!´
         ヽ. ヽ.........  ` -=-7    イ
          `=:.ヘ.........        ム{

           }:.:∧.\........      /......L_
            ル:.!∧........≧z:.._ -=_'. .:≦i:i|
           {ハト∧_ _ .:≦i:i:i:i:i:i:´ i|、

             「i:i:i:i:l |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i´  ! l⌒ ̄

              .li:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:7´  -7
             _ムi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ -‐7
           .ノi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ -‐7

         . :i:i:i:i:i:i:i:| l |:i:i′.7
       . : i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: | l |

     . : :i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:´ ///
_ : : :i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i´   ///



      ───

    (        )        ========、
    |  ` ー  ´ |       //   ========、
    |           |       //_ //   ========、
    |  ー 燃 -‐ └─ ,,      //_ //   ========、

    |      (        )       // _ //  ========、
    |       |  ` ー  ´ |          //_ //  鋼   \
      ー─ - .|           |            // _____ ヘ
         |  ー 燃 -‐ |

         |           |                          =======、
         |           |          ========、          //  鋼  \
          ー─ - ─‐ ´         //  ========、       //        ヘ
              -=ニ)弾二二)〕   //  //   ========、     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                        ヘ    ̄ //   //    ========、
                        /弾 ヘ     ̄ ̄ //   //    =======、
                     /ヾ//弾 /ヘ      ̄ ̄//   //  鋼  \
                    ' ´  /ヾ//弾/         ̄ ̄//_____ ヘ
                         l//ヾ /
                         | /

                   ___
             -=ニニニニニニニニニニニニニ=-

          .ィ≦ニニニニニニニニニニニニニニニニニニ》
         /ニニニニニニ=-‐   ̄ _  -=≦Yニ./
        .乂ニニ/==ニニニニニニニニニニニ> ´

           ` -=ニ.>ー≠<:::::::::ヽ>.<
             /:::::::::/´: ̄:\:::´:::/:`Y:\
                /::::::::::::/::::::::::::::/、ヽ:/::::::::!::::∧
           /::::::::::::/:::::::::|:::/=ミ、:{>- |::::}:∧

           /::::::::::::/:::::::::::|::{      __}:::八::}:,
          .′:::::::/::::::::::::::|::| _     ´ .j:/ }::::|∧
          |:::::::::/::::::i:::::::斗:|´     .ィ弐アハ:::l::::ト、
             从:::::′::::|::::::::::|.ィ斧`   Vソ_.{::|::|::::ト、{
          ./::::::/::::{:::::|::::::::::《しソ    'ゝ-、\|::::| }
          /::::::/:::イl:::::|::::::::::{        /:⌒:::::Vハ            
       /{::{:::{:::::::|:|::八:::::::::|、   ー=. 'У:^:::::人::|

            `ヽト、:八ト、::∧:::::{、>  , __ /:::::::/}::}:::|
             ー≠<{::八.   ̄ Y {::_:::イ{、ノ_ヽ八
                ./´: ̄:`ヽ:ト.、   Vハ、___ ノ}l∧
              {: : : : : : :∧ .≧=ァ水ニニミxイ : }
              |: /: : : :/ : } |  /∧∨≧=-Y ̄ `ヽ
                  V: : : : : : : ト{/{:{ }}ヾ、 ヽヽ`ヾ   ∨
                 ヽ: : : : : : {:ヽ .|:しノ .}}  Yハ    .}
                    人: : : : : : : ハ       八ノ    /:`ヽ
                  Y≧=-: :八     ./o{ヽ . イ : : : ∧
                     ∨Y : : : :个ー=≦--=≦: :\: : : /: :}
                  V乂 : : : :}:`ヽ: : : : : : : : : : : ≧ァ--'
                       V人: : :/: : : }: : : :/´: ̄lY¨´
                        ∨:.\: : : : : : /: : : : : :}:}
                    V: : :≧=-<: : : : : : : :リ
                       ∧: : : : : :,′: : : : : : : :′
                        /: :}: : : : : ′: : : : : : :./{
                   ノ}: : : : : : :l{: : : : : : : :./: }
                  /: |: :ト、: : : : }: : : : : : :/: 八
                   /: : : :|: :|:∧: : ::|: \: : : : : : :.∧
                . : : ´: : : : : : : :|: :∧: :.|: : : :\: : : :/: ∧



           <     :,   \
         /         }   } \
        /__,. ----==- 、ノ>―‐z.._ヽ
      /   /               } }
      /    {                | |
   r=彡 __ム  ゝ.,___     __,ノ  |ミ|
   ヽ: . . : . . :/                |:./
    ∨: . . : .7     ●      ●  j/
      \ -、/   //////////  | }
      {:         r――‐;     リ
      ゝ _,、..    乂.  ノ     .)  ムハー
           `  ...__           イ
             }三三r「{ ̄

            ィ´:.:.:o===o、
             /:.:||:.:.:.:.:.:.:|l|:.:.||:、
          /:.:.:.リ:.:.:.:.:.:.:|l|:.:.リ:.:i

            _____
          /´. : . : . : . : . :`\
       ./ : /´. :|\/|: .`\ ヽ
       ′/. : . : .|` ̄´| : . : . ∨',
        |:l||: .l| |    | |l : .|: .|: |
       Ⅵi |,ハ从{   }从,ハl i:Ⅳ
       Ⅵ:| ト、      ,.イ |:Ⅳ
         (,7 |_|     |_| マ,)
          込.     ー='   ノ!
         }ノ7iニム ムニiスハ{

            /.:|::.::.| ̄|o.::|:∧
         /.::.i|::.::.|  |o.::|i::∧
        (>7__|二|o__ヤ<)

             }////i|///,{
             |//// V//,|
              {[歹′ 又]]}


          _,/ ̄ ̄` ̄\、/レ
        //   ,  /\ .i i V〈
        / /  ∠ム/ ー-V l 「ヽ
         j v、!● :::::● i ' ├'
       /  〈  -=-'  / .i y
      / _ ,.イ , `ーゥ  t-!,、_У
      ´ ' .レ^V´ V_,ィtー〈  「| 「|

           / `央ー'j  \_|:| |:|
          ,/ー、{,_ノ /ー、!  \::::]




これで終わりです、依頼出してきます

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom