王「よく来たな、勇者母!!」 勇者「うん?」(10)

母「ごきげんよう、王様~」ニコニコ

勇者(うん?何故私をスルーするの?)

王「今日、母殿に来てもらったのは…」

勇者「ちょちょちょ、ちょっと待って」

王「うん?」

勇者「母に用件を言わなくてもいいですよ。私、そんなに子供じゃないし」

王「…ん?何?え、ていうか何で勇者がいるの?」

勇者「えっ」

王「えっ」

勇者「何でって…w王様、私に用事があっt」

王「ううん、全然」

勇者「えっ」

母「すいませんね~王様。この子一人で留守番させとくのは、不安でして~。つれてきちゃいました」

勇者「おい待て待て。お母さんが私についてきたんでしょうが!!?」

母「えっ」

勇者「んっ?」

母「ごめんね、なんとなく良い辛くて、秘密にしてたんだけど…。お城に呼ばれたの、あんたじゃなくて私なの」

勇者「…?っと、それはどういう…?え、王様、今日は魔王討伐の事で話があるんですよね?」

王「もちのろん」

勇者「じゃあ、私に用があるんじゃないですかぁ~。私、ゆうs」

王「いや、君のお母さんに、魔王討伐に行ってもらいたいの」

勇者「」

母「光栄ですぅ」

勇者「え、なになになんなの、はなしがまったくよめないよ?」

王「お母さん、行ってくれますね?」

母「勿論!国のため、必ずや魔王を倒してきますわ」

勇者「まってそれわたしのせりふ」

王「おお!なんと勇敢な戦士!ではこれを、さずけよう」

テッテッテッテテェーン

ゆうしゃのはは は でんせつのつるぎを てにいれた!

勇者「まってそれわたしがもらうやつ」

母「ありがたき幸せ!」

王「うむ、では、行くのだ!勇者母よ!」

母「はい!」

勇者「くぁwせdrftgyふじこlp;」

母「もーさっきから、うるさい!行儀よくせんか!」バシッ

勇者「」

母「さ!帰るよ!」グイグイ

勇者「…」

勇者(これはドッキリこれはドッキリこれはドッキリ)

=勇者家=

母「ふぃー、途中で買い物したから、疲れたわねぇ」

勇者「母さん」

母「ん?どした、勇者」

勇者「これはどういう事ですか」

母「あんたなんか目が死んでるわよwww」

勇者「答えてよ!!!!!!!」

母「oh」ビクッ

母「答えるも何も…私、勇者に選ばれたのよ」キリッ

勇者「じゃあ、じゃあ…私のこのご丁寧な名前は一体何さ!!?」

母「きゃーもう、怒鳴らないでよ!しょうがないじゃない、選ばれたもんは!」

勇者「大体おかしいよ!おかあさん、剣なんか持った事ないでしょ!」

母「笑止!母とはいつも、台所で剣を持ち…」

勇者「そ れ は 包丁だろがい!!」

母「うふふ~。実はカーチャン、昔はゴリゴリのアマゾネスだったのよぉ」

母「剣も使えれば、弓も使える、おまけに魔法もお手の物なのよぉ」キャピv

勇者「なにそれ初耳!!」

母「まぁ、選ばれちゃったモンはしょうがないし。明日、家出るわね」

勇者「…待ってよ!」

勇者「私、今まで一生懸命剣も、魔法も頑張ってきたんだよ!?勇者だもん!!」

勇者「それを何で母さんに、アッサリ取られないといけないわけ!?」ポロッ

勇者「うぅぅうぅ…」エグエグ

母「勇者… じゃあ、一緒に行こう♪」

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