男「ポッキー・ゲームは終末の」(11)

女「今日こそポッキー・ゲームだよ、男くん!」

男「――ああ。いよいよだな、女」


男(午前零時――溜め息。女が日付だけ指定したときは大抵、こうだ)

男「ルールの説明は、もういい――負ける気は更々無いがな!」

男(生涯最後の日曜日は、俺の負けによって儚く終えられるのだ)

男「――トリックの、宣言を」


女「トリックは……15本」

書き溜めなしです。そこは許してくださいな。

男(月曜に、神様は世界の種を蒔いた)


男「ポッキーゲーム? なんだそれ?」

女「知らないの? この世界に居て?? ……あんた、『男子校』出身でしょ?」

「マジかよ……」「男子校……!?」

男「――隠す気も無いがな。そう、俺は男子校出身だ」


男(この世界において、男女交際能力は即・出世能力だ)

男(つまりは、男子校は弱者の隔離施設のようなものである。切ねぇ)

女「……あなた。男って言ったわね」

男「正解だ」


女「ポッキーゲームをやりましょうよ。あくまで、稽古としてね」

男「いいのか? ここ居酒屋だけど」

女「基本は、居酒屋でやったりしないわ。少なくとも、二人っきりで、ね」


女「と言う事で、私はここで失礼いたします……これ、とりあえず1万」

「おい! そんな男子校出身は放っておけよ!」「帰んないで!」「」ガヤガヤ

男(深夜の公園。めっちゃ静か。ありえん)


女「――あっははは! はぁ、クールを演じるのも疲れるねー」

男「演技だったのか……アレか。酔うトコまで計算に入れたアレか」

女「男って、ほんと駄目だよね! ……まぁ、男子校出身なら仕方ないね」

男「まぁ、誇れるものじゃあないがな――」


女「もし、私が女子校出身だっていったら、信じる?」

男「いや、全然」

女「まぁ、こんな感じで。スペックは人によらずなんだよ?」

男「恐れ入った」


女「ポッキーゲームだよね。利用できるようになれば、人生勝ち組だよ」

男「そんなに重要なのか」

女「男女間の取引では、媚薬よりも有効だね」


女「簡潔に説明すると――あれは契約よ」

男「契約――」

女「まずは、棒状のお菓子を用意します。ここではポッキーを使用しましょう」

男「ポッキーゲームなのにポッキー以外も使えるのか」

女「それどころかお菓子ならなんでもいいわ。板チョコでも」


女「あっ、公式試合では駄目だよ?」

男「いや、公式試合があること自体驚きだわ」


女「用意したら……『トリック』の数を宣言しましょうかな」

女「これは、取れそうな試合の数ね。最大20本よ」

眠い。また夜来る。
※イチャイチャは無いです。

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