【艦これ】陽炎「不知火が…雷に殺された…」 (32)

・SSを書くのは初めてです

・今日夢で見た内容を艦娘に置き換えているだけなので、色々矛盾点があるかもしれません。
(途中で起きてしまったので終盤はオリジナルです)

・数人殺されてしまいますが、残酷な表現は余り入れないようにします。

E-6攻略のキラ付けついでにやっていくのでペースは遅いかもしれませんが、よろしくお願いします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408462961

陽炎「ふぅ…この寮のお風呂って、結構広くて気持ちがいいのよね」

陽炎「歯みがきして寝ようかなー…ってあれ…」

不知火「………」

雷「………」

陽炎「向かい側の寮の不知火と雷がなにか喧嘩してる?」

陽炎「なんて言ってるんだろ…」ガラガラ

陽炎「窓開けてもあんまり聞こえない…」

陽炎「あれ…なんか不知火が倒れ…って…雷が不知火を刺してる…!?」

陽炎「え、ちょ…助けなきゃ…!」

陽炎「どどど、どうしよう…!」

陽炎「とりあえず提督に連絡…?いや、でも先に不知火を…!」

陽炎「えっと、あー…どうしよ…急がなきゃ…」

ピンポーン

陽炎「だ、誰!?」タッタッタ

ガチャ

陽炎「あ…」

雷「こんばんは」

陽炎「こ、こん……えと…」

雷「陽炎。さっき見てたよね?」

陽炎「な、なんのこと…?」

雷「とぼけても無駄よ。私が不知火を殺したところ、見てたでしょ…?」

陽炎「……う、うん」

陽炎「あ、で…でも誰にも言わないから安心s」

雷「ごめんだけど、死んでもらっていい?」

陽炎「…」(ヤバい…)

陽炎(とにかく話題を変えよう…殺されたくなんかない…!)

陽炎「そ、その…不知火が何かしたの…?」

雷「別に」

陽炎「ちょっと気になるから教えてほしいな…」

雷「へぇ、興味があるなら教えてあげてもいいけど」

陽炎「教えて…?」

雷「うん。私のこと、可愛いって言ってきたのよ」

陽炎「…」

陽炎(…ん?)

陽炎(…はぁ?)

陽炎(え、そんなことで…ウソでしょ…?)

陽炎(で、でも…とりあえず乗らなきゃ…)

陽炎「そっか…人にそういうこと言われると恥ずかしいもんね」

雷「わかってくれる!?」

陽炎「う、うん…照れちゃうよね。そういう時って」

雷「そうなのよ!電と一緒に作ったきゅうりの漬物をおすそ分けしに行ったんだけどねー」

雷「こんな夜道に可愛い子が歩いてたら危ないですよって言われてさ!」

陽炎(ただの注意じゃんそれ…)

陽炎「あははは、でも本当雷可愛いし、危ないから気をつけなきゃダメだよ?」

雷「……」

雷「そうね!…なんか話してたらスッキリしたわ。私帰るから!」

陽炎「うん!それじゃあ気を付けてね。おやすみー!」

雷「おやすみ!」




陽炎「…帰った…よね?」

陽炎「怖かった…本当に、怖かった…」

陽炎「とりあえず、不知火の様子を見に行かなきゃ…!」

不知火「……」

陽炎「本当に、死んじゃったんだ…」

陽炎「ずっと一緒に同じ隊で活躍して行けると思ってたのに」

陽炎「ん?これは…携帯…」

陽炎「提督宛てにメールが打ってあるけど…これ、未送信だわ」

『たす』

陽炎「…これで提督に助けを求めようとしてたんだ…」

陽炎「提督に、雷が不知火を殺したことを伝えなきゃ…」

陽炎「提督…!」

提督「なんだ、こんな遅くに」

陽炎「雷が…不知火を殺しました……」

提督「…ん?」

提督「どういうことだ…?」

陽炎「雷が不知火を刺したところを見たんです」

提督「ウソだろ?」

陽炎「不知火が持っていた携帯を持ってきました。これで提督に助けを求めようとしたんだと思います…」

提督「……そうか」

提督「陽炎。君は今すぐ寮に戻って部屋のカギをしなさい」

提督「私は今すぐ憲兵に通報して、雷と直接話してみるよ」

陽炎「…わかりました。ありがとうございます」

陽炎「帰ってきたけど…」

陽炎「不知火……うっ…うぅ…」

陽炎「……」

陽炎「………」

陽炎「……ぁ…」


   あははは、でも本当雷可愛いし、危ないから気をつけなきゃダメだよ?


陽炎「…しまった…私、雷に可愛いって言っちゃった…」

陽炎(…もしかして…ヤバいかも…)





プルルルルルルルルルルルルル


陽炎「!?」ビクッ

陽炎「電話……?」

プルルルルルルルルルルルルルル

陽炎「だ、誰…?」ガチャ

陽炎「もしもし…」

雷「あ、陽炎?あのさー今ちょっと困っててさ!今日そっちで泊まらせてくれない?」

陽炎(………!!)

陽炎「あ、その…えっと…あ…」

陽炎(怖くて…声が出せない…)

陽炎「その…も、もも…もう…やめて…」

雷「ん?何を?」

陽炎「私…雷のことが怖くて…」

雷「…」

陽炎「……もう、やめt」プー・・・プー・・・

陽炎「…切れた……?」




ピンポーン


ピンポーン

陽炎「え!?…嘘、そこにいるの…!?」

ピンポーン  ピンポーン

陽炎「嫌…嫌だ…怖いよ…」

ピンポンピンポンピンピンピピピピピ

陽炎「……!」

陽炎「やめて!!来ないでよ!!!!」

陽炎「…来るな!!!どっか行け!!!」







陽炎「…止まった?」

今更ですけど、陽炎って提督じゃなくて司令呼びでしたね。次から直します。



陽炎「帰ったのかな…」

陽炎「怖いよ…助けて…司令…」

陽炎「…あ、そうだ…携帯で司令に伝えなきゃ…」

陽炎「携帯…携帯…」

陽炎「あ、あった」


  たすけt

雷「ねぇ」



陽炎「きゃああああああああ!?!?」

雷「何してたの?」

陽炎「えっ…いや、何も…」

雷「ちょっと見せてよ」ひょい

陽炎「あっ…」

雷「たすけてって…あぁ、司令官に助けてもらおうとしてたんだ」

雷「誰にも言わないって言ってなかった?裏切ったんだね」

陽炎「……どうやって入ってきたの」

雷「ん?どうやってって…陽炎さ、向かい側の私と不知火がいた寮を見てた時、窓開けっ放しだったじゃない」

陽炎「あ…」

雷「まぁいいや。とりあえず死んで」

陽炎「い、嫌ああああああああ!!!!!」

陽炎「来ないで!やめてよ…!死にたくない…こ、こんなの…おかしいって…!」

雷「逃げないでよ…。憲兵さん来たら捕まっちゃうからさ、私…急いでるんだけど…」

陽炎「知らないよそんなの…!嫌だ…近寄らないで!!」

雷「あはは…」



雷「追いついたっ…!」グサッ

陽炎「っつ………!!!」

陽炎「痛い……痛いよ……あ、ぁ…」

陽炎「ぁ……が……苦しい…」

陽炎(せめて…司令に…雷がここにいることを伝えなきゃ…)

陽炎(携帯…あ、ない…さっき取られたんだった…)

陽炎(不知火……ごめんね…私も殺されちゃうよ…はは…)

陽炎「……ぁ」

雷「ん?なに」

陽炎「…しらぬ……い…」ガクッ

雷「…?」

陽炎「」

雷「もしもし?聞こえるー?」

陽炎「」

雷「あぁ、なんか言おうとしてたみたいだけど、死んじゃったね」




雷「出てきていいわよ。司令官」

提督「終わったか」

提督「それにしても、1時間足らずで二人殺したな」

雷「もちろん。だってこの雷様よ?」

提督「流石だ雷。今度間宮羊羹でも奢ろう」

雷「ホント!?ありがとう司令官!!」

提督「おう、任せろ…それにしても、いつも任せて申し訳ないな…」

雷「しょうがないわ…これに関しては…横須賀の方の鎮守府からの命令なんだし…」

提督「あぁ、そうだな…艦娘二隻を解体する任務…これは本来俺がやるべきなんだが…すまない」

雷「そんなに謝らないでよ司令官…!私だって、理解してるわ…」

雷「だって、提督には…腕がないんだもの…」

雷「提督が生まれ持った障害は、秘書艦の私が支えてあげる…」

>>18 最後の二つのセリフ、提督じゃなくて司令官に訂正です


提督「本当に申し訳ない…」

雷「いいのよ…大丈夫。そんなことより、もっと明るい話題がいいわ!」

雷「間宮羊羹はどの種類買ってくれるの!?」

提督「あぁ、んー…そうだな…」

提督「栗羊羹は好きか?」

雷「栗羊羹!?本当に!?私大好き!!栗羊羹がいい!」

提督「あはは、雷は可愛いなぁ…。わかったよ。栗羊羹だね」





雷「……」




提督「どうしたんだ?」

雷「…なんでもないわ!それじゃあ、栗羊羹ね!」



おわり

夢の内容があまりにも怖くて 実際は陽炎(夢では自分)が刺されたあたりからこれ夢じゃね…?と気づいて目が覚めたので 内容が凄く鮮明に残ってました

ブラック雷ちゃんで申し訳ないです プラズマちゃん見てたらこれもいいかなと思ってやりました 反省してます

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年09月25日 (金) 00:44:29   ID: GH-xTwxc

ちょっと雷を轟沈させてくる。

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