男「ぼくのかのじょはとてもすてきなかのじょです」(14)

女「おっはよー!迎えきたよー!」

男「うん、おはよう」

女「もー、朝から元気ないぞー?」

男「あははは……」

女「もー……ところで、さ……」

男「…………はい」

女「なんで昨日メール返してくれなかったの、ねえ?」

男「…………」

女「私、何通も送ったよね?正確には180通。返事がこないからずっと起きて待ってたんだけど」

男「…………」

女「なんで返してくれなかったの面倒くさかった?私のメールが面倒くさかったの?それともなに?私のこと嫌いになった?ねえ?ねえ?ねえ?私のことが嫌いなったんだ。死のう。死んでやるわ。あなたに愛されなくなったら生きている意味なんてないもの。あなたを殺して私も死んでやるわ」

男「…………」

女「何か言いなさいよ。言ってよ。言いなさい」

男「……ごめんなさい」

女「…………」

男「昨日は途中で寝ちゃったんだ。朝会ったらすぐに謝ろうと思ってて……」

女「…………」

男「ごめんなさい」

女「……もー!寝ちゃったんだー!ひどーい!」

男「ごめんね」

女「でも眠たかったのなら先に言ってよねー。メールが返ってこなくて不安になったんだから!」

男「次からは気をつけるよ」

女「本当に気をつけてね!」

男「うん」

女「…………次はないから」

男「…………うん」

はい

はいじゃないが

うん

いや、うんでもないが

うむ

いや、うむでもないが

ほーん

で?

はやくしろよ

女「それじゃあ学校行こっか!」

男「うん!」

女「…………」

男「…………」

女「……ねえ」

男「……なにかな?」

女「…………」

男「…………」

女「手、繋ぎましょ?」

男「うん!」

女「…………」

男「どうしたの?」

女「あなたの手、あったかいなって」

男「そうかな」

女「うん。あたたかくてとても安心する」

男「そこまで言われると照れるよ、大げさだなあ」

女「大げさなんかじゃないよ。こうしてるととっても心が安らぐもん」

男「そっか」

女「うん。つい独り占めしたくなっちゃうくらいに」

男「…………」

女「そういえばね」

男「うん」

女「今日、何の日かわかる?」

男「え……」

女「…………」

男「…………」

女「……わかる?」

男「わか……らない」

女「……そっかー、わかんないかー」

男「…………」

>>3から>>10の流れでクソワロ吹いたwww
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