ｼｭｳｳｳｳｳｳｳ････

海未「相変わらず、ツメが甘いですね穂乃果･･･」

穂乃果「耐えた！？」

海未「”気合いのタスキ”です。これがあるとＨＰ満タンならどんな攻撃も耐えられるんですよ」

花陽「出た！どんな致命傷の攻撃でも耐えるというある種恐ろしさを感じる”気合いのタスキ”。穂乃果ちゃんはタスキを潰せる事前にステロを巻いておいたほうがよかったかもしれないね･･･」

真姫「ステロが漂ってる学校になんて通いたくないわ」

海未「反撃です！」

”海未の往復ビンタを使った”　”5回当たった！”
　
花陽「ああっ！インファイトを使って防御が下がった穂乃果ちゃんには耐えられるわけないよ･･･」

真姫「今、計算したけど海未の往復ビンタ5回で無振り穂乃果は確一みたいね」

穂乃果「さすが海未ちゃん。けっこうきくなぁ」

海未「！？」

穂乃果「えへへ･･･驚いた？秘密はこれだよ。さっきお昼ご飯に混ぜて食べた”白いハーブ”」

花陽「そっか！穂乃果ちゃんは白いハーブを使ってインファイトで下がった能力を元に戻したんだ」

真姫「白いハーブインファなんて聞いたことないわ･･･やるわね穂乃果。私が思いつかないことを平然とやってのける」

花陽(海未ちゃんに先制技はあるけど穂乃果ちゃんも多分先制技持ち･･･ＨＰが残り1の海未ちゃんの負けかもしれない)

理事長「ちょっとあなたたち！何をやってるの！」

海未(チャンス･･･)

“海未は自身をひっこめて理事長をくりだした”

“理事長はプレッシャーをはなっている”

真姫「さすが理事長･･･プレッシャーがハンパないわ」

穂乃果「くっ！･･･」

花陽「穂乃果ちゃんも理事長には手を出せないみたいね」

穂乃果「でも私やるったらやる！だって音乃木坂が好きなんだもん･･･。理事長を倒して廃校を阻止するんだ！」

”穂乃果のインファイト”

理事長「甘いわ！」

”理事長はみがわりをつかった”

(・8・)「ﾁｭﾝ･･･」

真姫「あれは･･･ことり！」

穂乃果「えいっ！」ｼｭﾝ！ﾊﾞｼﾊﾞｼ！

(・8・)「ﾁｭｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳﾝ！」

”理事長の身代わりはきえてしまった！”

穂乃果「まだまだっ！」

”穂乃果のインファイト”

”理事長はみがわりをつかった”

(・8・)「ﾁｭｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳｳﾝ！」

真姫「ジリ貧ね･･･理事長の方が素早さが速いから、穂乃果の防御が延々と下げられてしまう」

花陽「それだけじゃないよ真姫ちゃん、理事長の特性は”プレッシャー”。いつもより一つＰＰが多く減っているんだよ」

真姫「もしかして･･･！？」

花陽「気付いた？インファイトのＰＰは5しかないから海未ちゃんに打った1回と特性プレッシャーの理事長に打った2回でインファイトのＰＰは切れてしまってるよ」

真姫「そして理事長側は”身代わり”連打で安定ね」

花陽(どう動く？穂乃果ちゃん･･･)

穂乃果「私は諦めたくない･･･だって諦めさえしなければ道はきっと拓かれるはず」

”穂乃果は自身をひっこめてにこを繰り出した”

にこ「ﾆ↓ｺｫ↑ー！」

“理事長は身代わりを使った”

真姫「う''ええ！　ここでにこちゃん！？」

花陽「ここで出しても身代わり破壊ぐらいしかできないかも･･･」

穂乃果「にこちゃん！”うたう”だよっ！」

にこ「にっこにこ～♪」

”にこはうたうをつかった！”

花陽「その手があった！」

真姫「さすがにこちゃんね･･･身代わりを貼っている状態でも音関連の技は貫通するはず！そしてもちろん”うたう”は身代わり貫通よ･･･」

花陽(ただ･･･)

”理事長には効かなかった”

花陽「そう”うたう”の命中率はたったの55･･･エッジやドロポンの比にならないくらい低いです･･･」

”理事長のおんがえし”

”にこは倒れた”

真姫「ええっ！にこちゃん･･･」

花陽「今の外しは痛かったね･･･しかも理事長の身代わりは残ったままだよ、もうあきらめるしかないのかも･･･」

ﾎﾟﾝﾂ！

花陽「えっ！今、肩を叩いたの誰･･･！？って凛ちゃん！」

凛「かよちんが困ったときは凛が助けるっていつも言ってるにゃ、かよちんが凛を応援さえしてくれれば凛ははらだいこを積んだマリルリよりもパワーアップだよ」

花陽「凛ちゃん･･･！」

”にこを引っ込めて凛を繰り出した”


凛「テンション上がるにゃー！」

理事長「やっと骨がある学生と戦えそうね」

”凛の攻撃”

花陽「凛ちゃんが先手をとった！って凛ちゃんが身に着けているアレは！？」

凛(そうこれは昔かよちんが凛にくれたスカーフ。他の人にとってこのスカーフはただのスカーフかもしれない･･･でも凛にとってこのスカーフは･･･)

凛「誰よりもこだわりをもつ”こだわりスカーフにゃ”」

”凛の連続パンチ！”

ｶﾞﾝ！”理事長の身代わりは消えてしまった”

ｶﾞﾝ！ｶﾞﾝ！ｶﾞﾝ！ｶﾞﾝ！

理事長「連続技とは予想外だったわ･･･！」

凛「凛の5回すべて当てた連続パンチを耐えた･･･？」

”理事長の恩返し”

凛「う・・・」ﾊﾟﾀッ！

”凛は倒れた！”

花陽「凛ちゃん！」

”凛の炎の体！”　

花陽「！？」

”理事長はやけどを負ってしまった！」

真姫「ふふ･･･花陽への熱い思いが特性”炎の体”になって現れたようね、凛やるじゃない！」

花陽「もう･･･凛ちゃんは無理をしすぎだよ。このバトルが終わったら早急にポケモンセンターにいかないと」

花陽「理事長はやけど状態になって攻撃が著しく下がってるはずあとは･･･」

絵里、希「3年生の出番(ね、やね)」

絵里「希、私はロシアで特殊防御を鍛えて特殊技を受けきれるように突撃チョッキを着て来たわ。物理技はあなたに任せたわよ」

希「エリチ、ウチをなめたらいかんよ。理事長は強い、やけどやけど状態の理事長の技を受けきれんわけがないやん」

真姫(やけどがまぎらわしいわね)

凛を戻して絵里を繰り出した！

”もどれ絵里　いけっ希！”

”理事長の恩返し！”

”理事長はゴツメとやけどのダメージを受けた”

希「さすが理事長の攻撃はハンパないね」

真姫「絵里を出して即入れ替え希を繰り出した・・・?　どういうことなの？」

花陽(おそらく･･･！)

”もどれ希　いけっ絵里！”

”理事長のハイパーボイス”

”理事長はやけどのダメージを受けた”

絵里「ハラショー」

花陽(物理耐久がある希ちゃんを物理技がくるタイミングで繰り出し、特殊耐久がある絵里ちゃんを特殊技でくるタイミングで繰り出し、やけどダメージを稼ぐ作戦だよね。でもこの立ち回りで相手にも作戦がバレたはず･･･ここからが交換読みを制さなければならないホントの勝負だよ！)

”理事長のハイパーボイス”

理事長(居座った！？)

絵里「こう見えても昔はかしこい！かわいい！エリーチカと呼ばれていたのよ」

”絵里のサイコキネシス”

”理事長はやけどのダメージを受けた”

理事長(次はどうしようかしら･･･)

絵里(リスクを負わなきゃ理事長には勝てない･･･)

”理事長のハイパーボイス”

理事長(この私が2度も読み負けるなんて！)

絵里「やっぱり2度受けるのはキツいわね･･･」

”絵里のサイコキネシス”

”理事長はやけどのダメージを受けた”

理事長(･･･)

絵里(頼んだわよ･･･希！)

”絵里は自身を戻して希を繰り出した”

”理事長のハイパーボイス”

希「うわああああああああああああああああああ」

絵里「ハラショー　読まれたわね。仕方ない私がでるしか･･･」

”絵里を繰り出した”

”理事長のおんがえし”

絵里「う･･･」

”絵里は倒れた”

”理事長はやけどのダメージを受けた”

希「･･･」

花陽「もうだめだよ･･･ほとんどの人が倒されちゃった。もう降参するしかないかも･･･」

穂乃果「あきらめちゃだめだよ！」

花陽「穂乃果ちゃん！？」

真姫「だめよ！穂乃果！もうあなたはインファイトのＰＰを使い果たしちゃってるじゃない！」

穂乃果「分かってるよ！でも、でもさ！頭じゃダメって分かっても立ち向かわないといけないときがあるんだよ！それが『今』なんだよ！」

”穂乃果は自身を繰り出した”

穂乃果「･･･？」

理事長「ふふ、インファのＰＰが切れてる今、あなたはどう私に立ち向かうの？」

穂乃果「なんだか･･･力があふれてくる･･･！」

希(驚いたやろ･･･それがウチのスピリチュアルパワー”みかづきの舞”　ウチから穂乃果ちゃんへの誕生日プレゼントや)

花陽「あの光はみかづきの舞！自分が瀕死になる代わりに次に出す人をＨＰ、ＰＰともに全回復させる技！」

穂乃果「よし！いっくよー！」

穂乃果「インファイトだよっ！」

”穂乃果のインファイト”

理事長(なん････で････？)

ｼｭﾝ！ﾊﾞｼﾊﾞｼﾊﾞｼﾊﾞｼﾊﾞｼﾊﾞｼﾊﾞｼﾊﾞｼﾊﾞｼﾊﾞｼﾊﾞｼﾊﾞｼﾊﾞｼﾊﾞｼﾊﾞｼ！

理事長「きゃあああああああああああああああああああああああ」

”理事長は倒れた”

こうして後続の海未ちゃんも石化で倒し、穂乃果たちは勝利を得た。

穂乃果たちが理事長を倒したことにより、廃校は阻止されることとなった。

また、理事長を倒したことは他校にも広まりラブライブへの出場も決まった。

余談だが本日は8月3日

かつてない戦いを終えたμ'sの打ち上げパーティの第一声は誰もが準備してきたものであった。

その一声はもちろん

「穂乃果ちゃん！誕生日おめでとう！」　　　おわり