海未「ぷにぷにしたいです」(17)


海未「はいっ、今日の練習はここまでです。」

凛「はぁ…はぁ…疲れたよー。」

海未「今日のメニューはかなりハードに組んでいましたからね。ゆっくり休んで疲れを残さないようにしてください。」

花陽「ピャァぁぁ……動けないよ……。」

海未「花陽、大丈夫ですか?手を貸しますよ。」

花陽「あ、ありがとう…海未ちゃん…。」


つるっ

花陽「へっ!?」

海未「うわぁっ!?」

どしーん

海未「う、うーん……。っは!?」

海未(転んだ拍子に花陽と、み、密着してしまいましたっ!)

海未(花陽の体の感触が全身に伝わる……って私は何を考えて……!!)


花陽「いてててて…。あっ!ごめんね、海未ちゃん!すぐにどくね!」

海未「あ、いえ、大丈夫ですよ。それよりケガはありませんか?」

花陽「う、うん…。大丈夫だよ、ありがとう。」

凛「かよちん、早く部室に戻ろー!」

花陽「あ、うん。今行くよー!」たたたっ

海未「あっ……」


海未(さっきの花陽の体の感触…まだほんのりと残っています。)

海未(ぷにっとしていて柔らかくて…穂乃果やことりとはまた違った感じでした。)

海未(特にお腹は絶妙な感触で今まで体験したことがないような感覚で……)

海未(…なんでしょう。もう一度触りたいような…。)うずうず

海未(はっ!何を考えているんですか私は!後輩のお腹を触りたいだなんて…!)

海未(変なことを考えるのはやめましょう…。なんだか疲れているのかもしれません。)


次の日

海未「それでは練習を始めましょう。みんなストレッチのペアを組んでください。」

穂乃果「ことりちゃん一緒にしよー」

ことり「いいよ♪穂乃果ちゃん。」

海未(私は誰と組みましょうかね…。あっ、花陽も1人ですね。)

海未「花陽。一緒にやりませんか?」

花陽「あ、うん。いいよ海未ちゃん。」


絵里「あ、みんなちょっと聞いて。ストレッチと一緒にやってほしいことがあるの。」

絵里「昨日調べてみたんだけど、ストレッチと一緒にやるといいマッサージがあるみたいで、今日はそれもやってもらうわ。」

海未「マッサージですか。わかりました。」

絵里「じゃあ先にやって説明してみせるから、みんなも真似してやってみて。」

花陽「マッサージかぁ…。どんなのなんだろうね?」


絵里「海未。もう少し花陽のことを強く押してあげて。」

海未「は、はい。わかりました。」

ぎゅーっ

海未(しかし…このマッサージはアレですね。凄いボディタッチが多いというか…)

海未(なんだか、昨日みたいに花陽のぷにぷに感が伝わってきて…)

海未(い、いけません。余計なことを考えずに集中するのですっ)

ぷにぷにぷにいいいい

海未(ほあああぷにぷにしますうううううう)

海未(う、うぅぅ…しかしお腹は触ることができません。これでは生殺しです…。)


絵里「はい。じゃあ次はさっきと交代してやって」

海未(はぁ…はぁ…頑張ってぷにぷに欲に打ち勝つことができました。)

海未(次はマッサージされるだけだから大丈夫なはずです…。気持ちを落ち着けましょう。)

花陽「んっ…これぐらいの強さでいいかな?」ぷにぷに

海未(んあああああ手がああああぷにぷにいいいいいいいいいいああああああああああああ)

海未(手から直に花陽のぷにぷにを感じることでさっきよりもやばいです!うおおおお)

─────────

海未(な、なんとか耐えきりました…。危うく完全に落ちきるところでした。)

海未(し、しかしこれはかなりまずいです。もう心が限界です。花陽をぷにぷにしたくて仕方がないです。)

海未(あと1回……あと1回触ってしまったらきっと私は堕ちてしまいます。)

海未(なんとか…なんとか…今日だけでも花陽と触れ合わないようにしなければ…)

海未「そ、それでは次のpvのダンスの練習に入りましょうか。それぞれ今日行うシーンのペアと練習してください。」


海未(そういえば、今日のペアは誰だったでしょうか。)

花陽「海未ちゃん、私達も練習始めよっか。」

海未(花陽でしたああああああ忘れてましたああああああああああ)

花陽「き、今日のシーンはハグするところだね。少し恥ずかしいなぁ…」

海未(これはダメですね。)


海未(いや、園田海未、ここは覚悟を決めるのです。)

海未(こんなことで挫けていてどうするのですか。このままでは園田の名が折れます!)

海未(絶対にぷにぷにになんて負けません!かかってきなさい!)

花陽「えいっ!は、ハグってこんな感じかなぁ…?」ぷにぷにいいいい

海未「あっ」(昇天)

─────────

海未「……はっ!?ここは!?」

花陽「保健室だよ。海未ちゃん。」

海未「…そうですか。私はあの時気を失って…」

花陽「練習中に急に倒れちゃったからびっくりしたよぉ…どこか体調でも悪いの?」

海未(あまりのぷにぷに欲に耐えきれず、失神してしまったのでしょうね。)

花陽「とりあえず、今日の練習は休んでまた明日から…」


海未「花陽、1つお願いしてもいいですか?」

花陽「えっ?な、なに?」

海未「花陽のお腹をぷにぷにさせてほしいのです。」

花陽「えぇっ!?え、な、なんで?」

海未「理由なんてなんでもいいではないですか。さぁさぁ」

花陽「う、うん…ちょっとだけなら…」


ぷにぷにぷにぷに

海未(あぁ…こういうことだったんですね…)

海未(これが…私が求めていたもの…)

花陽「あ、あの……もういいかな?」

海未「もう少しだけ…お願いします…。」ぷにぷに

花陽「うぅぅぅ………///恥ずかしい……///」


数日後

海未「花陽、ぷにぷにさせてください。」

花陽「また今日も…?もう今週で4回目だよ?」

海未「我慢ができないのです…お願いしますぅ…」

花陽「うぅ…なら少しだけ…」

海未「あぁ……たまりませんねこれは」ぷにぷにぷにぷにぷにぷにぷにぷに

花陽「だ、誰か助けて~~!」

終わりです。

ここまで見ていただきありがとうございます。

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